JPH0128231B2 - - Google Patents
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- JPH0128231B2 JPH0128231B2 JP8175882A JP8175882A JPH0128231B2 JP H0128231 B2 JPH0128231 B2 JP H0128231B2 JP 8175882 A JP8175882 A JP 8175882A JP 8175882 A JP8175882 A JP 8175882A JP H0128231 B2 JPH0128231 B2 JP H0128231B2
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- JP
- Japan
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- vane
- groove
- chamber
- oil supply
- compression
- Prior art date
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- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 97
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- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 46
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 30
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 15
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C28/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
- F04C28/06—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids specially adapted for stopping, starting, idling or no-load operation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
- F01C21/0818—Vane tracking; control therefor
- F01C21/0854—Vane tracking; control therefor by fluid means
- F01C21/0872—Vane tracking; control therefor by fluid means the fluid being other than the working fluid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスライドベーン型回転圧縮機の改良に
関するものであつて、起動時及び定常運転時にお
けるチヤタリング音の発生を防止するとともに圧
縮室におけるシール性を向上させ、その圧縮効果
を高めることをその目的とするものである。
関するものであつて、起動時及び定常運転時にお
けるチヤタリング音の発生を防止するとともに圧
縮室におけるシール性を向上させ、その圧縮効果
を高めることをその目的とするものである。
一般にスライドベーン型の回転圧縮機にあつて
は、円筒型若しくは楕円型の中空部を形成される
シリンダーブロツクと、前後両サイドプレートに
よつて設けられる空間部内に圧縮室を存してロー
ターを回転自在に設け、同ローターにはベーン溝
を放射方向に向けて刻設し、同ベーン溝にはベー
ンを圧縮室に対して出没自在に設け、同ベーンが
圧縮空間内に押し出された状態にローターを回転
させることによつてその圧縮作用が得られる様に
設けられているのであるが、このベーンに対して
背圧を与える方法としては従来分離室内に貯溜さ
れる潤滑油を吐出圧力を介してベーン溝内に供給
し、同潤滑油を介してベーンを押し出す方法が一
般的に用いられている。しかして同方法にあつて
は、ベーンの押し出し作用が確実に得られ、ベー
ン溝部分における潤滑及びシール作用が効果的に
得られる反面、動力消費量が大きく又ベーン先端
部の摩耗損失が大きい等の不具合を生ずることに
加えて、上記の様に吐出圧を利用してベーンの押
し出し作用を得る方法にあつては圧縮機内に一定
圧力の吐出圧が得られる迄の間は潤滑油によつて
ベーンを強制的に押し出す作用が得られない点に
欠点を有する。即ち起動時において、一定圧力の
吐出圧が得られる迄の間は遠心力の作用を介して
ベーンを押し出すことによつてその圧縮作用が得
られることとなるのであるが、この様にベーンが
遠心力の作用を介して圧縮室内に押し出される状
態は極めて不安定であつて、その間は効果的な圧
縮作用が得られないことは勿論のこととして、同
ベーンがシリンダーブロツクに対して衝突するこ
とに起因してチヤタリング音が発生するという不
具合を生ずることとなるのである。
は、円筒型若しくは楕円型の中空部を形成される
シリンダーブロツクと、前後両サイドプレートに
よつて設けられる空間部内に圧縮室を存してロー
ターを回転自在に設け、同ローターにはベーン溝
を放射方向に向けて刻設し、同ベーン溝にはベー
ンを圧縮室に対して出没自在に設け、同ベーンが
圧縮空間内に押し出された状態にローターを回転
させることによつてその圧縮作用が得られる様に
設けられているのであるが、このベーンに対して
背圧を与える方法としては従来分離室内に貯溜さ
れる潤滑油を吐出圧力を介してベーン溝内に供給
し、同潤滑油を介してベーンを押し出す方法が一
般的に用いられている。しかして同方法にあつて
は、ベーンの押し出し作用が確実に得られ、ベー
ン溝部分における潤滑及びシール作用が効果的に
得られる反面、動力消費量が大きく又ベーン先端
部の摩耗損失が大きい等の不具合を生ずることに
加えて、上記の様に吐出圧を利用してベーンの押
し出し作用を得る方法にあつては圧縮機内に一定
圧力の吐出圧が得られる迄の間は潤滑油によつて
ベーンを強制的に押し出す作用が得られない点に
欠点を有する。即ち起動時において、一定圧力の
吐出圧が得られる迄の間は遠心力の作用を介して
ベーンを押し出すことによつてその圧縮作用が得
られることとなるのであるが、この様にベーンが
遠心力の作用を介して圧縮室内に押し出される状
態は極めて不安定であつて、その間は効果的な圧
縮作用が得られないことは勿論のこととして、同
ベーンがシリンダーブロツクに対して衝突するこ
とに起因してチヤタリング音が発生するという不
具合を生ずることとなるのである。
本発明は上記の様な従来の実情を背景にしてそ
の改善を試みたものであつて、ベーン溝の基部に
設けられる背圧室の回転軌跡と相対応してサイド
プレート側に給油溝を設け、同給油溝は分離室内
に設けられる潤滑油の溜り部と、圧縮室の圧縮行
程中に対して夫々連通可能に設け、起動時におい
ては圧縮室内において僅かにその圧力が高められ
た冷媒ガスをベーン溝内に供給することによつ
て、ローターの起動と同時にベーンを圧縮室に対
して強制的に押し出すことが出来、起動時におけ
るチヤリング音の発生を防止する一方、定常運転
時においては分離室内に貯溜される潤滑油を吐出
圧力を介して給油溝に供給し、同潤滑油の一部を
ベーン溝の基部に形成される背圧室に送り込むこ
とによつてベーン溝内の潤滑及びシール性を向上
させ、同部における封入効果を高めることによつ
てベーンが圧縮室内に押し出された状態を確実な
ものとし、もつて定常運転時におけるチヤタリン
グ音の発生を防止するとともに同潤滑油の一部を
圧縮室の圧縮行程に対して送り込むことによつて
各ベーン間に区画形成される各圧縮空間のシール
性を向上させ、その圧縮効果を高める様にしたこ
とをその特徴とするものである。
の改善を試みたものであつて、ベーン溝の基部に
設けられる背圧室の回転軌跡と相対応してサイド
プレート側に給油溝を設け、同給油溝は分離室内
に設けられる潤滑油の溜り部と、圧縮室の圧縮行
程中に対して夫々連通可能に設け、起動時におい
ては圧縮室内において僅かにその圧力が高められ
た冷媒ガスをベーン溝内に供給することによつ
て、ローターの起動と同時にベーンを圧縮室に対
して強制的に押し出すことが出来、起動時におけ
るチヤリング音の発生を防止する一方、定常運転
時においては分離室内に貯溜される潤滑油を吐出
圧力を介して給油溝に供給し、同潤滑油の一部を
ベーン溝の基部に形成される背圧室に送り込むこ
とによつてベーン溝内の潤滑及びシール性を向上
させ、同部における封入効果を高めることによつ
てベーンが圧縮室内に押し出された状態を確実な
ものとし、もつて定常運転時におけるチヤタリン
グ音の発生を防止するとともに同潤滑油の一部を
圧縮室の圧縮行程に対して送り込むことによつて
各ベーン間に区画形成される各圧縮空間のシール
性を向上させ、その圧縮効果を高める様にしたこ
とをその特徴とするものである。
即ち本発明は要旨はローターの両端面に沿つて
設けられる前後両サイドプレートの内、その一方
のサイドプレートに対してベーン溝の基部に形成
する背圧室の回転軌跡と相対応させて給油溝を刻
設するに、同給油溝はベーンの先端部がトツプ位
置に摺接する状態において、同ベーンを嵌挿する
ベーン溝の背圧室が給油溝と連通する状態が得ら
れる如く設け、且つ同給油溝は分離室内に形成す
る潤滑油の溜り部と、圧縮室の圧縮行程に対して
夫々連通させて設ける様に構成したことにある。
設けられる前後両サイドプレートの内、その一方
のサイドプレートに対してベーン溝の基部に形成
する背圧室の回転軌跡と相対応させて給油溝を刻
設するに、同給油溝はベーンの先端部がトツプ位
置に摺接する状態において、同ベーンを嵌挿する
ベーン溝の背圧室が給油溝と連通する状態が得ら
れる如く設け、且つ同給油溝は分離室内に形成す
る潤滑油の溜り部と、圧縮室の圧縮行程に対して
夫々連通させて設ける様に構成したことにある。
尚本発明と構造的に類似する圧縮機としては、
ローターの前後両端面に摺接する前後一対のサイ
ドプレートの内、リヤサイドプレートの内側面に
ベーン溝の回転軌跡に沿つて環状の油溝を設け、
同油溝は潤滑油の溜り部に対して連通させる一
方、フロントサイドプレートにはベーン溝の回転
軌跡と相対応させて逃し孔を不連続に設け、同逃
し孔は圧縮室の吸入行程に対して連通させる様に
設けたものが実公昭45−30767号として提案され
ているが、同圧縮機にあつてはベーン溝に供給さ
れた潤滑油の一部を逃し孔を介して圧縮室の吸入
行程中に送り込むことによつて同圧縮室における
潤滑性とシール性を向上させることをその特徴と
するものであつて、起動時に圧縮室の圧縮行程中
において圧縮された冷媒ガスをベーン溝内に供給
することによつてローターの始動と同時にベーン
を圧縮室内に押し出し起動時におけるチヤタリン
グ音の発生を防止する様にしたことを特徴とする
本発明とはその目的を全く相違する。そして又上
記圧縮機にあつては下記の様な不具合を生ずる点
においても本発明との相違を顕著に認めることが
出来る。
ローターの前後両端面に摺接する前後一対のサイ
ドプレートの内、リヤサイドプレートの内側面に
ベーン溝の回転軌跡に沿つて環状の油溝を設け、
同油溝は潤滑油の溜り部に対して連通させる一
方、フロントサイドプレートにはベーン溝の回転
軌跡と相対応させて逃し孔を不連続に設け、同逃
し孔は圧縮室の吸入行程に対して連通させる様に
設けたものが実公昭45−30767号として提案され
ているが、同圧縮機にあつてはベーン溝に供給さ
れた潤滑油の一部を逃し孔を介して圧縮室の吸入
行程中に送り込むことによつて同圧縮室における
潤滑性とシール性を向上させることをその特徴と
するものであつて、起動時に圧縮室の圧縮行程中
において圧縮された冷媒ガスをベーン溝内に供給
することによつてローターの始動と同時にベーン
を圧縮室内に押し出し起動時におけるチヤタリン
グ音の発生を防止する様にしたことを特徴とする
本発明とはその目的を全く相違する。そして又上
記圧縮機にあつては下記の様な不具合を生ずる点
においても本発明との相違を顕著に認めることが
出来る。
ベーン溝内の潤滑油が圧縮室の吸入行程中に
送り込まれることにより、圧縮室内において圧
縮途中にある冷媒ガスが過熱膨張する結果、動
力エネルギーが増大し、吐出温度が高くなる。
送り込まれることにより、圧縮室内において圧
縮途中にある冷媒ガスが過熱膨張する結果、動
力エネルギーが増大し、吐出温度が高くなる。
運転を停止した直後においてベーン溝内の潤
滑油が圧縮室内に多量に流入する。
滑油が圧縮室内に多量に流入する。
ベーンに対する背圧付与が吐出圧を介して行
われ、且つ同ベーンに対する背圧付与が吸入か
ら吐出に至る迄その全行程に亘つて行なわれる
ことにより、動力エネルギーが増大する。
われ、且つ同ベーンに対する背圧付与が吸入か
ら吐出に至る迄その全行程に亘つて行なわれる
ことにより、動力エネルギーが増大する。
以下に本発明の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。第1図乃至第3図は第1の実施
例を表わす図面であつて、1は圧縮機の外殻を構
成するハウジングを示す。同ハウジング1は一端
に開口部を存して有底円筒状に形成するリヤハウ
ジング2と、同リヤハウジング2の開口部を被覆
するフロントハウジング3により形成される。4
は上記ハウジング1に内蔵するシリンダーブロツ
クであつて、同シリンダーブロツク4は前後両端
部に開口部を存して中空円筒状に形成される。
5,6は上記シリンダブロツク4の前後両開口部
を遮蔽する如くハウジング1に内蔵する前後一対
のサイドプレートであつて、5はフロントサイド
プレート、6はリヤサイドプレートを示す。7は
シリンダーブロツク4に対してその中心線を偏寄
させて両サイドプレート5,6間に横架する駆動
軸であつて、同駆動軸7にはローター8が一体的
に固着される。同ローター8はシリンダーブロツ
ク4に対してその外周壁の一部が上記シリンダー
ブロツク4の内壁面に対して摺接可能な如く内蔵
され、同ローター8の外周壁とシリンダーブロツ
ク4の内壁面間には圧縮室27が形成される。9
…は上記ローター8に対して4個所に刻設される
ベーン溝を示す。各ベーン溝9…はローター8の
長手方向、即ち軸方向に対しては第1図に示す様
に前後両端面間に亘つて貫通状に設けられる。そ
して各ベーン溝9…にはその基部に背圧室9′を
存してベーン10…が出没自在に嵌挿される。
ついて説明する。第1図乃至第3図は第1の実施
例を表わす図面であつて、1は圧縮機の外殻を構
成するハウジングを示す。同ハウジング1は一端
に開口部を存して有底円筒状に形成するリヤハウ
ジング2と、同リヤハウジング2の開口部を被覆
するフロントハウジング3により形成される。4
は上記ハウジング1に内蔵するシリンダーブロツ
クであつて、同シリンダーブロツク4は前後両端
部に開口部を存して中空円筒状に形成される。
5,6は上記シリンダブロツク4の前後両開口部
を遮蔽する如くハウジング1に内蔵する前後一対
のサイドプレートであつて、5はフロントサイド
プレート、6はリヤサイドプレートを示す。7は
シリンダーブロツク4に対してその中心線を偏寄
させて両サイドプレート5,6間に横架する駆動
軸であつて、同駆動軸7にはローター8が一体的
に固着される。同ローター8はシリンダーブロツ
ク4に対してその外周壁の一部が上記シリンダー
ブロツク4の内壁面に対して摺接可能な如く内蔵
され、同ローター8の外周壁とシリンダーブロツ
ク4の内壁面間には圧縮室27が形成される。9
…は上記ローター8に対して4個所に刻設される
ベーン溝を示す。各ベーン溝9…はローター8の
長手方向、即ち軸方向に対しては第1図に示す様
に前後両端面間に亘つて貫通状に設けられる。そ
して各ベーン溝9…にはその基部に背圧室9′を
存してベーン10…が出没自在に嵌挿される。
フロントハウジング3とフロントサイドプレー
ト5間には吸入室11が設けられ、吸入管路(図
示省略)に対する接続口11′が設けられる。又
フロントサイドプレート5には圧縮室27の一
端、即ちローター8の回転方向に沿う始端部と相
対応して吸入口12が開口される。一方、圧縮室
27の他端即ちローター8の回転方向に沿う終端
部と相対応する位置にはシリンダーブロツク4の
一部を切欠いてリヤハウジング2の内壁面との間
に吐出室13が形成され、同吐出室13と圧縮室
27の終端部間は吐出口14によつて連通され
る。15は同吐出口14を覆う吐出弁、16は同
吐出弁15の開き角度を規制するリテーナーを示
す。
ト5間には吸入室11が設けられ、吸入管路(図
示省略)に対する接続口11′が設けられる。又
フロントサイドプレート5には圧縮室27の一
端、即ちローター8の回転方向に沿う始端部と相
対応して吸入口12が開口される。一方、圧縮室
27の他端即ちローター8の回転方向に沿う終端
部と相対応する位置にはシリンダーブロツク4の
一部を切欠いてリヤハウジング2の内壁面との間
に吐出室13が形成され、同吐出室13と圧縮室
27の終端部間は吐出口14によつて連通され
る。15は同吐出口14を覆う吐出弁、16は同
吐出弁15の開き角度を規制するリテーナーを示
す。
17はリヤハウジング2の後壁部とリヤサイド
プレート6間に形成される潤滑油の分離室であつ
て、同分離室17はリヤサイドプレート6に開口
する通孔18を介して上記吐出室13と連通する
如く設けられ同通孔18の先端部にはフイルター
19が設けられる。同分離室17には吐出管路
(図示省略)に対する接続口17′が開口され、又
同分離室17の下端部には上記フイルター19に
よつて分離される潤滑油の溜り部20が形成され
る。21はリヤサイドプレート6の後背面側で、
同リヤサイドプレート6に支承する駆動軸7の軸
受け部と相対応する位置に嵌着するベアリングカ
バーであつて、同ベアリングカバー21にはベア
リング室21′が設けられる。一方同リヤサイド
プレート6の内側面、即ちローター8の後端面と
の摺接面には給油溝22aと圧力溝23が刻設さ
れる。給油溝22aと圧力溝23はローター8側
に設けられるベーン溝9の基部、即ち同部に設け
られる背圧室9′の回転軌跡に沿つて円弧状に設
けられる。
プレート6間に形成される潤滑油の分離室であつ
て、同分離室17はリヤサイドプレート6に開口
する通孔18を介して上記吐出室13と連通する
如く設けられ同通孔18の先端部にはフイルター
19が設けられる。同分離室17には吐出管路
(図示省略)に対する接続口17′が開口され、又
同分離室17の下端部には上記フイルター19に
よつて分離される潤滑油の溜り部20が形成され
る。21はリヤサイドプレート6の後背面側で、
同リヤサイドプレート6に支承する駆動軸7の軸
受け部と相対応する位置に嵌着するベアリングカ
バーであつて、同ベアリングカバー21にはベア
リング室21′が設けられる。一方同リヤサイド
プレート6の内側面、即ちローター8の後端面と
の摺接面には給油溝22aと圧力溝23が刻設さ
れる。給油溝22aと圧力溝23はローター8側
に設けられるベーン溝9の基部、即ち同部に設け
られる背圧室9′の回転軌跡に沿つて円弧状に設
けられる。
給油溝22aは圧縮室27の他端即ちロータ8
の回転方向に沿う終端部側に吐出口14と相対応
して設けられる。更に具体的には第2図に示す様
にベーン10の先端部がトツプ位置においてSの
範囲内に摺接する状態においてその基部に形成さ
れる背圧室9′が給油溝22aと連通する状態が
得られる様に設けられる。そして同給油溝22a
は分離室17の下端部に形成される前記溜り部2
0に対して同溜り部20より立上る給油孔24を
介して連通する如く設けられる。そして又同給油
溝22aからは噴射孔25が延設され、その先端
開口部25′は圧縮室27の圧縮行程中に臨む如
く設けられる。即ち圧縮室27は噴射孔25、給
油溝22aを介してローター8の側に設けられる
各ベーン溝9の背圧室9′に対して間欠的に連通
可能な如く設けられる。尚噴射孔25の先端開口
部25′は圧縮圧力の平均値が吐出圧力よりも低
く、且つ圧縮圧力の最低値が吸入圧力よりも高い
条件を具備する圧縮圧力状態が得られる如く比較
的吐出口14寄りに位置して設けられる。
の回転方向に沿う終端部側に吐出口14と相対応
して設けられる。更に具体的には第2図に示す様
にベーン10の先端部がトツプ位置においてSの
範囲内に摺接する状態においてその基部に形成さ
れる背圧室9′が給油溝22aと連通する状態が
得られる様に設けられる。そして同給油溝22a
は分離室17の下端部に形成される前記溜り部2
0に対して同溜り部20より立上る給油孔24を
介して連通する如く設けられる。そして又同給油
溝22aからは噴射孔25が延設され、その先端
開口部25′は圧縮室27の圧縮行程中に臨む如
く設けられる。即ち圧縮室27は噴射孔25、給
油溝22aを介してローター8の側に設けられる
各ベーン溝9の背圧室9′に対して間欠的に連通
可能な如く設けられる。尚噴射孔25の先端開口
部25′は圧縮圧力の平均値が吐出圧力よりも低
く、且つ圧縮圧力の最低値が吸入圧力よりも高い
条件を具備する圧縮圧力状態が得られる如く比較
的吐出口14寄りに位置して設けられる。
一方圧力溝23は上記給油溝22aと連続する
如くローター8の回転方向に沿う始端部側、即ち
トツプ位置より吸入口12の開口部と相対応する
位置にかけて設けられる。そして同圧力溝23は
導圧路26を介して圧縮室27と連通する如く設
けられる。即ち圧力溝23からは導圧溝26aが
延設され、同導圧溝26aはベアリング室21′
内に臨む如く設けられる一方、同ベアリング室2
1′からは導圧孔26bが延設され、同導圧孔2
6bの先端開口部は圧縮室27内の吸入行程寄り
に臨む如く設けられる。尚導圧路26と圧力溝2
3をベアリングを介さず直接連通させてもよい。
如くローター8の回転方向に沿う始端部側、即ち
トツプ位置より吸入口12の開口部と相対応する
位置にかけて設けられる。そして同圧力溝23は
導圧路26を介して圧縮室27と連通する如く設
けられる。即ち圧力溝23からは導圧溝26aが
延設され、同導圧溝26aはベアリング室21′
内に臨む如く設けられる一方、同ベアリング室2
1′からは導圧孔26bが延設され、同導圧孔2
6bの先端開口部は圧縮室27内の吸入行程寄り
に臨む如く設けられる。尚導圧路26と圧力溝2
3をベアリングを介さず直接連通させてもよい。
第4図は第2の実施例を表わす図面であつて、
フロントサイドプレート5の内側面、即ちロータ
ー8の前端面との摺接面に、リヤサイドプレート
6側に刻設する給油溝22aと相対応して給油溝
22bが刻設される。そして同給油溝22bから
は噴射孔25が延設され、その先端開口部25′
は圧縮室27の圧縮行程中に臨む如く設けられ
る。
フロントサイドプレート5の内側面、即ちロータ
ー8の前端面との摺接面に、リヤサイドプレート
6側に刻設する給油溝22aと相対応して給油溝
22bが刻設される。そして同給油溝22bから
は噴射孔25が延設され、その先端開口部25′
は圧縮室27の圧縮行程中に臨む如く設けられ
る。
次にその作用について説明する。第1図乃至第
3図に示す第1の実施例において、圧縮機がその
運転を停止した状態においては吸入室11、及び
圧縮室27、吐出室13、分離室17の各部はそ
の圧力がバランスした状態にある。しかしてこの
様に各部の圧力がバランスした状態において、同
圧縮機を運転させるべく駆動軸7の一端に設けら
れる電磁クラツチ(図示省略)を接続操作させれ
ば、エンジンの駆動力が駆動軸7に伝達されて同
駆動軸7及びローター8が一体に回動する状態が
得られる。ローター8が回転することにより各ベ
ーン溝9…内に嵌挿される各ベーン10がその遠
心力の作用により圧縮室27内に飛び出し、同圧
縮室27内を始端部より終端部方向に向けて回転
する状態が得られる。そしてこの様に各ベーン1
0…が圧縮室27内に飛び出した状態にて回転を
始めることにより圧縮室27内に生じた負圧を介
して圧縮室27内に吸引された冷媒ガスは各ベー
ン10…によつて区画された圧縮空間内をロータ
ー8の回転方向に沿つて圧送されることとなるの
であるが、この様にベーン10がその遠心力の作
用により圧縮室27内に飛び出した状態にて回転
を始めると同時に同圧縮室27内にはその圧縮行
程中において同冷媒ガスを僅かに圧縮する作用が
得られる。そして同圧縮室27内には瞬間的では
あるが他の各部よりも僅かに高い圧力状態が得ら
れる。(圧縮室27において圧縮された冷媒ガス
は他の各部に対して送られることによりいずれ各
部において圧縮室27内と同一の圧力状態が得ら
れることとなるのであるが、他の各部が圧縮室2
7内と同圧状態となる迄には時間的にずれがあ
る。) そして圧縮室27はその圧縮行程中において噴
射孔25を介して給油溝22aと連通する状態に
あることにより、上記の様に圧縮室27の圧縮行
程において僅かに圧縮された冷媒ガスの一部は噴
射孔25を経て給油溝22a内に送られる。即ち
給油溝22a内には圧縮室27における噴射孔2
5の開口位置と同一の圧力状態が得られる。一方
ローター8の回転を介してベーン10の先端部が
トツプ位置においてSの範囲内を摺接する状態に
おいて同ベーン10を嵌挿するベーン溝9の基部
に形成される背圧室9′は上記給油溝22aと連
通する状態が得られる。給油溝22aに対して背
圧室9′が連通する状態が得られることにより同
背圧室9′に対して給油溝22a内の冷媒ガスが
送り込まれる。即ち背圧室9′内にも圧縮室27
の圧縮行程におけると同様僅かに高い圧力状態が
瞬間的に得られる。そしてこの様に背圧室9′内
に僅かに高い圧力状態が得られることにより、同
圧力状態を介してベーン10が圧縮室27内に押
し出され、その先端部がシリンダーブロツク4の
内壁面に摺接する状態が得られる。即ちローター
8を起動させると同時にベーン10を押し出し、
その先端部をシリンダーブロツク4の内壁面に対
して摺接させることが出来、チヤタリング音の発
生を防止する作用が得られる。
3図に示す第1の実施例において、圧縮機がその
運転を停止した状態においては吸入室11、及び
圧縮室27、吐出室13、分離室17の各部はそ
の圧力がバランスした状態にある。しかしてこの
様に各部の圧力がバランスした状態において、同
圧縮機を運転させるべく駆動軸7の一端に設けら
れる電磁クラツチ(図示省略)を接続操作させれ
ば、エンジンの駆動力が駆動軸7に伝達されて同
駆動軸7及びローター8が一体に回動する状態が
得られる。ローター8が回転することにより各ベ
ーン溝9…内に嵌挿される各ベーン10がその遠
心力の作用により圧縮室27内に飛び出し、同圧
縮室27内を始端部より終端部方向に向けて回転
する状態が得られる。そしてこの様に各ベーン1
0…が圧縮室27内に飛び出した状態にて回転を
始めることにより圧縮室27内に生じた負圧を介
して圧縮室27内に吸引された冷媒ガスは各ベー
ン10…によつて区画された圧縮空間内をロータ
ー8の回転方向に沿つて圧送されることとなるの
であるが、この様にベーン10がその遠心力の作
用により圧縮室27内に飛び出した状態にて回転
を始めると同時に同圧縮室27内にはその圧縮行
程中において同冷媒ガスを僅かに圧縮する作用が
得られる。そして同圧縮室27内には瞬間的では
あるが他の各部よりも僅かに高い圧力状態が得ら
れる。(圧縮室27において圧縮された冷媒ガス
は他の各部に対して送られることによりいずれ各
部において圧縮室27内と同一の圧力状態が得ら
れることとなるのであるが、他の各部が圧縮室2
7内と同圧状態となる迄には時間的にずれがあ
る。) そして圧縮室27はその圧縮行程中において噴
射孔25を介して給油溝22aと連通する状態に
あることにより、上記の様に圧縮室27の圧縮行
程において僅かに圧縮された冷媒ガスの一部は噴
射孔25を経て給油溝22a内に送られる。即ち
給油溝22a内には圧縮室27における噴射孔2
5の開口位置と同一の圧力状態が得られる。一方
ローター8の回転を介してベーン10の先端部が
トツプ位置においてSの範囲内を摺接する状態に
おいて同ベーン10を嵌挿するベーン溝9の基部
に形成される背圧室9′は上記給油溝22aと連
通する状態が得られる。給油溝22aに対して背
圧室9′が連通する状態が得られることにより同
背圧室9′に対して給油溝22a内の冷媒ガスが
送り込まれる。即ち背圧室9′内にも圧縮室27
の圧縮行程におけると同様僅かに高い圧力状態が
瞬間的に得られる。そしてこの様に背圧室9′内
に僅かに高い圧力状態が得られることにより、同
圧力状態を介してベーン10が圧縮室27内に押
し出され、その先端部がシリンダーブロツク4の
内壁面に摺接する状態が得られる。即ちローター
8を起動させると同時にベーン10を押し出し、
その先端部をシリンダーブロツク4の内壁面に対
して摺接させることが出来、チヤタリング音の発
生を防止する作用が得られる。
上記の様に給油溝22aに対してベーン溝9の
背圧室9′が連通する状態は瞬間的に外れる。そ
して給油溝22aより外れたベーン溝9の背圧室
9′は前後両サイドプレート5,6によつて遮蔽
する状態が得られる。背圧室9′が左右両プレー
ト5,6によつて遮蔽されることにより背圧室
9′内に送り込まれた冷媒ガスは僅かに高い圧力
状態にて同背圧室9′内に封入される。そしてこ
の様に背圧室9′内に僅かに高い圧力状態にて冷
媒ガスが封入されることによりベーン10を押し
出す状態が保持される。
背圧室9′が連通する状態は瞬間的に外れる。そ
して給油溝22aより外れたベーン溝9の背圧室
9′は前後両サイドプレート5,6によつて遮蔽
する状態が得られる。背圧室9′が左右両プレー
ト5,6によつて遮蔽されることにより背圧室
9′内に送り込まれた冷媒ガスは僅かに高い圧力
状態にて同背圧室9′内に封入される。そしてこ
の様に背圧室9′内に僅かに高い圧力状態にて冷
媒ガスが封入されることによりベーン10を押し
出す状態が保持される。
ベーン10を嵌挿するベーン溝9の背圧室9′
が圧力溝23と相対応する位置迄回転した状態に
おいて同背圧室9′はこれ迄前後両サイドプレー
ト5,6に遮蔽された状態より解放されて今度は
圧力溝23と連通する状態が得られる。しかして
圧力溝23は導圧路26を介して圧縮室27の吸
入行程寄りに連通する状態にて設けられており、
同圧力溝23内には導圧孔26bの開口位置にお
けると同一の圧力状態(吸入圧と同じかあるいは
吸入圧よりも僅かに高い圧力状態)が得られてい
ることにより、上記の様に圧力溝23に対してベ
ーン溝9の背圧室9′が連通することによつて同
背圧室9′には圧力溝23内の冷媒ガスが送り込
まれることとなる。そしてこの様に背圧室9′に
対して圧力溝23内の冷媒ガスが送り込まれるこ
とにより、同背圧室9′には給油溝22aと連通
する状態において供給された冷媒ガスが封入され
ていることと相まつて引続きベーン10を圧縮室
27内に押し出し、その先端部をシリンダーブロ
ツク4の内壁面に対して摺接させ乍ら回転する状
態が得られる。
が圧力溝23と相対応する位置迄回転した状態に
おいて同背圧室9′はこれ迄前後両サイドプレー
ト5,6に遮蔽された状態より解放されて今度は
圧力溝23と連通する状態が得られる。しかして
圧力溝23は導圧路26を介して圧縮室27の吸
入行程寄りに連通する状態にて設けられており、
同圧力溝23内には導圧孔26bの開口位置にお
けると同一の圧力状態(吸入圧と同じかあるいは
吸入圧よりも僅かに高い圧力状態)が得られてい
ることにより、上記の様に圧力溝23に対してベ
ーン溝9の背圧室9′が連通することによつて同
背圧室9′には圧力溝23内の冷媒ガスが送り込
まれることとなる。そしてこの様に背圧室9′に
対して圧力溝23内の冷媒ガスが送り込まれるこ
とにより、同背圧室9′には給油溝22aと連通
する状態において供給された冷媒ガスが封入され
ていることと相まつて引続きベーン10を圧縮室
27内に押し出し、その先端部をシリンダーブロ
ツク4の内壁面に対して摺接させ乍ら回転する状
態が得られる。
同ベーン10を嵌挿するベーン溝9の背圧室
9′が圧力溝23の終端部迄回転した状態におい
て背圧室9′は圧力溝23と連通する状態より外
れて同背圧室9′は再び前後両サイドプレート5,
6によつて遮蔽される。そしてベーン溝9の背圧
室9′が前後両サイドプレート5,6によつて遮
蔽されることによつて背圧室9′には冷媒ガスが
封入されるとともに同冷媒ガスの封入作用を介し
てベーン10を圧縮室27方向に向けて押し出す
状態が保持される。尚背圧室9′内に封入された
冷媒ガスはベーン10が圧縮室27内を終端部方
向に向けて回転するにつれて次第に圧縮室27内
に漏出することとなるのであるが、圧縮室27は
終端部方向に至るに従つて次第に先狭まりとな
り、これに伴ないベーン10がベーン溝9内に押
し戻されて背圧室9′の容積が次第に縮少される
ことにより同背圧室9′には上記の様な冷媒ガス
の漏出分を補いベーン10を押し出す圧力が留保
される。即ちベーン10を圧縮室27方向に向け
て押し出し、その先端部をシリンダーブロツク4
の内壁面に摺接させ乍ら圧縮行程中を回転する状
態が得られる。又この様にベーン10を圧縮室2
7方向に向けて押し出す作用が圧縮室27内にお
ける圧縮行程初期の比較的低い圧力を介して得ら
れることにより、ベーン10の先端部における摩
擦損失を小さくすることが出来る。
9′が圧力溝23の終端部迄回転した状態におい
て背圧室9′は圧力溝23と連通する状態より外
れて同背圧室9′は再び前後両サイドプレート5,
6によつて遮蔽される。そしてベーン溝9の背圧
室9′が前後両サイドプレート5,6によつて遮
蔽されることによつて背圧室9′には冷媒ガスが
封入されるとともに同冷媒ガスの封入作用を介し
てベーン10を圧縮室27方向に向けて押し出す
状態が保持される。尚背圧室9′内に封入された
冷媒ガスはベーン10が圧縮室27内を終端部方
向に向けて回転するにつれて次第に圧縮室27内
に漏出することとなるのであるが、圧縮室27は
終端部方向に至るに従つて次第に先狭まりとな
り、これに伴ないベーン10がベーン溝9内に押
し戻されて背圧室9′の容積が次第に縮少される
ことにより同背圧室9′には上記の様な冷媒ガス
の漏出分を補いベーン10を押し出す圧力が留保
される。即ちベーン10を圧縮室27方向に向け
て押し出し、その先端部をシリンダーブロツク4
の内壁面に摺接させ乍ら圧縮行程中を回転する状
態が得られる。又この様にベーン10を圧縮室2
7方向に向けて押し出す作用が圧縮室27内にお
ける圧縮行程初期の比較的低い圧力を介して得ら
れることにより、ベーン10の先端部における摩
擦損失を小さくすることが出来る。
上記の様に各ベーン10…を圧縮室27方向に
向けて押し出し、その先端部をシリンダーブロツ
ク4の内壁面に対して摺接させ乍ら圧縮室27内
を始端部より終端部方向に向けて回転させること
により、吸入口12において圧縮室27内に吸引
された冷媒ガスは各ベーン10…によつて区画形
成された圧縮空間内を始端部より終端部方向に向
けて強制的に送られることとなるのであるが、こ
の様に各ベーン10…を介して一定の圧縮空間に
仕切られた状態にて圧縮室27内を始端部より終
端部方向に向けて送られることによつて同冷媒ガ
スを圧縮する作用が得られる。そしてこの様にし
て圧縮された冷媒ガスは吐出口14、吐出室1
3、通孔18を経て分離室17内に送り込まれ
る。分離室17内に送り込まれた冷媒ガスはフイ
ルター19を通ることにより同冷媒ガスに含まれ
る潤滑油が分離され、同潤滑油は油滴となつて溜
り部20に落下する一方、潤滑油を分離した冷媒
ガスは接続口17′を経て吐出管路に送り出され
る。
向けて押し出し、その先端部をシリンダーブロツ
ク4の内壁面に対して摺接させ乍ら圧縮室27内
を始端部より終端部方向に向けて回転させること
により、吸入口12において圧縮室27内に吸引
された冷媒ガスは各ベーン10…によつて区画形
成された圧縮空間内を始端部より終端部方向に向
けて強制的に送られることとなるのであるが、こ
の様に各ベーン10…を介して一定の圧縮空間に
仕切られた状態にて圧縮室27内を始端部より終
端部方向に向けて送られることによつて同冷媒ガ
スを圧縮する作用が得られる。そしてこの様にし
て圧縮された冷媒ガスは吐出口14、吐出室1
3、通孔18を経て分離室17内に送り込まれ
る。分離室17内に送り込まれた冷媒ガスはフイ
ルター19を通ることにより同冷媒ガスに含まれ
る潤滑油が分離され、同潤滑油は油滴となつて溜
り部20に落下する一方、潤滑油を分離した冷媒
ガスは接続口17′を経て吐出管路に送り出され
る。
そしてこの様に圧縮された冷媒ガスが吐出室1
3を経て分離室17内に接続的に送り込まれるこ
とにより同分離室17内の圧力が次第に高められ
ることとなるのであるが、同分離室17内の圧力
が圧縮室27内の圧縮行程中の圧力、即ち噴射孔
25の先端開口部25′付近における圧力を上回
つた状態において溜り部20に貯溜される潤滑油
が分離室17内の吐出圧力を介して給油孔24内
を押し上げられて給油溝22aに供給される。そ
して給油溝22aに供給された潤滑油のその一部
は給油溝22aに対して背圧室9′が連通した状
態において、同背圧室9′内に供給される。背圧
室9′内に供給された潤滑油はベーン溝9内に嵌
挿されるベーン10に対する背圧として作用する
一方、同ベーン溝9とベーン10との間に形成さ
れる隙間内に供給され、同隙間に対する潤滑及び
シール作用が得られる。そしてこのシール作用は
圧縮行程において背圧室9′に封入された冷媒ガ
スの漏出防止に顕著に作用する。即ち圧縮行程に
おいて背圧室9′内に封入された冷媒ガスが漏出
することによりベーン10を圧縮室27内に押し
出し、その先端部がシリンダーブロツク4の内壁
面に対して摺接する状態を保持することが出来な
くなり、その結果ベーン10先端がシリンダー内
壁面から離れることによりシリンダーブロツク4
の内壁面との間に衝突が生じチヤタリング音が発
生することとなるのであるが、上記の様なシール
作用が得られることにより背圧室9′内に封入さ
れる冷媒ガスの漏出防止と背圧室9′内の圧力上
昇を確実なものとし、チヤタリング音の発生を防
止することが出来る。
3を経て分離室17内に接続的に送り込まれるこ
とにより同分離室17内の圧力が次第に高められ
ることとなるのであるが、同分離室17内の圧力
が圧縮室27内の圧縮行程中の圧力、即ち噴射孔
25の先端開口部25′付近における圧力を上回
つた状態において溜り部20に貯溜される潤滑油
が分離室17内の吐出圧力を介して給油孔24内
を押し上げられて給油溝22aに供給される。そ
して給油溝22aに供給された潤滑油のその一部
は給油溝22aに対して背圧室9′が連通した状
態において、同背圧室9′内に供給される。背圧
室9′内に供給された潤滑油はベーン溝9内に嵌
挿されるベーン10に対する背圧として作用する
一方、同ベーン溝9とベーン10との間に形成さ
れる隙間内に供給され、同隙間に対する潤滑及び
シール作用が得られる。そしてこのシール作用は
圧縮行程において背圧室9′に封入された冷媒ガ
スの漏出防止に顕著に作用する。即ち圧縮行程に
おいて背圧室9′内に封入された冷媒ガスが漏出
することによりベーン10を圧縮室27内に押し
出し、その先端部がシリンダーブロツク4の内壁
面に対して摺接する状態を保持することが出来な
くなり、その結果ベーン10先端がシリンダー内
壁面から離れることによりシリンダーブロツク4
の内壁面との間に衝突が生じチヤタリング音が発
生することとなるのであるが、上記の様なシール
作用が得られることにより背圧室9′内に封入さ
れる冷媒ガスの漏出防止と背圧室9′内の圧力上
昇を確実なものとし、チヤタリング音の発生を防
止することが出来る。
ベーン溝9内に供給された潤滑油のその一部は
更にフロント及びリヤ両サイドプレート5,6の
内壁面とローター8の端面に形成される隙間内に
供給されて同隙間に対する潤滑及びシール作用が
得られる。
更にフロント及びリヤ両サイドプレート5,6の
内壁面とローター8の端面に形成される隙間内に
供給されて同隙間に対する潤滑及びシール作用が
得られる。
又給油溝22a内に供給された潤滑油の他の一
部は給油孔24を経て圧縮室27内に供給され
る。そして圧縮室27内に潤滑油が供給されるこ
とにより、ベーン10のシリンダーブロツク4及
び前後両プレート5,6に対する摺接部の潤滑及
びシール作用が得られる。即ち各ベーン10…に
よつて区画される圧縮空間におけるシール性を向
上させ、同圧縮空間内における冷媒ガスの圧縮圧
力を確実に保持する作用、換言すれば吐出圧を高
める作用が得られる。なおこの油は温度が高いも
のであるが、圧縮のかなり進んだガス中に噴射さ
れるため、ガス温度も上昇しており、過度のガス
加熱・膨張を招く心配はない。
部は給油孔24を経て圧縮室27内に供給され
る。そして圧縮室27内に潤滑油が供給されるこ
とにより、ベーン10のシリンダーブロツク4及
び前後両プレート5,6に対する摺接部の潤滑及
びシール作用が得られる。即ち各ベーン10…に
よつて区画される圧縮空間におけるシール性を向
上させ、同圧縮空間内における冷媒ガスの圧縮圧
力を確実に保持する作用、換言すれば吐出圧を高
める作用が得られる。なおこの油は温度が高いも
のであるが、圧縮のかなり進んだガス中に噴射さ
れるため、ガス温度も上昇しており、過度のガス
加熱・膨張を招く心配はない。
第4図に示す第2の実施例において給油孔24
内を押し上げられて給油溝22a内に供給された
潤滑油の大部分は背圧室9′内に供給される。背
圧室9′内に供給された潤滑油はベーン10に対
する背圧付与として作用する一方、同潤滑油はベ
ーン溝9とベーン10間に形成される隙間内に供
給されて同部における潤滑及びシール作用が得ら
れるとともにローター8の前後両端面と前後両サ
イドプレート5,6間に形成される隙間内に供給
されて同部における潤滑及びシール作用が得られ
ることは第1の実施例と同様であるが、背圧室
9′内に供給された潤滑油は背圧室9′とフロント
サイドプレート5側に刻設される給油溝22bが
一致した状態において同給油溝22b内に送り込
まれる。そして同給油溝22b内に送り込まれた
潤滑油は噴射孔25を経て圧縮室27内に送り込
まれる。この様に給油溝22aに供給された潤滑
油を背圧室9′、給油溝22bを経て圧縮室27
内に送り込む様にすることによつて、潤滑油の流
れを円滑化し、ベーン10の両端面と前後両サイ
ドプレート5,6の端面間の潤滑及びシール作
用、ベーン溝9とベーン10間の潤滑及びシール
作用をその全域に亘つて効果的に行なうことが出
来る。なおシール作用は、低速回転ほどより強く
要求されるが、低速ほど、潤滑油が背圧室へ入り
やすいためシール効果は大である。
内を押し上げられて給油溝22a内に供給された
潤滑油の大部分は背圧室9′内に供給される。背
圧室9′内に供給された潤滑油はベーン10に対
する背圧付与として作用する一方、同潤滑油はベ
ーン溝9とベーン10間に形成される隙間内に供
給されて同部における潤滑及びシール作用が得ら
れるとともにローター8の前後両端面と前後両サ
イドプレート5,6間に形成される隙間内に供給
されて同部における潤滑及びシール作用が得られ
ることは第1の実施例と同様であるが、背圧室
9′内に供給された潤滑油は背圧室9′とフロント
サイドプレート5側に刻設される給油溝22bが
一致した状態において同給油溝22b内に送り込
まれる。そして同給油溝22b内に送り込まれた
潤滑油は噴射孔25を経て圧縮室27内に送り込
まれる。この様に給油溝22aに供給された潤滑
油を背圧室9′、給油溝22bを経て圧縮室27
内に送り込む様にすることによつて、潤滑油の流
れを円滑化し、ベーン10の両端面と前後両サイ
ドプレート5,6の端面間の潤滑及びシール作
用、ベーン溝9とベーン10間の潤滑及びシール
作用をその全域に亘つて効果的に行なうことが出
来る。なおシール作用は、低速回転ほどより強く
要求されるが、低速ほど、潤滑油が背圧室へ入り
やすいためシール効果は大である。
本発明は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様に構成したことにより起動時においてロ
ーターの回転と同時にベーンを強制的に押し出す
ことが出来、その結果起動時におけるチヤタリン
グ音の発生を防止することが出来るに至つた。
上記の様に構成したことにより起動時においてロ
ーターの回転と同時にベーンを強制的に押し出す
ことが出来、その結果起動時におけるチヤタリン
グ音の発生を防止することが出来るに至つた。
又定常運転時においてベーン溝における背圧室
の潤滑及びシール性を高めることが出来、その結
果定常運転時におけるチヤタリング音の発生を防
止することが出来るに至つた。
の潤滑及びシール性を高めることが出来、その結
果定常運転時におけるチヤタリング音の発生を防
止することが出来るに至つた。
そして又定常運転時においてベーンによつて圧
縮室内に区画形成される各圧縮空間内のシール性
を向上させることが出来、その結果圧縮効果を向
上させ、吐出圧力を高めることが出来るに至つ
た。
縮室内に区画形成される各圧縮空間内のシール性
を向上させることが出来、その結果圧縮効果を向
上させ、吐出圧力を高めることが出来るに至つ
た。
第1図乃至第3図は第1の実施例を表わす図面
であつて、第1図は圧縮機の全体を表わす側断面
図、第2図は第1図におけるA−A線の断面図、
第3図は同B−B線断面図である。第4図は第2
の実施例を表わす図面であつて、圧縮機の全体を
表わす側断面図である。 1……ハウジング、2……リヤハウジング、3
……フロントハウジング、4……シリンダーブロ
ツク、5……フロントサイドプレート、6……リ
ヤサイドプレート、7……駆動軸、8……ロータ
ー、9……ベーン溝、9′……背圧室、10……
ベーン、11……吸入室、11′……接続口、1
2……吸入口、13……吐吐出室、14……吐出
口、15……吐出弁、16……リテーナー、17
……分離室、17′……接続口、18……通孔、
19……フイルター、20……溜り部、21……
ベアリングカバー、21′……ベアリング室、2
2a,22b……給油溝、23……圧力溝、24
……給油孔、25……噴射孔、25′……先端開
口部、26……導圧路、26a……導圧溝、26
b……導圧孔、27……圧縮室。
であつて、第1図は圧縮機の全体を表わす側断面
図、第2図は第1図におけるA−A線の断面図、
第3図は同B−B線断面図である。第4図は第2
の実施例を表わす図面であつて、圧縮機の全体を
表わす側断面図である。 1……ハウジング、2……リヤハウジング、3
……フロントハウジング、4……シリンダーブロ
ツク、5……フロントサイドプレート、6……リ
ヤサイドプレート、7……駆動軸、8……ロータ
ー、9……ベーン溝、9′……背圧室、10……
ベーン、11……吸入室、11′……接続口、1
2……吸入口、13……吐吐出室、14……吐出
口、15……吐出弁、16……リテーナー、17
……分離室、17′……接続口、18……通孔、
19……フイルター、20……溜り部、21……
ベアリングカバー、21′……ベアリング室、2
2a,22b……給油溝、23……圧力溝、24
……給油孔、25……噴射孔、25′……先端開
口部、26……導圧路、26a……導圧溝、26
b……導圧孔、27……圧縮室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 円筒型若しくは楕円型の中空部を存して筒状
に形成するシリンダーブロツクと、同シリンダー
ブロツクの前後開口部を覆う前後一対のサイドプ
レートによつて形成される空間内に圧縮室を存し
てローターを回転自在に設け、同ローターには放
射方向に複数個のベーン溝を刻設し、各ベーン溝
にはベーンを上記圧縮室に対して出没自在に嵌挿
させて成る回転圧縮機であつて、上記一方のサイ
ドプレートにはベーン溝の基部に形成する背圧室
の回転軌跡と相対応させて給油溝を刻設するに同
給油溝はベーンの先端部がトツプ位置に摺接する
状態において、同ベーンを嵌挿するベーン溝の背
圧室が給油溝と連通する状態が得られる如く設
け、且つ同給油溝は分離室内に形成する潤滑油の
溜り部と圧縮室の圧縮行程に対して夫々連通する
如く設けたことを特徴とするスライドベーン型回
転圧縮機。 2 上記一方のサイドプレートに刻設する給油溝
と相対応させて、他方のサイドプレートに給油溝
を刻設し、一方のサイドプレートに刻設する給油
溝は分離室内の溜り部に対して連通させ、他方の
サイドプレートに刻設する給油溝は圧縮室内の圧
縮行程に対して連通させたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載のスライドベーン型回転
圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8175882A JPS58197491A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | スライドベ−ン型回転圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8175882A JPS58197491A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | スライドベ−ン型回転圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58197491A JPS58197491A (ja) | 1983-11-17 |
| JPH0128231B2 true JPH0128231B2 (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=13755341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8175882A Granted JPS58197491A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | スライドベ−ン型回転圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58197491A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013249813A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Calsonic Kansei Corp | 気体圧縮機 |
| JP2013249814A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Calsonic Kansei Corp | 気体圧縮機 |
| WO2013183436A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | カルソニックカンセイ株式会社 | 気体圧縮機 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59136597A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-06 | Hitachi Ltd | ロ−タリ式圧縮機 |
| JP4095869B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2008-06-04 | カルソニックコンプレッサー株式会社 | 気体圧縮機 |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP8175882A patent/JPS58197491A/ja active Granted
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013249813A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Calsonic Kansei Corp | 気体圧縮機 |
| JP2013249814A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Calsonic Kansei Corp | 気体圧縮機 |
| WO2013183436A1 (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | カルソニックカンセイ株式会社 | 気体圧縮機 |
| US9695818B2 (en) | 2012-06-04 | 2017-07-04 | Calsonic Kansei Corporation | Gas compressor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58197491A (ja) | 1983-11-17 |
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