JPS6194219A - 金属薄膜型磁気記録媒体 - Google Patents
金属薄膜型磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6194219A JPS6194219A JP21409084A JP21409084A JPS6194219A JP S6194219 A JPS6194219 A JP S6194219A JP 21409084 A JP21409084 A JP 21409084A JP 21409084 A JP21409084 A JP 21409084A JP S6194219 A JPS6194219 A JP S6194219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- alloy
- magnetic recording
- coercive force
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、金属薄膜型磁気記録媒体に関し、とくに磁
気記録および磁気録画などの用途に用いて好適なもので
ある。
気記録および磁気録画などの用途に用いて好適なもので
ある。
(従来の技術)
磁気記録媒体としては、金属または金属酸化物などの磁
性材料粉末を有機バインダーで基板上に塗布したいわゆ
る塗布型の磁気記録媒体が広く使用されてきたが、I&
近、磁気記録密度の向上という要請に伴って全屈薄膜型
の磁気記録媒体が注目を浴びている。
性材料粉末を有機バインダーで基板上に塗布したいわゆ
る塗布型の磁気記録媒体が広く使用されてきたが、I&
近、磁気記録密度の向上という要請に伴って全屈薄膜型
の磁気記録媒体が注目を浴びている。
この金属WI膜梨型磁気記録媒体、非磁性の基板上に、
真空蒸着、イオンブレーティング、スパッタリングおよ
びめっきなどの手法によって磁性金属の薄膜を形成させ
るものであるが、なかでも真空中または微量の酸素を含
む雰囲気中において斜方蒸着により被成したCoまたは
Go−Ni系の磁性膜を有する磁気記録媒体は、保磁力
、飽和磁束密度とも高く、高密度記録媒体としてとりわ
け期待されている。
真空蒸着、イオンブレーティング、スパッタリングおよ
びめっきなどの手法によって磁性金属の薄膜を形成させ
るものであるが、なかでも真空中または微量の酸素を含
む雰囲気中において斜方蒸着により被成したCoまたは
Go−Ni系の磁性膜を有する磁気記録媒体は、保磁力
、飽和磁束密度とも高く、高密度記録媒体としてとりわ
け期待されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら上記したCoまたはGo−Ni系の磁性層
は、通常の使用環境の下でも容易に錆が発生し、飽和磁
束密度が低下するため、録音、再生時の雑音、感度の低
下および信号の欠落などの原因になり、甚だしい場合に
は磁性層のはく離さえも生じていた。
は、通常の使用環境の下でも容易に錆が発生し、飽和磁
束密度が低下するため、録音、再生時の雑音、感度の低
下および信号の欠落などの原因になり、甚だしい場合に
は磁性層のはく離さえも生じていた。
かかる問題の解決策すなわち磁性層の耐食性向上策とし
ては、磁性層の表面に高分子物質の被膜を設けて磁性金
属の錆発生を防止することが考えられるが、高分子物質
を塗布して均一の厚みの被膜を得ることは極めて難しく
、電磁的不均一性が生じ、しかもその厚みが1μm程度
の比較的厚い被膜となるため、ロスが大きくなる不利が
あった。
ては、磁性層の表面に高分子物質の被膜を設けて磁性金
属の錆発生を防止することが考えられるが、高分子物質
を塗布して均一の厚みの被膜を得ることは極めて難しく
、電磁的不均一性が生じ、しかもその厚みが1μm程度
の比較的厚い被膜となるため、ロスが大きくなる不利が
あった。
他方、めっき法などによる金属被膜のコーティングは、
均一な薄膜を比較的容易に得ることができることから、
一般的に耐食性が良いといわれるAJ2.Cu 、Si
、CrおよびTiなどの非磁性金属被膜でCo−Ni
系磁性層をコーティングすることも検討されている。し
かしながらこの方法では、Cr、Tiなどを100人程
度の膜厚に被成させることによって耐食性を著しく向上
させることができるものの、100人厚程度の非磁性膜
であっても磁気ヘッドとGo−Nila性層間転層間ャ
ップが生じるため、記録、再生感度が低下するというと
ころに問題を残していた。
均一な薄膜を比較的容易に得ることができることから、
一般的に耐食性が良いといわれるAJ2.Cu 、Si
、CrおよびTiなどの非磁性金属被膜でCo−Ni
系磁性層をコーティングすることも検討されている。し
かしながらこの方法では、Cr、Tiなどを100人程
度の膜厚に被成させることによって耐食性を著しく向上
させることができるものの、100人厚程度の非磁性膜
であっても磁気ヘッドとGo−Nila性層間転層間ャ
ップが生じるため、記録、再生感度が低下するというと
ころに問題を残していた。
この発明は、上記の諸問題を有利に解決するもので、C
oまたはCo−Ni系磁性層の優れた磁気特性を維持し
たまま、その耐食性を有利に向上させることによって、
優れた磁気特性と耐久性の両者を兼ね備えた金属薄膜型
磁気記録媒体を提案することを目的とする。
oまたはCo−Ni系磁性層の優れた磁気特性を維持し
たまま、その耐食性を有利に向上させることによって、
優れた磁気特性と耐久性の両者を兼ね備えた金属薄膜型
磁気記録媒体を提案することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
すなわちこの発明は、非磁性の薄帯基板上に、被覆第1
層としてCoまたはco−Ni系磁性合金からなる磁気
記録層を、また第2層として該磁気記録層と同程度の保
磁力を有するFe −Co −Ni−Cr系磁性合金か
らなる保護被膜をそなえて成る金属薄膜型磁気記録媒体
である。
層としてCoまたはco−Ni系磁性合金からなる磁気
記録層を、また第2層として該磁気記録層と同程度の保
磁力を有するFe −Co −Ni−Cr系磁性合金か
らなる保護被膜をそなえて成る金属薄膜型磁気記録媒体
である。
この発明において、保護被膜としては、Co:10〜5
1wt%(以下単に%で示す)、Ni:1〜30%およ
びQr:1〜10%を含む組成になるFe−Go −N
i −Cr系合金がとりわけ有利に適合し、またその膜
厚は50〜500人程度が好適である。
1wt%(以下単に%で示す)、Ni:1〜30%およ
びQr:1〜10%を含む組成になるFe−Go −N
i −Cr系合金がとりわけ有利に適合し、またその膜
厚は50〜500人程度が好適である。
ざらにかかる保護被膜を被成するに当っては、入射角が
70°以上の斜方蒸着法の利用が好適とされる。その他
スパッタリング法やイオンプレーテインク法などを用い
ても良い。
70°以上の斜方蒸着法の利用が好適とされる。その他
スパッタリング法やイオンプレーテインク法などを用い
ても良い。
以下この発明を具体的に説明する。
一般にCoまたはCo−Ni系磁性層上に、ただ単に磁
性金属のコーティングを施しただけでは、相互に磁気的
作用を及ぼし合って感度が著しく低下する。
性金属のコーティングを施しただけでは、相互に磁気的
作用を及ぼし合って感度が著しく低下する。
そこで発明者らは、この点を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、保護被膜の保磁力を下地のCoまたはco−N
i系磁性層の保磁力と同程度にすることにより、磁気相
互作用に起因した感度の低下を有利に防止し得ることを
突止めた。
た結果、保護被膜の保磁力を下地のCoまたはco−N
i系磁性層の保磁力と同程度にすることにより、磁気相
互作用に起因した感度の低下を有利に防止し得ることを
突止めた。
かかる保護被膜としては、上述したとおりCo:10〜
51%、Ni:1〜30%およびCr: 1〜10%を
含有する組成になるFe −Co −Ni −Cr系
の合金被膜が有利に適合し、ここにGoまたはCo−N
r系磁性層の保磁力に対する保護被膜保磁力の差異は±
30%程度とすることが望ましい。
51%、Ni:1〜30%およびCr: 1〜10%を
含有する組成になるFe −Co −Ni −Cr系
の合金被膜が有利に適合し、ここにGoまたはCo−N
r系磁性層の保磁力に対する保護被膜保磁力の差異は±
30%程度とすることが望ましい。
さてco、NiおよびCrの含有量を上記の範囲に限定
した理由は次のとおりである。
した理由は次のとおりである。
Co:10〜51%
Coは、51%を超えると脆くなって被膜に割れが入り
耐食性の低下が著しくなるほか高価でもあり、さりとて
10%に満たないと磁束密度が低くなり、また添加でき
るOrも制限されて耐食性の面でも不利となるので、G
o含有但は10〜51%の範囲にするのが望ましい。
耐食性の低下が著しくなるほか高価でもあり、さりとて
10%に満たないと磁束密度が低くなり、また添加でき
るOrも制限されて耐食性の面でも不利となるので、G
o含有但は10〜51%の範囲にするのが望ましい。
Ni : 1〜30%
Niは、Fe−co系合金被膜の靭性改善に有効に寄与
するが、1%に満たないとその添加効果に乏しく、一方
30%を超えると保磁力、磁束密度の低下を招くので、
Ni含有量は1〜30%の範囲で添加することが望まし
い。
するが、1%に満たないとその添加効果に乏しく、一方
30%を超えると保磁力、磁束密度の低下を招くので、
Ni含有量は1〜30%の範囲で添加することが望まし
い。
Cr:1〜10%
Crは、耐食性改善に有用な元素であるが、1%未満で
はその添加効果に乏しく、一方10%を超えて添加する
とかえって保磁力および磁束密度の低下を招くので、C
r含有量は1〜10%程度にすることが望ましい。
はその添加効果に乏しく、一方10%を超えて添加する
とかえって保磁力および磁束密度の低下を招くので、C
r含有量は1〜10%程度にすることが望ましい。
以上Fe −Go −Ni −Cr系合金の基本成分に
ついて説明したが、この他必要に応じて、6%以下の範
囲でMo 、W、V、Nb 、Ta 、Cuおよびlr
、また3%以下の範囲で(:、a 、 MO。
ついて説明したが、この他必要に応じて、6%以下の範
囲でMo 、W、V、Nb 、Ta 、Cuおよびlr
、また3%以下の範囲で(:、a 、 MO。
Ag、Si 、MnおよびTi、さらニ0.1%以下の
範囲でAU 、 AgあるいはP【族元素や1a。
範囲でAU 、 AgあるいはP【族元素や1a。
Ceなどの希土類元素のうちから選ばれる一種または二
種以上を添加することができる。
種以上を添加することができる。
(作 用)
以下この発明の金属薄膜型磁気記録媒体の具体的製造要
領について説明する。
領について説明する。
第1図に、この発明に係る金属薄膜型磁気記録媒体を断
面で示し、番号1は非磁性高分子フィルムや非磁性金属
薄帯よりなるを可とする基板、2は基板1上に真空蒸着
、スパッタリングまたはイオンブレーティングなどによ
って被成されたCoまたはGo−Ni系磁性合金からな
る磁気記録層、3は該磁気記録層2の上に重ねて被成さ
れたFe−Co −Ni −Cr系磁性合金からなる
保護被膜である。
面で示し、番号1は非磁性高分子フィルムや非磁性金属
薄帯よりなるを可とする基板、2は基板1上に真空蒸着
、スパッタリングまたはイオンブレーティングなどによ
って被成されたCoまたはGo−Ni系磁性合金からな
る磁気記録層、3は該磁気記録層2の上に重ねて被成さ
れたFe−Co −Ni −Cr系磁性合金からなる
保護被膜である。
次に第2図に、この発明に従う磁気記録媒体の作成に用
いて好適な製造装置を模式で示し、図中番号4は真空室
、5−1.5−2はそれぞれ真空ポンプであって、かか
る真空ポンプ5−+、5−2によって真空室4内を1
X 1O−6T orr程度まで排気できるしくみにな
り、また遮へい扉6を閉じることによって真空室4を2
室に分割し、それぞれ独立して排気することもできる。
いて好適な製造装置を模式で示し、図中番号4は真空室
、5−1.5−2はそれぞれ真空ポンプであって、かか
る真空ポンプ5−+、5−2によって真空室4内を1
X 1O−6T orr程度まで排気できるしくみにな
り、また遮へい扉6を閉じることによって真空室4を2
室に分割し、それぞれ独立して排気することもできる。
7はテープ状の非磁性高分子フィルム1の送り出しロー
ル、8はガイドロール、9−1.9−2はそれぞれ冷却
キャン、そして10は巻取りロールである。冷却キャン
9−1の下方には、Coまたはco−1’Ji系合金を
蒸発させる蒸発源11、または冷却キャン9−2の下方
にはFe −Co −Ni−Cr系合金を蒸発させる蒸
発源12が配置され、さらに各冷却キャン9−1.9−
2と蒸発源11゜12との間にはマスク13− + 、
13−2がそれぞれ設けられている。かかるマスク1
3− + 、 13−2はいずれも、蒸発源11.12
がそれぞれ冷却キャン9−+、9−2上の非磁性高分子
フィルム1の表面に立てた法線の方向となす角度すなわ
ち入射角θ1.θ2を規定するために設けられたもので
ある。なおこの例では、冷却キャン9−1と蒸発源11
との間に酸素吹き出し口14が設けられ、酸素雰囲気中
での蒸着もできるしくみになっている。
ル、8はガイドロール、9−1.9−2はそれぞれ冷却
キャン、そして10は巻取りロールである。冷却キャン
9−1の下方には、Coまたはco−1’Ji系合金を
蒸発させる蒸発源11、または冷却キャン9−2の下方
にはFe −Co −Ni−Cr系合金を蒸発させる蒸
発源12が配置され、さらに各冷却キャン9−1.9−
2と蒸発源11゜12との間にはマスク13− + 、
13−2がそれぞれ設けられている。かかるマスク1
3− + 、 13−2はいずれも、蒸発源11.12
がそれぞれ冷却キャン9−+、9−2上の非磁性高分子
フィルム1の表面に立てた法線の方向となす角度すなわ
ち入射角θ1.θ2を規定するために設けられたもので
ある。なおこの例では、冷却キャン9−1と蒸発源11
との間に酸素吹き出し口14が設けられ、酸素雰囲気中
での蒸着もできるしくみになっている。
さて、以上のような構造になる装置において、真空室4
内を5 x 10’ T orr以下程度の真空にする
と共に、蒸発源11にはCoまたはCo−Ni合金を、
一方蒸発源12にはFe −Co −Ni −Cr系合
金からなる保護被膜素材をチャージする。そしてチャー
ジした蒸発材料をたとえば電子ビーム加熱のような従来
公知の加熱手段によって基板1上に加熱蒸着するわけで
ある。かかる蒸着に際しては、冷却キャン9−1.9−
2でそれぞれ案内する基板1に対し、入射角θ1.θ2
を高角度(はぼ90°)から低角度に連続的に変化させ
るいわゆる斜方蒸着を行うことが望ましい。このときに
とくにCoまたはco−Ni系合金の蒸着に当っては、
吹き出し口14から酸素を導入し、酸素雰囲気下に行っ
てもよく、かかる酸素雰囲気中での蒸着により低入射角
でも高保磁力膜を得ることができるので、生産性を向上
させる上で有利である。
内を5 x 10’ T orr以下程度の真空にする
と共に、蒸発源11にはCoまたはCo−Ni合金を、
一方蒸発源12にはFe −Co −Ni −Cr系合
金からなる保護被膜素材をチャージする。そしてチャー
ジした蒸発材料をたとえば電子ビーム加熱のような従来
公知の加熱手段によって基板1上に加熱蒸着するわけで
ある。かかる蒸着に際しては、冷却キャン9−1.9−
2でそれぞれ案内する基板1に対し、入射角θ1.θ2
を高角度(はぼ90°)から低角度に連続的に変化させ
るいわゆる斜方蒸着を行うことが望ましい。このときに
とくにCoまたはco−Ni系合金の蒸着に当っては、
吹き出し口14から酸素を導入し、酸素雰囲気下に行っ
てもよく、かかる酸素雰囲気中での蒸着により低入射角
でも高保磁力膜を得ることができるので、生産性を向上
させる上で有利である。
かくして非磁性高分子フィルムの基板1上に、Coまた
はGo−Ni系合金の磁気記録層をまず蒸着し、ついで
得られた磁気記録層の表面に重ねてFe −Go −N
i −Cr系合金の保護被膜を被成したのち、巻取りロ
ール10にて巻取るわけである。
はGo−Ni系合金の磁気記録層をまず蒸着し、ついで
得られた磁気記録層の表面に重ねてFe −Go −N
i −Cr系合金の保護被膜を被成したのち、巻取りロ
ール10にて巻取るわけである。
なお上述した蒸着装置においては、Fe−C。
−Ni −Cr系合金を蒸発[12に一度チャージした
が、この発明の磁気記録媒体を得るには、かかる方法に
限定されるものではなく、要するに所定の組成になる保
護被膜が形成されればよく、従ってたとえば2元同時蒸
着法などが利用できるのはいうまでもない。
が、この発明の磁気記録媒体を得るには、かかる方法に
限定されるものではなく、要するに所定の組成になる保
護被膜が形成されればよく、従ってたとえば2元同時蒸
着法などが利用できるのはいうまでもない。
次に保護被膜としてのFe −Co −Ni −Cr
系合金の成分組成を種々に変化させたときの、保磁力、
耐食性および靭性について調べた結果を第1表に整理し
て示す。
系合金の成分組成を種々に変化させたときの、保磁力、
耐食性および靭性について調べた結果を第1表に整理し
て示す。
保護被膜の成膜は、100μm厚のポリイミドフィルム
またはガラス基板上に、種々の組成になるFe −Co
−Ni−Cr系合金被膜を、斜方蒸着法により、入射
角75°、真空度1×10″4〜1 X 1O−6T
Orrの条件下に厚み1000人に蒸着することにより
行った。
またはガラス基板上に、種々の組成になるFe −Co
−Ni−Cr系合金被膜を、斜方蒸着法により、入射
角75°、真空度1×10″4〜1 X 1O−6T
Orrの条件下に厚み1000人に蒸着することにより
行った。
ここに保護被膜の合金組成は、上記の基板上に蒸着させ
た被膜を酸に溶解し、原子吸光分析装置によって分析決
定した。
た被膜を酸に溶解し、原子吸光分析装置によって分析決
定した。
なお磁気特性は、試料振動型の磁化測定装置を用い、測
定磁場3k 00で保磁力を測定した。
定磁場3k 00で保磁力を測定した。
また耐食性の良否は、温度60℃、相対湿度90%の恒
温恒湿雰囲気中で最高10日間放置し、光学顕微鏡で表
面を観察、錆の有無によって判定した。
温恒湿雰囲気中で最高10日間放置し、光学顕微鏡で表
面を観察、錆の有無によって判定した。
さらに保護被膜の靭性は、100μm厚のポリイミドフ
ィルムの基板ごと90°に折り曲げ、被膜表面の割れ(
拡大鏡で50倍に拡大)の有無で評価した。
ィルムの基板ごと90°に折り曲げ、被膜表面の割れ(
拡大鏡で50倍に拡大)の有無で評価した。
第1表
保護被膜の組成が、Co:10〜51%、Ni:1〜3
0%、Cr:1〜10%というこの発明の好適範囲を満
足するNo、1.2.3および4はいずれも、500Q
e以上という高い保磁力と優れた耐食性、靭性が得ら
れた。
0%、Cr:1〜10%というこの発明の好適範囲を満
足するNo、1.2.3および4はいずれも、500Q
e以上という高い保磁力と優れた耐食性、靭性が得ら
れた。
これに対し、N011からCrを除去したNo。
5は、保磁力は750Q eと高い値を示したが、Cr
が含まれていないため耐食性に劣り、早期に錆発生が認
められた。
が含まれていないため耐食性に劣り、早期に錆発生が認
められた。
またN004のCrff1を15%まで増加させたN0
06は、耐食性は向上するものの、保磁力についてはC
r含有量が10%を超えると急激に低下し、15%Cr
では僅か2000e L/か示さなかった。
06は、耐食性は向上するものの、保磁力についてはC
r含有量が10%を超えると急激に低下し、15%Cr
では僅か2000e L/か示さなかった。
さらにN013のN’+ 量を40%まで増加させたN
007は、耐食性および靭性は良好であったものの、C
rと同様、Ni含有量が30%を超えると保磁力の低下
が著しり、40%Niでは2500 eであった。
007は、耐食性および靭性は良好であったものの、C
rと同様、Ni含有量が30%を超えると保磁力の低下
が著しり、40%Niでは2500 eであった。
またさらにNo、2のComを1%まで低減したN09
8は、耐食性、靭性は良好であったが、Coの減少に伴
ってCrの許容量が低下するため、3%Crでは保磁力
の低下を招き、400Q eの値した得られなかった。
8は、耐食性、靭性は良好であったが、Coの減少に伴
ってCrの許容量が低下するため、3%Crでは保磁力
の低下を招き、400Q eの値した得られなかった。
次にCoを60%と多量に含有させたN009は、保磁
力、耐食性は良好であったが、被膜そのものは脆く、テ
ープとして使用した場合に被膜に微細な割れが入り、耐
食性の悪化を招くおそれが大きい。
力、耐食性は良好であったが、被膜そのものは脆く、テ
ープとして使用した場合に被膜に微細な割れが入り、耐
食性の悪化を招くおそれが大きい。
次に保護被膜の蒸着法として斜方蒸着法を利用した場合
に、入射角が保護被膜の保磁力ならびに磁気記録媒体の
感度比および耐食性に及ぼす影響について調べた結果を
、第2表にまとめて示す。
に、入射角が保護被膜の保磁力ならびに磁気記録媒体の
感度比および耐食性に及ぼす影響について調べた結果を
、第2表にまとめて示す。
なお実験は次のようにして行った。
基板として15μm厚のポリエチレンテレフタレート(
PET) 、磁気記録層材料としてCo8゜N’20合
金、そして保護被膜として24Go −12Ni −6
Cr−baJ2Fe合金を用い、前掲筒、2図に示した
装置を使用して、金属薄膜型磁気記録媒体を製造した。
PET) 、磁気記録層材料としてCo8゜N’20合
金、そして保護被膜として24Go −12Ni −6
Cr−baJ2Fe合金を用い、前掲筒、2図に示した
装置を使用して、金属薄膜型磁気記録媒体を製造した。
ここにcOso N’20の蒸着は、冥空室を5 x
10−5〜1x 10−’ Torrに保持しておき、
入射角θ1を60〜90°に制限して膜厚1000人に
蒸着した。また保護被膜は、同じ<5X10’〜1X
1O−6T Orrの真空中で入射角θ2を0〜85゜
まで変化させて膜厚300人に蒸着した。
10−5〜1x 10−’ Torrに保持しておき、
入射角θ1を60〜90°に制限して膜厚1000人に
蒸着した。また保護被膜は、同じ<5X10’〜1X
1O−6T Orrの真空中で入射角θ2を0〜85゜
まで変化させて膜厚300人に蒸着した。
また比較のため保護被膜のみ、100μm厚のポリイミ
ドに単独蒸着した。
ドに単独蒸着した。
なおco80 N izoの磁気記録層の保磁力は、6
50oeであった。
50oeであった。
第 2 表
O錆発生なし ×錆発生あり
第2表に示した成績から明らかなように、保護被膜の保
磁力は入射角が高い程著しく、70″以上では500Q
e以上の値を示した。また感度比も1.1〜0.95
と良好な値を呈した。この点大射角θ2が60°以下の
場合は、保磁力は低く、また感度比も保護被膜のない状
態(感度比1.0)の約半分であった。
磁力は入射角が高い程著しく、70″以上では500Q
e以上の値を示した。また感度比も1.1〜0.95
と良好な値を呈した。この点大射角θ2が60°以下の
場合は、保磁力は低く、また感度比も保護被膜のない状
態(感度比1.0)の約半分であった。
また耐食性は入射角に依存せず、いずれも10日間の放
置後においても錆の発生は皆無であった。
置後においても錆の発生は皆無であった。
(実施例)
前掲第2図に示した装置を用い、15μm厚のPETフ
ィルム上に、c’so N ’20合金を1X10−”
〜5 x 1O−5T orrの酸素雰囲気中で入射角
θ1が45°〜90′″の制限下に、1000人の膜厚
に蒸着した。
ィルム上に、c’so N ’20合金を1X10−”
〜5 x 1O−5T orrの酸素雰囲気中で入射角
θ1が45°〜90′″の制限下に、1000人の膜厚
に蒸着した。
ついでFe −24Co −12Ni −30rの組成
になる合金を、1 x 10’ 〜1 x 10−’
T orrの真空中で入射角=70°〜90’の条件下
に蒸着し、膜厚50〜300人の保護被膜を被成した。
になる合金を、1 x 10’ 〜1 x 10−’
T orrの真空中で入射角=70°〜90’の条件下
に蒸着し、膜厚50〜300人の保護被膜を被成した。
得られた磁気記録テープの耐食性、感度比および出力変
動について調べた結果を第3表に示す。
動について調べた結果を第3表に示す。
なお比較のため保護被膜を被成しない磁性層のみのもの
についても同様な調査を行い、得られた結果を第3表に
併記した。
についても同様な調査を行い、得られた結果を第3表に
併記した。
また出力変動は、家庭用VTRデツキを用い記録再生出
力変動を測定することによって評価した。
力変動を測定することによって評価した。
第3表
同表より明らかなように、磁気記録層の上に重ねて保護
被膜を50Å以上蒸着したテープ(実施例1.2および
3)はいずれも、10日間の放置でも錆の発生は全く認
められず、優れた耐食性を呈しただけでなく、感度比お
よび出力変動特性とも良好であった。
被膜を50Å以上蒸着したテープ(実施例1.2および
3)はいずれも、10日間の放置でも錆の発生は全く認
められず、優れた耐食性を呈しただけでなく、感度比お
よび出力変動特性とも良好であった。
これに対し保護被膜のない比較例では、耐食試験の開示
早々に錆が発生し、10日間の放置の後では全面茶褐色
に変色した。
早々に錆が発生し、10日間の放置の後では全面茶褐色
に変色した。
第3図に、実施例1.3および比較例の耐食性を飽和磁
束密度変化率と放置日数との関係で示す。
束密度変化率と放置日数との関係で示す。
Co8oNi2oテープ(比較例)は、1 日(7)放
置でも飽和磁束密度は20%も低下し、10日間の放置
では未腐食テープの1/2にまでも減少している。
置でも飽和磁束密度は20%も低下し、10日間の放置
では未腐食テープの1/2にまでも減少している。
これに対し、50人、300人の保護被膜をそれぞれそ
なえる実施例1,3では、10日間の放置でも飽和磁束
密度の低下はほとんどなく、優れた耐食性が実証された
。
なえる実施例1,3では、10日間の放置でも飽和磁束
密度の低下はほとんどなく、優れた耐食性が実証された
。
(発明の効果)
かくしてこの発明によれば、CoまたはGo −N1系
合金を磁気記録層とする金属薄膜型の磁気記録媒体の最
大の欠点であった低耐食性を、磁気特性の劣化をもたら
すことなしに効果的に改善して、優れた磁気特性および
耐久性を兼備した金属薄膜型磁気記録媒体を得ることが
できる。
合金を磁気記録層とする金属薄膜型の磁気記録媒体の最
大の欠点であった低耐食性を、磁気特性の劣化をもたら
すことなしに効果的に改善して、優れた磁気特性および
耐久性を兼備した金属薄膜型磁気記録媒体を得ることが
できる。
第1図は、この発明に従う金属薄膜型磁気記録媒体の断
面図、 第2図は、この発明の金属薄膜型磁気記録媒体の好適製
造装置の模式図、 第3図は、磁気記録媒体の耐食性を飽和磁束密度変化率
と放置日数との関係で示したグラフである。 1・・・基板 2・・・磁気記録層3・・・
保護被膜
面図、 第2図は、この発明の金属薄膜型磁気記録媒体の好適製
造装置の模式図、 第3図は、磁気記録媒体の耐食性を飽和磁束密度変化率
と放置日数との関係で示したグラフである。 1・・・基板 2・・・磁気記録層3・・・
保護被膜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、非磁性の薄帯基板上に、被覆第1層としてCoまた
はCo−Ni系磁性合金からなる磁気記録層を、また第
2層として該磁気記録層と同程度の保磁力を有するFe
−Co−Ni−Cr系磁性合金からなる保護被膜をそな
えることを特徴とする金属薄膜型磁気記録媒体。 2、保護被膜が、Co:10〜51wt%、Ni:1〜
30wt%およびCr:1〜10wt%を含む組成にな
る特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21409084A JPS6194219A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 金属薄膜型磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21409084A JPS6194219A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 金属薄膜型磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6194219A true JPS6194219A (ja) | 1986-05-13 |
Family
ID=16650059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21409084A Pending JPS6194219A (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 | 金属薄膜型磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6194219A (ja) |
-
1984
- 1984-10-15 JP JP21409084A patent/JPS6194219A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4743491A (en) | Perpendicular magnetic recording medium and fabrication method therefor | |
| GB1599161A (en) | Magnetic recording medium and method of making the same | |
| JPS6033289B2 (ja) | 金属薄膜型磁気記録媒体 | |
| US4769282A (en) | Magnetic recording medium | |
| JPH0559569B2 (ja) | ||
| US5434014A (en) | Magnetic recording medium and method of manufacturing same | |
| JPH0273511A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6194219A (ja) | 金属薄膜型磁気記録媒体 | |
| JPH0133924B2 (ja) | ||
| EP0330116B1 (en) | Magnetic recording medium | |
| US4840845A (en) | Magnetic recording medium having perpendicular magnetic anisotropy | |
| US4968564A (en) | Magnetic recording medium | |
| JPS61294629A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| Kunieda et al. | Metal evaporated video tape | |
| JPS5984407A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS61250827A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS62150518A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS62195718A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6262432A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JP2674131B2 (ja) | 磁性薄膜 | |
| JPS60193123A (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
| JPS62132216A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0715753B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6087425A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS62141627A (ja) | 磁気記録媒体 |