JPS6168237A - 透湿性防水布帛の製造方法 - Google Patents

透湿性防水布帛の製造方法

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JPS6168237A
JPS6168237A JP19193284A JP19193284A JPS6168237A JP S6168237 A JPS6168237 A JP S6168237A JP 19193284 A JP19193284 A JP 19193284A JP 19193284 A JP19193284 A JP 19193284A JP S6168237 A JPS6168237 A JP S6168237A
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resin
fabric
moisture
permeable waterproof
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JP19193284A
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雨宮 邦夫
幹彦 田中
亀丸 賢一
清 中川
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ラミネート法による高透湿性の防水布帛の製
造方法に関するものである。一般にラミネート方式によ
る透湿性防水布帛の性能は、ラミネートする樹脂皮膜の
透湿防水性能に左右されることが多い。ところで、かか
る性能の優れた樹脂皮膜として従来から皮膜の製造時に
水蒸気の発散が可能な程度の連続した微細孔を無数に形
成させたポリウレタンエラストマーが用いられているが
このようなポリウレタンエラストマーの樹脂皮膜をラミ
ネートした透湿性防水布帛の場合、皮膜は防水性能と透
湿性能の両者のバランスをもとにして作られているため
、またラミネート時の接着剤による透湿度低下も若干加
わるため、防水性能がJIS L−1096の耐水圧測
定で2,000 mm (水柱下)以上のラミネート布
帛については、透湿度がたがだか3,500 gem 
・24hrs  (JTS Z−0208測定)程度の
ものしか得られておらず、これより防水性能の低い耐水
圧1,500 mmのラミネート布帛でも透湿度は4,
000 g/m2・24hrs程度のものしか得られて
いないのが現状である。この透湿度のレベルを6.00
0 gin?・24hrs以上にまで向上することがで
きれば、雨中での作業時や運動時の発汗による衣服内気
候の湿度コントロールが非常にスムーズに行われるよう
になり、このためより一層激しい運動や作業を快適に行
うことができるようになるが。
耐水圧が1,500 mm以上のもので6,000 g
/ rd ・24hrs以上ある透湿性能を有する布帛
は、今日に至っても未だ得られていないのが実状である
。本発明はこのような現状に鑑みて行われたもので、耐
水圧が1 、500mm以上ありながらしかも透湿度が
6.000 g7m・24hrs以上ある高透湿性の防
水布帛をラミネート法によって製造することを目的とす
るものである。かかる目的を達成する本発明は次の構成
を有するものである。
すなわち本発明は、[ポリアミノ酸ウレタン樹脂主体の
合成重合体、イソシアネート化合物、微細孔形成剤及び
極性有機溶剤よりなる樹脂溶液をシート状物に塗布した
後水中に浸漬し、湯洗し。
乾燥し1次に上記塗布面に撥水性を有する繊維布帛を接
着剤にて接合し、しかる後にシート状物を剥離すること
を特徴とする透湿性防水布帛の製造方法」及び[ポリア
ミノ酸ウレタン樹脂主体の合成重合体、イソシアネート
化合物、微細孔形成剤及び極性有機溶剤よりなる樹脂溶
液をシート状物に塗布した後水中に浸漬し、湯洗し、乾
燥し9次に上記塗布面に繊維布帛を接着剤にて接合した
後シート状物を剥離し、得られたラミネート布帛を撥水
処理することを特徴とする透湿性防水布帛の製造方法」
を要旨とするものである。以下1本発明の詳細な説明す
る。
本発明で用いるシート状物は、タフタ織物、フィルム、
紙など表面が平滑で、しかも少なくともその表面がポリ
アミノ酸ウレタン樹脂との親和性に乏しい物質からなる
ものをいう。もし、該シート状物の表面がポリアミノ酸
ウレタン樹脂との親和性の高いものであれば、繊維布帛
とのラミネート後に行うシート状物の剥離が不可能とな
り1本発明の目的とする透湿性防水布帛が得られなくな
る。ポリアミド酸ウレタン樹脂と親和性の乏しい物質と
しては、ポリエチレンテレフタレートで代表されるジオ
ールと二塩基酸との重縮合物であるポリエステル系樹脂
、ポリエチレンやポリプロピレンで代表されるポリオレ
フィン系樹脂、ポリジメチルシロキサンやメチル水素ポ
リシロキサンからなるシリコーン樹脂及びポリテトラフ
ルオロエチレンで代表されるフッ素系樹脂が使用できる
また、上記シート状物は上述の物質100%からなるも
のであっても、あるいはその表面層だけが上述の物質で
処理されてなるもの(例えば離型紙のようなもの)であ
ってもよ(、湿式成膜の際、破損しないものであれば十
分に利用できる。
本発明方法ではまず始めに上述のシート状物の片面に、
ポリアミノ酸ウレタン樹脂主体の合成重合体、イソシア
ネート化合物、微細孔形成剤及び極性有機溶剤よりなる
樹脂溶液を塗布した後水中に浸漬し、湯洗し、乾燥する
ここでいうポリアミノ酸ウレタン樹脂主体の合成重合体
とは1合成重合体としてポリアミノ酸ウレタン樹脂を7
0〜100%含むもの(もちろんポリアミノ酸ウレタン
樹脂100%でもよい)をいい。
その他の合成重合体として例えばポリーT−アルキルグ
ルタメートとブタジェンのブロック共重合体やポリーγ
−アルキルグルタメートとロイシンのブロック共重合体
等を30%未満の範囲で含んでいてもよい。
本発明で用いるポリアミノ酸ウレタン樹脂(以下PAD
樹脂という。)は、アミノ酸とポリウレタンとからなる
共重合体であり、アミノ酸としてはDL−アラニン、L
−アスパラギン酸、L−シスチン、L−グルタミン酸、
グリシン、L−リジン。
L−メチオニン、L−ロイシン及びその?a導体が挙げ
られ、ポリアミノ酸を合成する場合アミノ酸とホスゲン
から得られるアミノ酸N−カルボン酸無水物(以下、N
−カルボン酸無水物をNCAという。)が一般に用いら
れる。ポリウレタンはイソシアネート成分として芳香族
ジイソシアネート。
脂肪族ジイソシアネート及び脂環族ジイソシアネートの
単独又はこれらの混合物が用いられ1例えばトリレン2
・4−ジイソシアネート4・4’−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、1・6−ヘキサンジイソシアネート、
1・4−シクロヘキサンジイソシアネート等が挙げられ
る。また、ポリオール成分としてはポリエーテルポリオ
ール、ポリエステルポリオールが使用される。ポリエー
テルポリオールにはポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等が
挙げられ、またポリエステルポリオールとしてはエチレ
ングリコール、プロピレングリコール等のジオールとア
ジピン酸、セパチン酸等の二塩基酸との反応生成物やカ
プロラクトン等の開環重合物が挙げられる。なお、アミ
ノ酸とポリウレタンとの共重合で使用されるアミン類と
してはエチレンジアミン、ジエチルアミン、トリエチル
アミン、エタノールアミン等が用いられる。このように
PAυ樹脂は各種アミノ酸NCへと末端にイソシアネー
ト基を有するウレタンプレポリマーとの反応系にアミン
類を添加して得られるものである。該PAII樹脂を構
成するアミノ酸成分として皮膜性能面から光学活性γ−
アルキルーグルタメート−NCAが好ましく用いられ、
さらに該光学活性γ−アルキルーグルタメートの中でも
価格と皮膜物性の面からT−メチル−L−グルタメート
NCA又はγ−メチルーD−グルタメートがPAU樹脂
のアミノ酸成分として有利に選択される場合が多い。
本発明の多孔質膜を得るためには、水溶性の溶媒系から
なる均一な樹脂組成物を用いることが塗工性と湿式成膜
性の両面から有利である。かかる樹脂組成物としては、
  PAU樹脂の中でも特に光学活性T−アルキルーグ
ルタメート−NCAとウレタンプレポリマーとの反応物
が好ましく用いられるが。
これは上記反応物が極性有機溶剤を主体とする溶媒系例
えばジメチルホルムアミドとジオキサンとの混合溶媒系
でそのアミノ酸とウレタンとの重量比率において90 
: 10〜10 : 90の広範囲な領域で均一な樹脂
溶液となるため要求される皮膜物性を考慮しながら上記
重量比率を自由に選択することができるからである。
PAU樹脂はラミネート布帛の皮膜部分を構成するもの
であり、その使用量は純分で5g/rrf以上あること
が望ましく、使用量が5g/rd未満では1 、500
mm以上の耐水圧を得ることが困難である。
一方、従来の有孔性ウレタン樹脂皮膜によるラミネート
法の透湿性防水布帛においては、耐水圧が1500mm
以上であると、透湿度がたかだか4000g/lri・
24hrs程度のものしか得られないのに対し。
PAIJ樹脂皮膜によるラミネート法の場合には耐水圧
が1500mm以上でかつ透湿度が6000 g/ r
d ・24hrs以上の透湿防水性能を示すという驚く
べき結果を得ることができる。このようにPA口樹脂の
湿式加工により、高耐水圧、高透湿性の皮膜を得ること
ができる理由はさだがでないが、得られた透湿性防水布
帛の皮膜の断面を観察するとポリウレタン皮膜に比べ、
  PAU樹脂皮膜の場合にはミクロセルが小さく、か
つその個数が多く均一に分布しており、このことが高透
湿性と高耐水圧を与える要因になっていると思われる。
さらにPAU樹脂自身の水蒸気に対する親和性の高いこ
とも高透湿性を与える一つの原動力になっているのかも
知れない。
本発明に使用されるPAU樹脂の分子構造から考察すれ
ば、 PAU樹脂がアミノ酸とウレタンとのブロック共
重合より構成されるもので、アミノ酸成分がおちにα−
ヘリックス構造を形成し、一方ウレタン成分はランダム
コイル構造を形成している。
これは1本発明の湿式凝固法による多孔質膜において、
赤外吸収スペクトルのアミドバンドの帰属(アミドV 
615cm−’ ;ポリーTアルキルーL−グルタメー
トのα−ヘリツタスコンフォメーションのキーバンド)
により確認されている。一般にアミノ酸樹脂の場合、高
透湿性を与える原動力として、その拡散係数の高いこと
があげられ、その理由として側鎖が大きいアミノ酸樹脂
のα−へリックス構造に起因していると考えられる。こ
れら、を総合すると、PAU樹脂の場合、α−ヘリック
ス構造とランダムコイル構造の2つの構造が存在し。
両者の境界面においてよリルースなバッキング構造を有
していることが十分に考えられる。この分子構造のルー
スなバッキング状態及びアミド拮合間での水素結合によ
りポリマー自身の水蒸気の透過性がポリウレタンエラス
トマーと異なり、高くなっていると考えられる。
上述のPAD樹脂と併用するイソシアネート化合物とし
ては2・4−トリレンジイソシアネートジフェニルメタ
ンジイソシアネート、イソフオロンジイソシアネート、
ヘキサメチレンイソシアネート又はこれらのジイソシア
ヱート類3モルと活性水素を含有する化合物(例えばト
リメチロールプロパン、グリセリンなど)1モルとの付
加反応によって得られるトリイソシアネート類が使用さ
れる。上述のイソシアネート類はイソシアネート基が遊
離した形のものであっても、あるいはフェノール、メチ
ルエチルケトオキシム等を付加することにより安定化さ
せ、その後の熱処理によりブロックを解離させる形のも
のであっても、いずれでも使用でき2作業性や用途など
により適宜使い分ければよい。イソシアネート化合物の
使用量としてはPAU樹脂に対して0.1〜5%、好ま
しくは0.5〜3%の割合で使用することが望ましい。
使用量が0.1%未満であれば、製膜のためのシート状
物に対する樹脂の接着力が乏しく、湿式製膜中に皮膜が
剥離する恐れがあり、逆に5%を超えると樹脂の接着力
が高くなりすぎてラミネート後のシート状物の剥離が困
難となり、風合も硬化するので好ましくない。
PAU樹脂と併用する微細孔形成剤としては、アニオン
系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、親水性高分子及
びポリウレタンエラストマー等をあげることができる。
その使用量は併用するPAU樹脂に対してアニオン系界
面活性剤や非イオン系界面活性剤の場合0.1〜10%
、親水性高分子の場合0.05〜5%、ポリウレタンエ
ラストマーの場合0.3〜6%の範囲にあることが望ま
しい。これらの微細孔形成剤の使用量が上記範囲より少
ない場合には、 PAD樹脂皮膜の細孔が小さくなりす
ぎて3連絡されたミクロセルが得られに(くなり、透湿
性が不良になる。また、上記範囲より多い場合には。
細孔が大きくなりすぎ、 1500 mm以上の耐水圧
が得られない。
上述の微細孔形成剤として用いるアニオン系界面活性剤
とは1従来公知のアルキル硫酸エステル塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ア
ルキルスルホン酸塩、脂肪酸アミドスルホン酸塩、ジア
ルキルスルホコハク酸塩等やあるいはこれらの任意の混
合物のことである。
また、非イオン系界面活性剤とはポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン脂肪酸アミドエーテル、多価アルコール脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸エス
テル、脂肪酸シヨ本唐エステル、アルキロ−ドアミド等
や、あるいはこれらの任意の混合物のことである。
親水性高分子とは、ホリビニルピロリドン、ポリアクリ
ル酸、ポリアクリル酸エステル、カルボキシビニルポリ
マー有機アミン及びポリエチレンイミン等であり、極性
有機溶媒中に溶解1分散あるいは乳化可能な物質でかつ
水に溶解可能な高分子のことである。
ポリウレタンエラストマーとはポリイソシアネートとポ
リオールを反応せしめて得られる重合物であり、ポリイ
ソシアネートとしては公知の脂肪族並びに芳香族ポリイ
ソシアネートが使用でき。
例えばヘキサメチレンジイソシアネート、トルエンジイ
ソシアネート、キシレンジイソシアネート及びこれらの
過剰と多価アルコールとの反応生成物があげられる。ポ
リオールとしては、ポリエーテルあるいはポリエステル
など通常のポリウレタン樹脂製造に使用される公知のも
のが使用可能である。ポリエステルとしては1例えばエ
チレングリコール、ジエチレングリコール又は1.4−
メタンジオール等の多価アルコールとアジピン酸、シュ
ウ酸又はセバシン酸などの多塩基性カルボン酸の反応物
があげられる。ポリエーテルとしては例えばエチレング
リコール、プロピレングリコールなどの多価アルコール
にエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオ
キシド等のアルキレンオキシドの1種又は2種以上を付
加させたものがあげられる。
本発明では、上述の微細孔形成剤とPAU樹脂主体の合
成重合体、イソシアネート化合物及び極性有機溶剤を混
合して使用するが、ここで用いる極性有機溶剤にはジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチル
ピロリドン、ヘキサメチレンホスホンアミド等がある。
これらの物質は水に非常に溶けやすいものであり、水不
溶性の樹脂の極性打機溶剤溶液を水中に浸漬すると極性
有機溶剤のみが水に溶解し、樹脂が水中に凝固してくる
。かかる方法による樹脂の凝固法は湿式凝固法と一般に
よばれている。湿式凝固法で樹脂の凝固を行うと樹脂中
に存在する微量の極性有機溶剤も水に溶出するため、無
数の微細孔を有する樹脂を得ることができる。
また1本発明では湿式凝固法による多孔質膜の耐水性を
高める口約で、多孔質膜を形成する上記塗布溶液の中に
あらかじめ撥水剤を混入しておいてもよい。撥水剤には
フッ素系、シリコン系、ジルコニウム系等各種あるが2
本発明において極性有機溶剤と相溶するものが好ましく
、さらに撥水剤としてフルオロアルキル基を含有するア
クリル酸エステル系溶剤型t0水剤、テトラフルオロエ
チレンやフッ化ビニリデン系樹脂、あるいはメチル水素
ポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン等のシリコン
系撥水剤が好ましく使用される。
PAU樹脂主体の合成重合体、イソシアネート化合物、
微細孔形成剤及び極性有機溶剤よりなる樹脂溶液をシー
ト状物に塗布するには通常のコーティング法等により行
えばよい。一般的に樹脂の塗布厚は機械の性能上10〜
300μmである。
樹脂溶液をシート状物に塗布した後、これをそのまま水
中に浸漬する。この水中への浸漬により微細孔を無数に
有するPAU樹脂皮膜を形成することができ、また微細
孔形成剤の作用により透湿度と耐水圧が良好になる適度
な大きさの微細孔を得ることができる。浸漬する際の水
温ば0〜30°Cの範囲にあればよ(、また浸漬時間は
10秒以上あれば十分である。
水中でPAU樹脂を凝固せしめた後、湯洗し、残留して
いる溶剤を除去する。湯洗の条件はPAU樹脂及びイソ
シアネート化合物、微細孔形成剤の使用量により異なる
が、 30〜80℃の温度で3分間以上行えばよい。湯
洗後、乾燥する。
次に1本発明方法では上述の樹脂塗布面に撥水性を有す
る繊維布帛を接着剤にて接合する。
ここでいう繊維布帛としては、ナイロン6やナイロン6
6で代表されるポリアミド系合成繊維、ポリエチレンテ
レフタレートで代表されるポリエステル系合成繊維、ポ
リアクリロニトリル系合成繊維、ポリビニルアルコール
系合成繊維、さらにはトリアセテート等の半合成繊維あ
るいはナイロン6/木綿、ポリエチレンテレフタレート
/木綿等の混紡繊維から構成された織物1編物、不織布
等をあげることができる。特に5本発明方法はラミネー
ト法によるものであるから、繊維布帛として表面に凹凸
感のある布帛や粗めの布帛1通気度の大きい布帛、伸縮
性の大きい布帛等、一般にコーティングを行うことので
きない布帛でも本発明方法では用いることができる。本
発明ではこれらの繊維布帛にta水剤処理を施したもの
を用いて加工を行う。布帛の撥水性はJIS L−10
96スプレー法にて撥水度90以上あることが望ましい
。用いる1B水剤はパラフィン系撥水剤やポリシロキサ
ン系(Ω水剤、フッ素系撥水剤等公知のものでよく、そ
の処理は一般に行われている公知の方法で行ったもので
よい。特に良好な↑8水性を必要とする場合にはフッ素
系撥水剤を使用し1例えば旭硝子株式会社製のアサヒガ
ード730(フッ素系撥水剤エマルジョン)を5%の水
溶液でパディング(絞り率35%)後、160℃にて1
分間の熱処理を行う方法等によって行えばよい。
布帛の接合のために用いられる接着剤は、接着製を有す
るものであれば特に限定はないが、揉みゃ洗濯により剥
離することのない程度の接着性を有することが必要であ
る。繊維布帛の接着剤による接合に際しては、ラミネー
ト後の布帛の透湿性を極力阻害することのないように点
状の部分接着が好ましく用いられる。また、接着剤を付
与する方法としては、塗布量、ラミネート後の布帛の風
合、接着強力1作業性等の点からグラビア口−ル法が適
している。ラミネート方式は用いる接着剤の種類により
ドライラミネート方式かウニ・ノドラミネート方式のい
ずれかを採用すればよい。
繊維布帛を接着剤にて接合後、シート状物を剥離するこ
とにより繊維布帛の表面にPAU樹脂皮膜を有する本発
明の透湿性防水布帛を得ることができる。
上述の方法では、繊維布帛として撥水処理した布帛を用
いたが、この繊維布帛は必ずしもあらかじめ撥水処理し
ておく必要はなく、ラミネート後に得られた布帛につい
て撥水処理を行ってもよい。
この場合には、繊維布帛を接着剤にてシート状物上のP
AU樹脂樹脂面膜面合したあと、シート状物を剥離し、
得られたラミネート布帛を1Ω水処理することによって
本発明の透湿性防水布帛を得ることができる。
ここで用いる1B水剤及び撥水処理の方法については、
前述のごとくあらかじめ繊維布帛を撥水処理した場合の
方法に準じて、適宜パディング法。
スプレー法、コーティング法等によりta水処理を行え
ばよい。また、撥水性の耐久性を高めるため。
メラミン樹脂等の樹脂を併用して撥水処理を行うことも
できる。
本発明方法においては、18水処理をラミネート加工の
前後の双方に行っても一層にさしつかえな(、この場合
にはより一層耐水圧の良好なものが得られる。また、布
帛の平滑性や柔軟性を高めるため、さらに布帛にポリシ
ロキサン樹脂付与を行ってもよい。付与するポリシロキ
サンとしては。
ジメチルポリシロキサン、フェニル基含有ポリシロキサ
ン、アミン変性やオレフィン変性等の変性シリコンオイ
ル、メチル水素ポリシロキサンあるいはジメチルポリシ
ロキサンとメチル水素ポリシロキサンとの混合物などが
使用でき、用途により適宜選択すればよいが1本発明に
おいてジメチルポリシロキサンの分子量5,000〜3
0,000のものが好ましく用いられる。このポリシロ
キサン処理は。
先ず第一に布帛に平滑性を与え、生地間の摩擦による皮
膜の摩耗損傷を低減させることができる。
またこの平滑効果により裏地を使用しなくてもスムーズ
に着脱できるメリットもある。第二にシリコン樹脂が織
物組織間に付着し、織物を構成する糸条間の摩擦を減少
することにより風合が柔軟になることである。このポリ
シロキサン処理は水分散液、エマルジョンの形態で付与
してもよいが。
処理斑を発生させない目的で1.1.1.− )リクロ
口エタン、トリクロロエチレン、パークロルエチレン等
の塩素化炭化水素やトルエン、ヘキサン、ミネラルター
ペンなどの溶剤溶液として付与してもよい。ポリシロキ
サン樹脂の付与方法は通常行われているパフディング法
、コーティング法又はスプレー法等で行えばよい。ポリ
シロキサンの付着量は繊維重量に対し、固形分で0.1
%以上が望ましい。
本発明は以上の構成よりなるものであり1本発明によれ
ば耐水圧が1500 mm以上ありながらしかも透湿度
が6.000 g/m・24hrs以上のラミネート方
式による高透湿性の防水布帛を得ることができる。本発
明の透湿性防水布帛はスポーツ用衣料等に適した素材で
ある。以下実施例により本発明をさらに説明するが1本
実施例における性能の測定。
評価は次の方法にて行った。
(11耐水圧   JIS L−1096(低水圧法)
(2)透湿度   JIS Z−0208(3)剥離強
力  JISに−6328(4)洗濯耐久性 JIS 
L−0842(A−2法)による洗濯を繰り返し10回
行った後の剥 離の有無により判定した。
(5)伸長率   JIS L−1080(A法)によ
る1、5kd荷重時の伸長率を測定。
実施例1 まず始めに1本実施例で用いるPAU樹脂(ポリアミノ
酸ウレタン樹脂)の製造を次の方法で行った。
ポリテトラメチレングリコール(011価56.9)1
970 gと1−6−ヘキサメチレンジイソシアネート
504gを90℃で5時間反応させ、末端にイソシアネ
ート基を有するウレタンプレポリマー(NCO当123
40)を得た。このウレタンプレポリマー85gとγ−
メチルーL−グルタメートーNCA85gをジメチルホ
ルムアミド/ジオキサン(重量比7/3)の混合溶媒6
66gに溶解し、かきまぜながら2%トリエチルアミン
溶液50gを添加し、30°Cで5時間反応を行うと粘
度32,000 cps (25°C)の黄褐色乳濁状
の流動性の良好なPAU樹脂溶液を得た。このPAll
樹脂は後述の処方1にて用いるものである。
次に、厚さ25μのポリエステル二軸延伸フィルムを用
意し、該フィルムに下記処方1に示す樹脂固形分濃度2
0%の樹脂溶液をナイフオーバーロールコータ−を使用
して塗布1tloo girdにて塗布した後15℃の
水浴中に20秒間浸漬し樹脂分を凝固させた。
処方I PAU樹脂          100部ハーノソクB
L−502部 (イソシアネート化合物。
大日本インキ化学工業株式会社製品) CRISVON IV−7H8部 (微細孔形成剤;ポリウレタンエラストマー大日本イン
キ化学工業株式会社製品) ジメチルホルムアミド      15部ここで50℃
の温水中に10分間浸漬して湯洗し。
続いて乾燥を行った。このようにして多孔質皮膜を上記
フィルム上に形成させた。
次ニ、30メツシュ亀甲型グラビアロールを使用し、下
記処方2のポリウレタン系接着剤を上述の多孔質皮膜面
に塗布量10 g/m”にて点状に付与したあと、別に
用意しておいたナイロン仮撚加工糸70d/36fより
なる目付200 g/m”の丸編物(JIS L−10
96スプレー法による撥水度100;通気度40 cc
/cm” ・5ec)と接着せしめ、続いて120℃に
て3分間の乾燥を行った。
処方2 CRISVON 4070      100部(ポリ
ウレタン系接着剤。
大日本インキ化学工業株式会社製品) CRISVON CL−218部 (イソシアネート架橋剤。
大日本インキ化学工業株式会社製品) CRISVON ACCEL HR2部(イソシアネー
ト架橋剤用触媒。
大日本インキ化学工業株式会社製品) このあと、ポリエステルフィルムのみを剥離し。
本発明の透湿性防水布帛を得た。
得られた透湿性防水布帛について性能を測定。
評価し、その結果を第1表に示した。
本発明との比較のためPAU樹脂を使用した処方1に代
えてポリウレタン樹脂を使用した下記処方3の樹脂溶液
を用いるほかは2本実施例と全く同一の方法で加工を行
い、比較例の透湿性防水布帛を得た。
処方3 CI?l5VON AW−7Jl      100部
(ポリウレタンエラストマー。
大日本インキ化学工業株式会社製品) CI?l5VON ASSISTOR5D−112部(
アニオン系界面活性剤。
大日本インキ化学工業株式会社製品) コロネート1ル          1部(イソシアネ
ート化合物。
日本ウレタン工業株式会社製品) ジメチルホルムアミド     15部得られた布帛の
性能を測定、評価し、その結果を合わせて第1表に示し
た。
第1表 第1表から明らかなように、 PAD樹脂を用いた本発
明による透湿性防水布帛は耐水圧が2000 mm以上
であるにもかかわらず、その透湿度は7000 g/ 
mZ・24hrs以上もあり、その他の性能も良好であ
った・ これに対してポリウレタン樹脂を用いた比較例の透湿度
性防水布帛は、透湿度が3500 g/m”・24hr
s程度の低いものであった。
実施例2 前記実施例1で用いた丸編物に代えて経糸、緯糸ともナ
イロン100d/24f使いのレノ−組織の織物(経糸
密度190本/インチ2緯糸密度96本/インチ;撥水
度1009通気度30cc/am”/5ee)を用いる
ほかは、実施例1と全く同一の方法にて本発明の透湿性
防水布帛を製造した。
得られた布帛は耐水圧が2000 mm以上あるにもか
かわらず、透湿度が7500 g/m2・24hrsも
あり。
すぐれた透湿・防水性能を示した。剥離強力も450g
/cmあり、家庭洗濯10回後の外観変化を調べたとこ
ろ、基布と多孔、質膜との剥離は認められず、十分に良
好な耐久性を有していた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリアミノ酸ウレタン樹脂主体の合成重合体、イ
    ソシアネート化合物、微細孔形成剤及び極性有機溶剤よ
    りなる樹脂溶液をシート状物に塗布した後水中に浸漬し
    、湯洗し、乾燥し、次に上記塗布面に撥水性を有する繊
    維布帛を接着剤にて接合し、しかる後にシート状物を剥
    離することを特徴とする透湿性防水布帛の製造方法。
  2. (2)ポリアミノ酸ウレタン樹脂主体の合成重合体、イ
    ソシアネート化合物、微細孔形成剤及び極性有機溶剤よ
    りなる樹脂溶液をシート状物に塗布した後水中に浸漬し
    、湯洗し、乾燥し、次に上記塗布面に繊維布帛を接着剤
    にて接合した後シート状物を剥離し、得られたラミネー
    ト布帛を撥水処理することを特徴とする透湿性防水布帛
    の製造方法。
JP19193284A 1984-01-23 1984-09-13 透湿性防水布帛の製造方法 Pending JPS6168237A (ja)

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DE8585100562T DE3585840D1 (de) 1984-01-23 1985-01-20 Feuchtigkeitsdurchlaessiges, wasserundurchlaessiges, mehrschichtiges textiles flaechengebilde und verfahren zu dessen herstellung.

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