JPS6158842B2 - - Google Patents
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- JPS6158842B2 JPS6158842B2 JP52081502A JP8150277A JPS6158842B2 JP S6158842 B2 JPS6158842 B2 JP S6158842B2 JP 52081502 A JP52081502 A JP 52081502A JP 8150277 A JP8150277 A JP 8150277A JP S6158842 B2 JPS6158842 B2 JP S6158842B2
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- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K7/00—Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
- F01K7/34—Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being of extraction or non-condensing type; Use of steam for feed-water heating
- F01K7/345—Control or safety-means particular thereto
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Description
本発明は制御装置の改良に関し、更に詳細にの
べると、2つの可変条件、即ちパラメータが同時
に制御されて負荷又は設定値点の変化に拘らずそ
れらパラメータを夫々の設定値点に保持するよう
にした特に閉ループ系統に用いると好適な制御装
置に関するものである。 一般に、被駆動装置の速度(又は負荷)が制御
され、又抽気蒸気の圧力も制御される抽気型蒸気
タービンは周知である。かかる蒸気タービンでは
蒸気流量線図において圧力と速度とによつて定め
られる所定の境界内でタービンを運転することが
タービンの効率を最大限に向上させることにな
る。しかし、これら圧力と速度とは独自に変化す
るので常に所定の境界内でタービンを運転するこ
とは困難である。 従来、この種の蒸気タービンでは上記の如く圧
力と速度とを設定値点内に自動的に定める装置が
なかつた。従つて、蒸気タービンの効率を上げる
ことが限界であつた。具体的にのべると、圧力と
速度で定められる境界線は、圧力や速度の関数で
決まるのでなく物理的であれ電気的であれ固定さ
れていたために圧力又は速度がその境界線外に達
し、蒸気タービンを境界線内で運転することがで
きないという欠点があつた。 本発明の目的は上記の如き従来技術の欠点を改
善した実用上有益な制御装置を提供することにあ
る。 かかる目的を達成するために本発明は、2つの
変数、例えば上記タービンでは圧力および速度の
うち一つの変数の設定値と実際値との間の誤差に
従つて変化する第1の誤差信号を発生させる手段
と、他の変数の設定値と実際値との間の誤差に従
つて変化する第2の誤差関数信号を発生させる手
段と、第1および第2の誤差関数信号を加算して
これら関数信号の変化の加算の結果で変化する第
1の指令信号を発生させる手段と、第1と第2の
誤差関数信号を加算してこれら関数信号の変化の
加算の結果で変化する第2の指令信号を発生させ
る手段と、一つの誤差関数信号に応答して限界信
号を発生する手段と、他の誤差関数信号が限界信
号の境界内か境界外にあるかにより他の誤差関数
信号又は限界信号を前記第1の指令信号発生手段
又は第2の指令信号発生手段に供給する手段とを
備えたものから成つている。 これによつて本発明では2つの変数(例えば圧
力および速度)を所定の設定値に自動的に定める
ことができ、本発明を例えば蒸気タービンに用い
ると、かかる蒸気タービンの効率をきわめて向上
させることができる。 以下、本発明を蒸気タービンに適用した場合の
実施例について図面を参照して詳細に説明する。 第1図を参照すると、高圧段10aと低圧段1
0bとを有するものとして2段抽気型蒸気タービ
ン10が示してある。過熱した高圧蒸気が供給源
11から高圧制御弁Vhpを経て高圧段10aに供
給され、この高圧段では蒸気は共通の出力シヤフ
ト12に作用してそれを回転させ、圧力と温度と
を減少して導管14から出る。この蒸気は次いで
低圧制御弁VLPを通り低圧段10bに入り、この
低圧段では蒸気は出力シヤフト12を更に回転さ
せ、次いで導管15を経て凝縮器(図示せず)に
入る。従つて、高圧段および低圧段は共に共通の
シヤフト12に作用て被駆動の機械的な負荷装置
16を回転させる。シヤフト12と負荷装置16
とはタービンの両段へのエネルギー入力の速度、
すなわち、蒸気の流れの流速によつてのみならず
負荷装置16の負荷トルクにも左右される速度S
で回転する。タービン10の両段10a,10b
を通つて流れる蒸気の流速が増減するに従い、即
ち、負荷装置16のトルクが増減するに従い、速
度Sは増減する。速度Sは、勿論、シヤフト12
に加えられタービンの機械的な力が負荷装置16
の回転駆動により消費された機械的な力に等しく
なると、安定状態すなわち平衡になる。 多くの産業の工場施設では、蒸気は高圧ボイラ
ーにより効率的に発生され圧力と温度とが高くな
るよう過熱される。この蒸気は主としてタービン
10内で、たとえば、工場の配電系統に電力を供
給する同期発電機の如き負荷装置16を制御して
駆動するために使用される。しかしながら、この
ほかに工場ではまだ補助的用途に使用するため比
較的に低い圧力と温度との蒸気を必要とする。例
えば、建物か種々の化学的処理貯槽に熱を供給す
るために蒸気を必要とすることがある。従つて、
導管14内の出力圧力Pが低圧蒸気利用系統18
(例えば、複数の室用熱交換器ユニツトから成る
建物の暖房設備か熱交換器鋼から成る化学的貯槽
加熱設備)に直接適用するのに充分低い限り、タ
ービンの高圧段10aは有効な機械的仕事を高圧
蒸気源11から得るのみならずまた便利に利用で
きる減圧器としても使用される。 第1図から明らかなように、タービンの高圧段
10aから出る低圧Pの蒸気は一部分が低圧段1
0bを通つて送給されるように弁VLPを通過し、
その一部分が低圧蒸気利用系統18に直接流れる
ように分れる。特定の低圧Pの値に対しては、蒸
気の分割は弁LPと低圧蒸気利用系統18とが行う
流れに対する相対的抵抗に左右される。低圧蒸気
利用系統18による抵抗(即ち蒸気消費量)はも
ちろん低圧蒸気利用系統18内に使用する熱交換
器ユニツトの数と蒸気を最終の導管、即ち戻し導
管19に蒸気を導く導管と制御弁との総面積とに
より左右される。従つて、低圧蒸気利用系統18
を通る蒸気圧は独立した変数であるが、この系統
18のユニツト内での熱伝達を有効に制御するた
めには圧力Pを一定に保持するように制御され
る。 同様に、負荷装置16がタービン・シヤフト1
2に加えたトルクは時々変化することのある独立
の変数である。多くの施設では、速度Sは選択さ
れるが可調節の設定値点で一定のままとなように
タービン10を制御することが望ましい。例え
ば、負荷装置16が、その発生した電圧が関係し
た分布系統における電流が変化しても一定の周波
数に保持されるようにした交流発電機である場合
には、種々の電気的装置が作動または停止せしめ
られる際にタービンを流れる蒸気の流速を変える
必要がある。 負荷装置16のトルクと低圧蒸気利用系統18
の「蒸気消費量」とが予測できない態様で変化
し、しかも速度Sと圧力Pとを共にそれぞれ設定
値点で制御すると仮定すると、以下の如き関係に
なる。 即ち、 (1) 負荷装置16が加えた特定のトルクと低圧蒸
気利用系統18が生じた特定の「蒸気消費量」
とに対して、タービン速度Sは高圧弁Vhpが開
閉されるに従い増減する。その理由はタービン
の両段10a,10bを通る蒸気の流速を増減
するからである。 (2) 同じ特定の負荷に対して、タービンの速度S
はまた弁VLPが開閉するに従い増減する。その
理由はこれにより低圧段10bを通る蒸気の流
量とシヤフト12に加えられた低圧段の動力を
増減するからである。 (3) 同じ特定の負荷に対して、もし弁Vhpが開閉
されると、圧力Pは増減する。 (4) 同じ特定の負荷に対して、もし弁VLPが開閉
されると、圧力Pは減少または増大する。 (5) もし他の要因が一定のままで負荷装置16が
シヤフト12に加えたトルクを増減すると、タ
ービンの速度Sは減少または増大する。 (6) もし他の要因が一定のままであると、低圧蒸
気利用系統18の蒸気消費量(蒸気の流速)が
増減し、圧力Pは減少または増大する。 後で詳細に説明するが、弁VhpとVLPとは共に
2つの変数S,Pを共に所望の可調節の設定値点
に制御するため可変に調節される。実際には、こ
れらの弁はそれぞれがそれぞれ関係した最終の増
幅器22又は増幅器23から電気的入力信号を受
ける公知の閉ループ位置決めサーボ20,21に
より調節される。弁Vhpとその位置決めサーボ2
0と最終増幅器22とは本実施例ではまとめて入
力指令信号C1に応答する最終的「制御エレメン
ト」V1と総称する。弁Vhpの位置(すなわち、こ
の弁の開度)は指令信号C1の大きさに比例す
る。しかも、制御エレメントV1を構成する1つ
またはそれ以上の構成部分は(実際に応用する場
合にはすべての構成部分)が指令信号C1に応答
して制御される。即ち、飽和されることに留意す
る必要がある。このことが第1図に弁Vhpのステ
ムと共に可動な突起24cが係合する物理的スト
ツパ24a,24bとして示してある。指令信号
C1がある高い値C1uに達し、またそれを超える
と、弁Vhpは本実施例ではストツパ24aが形成
するある最大限度位置より広く開くことができな
い。他方、指令信号C1がある値C1Lに達しそれ以
下に下がると、弁Vhpはストツパ24bが定める
最小位置よりそれ以上閉じない。従つて、本実施
例では最終的制御エレメントV1はそれを印加さ
れた指令信号C1がある所定の高い値以上に上昇
するが低い値以下に下がると制限された状態に達
するエレメントとして示してある。 同様に、弁VLPはその位置決めサーボ21と最
終的増幅器23とを一緒にして指令信号電圧C2
に応答する最終的制御エレメントV2として示し
てある。電圧C2がある特定の範囲に亘つて変化
するに従い、弁VLPのプランジヤはそれに比例し
て開方向に位置決めされる。しかも指令信号C2
が所定の上限値C2uか下限値C2Lに達しそれを超
えると、突起25cと共働するストツパ25a,
25aは弁が最大の開位置か最小の開位置を越え
て運動しないようにする。 以下に説明が進むに従い、最終の制御エレメン
トV1,V2がそのように一般に知られた特性を有
していること、及びそれらに送られた指令が所定
の上下限値を越えて変化する時にそれに応答して
限界点又は飽和点(物理的にか電気的にかいずれ
か)に達するということが理解できよう。 更にまた、制御エレメントV1,V2(本実施例
では蒸気の如きエネルギー媒体の流れを制御する
弁を含む)は一般的に速度または圧力以外の変数
を制御する系統に使用できる広範囲の種類の最終
的制御エレメントの1つを表わすものである。例
えば、もし別の型式の系統において制御可能な変
数の1つが電気炉内の温度である場合には、最終
的制御エレメントは交流電源と炉の加熱エレメン
トとの間に直列に配置された飽和可能なリアクタ
ーにすることができこのリアクターの直流巻線は
加熱エレメントへの電気エネルギーの供給を変調
するように指令信号によつて可変に励振される。
その場合には、飽和可能なリアクターの直流巻線
への励振指令信号はリアクターの主巻線のインピ
ーダンスにほぼ逆比例して変化を生ずるが、直流
信号が所定の高い値と低い値とに達し、それを超
えると、このような比例関係はもはや存在しなく
なり、更に指令信号がバイアスしても制御された
エレメントへの電気的エネルギーの供給速度を大
きく変えることがない。 第1図に示した装置は更にまた制御される速度
Sと圧力Pとの実際値を表わす信号を発生する変
換器を含んでいる。このような変換器は多くの型
式のうちのいずれのものでも良い。図示した第1
例のものはシヤフト12により駆動され速度Sの
実際値に比例した電圧Vsaを発生する直流タコメ
ータ26として示してある。第2例のものは圧力
Pの実際値に比例した直流電圧Vpaを発生するよ
う導管14に接続された圧力センサー27(たと
えば、ベローで作動するポテンシヨンメータ)で
ある。これらの信号は以下に説明するが第2図に
示した従来技術の回路に利用される。 速度Sの所望の設定値を表わす信号を発生する
ため、適当なB+電圧源から励振されるポテンシ
ヨンメータ30が可変の設定点電圧Vssの現われ
る可調節のワイパを有している。この電圧の大き
さはワイパの調節位置に左右され作業員により
時々変えられる。同様に、ポテンシヨンメータ3
1がそのワイパに圧力Pの所望のすなわち設定値
点を表わす可調節の電圧Vpsを生じる。第1図に
示してあるように速度Sと圧力Pとの実際値を表
わす電圧VsaとVpaとはまた第2図の制御回路へ
の入力として示してある。この制御回路は速度S
と圧力Pとの設定値点のいずれかが変えられるか
または負荷のいずれか(負荷装置16か低圧蒸気
利用系統18の蒸気ドレンによりかけた)が変化
する際に速度誤差(Vss−Vsa)と圧力誤差(Vp
s−Vpa)を実質的にゼロに保持する必要に応じ
て指令信号C1とC2とを適当に変えることにより
速度Sと圧力Pとをその設定値点に保持するよう
にしてある。 最終的制御エレメントV1とV2とが指令信号C1
とC2とに比例的に応答する(限界時以外は)こ
とを想定すると、本制御装置は増幅器A1,A2と
により形成された、速度誤差チヤンネル32と圧
力誤差チヤンネル33とを含み、これら増幅器は
比例−積分−微分動作(PID)を行うようにして
ある。このような増幅器自体は当業界では周知で
ある。簡単に説明すると、速度誤差チヤンネルは
反転−非反転入力端子に接続された入力抵抗器R
1a,R1bを介して実際速度電圧VsAと設定点速度
電圧Vssとを受ける高開ループ利得演算増幅器A1
により形成されている。この増幅器は従来技術の
方法でB+およびB−供給電圧を受ける。この増
幅器の出力電圧Esは負のフイードバツク通路を
経て反転入力側に戻され、この通路はアースされ
たポテンシヨンメータ34を含み且つコンデンサ
36と抵抗器37とを介して反転入力端子に接続
された調節可能なワイパ35を有する。このワイ
パ35とアースとの間のポテンシヨンメータ34
の作用部分はコンデンサ38により並列にされて
いる。 増幅器A1はフイードバツク回路と共に周知の
方法ではPIDを行う。有効な正比例の正味入力信
号はいずれの時にも速度誤差(Vss−Vsa)であ
る。出力電圧Esは、フイードバツク通路におけ
るコンデンサ36の微分作用が総体的伝達関数に
積分特性を導入し、直列抵抗器37がこの伝達間
数における比例項の大きさを定め、またコンデン
サ38(フイードバツク通路において積分器とし
て作用する)は伝達関数の微分項又はリード(進
み)項を生じる。ワイパ35を調節して伝達関数
の加算的利得を定める。従つて、極性が正か負か
いずれかに変り得る出力電圧Esは本実施例では
速度誤差(Vss−Vsa)即ち、設定速度と実際の
速度との間の差にPIDで変化する「速度誤差関数
信号」である。 同様に、圧力誤差チヤンネルはコンデンサと、
抵抗器とワイパとの設定のために特定の値を選択
する点だけが異なるほぼ同様のフイードバツク通
路を有する増幅器A2を含んでいる。入力抵抗器
R2a,R2bを経て電圧Vpa,Vpbを受けて、増幅
器A2は設定点圧力と実際の圧力値との間の差、
即ち、(Vps−Vpa)のPID関数として変化する出
力電圧Epを発生する。図面を簡単にする目的の
ため、演算増幅器(増幅器A1を余いて)のいず
れにもB+およびB−電圧供給接続部は接続して
示してない。これら増幅器には供給接続部が接続
されていることを意味するものである。 増幅器A1,A2の応答における積分項により速
度誤差および圧力誤差関数電圧Es,Epは、それ
ぞれの速度および圧力誤差が実質的にゼロになる
までは全体の系統を変化させ、これら誤差がゼロ
になれば上記電圧Es,Epはゼロ以外の他の安定
状態の値を保つ。この安定した状態では指令信号
C1,C2は制御エレメントV1,V2を、速度および
圧力誤差がゼロ保持されるように励振する値をと
る。しかしながら、以下の説明を簡略にするため
に、信号Es,Epはそれぞれ単に「速度誤差信
号」、「圧力誤差信号」と称するが、これらの信号
Es,Epは速度誤差および圧力誤差のPID関数と
して変化しそれぞれの誤差がゼロの時に必ずしも
ゼロの値にはならない。 第1の制御エレメントV1を適当に調節された
指令信号C1で励振させるため、速度誤差電圧Es
が第1の反転演算増幅器A3とその後の単一入力
インバータ41(利得1を有する演算増幅器で良
い)から成る非反転加算増幅器40に送られる。
この電圧Esは入力抵抗器R3aを経て印加され、
他方、圧力誤差電圧Epの関数K2Epは可調節のポ
テンシヨメータ42から取り出されて入力抵抗器
R3bを経て印加され、又、一定の(しかしなが
ら可調節)オフセツト電圧K3はポテンシヨメー
タ44(B+電圧源から励振された)から取出さ
れて入力抵抗器R3cを経て印加される。これら抵
抗器はすべてフイードバツク抵抗器B3fを有する
増幅器A3の反転入力側に接続されている。増幅
器A3の出力はその3つの入力の反転の和であ
り、従つて、インバータ41からの出力C1は3
つの入力の非反転の和として変化する。 同じ結果を得るのに種々選択できるが、抵抗器
は次の如く選択された関係を有する。即ち R3f/R3a=K1;R3f/R3b=1;R3
f/R3c=1(1) 従つて、当業者には理解できるように、指令信号
K1は3つの入力電圧の加算関数として変化す
る。 C1=K1Es+K2Ep+K3 (2) 上式においてK1は抵抗器R3f,R3aに対する値
の比を選択することにより決定された比例定数
K2は電圧Epの所望の分圧を取出すためポテンシ
ヨメータ42のワイパを設定することにより選択
された比例定数K3はポテンシヨメータ44のワ
イパを設定することにより選択された定数であ
る。 制御エレメントV1が第1と第2の制御される
可変数S,Pの両方に正比例の影響を及びす(弁
Vhpが開くか閉じるかする時このような可変数を
共に増大するか減少することにより)ことを想定
すると、エレメントV1を励振させる指令信号C1
は速度誤差信号Esか圧力誤差信号Epかが増大す
る時に増大する傾向がある。指令信号C1と制御
エレメントV1とに与える速度誤差電圧と圧力誤
差電圧との比は定数K2を得るようにポテンシヨ
メータ42を設定することにより定められる。従
つて、制御される変数に共に正比例の影響を与え
る指令信号は一般に2つの検出された誤差の加算
関数であり、これは次の如くにして表わされる。
即ち、 C1=f(Es+Ep) (3) これとは対照的に、指令信号C2は減算機能を
果す演算増幅器A4から成る加算増幅器の出力側
に生じる。このような増幅器は反転入力側に接続
されている入力抵抗器R4aを経て圧力誤差電圧E
pと、同節可能なポテンシヨンメータ46(信号
Esで付勢された)から取出されたインバータ4
7と入力抵抗器R4bとを経て反転入力端子に送ら
れる第2の入力電圧K4Esと、ポテンシヨメータ
48から取出され入力抵抗器R4(B−電圧源か
ら励振される)を経て反転入力端子に送られる電
圧−K6とを受ける。増幅器A4はフイードバツク
抵抗器R4fを有している。 増幅器A4に関係した抵抗器が以下の如き値の
関係を有していると仮定する。すなわち R4f/R4a=K5;R4f/R4b=1;R4
f/R4c=1(4) 抵抗器R4aを調節することにより、入力信号E
pに関係した比例係数K5は任意所望の値が与えら
れる。同様に、比例係数K4の値はポテンシヨメ
ータ46を同節することにより定めることがで
き、一定した入力電圧K6の値はポテンシヨメー
タ48を調節することにより選択できる。インバ
ータ47の出力が−K4Esでありポテンシヨメー
タ48からの電圧が−K6であると想定すると、
加算増幅器の周知の作用に従い、第2の指令信号
C2は次の如き関係に従い刻々に変化する。即
ち、次式を得る。 C2=K4Es−K5Ep+K6 (5) この等式(5)から、圧力誤差電圧Epが増減する
と、指令信号C2が減少または増大する。正しい
制御作用は圧力Pが設定点の値以下に減少したと
きに圧力誤差をなくすために弁VLp(第1図)を
閉じることである。実際の圧力信号Vpaが減少す
ると、圧力誤差関数電圧Epが増大し指令信号C2
を形成する増幅器A4からの出力は減少する。指
令信号C2が減少すると、制御エレメントV2は実
際の圧力Pを増大するように作用する。即ち、弁
VLPはその閉位置に向け運動せしめられる。従つ
て、第2図に示した制御装置では、第2の指令信
号C2が2つの誤差信号Es,Epの減算関係として
変化し、この関係は一般的に次の式で表わされ
る。即ち、 C2=f(Es−Ep) (6) 要するに、第1および第2図に示された装置は
2つの可変数S,Pが同時に制御される型式のも
のである。これらの変数は2つの変数の設定値点
と実際値との2つの誤差の加算関数とを変化する
指令信号C1に応答して正比例作用するよう励振
された制御エレメントV1により正比例の影響を
受ける。他方、変数のうちの1つ変数Sは他方の
制御エレメントV2により正比例の影響を受ける
が他方の変数Pはこの制御エレメントV2により
反比例の影響を受ける。第2の制御エレメント
V2は2つの誤差の減算関数として変化する指令
信号C2に応答して直接作用するよう励振され
る。 制御エレメントV1,V2のそれぞれは信号Epを
増幅器A3に(ポテンシヨメータ42を介して)
交叉結合し、また信号Esを増幅器A4に(ポテン
シヨメータ46を介して)交叉結合することによ
り明らかなように両方の誤差関数信号により影響
を受ける。従つて、 (a) 速度Sがその設定点以下に下がりEsが増大
すると、信号C1,C2が共に増大し弁Vhp,VV
Pが共に開いてタービン段10a,10bを通
る蒸気の流量を増大する。従つて、両方の段は
速度は設定値点に戻るよう増大させる。このこ
とは負荷装置16によるトルクが増大するか設
定値点電圧Vssが増大せしめられる時に生じ
る。 (b) 圧力Pがその設定値点以下に下がりEpが増
加すると(このことが弁VLPが開く前記した作
用により生じても)、信号C1が増大する信号C2
が増少し、従つて、弁Vhpは開く傾向があるが
弁VLPは閉じる傾向にある。この両方の作用は
圧力Pをその当初の設定値点に戻るよう増大さ
せる。この作用は低圧蒸気利用系統18の「蒸
気消費量」が増大するか設定値点電圧Vpsが増
大せしめられる時に生じる。 勿論、速度Sまたは圧力Pがそのそれぞれの設
定値点以上に増大する傾向があると、その結果に
よる補正作用は前記a,bで説明したとは反対で
ある。 外乱があると、一般に指令信号C1,C2が速度
と圧力とをほぼその設定点の値に復元する値に到
達するまで制御エレメントV1,V2が再調節され
る。速度に与える制御エレメントV2の影響は制
御エレメントV1による影響ほど大きくない。し
かし、圧力に対する制御エレメントV2の影響は
制御エレメントV1による影響より大である。従
つて、加算増幅器A3,A4に送られるそれぞれの
信号K2Ep,K4Esは一次誤差信号Ep,Esの調節
された比率の関数を有するようになる。これはポ
テンシヨメータ42,46の目的とするところで
ある。満足な平行作用が得られるまで比率係数
K2,K4の予め選択された値を調節することによ
り、2つの変数S,Pは同時に正確に且つ迅速に
制御される。 前にも述べたように、第1図および第2図に示
された抽気蒸気タービン制御装置は本発明の改良
点を利用できる多くの種々の2変数係統の曲型的
なものである。一般的関係を明瞭に理解させるた
めには以下の表が役立つことと思う。
べると、2つの可変条件、即ちパラメータが同時
に制御されて負荷又は設定値点の変化に拘らずそ
れらパラメータを夫々の設定値点に保持するよう
にした特に閉ループ系統に用いると好適な制御装
置に関するものである。 一般に、被駆動装置の速度(又は負荷)が制御
され、又抽気蒸気の圧力も制御される抽気型蒸気
タービンは周知である。かかる蒸気タービンでは
蒸気流量線図において圧力と速度とによつて定め
られる所定の境界内でタービンを運転することが
タービンの効率を最大限に向上させることにな
る。しかし、これら圧力と速度とは独自に変化す
るので常に所定の境界内でタービンを運転するこ
とは困難である。 従来、この種の蒸気タービンでは上記の如く圧
力と速度とを設定値点内に自動的に定める装置が
なかつた。従つて、蒸気タービンの効率を上げる
ことが限界であつた。具体的にのべると、圧力と
速度で定められる境界線は、圧力や速度の関数で
決まるのでなく物理的であれ電気的であれ固定さ
れていたために圧力又は速度がその境界線外に達
し、蒸気タービンを境界線内で運転することがで
きないという欠点があつた。 本発明の目的は上記の如き従来技術の欠点を改
善した実用上有益な制御装置を提供することにあ
る。 かかる目的を達成するために本発明は、2つの
変数、例えば上記タービンでは圧力および速度の
うち一つの変数の設定値と実際値との間の誤差に
従つて変化する第1の誤差信号を発生させる手段
と、他の変数の設定値と実際値との間の誤差に従
つて変化する第2の誤差関数信号を発生させる手
段と、第1および第2の誤差関数信号を加算して
これら関数信号の変化の加算の結果で変化する第
1の指令信号を発生させる手段と、第1と第2の
誤差関数信号を加算してこれら関数信号の変化の
加算の結果で変化する第2の指令信号を発生させ
る手段と、一つの誤差関数信号に応答して限界信
号を発生する手段と、他の誤差関数信号が限界信
号の境界内か境界外にあるかにより他の誤差関数
信号又は限界信号を前記第1の指令信号発生手段
又は第2の指令信号発生手段に供給する手段とを
備えたものから成つている。 これによつて本発明では2つの変数(例えば圧
力および速度)を所定の設定値に自動的に定める
ことができ、本発明を例えば蒸気タービンに用い
ると、かかる蒸気タービンの効率をきわめて向上
させることができる。 以下、本発明を蒸気タービンに適用した場合の
実施例について図面を参照して詳細に説明する。 第1図を参照すると、高圧段10aと低圧段1
0bとを有するものとして2段抽気型蒸気タービ
ン10が示してある。過熱した高圧蒸気が供給源
11から高圧制御弁Vhpを経て高圧段10aに供
給され、この高圧段では蒸気は共通の出力シヤフ
ト12に作用してそれを回転させ、圧力と温度と
を減少して導管14から出る。この蒸気は次いで
低圧制御弁VLPを通り低圧段10bに入り、この
低圧段では蒸気は出力シヤフト12を更に回転さ
せ、次いで導管15を経て凝縮器(図示せず)に
入る。従つて、高圧段および低圧段は共に共通の
シヤフト12に作用て被駆動の機械的な負荷装置
16を回転させる。シヤフト12と負荷装置16
とはタービンの両段へのエネルギー入力の速度、
すなわち、蒸気の流れの流速によつてのみならず
負荷装置16の負荷トルクにも左右される速度S
で回転する。タービン10の両段10a,10b
を通つて流れる蒸気の流速が増減するに従い、即
ち、負荷装置16のトルクが増減するに従い、速
度Sは増減する。速度Sは、勿論、シヤフト12
に加えられタービンの機械的な力が負荷装置16
の回転駆動により消費された機械的な力に等しく
なると、安定状態すなわち平衡になる。 多くの産業の工場施設では、蒸気は高圧ボイラ
ーにより効率的に発生され圧力と温度とが高くな
るよう過熱される。この蒸気は主としてタービン
10内で、たとえば、工場の配電系統に電力を供
給する同期発電機の如き負荷装置16を制御して
駆動するために使用される。しかしながら、この
ほかに工場ではまだ補助的用途に使用するため比
較的に低い圧力と温度との蒸気を必要とする。例
えば、建物か種々の化学的処理貯槽に熱を供給す
るために蒸気を必要とすることがある。従つて、
導管14内の出力圧力Pが低圧蒸気利用系統18
(例えば、複数の室用熱交換器ユニツトから成る
建物の暖房設備か熱交換器鋼から成る化学的貯槽
加熱設備)に直接適用するのに充分低い限り、タ
ービンの高圧段10aは有効な機械的仕事を高圧
蒸気源11から得るのみならずまた便利に利用で
きる減圧器としても使用される。 第1図から明らかなように、タービンの高圧段
10aから出る低圧Pの蒸気は一部分が低圧段1
0bを通つて送給されるように弁VLPを通過し、
その一部分が低圧蒸気利用系統18に直接流れる
ように分れる。特定の低圧Pの値に対しては、蒸
気の分割は弁LPと低圧蒸気利用系統18とが行う
流れに対する相対的抵抗に左右される。低圧蒸気
利用系統18による抵抗(即ち蒸気消費量)はも
ちろん低圧蒸気利用系統18内に使用する熱交換
器ユニツトの数と蒸気を最終の導管、即ち戻し導
管19に蒸気を導く導管と制御弁との総面積とに
より左右される。従つて、低圧蒸気利用系統18
を通る蒸気圧は独立した変数であるが、この系統
18のユニツト内での熱伝達を有効に制御するた
めには圧力Pを一定に保持するように制御され
る。 同様に、負荷装置16がタービン・シヤフト1
2に加えたトルクは時々変化することのある独立
の変数である。多くの施設では、速度Sは選択さ
れるが可調節の設定値点で一定のままとなように
タービン10を制御することが望ましい。例え
ば、負荷装置16が、その発生した電圧が関係し
た分布系統における電流が変化しても一定の周波
数に保持されるようにした交流発電機である場合
には、種々の電気的装置が作動または停止せしめ
られる際にタービンを流れる蒸気の流速を変える
必要がある。 負荷装置16のトルクと低圧蒸気利用系統18
の「蒸気消費量」とが予測できない態様で変化
し、しかも速度Sと圧力Pとを共にそれぞれ設定
値点で制御すると仮定すると、以下の如き関係に
なる。 即ち、 (1) 負荷装置16が加えた特定のトルクと低圧蒸
気利用系統18が生じた特定の「蒸気消費量」
とに対して、タービン速度Sは高圧弁Vhpが開
閉されるに従い増減する。その理由はタービン
の両段10a,10bを通る蒸気の流速を増減
するからである。 (2) 同じ特定の負荷に対して、タービンの速度S
はまた弁VLPが開閉するに従い増減する。その
理由はこれにより低圧段10bを通る蒸気の流
量とシヤフト12に加えられた低圧段の動力を
増減するからである。 (3) 同じ特定の負荷に対して、もし弁Vhpが開閉
されると、圧力Pは増減する。 (4) 同じ特定の負荷に対して、もし弁VLPが開閉
されると、圧力Pは減少または増大する。 (5) もし他の要因が一定のままで負荷装置16が
シヤフト12に加えたトルクを増減すると、タ
ービンの速度Sは減少または増大する。 (6) もし他の要因が一定のままであると、低圧蒸
気利用系統18の蒸気消費量(蒸気の流速)が
増減し、圧力Pは減少または増大する。 後で詳細に説明するが、弁VhpとVLPとは共に
2つの変数S,Pを共に所望の可調節の設定値点
に制御するため可変に調節される。実際には、こ
れらの弁はそれぞれがそれぞれ関係した最終の増
幅器22又は増幅器23から電気的入力信号を受
ける公知の閉ループ位置決めサーボ20,21に
より調節される。弁Vhpとその位置決めサーボ2
0と最終増幅器22とは本実施例ではまとめて入
力指令信号C1に応答する最終的「制御エレメン
ト」V1と総称する。弁Vhpの位置(すなわち、こ
の弁の開度)は指令信号C1の大きさに比例す
る。しかも、制御エレメントV1を構成する1つ
またはそれ以上の構成部分は(実際に応用する場
合にはすべての構成部分)が指令信号C1に応答
して制御される。即ち、飽和されることに留意す
る必要がある。このことが第1図に弁Vhpのステ
ムと共に可動な突起24cが係合する物理的スト
ツパ24a,24bとして示してある。指令信号
C1がある高い値C1uに達し、またそれを超える
と、弁Vhpは本実施例ではストツパ24aが形成
するある最大限度位置より広く開くことができな
い。他方、指令信号C1がある値C1Lに達しそれ以
下に下がると、弁Vhpはストツパ24bが定める
最小位置よりそれ以上閉じない。従つて、本実施
例では最終的制御エレメントV1はそれを印加さ
れた指令信号C1がある所定の高い値以上に上昇
するが低い値以下に下がると制限された状態に達
するエレメントとして示してある。 同様に、弁VLPはその位置決めサーボ21と最
終的増幅器23とを一緒にして指令信号電圧C2
に応答する最終的制御エレメントV2として示し
てある。電圧C2がある特定の範囲に亘つて変化
するに従い、弁VLPのプランジヤはそれに比例し
て開方向に位置決めされる。しかも指令信号C2
が所定の上限値C2uか下限値C2Lに達しそれを超
えると、突起25cと共働するストツパ25a,
25aは弁が最大の開位置か最小の開位置を越え
て運動しないようにする。 以下に説明が進むに従い、最終の制御エレメン
トV1,V2がそのように一般に知られた特性を有
していること、及びそれらに送られた指令が所定
の上下限値を越えて変化する時にそれに応答して
限界点又は飽和点(物理的にか電気的にかいずれ
か)に達するということが理解できよう。 更にまた、制御エレメントV1,V2(本実施例
では蒸気の如きエネルギー媒体の流れを制御する
弁を含む)は一般的に速度または圧力以外の変数
を制御する系統に使用できる広範囲の種類の最終
的制御エレメントの1つを表わすものである。例
えば、もし別の型式の系統において制御可能な変
数の1つが電気炉内の温度である場合には、最終
的制御エレメントは交流電源と炉の加熱エレメン
トとの間に直列に配置された飽和可能なリアクタ
ーにすることができこのリアクターの直流巻線は
加熱エレメントへの電気エネルギーの供給を変調
するように指令信号によつて可変に励振される。
その場合には、飽和可能なリアクターの直流巻線
への励振指令信号はリアクターの主巻線のインピ
ーダンスにほぼ逆比例して変化を生ずるが、直流
信号が所定の高い値と低い値とに達し、それを超
えると、このような比例関係はもはや存在しなく
なり、更に指令信号がバイアスしても制御された
エレメントへの電気的エネルギーの供給速度を大
きく変えることがない。 第1図に示した装置は更にまた制御される速度
Sと圧力Pとの実際値を表わす信号を発生する変
換器を含んでいる。このような変換器は多くの型
式のうちのいずれのものでも良い。図示した第1
例のものはシヤフト12により駆動され速度Sの
実際値に比例した電圧Vsaを発生する直流タコメ
ータ26として示してある。第2例のものは圧力
Pの実際値に比例した直流電圧Vpaを発生するよ
う導管14に接続された圧力センサー27(たと
えば、ベローで作動するポテンシヨンメータ)で
ある。これらの信号は以下に説明するが第2図に
示した従来技術の回路に利用される。 速度Sの所望の設定値を表わす信号を発生する
ため、適当なB+電圧源から励振されるポテンシ
ヨンメータ30が可変の設定点電圧Vssの現われ
る可調節のワイパを有している。この電圧の大き
さはワイパの調節位置に左右され作業員により
時々変えられる。同様に、ポテンシヨンメータ3
1がそのワイパに圧力Pの所望のすなわち設定値
点を表わす可調節の電圧Vpsを生じる。第1図に
示してあるように速度Sと圧力Pとの実際値を表
わす電圧VsaとVpaとはまた第2図の制御回路へ
の入力として示してある。この制御回路は速度S
と圧力Pとの設定値点のいずれかが変えられるか
または負荷のいずれか(負荷装置16か低圧蒸気
利用系統18の蒸気ドレンによりかけた)が変化
する際に速度誤差(Vss−Vsa)と圧力誤差(Vp
s−Vpa)を実質的にゼロに保持する必要に応じ
て指令信号C1とC2とを適当に変えることにより
速度Sと圧力Pとをその設定値点に保持するよう
にしてある。 最終的制御エレメントV1とV2とが指令信号C1
とC2とに比例的に応答する(限界時以外は)こ
とを想定すると、本制御装置は増幅器A1,A2と
により形成された、速度誤差チヤンネル32と圧
力誤差チヤンネル33とを含み、これら増幅器は
比例−積分−微分動作(PID)を行うようにして
ある。このような増幅器自体は当業界では周知で
ある。簡単に説明すると、速度誤差チヤンネルは
反転−非反転入力端子に接続された入力抵抗器R
1a,R1bを介して実際速度電圧VsAと設定点速度
電圧Vssとを受ける高開ループ利得演算増幅器A1
により形成されている。この増幅器は従来技術の
方法でB+およびB−供給電圧を受ける。この増
幅器の出力電圧Esは負のフイードバツク通路を
経て反転入力側に戻され、この通路はアースされ
たポテンシヨンメータ34を含み且つコンデンサ
36と抵抗器37とを介して反転入力端子に接続
された調節可能なワイパ35を有する。このワイ
パ35とアースとの間のポテンシヨンメータ34
の作用部分はコンデンサ38により並列にされて
いる。 増幅器A1はフイードバツク回路と共に周知の
方法ではPIDを行う。有効な正比例の正味入力信
号はいずれの時にも速度誤差(Vss−Vsa)であ
る。出力電圧Esは、フイードバツク通路におけ
るコンデンサ36の微分作用が総体的伝達関数に
積分特性を導入し、直列抵抗器37がこの伝達間
数における比例項の大きさを定め、またコンデン
サ38(フイードバツク通路において積分器とし
て作用する)は伝達関数の微分項又はリード(進
み)項を生じる。ワイパ35を調節して伝達関数
の加算的利得を定める。従つて、極性が正か負か
いずれかに変り得る出力電圧Esは本実施例では
速度誤差(Vss−Vsa)即ち、設定速度と実際の
速度との間の差にPIDで変化する「速度誤差関数
信号」である。 同様に、圧力誤差チヤンネルはコンデンサと、
抵抗器とワイパとの設定のために特定の値を選択
する点だけが異なるほぼ同様のフイードバツク通
路を有する増幅器A2を含んでいる。入力抵抗器
R2a,R2bを経て電圧Vpa,Vpbを受けて、増幅
器A2は設定点圧力と実際の圧力値との間の差、
即ち、(Vps−Vpa)のPID関数として変化する出
力電圧Epを発生する。図面を簡単にする目的の
ため、演算増幅器(増幅器A1を余いて)のいず
れにもB+およびB−電圧供給接続部は接続して
示してない。これら増幅器には供給接続部が接続
されていることを意味するものである。 増幅器A1,A2の応答における積分項により速
度誤差および圧力誤差関数電圧Es,Epは、それ
ぞれの速度および圧力誤差が実質的にゼロになる
までは全体の系統を変化させ、これら誤差がゼロ
になれば上記電圧Es,Epはゼロ以外の他の安定
状態の値を保つ。この安定した状態では指令信号
C1,C2は制御エレメントV1,V2を、速度および
圧力誤差がゼロ保持されるように励振する値をと
る。しかしながら、以下の説明を簡略にするため
に、信号Es,Epはそれぞれ単に「速度誤差信
号」、「圧力誤差信号」と称するが、これらの信号
Es,Epは速度誤差および圧力誤差のPID関数と
して変化しそれぞれの誤差がゼロの時に必ずしも
ゼロの値にはならない。 第1の制御エレメントV1を適当に調節された
指令信号C1で励振させるため、速度誤差電圧Es
が第1の反転演算増幅器A3とその後の単一入力
インバータ41(利得1を有する演算増幅器で良
い)から成る非反転加算増幅器40に送られる。
この電圧Esは入力抵抗器R3aを経て印加され、
他方、圧力誤差電圧Epの関数K2Epは可調節のポ
テンシヨメータ42から取り出されて入力抵抗器
R3bを経て印加され、又、一定の(しかしなが
ら可調節)オフセツト電圧K3はポテンシヨメー
タ44(B+電圧源から励振された)から取出さ
れて入力抵抗器R3cを経て印加される。これら抵
抗器はすべてフイードバツク抵抗器B3fを有する
増幅器A3の反転入力側に接続されている。増幅
器A3の出力はその3つの入力の反転の和であ
り、従つて、インバータ41からの出力C1は3
つの入力の非反転の和として変化する。 同じ結果を得るのに種々選択できるが、抵抗器
は次の如く選択された関係を有する。即ち R3f/R3a=K1;R3f/R3b=1;R3
f/R3c=1(1) 従つて、当業者には理解できるように、指令信号
K1は3つの入力電圧の加算関数として変化す
る。 C1=K1Es+K2Ep+K3 (2) 上式においてK1は抵抗器R3f,R3aに対する値
の比を選択することにより決定された比例定数
K2は電圧Epの所望の分圧を取出すためポテンシ
ヨメータ42のワイパを設定することにより選択
された比例定数K3はポテンシヨメータ44のワ
イパを設定することにより選択された定数であ
る。 制御エレメントV1が第1と第2の制御される
可変数S,Pの両方に正比例の影響を及びす(弁
Vhpが開くか閉じるかする時このような可変数を
共に増大するか減少することにより)ことを想定
すると、エレメントV1を励振させる指令信号C1
は速度誤差信号Esか圧力誤差信号Epかが増大す
る時に増大する傾向がある。指令信号C1と制御
エレメントV1とに与える速度誤差電圧と圧力誤
差電圧との比は定数K2を得るようにポテンシヨ
メータ42を設定することにより定められる。従
つて、制御される変数に共に正比例の影響を与え
る指令信号は一般に2つの検出された誤差の加算
関数であり、これは次の如くにして表わされる。
即ち、 C1=f(Es+Ep) (3) これとは対照的に、指令信号C2は減算機能を
果す演算増幅器A4から成る加算増幅器の出力側
に生じる。このような増幅器は反転入力側に接続
されている入力抵抗器R4aを経て圧力誤差電圧E
pと、同節可能なポテンシヨンメータ46(信号
Esで付勢された)から取出されたインバータ4
7と入力抵抗器R4bとを経て反転入力端子に送ら
れる第2の入力電圧K4Esと、ポテンシヨメータ
48から取出され入力抵抗器R4(B−電圧源か
ら励振される)を経て反転入力端子に送られる電
圧−K6とを受ける。増幅器A4はフイードバツク
抵抗器R4fを有している。 増幅器A4に関係した抵抗器が以下の如き値の
関係を有していると仮定する。すなわち R4f/R4a=K5;R4f/R4b=1;R4
f/R4c=1(4) 抵抗器R4aを調節することにより、入力信号E
pに関係した比例係数K5は任意所望の値が与えら
れる。同様に、比例係数K4の値はポテンシヨメ
ータ46を同節することにより定めることがで
き、一定した入力電圧K6の値はポテンシヨメー
タ48を調節することにより選択できる。インバ
ータ47の出力が−K4Esでありポテンシヨメー
タ48からの電圧が−K6であると想定すると、
加算増幅器の周知の作用に従い、第2の指令信号
C2は次の如き関係に従い刻々に変化する。即
ち、次式を得る。 C2=K4Es−K5Ep+K6 (5) この等式(5)から、圧力誤差電圧Epが増減する
と、指令信号C2が減少または増大する。正しい
制御作用は圧力Pが設定点の値以下に減少したと
きに圧力誤差をなくすために弁VLp(第1図)を
閉じることである。実際の圧力信号Vpaが減少す
ると、圧力誤差関数電圧Epが増大し指令信号C2
を形成する増幅器A4からの出力は減少する。指
令信号C2が減少すると、制御エレメントV2は実
際の圧力Pを増大するように作用する。即ち、弁
VLPはその閉位置に向け運動せしめられる。従つ
て、第2図に示した制御装置では、第2の指令信
号C2が2つの誤差信号Es,Epの減算関係として
変化し、この関係は一般的に次の式で表わされ
る。即ち、 C2=f(Es−Ep) (6) 要するに、第1および第2図に示された装置は
2つの可変数S,Pが同時に制御される型式のも
のである。これらの変数は2つの変数の設定値点
と実際値との2つの誤差の加算関数とを変化する
指令信号C1に応答して正比例作用するよう励振
された制御エレメントV1により正比例の影響を
受ける。他方、変数のうちの1つ変数Sは他方の
制御エレメントV2により正比例の影響を受ける
が他方の変数Pはこの制御エレメントV2により
反比例の影響を受ける。第2の制御エレメント
V2は2つの誤差の減算関数として変化する指令
信号C2に応答して直接作用するよう励振され
る。 制御エレメントV1,V2のそれぞれは信号Epを
増幅器A3に(ポテンシヨメータ42を介して)
交叉結合し、また信号Esを増幅器A4に(ポテン
シヨメータ46を介して)交叉結合することによ
り明らかなように両方の誤差関数信号により影響
を受ける。従つて、 (a) 速度Sがその設定点以下に下がりEsが増大
すると、信号C1,C2が共に増大し弁Vhp,VV
Pが共に開いてタービン段10a,10bを通
る蒸気の流量を増大する。従つて、両方の段は
速度は設定値点に戻るよう増大させる。このこ
とは負荷装置16によるトルクが増大するか設
定値点電圧Vssが増大せしめられる時に生じ
る。 (b) 圧力Pがその設定値点以下に下がりEpが増
加すると(このことが弁VLPが開く前記した作
用により生じても)、信号C1が増大する信号C2
が増少し、従つて、弁Vhpは開く傾向があるが
弁VLPは閉じる傾向にある。この両方の作用は
圧力Pをその当初の設定値点に戻るよう増大さ
せる。この作用は低圧蒸気利用系統18の「蒸
気消費量」が増大するか設定値点電圧Vpsが増
大せしめられる時に生じる。 勿論、速度Sまたは圧力Pがそのそれぞれの設
定値点以上に増大する傾向があると、その結果に
よる補正作用は前記a,bで説明したとは反対で
ある。 外乱があると、一般に指令信号C1,C2が速度
と圧力とをほぼその設定点の値に復元する値に到
達するまで制御エレメントV1,V2が再調節され
る。速度に与える制御エレメントV2の影響は制
御エレメントV1による影響ほど大きくない。し
かし、圧力に対する制御エレメントV2の影響は
制御エレメントV1による影響より大である。従
つて、加算増幅器A3,A4に送られるそれぞれの
信号K2Ep,K4Esは一次誤差信号Ep,Esの調節
された比率の関数を有するようになる。これはポ
テンシヨメータ42,46の目的とするところで
ある。満足な平行作用が得られるまで比率係数
K2,K4の予め選択された値を調節することによ
り、2つの変数S,Pは同時に正確に且つ迅速に
制御される。 前にも述べたように、第1図および第2図に示
された抽気蒸気タービン制御装置は本発明の改良
点を利用できる多くの種々の2変数係統の曲型的
なものである。一般的関係を明瞭に理解させるた
めには以下の表が役立つことと思う。
【表】
1つの制御される変数に対する誤差が非常に大
きいため1つの制御エレメントが飽和すなわち制
限されると、この制限点における他方の制御され
る変数が実質的にゼロの誤差を有していてもこの
他方の制御される変数に著しい影響を与えてしま
うことが判つた。もし蒸気消費量(第1図および
第2図)が突然急激に減少せしめられる状態が起
ると想定すると、その場合には圧力Pがその設定
値点よりかなり上昇して誤差信号Epはきわめて
減少する。即ち、きわめて小さい正の値のみなら
ず比較的大きい負の値にさえもなり得ることが判
つた。等式(5)で示してあるように、信号C2は弁
VLPをその物理的に最大の開度以上に開こうとし
てあるきわめて高い値にまで増大する。事実、弁
はその飽和すなわち最大開度ストツパ25bに当
る。信号Epがきわめて低い値にあると、加算増
幅器A3に送られた信号K2Epは弁VLPによる制御
作用に相応する任意の領域以下に下がる。従つ
て、信号C1(等式2)はきわめて減少し(速度
誤差が存在しない場合でさえ)、それにより制御
エレメントV1における弁Vhpを閉じさせる。弁V
hpが閉じると圧力Pを減少するのに役立つがまた
速度Sをその設定値点以下に大幅に減少する。従
つて、弁Vhpが閉じることによつて一時的な大き
く長い速度誤差を引き起す。速度は大きい圧力誤
差と弁VLPがその飽和限度を超えて応答できない
ので設定値点を大幅にそれる。最後には、弁Vhp
が閉じると、圧力Pを減少して信号Epを増大さ
せ(例えば、この信号Epを上記の如き大きい負
の値から小さな負の値にさせ)それにより指令信
号C2を減少し、信号C1は再び増大して速度を設
定値点にまで戻す。しかしながら、信号Epを制
御エレメントV2の飽和すなわち限界点を超えさ
せるかなりの圧力誤差によつてのみ生じる好まし
くないかなりの一時的な速度誤差があつた。 もし圧力設定点Vpsがきわめて低に値に急激に
減少せしめられると、もちろん同様なきびしい一
時的に大きな速度誤差が生じる。信号Epは信号
C2に弁VLPをその飽和すなわち最大の開度限度
に駆動させる値をかなり超えて減少させ、信号
K2Epが大幅に減少すると、信号C1を減少させる
弁Vhpを重要な一時的な速度誤差を生じる程度に
閉じさせる。 他方、もし蒸気消費量が急激に大幅に増大せし
められて圧力Pをその設定値点以下に大きく減少
させると(または設定値点信号Vhpが急激に大幅
に増大せしめられると)、誤差信号Epは著しく増
大し、信号C2は減少し、弁VLPは十分に閉じよ
うとするがの最小開度ストツパ25aを越えて動
くことはできず、信号K2Epは信号C1を増大し弁
Vhpをかなりの程度開く(速度誤差が存在してな
くても)。制御エレメントV2が飽和して信号Ep
がきわめて高い値であると大きい圧力誤差が、一
時的に大きな速度誤差を生じる。 本発明によれば、第1図および第2図に例示さ
れた装置は誤差関数信号EsかEpの所定の変化関
数として変化する限界信号を発生する手段を組入
れることにより改善されることに注目されたい。
この限界信号に応答する限界手段は、他の関数信
号EpかEsの値が限界信号により限界された境界
内で減少するときにこの関数信号の値を加算増幅
器A3またはA4に交叉結合するか又は他の関数信
号EpかEsがこの境界を超えるときに限界値自体
を加算増幅器A3かA4に交叉結合することによつ
て上記他の誤差関数信号EpかEsを制限する作用
を行う。 本発明の1つの重要な面において、限界信号を
発生する手段はその時の条件の下では限界信号値
が制御エレメントの1つを飽和点すなわち限界点
(最大または最小)に達するようにさせる他の誤
差関数信号の値に常に等しくなるように設定され
ている。 このことは第3図を参照して以下に詳細に説明
することにより一層良く理解できよう。この第3
図には本発明の1つの具体例が第2図に示した具
体例の部品に使用したと同じ符号を部品に付して
示してある。 1つの誤差信号Esの関数として変化する限界
信号T2uを発生する手段として、加算増幅器50
が電圧Esに応答する。更に詳細にいえば、電圧
Esはポテンシヨメータ51を励振させてそのワ
イパに調節された電圧K4Esを発生させ、この電
圧は入力抵抗器R5aを経て加算増幅器A5の反転入
力側に送られる。一定の(しかしながら、予め選
択できる)電圧K7がポテンシヨメータ52(適
当な電源B+から付勢される)から得られ、入力
抵抗器R5bを介して同じ反転入力側に印加され
る。フイードバツク抵抗器R5fを有する増幅器A5
の出力は、次のとおりである。即ち、 −K4Es−K7 増幅器2A5からのこの出力はフイードバツク抵
抗器R6fを有する入力抵抗器R6aを経て送られ
る。種々の抵抗器が次の如き値に選択されると仮
定される。即ち、 R5f/R5a=1:R5f/R5b=1;R6
f/R6a=1/K5(7) この場合に、限界信号T2uは以下の関数に従い電
圧Esと共に変化する。即ち、 T2u=K4Es+K7/K5 (8) このことは他の誤差関数信号Epが制限される
上限を表わす。 容易に得られる既知の低い他C2Lにまで指令信
号C2が下がると仮定すると、制御エレメントV2
はその最小飽和点(この実施例では例えば、第1
図に示したストツパ25aにより境界された)に
達する。信号C2のこのような既知の値C2Lは次の
如くなる。即ち、 C2L=K4Es−K5Ep+K6 (9) この場合に等式(5)に従い限界点に達する。 信号Esのどの値に対しても、エレメントV2の
下限の飽和を生じさせる信号Epの特定の値は次
の如きものである。即、 飽和点 Ep =K4Es+(K6−C2L)/K5 (9a) もしポテンシヨメータ52を調節することにより
作業員が等式(8)における手数K7を次の如くにし
て選択すると即ち、 K7=K6−C2L (10) その場合に等式(8)は次の如くなる。即ち T2u=K4Es+(K6−C2L)/K5 (8a) 限界信号T2uが等式(8a)に従つて変化するの
で、等式(9a)と比較して制御エレメントV2が
低い飽和点(最小の開度)になる信号Esのどの
値に対しても信号T2uが信号Epの値を表わすこ
とが判る。もし信号Epが限界信号T2u以上に上
昇すると、信号C2はC2L以下に下がり、エレメン
トV2は単にその最小開度限界に対応しない。 制御エレメントV2が最大限で飽和する(即
ち、系統がたとえばストツパ25bにより境界さ
れたその最大限の開度より広くことを求める)問
題を緩和するため、第2の限界信号T2Lが誤差信
号Esの関数として発生される。この目的のため
に、第2の加算増幅器55が誤差関数信号Esに
応答する。図示してあるように、信号Esはワイ
パに電圧K4Esを発生するように調節されたポテ
ンシヨメータ56に印加され、この電圧は次いで
入力抵抗器R7aを介して演算増幅器A7の反転入力
側に印加される。更にまた、オフセツト値(設定
値点よりずれた値)を表わす一定の(しかし選択
できる)電圧がポテンシヨメータ58(適当なB
+源)から取出され、入力抵抗器R7bを経て同じ
反転入力側に印加される。フイードバツク抵抗器
R7fにより増幅器A7の出力は信号K4EsとK8との
反転した和である。再反点には、この出力は入力
抵抗器R8aを経てフイードバツク抵抗器R8fを有
する演算増幅器A8の反転入力側に伝達される。
この増幅器A8の出力は可変の低い限界信号T2L
である。 種々の抵抗器の値が次の如く選択される。即
ち、 R7f/R7a=1;R7f/R7b=1;R8
f/R8a=1/K5(11) その場合に、出力の限界信号T2Lは以下の所定
の関数に従い電圧Esと共に変化する。即ち、 T2L=K4Es+K8/K5 (12) このことは他の誤差関数信号を制限する必要のあ
る最小限界を表わす。 信号C2が既知の高い値にまで増大した時に制
御エレメントV2がその最大限すなわち飽和(第
1図のストツパ25bで例示した)に達すると仮
定する。この値C2uは容易に見きわめることがで
きる。本制御装置の作動中、この値C2uはEs,
Epが以下の式を満足する時に等式(5)により得ら
れる。即ち、 C2u=K4Es−K5Ep+K6 (13) 信号Esのどの値に対しても、エレメントV2を
上限界にされる信号Vhpの値は次の如くである。
即ち、 飽和点 Ep K4Es+(K6−C2u)/K5 (13a) ポテンシヨメータ58を調節することにより、
等式(12)に現われる一定の電圧K8は次の如くであ
る。即ち、 K8=(K6−C2u) (14) 従つて、等式(12)は以下の如くになる。即ち、 T2u=K4Es+K6−C2u/K5 (12a) 低い限界信号T2Lが等式(12)に従つて変化するの
で(等式(13a)と比較)、この信号は誤差信号E
sのどの値に対しても制御エレメントV2をその最
大の飽和すなわち限界点に達するようにする誤差
関数信号Epの値を表わす。もし信号Epが限界信
号T2L以下に下がると、制御エレメントV2はその
最大限を越えて開こうとするが飽和によりそのよ
うな応答をしない。 総括すると、信号T2uまたはT2Lが誤差関数信
号Epの境界を決める限界値T2を表わし、この信
号Epは指令信号C2に限界値C2sをもたせるよう
にする。従つて、信号C2sは一般的に上記の2つ
の、飽和値点を表わす。もし誤差関数信号Epが
限界値を超えると(T2u以下又はT2L以下になる
と)、制御エレメントV2はそれ以上応答できず飽
和状態にある(弁VLPが最小開度が最大開度)。 第3図に示した本発明の具体例を完成するた
め、有効に使用した誤差関数信号Epを限界信号
T2が定める境界を超えない値に制限する手段が
設けてある。上下の限界信号T2u,T2Lが第3図
に発生するので、2つの限界手段が使用される。 他の限界回路を使用することもできるが、信号
T2u,Epはそれぞれの陰極が増幅器A6,A2に接
続され陽極が適当なB+電源にまで延びている抵
抗器65に導体64により接続された2つのダイ
オード61,62により形成された「最小信号選
択器」(LSS)60に印加される。 要するに、このLSSが導体64に2つの入力E
p,T2uのうちの小さい方(最小の正か最大の
負)である信号Epを送る。ダイオード61,6
2は逆方向にバイアスされると開になり順方向に
バイアスされると、閉になるスイツチとして作用
する。従つて、もし電圧Ep が電圧T2uより小さいと、ダイオード62は導
通して抵抗器65に電流を導き、その結果による
この抵抗器にわたる電圧降下(理論的にはダイオ
ード62にわたるゼロに電圧降下)により導体6
4を信号Epに等しい電圧E′pにする。これによ
りまたダイオード61を逆方向にバイアスさせ、
従つて、ダイオードは非導通になり、信号T2uは
導体64に現わされる電圧に影響を与えない。反
対に、もし信号T2uが電圧Epより小さいと、ダ
イオード61が導通になり抵抗器65に電流を導
き(ダイオード62は非導通になる)、従つて、
導体64に現われる信号Epは信号T2uに等しく
なる。従つて、導体64に現われる信号は常に以
下の如くになる。即ち、 もしEp<T2uならE′p=Ep (15) もしEp>T2uならE′p=T2u (15a) 第2の限界手段として、「最大信号選択器」
(GSS)回路70がその入力として信号E′p,T2L
を受ける。非反対の利得1のバツフア増幅器A9
を使用して信号Epを導体64からGSS回路70
に送る。この選択回路はそれぞれ陽極が増幅器
A9,A8の出力側に接続され、陰極が抵抗器75
を通り適当なB−電圧源に接続された共通の導体
74に接続されている2つのダイオード71,7
2により形成されている。要するに、GSS回路は
導体74に2つの入力Ep,T2Lのうちの大きい
方(最大の正か最小の負)を送る。GSS回路70
の作用はLSS回路60についての前記した説明に
より理解できよう。ダイオード71,72は逆方
向にバイアスされた時に開にされ、正方向にバイ
アスされた時い閉になるスイツチにすると理想的
である。もし信号Epが信号T2Lより大であると
ダイオード62は導通になり抵抗器75を通り電
流を送りそれによりダイオード71を逆方向にバ
イアスさせ、導体14の電圧を信号E′p′に等しく
する。反対に、もし信号T2Lが信号E′p′より大で
あると、信号T2Lが導体74に現われる。もし導
体74に現われる信号をEpとすれば、次のこと
が明らかになる。即ち、 もしT2L<Ep<T2uなら、E″p=Ep (16) もしEp>T2uならE″p=T2u (16a) もしEp<T2LならE″p=T2L (16b) 一定の上限飽和点C2uが一定の下限の飽和点C
2Lより大と定義され、従つて、等式(12a)、
(8a)からT2uが常にT2Lより大となることが想
定される。 第3図において、信号、E″pがポテンシヨメー
タ42に送られ、このポテンシヨメータではこの
信号は第2図に示した信号Epに代る。即ち、ポ
テンシヨメータ42と加算増幅器A3とがもし信
号Epが制御エレメントV2の飽和点を表わす上限
か下限のいずれかを超えなければ、この信号を受
けることになる。他方、もし信号Epが制御エレ
メントV2用の最小か最大の飽和点を表わす上限
か下限の境界を超えると、ポテンシヨメータ42
に印加された信号E″pは限界値T2uかT2Lに制限
される。信号K2E″pもそれに対応して限界され
る。このことは何らかの理由で制御される変数P
における大きな一時的な誤差が生じ、また制御エ
レメントV2が飽和点(最大か最小の開度)を超
えようとするが超えることができない場合に、誤
差信号Epに基いた交叉結合された信号K2Epは、
制御される変数Sがその設定値点から大きい範囲
で変化する程度には増幅器A3が指令信号C1を変
化させることができない。いい代えれば、加算増
幅器A3に境界信号E″pとして印加される信号Ep
に対する可変の境界を定めることにより、2つの
制御エレメントV1,V2間の過度の「相互干渉」
は緩和され、たとえ制御される変数Pに大きな一
時的誤差が生じても制御される速度Sに大きな一
時的誤差は回避される。 第3図において、境界された信号E″p(限界信
号T2u以下か限界信号以上のみ変化できるよう限
界された)もまた第2図に示した信号Epの代り
に加算増幅器A4の入力抵抗器R4aに印加される。
その結果、信号C2はその上限か下限の飽和値点
C2u,C2L以上に増大するか又は減少することは
できない。それにもかかわらず、第3図に示し
た。信号Epはその値が制限されなくても最終の
制御エレメントV2が速度Sおよび圧力Pをその
最少か最大の範囲内に設定することをできるので
同じ効果で入力抵抗器R4Aに直接印加できる。従
つて、本発明の重要な利点は、制御エレメント
V2が飽和して追加の制御効果を及ぼさないレベ
ルT2uまたはT2Lを信号Epが超す時に信号C1の
過度の揺れを回避するようポテンシヨメータ42
(次いで加算増幅器A3)に制限された信号E″pを印
加することにある。 第4図には第1図および第2図に示した装置を
改良した本発明の第2の具体例が示してある。こ
の具体例では、制御エレメントV1とその弁Vhpと
が広い開位置に駆動されてタービンの第1の段1
0aから最大の動力を得るように速度設定値点に
高い値に調節し、且つ抽気圧力Pをある設定値点
で制御することができるように企図されている。
このような場合には、信号Esは信号C1を制御エ
レメントV1をその最大飽和点(弁Vhpを最大開度
にして)駆動するのに必要なだけより大きくな
り、加算増幅器A4に送られた交叉結合した信号
K4Esが弁VLPを(大きい圧力誤差信号Epにもか
かわらず)圧力pがほぼそのゼロ点に保持される
点を超えた開度を保持するように大になる。 この困難を防止するため、限界信号T1が誤差
関数信号の1つ即ちEpに応答する手段により発
生され、この限界信号はこの誤差信号Epの所定
の関数として変化する。第2に、ポテンシヨメー
タ46を介して増幅器A4に有効に交叉結合され
た誤差信号は限界信号T1により限界された境界
内に一次次誤差信号Vhpがある際にある時にこの
一次誤差信号に等しくなるかEsが限界された境
界外にある時に限界値に等しくなる。 この目的のために、第4図の具体例では信号E
pを受け限界信号T1を発生する加算増幅80の型
式の手段を含んでいる。図示してあるように、信
号Ep、は所望の倍率定数K2を出すよう調節され
たポテンシヨメータ81を経て発生され、その結
果による信号K2Epが抵抗器R10aを経て演算増幅
器A10の反転入力側に送られる。第2の一定の
(しかしながら可調節の)電圧−K9が適当なB−
電圧源から付勢されるポテンシヨメータ82から
抵抗器R10bを経て増幅器A10の反転入力側に供給
される。フイードバツク抵抗器R10fにより増幅
器A10はその出力、即ち限界信号T1を誤差信号E
pの如何なる値に対しても制御エレメントV1に送
られた信号C1の飽和点に等しい値を有するよう
変化せるような状態にされる。 このことを達成するため、抵抗器が次の如き値
に選択される。即ち、 R10f/R10a=1/K1;R10f/R
10b=1/K1(17) 従つて、出力信号T1は以下の等式に従い変化
する。即ち、 T1=K9−K2Ep/K1 (18) 制御エレメントV1が最大飽和点(弁Vhpが丁度
ストツパ24aに当る)に達すると、指令信号
C1の所定値が既知の定数である飽和値点C1sを有
する。このような飽和知点C1sはEs,Epが以下
の式を満足する値を有する時、等式(2)に従い達す
る。即ち、 C1s=K1Es+K2Ep+K3 (19) 信号Epの如何なる値に対しても飽和点はEsが
以下の値を有している時に達する。即ち、 飽和点 Es =(C1s−K3)−K2Ep/K1 (19a) ポテンシヨメータ82は一定電圧信号K9に以下
の如き値を有するようにする。即ち、 −K9=−(C1s−K3) (20) その場合に等式(18)は次の如くになる。即
ち、 T1=(C1s−K3)−K2Ep/K1 (18a) 従つて、限界信号T1は常にもし信号C1が加算
増幅器A3に印加されたとすると、この信号にそ
の飽和値点C1sを有するようにさせる信号Esの
値を表わす。 ポテンシヨメータ46に限界信号T1が誤差信
号Esのうちの低い方に等しい励振信号を供給す
るため、最小信号選択回路85はこれら2つの信
号を受け共通の導体86に出力E′sを発生する。 LSS回路85はダイオード87,88から成り
第3図に示されたLSS回路60と同様に作用す
る。従つて導体86に現われる境界された信号
E′sは異なる次の如き可能な値を取る。即ち、 もしEs<T1ならE′s=Es (21a) もしEs>T1ならE′s=T1 (21b) たとえば、設定値点電圧Vssが信号Esを弁Vhpを
広く開かせるに十分に増大させる程度に高くさ
れ、またたとえ誤差信号Esが制御エレメントV1
が飽和するレベルを超えても、加算増幅器A4は
あたかもエレメントV1が飽和の開始時の如くに
見える入力信号K4E′s(ポテンシヨメータ46を
介して)を受ける。これにより制御エレメント
V2が弁VLPを十分に開かせようとしそれに従い
一時的な圧力誤差が生じ、制御された圧力Pが制
御できなくする程度には指令信号C2を増大させ
ないようにする。 第4図の改良された具体例では信号E′sに下限
の限界を置く(信号Epが第3図においてT2uと
T2Lと共に有効に境界されるように)手段を含ん
でない。そのような下限の限界は第3図に説明し
たものと平行して第4図においても有効に定める
ことができるが、制御エレメントV1は弁の最小
開度限界位置がその十分に閉じた位置になるよう
に一般に定められる。このようにすると、もし制
御エレメントV1が最少限に達すると、蒸気の流
れはすべて締切られ、従つて、制御エレメントは
圧力Pをその設定値点に保持しようとしても不可
能となる。 事実、信号Epが上限値と下限値とにおいて限
界され、信号Esが上限値で限界されるよう第4
図の具体例を第3図の具体例に加えることのでき
ることが理解できよう。事実、本発明は1つの誤
差関数信号に下限の限界を置くか、1つの誤差関
数信号に上限の限界を置くか、1つの誤差関数信
号に上限と下限との限界を置くか両方の誤差関数
信号に上限を下限の限界を置くか1つの誤差関数
信号に上限と下限の限界を置き他の誤差関数信号
に1つの限界(上限か下限かいづれか)を置くか
して2変数の制御装置に有利に応用することがで
きる。 本発明の利点を得るため第3図および第4図に
示した特定の装置を種々変更することができる。
例えば、第3図に示した具体例において、3つの
ポテンシヨメータ46,51,56は全て同じ符
号Esを受け信号K4Esを発生するため同じ倍率器
K4を形成するように調節されるようにしてあ
る。回路の3個所に単一の電圧K4E6を供給する
ためこのようなポテンシヨメータの1つを使用す
ることができる。第2に、複数の入力の加算とし
て変化する信号を発生するため演算増幅器の種々
の配置を示したが、可調節で予め選択された種々
の定数の値により同じ作用を行うのに他の特定の
増幅器または信号処理装置が使用できる。更にま
た、図示した信号極性のあるもの又は全てを逆に
することができ、反転が偶数である限り、作用は
同じである。事実、最終的制御エレメントの作用
方向はもし他の個所での信号の変数が適当に逆に
されるなら逆にすることができる。(例えば、
V1,V2が信号Esが増大する時、弁Vhp,VLPを
閉じ作用を行うように作ることができる。)更に
また、前記した改良点は可変の直流電圧信号を発
生しかつ利用するものとして図示した以外の制御
装置に具体化することができる。種々の信号は空
気圧、液圧または機械的位置変数の如き他の型式
のものでも良い。事実、このような信号は敏速に
反覆される時間を基礎にして感知され、発生され
かつ利用されるマルチビツト・デジタル信号で良
い。 以上のように本発明によれば限界信号を発生す
る手段と誤差関数信号又は限界信号を第1又は第
2の指令信号発生手段に供給する手段を設けたこ
とによつて2つの変数を所定の設定値に自動的に
定めることができるという実益がある。 尚、制御される系統は例えば、1つ以上の制御
された抽気圧力以上を利用する2段以上の段を有
する蒸気タービンの如く2つの可変数が同時に制
御される型式のもので良い。又、2つの変数を制
御するため前記した装置を重複することにより本
発明は多数の変数を同時に制御するため応用する
こともできる。上記実施例では本発明を蒸気ター
ビンに適用したが、他の装置にも適用することが
できる。
きいため1つの制御エレメントが飽和すなわち制
限されると、この制限点における他方の制御され
る変数が実質的にゼロの誤差を有していてもこの
他方の制御される変数に著しい影響を与えてしま
うことが判つた。もし蒸気消費量(第1図および
第2図)が突然急激に減少せしめられる状態が起
ると想定すると、その場合には圧力Pがその設定
値点よりかなり上昇して誤差信号Epはきわめて
減少する。即ち、きわめて小さい正の値のみなら
ず比較的大きい負の値にさえもなり得ることが判
つた。等式(5)で示してあるように、信号C2は弁
VLPをその物理的に最大の開度以上に開こうとし
てあるきわめて高い値にまで増大する。事実、弁
はその飽和すなわち最大開度ストツパ25bに当
る。信号Epがきわめて低い値にあると、加算増
幅器A3に送られた信号K2Epは弁VLPによる制御
作用に相応する任意の領域以下に下がる。従つ
て、信号C1(等式2)はきわめて減少し(速度
誤差が存在しない場合でさえ)、それにより制御
エレメントV1における弁Vhpを閉じさせる。弁V
hpが閉じると圧力Pを減少するのに役立つがまた
速度Sをその設定値点以下に大幅に減少する。従
つて、弁Vhpが閉じることによつて一時的な大き
く長い速度誤差を引き起す。速度は大きい圧力誤
差と弁VLPがその飽和限度を超えて応答できない
ので設定値点を大幅にそれる。最後には、弁Vhp
が閉じると、圧力Pを減少して信号Epを増大さ
せ(例えば、この信号Epを上記の如き大きい負
の値から小さな負の値にさせ)それにより指令信
号C2を減少し、信号C1は再び増大して速度を設
定値点にまで戻す。しかしながら、信号Epを制
御エレメントV2の飽和すなわち限界点を超えさ
せるかなりの圧力誤差によつてのみ生じる好まし
くないかなりの一時的な速度誤差があつた。 もし圧力設定点Vpsがきわめて低に値に急激に
減少せしめられると、もちろん同様なきびしい一
時的に大きな速度誤差が生じる。信号Epは信号
C2に弁VLPをその飽和すなわち最大の開度限度
に駆動させる値をかなり超えて減少させ、信号
K2Epが大幅に減少すると、信号C1を減少させる
弁Vhpを重要な一時的な速度誤差を生じる程度に
閉じさせる。 他方、もし蒸気消費量が急激に大幅に増大せし
められて圧力Pをその設定値点以下に大きく減少
させると(または設定値点信号Vhpが急激に大幅
に増大せしめられると)、誤差信号Epは著しく増
大し、信号C2は減少し、弁VLPは十分に閉じよ
うとするがの最小開度ストツパ25aを越えて動
くことはできず、信号K2Epは信号C1を増大し弁
Vhpをかなりの程度開く(速度誤差が存在してな
くても)。制御エレメントV2が飽和して信号Ep
がきわめて高い値であると大きい圧力誤差が、一
時的に大きな速度誤差を生じる。 本発明によれば、第1図および第2図に例示さ
れた装置は誤差関数信号EsかEpの所定の変化関
数として変化する限界信号を発生する手段を組入
れることにより改善されることに注目されたい。
この限界信号に応答する限界手段は、他の関数信
号EpかEsの値が限界信号により限界された境界
内で減少するときにこの関数信号の値を加算増幅
器A3またはA4に交叉結合するか又は他の関数信
号EpかEsがこの境界を超えるときに限界値自体
を加算増幅器A3かA4に交叉結合することによつ
て上記他の誤差関数信号EpかEsを制限する作用
を行う。 本発明の1つの重要な面において、限界信号を
発生する手段はその時の条件の下では限界信号値
が制御エレメントの1つを飽和点すなわち限界点
(最大または最小)に達するようにさせる他の誤
差関数信号の値に常に等しくなるように設定され
ている。 このことは第3図を参照して以下に詳細に説明
することにより一層良く理解できよう。この第3
図には本発明の1つの具体例が第2図に示した具
体例の部品に使用したと同じ符号を部品に付して
示してある。 1つの誤差信号Esの関数として変化する限界
信号T2uを発生する手段として、加算増幅器50
が電圧Esに応答する。更に詳細にいえば、電圧
Esはポテンシヨメータ51を励振させてそのワ
イパに調節された電圧K4Esを発生させ、この電
圧は入力抵抗器R5aを経て加算増幅器A5の反転入
力側に送られる。一定の(しかしながら、予め選
択できる)電圧K7がポテンシヨメータ52(適
当な電源B+から付勢される)から得られ、入力
抵抗器R5bを介して同じ反転入力側に印加され
る。フイードバツク抵抗器R5fを有する増幅器A5
の出力は、次のとおりである。即ち、 −K4Es−K7 増幅器2A5からのこの出力はフイードバツク抵
抗器R6fを有する入力抵抗器R6aを経て送られ
る。種々の抵抗器が次の如き値に選択されると仮
定される。即ち、 R5f/R5a=1:R5f/R5b=1;R6
f/R6a=1/K5(7) この場合に、限界信号T2uは以下の関数に従い電
圧Esと共に変化する。即ち、 T2u=K4Es+K7/K5 (8) このことは他の誤差関数信号Epが制限される
上限を表わす。 容易に得られる既知の低い他C2Lにまで指令信
号C2が下がると仮定すると、制御エレメントV2
はその最小飽和点(この実施例では例えば、第1
図に示したストツパ25aにより境界された)に
達する。信号C2のこのような既知の値C2Lは次の
如くなる。即ち、 C2L=K4Es−K5Ep+K6 (9) この場合に等式(5)に従い限界点に達する。 信号Esのどの値に対しても、エレメントV2の
下限の飽和を生じさせる信号Epの特定の値は次
の如きものである。即、 飽和点 Ep =K4Es+(K6−C2L)/K5 (9a) もしポテンシヨメータ52を調節することにより
作業員が等式(8)における手数K7を次の如くにし
て選択すると即ち、 K7=K6−C2L (10) その場合に等式(8)は次の如くなる。即ち T2u=K4Es+(K6−C2L)/K5 (8a) 限界信号T2uが等式(8a)に従つて変化するの
で、等式(9a)と比較して制御エレメントV2が
低い飽和点(最小の開度)になる信号Esのどの
値に対しても信号T2uが信号Epの値を表わすこ
とが判る。もし信号Epが限界信号T2u以上に上
昇すると、信号C2はC2L以下に下がり、エレメン
トV2は単にその最小開度限界に対応しない。 制御エレメントV2が最大限で飽和する(即
ち、系統がたとえばストツパ25bにより境界さ
れたその最大限の開度より広くことを求める)問
題を緩和するため、第2の限界信号T2Lが誤差信
号Esの関数として発生される。この目的のため
に、第2の加算増幅器55が誤差関数信号Esに
応答する。図示してあるように、信号Esはワイ
パに電圧K4Esを発生するように調節されたポテ
ンシヨメータ56に印加され、この電圧は次いで
入力抵抗器R7aを介して演算増幅器A7の反転入力
側に印加される。更にまた、オフセツト値(設定
値点よりずれた値)を表わす一定の(しかし選択
できる)電圧がポテンシヨメータ58(適当なB
+源)から取出され、入力抵抗器R7bを経て同じ
反転入力側に印加される。フイードバツク抵抗器
R7fにより増幅器A7の出力は信号K4EsとK8との
反転した和である。再反点には、この出力は入力
抵抗器R8aを経てフイードバツク抵抗器R8fを有
する演算増幅器A8の反転入力側に伝達される。
この増幅器A8の出力は可変の低い限界信号T2L
である。 種々の抵抗器の値が次の如く選択される。即
ち、 R7f/R7a=1;R7f/R7b=1;R8
f/R8a=1/K5(11) その場合に、出力の限界信号T2Lは以下の所定
の関数に従い電圧Esと共に変化する。即ち、 T2L=K4Es+K8/K5 (12) このことは他の誤差関数信号を制限する必要のあ
る最小限界を表わす。 信号C2が既知の高い値にまで増大した時に制
御エレメントV2がその最大限すなわち飽和(第
1図のストツパ25bで例示した)に達すると仮
定する。この値C2uは容易に見きわめることがで
きる。本制御装置の作動中、この値C2uはEs,
Epが以下の式を満足する時に等式(5)により得ら
れる。即ち、 C2u=K4Es−K5Ep+K6 (13) 信号Esのどの値に対しても、エレメントV2を
上限界にされる信号Vhpの値は次の如くである。
即ち、 飽和点 Ep K4Es+(K6−C2u)/K5 (13a) ポテンシヨメータ58を調節することにより、
等式(12)に現われる一定の電圧K8は次の如くであ
る。即ち、 K8=(K6−C2u) (14) 従つて、等式(12)は以下の如くになる。即ち、 T2u=K4Es+K6−C2u/K5 (12a) 低い限界信号T2Lが等式(12)に従つて変化するの
で(等式(13a)と比較)、この信号は誤差信号E
sのどの値に対しても制御エレメントV2をその最
大の飽和すなわち限界点に達するようにする誤差
関数信号Epの値を表わす。もし信号Epが限界信
号T2L以下に下がると、制御エレメントV2はその
最大限を越えて開こうとするが飽和によりそのよ
うな応答をしない。 総括すると、信号T2uまたはT2Lが誤差関数信
号Epの境界を決める限界値T2を表わし、この信
号Epは指令信号C2に限界値C2sをもたせるよう
にする。従つて、信号C2sは一般的に上記の2つ
の、飽和値点を表わす。もし誤差関数信号Epが
限界値を超えると(T2u以下又はT2L以下になる
と)、制御エレメントV2はそれ以上応答できず飽
和状態にある(弁VLPが最小開度が最大開度)。 第3図に示した本発明の具体例を完成するた
め、有効に使用した誤差関数信号Epを限界信号
T2が定める境界を超えない値に制限する手段が
設けてある。上下の限界信号T2u,T2Lが第3図
に発生するので、2つの限界手段が使用される。 他の限界回路を使用することもできるが、信号
T2u,Epはそれぞれの陰極が増幅器A6,A2に接
続され陽極が適当なB+電源にまで延びている抵
抗器65に導体64により接続された2つのダイ
オード61,62により形成された「最小信号選
択器」(LSS)60に印加される。 要するに、このLSSが導体64に2つの入力E
p,T2uのうちの小さい方(最小の正か最大の
負)である信号Epを送る。ダイオード61,6
2は逆方向にバイアスされると開になり順方向に
バイアスされると、閉になるスイツチとして作用
する。従つて、もし電圧Ep が電圧T2uより小さいと、ダイオード62は導
通して抵抗器65に電流を導き、その結果による
この抵抗器にわたる電圧降下(理論的にはダイオ
ード62にわたるゼロに電圧降下)により導体6
4を信号Epに等しい電圧E′pにする。これによ
りまたダイオード61を逆方向にバイアスさせ、
従つて、ダイオードは非導通になり、信号T2uは
導体64に現わされる電圧に影響を与えない。反
対に、もし信号T2uが電圧Epより小さいと、ダ
イオード61が導通になり抵抗器65に電流を導
き(ダイオード62は非導通になる)、従つて、
導体64に現われる信号Epは信号T2uに等しく
なる。従つて、導体64に現われる信号は常に以
下の如くになる。即ち、 もしEp<T2uならE′p=Ep (15) もしEp>T2uならE′p=T2u (15a) 第2の限界手段として、「最大信号選択器」
(GSS)回路70がその入力として信号E′p,T2L
を受ける。非反対の利得1のバツフア増幅器A9
を使用して信号Epを導体64からGSS回路70
に送る。この選択回路はそれぞれ陽極が増幅器
A9,A8の出力側に接続され、陰極が抵抗器75
を通り適当なB−電圧源に接続された共通の導体
74に接続されている2つのダイオード71,7
2により形成されている。要するに、GSS回路は
導体74に2つの入力Ep,T2Lのうちの大きい
方(最大の正か最小の負)を送る。GSS回路70
の作用はLSS回路60についての前記した説明に
より理解できよう。ダイオード71,72は逆方
向にバイアスされた時に開にされ、正方向にバイ
アスされた時い閉になるスイツチにすると理想的
である。もし信号Epが信号T2Lより大であると
ダイオード62は導通になり抵抗器75を通り電
流を送りそれによりダイオード71を逆方向にバ
イアスさせ、導体14の電圧を信号E′p′に等しく
する。反対に、もし信号T2Lが信号E′p′より大で
あると、信号T2Lが導体74に現われる。もし導
体74に現われる信号をEpとすれば、次のこと
が明らかになる。即ち、 もしT2L<Ep<T2uなら、E″p=Ep (16) もしEp>T2uならE″p=T2u (16a) もしEp<T2LならE″p=T2L (16b) 一定の上限飽和点C2uが一定の下限の飽和点C
2Lより大と定義され、従つて、等式(12a)、
(8a)からT2uが常にT2Lより大となることが想
定される。 第3図において、信号、E″pがポテンシヨメー
タ42に送られ、このポテンシヨメータではこの
信号は第2図に示した信号Epに代る。即ち、ポ
テンシヨメータ42と加算増幅器A3とがもし信
号Epが制御エレメントV2の飽和点を表わす上限
か下限のいずれかを超えなければ、この信号を受
けることになる。他方、もし信号Epが制御エレ
メントV2用の最小か最大の飽和点を表わす上限
か下限の境界を超えると、ポテンシヨメータ42
に印加された信号E″pは限界値T2uかT2Lに制限
される。信号K2E″pもそれに対応して限界され
る。このことは何らかの理由で制御される変数P
における大きな一時的な誤差が生じ、また制御エ
レメントV2が飽和点(最大か最小の開度)を超
えようとするが超えることができない場合に、誤
差信号Epに基いた交叉結合された信号K2Epは、
制御される変数Sがその設定値点から大きい範囲
で変化する程度には増幅器A3が指令信号C1を変
化させることができない。いい代えれば、加算増
幅器A3に境界信号E″pとして印加される信号Ep
に対する可変の境界を定めることにより、2つの
制御エレメントV1,V2間の過度の「相互干渉」
は緩和され、たとえ制御される変数Pに大きな一
時的誤差が生じても制御される速度Sに大きな一
時的誤差は回避される。 第3図において、境界された信号E″p(限界信
号T2u以下か限界信号以上のみ変化できるよう限
界された)もまた第2図に示した信号Epの代り
に加算増幅器A4の入力抵抗器R4aに印加される。
その結果、信号C2はその上限か下限の飽和値点
C2u,C2L以上に増大するか又は減少することは
できない。それにもかかわらず、第3図に示し
た。信号Epはその値が制限されなくても最終の
制御エレメントV2が速度Sおよび圧力Pをその
最少か最大の範囲内に設定することをできるので
同じ効果で入力抵抗器R4Aに直接印加できる。従
つて、本発明の重要な利点は、制御エレメント
V2が飽和して追加の制御効果を及ぼさないレベ
ルT2uまたはT2Lを信号Epが超す時に信号C1の
過度の揺れを回避するようポテンシヨメータ42
(次いで加算増幅器A3)に制限された信号E″pを印
加することにある。 第4図には第1図および第2図に示した装置を
改良した本発明の第2の具体例が示してある。こ
の具体例では、制御エレメントV1とその弁Vhpと
が広い開位置に駆動されてタービンの第1の段1
0aから最大の動力を得るように速度設定値点に
高い値に調節し、且つ抽気圧力Pをある設定値点
で制御することができるように企図されている。
このような場合には、信号Esは信号C1を制御エ
レメントV1をその最大飽和点(弁Vhpを最大開度
にして)駆動するのに必要なだけより大きくな
り、加算増幅器A4に送られた交叉結合した信号
K4Esが弁VLPを(大きい圧力誤差信号Epにもか
かわらず)圧力pがほぼそのゼロ点に保持される
点を超えた開度を保持するように大になる。 この困難を防止するため、限界信号T1が誤差
関数信号の1つ即ちEpに応答する手段により発
生され、この限界信号はこの誤差信号Epの所定
の関数として変化する。第2に、ポテンシヨメー
タ46を介して増幅器A4に有効に交叉結合され
た誤差信号は限界信号T1により限界された境界
内に一次次誤差信号Vhpがある際にある時にこの
一次誤差信号に等しくなるかEsが限界された境
界外にある時に限界値に等しくなる。 この目的のために、第4図の具体例では信号E
pを受け限界信号T1を発生する加算増幅80の型
式の手段を含んでいる。図示してあるように、信
号Ep、は所望の倍率定数K2を出すよう調節され
たポテンシヨメータ81を経て発生され、その結
果による信号K2Epが抵抗器R10aを経て演算増幅
器A10の反転入力側に送られる。第2の一定の
(しかしながら可調節の)電圧−K9が適当なB−
電圧源から付勢されるポテンシヨメータ82から
抵抗器R10bを経て増幅器A10の反転入力側に供給
される。フイードバツク抵抗器R10fにより増幅
器A10はその出力、即ち限界信号T1を誤差信号E
pの如何なる値に対しても制御エレメントV1に送
られた信号C1の飽和点に等しい値を有するよう
変化せるような状態にされる。 このことを達成するため、抵抗器が次の如き値
に選択される。即ち、 R10f/R10a=1/K1;R10f/R
10b=1/K1(17) 従つて、出力信号T1は以下の等式に従い変化
する。即ち、 T1=K9−K2Ep/K1 (18) 制御エレメントV1が最大飽和点(弁Vhpが丁度
ストツパ24aに当る)に達すると、指令信号
C1の所定値が既知の定数である飽和値点C1sを有
する。このような飽和知点C1sはEs,Epが以下
の式を満足する値を有する時、等式(2)に従い達す
る。即ち、 C1s=K1Es+K2Ep+K3 (19) 信号Epの如何なる値に対しても飽和点はEsが
以下の値を有している時に達する。即ち、 飽和点 Es =(C1s−K3)−K2Ep/K1 (19a) ポテンシヨメータ82は一定電圧信号K9に以下
の如き値を有するようにする。即ち、 −K9=−(C1s−K3) (20) その場合に等式(18)は次の如くになる。即
ち、 T1=(C1s−K3)−K2Ep/K1 (18a) 従つて、限界信号T1は常にもし信号C1が加算
増幅器A3に印加されたとすると、この信号にそ
の飽和値点C1sを有するようにさせる信号Esの
値を表わす。 ポテンシヨメータ46に限界信号T1が誤差信
号Esのうちの低い方に等しい励振信号を供給す
るため、最小信号選択回路85はこれら2つの信
号を受け共通の導体86に出力E′sを発生する。 LSS回路85はダイオード87,88から成り
第3図に示されたLSS回路60と同様に作用す
る。従つて導体86に現われる境界された信号
E′sは異なる次の如き可能な値を取る。即ち、 もしEs<T1ならE′s=Es (21a) もしEs>T1ならE′s=T1 (21b) たとえば、設定値点電圧Vssが信号Esを弁Vhpを
広く開かせるに十分に増大させる程度に高くさ
れ、またたとえ誤差信号Esが制御エレメントV1
が飽和するレベルを超えても、加算増幅器A4は
あたかもエレメントV1が飽和の開始時の如くに
見える入力信号K4E′s(ポテンシヨメータ46を
介して)を受ける。これにより制御エレメント
V2が弁VLPを十分に開かせようとしそれに従い
一時的な圧力誤差が生じ、制御された圧力Pが制
御できなくする程度には指令信号C2を増大させ
ないようにする。 第4図の改良された具体例では信号E′sに下限
の限界を置く(信号Epが第3図においてT2uと
T2Lと共に有効に境界されるように)手段を含ん
でない。そのような下限の限界は第3図に説明し
たものと平行して第4図においても有効に定める
ことができるが、制御エレメントV1は弁の最小
開度限界位置がその十分に閉じた位置になるよう
に一般に定められる。このようにすると、もし制
御エレメントV1が最少限に達すると、蒸気の流
れはすべて締切られ、従つて、制御エレメントは
圧力Pをその設定値点に保持しようとしても不可
能となる。 事実、信号Epが上限値と下限値とにおいて限
界され、信号Esが上限値で限界されるよう第4
図の具体例を第3図の具体例に加えることのでき
ることが理解できよう。事実、本発明は1つの誤
差関数信号に下限の限界を置くか、1つの誤差関
数信号に上限の限界を置くか、1つの誤差関数信
号に上限と下限との限界を置くか両方の誤差関数
信号に上限を下限の限界を置くか1つの誤差関数
信号に上限と下限の限界を置き他の誤差関数信号
に1つの限界(上限か下限かいづれか)を置くか
して2変数の制御装置に有利に応用することがで
きる。 本発明の利点を得るため第3図および第4図に
示した特定の装置を種々変更することができる。
例えば、第3図に示した具体例において、3つの
ポテンシヨメータ46,51,56は全て同じ符
号Esを受け信号K4Esを発生するため同じ倍率器
K4を形成するように調節されるようにしてあ
る。回路の3個所に単一の電圧K4E6を供給する
ためこのようなポテンシヨメータの1つを使用す
ることができる。第2に、複数の入力の加算とし
て変化する信号を発生するため演算増幅器の種々
の配置を示したが、可調節で予め選択された種々
の定数の値により同じ作用を行うのに他の特定の
増幅器または信号処理装置が使用できる。更にま
た、図示した信号極性のあるもの又は全てを逆に
することができ、反転が偶数である限り、作用は
同じである。事実、最終的制御エレメントの作用
方向はもし他の個所での信号の変数が適当に逆に
されるなら逆にすることができる。(例えば、
V1,V2が信号Esが増大する時、弁Vhp,VLPを
閉じ作用を行うように作ることができる。)更に
また、前記した改良点は可変の直流電圧信号を発
生しかつ利用するものとして図示した以外の制御
装置に具体化することができる。種々の信号は空
気圧、液圧または機械的位置変数の如き他の型式
のものでも良い。事実、このような信号は敏速に
反覆される時間を基礎にして感知され、発生され
かつ利用されるマルチビツト・デジタル信号で良
い。 以上のように本発明によれば限界信号を発生す
る手段と誤差関数信号又は限界信号を第1又は第
2の指令信号発生手段に供給する手段を設けたこ
とによつて2つの変数を所定の設定値に自動的に
定めることができるという実益がある。 尚、制御される系統は例えば、1つ以上の制御
された抽気圧力以上を利用する2段以上の段を有
する蒸気タービンの如く2つの可変数が同時に制
御される型式のもので良い。又、2つの変数を制
御するため前記した装置を重複することにより本
発明は多数の変数を同時に制御するため応用する
こともできる。上記実施例では本発明を蒸気ター
ビンに適用したが、他の装置にも適用することが
できる。
第1図はタービンの速度と抽気圧力とを共に同
時に制御する2つの制御エレメントに組合わせた
抽気蒸気タービンの線図、第2図は第1図に示し
た抽気蒸気タービンの2つの制御エレメントを可
変に励振または調節するため使用される曲型的な
従来技術の制御装置のブロツク図、第3a図と第
3b図とは本発明の例示的具体例を特にある条件
の下における誤差転移の大きさと時間的長さとを
軽減することにより制御性能を改善するため第2
図の従来技術の制御装置に加えた改良を示す一部
を回路略図で示したブロツク図、第4図は制限さ
れた状態に駆動される高圧蒸気弁の悪影響を減少
するため利用される本発明の第2の具体例を示す
図である。 50……増幅器、51,52……ポテンシヨメ
ータ、A5……増幅器。
時に制御する2つの制御エレメントに組合わせた
抽気蒸気タービンの線図、第2図は第1図に示し
た抽気蒸気タービンの2つの制御エレメントを可
変に励振または調節するため使用される曲型的な
従来技術の制御装置のブロツク図、第3a図と第
3b図とは本発明の例示的具体例を特にある条件
の下における誤差転移の大きさと時間的長さとを
軽減することにより制御性能を改善するため第2
図の従来技術の制御装置に加えた改良を示す一部
を回路略図で示したブロツク図、第4図は制限さ
れた状態に駆動される高圧蒸気弁の悪影響を減少
するため利用される本発明の第2の具体例を示す
図である。 50……増幅器、51,52……ポテンシヨメ
ータ、A5……増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の制御エレメントV1がその励振を増減
するに従い第1および第2の制御される変数S,
Pを共に比例的に増減させ第2の制御エレメント
V2の増減が1つの変数を比例的に増減させ他の
変数を反比例的に増減させるようにした制御装置
において、1つの制御される変数の設定値と実際
値との間の誤差に従つて変化する第1の誤差関数
信号Esを発生する手段32と、他の制御される
変数の設定値と実際値との間の誤差に従つて変化
する第2の誤差関数信号Epを発生する手段33
と、第1と第2の誤差関数信号を加算してこれら
関数信号の変化の加算の結果で変化し且つ前記第
1の制御エレメントを励振する第1の指令信号
C1を発生する手段40と、第1と第2の誤差関
数信号を加算してこれら関数信号の変化の加算の
結果で変化し且つ前記第2の制御エレメントを励
振する第2の指令信号C2を発生する手段45
と、第1の誤差関数信号Es又は第2の誤差関数
信号Epのうちの一つに応答し該信号の所定の関
数として変化する限界信号Tを発生する手段5
0,55,80と、第1の誤差関数信号又は第2
の誤差関数信号のうちの他の誤差関数信号が前記
限界信号の大きさにより表わされた境界内か境界
外にあるかにより前記他の誤差関数信号又は前記
限界信号を前記第1の指令信号発生手段又は前記
第2の指令信号発生手段に供給する手段60,7
0,85とを備えていることを特徴とする制御装
置。 2 前記手段50,55,80が一つの誤差関数
信号Eに応答して該一つの誤差関数信号の所定の
関数として変化する上限と下限との限界信号を発
生する手段80から成り、前記手段60,70,
85は前記他の関数信号が上限と下限の限界信号
の値の間の中間値か、上限の限界信号の値より大
きな値か下限の限界信号の値より小さい値の時に
前記手段40が手段45のうちの1つに誤差関数
信号の他のもの、上限の限界信号又は下限の限界
信号のいずれかを供給する手段85から成る特許
請求の範囲第1項記載の制御装置。 3 前記手段50,55,80が前記第1の誤差
関数信号Esに応答して前記限界信号を前記第1
の誤差関数信号の所定の関数として変化させる手
段50,55から成り、前記手段60,70,8
5が前記第1の誤差関数信号Esを前記手段45
に供給するが、該供給された信号が前記限界信号
のその際の値の限界を超えないようにする手段6
0,70から成る特許請求の範囲第1項記載の制
御装置。 4 前記手段50,55,80が第2の誤差関数
信号Epに応答して限界信号を該信号の所定の関
数として変化させる手段80から成り、前記手段
60,70,85が手段40に第1の誤差関数信
号Esを供給すると共に該供給された信号が限界
信号のその際の値の限界を超えないようにする手
段85から成る特許請求の範囲第1項記載の制御
装置。 5 前記手段40が、 C1=K1Es+K2Ep+K3 に従い第1の指令信号C1を発生する手段を構成
し、上式においてKが予め選択された定数、E
s,Epが第1と第2の誤差関数信号を表わし、前
記手段45が、C2=K4Es−K5Ep+K6に従い第2
の指令信号C2を発生する手段を構成し、上式に
おいて、Kが予め選択された定数、Es,Epが第
1と第2の誤差関数信号の値を示し、前記手段8
0が第2の誤差関数Epに応答して次式 T1=C1s−K3−K2Ep/K1 に従い限界信号T1を発生する手段であり、上式
においてC1sは第1の制御エレメントが応答する
指令信号C1の最大か最小の限界値を表わし、前
記手段85が前記手段40に入力として第1の関
数信号Esかこの信号が限界信号値である限界信
号T1により表わされる限界を超えると限界信号
値を供給する手段である特許請求の範囲第1項記
載の制御装置。 6 前記手段40がC1=K1Es+K2Ep+K3に従い
前記第1の指令信号C1を発生させる手段を有
し、上式においてKは予め選択された定数、E
s,Epは第1と第2の誤差関数信号の値を表わ
し、前記手段45がC2=K4Es−K5Ep+K6に従い
前記第2の指令信号C2を発生する手段を有し、
上式においてKが所定の定数、Es,Epが第1と
第2の誤差関数信号を表わし、前記手段80が第
1の誤差関数信号Esに応答して次式、 T2=K4Es+K6−C2s/K5 に従い限界信号T2を発生させる手段を有し、上
式においてC2Sは第2の制御エレメントが有効に
応答する指令信号C2の最大か最小の限界値を表
わし、前記手段85が前記手段40に第2の関数
信号Epかこの信号が限界信号T2が表わす境界を
超えると限界信号値を入力として供給する手段を
有する特許請求の範囲第1項記載の制御装置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US05/717,007 US4042809A (en) | 1976-08-23 | 1976-08-23 | System for controlling two variables |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5325703A JPS5325703A (en) | 1978-03-09 |
| JPS6158842B2 true JPS6158842B2 (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=24880347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8150277A Granted JPS5325703A (en) | 1976-08-23 | 1977-07-07 | Control device |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4042809A (ja) |
| JP (1) | JPS5325703A (ja) |
| CA (1) | CA1029834A (ja) |
| GB (1) | GB1538029A (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4139887A (en) * | 1977-04-28 | 1979-02-13 | United Technologies Corporation | Dynamic compensation for multi-loop controls |
| CH635165A5 (de) * | 1978-11-09 | 1983-03-15 | Bbc Brown Boveri & Cie | Industrie-dampfturbinenanlage. |
| US4275562A (en) * | 1979-08-06 | 1981-06-30 | Institute Of Gas Technology | Composite energy producing gas turbine |
| JPS5734005U (ja) * | 1980-08-06 | 1982-02-23 | ||
| US4407131A (en) * | 1980-08-13 | 1983-10-04 | Battelle Development Corporation | Cogeneration energy balancing system |
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