JPS6149298B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6149298B2 JPS6149298B2 JP53053053A JP5305378A JPS6149298B2 JP S6149298 B2 JPS6149298 B2 JP S6149298B2 JP 53053053 A JP53053053 A JP 53053053A JP 5305378 A JP5305378 A JP 5305378A JP S6149298 B2 JPS6149298 B2 JP S6149298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threo
- dihydroxyphenyl
- serine
- acid
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は医薬的価値の極めて高い新規なスレオ
―3―(3,4―ジヒドロキシフエニル)セリン
誘導体に関する。
―3―(3,4―ジヒドロキシフエニル)セリン
誘導体に関する。
更に詳しくは、本発明は価値ある薬理活性特に
顕著な制癌作用を示すスレオ―3―(3,4―ジ
ヒドロキシフエニル)セリンエチルエステル及び
その酸付加塩に関するものである。
顕著な制癌作用を示すスレオ―3―(3,4―ジ
ヒドロキシフエニル)セリンエチルエステル及び
その酸付加塩に関するものである。
3―(3,4―ジヒドロキシフエニル)セリン
はDOPSと称せられ、比較的古くよりその合成が
なされていたものであり、また近年にいたつて3
―(3,4―ジヒドロキシフエニル)アラニン
(DOPAと称せられる)との構造上の関連性よ
り、その生理活性ないし薬理作用が注目され始め
てきたものである。
はDOPSと称せられ、比較的古くよりその合成が
なされていたものであり、また近年にいたつて3
―(3,4―ジヒドロキシフエニル)アラニン
(DOPAと称せられる)との構造上の関連性よ
り、その生理活性ないし薬理作用が注目され始め
てきたものである。
しかし、その合成が比較的困難であつた為か今
日までの3―(3,4―ジヒドロキシフエニル)
セリン及びその関連化合物に関する合成研究報告
は非常に限られたものである。
日までの3―(3,4―ジヒドロキシフエニル)
セリン及びその関連化合物に関する合成研究報告
は非常に限られたものである。
一方、その薬理活性に関する研究も、比較的少
なく、例えば同化合物が抗パーキソン剤としての
可能性を有することが述べられている特開昭52―
125630号等が散見されるのみである。
なく、例えば同化合物が抗パーキソン剤としての
可能性を有することが述べられている特開昭52―
125630号等が散見されるのみである。
本発明者等は、かねてより3―(3,4―ジヒ
ドロキシフエニル)セリン及びその関連化合物の
合成研究とその薬理活性について研究を行つてき
たが、此度スレオ―3―(3,4―ジヒドロキシ
フエニル)セリンエチルエステルを合成し、その
薬理作用について検索したところ、当該化合物が
顕著な制癌作用を有することを見出して本発明を
完成した。
ドロキシフエニル)セリン及びその関連化合物の
合成研究とその薬理活性について研究を行つてき
たが、此度スレオ―3―(3,4―ジヒドロキシ
フエニル)セリンエチルエステルを合成し、その
薬理作用について検索したところ、当該化合物が
顕著な制癌作用を有することを見出して本発明を
完成した。
本発明化合物は毒性も弱く忍容性も良好なので
制癌剤として好ましい性質を有しているものと言
える。本発明化合物は文献未記載の新規化合物で
ある。
制癌剤として好ましい性質を有しているものと言
える。本発明化合物は文献未記載の新規化合物で
ある。
3―(3,4―ジヒドロキシフエニル)セリン
は生体内で代謝を受け、生体内重要物質であるノ
ルエピネフリンすなわち2―ヒドロキシ―2―
(3,4―ジヒドロキシフエニル)エチルアミン
に変換される事が既に知られているが、本発明化
合物の場合においても同様な生体内運命を有する
事が推定される。
は生体内で代謝を受け、生体内重要物質であるノ
ルエピネフリンすなわち2―ヒドロキシ―2―
(3,4―ジヒドロキシフエニル)エチルアミン
に変換される事が既に知られているが、本発明化
合物の場合においても同様な生体内運命を有する
事が推定される。
本発明化合物の忍容性の良好な事は、このよう
な事情によるものであろうことが充分に推定され
る。
な事情によるものであろうことが充分に推定され
る。
本発明化合物には2つの不斉炭素が存在する為
立体異性であるスレオ体、エリスロ体があるが、
本発明化合物はスレオ異性体に関するものであ
る。このスレオ異性体は3―(3,4―ジヒドロ
キシフエニル)セリン基体骨格の通常の合成法に
於て主生成物として得られるもので、本発明化合
物のごとくスレオ体を利用することは有利な方法
である。
立体異性であるスレオ体、エリスロ体があるが、
本発明化合物はスレオ異性体に関するものであ
る。このスレオ異性体は3―(3,4―ジヒドロ
キシフエニル)セリン基体骨格の通常の合成法に
於て主生成物として得られるもので、本発明化合
物のごとくスレオ体を利用することは有利な方法
である。
本発明者等は3―(3,4―ジヒドロキシフエ
ニル)セリン及び関連化合物の合成研究に於いて
既にスレオ体の容易な取得法並びに光学分割法を
見出しており、本発明化合物はこれらの研究に基
づくものであり、必要に応じ所望の光学異性体を
製造することもできる。
ニル)セリン及び関連化合物の合成研究に於いて
既にスレオ体の容易な取得法並びに光学分割法を
見出しており、本発明化合物はこれらの研究に基
づくものであり、必要に応じ所望の光学異性体を
製造することもできる。
本発明化合物は例えばスレオ―3―(3,4―
ジヒドロキシフエニル)セリンを直接エチルエス
テル化するか、あるいは式() (式中Rは水素原子またはベンジルオキシカル
ボニル基、tert―ブトキシカルボニル基、トリフ
ルオロアセチル基等のアミノ酸のアミノ基の保護
基として後に緩和な条件で除去しうる通常用いら
れる保護基を示す。) で示される化合物をエチルエステル化した後、
脱保護基反応に付することにより製造できる。こ
の場合のエチルエステル化法としてはアミノ酸の
エチルエステル化法として通常用いられる方法で
よい。例えばエタノール中塩酸、硫酸P―トルエ
ンスルホン酸等の酸触媒の存在下あるいは塩化チ
オニルの存在下反応させるという方法をあげるこ
とができる。
ジヒドロキシフエニル)セリンを直接エチルエス
テル化するか、あるいは式() (式中Rは水素原子またはベンジルオキシカル
ボニル基、tert―ブトキシカルボニル基、トリフ
ルオロアセチル基等のアミノ酸のアミノ基の保護
基として後に緩和な条件で除去しうる通常用いら
れる保護基を示す。) で示される化合物をエチルエステル化した後、
脱保護基反応に付することにより製造できる。こ
の場合のエチルエステル化法としてはアミノ酸の
エチルエステル化法として通常用いられる方法で
よい。例えばエタノール中塩酸、硫酸P―トルエ
ンスルホン酸等の酸触媒の存在下あるいは塩化チ
オニルの存在下反応させるという方法をあげるこ
とができる。
式()で示される化合物を原料として用いた
場合にはエステル化反応後脱保護基反応が必要と
なる。この脱保護基反応としては、緩和な条件で
保護基を除去できる方法として接触還元反応、弱
酸性条件反応、弱塩基性条件反応およびこれらを
組合せた反応を用いることができる。
場合にはエステル化反応後脱保護基反応が必要と
なる。この脱保護基反応としては、緩和な条件で
保護基を除去できる方法として接触還元反応、弱
酸性条件反応、弱塩基性条件反応およびこれらを
組合せた反応を用いることができる。
上記の如くして製造できる本発明化合物はアミ
ノ酸のエステルであるので所望に応じ生理的に無
害の各種の無機酸および有機酸たとえば塩酸、臭
化水素酸、酢酸、蓚酸、乳酸、クエン酸、リンゴ
酸、酒石酸、コハク酸等との酸付加塩を形成する
ことができる。
ノ酸のエステルであるので所望に応じ生理的に無
害の各種の無機酸および有機酸たとえば塩酸、臭
化水素酸、酢酸、蓚酸、乳酸、クエン酸、リンゴ
酸、酒石酸、コハク酸等との酸付加塩を形成する
ことができる。
次に実施例をあげ本発明を更に詳細に説明する
が本発明はもちろんこれらによつてなんら限定さ
れるものではない。
が本発明はもちろんこれらによつてなんら限定さ
れるものではない。
実施例 1
スレオ―3―(3,4―ジベンジルオキシフエ
ニル)セリン・塩酸塩2.0gに3%塩酸エタノー
ル溶液33mlを加え3時間還流した。これを減圧下
濃縮し残渣にエタノール/エーテルを加え結晶を
析出させた。この結晶をエタノール/エーテルよ
り再結晶しmp139〜142℃のスレオ―3―(3,
4―ジベンジルオシフエニル)セリンエチルエス
テル、塩酸塩を得た。
ニル)セリン・塩酸塩2.0gに3%塩酸エタノー
ル溶液33mlを加え3時間還流した。これを減圧下
濃縮し残渣にエタノール/エーテルを加え結晶を
析出させた。この結晶をエタノール/エーテルよ
り再結晶しmp139〜142℃のスレオ―3―(3,
4―ジベンジルオシフエニル)セリンエチルエス
テル、塩酸塩を得た。
この塩酸塩0.91gをエタノール25mlに溶解し5
%パラジウム―炭素0.1gを加え接触還元を行つ
た。水素の吸収停止後不溶物を去してから溶媒
を減圧下留去して、スレオ―3―(3,4―ジヒ
ドロキシフエニル)セリンエチルエステル・塩酸
塩を粉末として得た。
%パラジウム―炭素0.1gを加え接触還元を行つ
た。水素の吸収停止後不溶物を去してから溶媒
を減圧下留去して、スレオ―3―(3,4―ジヒ
ドロキシフエニル)セリンエチルエステル・塩酸
塩を粉末として得た。
IR:νNuj nax(cm-1)3200,1740,1610,1520
,
1280,1230,1110,1030,940,850. 実施例 2 スレオ―3―(3,4―ジベンジルオキシフエ
ニル)セリン・塩酸塩6.0gに3%塩酸・エタノ
ール溶液100mlを加え3時間還流した。これを減
圧下濃縮1残渣を希アンモニア水で処理し酢酸エ
チルで抽出した。この酢酸エチル層を水洗、芒硝
乾燥の後濃縮し、残渣を常法により蓚酸で処理し
蓚酸塩を析出させ、これをエタノールより再結晶
しmp128.5〜129.5℃のスレオ―3―(3,4―
ジベンジルオキシフエニル)セリンエチルエステ
ル・蓚酸塩を得た。
,
1280,1230,1110,1030,940,850. 実施例 2 スレオ―3―(3,4―ジベンジルオキシフエ
ニル)セリン・塩酸塩6.0gに3%塩酸・エタノ
ール溶液100mlを加え3時間還流した。これを減
圧下濃縮1残渣を希アンモニア水で処理し酢酸エ
チルで抽出した。この酢酸エチル層を水洗、芒硝
乾燥の後濃縮し、残渣を常法により蓚酸で処理し
蓚酸塩を析出させ、これをエタノールより再結晶
しmp128.5〜129.5℃のスレオ―3―(3,4―
ジベンジルオキシフエニル)セリンエチルエステ
ル・蓚酸塩を得た。
この蓚塩酸1.0gをエタノール70mlに溶解した
後5%パラジウム−炭素0.1gを加え加熱下接触
還元を行つた。水素を吸わなくなつてから不溶物
を出し、次に溶媒を留去しエタノールにより結
晶化した。これをエタノールより再結晶して
mp125〜127℃のスレオ―3―(3,4―ジヒド
ロキシフエニル)セリンエチルエステル・蓚酸塩
を得た。
後5%パラジウム−炭素0.1gを加え加熱下接触
還元を行つた。水素を吸わなくなつてから不溶物
を出し、次に溶媒を留去しエタノールにより結
晶化した。これをエタノールより再結晶して
mp125〜127℃のスレオ―3―(3,4―ジヒド
ロキシフエニル)セリンエチルエステル・蓚酸塩
を得た。
実施例 3
スレオ―3―(3,4―ジベンジルオキシフエ
ニル)セリンエチルエステル・蓚酸塩0.94gを希
アンモニア水で処理し、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を常法により水洗、乾燥し減圧下酢
酸エチルを留去することにより得られた油状物に
エタノール25ml、5%パラジウム−炭素0.2gを
加え接触還元を行つた。水素の吸収停止後不溶物
を去し、液を減圧下濃縮し、スレオ―3―
(3,4―ジヒドロキシフエニル)セリンエチル
エステルを油状物として得た。
ニル)セリンエチルエステル・蓚酸塩0.94gを希
アンモニア水で処理し、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を常法により水洗、乾燥し減圧下酢
酸エチルを留去することにより得られた油状物に
エタノール25ml、5%パラジウム−炭素0.2gを
加え接触還元を行つた。水素の吸収停止後不溶物
を去し、液を減圧下濃縮し、スレオ―3―
(3,4―ジヒドロキシフエニル)セリンエチル
エステルを油状物として得た。
IR:νfilm nax(cm-1)3300,2950,1730,16
00,
1520,1440,1280,1030,870,810. 実験例 1 ICR系雄性マウス(1群6匹)に一匹当たりザ
ルコーマ180 106個をそけい部筋肉内に移植し
た。24時間目よりスレオ―3―(3,4―ジヒド
ロキシフエニル)セリンエチルエステル塩酸塩
528mg/Kg/dayをマウスの腹腔内に5回隔日投
与した。投与開始後14日目にマウスを屠殺し腫瘍
を取り出し腫瘍の重量を食塩水投与の対照群の腫
瘍の重量と比較した。スレオ―3―(3,4―ジ
ヒドロキシフエニル)セリンエチルエステル塩酸
塩投与群は対照群に比べ49%の腫瘍増殖抑制が認
められた。
00,
1520,1440,1280,1030,870,810. 実験例 1 ICR系雄性マウス(1群6匹)に一匹当たりザ
ルコーマ180 106個をそけい部筋肉内に移植し
た。24時間目よりスレオ―3―(3,4―ジヒド
ロキシフエニル)セリンエチルエステル塩酸塩
528mg/Kg/dayをマウスの腹腔内に5回隔日投
与した。投与開始後14日目にマウスを屠殺し腫瘍
を取り出し腫瘍の重量を食塩水投与の対照群の腫
瘍の重量と比較した。スレオ―3―(3,4―ジ
ヒドロキシフエニル)セリンエチルエステル塩酸
塩投与群は対照群に比べ49%の腫瘍増殖抑制が認
められた。
Claims (1)
- 1 スレオ―3―(3,4―ジヒドロキシフエニ
ル)セリンエチルエステル及びその酸付加塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5305378A JPS5540601A (en) | 1978-05-02 | 1978-05-02 | New 3-(3,4-dihydroxyphenyl)serine derivative |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5305378A JPS5540601A (en) | 1978-05-02 | 1978-05-02 | New 3-(3,4-dihydroxyphenyl)serine derivative |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5540601A JPS5540601A (en) | 1980-03-22 |
| JPS6149298B2 true JPS6149298B2 (ja) | 1986-10-29 |
Family
ID=12932108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5305378A Granted JPS5540601A (en) | 1978-05-02 | 1978-05-02 | New 3-(3,4-dihydroxyphenyl)serine derivative |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5540601A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0751201B2 (ja) * | 1991-02-18 | 1995-06-05 | 日曹エンジニアリング株式会社 | 発泡性溶液の蒸発方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH505785A (de) * | 1969-02-07 | 1971-04-15 | Hoffmann La Roche | Verfahren zur Herstellung von (-)threo-3-(4-Hydroxy-3-methoxy-phenyl)-serin |
| JPS52125630A (en) * | 1976-04-14 | 1977-10-21 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | Antiperkinson drugs containing l-threo-3,4-dihydroxyphenylserine |
-
1978
- 1978-05-02 JP JP5305378A patent/JPS5540601A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5540601A (en) | 1980-03-22 |
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