JPH0511233B2 - - Google Patents
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- JPH0511233B2 JPH0511233B2 JP62037646A JP3764687A JPH0511233B2 JP H0511233 B2 JPH0511233 B2 JP H0511233B2 JP 62037646 A JP62037646 A JP 62037646A JP 3764687 A JP3764687 A JP 3764687A JP H0511233 B2 JPH0511233 B2 JP H0511233B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- control member
- pressure
- vane
- compressor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 20
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 11
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C28/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
- F04C28/10—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
- F04C28/14—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using rotating valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば自動車用空調装置の冷媒圧縮
機として用いられるベーン型圧縮機、特に圧縮開
始時期を制御して吐出容量を可変制御し得るよう
にしたベーン型圧縮機に関する。
機として用いられるベーン型圧縮機、特に圧縮開
始時期を制御して吐出容量を可変制御し得るよう
にしたベーン型圧縮機に関する。
(従来技術及びその問題点)
従来、このようなベーン型圧縮機としては、例
えば、本出願人により出願された特願昭61−
159309号がある。
えば、本出願人により出願された特願昭61−
159309号がある。
このベーン型圧縮機は、両側をサイドブロツク
にて閉塞したカムリングと、該カムリング内に回
転自在に配設されたロータと、該ロータのベーン
溝に摺動自在に嵌装されたベーンとを備え、前記
サイドブロツク、カムリング、ロータ及びベーン
によつて画成される空隙室の容積変動によつて流
体の圧縮を行なうようにしてベーン型圧縮機にお
いて、前記両サイドブロツクのうちの吸入ポート
を有するサイドブロツクに設けられたバイパスポ
ートと、前記吸入ポートを有するサイドブロツク
に設けられた且つ低圧室側と高圧室側とに連通す
る圧力作動室と、該圧力作動室内に該圧力作動室
内を前記低圧室側に連通される第1の室と該低圧
室側及び前記高圧室側に連通される第2の室とに
気密に区画する如くしてスライド可能に嵌装され
た受圧部材を有すると共に前記バイパスポートの
開き角を制御する環状の制御部材と、該制御部材
を前記バイパスポートの開き角が大きくなる方向
に付勢する付勢部材と、前記第2の室と低圧室側
とを連通する低圧連通路と、前記第2の室と高圧
室側とを連通する高圧連通路と、これら両連通路
に跨つて配設されて前記低圧室側圧力が所定値以
上の時、前記低圧連通路を閉塞すると同時に前記
高圧連通路を開口し若しくは前記低圧連通路を閉
塞した後前記高圧連通路を開口し且つ前記低圧室
側圧力が所定値以下の時、前記低圧連通路を開口
すると同時に前記高圧連通路を閉塞若しくは開口
量を絞り若しくは前記高圧連通路を閉塞した後前
記低圧連通路を開口する弁機構とを具備し、前記
第1の室と第2の室との差圧に応じて前記制御部
材が回動して前記バイパスポートの開き角を制御
することにより圧縮開始時期を制御して吐出容量
を可変制御し得るようにしたことを特徴とするベ
ーン型圧縮機である。
にて閉塞したカムリングと、該カムリング内に回
転自在に配設されたロータと、該ロータのベーン
溝に摺動自在に嵌装されたベーンとを備え、前記
サイドブロツク、カムリング、ロータ及びベーン
によつて画成される空隙室の容積変動によつて流
体の圧縮を行なうようにしてベーン型圧縮機にお
いて、前記両サイドブロツクのうちの吸入ポート
を有するサイドブロツクに設けられたバイパスポ
ートと、前記吸入ポートを有するサイドブロツク
に設けられた且つ低圧室側と高圧室側とに連通す
る圧力作動室と、該圧力作動室内に該圧力作動室
内を前記低圧室側に連通される第1の室と該低圧
室側及び前記高圧室側に連通される第2の室とに
気密に区画する如くしてスライド可能に嵌装され
た受圧部材を有すると共に前記バイパスポートの
開き角を制御する環状の制御部材と、該制御部材
を前記バイパスポートの開き角が大きくなる方向
に付勢する付勢部材と、前記第2の室と低圧室側
とを連通する低圧連通路と、前記第2の室と高圧
室側とを連通する高圧連通路と、これら両連通路
に跨つて配設されて前記低圧室側圧力が所定値以
上の時、前記低圧連通路を閉塞すると同時に前記
高圧連通路を開口し若しくは前記低圧連通路を閉
塞した後前記高圧連通路を開口し且つ前記低圧室
側圧力が所定値以下の時、前記低圧連通路を開口
すると同時に前記高圧連通路を閉塞若しくは開口
量を絞り若しくは前記高圧連通路を閉塞した後前
記低圧連通路を開口する弁機構とを具備し、前記
第1の室と第2の室との差圧に応じて前記制御部
材が回動して前記バイパスポートの開き角を制御
することにより圧縮開始時期を制御して吐出容量
を可変制御し得るようにしたことを特徴とするベ
ーン型圧縮機である。
しかしながら、上記ベーン型圧縮機において
は、前記付勢部材は例えばねじりコイルばねであ
り、該ねじりコイルばねのコイル部は前記サイド
ブロツクの前記ロータとは反対側側面に突設され
たボス部の外周に嵌合し、該ねじりコイルばねの
一端は前記制御部材に、その他端は前記ボス部に
夫々係止される構成であるので、(1)前記ねじりコ
イルばねのコイル部どうしが線間接触し、或はね
じりコイルばねがその不安定な保持によりぐらつ
いて倒れ、そのコイル部が前記ボス部の外周面に
接触することによつて摩擦力が発生することがあ
り、該摩擦力が制御部材のヒステリシスの原因と
なり、前記制御部材を正確に制御することができ
ず、圧縮機の制御性に悪影響を及ぼす虞れがある
という問題点がある。
は、前記付勢部材は例えばねじりコイルばねであ
り、該ねじりコイルばねのコイル部は前記サイド
ブロツクの前記ロータとは反対側側面に突設され
たボス部の外周に嵌合し、該ねじりコイルばねの
一端は前記制御部材に、その他端は前記ボス部に
夫々係止される構成であるので、(1)前記ねじりコ
イルばねのコイル部どうしが線間接触し、或はね
じりコイルばねがその不安定な保持によりぐらつ
いて倒れ、そのコイル部が前記ボス部の外周面に
接触することによつて摩擦力が発生することがあ
り、該摩擦力が制御部材のヒステリシスの原因と
なり、前記制御部材を正確に制御することができ
ず、圧縮機の制御性に悪影響を及ぼす虞れがある
という問題点がある。
さらに、上記ベーン型圧縮機においては、第1
2図に示すように、制御部材Aはその外径側を基
準にして、即ちその外周面の一部A1がねじりコ
イルばねCの付勢力によつてサイドブロツクBの
内壁面に接触するように、サイドブロツクBの環
状凹部B1内に嵌装され且つ位置決めされている
ので、制御部材Aの中心部から該制御部材Aの外
周面とサイドブロツクBの内壁面又は回転軸Dと
の接触部までの距離が長く、これによつて前記接
触により発生し且つ該制御部材Aに作用するトル
クが大きく、これが制御部材Aのヒステリシスの
原因となり、制御部材Aを正確に制御することが
できず、圧縮機の制御性に悪影響を及ぼす虞れが
あるという問題点がある。
2図に示すように、制御部材Aはその外径側を基
準にして、即ちその外周面の一部A1がねじりコ
イルばねCの付勢力によつてサイドブロツクBの
内壁面に接触するように、サイドブロツクBの環
状凹部B1内に嵌装され且つ位置決めされている
ので、制御部材Aの中心部から該制御部材Aの外
周面とサイドブロツクBの内壁面又は回転軸Dと
の接触部までの距離が長く、これによつて前記接
触により発生し且つ該制御部材Aに作用するトル
クが大きく、これが制御部材Aのヒステリシスの
原因となり、制御部材Aを正確に制御することが
できず、圧縮機の制御性に悪影響を及ぼす虞れが
あるという問題点がある。
(発明の目的)
本発明は上記問題点に着目してなされたもの
で、制御部材と他部材との接触により発生し、該
制御部材に作用するトルクを軽減することによ
り、該制御部材のヒステリシスを軽減し、圧縮機
の制御性を向上したベーン型圧縮機を提供するこ
とを目的とする。
で、制御部材と他部材との接触により発生し、該
制御部材に作用するトルクを軽減することによ
り、該制御部材のヒステリシスを軽減し、圧縮機
の制御性を向上したベーン型圧縮機を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
かかる目的を達成するための本発明の要旨は、
両側をサイドブロツクにて閉塞したカムリング
と、該カムリング内に回転自在に配設されたロー
タと、該ロータのベーン溝に摺動自在に嵌装され
たベーンとを備え、前記サイドブロツク、カムリ
ング、ロータ及びベーンによつて画成される空隙
室の容積変動によつて流体の圧縮を行なうように
したベーン型圧縮機において、前記両サイドブロ
ツクのうちの吸入ポートを有するサイドブロツク
に設けられたバイパスポートと、前記吸入ポート
を有するサイドブロツクに設けられ且つ低圧室側
と高圧室側とに連通する圧力作動室と、該圧力作
動室内を前記低圧室側に連通される第1の室と前
記高圧室側に連通される第2の室とに気密に区画
するように該圧力作動室内にスライド可能に嵌装
された受圧部材を一側面に有すると共にサイドブ
ロツクの環状凹部内に正逆回転可能に嵌装され、
前記第1の室と第2の室との差圧に応じて回動し
て前記バイパスポートの開き角を制御する環状の
制御部材と、該制御部材を前記バイパスポートの
開き角が大きくなる方向に付勢する付勢部材とを
具備し、前記制御部材をその内径側を基準にして
前記環状凹部内に位置決めして成ることを特徴と
するベーン型圧縮機に存する。
両側をサイドブロツクにて閉塞したカムリング
と、該カムリング内に回転自在に配設されたロー
タと、該ロータのベーン溝に摺動自在に嵌装され
たベーンとを備え、前記サイドブロツク、カムリ
ング、ロータ及びベーンによつて画成される空隙
室の容積変動によつて流体の圧縮を行なうように
したベーン型圧縮機において、前記両サイドブロ
ツクのうちの吸入ポートを有するサイドブロツク
に設けられたバイパスポートと、前記吸入ポート
を有するサイドブロツクに設けられ且つ低圧室側
と高圧室側とに連通する圧力作動室と、該圧力作
動室内を前記低圧室側に連通される第1の室と前
記高圧室側に連通される第2の室とに気密に区画
するように該圧力作動室内にスライド可能に嵌装
された受圧部材を一側面に有すると共にサイドブ
ロツクの環状凹部内に正逆回転可能に嵌装され、
前記第1の室と第2の室との差圧に応じて回動し
て前記バイパスポートの開き角を制御する環状の
制御部材と、該制御部材を前記バイパスポートの
開き角が大きくなる方向に付勢する付勢部材とを
具備し、前記制御部材をその内径側を基準にして
前記環状凹部内に位置決めして成ることを特徴と
するベーン型圧縮機に存する。
(作用)
そして、上記ベーン型圧縮機では、制御部材
は、その内径側を基準にしてサイドブロツクの環
状凹部内に位置決めされるので、制御部材の中心
部から該制御部材とサイドブロツク等の他部材と
の接触部までの距離が短くなり、これによつて制
御部材と他部材との接触により発生し且つ該制御
部材に作用するトルクが軽減される。
は、その内径側を基準にしてサイドブロツクの環
状凹部内に位置決めされるので、制御部材の中心
部から該制御部材とサイドブロツク等の他部材と
の接触部までの距離が短くなり、これによつて制
御部材と他部材との接触により発生し且つ該制御
部材に作用するトルクが軽減される。
(実施例)
以下、本発明の各実施例を添付図面に基づき説
明する。
明する。
第1図から第8図は本発明の第1実施例を示し
ており、第1図は本発明のベーン型圧縮機の縦断
面図であり、同図中1はハウジングで一端面が開
口する円筒形のケース2と、該ケース2の一端面
にその開口面を閉塞する如くボルト(図示省略)
に取り付けたリヤヘツド3とからなる。前記ケー
ス2のフロント側上面には熱媒体である冷媒ガス
の吐出口4が、また、前記リヤヘツド3の上面に
は冷媒ガスの吸入口5がそれぞれ設けられてい
る。これら吐出口4と吸入口5は後述する吐出室
と吸入室にそれぞれ連通されている。
ており、第1図は本発明のベーン型圧縮機の縦断
面図であり、同図中1はハウジングで一端面が開
口する円筒形のケース2と、該ケース2の一端面
にその開口面を閉塞する如くボルト(図示省略)
に取り付けたリヤヘツド3とからなる。前記ケー
ス2のフロント側上面には熱媒体である冷媒ガス
の吐出口4が、また、前記リヤヘツド3の上面に
は冷媒ガスの吸入口5がそれぞれ設けられてい
る。これら吐出口4と吸入口5は後述する吐出室
と吸入室にそれぞれ連通されている。
前記ハウジング1の内部にはポンプ本体6が収
納されている該ポンプ本体6は、カムリング7
と、該カムリング7の両側開口端に該開口面を閉
塞する如く装着したフロントサイドブロツク8、
及びリヤサイドブロツク9と、前記カムリング7
の内部に回転自在に収納した円形状のロータ10
と、該ロータ10の回転軸11とを主要構成要素
としている。該回転軸11は、前記両サイドブロ
ツク8,9にそれぞれ設けられたラジアル軸受1
2a,12a及びリヤサイドブロツク9に設けら
れたスラスト軸受12bによつて回転可能に支持
されている。
納されている該ポンプ本体6は、カムリング7
と、該カムリング7の両側開口端に該開口面を閉
塞する如く装着したフロントサイドブロツク8、
及びリヤサイドブロツク9と、前記カムリング7
の内部に回転自在に収納した円形状のロータ10
と、該ロータ10の回転軸11とを主要構成要素
としている。該回転軸11は、前記両サイドブロ
ツク8,9にそれぞれ設けられたラジアル軸受1
2a,12a及びリヤサイドブロツク9に設けら
れたスラスト軸受12bによつて回転可能に支持
されている。
前記カムリング7の内周面は第2図に示す如く
楕円形状をなし、該カムリング7の内周面と前記
ロータ10の外周面との間に、周方向に180度偏
位して対称的に空隙室13,13が画成されてい
る。
楕円形状をなし、該カムリング7の内周面と前記
ロータ10の外周面との間に、周方向に180度偏
位して対称的に空隙室13,13が画成されてい
る。
前記ロータ10にはその径方向に沿うベーン溝
14が周方向に等間隔を存して複数(例えば5
個)設けられており、これらのベーン溝14内に
ベーン151〜155がそれぞれ放射方向に沿つて
出没自在に嵌装されている。
14が周方向に等間隔を存して複数(例えば5
個)設けられており、これらのベーン溝14内に
ベーン151〜155がそれぞれ放射方向に沿つて
出没自在に嵌装されている。
前記リヤサイドブロツク9には周方向に180度
偏位して対称的に吸入ポート16,16が設けら
れている(第2図及び第3図参照)。これら吸入
ポート16,16は前記ベーン151〜155によ
つて区分される空隙室13の容積が最大となる位
置に配置されている。前記吸入ポート16,16
は前記リヤサイドブロツク9の厚さ方向に貫通し
ており、これら吸入ポート16を介して、前記リ
ヤヘツド3とリヤサイドブロツク9との間の吸入
室(低圧室側)17と前記空隙室13とが連通さ
れている。
偏位して対称的に吸入ポート16,16が設けら
れている(第2図及び第3図参照)。これら吸入
ポート16,16は前記ベーン151〜155によ
つて区分される空隙室13の容積が最大となる位
置に配置されている。前記吸入ポート16,16
は前記リヤサイドブロツク9の厚さ方向に貫通し
ており、これら吸入ポート16を介して、前記リ
ヤヘツド3とリヤサイドブロツク9との間の吸入
室(低圧室側)17と前記空隙室13とが連通さ
れている。
前記カムリング7の両側周壁には第1図及び第
2図に示すように複数個(例えば5個)の吐出ポ
ート18がそれぞれ設けられており、これら吐出
ポート18を介して前記ケース2の内周面とカム
リング7の外周面との間の吐出室(高圧側室)1
9と前記空隙室13とが連通されている。これら
吐出ポート18には吐出弁20及び吐出弁止め2
1がそれぞれ設けられている。
2図に示すように複数個(例えば5個)の吐出ポ
ート18がそれぞれ設けられており、これら吐出
ポート18を介して前記ケース2の内周面とカム
リング7の外周面との間の吐出室(高圧側室)1
9と前記空隙室13とが連通されている。これら
吐出ポート18には吐出弁20及び吐出弁止め2
1がそれぞれ設けられている。
前記リヤサイドブロツク9には、第3図及び第
5図に示すようにその片側(ロータ10側)表面
に環状の凹部22が設けられており、この凹部2
2内に円弧状のバイパスポート23,23が周方
向に180度偏位して対称的に設けられ、これらバ
イパスポート23を介して吸入室17と空隙室1
3とが連通される。更に、この凹部22内には前
記バイパスポート23,23の開き角を制御する
ためのリング状の制御部材24が正逆回転可能に
嵌装されている。該制御部材24の外周縁にはそ
の周方向に180度偏位して対称的に円弧状に切欠
部25,25が設けられている。また、前記制御
部材24の一側面には周方向に180度偏位して対
称的に突片状の受圧部材26,26が一体的に突
設されている。これら受圧部材26,26は、前
記バイパスポート23,23と連続して設けた円
弧状の圧力作動室27,27内にスライド可能に
嵌装されている。これら圧力作動室27内は前記
受圧部材26により第1の室271と第2の室2
72とに2分され(第4図を参照)、第1の室27
1は吸入ポート16及びバイパスポート23を介
して吸入室17に、第2の室272は低圧連通路
28及び高圧連通路29を介して前記吸入室17
及び吐出室19にそれぞれ連通される。第1図及
び第4図に示すように、前記一方の第2の室27
2と他方の第2の室272とは連通路30を介して
互いに連通されている。該連通路30は、前記リ
ヤサイドブロツク9の反ロータ側側面中央に突設
されたボス部9aにその中心部を挟んで対称に設
けた一対の連通孔30a,30aと、前記ボス部
9aの突出端面と前記リヤヘツド3の内側面との
間に画成された環状空隙室30bとからなる。前
記連通孔30a,30aの各一端は前記第2の室
272,272に、各他端は前記環状空隙室30b
にそれぞれ開口している。なお、前記低圧連通路
28と高圧連通路29は前記リヤサイドブロツク
9の内部に設けられている(第1図を参照)。
5図に示すようにその片側(ロータ10側)表面
に環状の凹部22が設けられており、この凹部2
2内に円弧状のバイパスポート23,23が周方
向に180度偏位して対称的に設けられ、これらバ
イパスポート23を介して吸入室17と空隙室1
3とが連通される。更に、この凹部22内には前
記バイパスポート23,23の開き角を制御する
ためのリング状の制御部材24が正逆回転可能に
嵌装されている。該制御部材24の外周縁にはそ
の周方向に180度偏位して対称的に円弧状に切欠
部25,25が設けられている。また、前記制御
部材24の一側面には周方向に180度偏位して対
称的に突片状の受圧部材26,26が一体的に突
設されている。これら受圧部材26,26は、前
記バイパスポート23,23と連続して設けた円
弧状の圧力作動室27,27内にスライド可能に
嵌装されている。これら圧力作動室27内は前記
受圧部材26により第1の室271と第2の室2
72とに2分され(第4図を参照)、第1の室27
1は吸入ポート16及びバイパスポート23を介
して吸入室17に、第2の室272は低圧連通路
28及び高圧連通路29を介して前記吸入室17
及び吐出室19にそれぞれ連通される。第1図及
び第4図に示すように、前記一方の第2の室27
2と他方の第2の室272とは連通路30を介して
互いに連通されている。該連通路30は、前記リ
ヤサイドブロツク9の反ロータ側側面中央に突設
されたボス部9aにその中心部を挟んで対称に設
けた一対の連通孔30a,30aと、前記ボス部
9aの突出端面と前記リヤヘツド3の内側面との
間に画成された環状空隙室30bとからなる。前
記連通孔30a,30aの各一端は前記第2の室
272,272に、各他端は前記環状空隙室30b
にそれぞれ開口している。なお、前記低圧連通路
28と高圧連通路29は前記リヤサイドブロツク
9の内部に設けられている(第1図を参照)。
前記制御部材24の一側面中央部及び受圧部材
26の両端面に亘つて特殊形状のシール部材31
が装着されている。該シール部材31により第4
図に示す如く前記第1の室271と第2の室272
との間が、また、第1図に示す如く前記制御部材
24の内外周面と前記リヤサイドブロツク9の環
状凹部22の内外周面との間がそれぞれ気密状態
にシールされている。
26の両端面に亘つて特殊形状のシール部材31
が装着されている。該シール部材31により第4
図に示す如く前記第1の室271と第2の室272
との間が、また、第1図に示す如く前記制御部材
24の内外周面と前記リヤサイドブロツク9の環
状凹部22の内外周面との間がそれぞれ気密状態
にシールされている。
前記制御部材24は付勢部材であるねじりコイ
ルばね32により前記バイパスポート23の開き
角を大きくする方向(第3図中時計方向)に付勢
されている。このねじりコイルばね32のコイル
部32aは互いに離間しており、且つ前記吸入室
17側に延出している前記リヤサイドブロツク9
のボス部9aの外周に緩く嵌合されている。
ルばね32により前記バイパスポート23の開き
角を大きくする方向(第3図中時計方向)に付勢
されている。このねじりコイルばね32のコイル
部32aは互いに離間しており、且つ前記吸入室
17側に延出している前記リヤサイドブロツク9
のボス部9aの外周に緩く嵌合されている。
第1図及び第5図に示すように、前記ねじりコ
イルばね32の一端32bは前記制御部材24の
一側面に設けられた係止穴24aに係止されてい
る。ねじりコイルばね32の他端32cは、前記
ボス部9aの端面に形成された保持溝9bに嵌合
し且つリヤヘツド3の内壁面とボス部9aの端面
との間で挟持されている。このようにしてねじり
コイルばね32の両端が確実に保持されているの
で、ねじりコイルばね32がぐらついて倒れてコ
イル部32aがボス部9aの外周面に接触したり
しないように成つている。
イルばね32の一端32bは前記制御部材24の
一側面に設けられた係止穴24aに係止されてい
る。ねじりコイルばね32の他端32cは、前記
ボス部9aの端面に形成された保持溝9bに嵌合
し且つリヤヘツド3の内壁面とボス部9aの端面
との間で挟持されている。このようにしてねじり
コイルばね32の両端が確実に保持されているの
で、ねじりコイルばね32がぐらついて倒れてコ
イル部32aがボス部9aの外周面に接触したり
しないように成つている。
前記低圧連通路28と高圧連通路29とに跨つ
て弁機構33が設けられている。該弁機構33は
吸入室17側(低圧室側)の圧力に感応して切換
作動するもので、ベローズ34と、スプール弁体
35と、該スプール弁体35を閉弁方向に付勢す
るばね36とからなる。ベローズ34は前記吸入
室17内に位置してその軸線を前記回転軸11の
それと平行にして伸縮可能に配設されている。そ
して、このベローズ34は前記吸入室17側の圧
力が所定値以上の時は縮小し、所定値以下の時は
伸張する。前記スプール弁体35は、前記リヤサ
イドブロツク9に前記低圧連通路28と高圧連通
路29とに直交連通させて設けた嵌装孔37内に
摺動可能に嵌装されている。前記スプール弁体3
5は、その軸方向略中間部より一端側外周面に環
状溝38を有すると共に他端側外周面に該環状溝
38と略同径に設定された小径部39を有してい
る。また、前記スプール弁体35はその内部軸心
に沿つて呼出用通路40が設けられている。前記
スプール弁体35の一端側内部のばね受け段部3
5aと前記嵌装孔37の内端面との間に前記ばね
36が嵌装され且つ該スプール弁体35の他端面
は前記ベローズ34の内端面に当接している。そ
して、前記吸入室17側の圧力が所定値以上であ
つてベローズ34が縮少状態にある時、スプール
弁体35の環状溝38が高圧連通路29と合致す
ることにより該高圧連通路29は開口状態となる
と同時に低圧連通路28はスプール弁体35の周
壁により閉塞される。また、前記吸入室17側の
圧力が所定設定値以下にあつてベローズ34が伸
張状態にある時、スプール弁体35の環状溝38
が高圧連通路29を合致せず、該高圧連通路29
はスプール弁体35の周壁にて閉塞されると同時
に低圧連通路28とスプール弁体35の小径部3
9とが合致することにより該低圧連通路28が開
口される。なお、前記スプール弁体35の一端側
(ばね36側)には呼吸用通路40を介して吸入
室17側の圧力が作用すると共に、他端側にも吸
入室17側の圧力が作用するからスプール弁体3
5は摺動抵抗のみでヒステリシスが少ない。ま
た、スプール弁体35とベローズ34は互いに分
離してただ単に当接しているのみであるから振動
等にてこれらが破損する虞れはない。
て弁機構33が設けられている。該弁機構33は
吸入室17側(低圧室側)の圧力に感応して切換
作動するもので、ベローズ34と、スプール弁体
35と、該スプール弁体35を閉弁方向に付勢す
るばね36とからなる。ベローズ34は前記吸入
室17内に位置してその軸線を前記回転軸11の
それと平行にして伸縮可能に配設されている。そ
して、このベローズ34は前記吸入室17側の圧
力が所定値以上の時は縮小し、所定値以下の時は
伸張する。前記スプール弁体35は、前記リヤサ
イドブロツク9に前記低圧連通路28と高圧連通
路29とに直交連通させて設けた嵌装孔37内に
摺動可能に嵌装されている。前記スプール弁体3
5は、その軸方向略中間部より一端側外周面に環
状溝38を有すると共に他端側外周面に該環状溝
38と略同径に設定された小径部39を有してい
る。また、前記スプール弁体35はその内部軸心
に沿つて呼出用通路40が設けられている。前記
スプール弁体35の一端側内部のばね受け段部3
5aと前記嵌装孔37の内端面との間に前記ばね
36が嵌装され且つ該スプール弁体35の他端面
は前記ベローズ34の内端面に当接している。そ
して、前記吸入室17側の圧力が所定値以上であ
つてベローズ34が縮少状態にある時、スプール
弁体35の環状溝38が高圧連通路29と合致す
ることにより該高圧連通路29は開口状態となる
と同時に低圧連通路28はスプール弁体35の周
壁により閉塞される。また、前記吸入室17側の
圧力が所定設定値以下にあつてベローズ34が伸
張状態にある時、スプール弁体35の環状溝38
が高圧連通路29を合致せず、該高圧連通路29
はスプール弁体35の周壁にて閉塞されると同時
に低圧連通路28とスプール弁体35の小径部3
9とが合致することにより該低圧連通路28が開
口される。なお、前記スプール弁体35の一端側
(ばね36側)には呼吸用通路40を介して吸入
室17側の圧力が作用すると共に、他端側にも吸
入室17側の圧力が作用するからスプール弁体3
5は摺動抵抗のみでヒステリシスが少ない。ま
た、スプール弁体35とベローズ34は互いに分
離してただ単に当接しているのみであるから振動
等にてこれらが破損する虞れはない。
第8図は本発明の第1実施例の主要部を示す概
略的な断面図であり、図に示すように、前記制御
部材24の内周面の基底部には接触部24aが内
側に突出して形成されている。制御部材24は、
前記接触部24aがねじりコイルばね32の付勢
力によりリヤサイドブロツク9のボス部9aの外
周面の一部に接触するように、該リヤサイドブロ
ツク9の環状凹部内に嵌装され且つ位置決めされ
ている。このように制御部材24が前記環状凹部
内に嵌装された状態において、ボス部9aの外周
面と制御部材24の内周面との間の隙間X1は15
〜50μ程度であり、リヤサイドブロツク9の内周
面と制御部材24の外周面との間の隙間X2は60
〜120μ程度である。このようにして、制御部材
24はその内径側を基準にしてリヤサイドブロツ
ク9の環状凹部内に嵌装され且つ位置決めされて
いる。また、制御部材24の中心孔24bと回転
軸11との間には隙間が設けられている。
略的な断面図であり、図に示すように、前記制御
部材24の内周面の基底部には接触部24aが内
側に突出して形成されている。制御部材24は、
前記接触部24aがねじりコイルばね32の付勢
力によりリヤサイドブロツク9のボス部9aの外
周面の一部に接触するように、該リヤサイドブロ
ツク9の環状凹部内に嵌装され且つ位置決めされ
ている。このように制御部材24が前記環状凹部
内に嵌装された状態において、ボス部9aの外周
面と制御部材24の内周面との間の隙間X1は15
〜50μ程度であり、リヤサイドブロツク9の内周
面と制御部材24の外周面との間の隙間X2は60
〜120μ程度である。このようにして、制御部材
24はその内径側を基準にしてリヤサイドブロツ
ク9の環状凹部内に嵌装され且つ位置決めされて
いる。また、制御部材24の中心孔24bと回転
軸11との間には隙間が設けられている。
なお、リヤサイドブロツク9の内壁面と制御部
材24の外周面との間の隙間は、上述したように
前記シール部材31によつて気密にシールされて
いるが、第8図ではシール部材31を省略してあ
る。
材24の外周面との間の隙間は、上述したように
前記シール部材31によつて気密にシールされて
いるが、第8図ではシール部材31を省略してあ
る。
次に上記構成になる本発明のベーン型圧縮機の
作動を説明する。回転軸11が車両の機関に関連
して回転されてロータ10が第2図中時計方向に
回転すると、ベーン151〜155が遠心力及びベ
ーン背圧によりベーン溝14から放射方向に突出
し、その先端面がカムリング7の内周面に摺接し
ながら前記ロータ10と一体に回転し、各ベーン
151〜155にて区分された空隙室13の容積を
拡大する吸入行程において、吸入ポート16から
空隙室13内に熱媒体である冷媒ガスを吸入し、
該空隙室13の容積を縮少する圧縮行程で冷媒ガ
スを圧縮し、圧縮行程末期の吐出行程で該圧縮冷
媒ガスの圧力にて吐出弁20が開弁されて、該圧
縮冷媒ガスは吐出ポート18、吐出室19及び吐
出口4を順次介して図示しない空気調和装置の熱
交換回路に供給される。
作動を説明する。回転軸11が車両の機関に関連
して回転されてロータ10が第2図中時計方向に
回転すると、ベーン151〜155が遠心力及びベ
ーン背圧によりベーン溝14から放射方向に突出
し、その先端面がカムリング7の内周面に摺接し
ながら前記ロータ10と一体に回転し、各ベーン
151〜155にて区分された空隙室13の容積を
拡大する吸入行程において、吸入ポート16から
空隙室13内に熱媒体である冷媒ガスを吸入し、
該空隙室13の容積を縮少する圧縮行程で冷媒ガ
スを圧縮し、圧縮行程末期の吐出行程で該圧縮冷
媒ガスの圧力にて吐出弁20が開弁されて、該圧
縮冷媒ガスは吐出ポート18、吐出室19及び吐
出口4を順次介して図示しない空気調和装置の熱
交換回路に供給される。
このような圧縮機の作動時において低圧側であ
る吸入室17内の圧力が吸入ポート16を介して
両方の圧力作動室27,27の第1の室271,
271内に導入され、また高圧側である吐出室1
9内の圧力が高圧連通路29を介して両方の圧力
作動室27,27の第2の室272,272内に導
入される。従つて、第1の室271内の圧力とね
じりコイルばね32の付勢力との和の力(制御部
材24をバイパスポート23,23の開き角が大
きくなる方向に押圧する力、即ち第3図中時計方
向へ回動させる力)と第2の室272内の圧力
(制御部材24をバイパスポート23,23の開
き角が小さくなる方向に押圧する力、即ち第3図
中反時計方向へ回動させる力)との差に応じて制
御部材24が回動して、前記バイパスポート23
の開き角を制御することにより圧縮開始時期を制
御して吐出容量を制御するものである。
る吸入室17内の圧力が吸入ポート16を介して
両方の圧力作動室27,27の第1の室271,
271内に導入され、また高圧側である吐出室1
9内の圧力が高圧連通路29を介して両方の圧力
作動室27,27の第2の室272,272内に導
入される。従つて、第1の室271内の圧力とね
じりコイルばね32の付勢力との和の力(制御部
材24をバイパスポート23,23の開き角が大
きくなる方向に押圧する力、即ち第3図中時計方
向へ回動させる力)と第2の室272内の圧力
(制御部材24をバイパスポート23,23の開
き角が小さくなる方向に押圧する力、即ち第3図
中反時計方向へ回動させる力)との差に応じて制
御部材24が回動して、前記バイパスポート23
の開き角を制御することにより圧縮開始時期を制
御して吐出容量を制御するものである。
即ち、上記圧縮機の低速運転時においては吸入
室17内の冷媒ガスの圧力(吸入圧力)が比較的
高いため、弁機構33のベローズ34は縮小し、
スプール弁体35が高圧連通路29を開口すると
同時に低圧連通路28を閉塞した状態(第6図の
状態)にあり、第2の室272内へ吐出室19内
の圧力が供給され、該第2の室272内の圧力が、
第1の室271内の圧力とねじりコイルばね32
の付勢力との和の力に打ち勝つて、制御部材24
は第3図中反時計方向への回動限界位置に回動保
持され、該制御部材24により第3図中実線で示
す如くバイパスポート23全体が閉塞される(開
き角はゼロ)。従つて、吸入ポート16から空隙
室13内に送られた冷媒ガスのすべてが圧縮され
て吐出されるため、圧縮機の吐出容量が最大とな
り全稼動状態となる。
室17内の冷媒ガスの圧力(吸入圧力)が比較的
高いため、弁機構33のベローズ34は縮小し、
スプール弁体35が高圧連通路29を開口すると
同時に低圧連通路28を閉塞した状態(第6図の
状態)にあり、第2の室272内へ吐出室19内
の圧力が供給され、該第2の室272内の圧力が、
第1の室271内の圧力とねじりコイルばね32
の付勢力との和の力に打ち勝つて、制御部材24
は第3図中反時計方向への回動限界位置に回動保
持され、該制御部材24により第3図中実線で示
す如くバイパスポート23全体が閉塞される(開
き角はゼロ)。従つて、吸入ポート16から空隙
室13内に送られた冷媒ガスのすべてが圧縮され
て吐出されるため、圧縮機の吐出容量が最大とな
り全稼動状態となる。
次いで、圧縮機が高速運転状態になると、吸入
室17内の吸入圧が低下するため、弁機構33の
ベローズ34が膨張してスプール弁体35をばね
36の付勢力に抗して押圧するため低圧連通路2
8が開口すると同時に高圧連通路29が閉塞する
(第7図の状態)。これにより、第2の室272内
への吐出室19内の圧力供給は停止されると同時
に第2の室272内の圧力が低圧連通路28を介
して低圧側である吸入室17内へリークするた
め、該第2の室272内の圧力が急速に低下し、
その結果、制御部材24は第3図中時計方向に即
座に回動し、該制御部材24の切欠部25がバイ
パスポート23と合致することにより、第3図中
二点鎖線で示す如く該バイパスポート23が開口
する。従つて、吸入ポート16から空隙室13内
に送られた冷媒ガスがバイパスポート23を通つ
て吸入室17へリークするため、そのバイパスポ
ート23が開口した分だけ圧縮開始時期が遅くな
り、空隙室13内の冷媒ガスの圧縮量が減少する
ため、圧縮機の吐出容量が減少し一部稼動状態と
なる。
室17内の吸入圧が低下するため、弁機構33の
ベローズ34が膨張してスプール弁体35をばね
36の付勢力に抗して押圧するため低圧連通路2
8が開口すると同時に高圧連通路29が閉塞する
(第7図の状態)。これにより、第2の室272内
への吐出室19内の圧力供給は停止されると同時
に第2の室272内の圧力が低圧連通路28を介
して低圧側である吸入室17内へリークするた
め、該第2の室272内の圧力が急速に低下し、
その結果、制御部材24は第3図中時計方向に即
座に回動し、該制御部材24の切欠部25がバイ
パスポート23と合致することにより、第3図中
二点鎖線で示す如く該バイパスポート23が開口
する。従つて、吸入ポート16から空隙室13内
に送られた冷媒ガスがバイパスポート23を通つ
て吸入室17へリークするため、そのバイパスポ
ート23が開口した分だけ圧縮開始時期が遅くな
り、空隙室13内の冷媒ガスの圧縮量が減少する
ため、圧縮機の吐出容量が減少し一部稼動状態と
なる。
また、前記制御部材は、第8図に示すように、
接触部24aがねじりコイルばね32の付勢力に
よりリヤサイドブロツク9のボス部9aの外周面
の一部に接触するように、その内径側を基準にし
てリヤサイドブロツク9の稼動凹部内に嵌装され
且つ位置決めされているので、制御部材24の中
心部から制御部材24の接触部24aとリヤサイ
ドブロツク9の内壁面との接触により摩擦力が発
生する箇所までの距離(腕の長さ)が短い。従つ
て、前記摩擦力により制御部材24に作用するト
ルクが小さい。このように制御部材24がリヤサ
イドブロツク9と接触することにより発生するト
ルクが軽減され、これによつて制御部材24のヒ
ステリシスが軽減され、圧縮機の制御性が向上す
る。
接触部24aがねじりコイルばね32の付勢力に
よりリヤサイドブロツク9のボス部9aの外周面
の一部に接触するように、その内径側を基準にし
てリヤサイドブロツク9の稼動凹部内に嵌装され
且つ位置決めされているので、制御部材24の中
心部から制御部材24の接触部24aとリヤサイ
ドブロツク9の内壁面との接触により摩擦力が発
生する箇所までの距離(腕の長さ)が短い。従つ
て、前記摩擦力により制御部材24に作用するト
ルクが小さい。このように制御部材24がリヤサ
イドブロツク9と接触することにより発生するト
ルクが軽減され、これによつて制御部材24のヒ
ステリシスが軽減され、圧縮機の制御性が向上す
る。
さらに、上記実施例では、ねじりコイルばね3
2の両端が確実に保持されているので、ねじりコ
イルばね32が倒れてそのコイル部32aがボス
部9aの外周面に接触したりせず、ねじりコイル
ばね32の線間接触等が原因となる制御部材24
のヒステリシスも軽減されている。
2の両端が確実に保持されているので、ねじりコ
イルばね32が倒れてそのコイル部32aがボス
部9aの外周面に接触したりせず、ねじりコイル
ばね32の線間接触等が原因となる制御部材24
のヒステリシスも軽減されている。
次に、第9図に基づいて本発明の第2実施例を
説明する。第9図は第8図と同様の断面図であ
り、その上半分を省略してある。
説明する。第9図は第8図と同様の断面図であ
り、その上半分を省略してある。
この第2実施例は、前記リヤサイドブロツク9
のボス部9aの外周面に圧入固定されたブツシユ
50に前記制御部材24の接触部24aが接触す
るように構成したもので、他の構成は上記第1実
施例と同様である。該ブツシユ50の制御部材2
4の接触部24aと前記ボス部9aの外周面との
間に介在したことにより、制御部材24の耐久性
が上記第1実施例に比べてより向上されるという
利点がある。
のボス部9aの外周面に圧入固定されたブツシユ
50に前記制御部材24の接触部24aが接触す
るように構成したもので、他の構成は上記第1実
施例と同様である。該ブツシユ50の制御部材2
4の接触部24aと前記ボス部9aの外周面との
間に介在したことにより、制御部材24の耐久性
が上記第1実施例に比べてより向上されるという
利点がある。
次に、第10図に基づいて本発明の第3実施例
を説明する。第10図は第9図と同様の断面図で
ある。
を説明する。第10図は第9図と同様の断面図で
ある。
この第3実施例は、制御部材24を、その中心
孔24bの内壁面がねじりコイルばね32の付勢
力により回転軸11に接触するように、リヤサイ
ドブロツク9の環状凹部内に嵌装し且つ位置決め
したもので、他の構成は上記第1実施例と同様で
ある。
孔24bの内壁面がねじりコイルばね32の付勢
力により回転軸11に接触するように、リヤサイ
ドブロツク9の環状凹部内に嵌装し且つ位置決め
したもので、他の構成は上記第1実施例と同様で
ある。
このように、前記制御部材24は、その中心孔
24bの内周面がねじりコイルばね32の付勢力
により回転軸11に接触するように、その内径側
を基準にしてリヤサイドブロツク9の環状凹部内
に嵌装され且つ位置決めされているので、制御部
材24の中心部から制御部材24と回転軸11と
の接触により摩擦力が発生する箇所までの距離
(腕の長さ)が上記第1実施例に比べてより短く
なる。従つて、前記摩擦力により制御部材24に
作用するトルクが上記第1実施例に比べてより軽
減され、これによつて制御部材24のヒステリシ
スより軽減され、圧縮機の制御性がより一層向上
されるという利点がある。
24bの内周面がねじりコイルばね32の付勢力
により回転軸11に接触するように、その内径側
を基準にしてリヤサイドブロツク9の環状凹部内
に嵌装され且つ位置決めされているので、制御部
材24の中心部から制御部材24と回転軸11と
の接触により摩擦力が発生する箇所までの距離
(腕の長さ)が上記第1実施例に比べてより短く
なる。従つて、前記摩擦力により制御部材24に
作用するトルクが上記第1実施例に比べてより軽
減され、これによつて制御部材24のヒステリシ
スより軽減され、圧縮機の制御性がより一層向上
されるという利点がある。
なお、上記第3実施例において、制御部材24
の中心孔24bと回転軸11との間に含油軸受等
を介在させれば、圧縮機の制御性がより一層向上
される。
の中心孔24bと回転軸11との間に含油軸受等
を介在させれば、圧縮機の制御性がより一層向上
される。
次に、第11図に基づいて本発明の第4実施例
を説明する。第11図は第10図と同様の断面図
である。
を説明する。第11図は第10図と同様の断面図
である。
この第4実施例は、制御部材24の中心孔24
bにブツシユ51を圧入固定し、該ブツシユ51
の内周面が回転軸11に接触するように構成した
もので、他の構成は上記第3実施例と同様であ
る。該ブシユ51を制御部材24の中心孔24b
と回転軸11との間に介在したことにより、該制
御部材24の耐久性がより向上されるという利点
がある。
bにブツシユ51を圧入固定し、該ブツシユ51
の内周面が回転軸11に接触するように構成した
もので、他の構成は上記第3実施例と同様であ
る。該ブシユ51を制御部材24の中心孔24b
と回転軸11との間に介在したことにより、該制
御部材24の耐久性がより向上されるという利点
がある。
(発明の効果)
以上詳述した如く本発明に係るベーン型圧縮機
によれば、制御部材を、その内径側を基準にして
サイドブロツクの環状凹部内に位置決めしたこと
により、制御部材の中心部から該制御部材の内周
面とサイドブロツク等の他部材との接触部までの
距離が短くなり、制御部材と他部材との接触によ
り発生し且つ該制御部材に作用するトルクを軽減
でき、制御部材のヒステリシスを軽減して圧縮機
の制御性を向上できる。
によれば、制御部材を、その内径側を基準にして
サイドブロツクの環状凹部内に位置決めしたこと
により、制御部材の中心部から該制御部材の内周
面とサイドブロツク等の他部材との接触部までの
距離が短くなり、制御部材と他部材との接触によ
り発生し且つ該制御部材に作用するトルクを軽減
でき、制御部材のヒステリシスを軽減して圧縮機
の制御性を向上できる。
第1図から第8図は本発明の第1実施例を示し
ており、第1図はベーン型圧縮機の縦断面図、第
2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図は
第1図の−線に沿う断面図、第4図は第1図
の−線に沿う断面図、第5図は要部の分解斜
視図、第6図は全稼動状態における弁機構部分の
拡大断面図、第7図は一部稼動状態における第6
図と同状の拡大断面図、第8図は主要部を示す概
略的な断面図、第9図は本発明の第2実施例を示
す第8図と同様の断面図で、その上半分を省略し
て示してある。第10図は本発明の第3実施例を
示す第9図と同様の断面図、第11図は本発明の
第4実施例を示す第9図と同様の断面図、第12
図は従来例の主要部を示す断面図である。 7…カムリング、8…フロントサイドブロツ
ク、9…リヤサイドブロツク、9a…ボス部、1
0…ロータ、13…空隙室、14…ベーン溝、1
51〜155…ベーン、16…吸入ポート、17…
吸入室(低圧側室)、19…吐出室(高圧側室)、
23…バイパスポート、24…制御部材、26…
受圧部材、27…圧力作動室、271…第1の室、
272…第2の室、28…低圧連通路、29…高
圧連通路、32…ねじりコイルばね(付勢部材)。
ており、第1図はベーン型圧縮機の縦断面図、第
2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図は
第1図の−線に沿う断面図、第4図は第1図
の−線に沿う断面図、第5図は要部の分解斜
視図、第6図は全稼動状態における弁機構部分の
拡大断面図、第7図は一部稼動状態における第6
図と同状の拡大断面図、第8図は主要部を示す概
略的な断面図、第9図は本発明の第2実施例を示
す第8図と同様の断面図で、その上半分を省略し
て示してある。第10図は本発明の第3実施例を
示す第9図と同様の断面図、第11図は本発明の
第4実施例を示す第9図と同様の断面図、第12
図は従来例の主要部を示す断面図である。 7…カムリング、8…フロントサイドブロツ
ク、9…リヤサイドブロツク、9a…ボス部、1
0…ロータ、13…空隙室、14…ベーン溝、1
51〜155…ベーン、16…吸入ポート、17…
吸入室(低圧側室)、19…吐出室(高圧側室)、
23…バイパスポート、24…制御部材、26…
受圧部材、27…圧力作動室、271…第1の室、
272…第2の室、28…低圧連通路、29…高
圧連通路、32…ねじりコイルばね(付勢部材)。
Claims (1)
- 1 両側をサイドブロツクにて閉塞したカムリン
グと、該カムリング内に回転自在に配設されたロ
ータと、該ロータのベーン溝に摺動自在に嵌装さ
れたベーンとを備え、前記サイドブロツク、カム
リング、ロータ及びベーンによつて画成される空
隙室の容積変動によつて流体の圧縮を行なうよう
にしたベーン型圧縮機において、前記両サイドブ
ロツクのうちの吸入ポートを有するサイドブロツ
クに設けられたバイパスポートと、前記吸入ポー
トを有するサイドブロツクに設けられ且つ低圧室
側と高圧室側とに連通する圧力作動室と、該圧力
作動室内を前記低圧室側に連通される第1の室と
前記高圧室側に連通される第2の室とに気密に区
画するように該圧力作動室内にスライド可能に嵌
装された受圧部材を一側面に有すると共にサイド
ブロツクの環状凹部内に正逆回転可能に嵌装さ
れ、前記第1の室と第2の室との差圧に応じて回
動して前記バイパスポートの開き角を制御する環
状の制御部材と、該制御部材を前記バイパスポー
トの開き角が大きくなる方向に付勢する付勢部材
とを具備し、前記制御部材をその内径側を基準に
して前記環状凹部内に位置決めして成ることを特
徴とするベーン型圧縮機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62037646A JPS63205493A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | ベ−ン型圧縮機 |
| US07/120,152 US4867651A (en) | 1987-02-20 | 1987-11-12 | Variable capacity vane compressor |
| DE3804842A DE3804842A1 (de) | 1987-02-20 | 1988-02-17 | Fluegelverdichter mit variabler leistung |
| US07/394,118 US4976592A (en) | 1987-02-20 | 1989-08-15 | Variable capacity vane compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62037646A JPS63205493A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | ベ−ン型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63205493A JPS63205493A (ja) | 1988-08-24 |
| JPH0511233B2 true JPH0511233B2 (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=12503414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62037646A Granted JPS63205493A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | ベ−ン型圧縮機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US4867651A (ja) |
| JP (1) | JPS63205493A (ja) |
| DE (1) | DE3804842A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0739838B2 (ja) * | 1990-04-11 | 1995-05-01 | 株式会社ゼクセル | 可変容量型ベーン型圧縮機の軸受構造 |
| JP2832869B2 (ja) * | 1991-05-10 | 1998-12-09 | 株式会社ゼクセル | 可変容量型べーン型圧縮機の軸受構造 |
| JP3069053B2 (ja) * | 1996-10-22 | 2000-07-24 | 株式会社ゼクセル | ベーン型圧縮機 |
| US6089830A (en) * | 1998-02-02 | 2000-07-18 | Ford Global Technologies, Inc. | Multi-stage compressor with continuous capacity control |
| US6079952A (en) * | 1998-02-02 | 2000-06-27 | Ford Global Technologies, Inc. | Continuous capacity control for a multi-stage compressor |
| US6135742A (en) * | 1998-08-28 | 2000-10-24 | Cho; Bong-Hyun | Eccentric-type vane pump |
| CN103486030A (zh) * | 2013-09-26 | 2014-01-01 | 常熟市淼泉压缩机配件有限公司 | 一种可变排量滑片式汽车空调压缩机 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3515496A (en) * | 1968-05-06 | 1970-06-02 | Reliance Electric Co | Variable capacity positive displacement pump |
| JPH0670437B2 (ja) * | 1985-07-19 | 1994-09-07 | 株式会社ゼクセル | ベ−ン型圧縮機 |
| JPS62129593A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-11 | Diesel Kiki Co Ltd | ベ−ン型圧縮機 |
| DE3672476D1 (de) * | 1985-12-28 | 1990-08-09 | Diesel Kiki Co | Fluegelzellenverdichter mit variabler foerdermenge. |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP62037646A patent/JPS63205493A/ja active Granted
- 1987-11-12 US US07/120,152 patent/US4867651A/en not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-02-17 DE DE3804842A patent/DE3804842A1/de active Granted
-
1989
- 1989-08-15 US US07/394,118 patent/US4976592A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3804842C2 (ja) | 1993-07-01 |
| US4976592A (en) | 1990-12-11 |
| US4867651A (en) | 1989-09-19 |
| DE3804842A1 (de) | 1988-09-01 |
| JPS63205493A (ja) | 1988-08-24 |
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