JPS6149381B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6149381B2 JPS6149381B2 JP53134043A JP13404378A JPS6149381B2 JP S6149381 B2 JPS6149381 B2 JP S6149381B2 JP 53134043 A JP53134043 A JP 53134043A JP 13404378 A JP13404378 A JP 13404378A JP S6149381 B2 JPS6149381 B2 JP S6149381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- magnetic
- corrosion resistance
- rare earth
- corrosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
本発明はFe―Si―Al系高透磁率合金の耐食性
の改良に係るものである。 従来、アナログ用およびデジタル用磁気記録お
よび再生用磁気ヘツドとしては、主としてパーマ
ロイおよびソフトフエライトが用いられている
が、前者は耐摩耗性に問題があり、また一部実用
化されている耐摩耗性パーマロイにおいては磁束
密度に難点がある。一方、ソフトフエライトは磁
束密度が4000〜5000Gと著るしく低いことに起因
して、高密度記録用高保磁力テープには不向きで
あるばかりでなく、コア先端部の磁気的飽和に起
因する記録波形の歪を生ずる等、数々の欠点を有
している。 こられに比して9.6%Si―5.4%Al―残部Feから
なるFe―Si―Al系合金は磁性に関しては全く問
題がなく、かつ加工中および使用中における破損
に起因する故障率もフエライトに比べれば良好で
あり、さらに耐摩耗性の点でフエライトには幾分
劣るもののパーマロイ系統のものに比して著るし
く優れている為、徐々に実用化されつつある。特
に最近は高密度,高信頼度の記録再生用として保
磁力の大きな磁気テープが実用化されつつある
為、耐摩耗性および磁束密度の点で、特にこれら
Fe―Si―Ai系合金に対する期待が高まつてい
る。 しかしながら、Fe―Si―Al系合金は、その組
成の大部分がFeから成る合金であり、その耐食
性に問題がある。すなわち、現在において磁気ヘ
ツドは制御された環境下で用いられる場合はわず
かであり、例えばカセツトテープレコーダー、自
動改札機、現金自動払出機の如く自然環境下にお
いて使用される場合が多く、はなはだしい場合に
は塩分あるいは腐食性ガスの混つた雰囲気下で使
用される場合も有る。 また、これら磁気ヘツドとして使用される場合
以外にも素材から磁気ヘツドを製造する加工工程
中においても水溶液に接する機会が多く、上記理
由とともにFe―Si―Al系合金の錆の発生に基づ
く磁気ヘツド製造工程中の事故および磁気ヘツド
使用時の事故が事実上大きな問題となつている。 磁気ヘツドにおける錆はコアとケースあるいは
ギヤツプスペーサ等の異種金属との間、あるいは
樹脂との境界付近に多く発生し、特にギヤツプ部
周辺に発生した場合には記録あるいは再生情報の
信頼性を著しく阻害し、装置の誤動作あるいは音
波の低下、また出力の著るしい低下等となつてあ
らわれる。 本発明はFe―Si―Al系合金のもつ優れた磁気
特性を損なうことなく上記問題点を改良し得るも
のである。すなわち、重量比でSi3〜16%、Al2.5
〜17%、Ca0.001〜3.5%、残部主としてFeから
なる合金、あるいはこれら組成の合金に副成分と
してCo,Ti,V,Cr,Mo,W,Ni,Cu,Geの
それぞれ0.01〜5%、Mg,Mn,Zr,Nb,Taの
それぞれ0.01〜3.5%、Y,Re,P,Au,Ag、希
土類元素および白金属元素のそれぞれ0.001〜2.5
%のうちより選ばれた一種あるいは二種以上を総
量で0.001〜5%含むことを特徴とする耐食性高
透磁率合金である。これら副成分の添加により本
系合金の耐食性は相乗効果により一層向上する。 ここでAlの量は5〜6%が最適であるがSiその
他の合金元素との関係から2.5〜17%の範囲にお
いても十分良好な磁気特性を有しているので下限
を2.5%、上限を17%とした。 Siの量は8〜11%が最適であるが、3〜16%の
範囲においても十分良好な磁気特性を有するので
下限を3%、上限を16%とした。 また、Caは耐食性を向上させるために添加す
るものであるが、0.001%未満の添加ではその効
果が得られず、一方、3.5%を越えて添加した場
合には磁気特性が劣化するので、その添加量は、
0.001〜3.5%とする。 また、上記副成分の添加量は、Co,Ti,V,
Cr,Mo,W,Ni,Cu,Ge,Mg、Mn,Zr,
Nb,HfおよびTaは0.01%未満、Y,Re,P,
Au,Ag、希土類元素および白金属元素は0.001%
未満ではその効果が明らかでなくCo,Ti,V,
Cr,Mo,W,Ni,Cu,Ge,Mg,Mn,Zr,
Nb,およびTaは0.01%、Y,Re,P,Au,
Ag、希土類元素および白金属元素は0.01%をそ
れぞれ下限とした。 Co,Ti,V,Cr,Mo,W,Ni,Cu,Geは5
%、Mg,Mn,Zr,Nb,Taは3.5%、Y,Re,
P,Au,Ag、希土類元素および白金属元素は2.5
%をそれぞれ越えると磁気特性が著るしく劣化
し、実用的でなくなる為、Caは3.5%、Co,Ti,
V,Cr,Mo,W,Ni,Cu,Geは5%、Mg,
Mn,Zr,Nb,Taは3.5%、Y,Re,P,Au,
Ag、希土類元素および白金属元素は2.5%をそれ
ぞれ上限とした。またこれら添加物が総量で
0.001%未満ではその効果が明らかではなく、5
%を越えると磁気特性が大巾に劣化する為いずれ
も実用的でなくなる。 以下本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例 第1表に試験材の組成および磁気特性を第2表
にその耐食試験の結果を示す。試験材は所定の熱
処理をほどこした後、以下の耐食試験を行なつ
た。素材単独での耐食性を調べる為に5mm×20mm
×40mmの寸法の試験片を用い、塩水噴霧試験を行
なつた。その結果を試料表面の錆面積を表面積に
対する百分率で表わす。 また、同一形状の試料を用い高温高湿試験を行
ない、その結果を錆が発生するまでの時間で示
す。 また異種金属および樹脂と本発明合金との耐食
性を調べる為に第1図に示す模擬ヘツドを作製し
塩水噴霧試験を行つた。その結果は発生した錆の
数で示す。各々の耐食試験の条件は第3表および
第4表に示した通りである。
の改良に係るものである。 従来、アナログ用およびデジタル用磁気記録お
よび再生用磁気ヘツドとしては、主としてパーマ
ロイおよびソフトフエライトが用いられている
が、前者は耐摩耗性に問題があり、また一部実用
化されている耐摩耗性パーマロイにおいては磁束
密度に難点がある。一方、ソフトフエライトは磁
束密度が4000〜5000Gと著るしく低いことに起因
して、高密度記録用高保磁力テープには不向きで
あるばかりでなく、コア先端部の磁気的飽和に起
因する記録波形の歪を生ずる等、数々の欠点を有
している。 こられに比して9.6%Si―5.4%Al―残部Feから
なるFe―Si―Al系合金は磁性に関しては全く問
題がなく、かつ加工中および使用中における破損
に起因する故障率もフエライトに比べれば良好で
あり、さらに耐摩耗性の点でフエライトには幾分
劣るもののパーマロイ系統のものに比して著るし
く優れている為、徐々に実用化されつつある。特
に最近は高密度,高信頼度の記録再生用として保
磁力の大きな磁気テープが実用化されつつある
為、耐摩耗性および磁束密度の点で、特にこれら
Fe―Si―Ai系合金に対する期待が高まつてい
る。 しかしながら、Fe―Si―Al系合金は、その組
成の大部分がFeから成る合金であり、その耐食
性に問題がある。すなわち、現在において磁気ヘ
ツドは制御された環境下で用いられる場合はわず
かであり、例えばカセツトテープレコーダー、自
動改札機、現金自動払出機の如く自然環境下にお
いて使用される場合が多く、はなはだしい場合に
は塩分あるいは腐食性ガスの混つた雰囲気下で使
用される場合も有る。 また、これら磁気ヘツドとして使用される場合
以外にも素材から磁気ヘツドを製造する加工工程
中においても水溶液に接する機会が多く、上記理
由とともにFe―Si―Al系合金の錆の発生に基づ
く磁気ヘツド製造工程中の事故および磁気ヘツド
使用時の事故が事実上大きな問題となつている。 磁気ヘツドにおける錆はコアとケースあるいは
ギヤツプスペーサ等の異種金属との間、あるいは
樹脂との境界付近に多く発生し、特にギヤツプ部
周辺に発生した場合には記録あるいは再生情報の
信頼性を著しく阻害し、装置の誤動作あるいは音
波の低下、また出力の著るしい低下等となつてあ
らわれる。 本発明はFe―Si―Al系合金のもつ優れた磁気
特性を損なうことなく上記問題点を改良し得るも
のである。すなわち、重量比でSi3〜16%、Al2.5
〜17%、Ca0.001〜3.5%、残部主としてFeから
なる合金、あるいはこれら組成の合金に副成分と
してCo,Ti,V,Cr,Mo,W,Ni,Cu,Geの
それぞれ0.01〜5%、Mg,Mn,Zr,Nb,Taの
それぞれ0.01〜3.5%、Y,Re,P,Au,Ag、希
土類元素および白金属元素のそれぞれ0.001〜2.5
%のうちより選ばれた一種あるいは二種以上を総
量で0.001〜5%含むことを特徴とする耐食性高
透磁率合金である。これら副成分の添加により本
系合金の耐食性は相乗効果により一層向上する。 ここでAlの量は5〜6%が最適であるがSiその
他の合金元素との関係から2.5〜17%の範囲にお
いても十分良好な磁気特性を有しているので下限
を2.5%、上限を17%とした。 Siの量は8〜11%が最適であるが、3〜16%の
範囲においても十分良好な磁気特性を有するので
下限を3%、上限を16%とした。 また、Caは耐食性を向上させるために添加す
るものであるが、0.001%未満の添加ではその効
果が得られず、一方、3.5%を越えて添加した場
合には磁気特性が劣化するので、その添加量は、
0.001〜3.5%とする。 また、上記副成分の添加量は、Co,Ti,V,
Cr,Mo,W,Ni,Cu,Ge,Mg、Mn,Zr,
Nb,HfおよびTaは0.01%未満、Y,Re,P,
Au,Ag、希土類元素および白金属元素は0.001%
未満ではその効果が明らかでなくCo,Ti,V,
Cr,Mo,W,Ni,Cu,Ge,Mg,Mn,Zr,
Nb,およびTaは0.01%、Y,Re,P,Au,
Ag、希土類元素および白金属元素は0.01%をそ
れぞれ下限とした。 Co,Ti,V,Cr,Mo,W,Ni,Cu,Geは5
%、Mg,Mn,Zr,Nb,Taは3.5%、Y,Re,
P,Au,Ag、希土類元素および白金属元素は2.5
%をそれぞれ越えると磁気特性が著るしく劣化
し、実用的でなくなる為、Caは3.5%、Co,Ti,
V,Cr,Mo,W,Ni,Cu,Geは5%、Mg,
Mn,Zr,Nb,Taは3.5%、Y,Re,P,Au,
Ag、希土類元素および白金属元素は2.5%をそれ
ぞれ上限とした。またこれら添加物が総量で
0.001%未満ではその効果が明らかではなく、5
%を越えると磁気特性が大巾に劣化する為いずれ
も実用的でなくなる。 以下本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例 第1表に試験材の組成および磁気特性を第2表
にその耐食試験の結果を示す。試験材は所定の熱
処理をほどこした後、以下の耐食試験を行なつ
た。素材単独での耐食性を調べる為に5mm×20mm
×40mmの寸法の試験片を用い、塩水噴霧試験を行
なつた。その結果を試料表面の錆面積を表面積に
対する百分率で表わす。 また、同一形状の試料を用い高温高湿試験を行
ない、その結果を錆が発生するまでの時間で示
す。 また異種金属および樹脂と本発明合金との耐食
性を調べる為に第1図に示す模擬ヘツドを作製し
塩水噴霧試験を行つた。その結果は発生した錆の
数で示す。各々の耐食試験の条件は第3表および
第4表に示した通りである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
第1図は模擬ヘツド表面を示す正面図である。
1は本発明合金、2はパーマロイ、3は樹脂、
4はTi、5はBe―Cu合金。
4はTi、5はBe―Cu合金。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量比で、Si6〜16%、Al2.5〜17%、
Ca0.001〜3.5%、および残部主としてFeからな
ることを特徴とする耐食性高透磁率合金。 2 重量比で、Si6〜16%、Al2.5〜17%、
Ca0.001〜3.5%、および残部Feを主成分とし、
副成分として、Co,Ti,V,Cr,Mo,W,Ni,
Cu,Geのそれぞれ0.01〜5%、Mg,Mn,Zr,
Nb,Taのそれぞれ0.01〜3.5%、Y,Re,P,
Au,Ag,希土類元素、および白金属元素のそれ
ぞれ0.001〜2.5%、のうちより選ばれた一種また
は二種以上を総量で0.001〜5%含むことを特徴
とする耐食性高透磁率合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13404378A JPS5562146A (en) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Corrosion resistant, high permeability alloy |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13404378A JPS5562146A (en) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Corrosion resistant, high permeability alloy |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5562146A JPS5562146A (en) | 1980-05-10 |
| JPS6149381B2 true JPS6149381B2 (ja) | 1986-10-29 |
Family
ID=15119025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13404378A Granted JPS5562146A (en) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Corrosion resistant, high permeability alloy |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5562146A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60103375U (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-15 | 昭和電工株式会社 | コ−ヒ−等用ミルク容器 |
| CA2778865A1 (en) * | 2012-05-25 | 2013-11-25 | Hydro-Quebec | Alloys of the type fe3aita(ru) and use thereof as electrode material for the synthesis of sodium chlorate |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54135612A (en) * | 1978-04-12 | 1979-10-22 | Daido Steel Co Ltd | Highly cuttable feesiial base maelectromagnetic alloy |
-
1978
- 1978-10-31 JP JP13404378A patent/JPS5562146A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5562146A (en) | 1980-05-10 |
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