JPS6214184B2 - - Google Patents
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- JPS6214184B2 JPS6214184B2 JP55172027A JP17202780A JPS6214184B2 JP S6214184 B2 JPS6214184 B2 JP S6214184B2 JP 55172027 A JP55172027 A JP 55172027A JP 17202780 A JP17202780 A JP 17202780A JP S6214184 B2 JPS6214184 B2 JP S6214184B2
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Description
本発明は熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物に関する。さらに詳しくは、重合主成分として
イソプレン、ピペリレン、及びモノオレフインを
含有し、これら重合成分の割合がイソプレン10な
いし25重量%、ピペリレン20ないし30重量%及び
モノオレフイン45ないし70重量%であり、かつイ
ソプレンとピペリレンの合計量に対するイソブレ
ンの割合が10ないし50重量%である炭化水素留分
を、カチオン重合して得られる炭化水素樹脂、又
はこの炭化水素樹脂の変性物を粘着付与剤として
使用することにより、トラフイツクペイント用組
成物の充填剤沈降性が改善され、かつ耐熱安定
性、塗膜の耐候性、耐汚染性、圧縮強度及び耐久
性に優れた熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物に関する。 、道路の区画線あるいはその他の標示には従来
から自然乾燥型、加熱スプレー型あるいは熱溶融
型などの種々のタイプのトラフイツクペイントが
知られている。これらのトラフイツクペイントの
うちでは、短時間のうちに塗膜が硬化して施工時
間を短縮することのできる熱溶融型トラフイツク
ペイントが交通の激しい道路上に施工する場合に
賞用されている。 従来、熱溶融型トラフイツクペイント用組成物
の一成分である粘結付与剤としては、マレイン化
ロジン、アルキツド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエ
ステルなどが使用できることが知られているが、
これらの中ではマレイン化ロジンなどのロジン変
性物が最も優れているとされている。しかし、ロ
ジン変性物は原料を天然物に依存しているために
近年の著しい需要の伸びには対処できない。 従来のロジン変性物に代替し得る粘結付与剤と
して、工業的に安価にかつ容易に製造できる炭化
水素樹脂が注目されている。これらの炭化水素樹
脂のうちで脂肪族系炭化水素樹脂あるいはその変
性物を熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
粘結付与剤に使用すると、組成物の色相および耐
熱安定性には優れているが、充填剤の沈降性が大
きくしかも塗膜にヘアークラツクが発生し易いと
いう欠点がある。一方、芳香族系炭化水素樹脂あ
るいはその変性物を熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物の粘結付与剤として使用すると、組成
物中の充填剤の沈降性に優れ、かつ塗膜の耐汚染
性および圧縮強度に優れているが、塗膜の耐候性
に劣り、容易に黄変するという欠点がある。ま
た、脂肪族系と芳香族系との共重合炭化水素樹脂
を使用することによつて前述の脂肪族系炭化水素
樹脂および芳香族系炭化水素樹脂のそれぞれの欠
点を改善する方法も考えられる。しかし、通常の
脂肪族系不飽和炭化水素含有留分と芳香族系不飽
和炭化水素含有留分を共重合させた場合に、熱溶
融型トラフイツクペイント用組成物の粘結付与剤
として使用できる炭化水素樹脂は、その炭化水素
樹脂の軟化点の面から脂肪族系不飽和炭化水素成
分を主成分として含有し、芳香族系不飽和炭化水
素成分を少量含有する脂肪族系と芳香族系との共
重合炭化水素樹脂か、あるいは芳香族系不飽和炭
化水素成分を主成分として含有し脂肪族系不飽和
炭化水素成分を少量含有する脂肪族系と芳香族系
との共重合炭化水素樹脂に限られる。しかし、こ
れらの脂肪族系と芳香族系との共重合炭化水素樹
脂では脂肪族系炭化水素樹脂あるいは芳香族系炭
化水素樹脂の前述のようなそれぞれの欠点を充分
に改善することはできない。 本発明は、重合主成分としてイソプレン、ピペ
リレン及びモノオレフインとを特定の割合で含有
する炭化水素溜分を、カチオン重合して得られる
炭化水素樹脂を、粘結付与剤として使用すると、
充填剤沈降性に特に優れ、色相及び耐熱安定性、
塗膜の耐候性、耐汚染性、圧縮強度、耐候性、耐
久性に優れた熱溶融型トラフイツクペイント用組
成物が得られることを見い出したことに基づくも
のである。さらに、上記の炭化水素樹脂は、マレ
イン化ロジンなどのロジン変性物、アルキツド樹
脂、エポキシ樹脂あるいはポリオレフイン系樹脂
との相溶性に優れているので、これらの樹脂を粘
結付与剤あるいは可塑剤として併用する場合には
均一な熱溶融型トラフイツクペイント用組成物が
得られるという利点がある。 すなわち、本発明は、重合主成分としてイソプ
レン、ピペリレン及びモノオレフインを含有し、
これら重合成分の割合がイソプレン10ないし25重
量%、ピペリレン20ないし30重量%、及びモノオ
レフイン45ないし70重量%であり、かつイソプレ
ンとピペリレンの合計量に対するイソプレンの割
合が10ないし50重量%である炭化水素留分を、カ
チオン重合して得られる炭化水素樹脂、又はこの
炭化水素樹脂の変性物を粘結付与剤として含有す
ることを特徴とする熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物である。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物の粘結付与剤として使用される炭化水素樹脂
は、重合主成分としてイソプレン、ピペリレン、
及びモノオレフインを含有し、これら重合成分の
割合がイソプレン10ないし25重量%、ピペリレン
20ないし30重量%、及びモノオレフイン45ないし
70重量%であり、かつイソプレンとピペリレンの
合計量に対するイソプレンの割合が10ないし50重
量%である炭化水素留分を、カチオン重合して得
られる炭化水素樹脂、又はその変性物であること
が必要である。 さらに好ましくは、本発明で使用される炭化水
素樹脂は重合主成分としてイソプレン、ピペリレ
ン、環状モノオレフイン及び鎖状モノフレフイン
を含有し、これら重合成分の割合がイソプレン10
ないし25重量%、ピペリレン20ないし30重量%環
状モノオレフイン5ないし10重量%及び鎖状モノ
オレフイン35ないし65重量%であり、かつイソプ
レンとピペリレンの合計量に対するイソプレンの
割合が10ないし50重量%である炭化水素留分を、
カチオン重合して得られる炭化水素樹脂である。 特に、この炭化水素樹脂の原料となる炭化水素
留分中のイソプレン及びピペリレンの重合成分中
の割合と、イソプレンとピペリレンの割合が重要
であり、これらの特定範囲を外れると、特に熱溶
融型トラフイツクペイント用組成物中の充填剤の
沈降性が大きくなり、本発明の目的を達成し得な
い。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物の粘結付与剤に使用される炭化水素樹脂は、重
合主成分としてイソプレン、ピペリレン及びモノ
オレフインを含有し、これら重合成分の割合がイ
ソプレン10ないし25重量%、ピペリレン20ないし
30重量%及びモノオレフイン45ないし70重量%で
あり、かつイソプレンとピペリレンの合計量に対
するイソプレンの割合が10ないし50重量%である
不飽和炭化水素含有留分を、たとえば、三塩化ア
ルミニウム、三弗化ホウ素あるいはその錯体、四
塩化スズなどのフリーデルクラフツ型触媒の存在
下に通常の方法に従つてカチオン重合することに
よつて製造される。 石油類の熱分解の際に得られる沸点範囲が−20
ないし+100℃の脂肪族系不飽和炭化水素含有留
分は、炭素数4及び5を主成分とするジエン類お
よびアルケン類であり、さらに具体的には、ピペ
リレン、イソプレン、シクロペンタジエン、メチ
ルシクロペンタジエン、ブタジエン、2−メチル
−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、1−ペ
ンテン、2−ペンテン、1−ブテン、2−ブテ
ン、イソブチレンなどであるが、この留分を適当
に蒸留、抽出等の処理を行つて、各重合成分の割
合を前記の範囲にしたものを原料炭化水素留分と
し、これをカチオン重合する方法が好ましい。勿
論、高純度のイソプレン及びピペリレンに各種の
モノオレフインを混合したものも使用できる。 特に、通常C5留分と呼ばれる沸点範囲+20な
いし+100℃の混合炭化水素留分(a)と、この留分
からイソプレン、ピペリレン等を抽出した残りの
留分(b)との混合物、この留分(b)にイソプレン、ピ
ペリレン又はそれら高濃度に含有する留分を混合
したものを、原料炭化水素留分とするのが推薦さ
れる。 これらの不飽和炭化水素成分を前記の特定の組
成範囲で含有する炭化水素留分をカチオン重合し
て得られる炭化水素樹脂のうちでは、数平均分子
量が500ないし1500の範囲にあり、軟化点(環球
法)が70ないし130℃の範囲にあり、かつ色相
(ガードナー)が9以下にある炭化水素樹脂を本
発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
粘着付与剤として使用することが好ましい。 以上のようにして得られた炭化水素樹脂は、一
般にイソプレン15ないし25モル%、ピペリレン30
ないし50モル%、環状モノオレフイン2ないし10
モル%及び鎖状モノオレフイン15ないし53モル%
よりなる平均組成を有するものである。なお、こ
れらの組成は原料炭化水素留分の組成と、重合後
の未重合留分の組成の差より算出されたものであ
る。 前記炭化水素樹脂を熱溶融型トラフイツクペイ
ント用組成物の粘結付与剤として使用する際に、
マレイン化ロジンなどのロジン変性物と併用する
場合には炭化水素樹脂は未変性の状態で使用され
ることもあるが、炭化水素樹脂を単独で配合する
場合には熱溶融型トラフイツクペイント用組成物
の流動性を向上させるために通常は変性して使用
される。前記の炭化水素樹脂を変性する方法とし
ては、本出願人が特公昭50−39451号公報におい
て提案した方法をそのまま適用することができ
る。たとえば、前記の炭化水素樹脂を溶融状態あ
るいは溶液状態のように液状で分子状酸素含有ガ
スで酸化する方法、前記の炭化水素樹脂を溶融状
態あるいは溶液状態のように液状で、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸、無
水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン
酸、無水ハイミツク酸、アクリル酸メチル、メタ
クリル酸メチル、アレイン酸ジメチル、フマール
酸ジメチル、イタコン酸ジメチルなどのような
d・β−不飽和カルボン酸、その無水物またはそ
のエステルと共に通常はラジカル開始剤の存在下
に、加熱することによつて極性基を導入する方
法、あるいは前記の二つの方法のうちでカルボキ
シル基または酸無水物基の導入された炭化水素樹
脂変性物に一価あるいは多価のアルコール類を反
応させることによつてエステル結合を導入する方
法などをあげることができる。このような方法に
よつて製造された炭化水素樹脂変性物に未変性の
炭化水素樹脂を配合した炭化水素樹脂変性組成物
を粘結付与剤として使用することもできる。いず
れの場合にも粘結付与剤として炭化水素樹脂変性
物を単独で使用する際には、炭化水素樹脂をカル
ボン酸あるいはその無水物で変性した場合にはそ
の酸価は0.1ないし30の範囲にあるか、あるいは
エステル化変性した場合にはそのケン化価は0.1
ないし60の範囲にあることが好ましい。炭化水素
樹脂変性物の酸価あるいはケン化価が0.1より小
さくなると熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物の流動性が低下するようになり、酸価が30より
大きくなるか、あるいはケン化価が60より大きく
なると充填剤の沈降性が大きくなるので、前記の
範囲にあることが好ましい。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物には、前記の特定割合のイソプレン、ピペリレ
ン及びモノオレフインを含有する炭化水素留分を
カチオン重合して得られる炭化水素樹脂(変性物
をも含む)からなる粘結付与剤(A)の他に、通常
は、チタン白、亜鉛華、黄鉛、ベンガラ、フタロ
シアニングリーンなどの顔料(B);炭酸カルシウ
ム、硅砂、寒水砂、タルク、硫酸カルシウムなど
の充填剤(C);ガラスビーズまたはカツトガラスな
どの光反射性物質あるいは滑り防止性物質(D)など
が配合され、その他に必要に応じて、マレイン化
ロジンなどのロジン変性物、アルキツド系樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのような
前記の炭化水素樹脂(A)以外の粘結付与剤(E);合成
ワツクス、パラフインワツクス、ジオクチルフタ
レート、ジブチルフタレート、流動パラフイン、
塩化ジフエニル、アルキツド系樹脂、鉱物油など
の可塑剤(F);耐熱安定剤(G);耐候安定剤(H)などが
配合される。本発明の熱溶融型トラフイツクペイ
ント用組成物にこれらの成分を配合する場合の配
合割合は、前記の炭化水素樹脂からなる粘結付与
剤(A)100重量部に対して、顔料(B)は2ないし200重
量部の範囲、充填剤(C)は50ないし1000重量部の範
囲、光反射性物質あるいは滑り防止性物質(D)は30
ないし200重量部の範囲、炭化水素樹脂以外の粘
結付与剤(E)は10ないし1000重量部の範囲である。
その他の可塑剤(F)、耐熱安定剤(G)および耐候安定
剤(H)については必要に応じて適宜量が配合され
る。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物には、組成物中に含有される成分によつて、た
とえば次の種類のものがある。すなわち、炭化水
素樹脂からなる粘結付与剤(A)、顔料(B)および充填
剤(C)を含有する熱溶融型トラフイツクペイント用
組成物;炭化水素樹脂からなる粘結付与剤(A)、顔
料(B)、充填剤(C)および光反射性物質あるいは滑り
防止性物質(D)を含有する熱溶融型トラフイツクペ
イント用組成物;炭化水素樹脂からなる粘結付与
剤(A)、顔料(B)および光反射性物質あるいは滑り防
止性物質(D)を含有する熱溶融型トラフイツクペイ
ント用組成物などを例示することができる。これ
らのいずれの熱溶融型トラフイツクペイント用組
成物にも、必要に応じて炭化水素樹脂からなる粘
結付与剤(A)以外の粘結付与剤(E)、可塑剤(F)、耐熱
安定剤(G)あるいは耐候安定剤(H)をそれぞれ適宜量
配合することができる。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物を調製する方法としては、炭化水素樹脂からな
る粘結付与剤を溶融状態で撹拌しながら顔料、充
填剤、光反射性物質あるいは滑り防止性物質およ
び必要に応じてその他の成分を配合する方法、あ
るいは全成分を混合した後に溶融させる方法など
をあげることができる。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物は通常の熱溶融型トラフイツクペイント塗装施
工機によつて容易に施工することができる。 以上に詳述したように、本発明の熱溶融型トラ
フイツクペイント用組成物は、粘結付与剤として
重合主成分としてイソプレン、ピペリレン、及び
モノオレフインを含有し、これら重合成分の割合
がイソプレン10ないし25重量%、ピペリレン20な
いし30重量%及びモノオレフイン45ないし70重量
%であり、かつイソプレンとピペリレンの合計量
に対するイソプレンの割合が10ないし50重量%で
ある炭化水素留分を、カチオン重合して得られる
炭化水素樹脂、又はこの変性物を使用するもので
あつて、このような炭化水素樹脂を使用すると、
充填剤の沈降性および耐熱安定性などの組成物の
物性に優れ、耐候性、耐汚染性、圧縮強度が改善
されかつヘア−クラツクの発生が抑制されるなど
塗膜の物性が改善されるという特徴を有してい
る。 次に、本発明の熱溶融型トラフイツクペイント
用組成物を実施例によつて具体的に説明する。 実施例 実内容積1の耐圧重合器に無水塩化アルミニ
ウムを混合キシレンに分散したスラリーと、表1
−1及び表1−2記載の不飽和炭化水素含有留分
を、表2に記載の割合で滞留時間が2時間になる
ような流量で連続供給する。重合温度60℃の重合
器から連続的に流出する重合油を等容量の熱水と
混合し、95℃で1時間撹拌した後、熱水で洗液が
中性になるまで洗浄する。この重合液を150〜200
℃で常圧ストリツピングした後、200℃、5mmHg
の条件で減圧ストリツピングして樹脂を得た。こ
のようにして得た炭化水素樹脂に0.4重量%の無
水マレイン酸を加えて窒素雰囲気下200℃で3時
間撹拌して炭化水素樹脂変性物を得た。樹脂収
率、炭化水素樹脂の平均組成、炭化水素樹脂変性
物の物性を表2に示す。 なお、炭化水素樹脂の平均組成は、原料留分
と、重合油からストリツピングして得た未重合の
揮発成分中のモノマーの組成比からモノマーの転
化率を計算して求めた。
物に関する。さらに詳しくは、重合主成分として
イソプレン、ピペリレン、及びモノオレフインを
含有し、これら重合成分の割合がイソプレン10な
いし25重量%、ピペリレン20ないし30重量%及び
モノオレフイン45ないし70重量%であり、かつイ
ソプレンとピペリレンの合計量に対するイソブレ
ンの割合が10ないし50重量%である炭化水素留分
を、カチオン重合して得られる炭化水素樹脂、又
はこの炭化水素樹脂の変性物を粘着付与剤として
使用することにより、トラフイツクペイント用組
成物の充填剤沈降性が改善され、かつ耐熱安定
性、塗膜の耐候性、耐汚染性、圧縮強度及び耐久
性に優れた熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物に関する。 、道路の区画線あるいはその他の標示には従来
から自然乾燥型、加熱スプレー型あるいは熱溶融
型などの種々のタイプのトラフイツクペイントが
知られている。これらのトラフイツクペイントの
うちでは、短時間のうちに塗膜が硬化して施工時
間を短縮することのできる熱溶融型トラフイツク
ペイントが交通の激しい道路上に施工する場合に
賞用されている。 従来、熱溶融型トラフイツクペイント用組成物
の一成分である粘結付与剤としては、マレイン化
ロジン、アルキツド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエ
ステルなどが使用できることが知られているが、
これらの中ではマレイン化ロジンなどのロジン変
性物が最も優れているとされている。しかし、ロ
ジン変性物は原料を天然物に依存しているために
近年の著しい需要の伸びには対処できない。 従来のロジン変性物に代替し得る粘結付与剤と
して、工業的に安価にかつ容易に製造できる炭化
水素樹脂が注目されている。これらの炭化水素樹
脂のうちで脂肪族系炭化水素樹脂あるいはその変
性物を熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
粘結付与剤に使用すると、組成物の色相および耐
熱安定性には優れているが、充填剤の沈降性が大
きくしかも塗膜にヘアークラツクが発生し易いと
いう欠点がある。一方、芳香族系炭化水素樹脂あ
るいはその変性物を熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物の粘結付与剤として使用すると、組成
物中の充填剤の沈降性に優れ、かつ塗膜の耐汚染
性および圧縮強度に優れているが、塗膜の耐候性
に劣り、容易に黄変するという欠点がある。ま
た、脂肪族系と芳香族系との共重合炭化水素樹脂
を使用することによつて前述の脂肪族系炭化水素
樹脂および芳香族系炭化水素樹脂のそれぞれの欠
点を改善する方法も考えられる。しかし、通常の
脂肪族系不飽和炭化水素含有留分と芳香族系不飽
和炭化水素含有留分を共重合させた場合に、熱溶
融型トラフイツクペイント用組成物の粘結付与剤
として使用できる炭化水素樹脂は、その炭化水素
樹脂の軟化点の面から脂肪族系不飽和炭化水素成
分を主成分として含有し、芳香族系不飽和炭化水
素成分を少量含有する脂肪族系と芳香族系との共
重合炭化水素樹脂か、あるいは芳香族系不飽和炭
化水素成分を主成分として含有し脂肪族系不飽和
炭化水素成分を少量含有する脂肪族系と芳香族系
との共重合炭化水素樹脂に限られる。しかし、こ
れらの脂肪族系と芳香族系との共重合炭化水素樹
脂では脂肪族系炭化水素樹脂あるいは芳香族系炭
化水素樹脂の前述のようなそれぞれの欠点を充分
に改善することはできない。 本発明は、重合主成分としてイソプレン、ピペ
リレン及びモノオレフインとを特定の割合で含有
する炭化水素溜分を、カチオン重合して得られる
炭化水素樹脂を、粘結付与剤として使用すると、
充填剤沈降性に特に優れ、色相及び耐熱安定性、
塗膜の耐候性、耐汚染性、圧縮強度、耐候性、耐
久性に優れた熱溶融型トラフイツクペイント用組
成物が得られることを見い出したことに基づくも
のである。さらに、上記の炭化水素樹脂は、マレ
イン化ロジンなどのロジン変性物、アルキツド樹
脂、エポキシ樹脂あるいはポリオレフイン系樹脂
との相溶性に優れているので、これらの樹脂を粘
結付与剤あるいは可塑剤として併用する場合には
均一な熱溶融型トラフイツクペイント用組成物が
得られるという利点がある。 すなわち、本発明は、重合主成分としてイソプ
レン、ピペリレン及びモノオレフインを含有し、
これら重合成分の割合がイソプレン10ないし25重
量%、ピペリレン20ないし30重量%、及びモノオ
レフイン45ないし70重量%であり、かつイソプレ
ンとピペリレンの合計量に対するイソプレンの割
合が10ないし50重量%である炭化水素留分を、カ
チオン重合して得られる炭化水素樹脂、又はこの
炭化水素樹脂の変性物を粘結付与剤として含有す
ることを特徴とする熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物である。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物の粘結付与剤として使用される炭化水素樹脂
は、重合主成分としてイソプレン、ピペリレン、
及びモノオレフインを含有し、これら重合成分の
割合がイソプレン10ないし25重量%、ピペリレン
20ないし30重量%、及びモノオレフイン45ないし
70重量%であり、かつイソプレンとピペリレンの
合計量に対するイソプレンの割合が10ないし50重
量%である炭化水素留分を、カチオン重合して得
られる炭化水素樹脂、又はその変性物であること
が必要である。 さらに好ましくは、本発明で使用される炭化水
素樹脂は重合主成分としてイソプレン、ピペリレ
ン、環状モノオレフイン及び鎖状モノフレフイン
を含有し、これら重合成分の割合がイソプレン10
ないし25重量%、ピペリレン20ないし30重量%環
状モノオレフイン5ないし10重量%及び鎖状モノ
オレフイン35ないし65重量%であり、かつイソプ
レンとピペリレンの合計量に対するイソプレンの
割合が10ないし50重量%である炭化水素留分を、
カチオン重合して得られる炭化水素樹脂である。 特に、この炭化水素樹脂の原料となる炭化水素
留分中のイソプレン及びピペリレンの重合成分中
の割合と、イソプレンとピペリレンの割合が重要
であり、これらの特定範囲を外れると、特に熱溶
融型トラフイツクペイント用組成物中の充填剤の
沈降性が大きくなり、本発明の目的を達成し得な
い。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物の粘結付与剤に使用される炭化水素樹脂は、重
合主成分としてイソプレン、ピペリレン及びモノ
オレフインを含有し、これら重合成分の割合がイ
ソプレン10ないし25重量%、ピペリレン20ないし
30重量%及びモノオレフイン45ないし70重量%で
あり、かつイソプレンとピペリレンの合計量に対
するイソプレンの割合が10ないし50重量%である
不飽和炭化水素含有留分を、たとえば、三塩化ア
ルミニウム、三弗化ホウ素あるいはその錯体、四
塩化スズなどのフリーデルクラフツ型触媒の存在
下に通常の方法に従つてカチオン重合することに
よつて製造される。 石油類の熱分解の際に得られる沸点範囲が−20
ないし+100℃の脂肪族系不飽和炭化水素含有留
分は、炭素数4及び5を主成分とするジエン類お
よびアルケン類であり、さらに具体的には、ピペ
リレン、イソプレン、シクロペンタジエン、メチ
ルシクロペンタジエン、ブタジエン、2−メチル
−1−ブテン、2−メチル−2−ブテン、1−ペ
ンテン、2−ペンテン、1−ブテン、2−ブテ
ン、イソブチレンなどであるが、この留分を適当
に蒸留、抽出等の処理を行つて、各重合成分の割
合を前記の範囲にしたものを原料炭化水素留分と
し、これをカチオン重合する方法が好ましい。勿
論、高純度のイソプレン及びピペリレンに各種の
モノオレフインを混合したものも使用できる。 特に、通常C5留分と呼ばれる沸点範囲+20な
いし+100℃の混合炭化水素留分(a)と、この留分
からイソプレン、ピペリレン等を抽出した残りの
留分(b)との混合物、この留分(b)にイソプレン、ピ
ペリレン又はそれら高濃度に含有する留分を混合
したものを、原料炭化水素留分とするのが推薦さ
れる。 これらの不飽和炭化水素成分を前記の特定の組
成範囲で含有する炭化水素留分をカチオン重合し
て得られる炭化水素樹脂のうちでは、数平均分子
量が500ないし1500の範囲にあり、軟化点(環球
法)が70ないし130℃の範囲にあり、かつ色相
(ガードナー)が9以下にある炭化水素樹脂を本
発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
粘着付与剤として使用することが好ましい。 以上のようにして得られた炭化水素樹脂は、一
般にイソプレン15ないし25モル%、ピペリレン30
ないし50モル%、環状モノオレフイン2ないし10
モル%及び鎖状モノオレフイン15ないし53モル%
よりなる平均組成を有するものである。なお、こ
れらの組成は原料炭化水素留分の組成と、重合後
の未重合留分の組成の差より算出されたものであ
る。 前記炭化水素樹脂を熱溶融型トラフイツクペイ
ント用組成物の粘結付与剤として使用する際に、
マレイン化ロジンなどのロジン変性物と併用する
場合には炭化水素樹脂は未変性の状態で使用され
ることもあるが、炭化水素樹脂を単独で配合する
場合には熱溶融型トラフイツクペイント用組成物
の流動性を向上させるために通常は変性して使用
される。前記の炭化水素樹脂を変性する方法とし
ては、本出願人が特公昭50−39451号公報におい
て提案した方法をそのまま適用することができ
る。たとえば、前記の炭化水素樹脂を溶融状態あ
るいは溶液状態のように液状で分子状酸素含有ガ
スで酸化する方法、前記の炭化水素樹脂を溶融状
態あるいは溶液状態のように液状で、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール酸、無
水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン
酸、無水ハイミツク酸、アクリル酸メチル、メタ
クリル酸メチル、アレイン酸ジメチル、フマール
酸ジメチル、イタコン酸ジメチルなどのような
d・β−不飽和カルボン酸、その無水物またはそ
のエステルと共に通常はラジカル開始剤の存在下
に、加熱することによつて極性基を導入する方
法、あるいは前記の二つの方法のうちでカルボキ
シル基または酸無水物基の導入された炭化水素樹
脂変性物に一価あるいは多価のアルコール類を反
応させることによつてエステル結合を導入する方
法などをあげることができる。このような方法に
よつて製造された炭化水素樹脂変性物に未変性の
炭化水素樹脂を配合した炭化水素樹脂変性組成物
を粘結付与剤として使用することもできる。いず
れの場合にも粘結付与剤として炭化水素樹脂変性
物を単独で使用する際には、炭化水素樹脂をカル
ボン酸あるいはその無水物で変性した場合にはそ
の酸価は0.1ないし30の範囲にあるか、あるいは
エステル化変性した場合にはそのケン化価は0.1
ないし60の範囲にあることが好ましい。炭化水素
樹脂変性物の酸価あるいはケン化価が0.1より小
さくなると熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物の流動性が低下するようになり、酸価が30より
大きくなるか、あるいはケン化価が60より大きく
なると充填剤の沈降性が大きくなるので、前記の
範囲にあることが好ましい。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物には、前記の特定割合のイソプレン、ピペリレ
ン及びモノオレフインを含有する炭化水素留分を
カチオン重合して得られる炭化水素樹脂(変性物
をも含む)からなる粘結付与剤(A)の他に、通常
は、チタン白、亜鉛華、黄鉛、ベンガラ、フタロ
シアニングリーンなどの顔料(B);炭酸カルシウ
ム、硅砂、寒水砂、タルク、硫酸カルシウムなど
の充填剤(C);ガラスビーズまたはカツトガラスな
どの光反射性物質あるいは滑り防止性物質(D)など
が配合され、その他に必要に応じて、マレイン化
ロジンなどのロジン変性物、アルキツド系樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのような
前記の炭化水素樹脂(A)以外の粘結付与剤(E);合成
ワツクス、パラフインワツクス、ジオクチルフタ
レート、ジブチルフタレート、流動パラフイン、
塩化ジフエニル、アルキツド系樹脂、鉱物油など
の可塑剤(F);耐熱安定剤(G);耐候安定剤(H)などが
配合される。本発明の熱溶融型トラフイツクペイ
ント用組成物にこれらの成分を配合する場合の配
合割合は、前記の炭化水素樹脂からなる粘結付与
剤(A)100重量部に対して、顔料(B)は2ないし200重
量部の範囲、充填剤(C)は50ないし1000重量部の範
囲、光反射性物質あるいは滑り防止性物質(D)は30
ないし200重量部の範囲、炭化水素樹脂以外の粘
結付与剤(E)は10ないし1000重量部の範囲である。
その他の可塑剤(F)、耐熱安定剤(G)および耐候安定
剤(H)については必要に応じて適宜量が配合され
る。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物には、組成物中に含有される成分によつて、た
とえば次の種類のものがある。すなわち、炭化水
素樹脂からなる粘結付与剤(A)、顔料(B)および充填
剤(C)を含有する熱溶融型トラフイツクペイント用
組成物;炭化水素樹脂からなる粘結付与剤(A)、顔
料(B)、充填剤(C)および光反射性物質あるいは滑り
防止性物質(D)を含有する熱溶融型トラフイツクペ
イント用組成物;炭化水素樹脂からなる粘結付与
剤(A)、顔料(B)および光反射性物質あるいは滑り防
止性物質(D)を含有する熱溶融型トラフイツクペイ
ント用組成物などを例示することができる。これ
らのいずれの熱溶融型トラフイツクペイント用組
成物にも、必要に応じて炭化水素樹脂からなる粘
結付与剤(A)以外の粘結付与剤(E)、可塑剤(F)、耐熱
安定剤(G)あるいは耐候安定剤(H)をそれぞれ適宜量
配合することができる。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物を調製する方法としては、炭化水素樹脂からな
る粘結付与剤を溶融状態で撹拌しながら顔料、充
填剤、光反射性物質あるいは滑り防止性物質およ
び必要に応じてその他の成分を配合する方法、あ
るいは全成分を混合した後に溶融させる方法など
をあげることができる。 本発明の熱溶融型トラフイツクペイント用組成
物は通常の熱溶融型トラフイツクペイント塗装施
工機によつて容易に施工することができる。 以上に詳述したように、本発明の熱溶融型トラ
フイツクペイント用組成物は、粘結付与剤として
重合主成分としてイソプレン、ピペリレン、及び
モノオレフインを含有し、これら重合成分の割合
がイソプレン10ないし25重量%、ピペリレン20な
いし30重量%及びモノオレフイン45ないし70重量
%であり、かつイソプレンとピペリレンの合計量
に対するイソプレンの割合が10ないし50重量%で
ある炭化水素留分を、カチオン重合して得られる
炭化水素樹脂、又はこの変性物を使用するもので
あつて、このような炭化水素樹脂を使用すると、
充填剤の沈降性および耐熱安定性などの組成物の
物性に優れ、耐候性、耐汚染性、圧縮強度が改善
されかつヘア−クラツクの発生が抑制されるなど
塗膜の物性が改善されるという特徴を有してい
る。 次に、本発明の熱溶融型トラフイツクペイント
用組成物を実施例によつて具体的に説明する。 実施例 実内容積1の耐圧重合器に無水塩化アルミニ
ウムを混合キシレンに分散したスラリーと、表1
−1及び表1−2記載の不飽和炭化水素含有留分
を、表2に記載の割合で滞留時間が2時間になる
ような流量で連続供給する。重合温度60℃の重合
器から連続的に流出する重合油を等容量の熱水と
混合し、95℃で1時間撹拌した後、熱水で洗液が
中性になるまで洗浄する。この重合液を150〜200
℃で常圧ストリツピングした後、200℃、5mmHg
の条件で減圧ストリツピングして樹脂を得た。こ
のようにして得た炭化水素樹脂に0.4重量%の無
水マレイン酸を加えて窒素雰囲気下200℃で3時
間撹拌して炭化水素樹脂変性物を得た。樹脂収
率、炭化水素樹脂の平均組成、炭化水素樹脂変性
物の物性を表2に示す。 なお、炭化水素樹脂の平均組成は、原料留分
と、重合油からストリツピングして得た未重合の
揮発成分中のモノマーの組成比からモノマーの転
化率を計算して求めた。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
以上のようにして調製された炭化水素樹脂を粘
着付与剤に用い、以下の配合割合で熱溶融型トラ
フイツクペイント用組成物を調製した。この熱溶
融型トラフイツクペイント用組成物について物性
を測定した結果を表3に示した。 配合処方 炭化水素樹脂 100重量部 可塑剤(商品名トクシノールTS110:徳島精油
製) 12 粗粉骨剤(寒水砂#30) 200 微粉骨剤(商品名ホワイトンH:白石カルシウム
製) 200 白色顔料(商品名タイペークA−220;石原産業
製) 66 ガラスビーズ(商品名GB−153T:東芝バロテイ
ーニ製) 100
着付与剤に用い、以下の配合割合で熱溶融型トラ
フイツクペイント用組成物を調製した。この熱溶
融型トラフイツクペイント用組成物について物性
を測定した結果を表3に示した。 配合処方 炭化水素樹脂 100重量部 可塑剤(商品名トクシノールTS110:徳島精油
製) 12 粗粉骨剤(寒水砂#30) 200 微粉骨剤(商品名ホワイトンH:白石カルシウム
製) 200 白色顔料(商品名タイペークA−220;石原産業
製) 66 ガラスビーズ(商品名GB−153T:東芝バロテイ
ーニ製) 100
【表】
なお、熱溶融型トラフイツクペイント用組成物
の調製法およびその評価方法を次に示した。 (1) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の調
製方法 炭化水素樹脂あるいはその変性物および/あ
るいはマレイン化ロジン、アルキツド樹脂、チ
タン白、炭酸カルシウムおよびガラスビーズを
所定の割合で200℃で1時間混合して均一な組
成物を調製した。 (2) 評価方法 (i) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
軟化点 JIS K5665の方法に従つて測定した。 (ii) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
溶融粘度 (1)で調製した熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物の温度を200℃にした後、EMILA
型回転粘度計(デンマーク、EMILA社製)
により剪断速度176sec-1で測定した。 (iii) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
流動度 (1)で調製した熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物を200℃で溶融撹拌し、金属製の
杓(31mmφ、深さ24mm)でその一部をすばや
くすくい取り、平滑なアルミ板上に30mmの高
さから流し落した。硬化して円板状となつた
組成物の長径(a)と短径(b)を測定し、その平均
値〔(a+b)/2〕をもつて流動度とし
た。 (iv) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
充填剤の沈降性 (1)で調製した熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物を50mlのビーカーに満たし、240
℃で2時間静置した後に冷却、硬化させ、垂
直面で切断し、切断面における充填剤の沈降
率(%)によつて表わした。
の調製法およびその評価方法を次に示した。 (1) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の調
製方法 炭化水素樹脂あるいはその変性物および/あ
るいはマレイン化ロジン、アルキツド樹脂、チ
タン白、炭酸カルシウムおよびガラスビーズを
所定の割合で200℃で1時間混合して均一な組
成物を調製した。 (2) 評価方法 (i) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
軟化点 JIS K5665の方法に従つて測定した。 (ii) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
溶融粘度 (1)で調製した熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物の温度を200℃にした後、EMILA
型回転粘度計(デンマーク、EMILA社製)
により剪断速度176sec-1で測定した。 (iii) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
流動度 (1)で調製した熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物を200℃で溶融撹拌し、金属製の
杓(31mmφ、深さ24mm)でその一部をすばや
くすくい取り、平滑なアルミ板上に30mmの高
さから流し落した。硬化して円板状となつた
組成物の長径(a)と短径(b)を測定し、その平均
値〔(a+b)/2〕をもつて流動度とし
た。 (iv) 熱溶融型トラフイツクペイント用組成物の
充填剤の沈降性 (1)で調製した熱溶融型トラフイツクペイン
ト用組成物を50mlのビーカーに満たし、240
℃で2時間静置した後に冷却、硬化させ、垂
直面で切断し、切断面における充填剤の沈降
率(%)によつて表わした。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重合主成分として、イソプレン、ピペリレ
ン、及びモノオレフインを含有し、これら重合成
分の割合が、イソプレン10ないし25重量%、ピペ
リレン20ないし30重量%、及びモノオレフイン45
ないし70重量%であり、かつイソプレンとピペリ
レンの合計量に対するイソプレンの割合が10ない
し50重量%である炭化水素留分を、カチオン重合
して得られる炭化水素樹脂を粘結付与剤として含
有することを特徴とする熱溶融型トラフイツクペ
イント用組成物。 2 粘結付与剤として、酸価が0.1ないし30の範
囲にあるか、あるいはケン化価が0.1ないし60の
範囲にある前記炭化水素樹脂の変性物を使用する
ことを特徴とする特許請求の範囲1記載の熱溶融
型トラフイツクペイント用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17202780A JPS5796061A (en) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | Hot-melt traffic paint composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17202780A JPS5796061A (en) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | Hot-melt traffic paint composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5796061A JPS5796061A (en) | 1982-06-15 |
| JPS6214184B2 true JPS6214184B2 (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=15934159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17202780A Granted JPS5796061A (en) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | Hot-melt traffic paint composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5796061A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63195390A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | トロコイド式ギヤ−ポンプ |
| JPH0323678U (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-12 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53118433A (en) * | 1977-03-25 | 1978-10-16 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Hot melt traffic paint composition and its preparation |
| JPS54106542A (en) * | 1978-02-08 | 1979-08-21 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Paint for coating road surface by fusing |
-
1980
- 1980-12-08 JP JP17202780A patent/JPS5796061A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63195390A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | トロコイド式ギヤ−ポンプ |
| JPH0323678U (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5796061A (en) | 1982-06-15 |
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