JPS6150575B2 - - Google Patents

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JPS6150575B2
JPS6150575B2 JP56125787A JP12578781A JPS6150575B2 JP S6150575 B2 JPS6150575 B2 JP S6150575B2 JP 56125787 A JP56125787 A JP 56125787A JP 12578781 A JP12578781 A JP 12578781A JP S6150575 B2 JPS6150575 B2 JP S6150575B2
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JP
Japan
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container
lid
rice
rice cooking
cooking device
Prior art date
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Application number
JP56125787A
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English (en)
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JPS5828241A (ja
Inventor
Eriko Nogawa
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Tiger Mahobin KK
Original Assignee
Tiger Mahobin KK
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Publication date
Application filed by Tiger Mahobin KK filed Critical Tiger Mahobin KK
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Publication of JPS5828241A publication Critical patent/JPS5828241A/ja
Publication of JPS6150575B2 publication Critical patent/JPS6150575B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、古来から知られている炊飯方法の
1つであるいわゆる蒸し炊き法による炊飯方法と
その装置に関する。
本願発明者は、古来から知られている数種類の
炊飯方法を、その知られている手法の通りに実験
した。その結果、蒸し炊き法と云われる方法の1
つ、すなわち、釜に米と多い目(現在日本で一般
に行われている炊き干し法の場合に比較して)の
水とを入れて、強火で煮立たせ、少しの間だけそ
の煮立つた状態を保つた後、米をざるに揚げて水
気を切り、せいろに移して強火で蒸す方法により
でき上つた御飯が、もち米のように腰があり、米
粒のふくらみもよく、大変おいしいものであつ
た。しかも、かき混ぜても米粒はつぶれず、冷め
てもおいしい。また、前記約少しの間煮立たせた
後は、米をざるに揚げて水気を切るのであるか
ら、炊き干し法のように加えた水を炊飯中に無く
ならせる必要がないから、水加減により炊飯を失
敗することはない。さらに、炊き干し法では、古
来から「始めちよろちよろ中ぱつぱ ぐつぐつい
う頃火を……」と云われているように、火加減が
むづかしいのに対し、前記強火による煮立たせと
蒸し上げとだけでよいから、火加減による炊飯の
失敗もない。
しかし、前記のように、煮立たせる段階で用い
る釜と、煮立たせた後水切りをした米を蒸す段階
で用いるせいろとの2種類の調理容器や、それら
の間での米の移し替え作業等が必要なため、容器
の準備やその置き場、および作業等の面で面倒な
ものである。
この発明は、前記蒸し炊き法による炊飯を1つ
の容器で簡単に達成できる炊飯方法を提供して、
従来の蒸し炊き法による場合の前記欠点を解消す
ると共に、蒸し炊き法における煮立たせ段階と蒸
し上げ段階とが一つの容器で自動的に順次進行し
て炊飯を終え得る炊飯装置を提供し、蒸し炊き法
による炊飯がさらに容易に行えるべくすることを
目的とするものである。
この発明を第1図に示される一実施例に基づい
て説明すれば、この発明の炊飯方法としては、先
ず、多孔板やすの子等の通水性仕切板1によつて
内部を上下に区画された容器2が用いられる。炊
飯は、前記容器2内の仕切板1上に米3を入れる
と共に、その米3が充分没するだけの米3の量に
対し多い目の水4を容器2内に入れ、それを加熱
して行うが、最初短い時間煮立たせた後、容器2
内の熱湯を流出させて、容器2内底部の前記仕切
板1の下に熱湯4aを残し、その状態でさらに加
熱を続けて熱湯4aから発生する蒸気によつて、
仕切板1上の前記煮立たせ後の米を蒸し上げるこ
とを特徴としている。
これによつて、前記好結果の得られる蒸し炊き
法による炊飯が、1つの容器2のみを連続利用し
て、途中煮立つた熱湯をその一部を残して流出さ
せることにより簡単に達成できる。
前記煮立たせる時間や蒸す時間は、従来通りで
よく、洗つた米を水に浸漬しておいた時間、御飯
の硬さや含水状態に対する好し、あるいは米の種
類や量の違いによつて調整され得るが、発明者の
実験によれば、例えば、米500gを炊く場合、洗
米後約30分浸漬したものを、水1を加えて強火
で約2分間煮立たせ、強火で約10分間蒸して、お
いしい満足な御飯が得られた。
前記短い時間煮立たせた時点で、容器2内の熱
湯を一部を残して流出させるには、容器2を傾け
るか、容器2の底部に所定量の熱湯4aを残し得
る高さに設けられた湯抜き口を開くなど、種々の
方法がある。
第1図は、初期煮立たせ後の一部熱湯4aを残
す容器2内熱湯4aの流出が自動的になされ、加
熱するだけで、煮立たせ段階と蒸し上げ段階とが
1つの容器2内で順次自動的に進行して、蒸し炊
き法による炊飯を達成できるようにした、炊飯装
置の一例を示しており、以下説明する。
容器2は、その周壁の底部近くに仕切板1を着
脱自在に受載する上向きの環状段部6が形成さ
れ、口部2aを蓋7で閉じられるようにしてい
る。仕切板1の中央部には、同仕切板1を貫通す
るサイフオン管8が溶接等して固設されている。
サイフオン管8は、その下端8aが容器2内の仕
切板1下方へ容器2内に残すべき一部の熱湯4a
の湯面と一致する高さで臨み、上端8bが蓋7中
央を貫通して蓋7上に臨出している。蓋7のサイ
フオン管8が貫通する孔9には、サイフオン管8
外周面と密着するシール・パツキング10が装着
されているほか、蓋7の外周には、容器2の口部
2aへ密着するシール・パツキング11が装着さ
れている。
以上の構成により、容器2内の仕切板1上に米
3を入れると共に、容器2内に米3が充分没する
だけの多い目の水4を入れ、蓋7を容器口部2a
へ押し付けて容器2を密閉した状態で加熱する
と、最初容器2内の水4が沸騰して米3と共に撹
乱状態となつて煮立つが、それに伴つて発生する
蒸気等によつて容器2内は圧力を増し、容器2内
の熱湯をサイフオン管8を通じて外部へ押し出す
ため、短い時間で前記煮立ち状態が終る。そし
て、容器2内の熱湯のサイフオン管8を通じた押
し出しは、湯面がサイフオン管8の下端よりもち
よつとでも下がると容器2内気体分がバイパスす
ることにより停止し、容器2内にはサイフオン管
下端8aの高さ位置により設定されるだけの熱湯
4aが残り、以後熱湯4aから発生する蒸気によ
つて仕切板1上の前記短い時間煮立たせられた米
4を蒸し上げるから、蒸し炊き法における煮立た
せ段階と蒸し上げ段階とが、加熱するだけで順次
自動的に遂行される。
第1図の炊飯装置はさらに、加熱源として炊飯
ヒータ12および保温ヒータ13と保温時の結露
防止用の蓋ヒータ14とを持ち、前記蒸し上げ段
階が終わると、炊飯ヒータ12に通電する炊飯状
態から保温ヒータ13および蓋ヒータ14に通電
する保温状態へ自動的に切換えるべくすると共
に、蓋7を容器口部2aへ押し付けて密閉状態を
保てるようにしており、容器2は、内容器15と
外容器16との間に断熱材17を装填した器体1
8内に収容される。器体18内底部には、炊飯ヒ
ータ12を埋設した熱盤19が配置され、熱盤1
9上には補助容器20を直置きし、この補助容器
20内に容器2を直置きするようにしている。こ
れによつて、容器2は補助容器20越しにではあ
るが、炊飯ヒータ12からの熱伝導により充分加
熱され、炊飯途中容器2から流出する熱湯は、補
助容器20内に受け溜められる。
熱盤19の中央孔21には、容器2内の熱湯4
aが無くなつたとき容器2および20の底部温度
が急上昇するのを感知して、炊飯ヒータ12への
通電状態から保温ヒータ13および蓋ヒータ14
への通電状態に切換える、感温切換手段22が設
けられている。感温切換手段22は、バイメタル
スイツチ等からなる通常のサーモスタツトを用い
ることもできるが、図示の場合、一定温度以上つ
まり前記熱湯4aが無くなつたときの容器2,2
0の底部急上昇温度以上で吸着力を失うフエライ
ト体23と、該フエライト体23に対し常時吸着
距離外へ、フエライト体23の通常吸着力よりも
充分弱いばね24によつて引き離されている磁性
体25とからなり、磁性体25を中途部分で枢支
28された炊飯操作レバー26に連結し、レバー
26の操作部26aを押し下げ操作し、炊飯・保
温切換スイツチ27を炊飯ヒータ12のみに通電
する炊飯状態に切換えると、それと同時に磁性体
25がばね24に抗しフエライト体23へ押し付
けられて吸着され、以後前記炊飯状態を保持し、
煮立ち段階から蒸し上げ段階に移つて熱湯4aが
無くなり、容器2,20の底部温度が急上昇する
と、フエライト体23が吸着力を失うことによつ
て磁性体25がばね24の付勢でレバー26を伴
つて復帰し、スイツチ27を保温ヒータ13およ
び蓋ヒータ14にのみ通電する保温状態に切換え
るべくしている。
なお、蓋ヒータ14は、器体18の肩部一側へ
枢着29された器体蓋30に設けられ、器体蓋3
0の下面中央に設けられた放熱板31の裏面へ取
付けられている。放熱板31の中央には下向きに
突出する吊持ピン32が取付けられ、同ピン32
の下端大径頭部32aを、補助容器20を閉じる
べく設けられる補助蓋33中央のパツキング34
が装着されている吊持孔33aに対し弾性的に通
り抜けさせることにより、補助蓋33を器体蓋3
0へ若干の上下動と着脱とが可能なよう吊持し、
補助蓋33は器体蓋30の開閉に追随して同体的
に開閉され得るようにしている。7aは蓋7の取
手である。
器体蓋30の枢着29部とは反対の側に、器体
18に設けられている係止部35と弾性的に係合
して、器体蓋30を閉じ状態にロツクするロツク
レバー36が枢着されている。37はレバー36
を係止部35との係合姿勢を保たせるよう付勢す
るばねである。また、吊持ピン32の基部にはパ
ツキング38が装着され、器体蓋30が閉じ状態
にロツクされると、パツキング38および34を
介し器体蓋33を下向きに押圧し、補助容器20
の口部20aへ押し付けると共に、吊持孔33a
をシールするようにしている。補助蓋33には、
器体蓋30の透孔39から器体18外へ臨む蒸気
抜き筒40が設けられ、炊飯により生じる蒸気を
ヒータ12等の電気部品が配置される器体18内
底部へは蒸気が回らないようにしている。
補助蓋33の下面には、その適数箇所に蓋7に
対する押え突起41がプレス成形等により設けら
れ、補助蓋33が器体蓋30によつて閉じ状態と
されるときに前記押え突起41により蓋7を容器
2の口部2aへ押し付けて、密閉状態を保つよう
にしている。従つて、炊飯のために蓋7を密閉状
態に保つためだけの部材や手段は不要である。
以上により、煮立たせ段階と蒸し上げ段階とを
順次行う蒸し炊き法の炊飯から保温まで、炊飯操
作レバー26の初期操作以後、全く自動的に、し
かも問題なく安全に遂行される。
なお、各容器2,20の位置決めは、第1図に
仮想線で示されているように、補助容器20の底
部に、熱盤19外周と係合する環状補強リブ43
を設ける等、必要に応じて種々の設計できる。ま
た、サイフオン管8を通じて押し出される熱湯
が、万一にも蓋7の一部や容器2の口部2aに溜
つていて、蓋7を取つたとき容器2内へ流れ込ん
で、御飯をベタつかせるようなことがないよう、
蓋7の上面および周縁のパツキング11、容器2
の口部2aと、第1図の如く外周側へ順次低くな
る高さ関係ないしは形状とされる。しかし、第2
図の如く、蓋7周縁のパツキング11に、容器口
部2aへ被さる環状縁11aを形成する等、蓋7
側の一部が容器口部2aへ被さるようにすれば、
熱湯の容器口部2aへ溜つたり容器2へ流れ込む
ようなことをさらに確実に防止できるし、逆に、
第3図、第4図の如く容器口部2aがパツキング
11よりも高くなつても、容器口部2aのパツキ
ング11が着座する上向き環状段部2bの、パツ
キング11着座部外側に水抜き孔44を設けてお
くことにより、蓋7上面へ流れ出る熱湯を水抜き
孔44を通じて補助容器20内底部へ流下させ、
容器口部2aへは溜らないようにすることができ
る。
前記蓋7を密閉状態に保つには、第1図に仮想
線で示されるように、吊持ピン32の頭部32a
を蓋7の取手7aに圧接させる等種々な方法で行
える。この場合、取手7aはその両端7b,7c
が蓋7上面へ溶接や鋲着などして取付けられてい
るもので、吊持ピン32により一点に受ける押圧
力を、蓋7の直径線上2点へ分散して作用させる
から、吊持ピン32による押圧が集中的であつて
も、蓋7を容器口部2aへ充分押し付け得るし、
前記押え突起41と併用することも可能である。
第5図から第10図には、蓋7により容器2を
密閉状態とする他の幾つかの例が示されている。
第5図の場合は、第1図の実施例における器体
蓋30の下面に、蓋7のパツキング38,34に
より押圧される中央部の周りをさらに押圧する押
圧部51を設けたものであつて、器体蓋30下面
の放熱板31外周と器体蓋30の裏板52の下面
との間に介装された環状のシール・パツキング5
3を下方へ突出させて形成している。押圧部51
は環状でも不連続な突出部でもよく、補助蓋33
の押え突起41による蓋7に対する押圧をさらに
強力にする。
第6図のものは、補助蓋33の下面にばね54
の付勢により蓋7を押圧する押圧子55を設け、
ばね54のばね力の設定によつて、蓋7を無理な
くしかも確実に押圧して充分な密閉状態にできる
ようにしている。押圧子55は、補助蓋33の下
面へ取付けたケース56へ上下動自在に保持され
ると共に、ケース56内でばね54を下向きに付
勢するよう働かされ、ケース56下へ突出する下
端部にゴム等の弾性体を装着し、蓋7に対する押
圧部55aとしている。ケース56は、その上端
数箇所に突設された取付片56aを補助蓋33の
保持孔57へ下方より挿入し、取付片56aに切
り起し形成した弾性舌片56bにより抜け止めし
て取付け、着脱可能にしている。
第7図のものは、補助蓋33に第6図の如き押
圧子55を上下動自在に保持し、この押圧子55
を器体蓋33の下面に取付けた板ばね58により
下向きに付勢し、押圧子55がそのばね58によ
る下向き付勢力で蓋7を押圧するようにしてい
る。この場合、第6図のものよりも構造が簡単
で、分解したりせずに容易に洗浄できる。板ばね
58は、放熱板31の取付ビス59を共用して取
付けられている。
第8図のものは、前記各実施例におけるような
補助蓋を廃し、器体蓋30下面に形成した押え突
起60により、蓋7を直接押圧するようにしてい
る。従つて、構造が最も簡略化するうえ、蓋7に
対する押圧も確実である。押え突起60は放熱板
31にプレス成形により一体形成されている。
なお、器体蓋30の下面外周には、補助容器2
0の口部20aに密着する環状のシール・パツキ
ング61を装着して、蒸気等が器体18の電気部
品が設けられている底部へ周るのを防止し、蒸気
は透孔39を通じて器体18外へのみ発散すべく
している。
第9図のものは、蓋7を容器2の口部2aへ係
着して、密閉状態を保つべくしている。この係着
は、任意であるが、第9図の場合、容器口部2a
内周に形成したヘリコイド状突条62と、蓋7外
周のヘリコイド状突条63との係合により係着す
べくしており、螺着の場合に比し蓋7着脱のため
の必要回動量が極端に少なくてよい。蓋7の中央
部にはそれを回動させたり持ち上げたりするため
のやや大径のハンドルつまみ66が設けられてい
る。66aは湯流出口である。ヘリコイド突条6
2の尾端には蓋7の最大締め代を規制するストツ
パー部62aが形成されている。
第10図のものは、蓋7外周の突起64を、容
器2の口部2a内周に形成されたL形溝65に係
合させて、蓋7を密閉状態に係着すべくしてい
る。L形溝65の終端部には、突起64と弾性的
に係合する係合凹部65aを形成して、蓋7が煮
立たせ段階における振動等のために勝手に弛むよ
うなことを防止するようにしている。
蓋7の容器口部2aに対する他の係着方法とし
て、蓋7の一部や付帯部分を、容器口部2aもし
くはそれに付帯して設けられた蓋押え部に対し係
合させるとか、容器口部2aと蓋7とを引き付け
るクリツプや金具を付属品として用い、あるいは
容器口部2aまたは蓋7の一方へ付設してもよ
く、公知の種々の方法を採り得る。
第11図、第12図は、通水性仕切板1に対し
サイフオン管8を着脱自在に挿し込み、炊飯終了
後に抜き取ることによつて、炊き上つた御飯を取
扱い易くするもので、仕切板1のサイフオン管8
を挿し込む挿し込み口71には、サイフオン管8
を抜き取ると挿し込み口71を閉じるシヤツタ弁
72が設けられ、御飯が挿し込み口71から脱落
しないようにしている。シヤツタ弁72は板部材
よりなり、一端72aを仕切板1へ枢着74され
ると共に、ばね73の付勢によつて他端72b
が、筒状挿し込み口71途中に開設されたスリツ
ト71aを通じて挿し込み口71内に進入し、同
挿し込み口71を閉じるようにされている。サイ
フオン管8を挿し込み口71に挿し込むには、シ
ヤツタ弁72を退避させておく。72cはシヤツ
タ弁72の一部に設けた操作片である。蓋7の孔
9にも、サイフオン管8を抜き取つたときに孔9
を閉じるシヤツタ弁を設けると、保温中の御飯が
適当な湿度を失つて乾燥気味になるのを防止でき
る。もつとも、炊飯後の保温時には、蓋7を孔の
ないものと取替えるようにしてもよい。
第13図、第14図は、容器2の外側に、容器
2内の熱湯を流出させるサイフオン通路81を形
成したもので、仕切板1や蓋7に貫通孔を設けな
くてよい利点がある。サイフオン通路81は、容
器2の外周面と、同外周面へ上端を除く周縁部が
シーム溶接して貼り合わされている縦長板82と
の間に形成しており、容器2の底部内と下端81
aは、容器2内に所定量の熱湯4aを残すべき高
さに開設されている容器2底部の連通孔83を介
し連通している。サイフオン通路81の上端81
bは、容器2内に入れられる水4の最大水位と同
じ高さかそれ以上とされる。前記サイフオン通路
81は、管により形成してもよく、その場合、容
器2内との連通部以外の部分を容器2から引き離
しておける。この実施例のようなサイフオン通路
81を容器2の内面に形成することもできる。そ
の場合、連通孔83は不要である。
第15図は、サイフオン管8の下端8aの高さ
を調節して、容器2内に残す熱湯4aの量を調節
し、熱湯4aが無くなるまでの蒸し上げ時間を任
意に設定できるようにしている。下端8aの高さ
調節は、サイフオン管8を仕切板1に対し螺合9
1させて、管8の回動により行うべくしている。
サイフオン管8の上端外周には目盛92を形成
し、蓋7からの突出高さの違いによつて、蒸し時
間等下端8aの高さに応じた必要なデータを読み
取れるようにしてある。サイフオン管8の高さ調
節は、仕切板1に対して行うほか、仕切板1と一
体化した状態(第1図)で、仕切板1の容器2に
対する載置高さを調節できるようにしても行え
る。
第16図は、サイフオン管8の上端に、ばね1
01により常閉される弁102を設け、ばね10
1の弁102に対する付勢力を螺子103により
調節するようにしてある。これによつて、容器2
内の圧力がばね101に打ち勝つて弁102を開
く時期、つまり容器2内の熱湯を押し出す時期を
調節することができる。この時期調節は、容器2
内での米3と水4との煮立たせ時間の調節とな
る。前記のような弁102は保温中閉じ、御飯が
適切な湿気を失うのを防止するのにも役立つ。1
04は弁室であつて、サイフオン管8上端8bへ
螺着105されている。106は弁孔、107は
湯流出口である。
この発明によれば、内部が通水性仕切板によつ
て上下に区画されている容器を用い、容器内の前
記仕切板上に米を入れると共に、その米が充分没
するだけの水を容器内に入れ、その状態で加熱す
ることにより煮立たせた後、容器内の熱湯を前記
仕切板より下に残して流出させ、さらに加熱して
容器内に残された熱湯から発生する蒸気によつて
仕切板上の前記煮立たせ後の米を蒸し上げるよう
にしたから、煮立たせ段階と蒸し上げ段階とによ
りおいしい満足な御飯が得られる蒸し炊き法によ
る炊飯が、1つの容器のみを連続使用し、途中容
器内の熱湯を一部を残して流出させることによ
り、容易に達成される。
また、この発明の炊飯装置は、前記容器に密閉
蓋を設けると共に、容器内の仕切板下方へ下端が
連通し、上端が容器内の最大水位と同じかそれ以
上の高さで容器外へ連通するサイフオン管ないし
は通路を設けたから、加熱するだけで、煮立たせ
段階と蒸し上げ段階とが順次自動的に遂行して、
炊飯を達成し得るからさらに便利であり、いわゆ
る電気炊飯器と同様な構成にして自動炊飯ないし
は自動炊飯および保温を行うのにも容易に適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の縦断面図、第2図は変形例
の一部断面図、第3図、第4図は他の変形例を示
す一部の断面図および平面図、第5図から第10
図はそれぞれ蓋を密閉状態に保つ各別の変形例を
示す断面図、第11図、第12図はサイフオン管
を着脱式にした実施例の要部の縦断面図および横
断面図、第13図、第14図は容器外にサイフオ
ン通路を形成する一実施例の要部の縦断面図およ
び横断面図、第15図はサイフオン管を高さ調節
できるようにした実施例の要部縦断面図、第16
図はサイフオン管上端に煮立たせ時間調節用の弁
を設けた実施例の要部縦断面図である。 1…通水性仕切板、2…容器、2a…口部、3
…米、4…水、4a…熱湯(煮立たせ後容器2内
に残される)、7…蓋、8…サイフオン管、8a
…下端、8b…上端、10,11…シール・パツ
キング、12…炊飯ヒータ、13…保温ヒータ、
14…蓋ヒータ、18…器体、20…補助容器、
22…感温切換手段、26…炊飯操作レバー、2
7…炊飯・保温切換スイツチ、30…器体蓋、3
2…吊持ピン、33…補助蓋、33a…吊持孔、
34,38…パツキング、35…係止部、36…
ロツクレバー、39…透孔、40…蒸気抜き筒、
41,60…押え突起、51…押圧部、54…ば
ね、55…押圧子、58…板ばね、62,63…
ヘリコイド状突条、64…突起、65…L形溝、
81…サイフオン通路、81a…下端、81b…
上端。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多孔板やすの子等の通水性仕切板により上下
    に区画されている容器を用い、容器内の前記仕切
    板上に米を入れると共に、その米が充分没するだ
    けの水を容器内に入れ、その状態で加熱すること
    により煮立せた後、容器内の熱湯を前記仕切板よ
    り下に残して流出させ、さらに加熱して容器内に
    残された熱湯から発生する蒸気によつて仕切板上
    の前記煮立たせ後の米を蒸し上げることを特徴と
    する炊飯方法。 2 多孔板やすの子等の通水性仕切板により上下
    に区画された容器に、それを密閉する蓋を設ける
    と共に、容器内の仕切板下方へ下端が連通し上端
    が容器内の最大水位と同じかそれ以上の高さで容
    器外へ連通するサイフオン管ないしは通路を設け
    たことを特徴とする炊飯装置。 3 サイフオン管ないしは通路は、容器内部に設
    けられている特許請求の範囲第2項記載の炊飯装
    置。 4 サイフオン管ないしは通路は、容器外部に設
    けられている特許請求の範囲第2項記載の炊飯装
    置。 5 サイフオン管は、容器内の仕切板下方への連
    通部高さを調節できるように設けられている特許
    請求の範囲第2項記載の炊飯装置。 6 容器は、それから流出する熱湯を受け溜める
    補助容器に収容して加熱すべくされている特許請
    求の範囲第2項記載の炊飯装置。 7 容器は、補助容器と共に炊飯ヒータ、あるい
    は炊飯ヒータおよび保温ヒータを持つた器体内に
    収容されて、加熱を受けるべくされている特許請
    求の範囲第6項記載の炊飯装置。 8 容器の蓋は、前記器体を閉じる器体蓋による
    押圧を直接または間接的に受けて、容器口部に押
    し付けられ、容器を密閉状態とするようにされて
    いる特許請求の範囲第7項記載の炊飯装置。 9 蓋は、容器口部への密閉状態に係着されるも
    のである特許請求の範囲第2項から第7項までの
    何れかに記載の炊飯装置。
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