JPS62102B2 - - Google Patents
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- JPS62102B2 JPS62102B2 JP6499381A JP6499381A JPS62102B2 JP S62102 B2 JPS62102 B2 JP S62102B2 JP 6499381 A JP6499381 A JP 6499381A JP 6499381 A JP6499381 A JP 6499381A JP S62102 B2 JPS62102 B2 JP S62102B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
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- C04B18/085—Pelletizing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
本発明は、フライアツシユ造粒物の移動火格子
に積載して焼結させるに当り、焼結ペレツトの割
れ及び焼結不足を殆んど発生させることのない焼
結法に関するものである。 石炭焚きボイラ等から発生するフライアツシユ
の利用技術として、該フライアツシユを主原料と
し焼結させて軽量骨材とする技術がある。即ちフ
ライアツシユを主原料とし、水をバインダーとし
て混練造粒して略球形の生ペレツトとし、ドワイ
トロイド式焼結機で代表される焼結機の移動火格
子上に積載して加熱空気を送給し、乾燥・着火し
た後、自然させて軽量骨材を製造するものであ
る。 第1図はこの様な焼結の手順を示す説明図で、
ホツパー13には製品(焼結済み)骨材2を装入
し、ホツパー16には生ペレツト1を装入してお
き、矢印方向へ回動するパレツト状の移動火格子
3上へ積層する。尚製品骨材2は床敷として供給
されるものであり、生ペレツト1はホツパー16
によらず造粒後直ちに装入することもある。こう
して形成された原料層は火格子の移動につれて図
面の左から右へ順次移送され、乾燥・予熱炉4、
点火炉5及び焼結・保熱炉6を通つて焼結を受
け、冷却ゾーン7に至つて十分冷却され製品骨材
となる。尚生ペレツト1等を搬送する上側火格子
の下部には、ウインドボツクス8が搬送方向に沿
つて複数個配置されるが、該ボツクス8の下側細
径部は、返送側火格子を避けるべく偏向し、排気
ダクト9に開口して接続される。ダクト9内はブ
ロワー10によつて排気されており、その吸引気
流の為に上記原料層には上から下へ通り抜ける吸
引気流が形成される。従つて各炉4,5,6の上
部に高熱空気導入管を接続しておくと、夫々の炉
内には高熱空気が導入され、原料層の間をぬつて
下降し、ウインドボツクス8中へ排出される。排
出空気と共に落下する生ペレツトの崩壊物等は、
シユート11を通してコンベア12上に落下して
集められ、一般には生ペレツト造粒原料として返
送し、再利用に付す。尚14はダンパー、18は
駆動スプロケツトを夫々示す。 ところが上記のような焼結において、自然不足
等によつて軽量骨材の規格〔粒径5mm〜25mm,強
熱減量(未燃炭素含有量)1%以下等〕を満足し
ない不良品を発生することがあつた。 本発明者等は、このような不良品の発生を防止
すべく種々基礎実験を重ねて検討した。まず不良
品が火格子のどの部分で多発するかを調査した。
第2図は焼結終了時の火格子巾方向断面図であ
り、火格子3a上にはペレツト1aが積層され焼
結を終えているが、ペレツト層の両端下層部には
不良ペレツト19が発生していた。これらは、自
然が不完全なままで消火されていたために、強熱
減量分が多く残り強度が不足し、場合によつては
未焼結のまま造粒時の形態が崩れていた。 そこで不良ペレツトが発生する過程を知る目的
で着火ゾーンから保熱ゾーンに至る焼結進行状
態、積層ペレツト内部に温度変化について調査し
た。第3図は着火直後における火格子の巾方向断
面状態を表わし、第4図は着火5分後における同
断面状態を表わす説明図である。火格子3b上に
はペレツト1bが積層されており、上方からは空
気20が火格子3bを貫通するように送給され
る。着火直後の着火層21は最上層にあるが、着
火5分後には最上層22のペレツトは自然・焼結
を完了し着火層21aは中段層へ移行している。
ところが図示のように着火層の移行速度は、火格
子巾方向中央部の方が早く端部では遅れている。
一方図中の鎖線位置23にあるペレツト中に温度
センサーを複数本埋設し、着火直後、着火5分後
の該位置における温度分布を調査した。第5図は
着火直後のペレツト層内鎖線位置における巾方向
温度分布グラフ、第6図は着火5分後のペレツト
層内鎖線位置における巾方向温度分布グラフを示
す。着火直後では中央部と端部に大きな温度差は
無くほぼ均一であるが、着火5分後には中央部が
大きく上昇しているのに対し、端部ではあまり上
昇しておらず、温度分布グラフは中央突出型とな
つている。尚焼結の進行乃至温度上昇の遅れる部
分は火格子側壁から500mm以内の範囲であつた
が、端部へいく程顕著であつた。 更に不良ペレツトの発生に関し、巾方向に偏差
を生ずる要因について検討し、端部と中央部間の
通気度に差があるのではないかと考え調査した。
第7図及び第8図は着火直後及び着火5分後にお
けるペレツト層の通気度を示すグラフである。尚
通気度は第8図及び第4図において供給空気が火
格子を通り抜けた点で測定した。図示のように通
気度は火格子端部で大きく、中央部で小さい。又
第8図の通気度が全体に高いのは焼結の進行に伴
ない、水分の蒸発減少により通気性がよくなるた
めである。 以上の調査結果から次の様な事が分つた。即ち
保熱ゾーン端部の通気性は中央部のそれを上回つ
ているので、端部では着火ペレツトに酸素や熱を
供給する効果に対して、通気による冷却効果がか
なり大きく、且つ側壁からの放熱も大きいことか
ら端部ペレツトは冷却され易く、自然の進行は一
般に困難と予測される。しかも通常の乾燥ゾーン
では、積層ペレツトの上方から十分な加熱乾燥空
気が供給されるので、上層のペレツトは含有水分
を比較的十分に離脱させるが、下層のペレツトは
上層で奪つた水分を含んだ吸湿空気の供給を受け
るので相対的に含有水分の離脱が不十分になる傾
向を示す。従つて下層端部ペレツトには水分が多
く残つており、熱量が水分蒸発に消費されて益々
温度の上昇が少なくなり、未焼結ペレツト或は崩
壊ペレツトが発生したものとの推論に到達した。 本発明は、このような事情に着目してなされた
ものであつて、未焼結ペレツト及び崩壊ペレツト
の発生量を可及的に少なくすることのできる焼結
法の確立を目的とするものである。しかして本発
明は、上記考察に鑑み、造粒物の乾燥を均一化す
るか或は保熱ゾーンの端部に十分な熱量を送るこ
とをポイントとするものであり、具体的に述べる
と少なくとも予熱ゾーンの半分において火格子の
下方から上方へ熱風を供給するか或は保熱ゾーン
において火格子巾方向両端部のペレツトに対して
特に重点的に加熱空気を供給する点に要旨を有す
るものである。 本発明者等は、上述の解析で明らかにした不良
ペレツト多発箇所即ち火格子巾方向端部殊に下端
部においては、乾燥段階で乾燥及び予熱が不十分
であることに注目し、乾燥方法を工夫することを
考え、第9図に示すように、火格子3c上にペレ
ツト1cを装填した状態で火格子下部から熱風2
0aを送給した。鎖線23aで示す部分に温度セ
ンサーを埋設し、温度分布を調査したところ、予
熱ゾーンにおいて火格子の下方から2200Kcal/
m2・分の熱量を1分間供給した場合における該鎖
線位置の温度分布は第10図に示す如くであつ
た。温度は両端部で高く中央部で低いが、その差
は顕著であつた。即ち通気方向を逆にしても、火
格子巾方向における通気性は両端部の方が良好で
あり、両端部に熱風が多く貫通するために該端部
が早く乾燥し、その部分の温度が上昇し、しかも
該鎖線部が火格子に接近している為、上部の傾向
が強く表われてこれらの温度差を特に大きくした
ものと思われる。これに対し従来の乾燥法におい
て上方からの熱風を送給した場合に該端部が十分
に乾燥・予熱できなかつたのは、該端部が火格子
の底部に近い位置であることから、到達した熱風
は既に相当吸湿し、乾燥力を失なつている為、両
端部と中央部の差は、余り増幅されなかつたもの
と思われる。換言すると火格子に装填したペレツ
トの厚さ、乾燥空気の保有熱量、通風時間にもよ
るが、乾燥空気を上方から下方へ片側通行させる
だけでは積層ペレツトの下層部分はほぼ全域に亘
つて乾燥予熱を十分に達成することが不可能であ
つた。尚上方からのみの通風であつても乾燥ゾー
ンに対して大熱量の熱風を長時間送給することも
考えられるが、多大なエネルギーを要するもので
あり、非効率的であると共に、急激乾燥によるバ
ーステイングを起こす危険があつて好ましくな
い。尚下方から吹込む熱風は少なくとも
250Kcal/m2・分以上の熱量を有するものである
ことが好ましく、250Kcal/m2・分未満であると
乾燥が不十分で上記の効果は得られない。上限に
ついては急激な乾燥によるバーステイングを生じ
ない程度を考慮し、7500Kcal/m2・分と定め
た。尚これらの値を温度に換算すると100〜500℃
の熱風を10Nm3〜50Nm3吹き込むことに相当す
る。 ところで上記の乾燥ゾーンにおける火格子下方
からの熱風の送給は、乾燥ゾーンの半分、即ちゾ
ーンの前半若しくは後半又はゾーン中央部のみと
し、残りの半分は従来通り火格子上方からの予熱
を行なう。これは下方からだけの通風では、ペレ
ツト上部が上記と同様の理由によつて湿潤状態の
ままになり、着火時にバーステイング(生ペレツ
トのはじけ)を生じ、ペレツトが崩壊・融着し通
気性を阻害する結果、ペレツト全体の焼結不良を
起こすためである。この様にペレツト層の下方
部、特に両端下部の乾燥を十分に行なわせておく
と、保熱ゾーンにおいて通気の不均衝があつて両
端部に過剰空気が流れても、当該部分における焼
結は過不足なく進行し、均質で且つ規格を満足す
る軽量骨材が得られた。 一方、保熱ゾーンにおける温度分布図(第6
図)を十分に検討すると、火格子巾方向両端部ペ
レツトの温度が十分に上昇しておらずこの部分に
おける自然が十分に進行していないことは明らか
である。この様なところから該両端部に対しては
特に多量の熱量を供給してやれば良いのではない
かと考えた。尚ペレツトの焼結不良が発生するの
は下層部の両端部から150mm迄のところが最も顕
著であつた。従つてこの不良をなくすためには上
部表層両端部より500mm迄の範囲に高熱量の熱風
を送ることが推奨される。 そこで第11図に示すように、保熱ゾーンにお
ける火格子3d上のペレツト1dに保熱空気を供
給する保熱空気用フードを2重構造とし、内側フ
ード24の下端部24aは側壁25から500mm以
下の位置に設置し、フード24の内側には従来通
りの熱量(1000〜5000Kcal/m2・分)を、内側
フード24と外側フード26の間には例えば5000
〜15000Kcal/m2・分の熱量を夫々与えたとこ
ろ、たとえ前述のような乾燥ゾーンでの工夫を加
えなくとも、焼結不良の発生率は激減し、上述の
乾燥ゾーンでの工夫を加えた後、上記フードによ
つて保熱空気を与えたところ更に顕著な効果が得
られた。尚5000Kcal/m2・分未満の熱であると
両端部における焼結不良は解消できなかつた。こ
れに対し上限を設定すべき根拠はないが、
15000Kcal/m2・分を越えるあたりで本発明の効
果が飽和に達し、且つエネルギー的にみても、こ
れを越える熱量を用いることは不経済である。尚
これは400〜1000℃の熱風を20〜50Nm3/m2・分
吹き込むことに相当する。 以上の2つの方法は、いずれを用いても火格子
積層ペレツトを全量均一に焼結でき、両者を組み
合わせた場合、その効果は一段と向上する。 本発明は、以上のように構成されることによ
り、焼結ペレツトの割れや未焼結ペレツトの発生
を殆んど無くすることができた。 以下本発明の実施例を示す。 比較例 1 未然カーボン3%を含むフライアツシユに微粉
炭を加え、カーボン量5%としたものに水を17%
添加し約12mmφのペレツトに造粒した。該ペレツ
トをドワイトロイド式焼結機に約300mmの厚さに
積層し、5000Kcal/m2・分の熱量を2分間与え
て乾燥した後、16000Kcal/m2・分の熱量を2分
間与えて着火した。着火後の表層に2000Kcal/
m2・分の熱量を5分間与えて保熱し、製品ペレツ
トを得た。 実施例 1 比較例1と同様にして得た生ペレツト層に乾燥
ゾーン前半で火格子下方より、ガス焼結炉で得た
300℃の熱風を1分間(供給熱量約3000Kcal/
m2・分に相当する)与えた後、後半で上方より
5000Kcal/m2・分の熱量を1分間与えて乾燥予
熱し、以下比較例に準じて着火・焼結させ製品ペ
レツトを得た。 比較例1及び実施例1で得た製品ペレツトの粉
率、未燃炭素量、圧潰強度を第1表に示した。
に積載して焼結させるに当り、焼結ペレツトの割
れ及び焼結不足を殆んど発生させることのない焼
結法に関するものである。 石炭焚きボイラ等から発生するフライアツシユ
の利用技術として、該フライアツシユを主原料と
し焼結させて軽量骨材とする技術がある。即ちフ
ライアツシユを主原料とし、水をバインダーとし
て混練造粒して略球形の生ペレツトとし、ドワイ
トロイド式焼結機で代表される焼結機の移動火格
子上に積載して加熱空気を送給し、乾燥・着火し
た後、自然させて軽量骨材を製造するものであ
る。 第1図はこの様な焼結の手順を示す説明図で、
ホツパー13には製品(焼結済み)骨材2を装入
し、ホツパー16には生ペレツト1を装入してお
き、矢印方向へ回動するパレツト状の移動火格子
3上へ積層する。尚製品骨材2は床敷として供給
されるものであり、生ペレツト1はホツパー16
によらず造粒後直ちに装入することもある。こう
して形成された原料層は火格子の移動につれて図
面の左から右へ順次移送され、乾燥・予熱炉4、
点火炉5及び焼結・保熱炉6を通つて焼結を受
け、冷却ゾーン7に至つて十分冷却され製品骨材
となる。尚生ペレツト1等を搬送する上側火格子
の下部には、ウインドボツクス8が搬送方向に沿
つて複数個配置されるが、該ボツクス8の下側細
径部は、返送側火格子を避けるべく偏向し、排気
ダクト9に開口して接続される。ダクト9内はブ
ロワー10によつて排気されており、その吸引気
流の為に上記原料層には上から下へ通り抜ける吸
引気流が形成される。従つて各炉4,5,6の上
部に高熱空気導入管を接続しておくと、夫々の炉
内には高熱空気が導入され、原料層の間をぬつて
下降し、ウインドボツクス8中へ排出される。排
出空気と共に落下する生ペレツトの崩壊物等は、
シユート11を通してコンベア12上に落下して
集められ、一般には生ペレツト造粒原料として返
送し、再利用に付す。尚14はダンパー、18は
駆動スプロケツトを夫々示す。 ところが上記のような焼結において、自然不足
等によつて軽量骨材の規格〔粒径5mm〜25mm,強
熱減量(未燃炭素含有量)1%以下等〕を満足し
ない不良品を発生することがあつた。 本発明者等は、このような不良品の発生を防止
すべく種々基礎実験を重ねて検討した。まず不良
品が火格子のどの部分で多発するかを調査した。
第2図は焼結終了時の火格子巾方向断面図であ
り、火格子3a上にはペレツト1aが積層され焼
結を終えているが、ペレツト層の両端下層部には
不良ペレツト19が発生していた。これらは、自
然が不完全なままで消火されていたために、強熱
減量分が多く残り強度が不足し、場合によつては
未焼結のまま造粒時の形態が崩れていた。 そこで不良ペレツトが発生する過程を知る目的
で着火ゾーンから保熱ゾーンに至る焼結進行状
態、積層ペレツト内部に温度変化について調査し
た。第3図は着火直後における火格子の巾方向断
面状態を表わし、第4図は着火5分後における同
断面状態を表わす説明図である。火格子3b上に
はペレツト1bが積層されており、上方からは空
気20が火格子3bを貫通するように送給され
る。着火直後の着火層21は最上層にあるが、着
火5分後には最上層22のペレツトは自然・焼結
を完了し着火層21aは中段層へ移行している。
ところが図示のように着火層の移行速度は、火格
子巾方向中央部の方が早く端部では遅れている。
一方図中の鎖線位置23にあるペレツト中に温度
センサーを複数本埋設し、着火直後、着火5分後
の該位置における温度分布を調査した。第5図は
着火直後のペレツト層内鎖線位置における巾方向
温度分布グラフ、第6図は着火5分後のペレツト
層内鎖線位置における巾方向温度分布グラフを示
す。着火直後では中央部と端部に大きな温度差は
無くほぼ均一であるが、着火5分後には中央部が
大きく上昇しているのに対し、端部ではあまり上
昇しておらず、温度分布グラフは中央突出型とな
つている。尚焼結の進行乃至温度上昇の遅れる部
分は火格子側壁から500mm以内の範囲であつた
が、端部へいく程顕著であつた。 更に不良ペレツトの発生に関し、巾方向に偏差
を生ずる要因について検討し、端部と中央部間の
通気度に差があるのではないかと考え調査した。
第7図及び第8図は着火直後及び着火5分後にお
けるペレツト層の通気度を示すグラフである。尚
通気度は第8図及び第4図において供給空気が火
格子を通り抜けた点で測定した。図示のように通
気度は火格子端部で大きく、中央部で小さい。又
第8図の通気度が全体に高いのは焼結の進行に伴
ない、水分の蒸発減少により通気性がよくなるた
めである。 以上の調査結果から次の様な事が分つた。即ち
保熱ゾーン端部の通気性は中央部のそれを上回つ
ているので、端部では着火ペレツトに酸素や熱を
供給する効果に対して、通気による冷却効果がか
なり大きく、且つ側壁からの放熱も大きいことか
ら端部ペレツトは冷却され易く、自然の進行は一
般に困難と予測される。しかも通常の乾燥ゾーン
では、積層ペレツトの上方から十分な加熱乾燥空
気が供給されるので、上層のペレツトは含有水分
を比較的十分に離脱させるが、下層のペレツトは
上層で奪つた水分を含んだ吸湿空気の供給を受け
るので相対的に含有水分の離脱が不十分になる傾
向を示す。従つて下層端部ペレツトには水分が多
く残つており、熱量が水分蒸発に消費されて益々
温度の上昇が少なくなり、未焼結ペレツト或は崩
壊ペレツトが発生したものとの推論に到達した。 本発明は、このような事情に着目してなされた
ものであつて、未焼結ペレツト及び崩壊ペレツト
の発生量を可及的に少なくすることのできる焼結
法の確立を目的とするものである。しかして本発
明は、上記考察に鑑み、造粒物の乾燥を均一化す
るか或は保熱ゾーンの端部に十分な熱量を送るこ
とをポイントとするものであり、具体的に述べる
と少なくとも予熱ゾーンの半分において火格子の
下方から上方へ熱風を供給するか或は保熱ゾーン
において火格子巾方向両端部のペレツトに対して
特に重点的に加熱空気を供給する点に要旨を有す
るものである。 本発明者等は、上述の解析で明らかにした不良
ペレツト多発箇所即ち火格子巾方向端部殊に下端
部においては、乾燥段階で乾燥及び予熱が不十分
であることに注目し、乾燥方法を工夫することを
考え、第9図に示すように、火格子3c上にペレ
ツト1cを装填した状態で火格子下部から熱風2
0aを送給した。鎖線23aで示す部分に温度セ
ンサーを埋設し、温度分布を調査したところ、予
熱ゾーンにおいて火格子の下方から2200Kcal/
m2・分の熱量を1分間供給した場合における該鎖
線位置の温度分布は第10図に示す如くであつ
た。温度は両端部で高く中央部で低いが、その差
は顕著であつた。即ち通気方向を逆にしても、火
格子巾方向における通気性は両端部の方が良好で
あり、両端部に熱風が多く貫通するために該端部
が早く乾燥し、その部分の温度が上昇し、しかも
該鎖線部が火格子に接近している為、上部の傾向
が強く表われてこれらの温度差を特に大きくした
ものと思われる。これに対し従来の乾燥法におい
て上方からの熱風を送給した場合に該端部が十分
に乾燥・予熱できなかつたのは、該端部が火格子
の底部に近い位置であることから、到達した熱風
は既に相当吸湿し、乾燥力を失なつている為、両
端部と中央部の差は、余り増幅されなかつたもの
と思われる。換言すると火格子に装填したペレツ
トの厚さ、乾燥空気の保有熱量、通風時間にもよ
るが、乾燥空気を上方から下方へ片側通行させる
だけでは積層ペレツトの下層部分はほぼ全域に亘
つて乾燥予熱を十分に達成することが不可能であ
つた。尚上方からのみの通風であつても乾燥ゾー
ンに対して大熱量の熱風を長時間送給することも
考えられるが、多大なエネルギーを要するもので
あり、非効率的であると共に、急激乾燥によるバ
ーステイングを起こす危険があつて好ましくな
い。尚下方から吹込む熱風は少なくとも
250Kcal/m2・分以上の熱量を有するものである
ことが好ましく、250Kcal/m2・分未満であると
乾燥が不十分で上記の効果は得られない。上限に
ついては急激な乾燥によるバーステイングを生じ
ない程度を考慮し、7500Kcal/m2・分と定め
た。尚これらの値を温度に換算すると100〜500℃
の熱風を10Nm3〜50Nm3吹き込むことに相当す
る。 ところで上記の乾燥ゾーンにおける火格子下方
からの熱風の送給は、乾燥ゾーンの半分、即ちゾ
ーンの前半若しくは後半又はゾーン中央部のみと
し、残りの半分は従来通り火格子上方からの予熱
を行なう。これは下方からだけの通風では、ペレ
ツト上部が上記と同様の理由によつて湿潤状態の
ままになり、着火時にバーステイング(生ペレツ
トのはじけ)を生じ、ペレツトが崩壊・融着し通
気性を阻害する結果、ペレツト全体の焼結不良を
起こすためである。この様にペレツト層の下方
部、特に両端下部の乾燥を十分に行なわせておく
と、保熱ゾーンにおいて通気の不均衝があつて両
端部に過剰空気が流れても、当該部分における焼
結は過不足なく進行し、均質で且つ規格を満足す
る軽量骨材が得られた。 一方、保熱ゾーンにおける温度分布図(第6
図)を十分に検討すると、火格子巾方向両端部ペ
レツトの温度が十分に上昇しておらずこの部分に
おける自然が十分に進行していないことは明らか
である。この様なところから該両端部に対しては
特に多量の熱量を供給してやれば良いのではない
かと考えた。尚ペレツトの焼結不良が発生するの
は下層部の両端部から150mm迄のところが最も顕
著であつた。従つてこの不良をなくすためには上
部表層両端部より500mm迄の範囲に高熱量の熱風
を送ることが推奨される。 そこで第11図に示すように、保熱ゾーンにお
ける火格子3d上のペレツト1dに保熱空気を供
給する保熱空気用フードを2重構造とし、内側フ
ード24の下端部24aは側壁25から500mm以
下の位置に設置し、フード24の内側には従来通
りの熱量(1000〜5000Kcal/m2・分)を、内側
フード24と外側フード26の間には例えば5000
〜15000Kcal/m2・分の熱量を夫々与えたとこ
ろ、たとえ前述のような乾燥ゾーンでの工夫を加
えなくとも、焼結不良の発生率は激減し、上述の
乾燥ゾーンでの工夫を加えた後、上記フードによ
つて保熱空気を与えたところ更に顕著な効果が得
られた。尚5000Kcal/m2・分未満の熱であると
両端部における焼結不良は解消できなかつた。こ
れに対し上限を設定すべき根拠はないが、
15000Kcal/m2・分を越えるあたりで本発明の効
果が飽和に達し、且つエネルギー的にみても、こ
れを越える熱量を用いることは不経済である。尚
これは400〜1000℃の熱風を20〜50Nm3/m2・分
吹き込むことに相当する。 以上の2つの方法は、いずれを用いても火格子
積層ペレツトを全量均一に焼結でき、両者を組み
合わせた場合、その効果は一段と向上する。 本発明は、以上のように構成されることによ
り、焼結ペレツトの割れや未焼結ペレツトの発生
を殆んど無くすることができた。 以下本発明の実施例を示す。 比較例 1 未然カーボン3%を含むフライアツシユに微粉
炭を加え、カーボン量5%としたものに水を17%
添加し約12mmφのペレツトに造粒した。該ペレツ
トをドワイトロイド式焼結機に約300mmの厚さに
積層し、5000Kcal/m2・分の熱量を2分間与え
て乾燥した後、16000Kcal/m2・分の熱量を2分
間与えて着火した。着火後の表層に2000Kcal/
m2・分の熱量を5分間与えて保熱し、製品ペレツ
トを得た。 実施例 1 比較例1と同様にして得た生ペレツト層に乾燥
ゾーン前半で火格子下方より、ガス焼結炉で得た
300℃の熱風を1分間(供給熱量約3000Kcal/
m2・分に相当する)与えた後、後半で上方より
5000Kcal/m2・分の熱量を1分間与えて乾燥予
熱し、以下比較例に準じて着火・焼結させ製品ペ
レツトを得た。 比較例1及び実施例1で得た製品ペレツトの粉
率、未燃炭素量、圧潰強度を第1表に示した。
【表】
実施例 2
比較例1と同様にして得た生ペレツト装填層に
保熱ゾーンで第11図と同様の装置でもつてペレ
ツト搬送火格子の両端から内側へ200mmの範囲に
10000Kcal/m2・分の熱量を、それ以外の範囲に
は2000Kcal/m2・分の熱量を5分間加えて焼結
させて得た製品ペレツトの粉率、未燃炭素量、圧
潰強度を比較例1と共に第2表に示した。この場
合、焼結終了時のペレツト表層の平均温度は、中
央部で350℃、端部で750℃であつた。
保熱ゾーンで第11図と同様の装置でもつてペレ
ツト搬送火格子の両端から内側へ200mmの範囲に
10000Kcal/m2・分の熱量を、それ以外の範囲に
は2000Kcal/m2・分の熱量を5分間加えて焼結
させて得た製品ペレツトの粉率、未燃炭素量、圧
潰強度を比較例1と共に第2表に示した。この場
合、焼結終了時のペレツト表層の平均温度は、中
央部で350℃、端部で750℃であつた。
第1図はフライアツシユ造粒物の焼結装置概略
図、第2図は焼結終了時の火格子巾方向断面図、
第3図は着火直後におけるペレツト層の火格子巾
方向断面図、第4図は着火5分後における同断面
図、第5図は着火直後のペレツト層内鎖線位置に
おける巾方向温度分布グラフ、第6図は着火5分
後の同温度分布グラフ、第7図は着火直後におけ
るペレツト層中の通気度を示すグラフ、第8図は
着火5分後における同グラフ、第9図は乾燥ゾー
ンにおけるペレツト層への加熱空気送給状態図
(巾方向断面図)、第10図は第9図中鎖線部の火
格子巾方向温度分布グラフ及び第11図は保熱ゾ
ーンにおけるペレツト層両端部への保熱空気送給
状態図(火格子巾方向断面図)である。 1……ペレツト、3……火格子、4……乾燥ゾ
ーン、5……着火ゾーン、6……保熱ゾーン、2
0……熱風、21……着火層、23……温度セン
サー設置位置。
図、第2図は焼結終了時の火格子巾方向断面図、
第3図は着火直後におけるペレツト層の火格子巾
方向断面図、第4図は着火5分後における同断面
図、第5図は着火直後のペレツト層内鎖線位置に
おける巾方向温度分布グラフ、第6図は着火5分
後の同温度分布グラフ、第7図は着火直後におけ
るペレツト層中の通気度を示すグラフ、第8図は
着火5分後における同グラフ、第9図は乾燥ゾー
ンにおけるペレツト層への加熱空気送給状態図
(巾方向断面図)、第10図は第9図中鎖線部の火
格子巾方向温度分布グラフ及び第11図は保熱ゾ
ーンにおけるペレツト層両端部への保熱空気送給
状態図(火格子巾方向断面図)である。 1……ペレツト、3……火格子、4……乾燥ゾ
ーン、5……着火ゾーン、6……保熱ゾーン、2
0……熱風、21……着火層、23……温度セン
サー設置位置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フライアツシユを主原料とし、水をバインダ
ーとして造粒した生ペレツトを移動火格子に積載
して加熱空気を供給しつつ、乾燥予熱・着火後、
自然焼結させるフライアツシユ造粒物の焼結法に
おいて、火格子を上方から下方へ貫通する様に加
熱空気を供給すると共に、少なくとも乾燥予熱ゾ
ーンの前半分においては火格子の下方から上方へ
熱風を供給することを特徴とするフライアツシユ
造粒物の焼結法。 2 特許請求の範囲第1項において、火格子下方
から上方へ供給する熱風が250〜7500kcal/m2・
分の熱量を有してなるフライアツシユ造粒物の焼
結法。 3 フライアツシユを主原料とし水をバインダー
として造粒した生ペレツトを移動火格子に積載し
て予熱、着火及び保熱して焼結させるフライアツ
シユ造粒物の焼結法において、火格子を上方から
下方へ貫通する様に燃焼用空気を供給すると共
に、保熱ゾーンでは火格子巾方向両端部のペレツ
トに対して特に重点的に加熱空気を供給すること
を特徴とするフライアツシユ造粒物の焼結法。 4 特許請求の範囲第3項において、火格子巾方
向両端部から500mmの範囲の供給熱量が5000〜
15000Kcal/m2・分であるフライアツシユ造粒物
の焼結法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6499381A JPS57179067A (en) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | Method of sintering fly ash pellets |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6499381A JPS57179067A (en) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | Method of sintering fly ash pellets |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57179067A JPS57179067A (en) | 1982-11-04 |
| JPS62102B2 true JPS62102B2 (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=13274089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6499381A Granted JPS57179067A (en) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | Method of sintering fly ash pellets |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57179067A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5971978A (ja) * | 1982-10-19 | 1984-04-23 | 川崎製鉄株式会社 | 原料乾燥装置を付設した焼結機 |
| US5868084A (en) | 1995-03-20 | 1999-02-09 | U.S. Scientific, L.L.C. | Apparatus and process for carbon removal from fly ash |
-
1981
- 1981-04-28 JP JP6499381A patent/JPS57179067A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57179067A (en) | 1982-11-04 |
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