JPS6211110B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211110B2 JPS6211110B2 JP13011980A JP13011980A JPS6211110B2 JP S6211110 B2 JPS6211110 B2 JP S6211110B2 JP 13011980 A JP13011980 A JP 13011980A JP 13011980 A JP13011980 A JP 13011980A JP S6211110 B2 JPS6211110 B2 JP S6211110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silk
- water
- oil
- compound
- treated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は組紐に使用する絹糸の防炎、防水及び
防油加工法である。
防油加工法である。
日本古来の伝統工芸として知られている組紐は
今日広い応用面をもつて使用されるに至つている
が、その製作方法は多種多様で古来より殆んど変
化なく伝誦によつて伝えられている。ところで、
かかる組紐の応用面となると古来のものとは異
り、洋式文化に富んだ現代の社会においては、例
えば室内インテリア、ネクタイ、のれん、美術工
芸品、装飾品等往時には考えられなかつた新しい
社会環境の下、新しい法規制約の下に多岐にわた
つてきたので組紐の素材にも防炎性、撥水性、撥
油性が要求せられるに至つている。
今日広い応用面をもつて使用されるに至つている
が、その製作方法は多種多様で古来より殆んど変
化なく伝誦によつて伝えられている。ところで、
かかる組紐の応用面となると古来のものとは異
り、洋式文化に富んだ現代の社会においては、例
えば室内インテリア、ネクタイ、のれん、美術工
芸品、装飾品等往時には考えられなかつた新しい
社会環境の下、新しい法規制約の下に多岐にわた
つてきたので組紐の素材にも防炎性、撥水性、撥
油性が要求せられるに至つている。
現在他の多くの衣料素材は次々と繊維加工技術
によつて改革されているが、組紐の絹糸について
は伝統工芸品ということで新しい繊維加工技術が
殆んど取り入れられていないのが現状である。本
発明は上記の防炎、撥水及び撥油の要求に対応す
る加工法として生まれたものである。
によつて改革されているが、組紐の絹糸について
は伝統工芸品ということで新しい繊維加工技術が
殆んど取り入れられていないのが現状である。本
発明は上記の防炎、撥水及び撥油の要求に対応す
る加工法として生まれたものである。
しかして伝統工芸品としての組紐はその基本的
感覚を絹に依存しているため、いわゆる絹鳴りの
風合が絶対的必須条件である。このために組紐素
材には絹鳴り加工剤例えばジメチルシロキサン、
コロイダルシリカ、タンニン酸脂肪酸エステル
類、高級アルコール、ロジン類の変形商品等が使
用されてきたが、組紐素材に防炎、防水及び防油
の加工処理をすると絹の風合が損われ、これらを
さらに絹鳴り加工剤で処理してもその効果は得ら
れず又撥水、撥油剤に使用する弗素化合物の弗素
の配向性が得られず、その撥水性、撥油性が低下
する。
感覚を絹に依存しているため、いわゆる絹鳴りの
風合が絶対的必須条件である。このために組紐素
材には絹鳴り加工剤例えばジメチルシロキサン、
コロイダルシリカ、タンニン酸脂肪酸エステル
類、高級アルコール、ロジン類の変形商品等が使
用されてきたが、組紐素材に防炎、防水及び防油
の加工処理をすると絹の風合が損われ、これらを
さらに絹鳴り加工剤で処理してもその効果は得ら
れず又撥水、撥油剤に使用する弗素化合物の弗素
の配向性が得られず、その撥水性、撥油性が低下
する。
尚有機燐系化合物の防炎剤による防炎加工と上
記弗素系撥水、撥油剤による加工とは異質である
ので同時に加工すると夫々の効果が減殺される難
点がある。これは界面張力において防炎剤及び絹
鳴り加工剤が概して高く撥水、撥油剤が低いため
に撥水、撥油性に上記の影響を及ぼすものと考え
られる。本発明はこの点を改良したもので、その
方法は次の通りである。
記弗素系撥水、撥油剤による加工とは異質である
ので同時に加工すると夫々の効果が減殺される難
点がある。これは界面張力において防炎剤及び絹
鳴り加工剤が概して高く撥水、撥油剤が低いため
に撥水、撥油性に上記の影響を及ぼすものと考え
られる。本発明はこの点を改良したもので、その
方法は次の通りである。
絹糸の組紐素材をその繊維内でグラフト重合す
る防炎剤で処理し、次いで弗素を含有する有機化
合物から成る撥水・撥油剤と高級脂肪酸とH2N−
C(CH2OH)2との反応物であるジメチロールオ
キサゾール化合物から成る絹鳴り加工剤を併用し
て処理する方法である。
る防炎剤で処理し、次いで弗素を含有する有機化
合物から成る撥水・撥油剤と高級脂肪酸とH2N−
C(CH2OH)2との反応物であるジメチロールオ
キサゾール化合物から成る絹鳴り加工剤を併用し
て処理する方法である。
本発明に使用する防炎剤としては、アジリニル
ホスフインオキサイド、テトラヒドロオキシホス
ホンクロライド等アミノプラスト樹脂併用の防炎
化合物、末端にビニール基を有する化合物、例え
ばクロルエンド酸(1)、イーストマンコダツク社の
米国特許第2790823号(1957年4月30日)に見ら
れる下記構造式を有する化合物(2)、アリールジク
ロルプロピル燐酸エステル(3)、ビニールジクロル
エチル燐酸エステル(4)、ヘキスト社米国特許第
2959609号、トリスアリール燐酸エステル等であ
る。
ホスフインオキサイド、テトラヒドロオキシホス
ホンクロライド等アミノプラスト樹脂併用の防炎
化合物、末端にビニール基を有する化合物、例え
ばクロルエンド酸(1)、イーストマンコダツク社の
米国特許第2790823号(1957年4月30日)に見ら
れる下記構造式を有する化合物(2)、アリールジク
ロルプロピル燐酸エステル(3)、ビニールジクロル
エチル燐酸エステル(4)、ヘキスト社米国特許第
2959609号、トリスアリール燐酸エステル等であ
る。
(1) クロルエンド酸
(2)
(3)
(4)
(5)
本発明は上記の防炎剤を繊維とグラフト重合さ
せるものである。
せるものである。
又本発明に使用する撥水、撥油剤である弗素を
含有する有機化合物とはパーフルオロアルコール
のアクリル酸エステル(6)、パーフルオロ脂肪酸ク
ロライドとエチレンイミンの反応物(7)、パーフル
オロスルホアミドのビニール化合物(8)、パーフル
オロアルコールのエポキシ化物(9)、パーフルオロ
アルコールのクロロメチル化物の四級化物(10)、ま
たはこれらの重合物である。
含有する有機化合物とはパーフルオロアルコール
のアクリル酸エステル(6)、パーフルオロ脂肪酸ク
ロライドとエチレンイミンの反応物(7)、パーフル
オロスルホアミドのビニール化合物(8)、パーフル
オロアルコールのエポキシ化物(9)、パーフルオロ
アルコールのクロロメチル化物の四級化物(10)、ま
たはこれらの重合物である。
(6)
R=H、メチル、エチル、ブチル
英国特許第915759号
特公昭42−15083、特公昭42−20463
(7)
特公昭42−2912、特公昭42−8851
(8)
米国特許第3232790号
(9)
米国特許第3232790
(10)
英国特許第1059278号
本発明者は、絹素材の特徴として上記弗素含有
化合物や反応性化合物である防炎剤とはグラフト
重合することが可能であるので、先ず絹素材に防
炎処理を行い、次いで防水、防油処理を行えば、
それらの効果を損わないことを見出した。又本発
明者は絹鳴り加工剤として、従来、反応性あるい
は重合型撥水剤として知られている下記式 (式中、RはC12〜C22の脂肪族化合物)で示され
る脂肪族オキサゾール系化合物のジメチロール化
物を主成分とするもの、例えばシルクソフナー
GIS(商品名、ヨネカ工業社製)を使用すれば上
記撥水、撥油剤と併用しても上記の防火性を保ち
つつ絹素材に撥水、撥油性が与えられかつ絹の風
合が保持されることを見出した。
化合物や反応性化合物である防炎剤とはグラフト
重合することが可能であるので、先ず絹素材に防
炎処理を行い、次いで防水、防油処理を行えば、
それらの効果を損わないことを見出した。又本発
明者は絹鳴り加工剤として、従来、反応性あるい
は重合型撥水剤として知られている下記式 (式中、RはC12〜C22の脂肪族化合物)で示され
る脂肪族オキサゾール系化合物のジメチロール化
物を主成分とするもの、例えばシルクソフナー
GIS(商品名、ヨネカ工業社製)を使用すれば上
記撥水、撥油剤と併用しても上記の防火性を保ち
つつ絹素材に撥水、撥油性が与えられかつ絹の風
合が保持されることを見出した。
以下、実施例によつて本発明の実施の態様を説
明する。
明する。
実施例 1
精練標白した絹糸100gを浴比1:25でクロル
エンド酸の乳化物30gを加えた浴に浸漬し、80〜
85℃で30分間保つた。(この間に70〜75%の重量
増加があつた)次いで過硫酸カリ0.5gを加え
て、上記絹とのグラフト重合を85〜90℃で30分間
行わせた。この間重量増加120%のグラフト重合
した絹糸を得た、次でこれを水洗処理した後、パ
ーフルオロアルコールのアクリル酸エステル4
%、ジメチロールオキサゾール1%を含有するア
ルコールトリクロルエタンの溶液中に浸漬し、吸
収85%重量で脱水し、これを110〜120℃で5分間
養生加熱し製品を得た。
エンド酸の乳化物30gを加えた浴に浸漬し、80〜
85℃で30分間保つた。(この間に70〜75%の重量
増加があつた)次いで過硫酸カリ0.5gを加え
て、上記絹とのグラフト重合を85〜90℃で30分間
行わせた。この間重量増加120%のグラフト重合
した絹糸を得た、次でこれを水洗処理した後、パ
ーフルオロアルコールのアクリル酸エステル4
%、ジメチロールオキサゾール1%を含有するア
ルコールトリクロルエタンの溶液中に浸漬し、吸
収85%重量で脱水し、これを110〜120℃で5分間
養生加熱し製品を得た。
この絹糸は良好な絹鳴りを有するとともに防
炎、防水、防油の性能を併せ有する伝統工芸品の
組紐に適した素材であつた。
炎、防水、防油の性能を併せ有する伝統工芸品の
組紐に適した素材であつた。
このものはJIS L 1091、1004のテストに合格
し、消防法施行規則第4条の3、TISA1322、
Z2150にも合格し、なお撥水テストはスプレー法
で95、水滴法で3分間以上にも合格した。
し、消防法施行規則第4条の3、TISA1322、
Z2150にも合格し、なお撥水テストはスプレー法
で95、水滴法で3分間以上にも合格した。
実施例 2
精製漂白した絹糸に、トリスアリール燐酸エス
テルの弗素化物をその絹糸の重量に対して15%
(OWf)又パーオキサイドを0.2%(OWf)それら
の溶液又は水分散液から付着させ、次いで120℃
のスチーミングを10〜30分間行い、絹糸とのグラ
フト重合を行わせ、重量増加9.5%の絹糸を得
た。次に撥水、撥油性樹脂エマルジヨンとしてデ
イクガードF−70(商品名大日本インク社製)6
%OWfとエマルジヨン型のジメチロールオキサ
ゾールの1%OWfをパツトドライブ方式により
付着させて製品とした。このものは実施例1と同
様に撥水、撥油性で防炎性にも優れた組紐素材で
あつた。
テルの弗素化物をその絹糸の重量に対して15%
(OWf)又パーオキサイドを0.2%(OWf)それら
の溶液又は水分散液から付着させ、次いで120℃
のスチーミングを10〜30分間行い、絹糸とのグラ
フト重合を行わせ、重量増加9.5%の絹糸を得
た。次に撥水、撥油性樹脂エマルジヨンとしてデ
イクガードF−70(商品名大日本インク社製)6
%OWfとエマルジヨン型のジメチロールオキサ
ゾールの1%OWfをパツトドライブ方式により
付着させて製品とした。このものは実施例1と同
様に撥水、撥油性で防炎性にも優れた組紐素材で
あつた。
このものはカーペツトとしてのテスト
JISL1091に合格するものでASTMD1230
(AATCC法)マツチテストにも合格した。
JISL1091に合格するものでASTMD1230
(AATCC法)マツチテストにも合格した。
Claims (1)
- 1 組紐素材の絹糸を、該素材とグラフト重合す
る防炎剤で処理し、次いで弗素を含有する有機化
合物から成る撥水、撥油剤とジメチロールオキサ
ゾール化合物から成る絹鳴り加工剤を併用して処
理することを特徴とする組紐素材の防炎、防水及
び防油加工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13011980A JPS5756582A (en) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | Flame retardant water-proofing and oil resistant process of braided string material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13011980A JPS5756582A (en) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | Flame retardant water-proofing and oil resistant process of braided string material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5756582A JPS5756582A (en) | 1982-04-05 |
| JPS6211110B2 true JPS6211110B2 (ja) | 1987-03-10 |
Family
ID=15026396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13011980A Granted JPS5756582A (en) | 1980-09-19 | 1980-09-19 | Flame retardant water-proofing and oil resistant process of braided string material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5756582A (ja) |
-
1980
- 1980-09-19 JP JP13011980A patent/JPS5756582A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5756582A (en) | 1982-04-05 |
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