JPS6149432B2 - - Google Patents

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JPS6149432B2
JPS6149432B2 JP58001427A JP142783A JPS6149432B2 JP S6149432 B2 JPS6149432 B2 JP S6149432B2 JP 58001427 A JP58001427 A JP 58001427A JP 142783 A JP142783 A JP 142783A JP S6149432 B2 JPS6149432 B2 JP S6149432B2
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JP
Japan
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pigment
water
fibers
dyeing
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JP58001427A
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Goro Keino
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Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
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Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、粒子径0.05μ以下の水不溶性アゾ顔
料微粒子の水分散物を用いた染色及び捺染方法に
関するもので、その主なる目的は、ポリエステル
系合成繊維と他の繊維との混合物を、同一色素に
て、すぐれた堅牢度を有して、鮮明で且つ均一に
染色或いは捺染することにある。 従来、ポリエステル系合成繊維と天然繊維また
は他の合成繊維との混紡、交織、交編物など、例
えば、ポリエステル繊維と木綿またはビスコース
レーヨンとの混合物の場合、ポリエステル繊維側
の染色のために分散染料が用いられ、木綿などの
繊維側には直接染料、反応性染料、建築染料また
はナフトール染料が用いられていた。またポリエ
ステル繊維と羊毛またはナイロン系合成繊維との
混合物の場合には、分散染料及び酸性染料または
含金属錯塩染料が用いられていた。 而して、繊維及び染料の性質に対応せる染色方
法または捺染方法が用いられていたのである。 これらの数種類の異染料を用いて異種繊維から
なる混紡、交織物などを染色または捺染するに
は、実用上多くの問題点がある。例えば、染料の
固着方法が複雑となり、分解、染着不十分などの
ため再現性に劣り管理が難かしいこと、異種染料
の色調の均一性が得られ難く、且つ不鮮明である
こと、各混用率に応じて異染料の配合比を変動さ
せる煩雑さがあること、特に捺染では混用率に無
関係に過剰の染料(合計で約2倍)を必要とする
こと、他繊維側へ汚染して白場汚染、耐光性劣化
などの不都合な問題を発生させる等の欠点があつ
た。 一方、顔料樹脂染色法によれば、同一色素にて
一回の着色操作で、同時に同色に着色することが
できるが、使用する顔料の分散粒子径は、0.5乃
至5μが限界で、粗大である。従つて色相も不鮮
明で、且つ到底繊維微細組織内部には侵入し得な
いため、合成樹脂、就中、比較的柔軟な皮膜を形
成するもの、例えば、ポリアクリル酸エステルの
エマルジヨンを当該顔料の接着剤として使用す
る。しかし、この場合は、少なからず繊維の風合
を害し、製品価値を著るしく低下させ特に濃色調
の場合にその欠点が顕著であるという結果となつ
ていた。 また、通常の水不溶性有機色素(アゾ系及びア
ンスラキノン系を含めて)を以て、水及び水溶性
有機溶剤と共に高温下で繊維素繊維を処理して染
色する方法も公知であるが、染色工程中の水分管
理の困難さ、極めて特定の低分子量の有機色素の
みから選択しなければならないこと、概ね色素に
対して十数倍という異常に多量の水溶性有機溶剤
が必要で、そのため鮮鋭度の低下、白場汚染、低
染着収率、水洗工程に於ける不経済と公害発生を
招来する等の諸欠点が有り、工業的には実施困難
とされる。 本発明者は、斯かる問題点を解決すべく種々検
討の結果、水不溶性アゾ有機顔料において粒子径
が0.01μ以下の超微細のものは、木綿、レーヨ
ン、アセテートなどの繊維素繊維及び同系繊維に
対して著るしき直接性を生じ、容易に繊維微細組
織内に侵入し、且つ好収率で染着すること、しか
も、該有機顔料が高融点のため熱昇華し難く、分
散染料的挙動を呈しなかつたものすら、顕著に合
成繊維、特にポリエステル系繊維並びにナイロン
系繊維に親和し、高温時容易に溶解染着すること
を見出したのである。 ところで従来、顔料粒子水分散物の製造方法と
しては、ジアゾ化合物とカツプリング成分とを混
合しカツプリングさせて顔料を沈澱させ、これを
別してのち、分散剤と共にミルを用いて水中に
分散させることを行われていた。しかるに、この
方法では過、水洗、脱水などの工程と共に長期
間の分散工程を要しても、顔料粒子径は0.05μ以
下にはならず、二次凝集せる水不溶性有機顔料が
水中に分散剤乃至水溶性有機溶剤にて安定に且つ
高濃度に細分化することは、殆んど不可能とされ
ている。 この改良方法として、例えば、大過剰の非イオ
ン性分散剤の存在下(特に高E.O.付加物)にて
ジアゾ化物とカツプリング剤をカツプリングさせ
る方法が知られているが、この方法は通常の機械
的手段による粉砕法に比して、かなり均質に微細
粒子を得ることができるものの、分散剤のみでは
懸濁状のカツプリング状態でしかなく、0.5〜0.1
μ程度が限界であり、根本的には単分子状に近似
する微細な顔料粒子は得られない。 本発明者は、0.05μ以下の粒子径で高濃度且つ
均等な水不溶性有機顔料の水分散物を得るため、
種々研究の結果本発明方法を完成したのである。 次に本発明の構成について説明する。 本発明は、ポリエチレングリコール型非イオン
界面活性剤、尿素及び水溶性有機溶剤の混合水溶
液中にて、芳香族アミン類のジアゾ化合物と、フ
エノール類、アミン類、活性メチレン化合物の如
きカツプリング成分とを、カツプリングさせて得
られた粒子径0.05μ以下の水不溶性顔料の微粒子
水分散物を用いて、天然繊維、再生繊維、半合成
繊維及び合成繊維またはこれらの混合物を、染色
または捺染することを特徴とする染色及び捺染方
法である。 本発明に用いられるポリエチレングリコール型
非イオン界面活性剤としては、高級アルコールエ
チレンオキサイド付加物、アルキルフエノールエ
チレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサ
イド付加物、脂肪酸アマイドエチレンオキサイド
付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド
付加物、多価アルコールエチレンオキサイド付加
物、油脂エチレンオキサイド付加物、ポリプロピ
レングリコールエチレンオキサイド付加物等が挙
げられ、粒子径0.05μ以下の顔料一次微粒子乃至
単分子の水中での安定な分散保持のためには不可
欠の成分であり、且つカツプリング直後の生成顔
料単分子同士の多大なる凝集力を遮断する作用を
なす。而して、その使用量は、目的とする顔料の
構造に応じて、生成顔料1重量部に対して、適宜
0.2乃至4重量部、就中、1乃至2重量部にする
ことが望ましい。即ち、経済的に高濃度の顔料微
粒子水分散物を得るためには、概ね、顔料濃度が
8乃至20%が望ましいが、その顔料濃度に応じて
増減させ、該微細粒子の水和物に起因する著るし
き粘度上昇(表面積の顕著なる増大によるも
の。)との関係で考慮される。また後述する尿素
及び水溶性有機溶媒との配合比が重要であり、そ
れらの増加は一般に非イオン界面活性剤の配合量
を減少させ得る。更に顔料構造上、親水性基、特
にアシルアマイド基、アルコキシ基、を含むもの
は、非イオン界面活性剤を減少させることが望ま
しく、逆にニトロ基、ハロゲン基を含むものは、
之を増加させる必要がある。 それにしても、ポリエチレングリコール型非イ
オン界面活性剤の使用量が0.2重量部以下の場合
には、分散状態が不安定となり二次凝集を起し、
最早いかなる手段にても、一次粒子乃至単分子に
することは至難である。また4重量部以上では、
該界面活性剤自体の水和による粘度上昇を起し、
撹拌操作を困難とし、且つ、繊維内部での凝集力
を妨害し、染着率を低下させる傾向を示す。 尚、該界面活性剤は、低起泡性のものが好まし
く、エチレンオキサイド付加モル数は、15乃至
100モルの範囲が選択される。 次に、尿素は、0.05μ以下の顔料一次粒子乃至
単分子の水中における広大な表面積に起因する高
粘度水和状態を緩和し、粘度低下を促進させると
共に、適度のヒドロトロピイ作用を付与させるた
めに必要であるが、最も重要な作用は、ポリエチ
レングリコール系非イオン界面活性剤がフエノー
ル類の強アルカリ水溶液中で不安定な懸濁状態で
存在し、凝集物のままでカツプリングすることを
防止すること、即ち、懸濁を解消し均一な溶液状
態を得る点にある。この作用は、恐らく、緩衝的
に強酸、強アルカリを中和するとともに該界面活
性剤及びカツプリング成分を水中に真溶液として
安定に保持させることによるものと考えられる。
なお、尿素は、繊維の染色時に水分保持を高め、
発色を鮮明とする効果をも有する。 尿素の使用量は、生成顔料1重量部に対して
0.2乃至4重量部が好適であるが、一般的にその
範囲で多く使用される程効果的である。 本発明において、ポリエチレングリコール型非
イオン界面活性剤及び尿素とともに使用される水
溶性有機溶剤としては、エチルアルコール、イソ
プロピルアルコールの如きアルコール類、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチ
レングリコールの如きグリコール類、グリセリ
ン、ペンタエリスリトールの如き多価アルコー
ル、メチルセロソルブ、アミノアルコール、チオ
ジエチレングリコール、ジメチルホルムアミド、
ヂメチルスルフオキサイド、N−メチルピロリド
ン等が挙げられ、これらは、ジアゾ化物を安定化
させること、カツプリング剤を溶解させること、
カツプリングして得られた顔料を直後に微粒子化
乃至溶解させ且つ該顔料粒子を安定に分散させる
こと、該顔料が繊維に染着する場合の均染剤或い
は促染剤として作用すること等の効果を有する。 而して、該水溶性有機溶剤は、生成顔料1重量
部に対して0.2乃至4重量部を用いるのが適当
で、一般に顔料構造上からして特に、アセトアセ
チル基を有するものには多く配合して好結果を生
ずるが、概ね、生成顔料に対して0.5乃至1重量
部の範囲が最も適当である。 以上のポリエチレングリコール型非イオン界面
活性剤、尿素及び水溶性有機溶剤は、本発明に用
いる粒子径0.05μ以下の顔料微粒子水分散物の製
造に不可欠のものであるが、これらによつて斯か
る超微細なる顔料粒子乃至単分子が得られる理由
は必らずしも明らかでないが、恐らく、全く相違
する安定系のジアゾ成分及びカツプリング成分の
相互が、カツプリング反応系中で極めて急速に結
合して生長・凝集することを抑制し、多層に亘る
カプセル膜類似の被覆作用を呈して単分子各々を
分離するためと考えられる。特に非イオン界面活
性剤単独系では、カツプリング直後の極微細系中
で著るしく発熱し、必然的に分散能力が破壊し、
従つて顔料単分子が凝集することを、特に尿素及
び水溶性有機溶剤が未然に防止していると解釈さ
れる。 要するに本発明における顔料微粒子水分散物
は、上記の3成分の協奏作用に因つてのみ得られ
るものである。 次に、ここで用いられる芳香族アミン類として
は、スルフオン酸基及びカルボキシル基の如き水
溶性基を含有しないものが好ましく、例えば、ハ
ロゲン置換アニリン類、ニトロ置換トルイジン
類、カルバミド置換アニシジン類、置換ベンチヂ
ン類等が挙げられ、具体的には、パラニトロオル
ソトルイジン、2・5ジクロルアニリン、ジアニ
シジン、ジクロルベンチヂン、アミノアンスラキ
ノン、ナフチルアミン、メタカルバミドオルソア
ニシジン等の如き通常の水不溶性アゾ色素中間物
が使用され、色相、堅牢度、染着率、鮮明度、等
を考慮して選択される。芳香族アミンのジアゾ化
反応は、常法により行われるが、ポリエチレング
リコール型非イオン界面活性剤及び水溶性有機溶
剤の存在下に行つても良く、特に、難水溶性ジア
ゾ化合物の場合は溶解状態で得られるため望まし
い。しかし尿素の配合は、ジアゾ化後にすること
が必要である。また、芳香族アミンのジアゾ化物
として、ジアゾ化物と塩化亜鉛、弗化硼素等との
複塩形式の安定化ジアゾ化物を用いても良く、例
えば、アミノジフエニルアミン類のジアゾ化物、
ブラツクKソルトなどが使用される。 また、ジアゾ化合物にカツプリングする成分と
しては、フエノール、ナフトール、及びそれらの
誘導体、アミン類、アミン誘導体、フエニルピラ
ソロン類、イミダゾール類、トリアゾール類など
のうちから選択し、例えば、サリチル酸アニライ
ド、β−ナフトール、β−ヒドロキシナフトイツ
クアシドアニライド、β−ヒドロキシナフトイツ
クアシドアマイド、メタアセチルアミノアニリ
ン、レゾルシンエチレングリコールエーテル、4
メトキシ1ナフトール、アセトアセトアニライ
ド、フエニルメチルピラゾロン、ベンズイミダゾ
ール、4ヒドロキシベンズトリアゾールなどが挙
げられる。 これらのカツプリング成分と前記のジアゾ成分
との組合せにより、黄〜橙〜赤〜紫〜紺〜黒〜緑
に及ぶ色相を殆んどを占める水分散物が得られ
る。 本発明におけるカツプリング反応は、ジアゾ化
物とカツプリング成分とのカツプリング化と同時
またはその直後に、微粒子化及び得られた微細粒
子乃至単分子状色素の分散化が行われるため、急
激な発熱及び粘度上昇をともない、該顔料濃度の
高い場合には屡々局部的発熱を起し、目的の粒子
径が得られないことがある。従つて本発明のカツ
プリング反応を円滑に行わしめるためには、反応
時の温度、PH、各成分濃度、混合方法及び撹拌方
式等の反応条件に特に留意する必要がある。 この場合において、特に顔料含有濃度に関して
は、8乃至20%が好ましい。何故ならば8%以下
では経済性に劣り、且つまた顔料粒子同士の自由
運動を促すため凝集しやすく、多量の界面活性剤
等を必要とする、一方、20%以上では想像以上の
高粘度化を来たし、撹拌不能に陥り、全系の凝固
に至りやすく不適当である。 斯くして得られた粒子径0.05μ以下のアゾ顔料
微粒子の水分散物を用いて、染色液または捺染糊
を作成する。 尚、染色液または捺染糊には、必要に応じてPH
調節剤、均染剤、促進剤、増粘剤、金属イオン封
鎖剤などを添加併用することもでき、また合成ゴ
ムラテツクス、ポリアクリル酸エステルエマルジ
ヨン、メチロール化メラミン、メチロール化尿
素、ホルマリンなどを添加併用することができ
る。 本発明における顔料微粒子水分散液は低温度−
15乃至−20℃長時間の保存に耐えるが、高温時、
60乃至80℃以上では微細粒子が会合しやすく、従
つて二次凝集を起し染着性を害する虞れがあり注
意を要する。また、カツプリング後約25時間で極
めて安定な状態となるから、カツプリング直後か
ら約24時間を経過するまでは、原則的に水にて該
分散液を希釈してはならない。 次に、本発明においては、該分散液を用いて染
色液又は捺染糊を調合し、公知の浸染法または捺
染法により繊維に処理される。その後、必要なら
ば、水洗、ソーピングが行われる。 本発明において対象とする繊維は、木綿、麻、
絹、羊毛等の天然繊維、レーヨン、キユプラ、ポ
リノジツク、アセテート等の再生または半合成繊
維、ポリエステル、ナイロン、ポリアクリル、ポ
リビニル等の合成繊維を挙げることができ、これ
らの繊維により構成される糸、織物、編物、また
は混紡糸、混紡布、交織布等が加工の対象とな
り、就中、木綿及びポリエステル系繊維及びこれ
らの混用布帛に対しては極めて有効であり、混紡
または交織物、殊に化学的・物理的性質を異にす
る繊維混合物を、同一色素にて一回の着色操作に
より同時に同色に均一・鮮明に着色できる点に本
発明の特段の効果がある。而して、之は、一次粒
子乃至単分子状態に近似する粒子径の有機顔料微
粒子が強大な凝集力から開放されて容易に効率良
く繊維微細組織内に侵入し吸着又は溶解して拡散
すると共に、再び内部で二次凝集するからである
と考えられる。 次に本発明の効果を列挙する。 (1) 本発明によれば、天然繊維、再生繊維、半合
成繊維及び合成繊維に対して、公知の各種の染
色法または捺染法にてそれぞれ染色または捺染
することができる。 (2) 本発明によれば、混紡糸、混紡布、交織布の
如き繊維混合物を、同一色素にて一回の着色操
作により同時に同色に均一・鮮明に染色または
捺染することができる。 (3) 本発明によれば、アゾ系染顔料の常法での製
造時において必要な過、分散、排水処理等の
工程が不必要となり、また製造時間が著るしく
短縮され、生産効率が高い。 (4) 本発明の顔料粒子水分散液は、顔料樹脂染色
法、顔料樹脂捺染法に適用することができ、従
来の顔料を用いた場合と比較して、併用接着剤
の使用量を大幅に減少させることができる。ま
た鮮明度及び着色力を向上させ、更に加工物の
風合が著るしく良好となる。 (5) 本発明の顔料微粒子水分散液は、従来の顔料
の如き保存中の沈降、凝固を起すことなく極め
て安定であり、且つ、水溶性有機溶剤及び尿素
が、顔料微粒子を繊維に染着させる場合の均染
及び促染効果を発揮する。 実施例 1 4−ベンヂルスルフオニルオルソアニシジン
160重量部(以下、重量部を部と略す)、塩酸155
部、リポノツクスLCR(商品名)180部及びエチ
レングリコール70部にて十分に練り、更に水400
部にて希釈し、撹拌下、液温10℃以下にて40%亜
硝酸ソーダ水溶液120部を30分を要して添加し、
更に40分間でジアゾ化を終了し、尿素50部を加え
て0℃に保存する。別に、ベータヒドロキシナフ
トエ酸パラアニシジド180部、苛性ソーダ20%水
溶液144部、尿素80部、リポノツクスLCR210
部、エチレングリコール100部及び水150部を均一
透明に溶解しておき、同様に0℃に保ちつつ、先
のジアゾ化粘稠液を加え、カツプリングを行な
い、赤色の顔料微粒子(粒子径0.008〜0.05μ)
水分散物を得た(粘度8000c.p.s)。 得られた赤色の顔料微粒子水分散物10部、デモ
ールN(商品名、アニオン分散剤)2部、アルギ
ン酸ソーダ1部及び水87部を混合して、木綿ブロ
ード布をパデイングし、マングルにて搾液し、乾
燥後、180℃、2分間熱処理を行ない、ソーピン
グ、水洗、乾燥して、鮮明な朱色に無地染せる木
綿ブロード布の染色物を得た。この染色物の洗濯
堅牢度は5級、摩擦堅牢度は5級、耐光堅牢度も
5〜6級であつた。 一方比較のために、前記実施例1中の尿素を除
きたるものにて同様のカツプリングを行つたとこ
ろ、カツプリング成分が二層分離せる油状の状態
にあり、全くカツプリング適性を欠いているた
め、全量の約2倍の水にて希釈せるものを用いて
カツプリングを行つたが、得られた粒子径は3〜
0.5μの粗大なものであり、これを同様に木綿ブ
ロード布に染色処理するに、パステル調の着色物
となり、且つソーピングにて殆んど脱色し、全く
染着しなかつた。 更に比較のために、前記実施例1中の尿素及び
エチレングリコールを除きたるものにて常法のカ
ツプリングを実施するに、カツプリング成分の
2.5倍の水を加えねばならず、且つ極めて高粘度
のため撹拌が困難であつた(粘度200000以上で測
定不能)。而して得たる顔料の粒子径は約0.5〜
1.0μであり、前記同様に染色処理せるに、殆ん
ど不染着であつた。更に、染色液中に、エチレン
グリコール及び尿素を計算量配合して、同様の熱
処理を行つたが全く効果が無く、処理温度を230
℃としたときかなり着色が向上したが、木綿ブロ
ードが著るしく褐変し、且つ、強度が低下した。 実施例 2 ダイアニシジン70部、塩酸155部、グリセリン
100部、ノイゲンET−170(商品名)40部及び水
360部を混合し、−5℃にて40%亜硝酸ソーダ水溶
液200部を除々に添加してジアゾ化を行ない、
後、尿素40部及びスルフアミン酸少量を加え、ジ
アゾ化褐色透明溶液を得た。別に、アセトアセト
オルソトルトダイド132部、苛性ソーダ水溶液145
部、グリセリン50部、ノイゲンET−170を50部、
尿素82部及び水600部を混合して無色透明液とし
て、−2℃において、上記のジアゾ化液を混合し
てカツプリングさせ、橙色の顔料微粒子(粒子径
0.01μ以下)水分散物を得た(粘度2000c.p.s.)。 得られた橙色の水分散物2部を水98部中に溶解
させて染色液を得、この染色液を用いてアセテー
トシヤンタン布を50〜80℃にて40分間浸染し、次
いでソーピング、水洗、乾燥を施し、鮮明な橙黄
色に無地染したアセテートシヤンタン布の染色物
を得た。 また、得られた橙色の水分散物5部、ヨドゾー
ルMR−96(商品名、ポリアクリル酸エステルエ
マルジヨン、樹脂分38%)5部、ミネラルスピリ
ツト40部、水40部及び乳化剤5部を混合、撹拌し
て、水中油滴型乳化物の顔料樹脂捺染糊を得、こ
れを用いて、ポリエステル、木綿混紡ブロード布
をスクリーン捺染し、200℃で2分間熱処理して
鮮明な深い橙色の模様を表わす捺染物を得た。 アセテート布及びポリエステル・木綿混紡布
に、洗濯堅牢度4〜5級、ドライクリーニング堅
牢度5級、耐光堅牢度4級であり、且つ捺染物の
風合いは良好であつた。 尚、比較のために、ポリエステル・木綿ブロー
ド布に対して、従来のカツプリング法により製造
せる分散顔料の同構造のものたるマツミンネオカ
ラーオレンヂMGD(商品名、粒子径2〜0.8μ)
を用いたところ、実施例2に使用した樹脂の4倍
を要し、洗濯堅牢度は3〜4級、しかも風合は著
るしく劣り、且つパステル調で明るいが繊維自体
の光択が消失してた。しかし、耐光性は実施例と
同一であつた。 実施例 3 オルソニトロパラクロルアニリン90部、塩酸
155部、酢酸10部、ポリエチレングリコール#200
(商品名)20部、エマルゲン985(商品名)60部及
び水350部を混合し、0〜5℃にて40%亜硝酸ソ
ーダ水溶液95部にてジアゾ化を行ない、淡褐色透
明液となし、別に、アセトアセトアニリド100
部、苛性ソーダ20%水溶液120部、ポリエチレン
グリコール30部、ジメチルホルムアミド100部、
尿素60部及び水790部を混合、無色透明に溶解せ
るカップリング液を0℃に保ち、前記のジアゾ化
液を撹拌下混合してカツプリングさせ、更に第一
燐酸ソーダ及び重炭酸ソーダを介10部添加して中
和し、黄褐色の顔料微粒子(粒子径0.01μ以下)
水分散物を得た(粘度2000c.p.s)。 得られた黄褐色の水分散物5部及びエーテル化
ローカストビーンガム7%水溶液95部を混合して
捺染糊を得、ポリエステルニツト布にスクリーン
捺染にて摸様を印捺し、130℃にて30分間高圧蒸
熱処理を行ない、ソーピング、水洗、乾燥して、
鮮帯緑黄色の模様着色ポリエステルニツト布を得
た。 該捺染物の耐光性は5〜6級、耐洗濯堅牢度は
5級、摩擦堅牢度5級であつた。尚、前記実施例
中の尿素及びポリエチレングリコールを除いたカ
ツプリング処理物は粒子径2〜1μであり、同一
染色処理にて、かなり染色するが、反射率測定の
結果38%しか染着せず、染色時間を2倍とせるも
のが42%になる程度であつた。しかし、染色物の
諸堅牢度は、殆んど実施例と同一で良好である。 実施例 4 アルフアアミノアンスラキノンのジアゾ化物を
塩化亜鉛で複塩としたフアストレツドソルトAL
(商品名)336部、氷酢酸36部、リポノツクス
NCT(商品名)240部、尿素50部、水670部を注
意深く加温して均一透明褐色液となし、別にベー
タナフチルアミン54部を氷酢酸108部、リポノツ
クスNOT60部、ポリエチレングリコール400(商
品名)60部、リポノツクスLCR(商品名)40
部、及び水346部を混合して透明褐色液を作り、
よく撹拌し乍ら0〜−2℃で上記ジアゾ化液を添
加してカツプリングさせ、黄橙色の顔料微粒子
(粒子径0.05μ以下)水分散物を得た(粘度
10500c.p.s)。得られた黄橙色の水分散物5部及
びエーテル化ローカストビーンガム7%水溶液94
部、メタニトロベンゼンスルフオン酸ソーダ1部
を混合して捺染糊を得、これを用いて、ポリエス
テル・木綿混紡(65:35の混用率)ブロード布に
スクリーン捺染法にて模様を印捺し、180℃にて
10分間高温蒸熱を施こし、ソーピング、水洗、乾
燥して、鮮黄橙色の模様着色せるポリエステル・
木綿混紡ブロード布の捺染物を得た。 この捺染物の洗濯堅牢度は5級、摩擦堅牢度は
5級、耐光堅牢度5級であり、且つポリエステル
側及び木綿側が均一に同色相で染着されていた。 尚、前記実施例中の尿素及び水溶性有機溶剤を
除くものから得たる顔料粒子は極めて粗く、三本
ロールミルにて微粉砕してもなお2μ程度以下に
ならず、且つ同様の染色処理をすれど木綿サイド
は全く染着せず白色のまま残り霜降り調の捺染物
であつた。 実施例 5 4アミノ1ベンゾイルアミノ3・6ジエトキシ
ベンゼン140部、塩酸110部及び水400部を混合
し、15℃にて40%亜硝酸ソーダ水溶液110℃を添
加して帯緑黄褐色透明なジアゾ化液を得、それを
−5℃に冷却して保ち、別に、ベータヒドロキシ
ナフトエ酸オルソトルイジド120部、苛性ソーダ
水溶液160部、エマルジツト#49(商品名)50%
水溶液200部、尿素60部、トリエチレングリコー
ル60部及び水400部を混合溶解して得たカツプリ
ング液を−5℃に保ち、前記ジアゾ化物の粘調液
を添加してカツプリングさせ、青色の顔料微粒子
(粒子径0.02〜0.01μ)水分散液を得た。得られ
た水分散物10部、尿素2部、エチレングリコール
2部及び水86部にてパデイング液を作り、ナイロ
ンタフタ布を常温にて浸漬し、乾燥後、180℃で
12分間高温蒸熱し、ソーピング、乾燥をなし、鮮
明帯赤青色無地染めせるナイロンタフタ布を得
た。 染色物の耐洗濯堅牢度は4級、耐光堅牢度は5
級であつた。一方、本実施例において水溶性有機
溶剤及び尿素をそれぞれ除いたもの及び両者を除
いたものについて実験し、その性能を表1に表示
する。
【表】
【表】 註、染着性は、最も良好なるものより順に、
◎、△、×と表示する。
上記表1よりして、本実施例が優れている事は
極めて明白である。 尚、表1中の非イオン界面活性剤のみにて得た
るものは、ナイロンタフタ布上にスペツク状に凝
集せるものが斑紋として部分的に観察されたが、
ソーピングにては完全に脱落したため淡く着色し
たにすぎない。 付言すれば以上実施例中の等級は、JIS規格に
準じ、耐光性は、L−0801に基いて表示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリエチレングリコール型非イオン界面活性
    剤、尿素及び水溶性有機溶剤の混合水溶液中に
    て、芳香族アミン類のジアゾ化物と、フエノール
    類、アミン類、活性メチレン化合物の如きカツプ
    リング成分とを、カツプリングさせて得られた粒
    子径0.05μ以下の顔料微粒子水分散物を用いて、
    天然繊維、再生繊維、半合成繊維、合成繊維また
    はこれらの混合物を、染色または捺染することを
    特微とする、染色及び捺染方法。
JP58001427A 1983-01-08 1983-01-08 染色及び捺染方法 Granted JPS58203182A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7225538B2 (en) 1993-11-16 2007-06-05 Formfactor, Inc. Resilient contact structures formed and then attached to a substrate

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