JPS6151920B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6151920B2 JPS6151920B2 JP9428883A JP9428883A JPS6151920B2 JP S6151920 B2 JPS6151920 B2 JP S6151920B2 JP 9428883 A JP9428883 A JP 9428883A JP 9428883 A JP9428883 A JP 9428883A JP S6151920 B2 JPS6151920 B2 JP S6151920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crotch
- slacks
- plate
- ribs
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はスラツクスを縫製後において、縫製加
工に伴ない生ずる種々の立体形成上の不都合な点
を解消するところのいわゆるクセ取りが、縫製済
みの状態でプレス処理することにより、確実に仕
上げることのできるようにしたスラツクスのクセ
取り方法及びその装置に関する。
工に伴ない生ずる種々の立体形成上の不都合な点
を解消するところのいわゆるクセ取りが、縫製済
みの状態でプレス処理することにより、確実に仕
上げることのできるようにしたスラツクスのクセ
取り方法及びその装置に関する。
(従来技術)
一般に被服の製作上においては平坦な布地を立
体的な人体の体型に合うよう仕上げるため生ずる
種々の欠点(通常これを「クセ」と称している)
を軽減するために縫製以前に施す「クセ取り」と
呼ぶ処理を行つている。そして従来スラツクスの
クセ取りは生地裁断後縫製直前に特殊な被服用プ
レス機で人体に沿わすべく成型加工を行つている
が、このプレス機によるクセ取り加工は従前の技
術者が手作業でもつて行つていたような入念な処
理と同様にまで行うことができず、また体型が多
種にわたるのを画一的にプレスして処理すること
はそれ自体に無理がある。従つてこれを効果的に
従来の人手によるものに近づけることが困難で、
その結果ほとんど機械によるクセ取りが有効に行
なえない状態にあり、これは縫製技術者との関係
においてクセ取りを縫製時の作業にうまく適合さ
せていわゆる使いこなすことができないことなど
にも一因がある。要するにクセ取り作業そのもの
が従前のように充分できなくなり、加えてクセ取
りしたものを要領よく縫製することが縫製技術者
の熟練度の低下で困難となり、そのためにクセの
ない縫製品が得難い状況にある。この原因の一つ
は前身ごろ、後身ごろを別個にプレスしているの
でその際前身ごろと後身ごろの曲率を是正するた
めの伸ばしの量がそれぞれ大きく違い、このこと
が縫製技術上の大きな問題点になつていた。即ち
前後両身ごろに生じた丈の不一致を縫製の段階で
是正しながら作業を進めなければならず、無理を
すれば仕上り後ねじれが生じる。とりわけ格子柄
など柄合せしつつ縫製することが要求されるよう
なものにあつては前記したようなずれは商品価値
を低下させることにつながり好ましくない。その
他縫製上の無理が製品になつたスラツクスを用し
たときに各部に表われていわゆる着ごこちが悪く
なつたり、外観上不自然な形状を呈するなど大き
な欠点となる。
体的な人体の体型に合うよう仕上げるため生ずる
種々の欠点(通常これを「クセ」と称している)
を軽減するために縫製以前に施す「クセ取り」と
呼ぶ処理を行つている。そして従来スラツクスの
クセ取りは生地裁断後縫製直前に特殊な被服用プ
レス機で人体に沿わすべく成型加工を行つている
が、このプレス機によるクセ取り加工は従前の技
術者が手作業でもつて行つていたような入念な処
理と同様にまで行うことができず、また体型が多
種にわたるのを画一的にプレスして処理すること
はそれ自体に無理がある。従つてこれを効果的に
従来の人手によるものに近づけることが困難で、
その結果ほとんど機械によるクセ取りが有効に行
なえない状態にあり、これは縫製技術者との関係
においてクセ取りを縫製時の作業にうまく適合さ
せていわゆる使いこなすことができないことなど
にも一因がある。要するにクセ取り作業そのもの
が従前のように充分できなくなり、加えてクセ取
りしたものを要領よく縫製することが縫製技術者
の熟練度の低下で困難となり、そのためにクセの
ない縫製品が得難い状況にある。この原因の一つ
は前身ごろ、後身ごろを別個にプレスしているの
でその際前身ごろと後身ごろの曲率を是正するた
めの伸ばしの量がそれぞれ大きく違い、このこと
が縫製技術上の大きな問題点になつていた。即ち
前後両身ごろに生じた丈の不一致を縫製の段階で
是正しながら作業を進めなければならず、無理を
すれば仕上り後ねじれが生じる。とりわけ格子柄
など柄合せしつつ縫製することが要求されるよう
なものにあつては前記したようなずれは商品価値
を低下させることにつながり好ましくない。その
他縫製上の無理が製品になつたスラツクスを用し
たときに各部に表われていわゆる着ごこちが悪く
なつたり、外観上不自然な形状を呈するなど大き
な欠点となる。
(発明の目的)
本発明は斯かる現状に鑑みてなされたものであ
つて、従来裁断した布片に対して一々クセ取り処
理を行うためにスラツクスの前身ごろと後身ごろ
を合せて縫合するにも不都合な点が多々あつたも
のを、裁断したものをそのまま縫製してスラツク
スに仕立た後、縫合せ部での縫いつれや、前後両
身ごろのそれぞれに生ずるずれなどが生じないよ
うに、仕立後のスラツクスに対して所要個所に対
応したプレス力を付加して矯正し、一挙にクセ取
り処理ができるようにした方法とその処理装置と
を提供することにある。
つて、従来裁断した布片に対して一々クセ取り処
理を行うためにスラツクスの前身ごろと後身ごろ
を合せて縫合するにも不都合な点が多々あつたも
のを、裁断したものをそのまま縫製してスラツク
スに仕立た後、縫合せ部での縫いつれや、前後両
身ごろのそれぞれに生ずるずれなどが生じないよ
うに、仕立後のスラツクスに対して所要個所に対
応したプレス力を付加して矯正し、一挙にクセ取
り処理ができるようにした方法とその処理装置と
を提供することにある。
(発明の構成)
本発明にては所要の前身ごろと後身ごろとに裁
断した布を縫製加工してスラツクスに仕立上げた
ものを、その股下部の両側縫い合せ部を揃えて股
下部上下両端を固定すると共に、股下部の上部分
は上下方向からそれぞれ凸曲線状に前身ごろ側よ
り後身ごろ側に大きく適宜半径で彎曲する複数の
突条部を上下噛み合い状態になるようプレス機で
挾み、また股下部下部分は縫い合せ部を除いて前
後方向に平坦面にて挾まれるようにして、先づス
チームを噴射しつつプレスし、所要時間加圧経過
後バキユームをかけて付加した水分を吸引し、前
後両身ごろの縫い合せ部につれて引きつつた部分
及び股下の上部分に強力な引張力を与えて縫合に
伴なうクセ取りを行なうようにするのである。
断した布を縫製加工してスラツクスに仕立上げた
ものを、その股下部の両側縫い合せ部を揃えて股
下部上下両端を固定すると共に、股下部の上部分
は上下方向からそれぞれ凸曲線状に前身ごろ側よ
り後身ごろ側に大きく適宜半径で彎曲する複数の
突条部を上下噛み合い状態になるようプレス機で
挾み、また股下部下部分は縫い合せ部を除いて前
後方向に平坦面にて挾まれるようにして、先づス
チームを噴射しつつプレスし、所要時間加圧経過
後バキユームをかけて付加した水分を吸引し、前
後両身ごろの縫い合せ部につれて引きつつた部分
及び股下の上部分に強力な引張力を与えて縫合に
伴なうクセ取りを行なうようにするのである。
また、本発明のクセ取り処理を実施する装置と
して、主フレームの上部に下盤をほぼ水平に配置
して、これに対向する上盤は下盤背後位置に直立
するフレーム上端部に梃子式アームを介して上下
動自在に吊り下げられてなる被服プレス機におい
て、上下両盤は被処理スラツクスの股下部をプレ
スし得る長さにして、所要幅のジヤケツト構造の
ものとなし、下盤の上面長手方向基準線両端位置
には固定用パツドを取付け、股下の下側部分をプ
レスする適宜区間は盤面を平坦にして基準線に沿
つた適宜幅を溝状に形成し、かつ多数の通気小孔
を全面にわたり穿設し、更に股下の上側部分に対
応する区間は全体を窪所にしてその内部に複数条
の適宜曲率で凸曲せしめたクセ取りリブを適宜間
隔で基準線に直交するよう突設し、このリブ並び
に窪所上面にも多数の通気小孔を穿設したものと
なし、これに対する上盤は、前記下盤の平坦部対
向部分を平坦にして前記溝形成部に対応する部分
にのみ多数の通気小孔を設け、また下盤の窪所に
対向する部分には空間部を形成して、これの内部
に前記下盤に設けたクセ取りリブと同様のものを
相互に噛み合うように配したクセ取り押え盤を上
盤上面に取付く操作シリンダのロツドと連結して
内設した構成としたものである。
して、主フレームの上部に下盤をほぼ水平に配置
して、これに対向する上盤は下盤背後位置に直立
するフレーム上端部に梃子式アームを介して上下
動自在に吊り下げられてなる被服プレス機におい
て、上下両盤は被処理スラツクスの股下部をプレ
スし得る長さにして、所要幅のジヤケツト構造の
ものとなし、下盤の上面長手方向基準線両端位置
には固定用パツドを取付け、股下の下側部分をプ
レスする適宜区間は盤面を平坦にして基準線に沿
つた適宜幅を溝状に形成し、かつ多数の通気小孔
を全面にわたり穿設し、更に股下の上側部分に対
応する区間は全体を窪所にしてその内部に複数条
の適宜曲率で凸曲せしめたクセ取りリブを適宜間
隔で基準線に直交するよう突設し、このリブ並び
に窪所上面にも多数の通気小孔を穿設したものと
なし、これに対する上盤は、前記下盤の平坦部対
向部分を平坦にして前記溝形成部に対応する部分
にのみ多数の通気小孔を設け、また下盤の窪所に
対向する部分には空間部を形成して、これの内部
に前記下盤に設けたクセ取りリブと同様のものを
相互に噛み合うように配したクセ取り押え盤を上
盤上面に取付く操作シリンダのロツドと連結して
内設した構成としたものである。
而して上下両盤の各部通気小孔は各盤のジヤケ
ツトを通じて、蒸気供給源並びに吸気源と切換弁
を介し接続し、この切換弁を人手又は自動操作に
よつて所要時間切換えて作動するようにしたので
ある。
ツトを通じて、蒸気供給源並びに吸気源と切換弁
を介し接続し、この切換弁を人手又は自動操作に
よつて所要時間切換えて作動するようにしたので
ある。
(実施の態様)
以下本発明を一具体例装置について図面により
詳述すれば下記の通りである。第1図乃至第4図
に示すのはスラツクスの股下部クセ取り装置の具
体例であつて、第1図及び第2図は装置全体の外
観を示し、1は主フレーム、2は主フレームの直
立部、3はアームであつて主フレーム直立部2の
上端部に基幹部をピン4支持されている。5はア
ーム操作リンクで二本のリンクを中間位置にてピ
ン5連結されていて、下端を梃子リンク6の基端
部にそして上端をアーム3の後部中間上部分にそ
れぞれピン3′,6′連結してあり、主フレーム1
側面に取付けたブラケツト7にて一端を枢支され
るプレス盤上下操作用パワーシリンダ8のピスト
ンロツド8′先端を下側のリンク5′中間にフオー
ク片9を介してピン9′連結し、プレス上盤10
の上下動操作を行なうようになつている。19は
プレス上盤10に対する加圧用パワーシリンダ
で、ロツド端を梃子リンク6の先端部に連結して
ある。20はプレス下盤で主フレーム1の前上部
に支持されて上面がほぼ水平に保たれるよう構成
されている。そして上記した上下両プレス盤1
0,20はいずれもジヤケツト構造にして、それ
ぞれに蒸気配管が周知の手段により接続されてお
り、併せて吸気ブロア等減圧源ともそれぞれ接続
してなる。
詳述すれば下記の通りである。第1図乃至第4図
に示すのはスラツクスの股下部クセ取り装置の具
体例であつて、第1図及び第2図は装置全体の外
観を示し、1は主フレーム、2は主フレームの直
立部、3はアームであつて主フレーム直立部2の
上端部に基幹部をピン4支持されている。5はア
ーム操作リンクで二本のリンクを中間位置にてピ
ン5連結されていて、下端を梃子リンク6の基端
部にそして上端をアーム3の後部中間上部分にそ
れぞれピン3′,6′連結してあり、主フレーム1
側面に取付けたブラケツト7にて一端を枢支され
るプレス盤上下操作用パワーシリンダ8のピスト
ンロツド8′先端を下側のリンク5′中間にフオー
ク片9を介してピン9′連結し、プレス上盤10
の上下動操作を行なうようになつている。19は
プレス上盤10に対する加圧用パワーシリンダ
で、ロツド端を梃子リンク6の先端部に連結して
ある。20はプレス下盤で主フレーム1の前上部
に支持されて上面がほぼ水平に保たれるよう構成
されている。そして上記した上下両プレス盤1
0,20はいずれもジヤケツト構造にして、それ
ぞれに蒸気配管が周知の手段により接続されてお
り、併せて吸気ブロア等減圧源ともそれぞれ接続
してなる。
而してプレス下盤20は第2図乃至第4図にて
示すように、取扱うスラツクスの少なくとも股下
の全長よりやや長く、幅方向には股下の裾側処理
部(図上右側)よりも腰部側(図上左側)が広幅
になるよう構成されたジヤケツト構造の外形にし
て、主フレーム1の前上部に水平支持され、スチ
ーム供給管31と吸気管32とが下側に接続して
ある。そして盤上面は被処理スラツクスの裾側処
理部端アから腰部側へ全長のほぼ2/3の部分は平
坦面21にし、そのほぼ全面に多数の通気小孔2
2が穿設してあり、かつ第3図示の如く被処理ス
ラツクスA(仮想線で表わしてある)の側面縫い
合せ部a配置部分を長手方向に裾側処理部から腰
部側へ次第に広幅となる適宜幅の浅い逃げ溝23
が凹設してあり、この部分にも通気小孔22が多
数穿設してある。なお、裾側処理部と反対端イに
も短かい長さで股下部押え面24が平坦に形成し
てあり、前記逃げ溝23の端部とその延長線上で
股下部押え面24とにそれぞれ適宜厚みの固定用
パツド25,25が貼着してある。そして前記し
た両平坦面21,24間の所要区間は方形の適宜
深さの窪所26にして、この窪所26内には所要
の間隔で外形が助骨状に形成されたクセ取りリブ
27を複数条、長手軸線に直交して配設してあ
り、このクセ取りリブ27はスラツクスの前身ご
ろと後身ごろとの縫い合せ部aを基準とするよう
にして、その基準線Bが第3図に示す如く下盤2
0上に設けられたものとしてこの基準線上に相当
する位置が最も高い状態で手前側(作業側)に対
して反対側が長くなるよう(これに限定されるも
のではない)両端を低くした適宜曲率の円孤状に
なし、内側をジヤケツト28部と連通せしめて表
面に多数の通気小孔22を穿設したものである。
このクセ取りリブ27はその配列間隔の関係上窪
所26の両端部にも半分づつ形成されている。
示すように、取扱うスラツクスの少なくとも股下
の全長よりやや長く、幅方向には股下の裾側処理
部(図上右側)よりも腰部側(図上左側)が広幅
になるよう構成されたジヤケツト構造の外形にし
て、主フレーム1の前上部に水平支持され、スチ
ーム供給管31と吸気管32とが下側に接続して
ある。そして盤上面は被処理スラツクスの裾側処
理部端アから腰部側へ全長のほぼ2/3の部分は平
坦面21にし、そのほぼ全面に多数の通気小孔2
2が穿設してあり、かつ第3図示の如く被処理ス
ラツクスA(仮想線で表わしてある)の側面縫い
合せ部a配置部分を長手方向に裾側処理部から腰
部側へ次第に広幅となる適宜幅の浅い逃げ溝23
が凹設してあり、この部分にも通気小孔22が多
数穿設してある。なお、裾側処理部と反対端イに
も短かい長さで股下部押え面24が平坦に形成し
てあり、前記逃げ溝23の端部とその延長線上で
股下部押え面24とにそれぞれ適宜厚みの固定用
パツド25,25が貼着してある。そして前記し
た両平坦面21,24間の所要区間は方形の適宜
深さの窪所26にして、この窪所26内には所要
の間隔で外形が助骨状に形成されたクセ取りリブ
27を複数条、長手軸線に直交して配設してあ
り、このクセ取りリブ27はスラツクスの前身ご
ろと後身ごろとの縫い合せ部aを基準とするよう
にして、その基準線Bが第3図に示す如く下盤2
0上に設けられたものとしてこの基準線上に相当
する位置が最も高い状態で手前側(作業側)に対
して反対側が長くなるよう(これに限定されるも
のではない)両端を低くした適宜曲率の円孤状に
なし、内側をジヤケツト28部と連通せしめて表
面に多数の通気小孔22を穿設したものである。
このクセ取りリブ27はその配列間隔の関係上窪
所26の両端部にも半分づつ形成されている。
斯かる下盤20に対する上盤10は、外形及び
平坦面11と股下部押え面14とが下盤20の対
向する部分とほぼ合致するようにして、平坦面1
1には前記下盤20の逃げ溝23に対応する部分
に通気小孔12が多数穿設してあり、また前記下
盤20の窪所26に対向する位置にはジヤケツト
17部分と区画した空間部13を設け、この空間
部13には前記下盤のクセ取りリブ27と同様の
構造にした通気小孔12′を有するクセ取りリブ
15′を丁度下盤側の窪所26内で各リブ27間
の谷間部分に配されるようにして一個のジヤケツ
ト構造をなすクセ取り押え盤15を内設し、この
クセ取り押え盤15は上盤10の上面に立設した
プレスシリンダ16のピストンロツド端と直結
し、かつスチーム配管及び吸気配管が接続してあ
る。なお、スチーム配管及び吸気配管については
いずれも周知の制御機器を介して調節可能に各供
給源と接続されている。そしてこれら各部の機器
の作動操作は制御盤30上で操作できるようにな
つている。
平坦面11と股下部押え面14とが下盤20の対
向する部分とほぼ合致するようにして、平坦面1
1には前記下盤20の逃げ溝23に対応する部分
に通気小孔12が多数穿設してあり、また前記下
盤20の窪所26に対向する位置にはジヤケツト
17部分と区画した空間部13を設け、この空間
部13には前記下盤のクセ取りリブ27と同様の
構造にした通気小孔12′を有するクセ取りリブ
15′を丁度下盤側の窪所26内で各リブ27間
の谷間部分に配されるようにして一個のジヤケツ
ト構造をなすクセ取り押え盤15を内設し、この
クセ取り押え盤15は上盤10の上面に立設した
プレスシリンダ16のピストンロツド端と直結
し、かつスチーム配管及び吸気配管が接続してあ
る。なお、スチーム配管及び吸気配管については
いずれも周知の制御機器を介して調節可能に各供
給源と接続されている。そしてこれら各部の機器
の作動操作は制御盤30上で操作できるようにな
つている。
このような構成のプレス装置によりスラツクス
のクセ取り作業を行なうには、先づ縫製済の被処
理スラツクスAを第3図に示す如く、その両股下
部を上盤10が上方に持ち上げられた状態の下盤
20上に揃えて、側面縫い合せ部aが基準線Bに
位置するよう前身ごろ側を手前にして載置し、し
かる後制御盤上若しくはペダル操作(一般に成形
プレス装置では上盤(上ゴテとも称している)の
昇降操作をペダルによつて操作するものが多い)
によつてパワーシリンダー8を作動させてそのピ
ストンロツド8′を後退させれば、アーム操作リ
ンク5によりアーム3を介して上盤10が下盤2
0上に押し付けられる。すると下盤20に先に載
置した被処理スラツクスAの股下部A′は上下両
盤10,20により挾圧される。そして加圧状態
を保ちつつ飽和蒸気を上下両盤10,20内に供
給して盤面を加熱し、かつ各部通気小孔12,1
2′,22ら被処理スラツクスに水蒸気を噴射
し、次いでクセ取り押え盤15の操作シリンダ1
6を作動させて該押え盤15を下降させれば、上
下両盤10,20により挾圧されている被処理ス
ラツクスAは挾圧部分において両盤の長手両端で
パツド25,25と接する縫い合せ部aの一部が
他の部分よりも強く挾圧されて固定し、その状態
で股下部A′の腰部寄りの部分がクセ取り押え盤
15の下降操作によつて、その付属クセ取りリブ
15′と下盤20窪所26内のクセ取りリブ27
との噛み合状態で、上下両盤10,20により基
準となつている前後両身ごろの側面縫い合せ部a
プレス両端固定部間がジグザグ状にプレスされる
ことにより、殊にこのジグザグ状のプレス部は縫
い合せ部aに対応する部分が上下両クセ取りリブ
15,27の中高になつた部分によつてスラツク
スの幅方向に次第に少なくプレスされることと相
俟つて強力に延伸させられて織物の繊維に対して
大きな引張力が局部的に付加され、水蒸気による
適度な蒸しで繊維をほぐしながら加熱し、かつ加
圧することによつて縫い合された部分での縫製歪
と織成時の繊維糸の収縮とによる内部応力を許容
範囲内で除去すると共に、逆に延伸状態に歪を与
え、所要時間(取扱う生地の組成により異なるが
一般的に4〜6Kg/cm2Gの蒸気を約3秒前後)経
過後蒸気の供給を停止し、次いで制御部の指令で
吸気操作を開始して被処理スラツクスに付与され
た水蒸気による水分を盤面並びにクセ取りリブ1
5,27部分の各小孔から吸引し、所要時間維持
すると、加熱状態にあつた被処理スラツクスは冷
却され、この間加圧状態に保たれていわゆるクセ
取りされている部分が固定されることになる。従
つてこの吸気所要時間(たとえばウール織物地で
約10秒)経過すると吸気を停止し、またクセ取り
押え盤15を上昇させて後上盤10の操作シリン
ダ8のピストンロツド8′を前進させるとアーム
操作リンク5が屈曲してアーム3を介して上盤1
0が上昇し、クセ取り操作が終了する。
のクセ取り作業を行なうには、先づ縫製済の被処
理スラツクスAを第3図に示す如く、その両股下
部を上盤10が上方に持ち上げられた状態の下盤
20上に揃えて、側面縫い合せ部aが基準線Bに
位置するよう前身ごろ側を手前にして載置し、し
かる後制御盤上若しくはペダル操作(一般に成形
プレス装置では上盤(上ゴテとも称している)の
昇降操作をペダルによつて操作するものが多い)
によつてパワーシリンダー8を作動させてそのピ
ストンロツド8′を後退させれば、アーム操作リ
ンク5によりアーム3を介して上盤10が下盤2
0上に押し付けられる。すると下盤20に先に載
置した被処理スラツクスAの股下部A′は上下両
盤10,20により挾圧される。そして加圧状態
を保ちつつ飽和蒸気を上下両盤10,20内に供
給して盤面を加熱し、かつ各部通気小孔12,1
2′,22ら被処理スラツクスに水蒸気を噴射
し、次いでクセ取り押え盤15の操作シリンダ1
6を作動させて該押え盤15を下降させれば、上
下両盤10,20により挾圧されている被処理ス
ラツクスAは挾圧部分において両盤の長手両端で
パツド25,25と接する縫い合せ部aの一部が
他の部分よりも強く挾圧されて固定し、その状態
で股下部A′の腰部寄りの部分がクセ取り押え盤
15の下降操作によつて、その付属クセ取りリブ
15′と下盤20窪所26内のクセ取りリブ27
との噛み合状態で、上下両盤10,20により基
準となつている前後両身ごろの側面縫い合せ部a
プレス両端固定部間がジグザグ状にプレスされる
ことにより、殊にこのジグザグ状のプレス部は縫
い合せ部aに対応する部分が上下両クセ取りリブ
15,27の中高になつた部分によつてスラツク
スの幅方向に次第に少なくプレスされることと相
俟つて強力に延伸させられて織物の繊維に対して
大きな引張力が局部的に付加され、水蒸気による
適度な蒸しで繊維をほぐしながら加熱し、かつ加
圧することによつて縫い合された部分での縫製歪
と織成時の繊維糸の収縮とによる内部応力を許容
範囲内で除去すると共に、逆に延伸状態に歪を与
え、所要時間(取扱う生地の組成により異なるが
一般的に4〜6Kg/cm2Gの蒸気を約3秒前後)経
過後蒸気の供給を停止し、次いで制御部の指令で
吸気操作を開始して被処理スラツクスに付与され
た水蒸気による水分を盤面並びにクセ取りリブ1
5,27部分の各小孔から吸引し、所要時間維持
すると、加熱状態にあつた被処理スラツクスは冷
却され、この間加圧状態に保たれていわゆるクセ
取りされている部分が固定されることになる。従
つてこの吸気所要時間(たとえばウール織物地で
約10秒)経過すると吸気を停止し、またクセ取り
押え盤15を上昇させて後上盤10の操作シリン
ダ8のピストンロツド8′を前進させるとアーム
操作リンク5が屈曲してアーム3を介して上盤1
0が上昇し、クセ取り操作が終了する。
なお、上記の操作の一具体例としてウール製の
ものと、綿若しくは合成繊維製乃至この混紡品と
の作業態様を示せば、先づウールの場合蒸気圧5
〜5.5Kg/cm2の飽和蒸気で約3秒蒸気の噴射を行
ない、その後蒸気を止めて約5秒間加圧し、しか
る後約10秒間吸気して冷却し、この間上記の要領
でクセ取り押え盤をもつてクセ取にリブを押しつ
けることにより縫い合せ部を中心として引張力を
付加し、かつ腰部寄りでジグザグ状に屈曲して縫
製に伴なうクセ取りが行なえた。次に綿製のもの
で蒸気圧6Kg/cm2Gの飽和蒸気で約3秒間蒸気噴
射した後蒸気を止め、そのまま約10秒加圧状態を
保ち、しかる後約15秒間吸気して冷却した。この
間前記同様クセ取り押え盤でもつて押圧し、操作
終了後は縫製に伴なうクセ取りが確実に行うこと
ができた。この後者(綿製スラクツス)のいわゆ
るクセ取り前のもの参考写真1のものをクセ取り
操作後は参考写真2に示すように仕上げることが
できたのである。
ものと、綿若しくは合成繊維製乃至この混紡品と
の作業態様を示せば、先づウールの場合蒸気圧5
〜5.5Kg/cm2の飽和蒸気で約3秒蒸気の噴射を行
ない、その後蒸気を止めて約5秒間加圧し、しか
る後約10秒間吸気して冷却し、この間上記の要領
でクセ取り押え盤をもつてクセ取にリブを押しつ
けることにより縫い合せ部を中心として引張力を
付加し、かつ腰部寄りでジグザグ状に屈曲して縫
製に伴なうクセ取りが行なえた。次に綿製のもの
で蒸気圧6Kg/cm2Gの飽和蒸気で約3秒間蒸気噴
射した後蒸気を止め、そのまま約10秒加圧状態を
保ち、しかる後約15秒間吸気して冷却した。この
間前記同様クセ取り押え盤でもつて押圧し、操作
終了後は縫製に伴なうクセ取りが確実に行うこと
ができた。この後者(綿製スラクツス)のいわゆ
るクセ取り前のもの参考写真1のものをクセ取り
操作後は参考写真2に示すように仕上げることが
できたのである。
而して上述した上盤付設のクセ取り押え盤操作
シリンダのピストンロツドと該シリンダ支持部若
しくは上盤上面側とのいずれかにストツパーを取
付け、その反対側に調節可能な当て片を付すよう
にしておくと(ストツパーを調節可能にして当て
片を固定してもよい)、クセ取り押え盤の下降量
を任意に設定することができ、Y体(細身の体
型)からO体(肥満体の体型)までの範囲の被処
理スラツクスを自在にクセ取り処理ができること
になるのである。
シリンダのピストンロツドと該シリンダ支持部若
しくは上盤上面側とのいずれかにストツパーを取
付け、その反対側に調節可能な当て片を付すよう
にしておくと(ストツパーを調節可能にして当て
片を固定してもよい)、クセ取り押え盤の下降量
を任意に設定することができ、Y体(細身の体
型)からO体(肥満体の体型)までの範囲の被処
理スラツクスを自在にクセ取り処理ができること
になるのである。
前記した操作時間などはタイマーを使用して自
動的に各部を制御し、能率よく行うことができ
る。また股下部のクセ取り操作後は尻部などを別
途のクセ取り操作により修正するようにして、縫
製後の物品を成形できるのである。
動的に各部を制御し、能率よく行うことができ
る。また股下部のクセ取り操作後は尻部などを別
途のクセ取り操作により修正するようにして、縫
製後の物品を成形できるのである。
(発明の効果)
叙上の如く本発明によれば、従来縫製前の裁断
した生地片の状態で一々クセ取り作業を行ない、
これを縫製して製品にする過程でクセ取り効果が
減退したり、その他手数を要していたものを、縫
製作業が終了するまでは特別な加工手段を必要と
せず、縫い上つたスラツクスをその両身ごろの縫
い合せ部分を基準にして股下部の上半部で大きく
かつ強く引張力を付加して縫合部での歪を取り除
くと同時に局部的に永久歪を生ぜしめて着用時の
いわゆるきごこちを良好ならしめることが可能に
なり、その結果従来縫製技術上大きな問題点とな
つていたものを、極く簡単に除去できるようにな
つたのである。
した生地片の状態で一々クセ取り作業を行ない、
これを縫製して製品にする過程でクセ取り効果が
減退したり、その他手数を要していたものを、縫
製作業が終了するまでは特別な加工手段を必要と
せず、縫い上つたスラツクスをその両身ごろの縫
い合せ部分を基準にして股下部の上半部で大きく
かつ強く引張力を付加して縫合部での歪を取り除
くと同時に局部的に永久歪を生ぜしめて着用時の
いわゆるきごこちを良好ならしめることが可能に
なり、その結果従来縫製技術上大きな問題点とな
つていたものを、極く簡単に除去できるようにな
つたのである。
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図はクセ取り装置の側面図、第2図は要部の開
放状態斜視図、第3図は下盤の平面図、第4図は
クセ取りリブの外形を示す図、第5図は操作態様
を示す図である。参考写真1は縫製直後のスラツ
クスを示すもの、参考写真2は本発明方法により
クセ取りされたスラツクスを示すものである。 1…主フレーム、3…アーム、10…プレスの
上盤、11,21…平坦面、12,12′22…
通気小孔、13…空間部、14,24…股下部押
え面、15…クセ取り押え盤、15′,27…ク
セ取りリブ、16…操作シリンダ、20…プレス
の下盤、23…逃げ溝、25…固定用パツド、2
6…窪所、A…被処理スラツクス、A′…股下
部、a…前後両身ごろの側面での縫い合せ部、B
…基準線。
1図はクセ取り装置の側面図、第2図は要部の開
放状態斜視図、第3図は下盤の平面図、第4図は
クセ取りリブの外形を示す図、第5図は操作態様
を示す図である。参考写真1は縫製直後のスラツ
クスを示すもの、参考写真2は本発明方法により
クセ取りされたスラツクスを示すものである。 1…主フレーム、3…アーム、10…プレスの
上盤、11,21…平坦面、12,12′22…
通気小孔、13…空間部、14,24…股下部押
え面、15…クセ取り押え盤、15′,27…ク
セ取りリブ、16…操作シリンダ、20…プレス
の下盤、23…逃げ溝、25…固定用パツド、2
6…窪所、A…被処理スラツクス、A′…股下
部、a…前後両身ごろの側面での縫い合せ部、B
…基準線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所要の外形寸法に裁断した布を縫製して仕立
たスラツクスを、その股下部の両側縫い合せ部を
揃えて股下部上下両端を固定すると共に、股下部
の上側部分は被加工面に対し上下方向から、前記
縫に合せ部に最も早く接する凸曲面状に大きく彎
曲した複数の突条部にて、上下噛み合い状態とな
るようプレス機で挾み、また股下部の下側部分は
縫い合せ部を除いて平担面で挾圧し、先づスチー
ムを噴射し、次いで所要時間加熱加圧状態を保つ
た後バキユームをかけて付加水分を吸引し、縫い
合せ部につれて引きつつた部分及び股下部の上側
部分に強力な引張力を与えてクセ取りを行なうこ
とを特徴とするスラツクスのクセ取り方法。 2 主フレームの上部に下盤をほぼ水平に配置し
て、これに対向する上盤は下盤背後位置に直立す
るフレーム上端部に梃子式アームを介して上下動
自在に吊り下げられてなる被服プレス機におい
て、上下両盤は被処理スラツクスの股下部をプレ
スし得る長さにして、所要幅のジヤケツト構造の
ものとなし、下盤の上面長手方向基準線両端位置
には固定用パツドを取付け、被処理スラツクス股
下の下側部分をプレスする所要区間は盤面を平坦
にして基準線に沿い適宜幅の溝部を形成し、かつ
多数の通気小孔を全面にわたり穿設し、更に被処
理スラツクス股下の上側部分に対応する区間に窪
所を設け、この窪所内部には前記基準線に直交し
てその交叉位置が最も高くなる適宜曲率のクセ取
りリブを複数条適宜間隔で配設し、該リブにも通
気小孔を穿設したものとなし、上盤は前記下盤の
平坦部対向部分を平坦面にしてかつ前記溝部に対
応する部分にのみ多数の通気小孔を設け、更に前
記窪所に対向する部分には空間部内で前記下盤の
クセ取りリブと同様のリブが下盤のものと噛み合
うように配したクセ取り押え盤を上盤上面に付設
の操作シリンダにより上下動可能に連結して内設
したことを特徴とするスラツクスの股下部クセ取
り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9428883A JPS60116399A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | スラツクスのクセ取り方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9428883A JPS60116399A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | スラツクスのクセ取り方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60116399A JPS60116399A (ja) | 1985-06-22 |
| JPS6151920B2 true JPS6151920B2 (ja) | 1986-11-11 |
Family
ID=14106069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9428883A Granted JPS60116399A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | スラツクスのクセ取り方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60116399A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0642570U (ja) * | 1992-11-09 | 1994-06-07 | 株式会社袋谷製作所 | 自転車のフレ−ム部材の結合構造 |
-
1983
- 1983-05-26 JP JP9428883A patent/JPS60116399A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60116399A (ja) | 1985-06-22 |
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