JPS6210864Y2 - - Google Patents

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JPS6210864Y2
JPS6210864Y2 JP12570680U JP12570680U JPS6210864Y2 JP S6210864 Y2 JPS6210864 Y2 JP S6210864Y2 JP 12570680 U JP12570680 U JP 12570680U JP 12570680 U JP12570680 U JP 12570680U JP S6210864 Y2 JPS6210864 Y2 JP S6210864Y2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動販売機の制御装置に関し、特に釣
銭用硬貨が不足している場合の販売あるいは投入
硬貨返却制御に関する。
〔従来の技術〕
従来の自動販売機は釣銭用硬貨が不足すると釣
銭を必要とする金種の硬貨の受入れを拒否するよ
うになつている。例えば、販売設定価格が120円
の場合に、釣銭用の10円硬貨が不足しているとす
ると、最初に投入された100円硬貨は受入れる
が、その後は100円硬貨及び50円硬貨の受入れを
拒否するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そのため、投入硬貨の受入れ拒否は各金種毎に
行なうようになつており、硬貨選別機内の各金種
の硬貨通路毎に硬貨受入拒否用の電磁装置を夫々
設けねばならなかつた。例えば、100円、50円、
10円の夫々に対応して合計3個の硬貨受入拒否電
磁装置が必要であつた。このため、硬貨選別機の
構成が嵩張るものとなるという欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、硬
貨受入拒否電磁装置を1個にしてすべての投入硬
貨を共通に受入れ拒否するようにし、これにより
装置構成の簡略化を計つたものである。この目的
の達成のために、本考案では、釣銭不足時におい
て釣銭を必要とするような硬貨の投入がなされた
場合に、一旦受入れた投入硬貨を自動的に返却す
るように構成している。これにより、各金種別に
予め硬貨の受入れを拒否する必要がなくなるの
で、受入拒否電磁装置は1個でよい。
ところで、一口に投入効果を自動返却するとい
つても、従来の自動販売機においては投入硬貨の
金種組合せの通りに硬貨を返却することができな
なつたため、この点を解決しないと次のような不
都合が生じるおそれがある。一般に、釣銭用硬貨
収納筒内に設けられる釣銭用硬貨不足検出スイツ
チ(エンプテイスイツチ)は硬貨収納筒の最下方
に設けられるのではなく、幾分上方に設けられ
る。例えば50円硬貨も10円硬貨も不足している場
合に、120円の価格の商品に対して50円硬貨2枚
を先に投入し、その後で100円硬貨1枚投入した
とすると、従来は、50円硬貨2枚は硬貨収納筒内
に受入れられるが、100円硬貨は拒否される。と
ころが、硬貨収納筒に50円硬貨2枚収納されても
未だ釣銭用硬貨不足検出スイツチを作動させる量
に至らないとすると、従来の自動販売機において
は50円硬貨は無いものとして取扱われてしまう。
そこで、10円硬貨で代替して50円硬貨2枚分の金
額を払出そうとするが、10円硬貨も不足している
ので結局、投入金額は返却されないということに
なる。こうして、購入者は50円硬貨2枚を自動販
売機に只取りされてしまうことになる。
本考案はそのような不都合をも除去しようとす
るもので、投入硬貨を返却する場合は、釣銭用硬
貨不足検出スイツチの作動の有無にかかわりな
く、投入硬貨の金種組合せの通りに返却を行なう
ようにしている。そのため、投入硬貨を金種別に
蓄積しかつ計数し、解約時(販売がなされずに投
入硬貨をそのまま返却するとき)にその計数内容
に従つて各金種の硬貨を蓄積硬貨の中から返却す
るようにしている。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を添付図面を参照して詳
細に説明しよう。
第1図において、S1,S2,S3はそれぞれ100
円、50円、10円硬貨の投入を検出するスイツチで
ある。投入された硬貨のうち100円硬貨は釣銭と
して使用しないため機械的に一時保留される。す
なわち第2図に示すように硬貨投入口Inより投入
された各硬貨は後述する硬貨受入拒否電磁制御部
CAが動作していない場合には、50円硬貨はl1,l2
を通つてスイツチS2を作動させ50円硬貨釣銭収納
筒C1へと導びかれ、10円硬貨はl3,l4を通つてス
イツチS3を作動させて10円硬貨釣銭収納筒C2
と導びかれ、100円硬貨はl5,l6を通つてスイツチ
S1を作動させた後、返却電磁ソレノイドE1のプ
ランジヤPL1、及び受入用電磁ソレノイドE2のプ
ランジヤPL2によつて機械的に一時保留されるよ
うになつている。
ILは入力論理回路、PCは入力論理回路ILから
の信号を受けて所定幅のパルスを送出するパルス
制御部、ANはアンド回路、ORはオア回路、AS
はオア回路ORからの出力パルスを加減算する加
減算計数部である。SSは販売価格設定回路、CM
は加減算計数部ASの出力と販売価格設定回路SS
の出力とを比較し一致するとき信号を発生する回
路、CGは比較回路CMからの一致信号により販
売信号を記憶制御する販売信号記憶制御部、VE
は販売信号送出部、CAは硬貨受入拒否電磁制御
部、CBは設定販売価格に達したときまたは返却
指令が加わつたとき電磁制御部CAを付勢制御す
る制御回路、S4は返却用スイツチ、S5は販売用ス
イツチ、RRはスイツチS4またはS5の閉成にもと
づき返却ソレノイド電磁制御部E1または受入ソ
レノイド電磁制御部E2を動作させる返却及び受
入制御部、RKは釣銭及び返却装置、FDは釣銭額
が50円以上であるか50円未満であるかを検出する
50円有無検出部、FMは投入硬貨のうち50円硬貨
の個数を記憶する50円硬貨投入記憶部、S7は50円
硬貨の有無を検出するスイツチ、OMは投入硬貨
のうち100円硬貨の個数を記憶する100円硬貨投入
記憶部、FSは釣銭払出または硬貨返却時に付勢
されたとき50円を払出し消勢されたとき10円を払
出すよう制御する50円、10円払出電磁制御部、
RGは加減算計数部の計数値が0になつたときリ
セツト信号を送出するリセツト信号発生回路、S6
は10円硬貨の有無を検出するスイツチである。
以上第1図のブロツク線図について概略説明し
たが、以下第3図の詳細回路を中心として詳細に
説明する。
S1,S2,S3は硬貨選別装置CSによつて選別さ
れた各種硬貨の通過によつて作動し各投入硬貨を
検出するスイツチで、S1は例えば100円、S2は50
円、S3は10円の硬貨を検出するものである。スイ
ツチS1,S2,S3はそれぞれインバータ1,2,
3、チヤツタリング防止回路4,5,6を介して
パルス制御部PCに接続されている。スイツチ
S1,S2,S3は図示の状態では高レベルを各インバ
ータの入力に印加し、硬貨検出により作動すると
低レベルをインバータの入力に加える。以下高レ
ベルを1、低レベルを0として説明する。
パルス制御部PCはスイツチS1,S2,S3からの
硬貨検出信号に応じて所定時間幅のパルスを送出
するもので、10円硬貨が投入されてスイツチS3
作動し端子T3に1が加わつた時第4図Aに示す
時間幅のパルスを送出し、50円硬貨が投入されて
スイツチS2が作動し端子T2に1が加わつたとき
第4図Bに示す時間幅(この時間幅は第4図Aの
パルスの時間幅の5倍である)のパルスを送出
し、同様にして100円硬貨検出時第4図Cに示す
時間幅のパルスを送出する。
パルス制御部PCからの出力パルスはアンド回
路ANの一方の入力に加えられる。このアンド回
路ANの他方の入力には第4図t1に示すパルスが
常時加えられる。従つてアンド回路ANの一方の
入力にパルス制御部PCから第4図Aのパルスが
加えられたとき、すなわち10円硬貨検出時にはt1
パルスは1個のみアンド回路ANを通りオア回路
ORを介して加減算計数部ASに加わる。また50円
硬貨検出時にはt1パルスが5個のみアンド回路
ANを通りオア回路ORを介して加減算計数部AS
に加わる。100円硬貨検出時にはt1パルス10個の
みアンド回路AN、オア回路ORを介して加減算計
数部ASに加わる。
また100円または50円硬貨が投入されると、端
子T1またはT2からの信号に応じて端子T4には第
4図Cに示す信号が1回だけ送出される。100円
硬貨の場合は端子T1からアンド回路58の一方
の入力に信号1が加わり、他方の入力には端子t4
の信号が加わるのでアンド条件が成立し、このア
ンド回路58の出力信号は記憶部52のカウント
入力に加わる。こうして100円硬貨投入記憶部5
2に100円硬貨1枚の投入を記憶する。50円硬貨
の場合は端子T2からの信号がアンド回路53の
一方の入力に加わり、他方の入力には端子T4
信号が加わるので同様にして50円硬貨投入記憶部
54に50円硬貨1枚の投入を記憶する。100円ま
たは50円硬貨が投入される都度、上記アンド回路
58または53の条件が成立するので、結局、記
憶部52及び54は100円及び50円の投入枚数を
計数記憶することができる。尚、100円硬貨の投
入記憶部は特に設けていないが、これは記憶部5
2及び54とが減算計数部ASの内容から判かる
からである。
以上の説明から投入硬貨の全金額を10円で除し
た数に相当する個数のパルスが加減算計数部AS
の入力に加えられることが明らかとなつた。
ところで加減算計数部ASには加減算制御入力
がインバータ7から加えられており、この制御入
力が0のとき加減算計数部ASは加算動作をし、
制御入力が1のとき減算動作をする。
加減算計数部ASはシフトレジスタとバイナリ
カウンタとを具える通常のものである。
硬貨投入時には後述のように加減算計数部AS
への制御入力は0であるので計数部ASは加算動
作を行なう。従つて、硬貨が投入されるとその全
金額に対応した数値が2進情報の形で計数部AS
に計数される。計数部ASの出力P1,P2〜P5はシ
フトレジスタの各段の出力である。この各出力は
比較回路CMに加えられる。比較回路CMはその
入力部に複数のイクスクルーシブオア回路を有
し、これらの回路の一方の入力にそれぞれP1,P2
〜P5が印加され、各他方の入力は販売価格設定回
路SSに接続されている。販売価格設定回路SSは
販売価格を自由に設定しうるもので設定した販売
価格に相当する信号を2進情報の形で比較回路
CMの各イクスクルーシブオア回路の他方の入力
に加えるものである。各イクスクルーシブオア回
路の出力はアンド回路CMAの入力にそれぞれ接
続されている。従つて比較回路CMは加減算計数
部ASの計数値が設定販売価格に一致したとき出
力1を発生する。
この出力は記憶回路8にて記憶されると共にオ
ア回路9を介してアンド回路10の一方の入力に
加わる。この時アンド回路10の他方の入力には
記憶回路8からの出力が印加されるのでアンド条
件が成立し、アンド回路10の出力はフリツプフ
ロツプ11を介してアンド回路12の−の入力に
加わる。アンド回路12の他の入力には釣銭用10
円硬貨が不足していない場合には10円空白検出ス
イツチS6からオア回路9を介して常時信号1が印
加されているので、アンド回路12からは、信号
1が発生し、これにより販売信号送出部VEより
販売信号が送出される。
また記憶回路8の出力信号はオア回路13を介
して硬貨受入拒否電磁制御部CAに印加される。
この電磁制御部CAは硬貨選別装置CS(第2図)
の硬貨通路内にピンを出没させるためのもので、
制御部CAに信号1が印加されると非励磁となり
すべての硬貨通路内にピンを飛出させて、以後通
路を通る硬貨はすべてピンにより阻止されて返却
口OUTへと返却されるようになつている。従つ
て購入者が例えば販売設定価格が60円の場合100
円硬貨1枚を入れて更に誤まつて10円1枚を入れ
た場合、この10円は自動的に返却される。
上記販売信号送出後購入者が購入ボタンを押圧
すると、所定の物品が販売されると同時に販売ス
イツチS4が作動する。
スイツチS4が図示の位置から切換わるとインバ
ータ14の入力は0となり、その出力1は記憶部
15に加わり記憶される。この記憶部15からの
出力はオア回路16を介してタイマT1に加わ
り、タイマT1の遅延動作が始まる。タイマT1
不動作の時はその出力は0でありインバータ17
にて反転された信号1が更にインバータ7により
反転され信号0が加減算計数部ASに加わるため
前述の如く計数部ASは加算動作を行なう。タイ
マT1が遅延動作後その出力に信号1が送出する
のでインバータ7の出力は1となり計数部ASは
減算動作を行なう。他方インバータ17の出力は
アンド回路19の一方の入力に加わるため、アン
ド回路19のアンド条件は成立せずその出力が0
となるのでアンド回路12の出力も0となり販売
信号送出部VEの動作は停止される。すなわち販
売信号はなくなる。
インバータ17の出力0はインバータ18によ
り反転され信号1がタイマT2に加わると共に、
この信号1はアンド回路20,21の各一の入力
にそれぞれ加えられる。タイマーT2から一定時
間の後信号1が送出し、この信号はインバータ2
2を介して各アンド回路20,21の他の入力に
加わる。アンド回路20の一の入力には記憶部1
5の出力がインバータ23を介して加えられてい
るため今の状態では0でありアンド条件は成立し
ない。一方アンド回路21の他の一の入力には記
憶部15の出力1が加えられるためアンド条件が
成立し受入ソレノイド電磁制御部E2が動作す
る。制御部E2が動作すると後述する機械的硬貨
一時保留装置の金銭収納室側のピンPL2が引込ま
れるので一時保留されていた硬貨は金銭収納室へ
と収納される。
アンド回路21の出力1はまたオア回路25を
介してフリツプフロツプ26に印加されそこに記
憶される。フリツプフロツプ26にパルスDPが
加えられるとその出力をアンド回路27、オア回
路25を介してフリツプフロツプ26に戻すこと
により自己保持がなされる。またフリツプフロツ
プ26の出力1はフリツプフロツプ28に加えら
れる。フリツプフロツプ28の出力側はインバー
タ29を介してアンド回路30の一の入力に接続
されている。従つてフリツプフロツプ26の出力
側に1が出力されフリツプフロツプ28に未だ
DPパルスが加わつていない間アンド回路30の
全入力は1となつてアンド条件が成立しその出力
に1を送出する。アンド回路30の出力1は減算
パルス送出部SPの各アンド回路SP1〜SP5の各一
の入力に印加される。
従つて販売価格設定回路からの信号はt1〜t5
タイミングによつて出力側に発生し販売価格に相
当する数値を加減算計数部のレジスタより減算す
る。この時設定販売価格と投入硬貨の額が一致し
ている場合には加減算計数部ASのレジスタの各
段の出力P1〜P5は0となり全回路がリセツトされ
る。すなわちリセツト回路RGはP1〜P5を入力と
し全ての入力が0となつたときリセツト信号RC
を送出し、このリセツト信号RCが各記憶部及び
アンド回路に加わるようになされている。
以上のようにして加減算計数部ASの計数値は
投入硬貨の金額から設定販売価格を引いた値とな
るが、この値が0でない場合はその値に相当する
金額を釣銭として払出す必要がある。
以下販売価格120円で100円硬貨2枚が投入され
た場合の釣銭払出動作について説明する。
販売用スイツチS5が押圧された後は前述の如く
して加減算計数部ASの計数値は8となる。釣銭
が50円以上であるか否かは検出部FDによつて検
出される。すなわち加減算計数部ASの出力P1
P5を入力として計数値が5(すなわち50円)以上
のときその出力に1を、計数値が1〜4のとき
(すなわち50円に満たないとき)はその出力に0
を送出する。検出部FDの出力はアンド回路31
の一方の入力に加えられ、他方の入力には50円硬
貨空白検出スイツチS7に接続されている。従つて
50円硬貨が収納筒に有るときはアンド回路31の
他方の入力に1が加わるので50円以上のとき信号
1は記憶部32にて記憶され、記憶された1はオ
ア回路33を介して電磁制御部FSを付勢して50
円硬貨払出態勢とする。他方フリツプフロツプ2
8の出力信号1はオア回路34を介してアンド回
路35の一の入力に加えられる。釣銭払出スイツ
チS8が図示の位置のときインバータ36の出力は
0であり、フリツプフロツプ37の出力は0であ
るからインバータ38の出力1がアンド回路35
の他の入力に加わる。従つてアンド回路35の出
力は1となり釣銭用硬貨払出用モータ制御部39
を動作させてモータを駆働させる。こうして50円
1枚が釣銭として払出されるとスイツチS8は切換
わりインバータ36の出力は1となりこれがチヤ
ツタリング防止回路40及びフリツプフロツプ3
7を介してアンド回路41の一の入力に加えられ
る。フリツプフロツプ42はパルスWPが加わる
までは出力0であるからインバータ43の出力は
1であり、これがアンド回路41の他の入力に加
えられる。従つてアンド回路41のアンド条件が
成立し、その出力1はアンド回路44,45の各
一の入力に加わる。このときアンド回路44の他
方の入力にはオア回路33の出力1が加えられる
ため、アンド回路の出力に1が生じる。この出力
1は50円硬貨が投入されたと同様な信号としてパ
ルス制御部PCに加えられ、パルス制御部PCから
は第4図Bに示すような信号がアンド回路ANの
一方の入力に加えられるので5個のパルスがオア
回路ORを介して加減算計数部ASに加わる。ここ
で計数部ASは減算態勢であるから計数部は減算
動作を行いその計数値は3となる。
これにより検出部FDの出力は0となり、電磁
制御部FSは消勢される。すなわち釣銭払出機構
は10円払出態勢となる。かくて前述と同様にして
釣銭払出用モータが1回転すると10円硬貨が1枚
払出され、アンド回路41の出力1がアンド回路
45の一方の入力に加わる。
記憶部32の出力0はオア回路33を介してイ
ンバータ46にて反転され信号1がアンド回路4
5の他方の入力に加わるのでアンド条件が成立し
アンド回路の出力は1となる。この出力1は10円
硬貨が投入されたと同様な信号としてパルス制御
部PCに加えられるので、パルス制御部PCにから
は第4図Aに示すような信号がアンド回路ANの
一方の入力に加えられる。従つて1個のパルスが
オア回路ORを介して加減算計数部ASに加わり、
1だけ減算され計数値は2となる。以下同様にし
て順次10円硬貨が払出され、計数部ASの計数値
が0となるとリセツト信号RCが発生し全回路の
動作は停止する。すなわち釣銭払出動作は完了す
る。
次に一旦硬貨が投入された後購入者が返却ボタ
ンを押した場合について説明する。
返却ボタン(図示せず)が押され、返却スイツ
チS5が切換わると、インバータ47の出力は1と
なり、これが返却信号記憶部48に記憶される。
記憶部48の出力信号1はナンド回路49の一方
の入力に印加され、ナンド回路49の他方の入力
には1が加わつているので、ナンド回路49の出
力は0となる。従つてアンド回路19,12は条
件不成立となるから販売信号はしや断される。ま
たこれと同時に返却信号記憶部48の出力1はア
ンド回路20に印加されアンド回路20は販売ス
イツチS4が作動していない状態ではアンド条件が
成立する。従つてアンド回路20の出力1は返却
ソレノイド電磁制御部E1に印加される。
返却ソレノイド電磁制御部E1に信号1が印加
されると前記機械的一時記憶装置の返却ピンPL1
が引込み一時保留された硬貨が返却口OUTへと
返却される。
こうして、投入された100円硬貨そのものが投
入した本人に対して返却される。そして、100円
硬貨投入記憶部52の記憶にもとづいて100円硬
貨の投入金額が加減算計数部ASから減算され
る。その残額が50円硬貨及び10円硬貨で返却すべ
き金額であるので、まず、50円硬貨投入記憶部5
4の記憶にもとづいて50円硬貨を返却すると共に
返却した50円硬貨の金額を加減算計数部ASから
減算する。その残額が10円硬貨で返却すべき金額
であり、加減算計数部ASの内容が0になるまで
10円硬貨を返却する。50円硬貨と10円硬貨の返却
は、前記釣銭払出のときと同様に、50円10円払出
電磁制御部FSとモニタの動きにより50円硬貨収
納筒C1または10円硬貨収納筒C2から払出され
る。
次に、投入硬貨返却のための制御回路部分の動
作を詳しく説明する。
アンド回路20の出力1は返却開始記憶回路5
0に加わる。この記憶回路50に信号1が記憶さ
れることにより自動販売機内の返却制御のための
回路部分が動作する。まず、返却開始記憶回路5
0の記憶信号1は第4図に示すパルスDPに従つ
て繰返し読出され、アンド回路51に印加され
る。このアンド回路51の他の入力には100円硬
貨投入記憶部52の出力が加わるようになつい
る。100円硬貨投入記憶部52は100円硬貨の投入
枚数を記憶しており、何らかの枚数が記憶されて
いれば信号1をワーキングパルスWPに従つて繰
返し出力する。従つて。100円硬貨が投入されて
いればアンド回路51の条件が成立し、信号1が
該アンド回路51からパルス制御部PCに加わ
る。記憶回路50の出力信号1はインバータ61
で反転され、アンド回路62の出力を0にして記
憶部52の記憶枚数を1枚づつ消去する。この消
去はワーキングパルスWPに従つて順次行なわれ
る。投入記憶が1枚の場合はワーキングパルス
WPの1周期後に記憶部52の出力が0になる。
投入記憶がn枚の場合はワーキングパルスWPの
n周期後に記憶部52の出力が0になる。従つ
て、アンド回路51の出力は、、記憶部52の投
入記憶枚数と同じ周期数だけワーキングパルス
WPが発生する間、信号1となつている。例え
ば、100円硬貨の投入記憶が1枚の場合はワーキ
ングパルスWPの1周期の間にだけ信号1がアン
ド回路51から出力される。n枚の場合はパルス
WPのn周期にわたつて信号1がアンド回路51
から出力される。
パルス制御部PCはアンド回路51から信号1
が供給されると、第4図Cに示すパルスを加減算
計数部AS(アンド回路AN)に向けて出力する。
この第4図Cに示すパルスは、ワーキングパルス
WPの1周期の間にアンド回路51から信号1が
供給されると1個出力される。従つてパルスWP
のn周期にわたつて信号1がアンド回路51から
供給されると第4図Cに示すパルスがn個出力さ
れる。
以上のようにして、一時保留機構から返却され
た100円投入硬貨の金額が加減算計数部ASで減算
される。尚、記憶部52の出力が信号1のとき、
すなわち100円投入硬貨の減算を行なつていると
きは、インバータ63によつてアンド回路64の
一方入力に信号0が供給され、50円硬貨投入記憶
部54の出力をとり出すためのアンド回路57及
び50円及び10円硬貨を払出すためのモータ制御部
39を動作しないようにしている。
返却した100円投入硬貨の減算が終了すると、
記憶部52の出力は0になるのでアンド回路64
の条件が成立し、アンド回路57が動作可能とな
り、かつモータ制御部39が動作を開始する。こ
れにより、まず50円の投入硬貨の返却が行なわれ
る。
すなわち、50円硬貨投入記憶部54は100円硬
貨投入記憶部52と同様に、硬貨投入枚数を記憶
しており、何らかの枚数が記憶されているとワー
キングパルスWPに従つて信号1を繰返し出力し
ている。この出力はアンド回路57の他の入力に
加わる。従つて、50円硬貨の投入が記憶されてい
れば、アンド回路57の出力は信号1になり、オ
ア回路33を経て50円10円払出電磁制御部FSを
付勢し、50円硬貨収納筒C1から50円硬貨を1枚
払出す。50円硬貨が1枚払出されると、釣銭払い
出しスイツチS8が作動し、インバータ36の出
力が信号1となり、アンド回路41からワーキン
グパルスWPの1周期分の幅のパルス(信号1)
が出力される。このアンド回路41の出力信号1
はアンド回路44に加わる。このアンド回路44
はアンド回路57の出力信号1によつて動作可能
となつているから、該アンド回路44の出力はワ
ーキングパルスWPの1周期分の時間だけ信号1
となる。パルス制御部PCはこのアンド回路44
の出力信号1にもとづいて第4図Bに示すパルス
を発生し、今返却した50円硬貨1枚分の金額を加
減算計数部ASから減算する。
また、アンド回路41の出力パルスはインバー
タ55で反転され、アンド回路56の出力をワー
キングパルスWPの1周期分の時間の間だけ信号
0にする。このアンド回路56の出力信号0によ
り、50円硬貨投入記憶部54の硬貨投入記憶が1
枚分だけ消去される。50円硬貨の投入枚数が1枚
の場合は、1枚分の消去により記憶部54の記憶
は直ちに0になり、その次のワーキングパルス
WPのタイミングにおいて記憶部54の出力が信
号0になる。従つて、50円硬貨はもう払出されな
い、しかし、50円硬貨の投入枚数がn枚の場合
は、1枚の硬貨が返却された後の記憶部54の記
憶はn−1枚であり、記憶部54の出力は信号1
である。従つて、前述と同様に、電磁制御部FS
が付勢され、50円がもう1枚払出され、50円硬貨
1枚分の金額が加減算計数部ASで減算される。
こうして、50円硬貨投入記憶部54の記憶が0に
なるまで50円硬貨が1枚づつ順次返却されると共
に、払出し金額が計数部ASで減算される。
50円硬貨投入記憶部54の記憶が0になると、
アンド回路57の出力は0になり、払出電磁制御
部FSは消勢されて、10円硬貨払出し態勢とな
る。このときの加減算計数部ASの計数内容が10
円硬貨投入金額に相当する。10円硬貨の払出しは
前述の釣銭払出し動作と同様にして行なわれる。
そして、加減算計数部ASの計数内容が0になる
まで10円硬貨が払出されると、リセツト信号Rc
が発生し、投入硬貨返却動作がすべて終了する。
次に釣銭用硬貨収納筒内に硬貨が不足している
場合についてのべる。10円空白検出スイツチS6
釣銭用10円硬貨収納筒C2に設けられており釣銭
用10円硬貨が不足している場合にオア回路9に0
信号を加える。オア回路9の出力はアンド回路1
0の一方の入力に加えられる。従つて釣銭用10円
硬貨がが不足の場合アンド回路10の条件は不成
立となり、アンド回路12からは信号1は発生し
ない。またスイツチS6はオア回路9を介してイン
バータ59に接続されているから、インバータ5
9の出力は1となり、これがアンド回路60の一
方の入力に加わる。アンド回路60の他方の入力
には記憶回路8の出力1が印加されているので、
アンド条件は成立し返却記憶部48に信号1を返
却指令信号として加える。
従つて釣銭が不足している場合は返却スイツチ
S5を作動した場合と同じ状態となり、前記返却時
と同様にして投入された硬貨は自動返却される。
尚、一致信号がオア回路9を介してアンド回路
10の入力に加えられている場合には、10円空白
検出スイツチS6により信号0がオア回路9に加え
られてもアンド回路10には依然として信号1が
送出し販売信号が送出されるので前記返却動作は
行われない。
本考案の主要部に関連する事柄を整理すると、
スイツチS6によつて釣銭不足が検出されている場
合は、投入硬貨額と販売設定価格が一致していれ
ば比較回路CMは常時信号1を出力し、記憶回路
8にも信号1が記憶されているのでアンド回路1
0の条件が成立し、販売が行なわれる。すなわ
ち、釣銭を支払う必要がないからである。このと
き記憶回路8の出力信号1により硬貨受入拒否電
磁制御部CAが作動し、以降の投入硬貨を返却す
る。投入硬貨額が販売設定価格を上回ると、比較
回路CMから短時間信号1が出力され、記憶回路
8に信号1が記憶されるが、オア回路9の出力は
すぐに信号0になるので販売には至らない。そし
て、アンド回路60の出力が信号1になり、投入
硬貨の自動返却が行なわれる。勿論、受入拒否電
磁制御部CAも作動して、以後の投入硬貨を事前
に返却する。既に投入された硬貨の返却は、硬貨
投入記憶部52及び54と加減算計数部ASの内
容にもとづいて投入硬貨の金種組合せの通りに行
なわれる。
尚各スイツチS1,S2,S3が接触不良となつて0
信号が常に加えられる時には、パルス制御部PC
からオア回路13に加えられている信号Kpが信
号1となり、これがオア回路13を介して硬貨受
入拒否電磁制御部CAに印加されるので、第2図
のピンCAPが硬貨選別装置の各硬貨通路に突出
して投入硬貨を全て返却する。
以上の実施例においてはアンド回路12の出力
信号1を販売信号送出部VEに加えた後、販売ス
イツチS4の切換によつて始めて硬貨受入、釣銭払
出動作を行なうようにしているが、アンド回路1
2の出力を直接記憶部15の入力に販売指令信号
として加えるようにしても同様な各動作を行なう
ことができる。
また各スイツチは有接点のスイツチに限らず無
接点のもの例えば近接スイツチ、ホトトランジス
タを利用したもの等を使用できることはいうまで
もない。
また設定販売価格減算パルス送出部SP、販売
価格設定回路SS、比較回路CM、販売信号記憶制
御部CG、販売信号送出部等を複数系列設けるこ
とにより複数種の商品を適宜販売することができ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、釣銭不足
時において投入金額が販売設定価格を上回つた場
合は投入硬貨を自動的に返却するようにしたた
め、硬貨受入拒否電磁装置は1個有ればよいの
で、硬貨選別装置周辺の構成が小型化され、しか
も低コストとなる。また、投入硬貨を金種別に記
憶し、その記憶内容にもとづいて投入硬貨を返却
するので、従来見られたような投入硬貨の只取り
は起こらない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動販売機の制御装置の一実
施例を示すブロツク線図、第2図は投入硬貨の流
れを示す機構説明図、第3図は第1図の詳細回路
図、第4図は第3図の各部波形を示すグラフであ
る。 PC……パルス制御部、AN……アンド回路、
OR……オア回路、AS……加減算計数部、SS…
…販売価格設定回路、CM……比較回路、CG…
…販売信号記憶制御部、VE……販売信号送出
部、CA……硬貨受入拒否電磁制御部、S4……返
却用スイツチ、S5……販売用スイツチ、E1……
返却ソレノイド電磁制御部、E2……受入ソレノ
イド電磁制御部、RK……釣銭及び返却装置、FD
……50円有無検出部、FM……50円硬貨投入記憶
部、OM……100円硬貨記憶部、FS……50円、10
円払出電磁制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 投入硬貨を加算計数し、商品販売価格及び釣銭
    払出額あるいは解約金払出額を減算計数する可逆
    計数回路と、 この可逆計数回路の計数内容にもとづいて釣銭
    用硬貨収納部からの釣銭払出しを制御する釣銭払
    出制御部と、 投入硬貨を金種別に蓄積しかつその枚数を計数
    し、解約信号に応じて投入硬貨をその金種組合せ
    の通りに返却する返金制御部と を具える自動販売機において、 前記釣銭用硬貨収納部に配設され、釣銭用硬貨
    が一定枚数以下になつたとき釣銭不足信号を発生
    する釣銭不足検出装置と、 投入金額と販売価格を比較し一致時に一致信号
    を不一致時に不一致信号を送出する比較回路と、 この比較回路の一致信号を記憶する記憶回路
    と、記憶回路からの一致信号比較回路からの不一
    致信号、及び釣銭不足信号の論理積を実質的に行
    なう論理回路とを具え、 釣銭不足時に投入金額が販売価格を上回つたと
    き前記論理回路より解約信号を発生させ、この解
    約信号により投入硬貨をその金種の組合せ通りに
    自動的に返却するようにした自動販売機の制御装
    置。
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