JPS6157477B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6157477B2 JPS6157477B2 JP18697780A JP18697780A JPS6157477B2 JP S6157477 B2 JPS6157477 B2 JP S6157477B2 JP 18697780 A JP18697780 A JP 18697780A JP 18697780 A JP18697780 A JP 18697780A JP S6157477 B2 JPS6157477 B2 JP S6157477B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- oil
- side plate
- sliding surface
- vane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 36
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両空調用として好適なベーン圧縮
機に関する。
機に関する。
シリンダおよび該シリンダの端面に配設される
フロント、リヤの両側板にて囲まれた円形空間内
を、複数個のベーンを有するロータを偏心して回
転せしめることにより冷媒の圧縮を行うベーン圧
縮機においては、油分離室で分離された油を駆動
軸の後端面に導いたのち、該駆動軸の軸中心に穿
設した給油孔等を経てロータ端面やベーン溝さら
にはシヤフトシール等へ導くことで、各摺動面を
潤滑するようにしている。
フロント、リヤの両側板にて囲まれた円形空間内
を、複数個のベーンを有するロータを偏心して回
転せしめることにより冷媒の圧縮を行うベーン圧
縮機においては、油分離室で分離された油を駆動
軸の後端面に導いたのち、該駆動軸の軸中心に穿
設した給油孔等を経てロータ端面やベーン溝さら
にはシヤフトシール等へ導くことで、各摺動面を
潤滑するようにしている。
すなわち、従来のベーン圧縮機にあつては、運
転状態ではロータはリヤ側とフロント側との両端
面に全面的に高圧油を受ける構造であつた。
転状態ではロータはリヤ側とフロント側との両端
面に全面的に高圧油を受ける構造であつた。
ところで、停止時にはロータはこれと一体の駆
動軸に作用するシヤフトシールのばね力によつて
リヤ側板に押付けられており、従つてこの状態が
長時間に亘るときはロータのリヤ側面とリヤ側板
との摺動面には潤滑油がほとんどないオイルレス
の状態となつてしまう。そのため、かかる状態で
圧縮機が起動された場合、つまり駆動軸にクラツ
チが接続されたときは、このクラツチのバネ力が
ロータにリヤ向きのスラスト力として追加作用す
る結果、ロータはリヤ側板にさらに強く押付けら
れることとなる。一方、圧縮機の高圧側圧力は起
動後徐々にしか上昇しないことから、ロータは起
動初期の段階ではリヤ側板に対して潤滑油不足の
状態で摺動する結果、焼付きを生じ易いという欠
点がある。
動軸に作用するシヤフトシールのばね力によつて
リヤ側板に押付けられており、従つてこの状態が
長時間に亘るときはロータのリヤ側面とリヤ側板
との摺動面には潤滑油がほとんどないオイルレス
の状態となつてしまう。そのため、かかる状態で
圧縮機が起動された場合、つまり駆動軸にクラツ
チが接続されたときは、このクラツチのバネ力が
ロータにリヤ向きのスラスト力として追加作用す
る結果、ロータはリヤ側板にさらに強く押付けら
れることとなる。一方、圧縮機の高圧側圧力は起
動後徐々にしか上昇しないことから、ロータは起
動初期の段階ではリヤ側板に対して潤滑油不足の
状態で摺動する結果、焼付きを生じ易いという欠
点がある。
そこで本発明は、以上の問題に鑑み、駆動軸に
クラツチが接続された状態においてロータに作用
するクラツチのバネ力に対抗する力を発生させる
ことにより、特に起動初期に発生し易いロータの
リヤ側摺動面に関しての焼付きを防止することを
目的としたものである。
クラツチが接続された状態においてロータに作用
するクラツチのバネ力に対抗する力を発生させる
ことにより、特に起動初期に発生し易いロータの
リヤ側摺動面に関しての焼付きを防止することを
目的としたものである。
かかる目的を達成するために、本発明はロータ
のフロント側端面とフロント側板との摺動面に関
して、ベーン溝底よりも内寄りの位置にシールリ
ングを配置するとともに、このシールリングを境
界にして外周側にはベーン溝を介して高圧油を導
入する一方、内周側には吸入室側の吸入圧力を導
入するように構成したものである。従つて、圧縮
機の運転時にはロータのリヤ側端面に作用するフ
ロント向きのスラスト力が、ロータのフロント端
面に作用するリヤ向きのスラスト力よりも増大
し、これがクラツチのバネ力に対抗してロータを
フロント側に押し戻すように作用し、ロータとリ
ヤ側板との間に油膜の形成に必要な隙間を確保す
ることが可能となる。
のフロント側端面とフロント側板との摺動面に関
して、ベーン溝底よりも内寄りの位置にシールリ
ングを配置するとともに、このシールリングを境
界にして外周側にはベーン溝を介して高圧油を導
入する一方、内周側には吸入室側の吸入圧力を導
入するように構成したものである。従つて、圧縮
機の運転時にはロータのリヤ側端面に作用するフ
ロント向きのスラスト力が、ロータのフロント端
面に作用するリヤ向きのスラスト力よりも増大
し、これがクラツチのバネ力に対抗してロータを
フロント側に押し戻すように作用し、ロータとリ
ヤ側板との間に油膜の形成に必要な隙間を確保す
ることが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。図において、1は円筒形のシリンダ
を示し、該シリンダ1の端面にはシリンダ外径よ
りも大径の円板状のフロント側板2およびリヤ側
板3が接合され、これらによつてロータ収容用の
円形空間が形成されている。4はフロント側板2
の前面に配置された吸入室5を有するフロントハ
ウジングであり、該吸入室5は吸入孔6を介して
外部回路と連通されている。7はフロント側板2
およびリヤ側板3の外周を囲繞するように配置さ
れかつフロントハウジング4に接合されたリヤハ
ウジングであり、その後側には底部を油溜室8と
しかつ上部には吐出ガス中の油を分離する油分離
材9を有する油分離室10が形成され、該油分離
室10は吐出孔11を介して外部回路と連通され
ている。
に説明する。図において、1は円筒形のシリンダ
を示し、該シリンダ1の端面にはシリンダ外径よ
りも大径の円板状のフロント側板2およびリヤ側
板3が接合され、これらによつてロータ収容用の
円形空間が形成されている。4はフロント側板2
の前面に配置された吸入室5を有するフロントハ
ウジングであり、該吸入室5は吸入孔6を介して
外部回路と連通されている。7はフロント側板2
およびリヤ側板3の外周を囲繞するように配置さ
れかつフロントハウジング4に接合されたリヤハ
ウジングであり、その後側には底部を油溜室8と
しかつ上部には吐出ガス中の油を分離する油分離
材9を有する油分離室10が形成され、該油分離
室10は吐出孔11を介して外部回路と連通され
ている。
前記フロント側板2およびリヤ側板3の中心か
ら適当量偏心した位置には駆動軸12が貫通され
ラジアルベアリング13にて回転可能に支持され
ており、該駆動軸12に固着(一体形成すること
も可)されたロータ14が前記シリンダ1内にそ
の外周面の一部をシリンダ内壁面の上部と接する
ように偏心して収容されている。ロータ14の円
周上には全幅にわたつて複数個(図では4個の場
合を示す)のベーン溝15が所要深さをもつて形
成され、各ベーン溝15に摺動可能に嵌合された
ベーン16はその先端がシリンダ1の内壁面に当
接することで空間を4つの圧縮室17に区画形成
している。圧縮室17は前記フロント側板2に貫
設された吸入口18を介して吸入室5と連通さ
れ、また圧縮室17はシリンダ1の上部に貫設さ
れた吐出口19を介して該シリンダ1の外周面と
リヤハウジング7の内周面間に形成された吐出室
20と連通され、さらに該吐出室20は前記油分
離材9と対向するようにリヤ側板3に貫設された
連通孔21を介して油分離室10と連通されてい
る。なお、22は吐出口19に設けられた吐出
弁、23はその弁押えである。
ら適当量偏心した位置には駆動軸12が貫通され
ラジアルベアリング13にて回転可能に支持され
ており、該駆動軸12に固着(一体形成すること
も可)されたロータ14が前記シリンダ1内にそ
の外周面の一部をシリンダ内壁面の上部と接する
ように偏心して収容されている。ロータ14の円
周上には全幅にわたつて複数個(図では4個の場
合を示す)のベーン溝15が所要深さをもつて形
成され、各ベーン溝15に摺動可能に嵌合された
ベーン16はその先端がシリンダ1の内壁面に当
接することで空間を4つの圧縮室17に区画形成
している。圧縮室17は前記フロント側板2に貫
設された吸入口18を介して吸入室5と連通さ
れ、また圧縮室17はシリンダ1の上部に貫設さ
れた吐出口19を介して該シリンダ1の外周面と
リヤハウジング7の内周面間に形成された吐出室
20と連通され、さらに該吐出室20は前記油分
離材9と対向するようにリヤ側板3に貫設された
連通孔21を介して油分離室10と連通されてい
る。なお、22は吐出口19に設けられた吐出
弁、23はその弁押えである。
前記リヤ側板3の後面には駆動軸12の後端面
を覆うカバー24が僅かな密閉空間25を置いて
固定され、該密閉空間25はリヤ側板3に形成し
た給油孔26を介して油溜室8と連通されてい
る。また、リヤ側板3の前面つまりロータ端面と
の摺動面にはベーン溝15の底部とリヤ側の軸孔
(ラジアルベアリングの隙間)とを連通する環状
の給油溝27が形成されている。一方、ロータ1
4の前端面つまりフロント側板2との摺動面には
ベーン溝15よりも内周側に環状のシール溝28
が形成され、該シール溝28には本例では矩形断
面のシールリング29が嵌入されている。なお、
シールリング29よりも内周側の摺動面はフロン
ト側の軸孔(ラジアルベアリングの隙間)を介し
て吸入室5に通じている。30はシヤフトシール
である。
を覆うカバー24が僅かな密閉空間25を置いて
固定され、該密閉空間25はリヤ側板3に形成し
た給油孔26を介して油溜室8と連通されてい
る。また、リヤ側板3の前面つまりロータ端面と
の摺動面にはベーン溝15の底部とリヤ側の軸孔
(ラジアルベアリングの隙間)とを連通する環状
の給油溝27が形成されている。一方、ロータ1
4の前端面つまりフロント側板2との摺動面には
ベーン溝15よりも内周側に環状のシール溝28
が形成され、該シール溝28には本例では矩形断
面のシールリング29が嵌入されている。なお、
シールリング29よりも内周側の摺動面はフロン
ト側の軸孔(ラジアルベアリングの隙間)を介し
て吸入室5に通じている。30はシヤフトシール
である。
本実施例は上述のように構成したものであり、
以下その作用を説明する。圧縮機の停止状態で
は、ロータ14はシヤフトシール30が保有する
ばね力によつてリヤ向きのスラスト力を受けリヤ
側板3に押圧されており、そのためロータ14の
前端面とフロント側板2との間には隙間が生じ、
従つてここに充分な量の油が保持されることにな
る。
以下その作用を説明する。圧縮機の停止状態で
は、ロータ14はシヤフトシール30が保有する
ばね力によつてリヤ向きのスラスト力を受けリヤ
側板3に押圧されており、そのためロータ14の
前端面とフロント側板2との間には隙間が生じ、
従つてここに充分な量の油が保持されることにな
る。
一方、圧縮機の運転時にあつては、油溜室8内
の油は吐出圧力を受けて給油孔26、密閉空間2
5を通りラジアルベアリング13に給油されてこ
れを潤滑するとともに、これより給油溝27を経
て各ベーン溝15に送られベーン16を突出向き
に付勢するとともに、ロータ14のリヤ側摺動面
およびベーン16の摺動面を潤滑し、さらにはロ
ータ14のフロント側摺動面に至りシールリング
29により過大な流出を阻止されるが、一部の油
はシールリング29から吸入室5側へ漏出し、こ
の漏出油によつてフロント側摺動面におけるシー
ルリング29より内周面およびラジアルベアリン
グ13が潤滑される。
の油は吐出圧力を受けて給油孔26、密閉空間2
5を通りラジアルベアリング13に給油されてこ
れを潤滑するとともに、これより給油溝27を経
て各ベーン溝15に送られベーン16を突出向き
に付勢するとともに、ロータ14のリヤ側摺動面
およびベーン16の摺動面を潤滑し、さらにはロ
ータ14のフロント側摺動面に至りシールリング
29により過大な流出を阻止されるが、一部の油
はシールリング29から吸入室5側へ漏出し、こ
の漏出油によつてフロント側摺動面におけるシー
ルリング29より内周面およびラジアルベアリン
グ13が潤滑される。
しかして、運転時においてロータ14に関して
作用する軸方向の圧力(スラスト力)としては、
第3図に示すようにフロント向きの力として、駆
動軸12の後端面およびロータ14の後端面に吐
出圧力Pdがそれぞれ作用し、これに対しリヤ向
きの力として、シールリング29を境としたロー
タ14の前端外周面に吐出圧力Pdが、前端内周
面に吸入圧力Psが、駆動軸12の前端面に大気
圧P0がそれぞれ作用するほか、クラツチおよびシ
ヤフトシール30が保有するばね力が作用する。
従つて、前記シールリング29の直径および厚み
を適当に設定してフロント向きの総合力がリヤ向
きの総合力を若干上回るように調整することによ
つて、吐出圧力の上昇(定常運転)に伴つてロー
タ14をフロント側板2に適切な押圧力で押付け
ることが可能となり、このことによりロータ14
のリヤ側摺動面には油膜の発生に望ましい隙間を
作ることができ、その結果、ロータ14のリヤ側
摺動面の潤滑ならびに冷却が良好に行われる。
作用する軸方向の圧力(スラスト力)としては、
第3図に示すようにフロント向きの力として、駆
動軸12の後端面およびロータ14の後端面に吐
出圧力Pdがそれぞれ作用し、これに対しリヤ向
きの力として、シールリング29を境としたロー
タ14の前端外周面に吐出圧力Pdが、前端内周
面に吸入圧力Psが、駆動軸12の前端面に大気
圧P0がそれぞれ作用するほか、クラツチおよびシ
ヤフトシール30が保有するばね力が作用する。
従つて、前記シールリング29の直径および厚み
を適当に設定してフロント向きの総合力がリヤ向
きの総合力を若干上回るように調整することによ
つて、吐出圧力の上昇(定常運転)に伴つてロー
タ14をフロント側板2に適切な押圧力で押付け
ることが可能となり、このことによりロータ14
のリヤ側摺動面には油膜の発生に望ましい隙間を
作ることができ、その結果、ロータ14のリヤ側
摺動面の潤滑ならびに冷却が良好に行われる。
この場合、ロータ14がフロント側板2に押圧
されてもそのフロント側摺動面は、起動時におけ
る油保持量が充分なこと、吸入系に近く冷却効果
が高く、油の粘度も高いことによりその潤滑なら
びに冷却が不良化することはなく、しかもその端
面隙間が小さいことならびにシールリング29の
存在によつて圧力差が大きくてもそのシール性は
保たれる。また、シヤフトシール30は吸入室5
内の油によつて潤滑および冷却され、かつそのシ
ール性は低圧の吸入室5が対象であることからき
わめて良好となる。
されてもそのフロント側摺動面は、起動時におけ
る油保持量が充分なこと、吸入系に近く冷却効果
が高く、油の粘度も高いことによりその潤滑なら
びに冷却が不良化することはなく、しかもその端
面隙間が小さいことならびにシールリング29の
存在によつて圧力差が大きくてもそのシール性は
保たれる。また、シヤフトシール30は吸入室5
内の油によつて潤滑および冷却され、かつそのシ
ール性は低圧の吸入室5が対象であることからき
わめて良好となる。
なお、本実施例では第4図に示すようにシール
リング29をロータ14に設けたが、これを第5
図に示すようにフロント側板2に設けてもよい。
また、ロータが円筒シリンダに偏心して配設され
たタイプのベーン圧縮機の他に、第6図に示した
ごとく楕円形状のシリンダの中央にロータを配設
した無偏心タイプのベーン圧縮機においても、本
発明の実施は可能である。なお第6図において前
述の第1実施例のものと同じ符号で示したもの
は、同一もしくは均等のものである。
リング29をロータ14に設けたが、これを第5
図に示すようにフロント側板2に設けてもよい。
また、ロータが円筒シリンダに偏心して配設され
たタイプのベーン圧縮機の他に、第6図に示した
ごとく楕円形状のシリンダの中央にロータを配設
した無偏心タイプのベーン圧縮機においても、本
発明の実施は可能である。なお第6図において前
述の第1実施例のものと同じ符号で示したもの
は、同一もしくは均等のものである。
以上詳述したように、本発明はロータのフロン
ト側摺動面にシールリングを配置するとともに、
このシールリングを境にしてその外側には高圧油
を作用させる一方、その内側には吸入圧力を作用
させることにより、運転時においてロータのリヤ
端面に作用するフロント向きのスラスト力をロー
タのフロント端面に作用するリヤ向きのスラスト
力よりも増加させ、それによつて起動初期のクラ
ツチのバネ力に対抗させ得るようにしたものであ
る。従つて、本発明によれば、停止時においてロ
ータのフロント側摺動面に関しての油保持量を多
くし、運転時には該ロータを吐出圧力を利用して
フロント側へ適当な力をもつて押圧せしめること
により、ロータのフロント側およびリヤ側の各摺
動面の潤滑ならびに冷却効果を向上できるため、
従来の問題点である耐焼付性が高められ、その延
命化を図る上においてきわめて有効であり、また
ロータのフロント側摺動面におけるシール性はシ
ールリングの存在によつて良化向上し得るもので
ある。
ト側摺動面にシールリングを配置するとともに、
このシールリングを境にしてその外側には高圧油
を作用させる一方、その内側には吸入圧力を作用
させることにより、運転時においてロータのリヤ
端面に作用するフロント向きのスラスト力をロー
タのフロント端面に作用するリヤ向きのスラスト
力よりも増加させ、それによつて起動初期のクラ
ツチのバネ力に対抗させ得るようにしたものであ
る。従つて、本発明によれば、停止時においてロ
ータのフロント側摺動面に関しての油保持量を多
くし、運転時には該ロータを吐出圧力を利用して
フロント側へ適当な力をもつて押圧せしめること
により、ロータのフロント側およびリヤ側の各摺
動面の潤滑ならびに冷却効果を向上できるため、
従来の問題点である耐焼付性が高められ、その延
命化を図る上においてきわめて有効であり、また
ロータのフロント側摺動面におけるシール性はシ
ールリングの存在によつて良化向上し得るもので
ある。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はベーン
圧縮機の正断面図、第2図は同じく側断面図、第
3図はロータに作用する軸方向圧力を示す説明
図、第4図および第5図はシールリングの組付け
態様を示す断面図、第6図は他の実施例を示す側
断面図である。 1……シリンダ、2……フロント側板、3……
リヤ側板、10……油分離室、12……駆動軸、
14……ロータ、16……ベーン、26……給油
孔、27……給油溝、29……シールリング。
圧縮機の正断面図、第2図は同じく側断面図、第
3図はロータに作用する軸方向圧力を示す説明
図、第4図および第5図はシールリングの組付け
態様を示す断面図、第6図は他の実施例を示す側
断面図である。 1……シリンダ、2……フロント側板、3……
リヤ側板、10……油分離室、12……駆動軸、
14……ロータ、16……ベーン、26……給油
孔、27……給油溝、29……シールリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 円筒形もしくは楕円筒形のシリンダと、該シ
リンダ端面に接合されたフロントおよびリヤの側
板とにて密閉された空間内に、前記両側板に回転
可能に支持された駆動軸に設けたロータを収容
し、駆動軸のフロント側端部がクラツチと接離可
能とされたベーン圧縮機であつて、吐出ガスから
分離された高圧油を前記リヤ側板に形成した給油
通路を経て前記駆動軸のリヤ端面およびリヤ側板
とロータとのリヤ側摺動面に給油せしめ、さらに
これよりロータに形成されたベーン溝を経てフロ
ント側板とロータとのフロント側摺動面に給油す
るようになすとともに、該フロント側摺動面には
前記ベーン溝の溝底より内周側に環状のシール溝
を形成してこのシール溝内にシールリングを配置
するとともに、このシールリングを境界としてそ
の内周側に吸入圧力を作用させるべく吸入室と連
通してなるベーン圧縮機。 2 フロント側板とロータとのフロント側摺動面
間に介在されたシールリングを境界として、それ
より内側のフロント側摺動面はベアリングの隙間
を通して吸入室と連通している特許請求の範囲第
1項記載のベーン圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18697780A JPS57110790A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Vane compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18697780A JPS57110790A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Vane compressor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57110790A JPS57110790A (en) | 1982-07-09 |
| JPS6157477B2 true JPS6157477B2 (ja) | 1986-12-06 |
Family
ID=16198030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18697780A Granted JPS57110790A (en) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | Vane compressor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57110790A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59115490A (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-03 | Atsugi Motor Parts Co Ltd | ベ−ン型回転圧縮機 |
| JPS61157190U (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-29 | ||
| JP2003314453A (ja) * | 2002-04-24 | 2003-11-06 | Sanden Corp | 圧縮機 |
| KR20040041394A (ko) * | 2002-11-11 | 2004-05-17 | 엘지전자 주식회사 | 밀폐형 압축기의 가스누설 방지장치 |
| JP2015004288A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | 株式会社ヴァレオジャパン | ベーン型圧縮機 |
| JP6242606B2 (ja) * | 2013-06-27 | 2017-12-06 | 株式会社ヴァレオジャパン | ベーン型圧縮機 |
| WO2022153786A1 (ja) * | 2021-01-14 | 2022-07-21 | 株式会社デンソー | 流体機械 |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP18697780A patent/JPS57110790A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57110790A (en) | 1982-07-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4708607A (en) | Scroll compressor with lower and higher pressure chambers acting on the orbiting end plate | |
| CN105332911B (zh) | 涡旋压缩机 | |
| US3214087A (en) | Rotary piston machine | |
| JPH0125916B2 (ja) | ||
| US4717321A (en) | Vane compressor with vane back pressure adjustment | |
| US4795325A (en) | Compressor of rotary vane type | |
| US4484868A (en) | Vane compressor having improved cooling and lubrication of drive shaft-seal means and bearings | |
| JP2002257056A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPS6331679B2 (ja) | ||
| JPS6027834Y2 (ja) | 密閉形圧縮機 | |
| WO2018117276A1 (ja) | スクリュー圧縮機 | |
| US4507065A (en) | Vane compressor having drive shaft journalled by roller bearings | |
| US4810177A (en) | Vane compressor with vane back pressure adjustment | |
| JPS6361513B2 (ja) | ||
| JPS6358277B2 (ja) | ||
| JPS6330511B2 (ja) | ||
| US5848883A (en) | Scroll compressor having a back pressure partitioning member | |
| JPS5815672Y2 (ja) | ベ−ンガタアツシユクキ | |
| JPS6143990Y2 (ja) | ||
| JPH0128231B2 (ja) | ||
| JPS59103982A (ja) | ベ−ン圧縮機におけるベ−ン背圧制御構造 | |
| JPH0121358B2 (ja) | ||
| JPH0121359B2 (ja) | ||
| JPS6146231Y2 (ja) | ||
| JPS5996496A (ja) | ベ−ン圧縮機 |