JPS6217520Y2 - - Google Patents
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- JPS6217520Y2 JPS6217520Y2 JP13989282U JP13989282U JPS6217520Y2 JP S6217520 Y2 JPS6217520 Y2 JP S6217520Y2 JP 13989282 U JP13989282 U JP 13989282U JP 13989282 U JP13989282 U JP 13989282U JP S6217520 Y2 JPS6217520 Y2 JP S6217520Y2
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- pressure
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- chamber
- seal body
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Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
紙等の帯状品に圧延処理又はカレンダ処理等の
圧力処理を施すためのロールとして、円筒状のシ
エルを、これに同心的に挿通させた固定状のシヤ
フトに回転自在に支持させ、或いは更にシエルを
適宜の動力機構に連動連結して強制回転可能と
し、シエルの内周面とシヤフトの外周面との間に
形成された円筒状の中間室を、周方向において、
ロールの軸線方向に沿つて遮蔽シールするシール
装置でもつて2室に区画し、一方の中間室部分を
圧力媒体つまり油が圧入される加圧室に構成した
ものが知られているが、本考案は、このように構
成されたロールにおける前記シール装置の改良に
関するものである。
圧力処理を施すためのロールとして、円筒状のシ
エルを、これに同心的に挿通させた固定状のシヤ
フトに回転自在に支持させ、或いは更にシエルを
適宜の動力機構に連動連結して強制回転可能と
し、シエルの内周面とシヤフトの外周面との間に
形成された円筒状の中間室を、周方向において、
ロールの軸線方向に沿つて遮蔽シールするシール
装置でもつて2室に区画し、一方の中間室部分を
圧力媒体つまり油が圧入される加圧室に構成した
ものが知られているが、本考案は、このように構
成されたロールにおける前記シール装置の改良に
関するものである。
この種ロールによれば、帯状品の圧力処理にお
けるロールの受圧の程度に応じて加圧室内に油圧
を適宜としておくことにより、加圧室に対向せる
シエル部分、つまり帯状品にこれを他の通例ロー
ルとの間で挾圧して圧力処理を施している受圧部
分を、圧力処理による受圧作用によつて凹状の撓
みを生ぜしめることなく、均平に保持させること
ができ、更に必要に応じて凸状に膨出変形させる
ことができ、もつて帯状品の圧力処理をその処理
状況に応じて常に良好に行ないうるのである。
けるロールの受圧の程度に応じて加圧室内に油圧
を適宜としておくことにより、加圧室に対向せる
シエル部分、つまり帯状品にこれを他の通例ロー
ルとの間で挾圧して圧力処理を施している受圧部
分を、圧力処理による受圧作用によつて凹状の撓
みを生ぜしめることなく、均平に保持させること
ができ、更に必要に応じて凸状に膨出変形させる
ことができ、もつて帯状品の圧力処理をその処理
状況に応じて常に良好に行ないうるのである。
したがつて、この種ロールにあつては、加圧室
を確保させるためのシール装置を如何に構成して
おくかが重要なポイントとなるが、従来の加圧室
の周方向を軸線方向に沿つて遮蔽シールするシー
ル装置は、一般に第1図に示す如く、軸線方向に
延びるシール体1を、その一端縁部をシヤフト2
の外周面部に形成せる段部2aにシエル3の回転
方向へ食込み勝手に支持させると共にその他端縁
部をシエル3の内周面3aに接触させて、加圧室
4の周方向端部を遮蔽すべく傾斜状に配置し、更
にシヤフト2の外周面部に形成せる支持溝2bに
スペーサ5を介して固定支持させた板バネ6でも
つて、シール体1をシエル3の回転方向へ押圧付
勢せしめて、前記シール体1の他端縁部をシエル
内周面3aに圧接せしめて、構成されている。
を確保させるためのシール装置を如何に構成して
おくかが重要なポイントとなるが、従来の加圧室
の周方向を軸線方向に沿つて遮蔽シールするシー
ル装置は、一般に第1図に示す如く、軸線方向に
延びるシール体1を、その一端縁部をシヤフト2
の外周面部に形成せる段部2aにシエル3の回転
方向へ食込み勝手に支持させると共にその他端縁
部をシエル3の内周面3aに接触させて、加圧室
4の周方向端部を遮蔽すべく傾斜状に配置し、更
にシヤフト2の外周面部に形成せる支持溝2bに
スペーサ5を介して固定支持させた板バネ6でも
つて、シール体1をシエル3の回転方向へ押圧付
勢せしめて、前記シール体1の他端縁部をシエル
内周面3aに圧接せしめて、構成されている。
しかしながら、このように加圧室4内の油圧を
そのままシール体1のシエル内周面3aへの圧接
力として作用させるようにしていたのでは、加圧
室4内がさほど高圧でないときには問題は少ない
が、高圧としたときには、前記圧接力が必要以上
に大きくなつて、種々の支障が発生する。
そのままシール体1のシエル内周面3aへの圧接
力として作用させるようにしていたのでは、加圧
室4内がさほど高圧でないときには問題は少ない
が、高圧としたときには、前記圧接力が必要以上
に大きくなつて、種々の支障が発生する。
すなわち、シール体1のシエル内周面3aへの
圧接力が必要以上に大きくなると、シエル内周面
3aに圧接しているシール体1部分の摩耗が激し
くなり、長期使用のうちには、前記シール体1部
分が大きく摩耗して、終にはシール体1が板バネ
6の押圧作用を確実に受け得ない状態(鎖線図示
状態)へと変位せしめられる虞れがある。このよ
うな状態になると、加圧室4への油の圧入を停止
させたときには、シール体1が板バネ6によつて
はシエル内周面3aに圧接されておらずフリーな
状態にあり、したがつて加圧室4に再び油圧を作
用させたときは、油が加圧室4からシール体1と
シエル内周面3aの間から漏出されて、もはやシ
ール作用が行なわれ得なくなる。
圧接力が必要以上に大きくなると、シエル内周面
3aに圧接しているシール体1部分の摩耗が激し
くなり、長期使用のうちには、前記シール体1部
分が大きく摩耗して、終にはシール体1が板バネ
6の押圧作用を確実に受け得ない状態(鎖線図示
状態)へと変位せしめられる虞れがある。このよ
うな状態になると、加圧室4への油の圧入を停止
させたときには、シール体1が板バネ6によつて
はシエル内周面3aに圧接されておらずフリーな
状態にあり、したがつて加圧室4に再び油圧を作
用させたときは、油が加圧室4からシール体1と
シエル内周面3aの間から漏出されて、もはやシ
ール作用が行なわれ得なくなる。
さらに、シール体1のシエル内周面3aへの圧
接力の増大に伴つて、シール体1とシエル内周面
3a間の潤滑作用が良好に行なわれ得なくなり、
このこととも相俟つて、シエル3の円滑な回転が
シール体1でもつて大きく妨げられる。このよう
なブレーキ現象が発生すると、良好な圧力処理が
行なわれなくなるばかりか、シエル3を動力機構
により強制回転させているときには、この動力機
構に必要以上に過負荷が作用し、故障の原因とも
なる。しかも、シール体1とシエル内周面3aと
の強力な接触によつてその接触部分に高熱が発生
し易く、かかる発熱現象によつて油の粘性等の性
状が劣化され、上記した潤滑作用が更に低下し
て、シール体1の摩耗及びシエル3のブレーキ現
象の発生が促進される。
接力の増大に伴つて、シール体1とシエル内周面
3a間の潤滑作用が良好に行なわれ得なくなり、
このこととも相俟つて、シエル3の円滑な回転が
シール体1でもつて大きく妨げられる。このよう
なブレーキ現象が発生すると、良好な圧力処理が
行なわれなくなるばかりか、シエル3を動力機構
により強制回転させているときには、この動力機
構に必要以上に過負荷が作用し、故障の原因とも
なる。しかも、シール体1とシエル内周面3aと
の強力な接触によつてその接触部分に高熱が発生
し易く、かかる発熱現象によつて油の粘性等の性
状が劣化され、上記した潤滑作用が更に低下し
て、シール体1の摩耗及びシエル3のブレーキ現
象の発生が促進される。
また、上記した如き支障は、加圧室4内を高圧
としない場合においても、シエル3を高速回転さ
せた場合にも同様に発生し易いものである。
としない場合においても、シエル3を高速回転さ
せた場合にも同様に発生し易いものである。
したがつて、第1図に示した従来のシール装置
を装備せるロールは、これを加圧室4内を高圧に
して圧力処理を施す必要のあるロール、例えば鉄
鋼又はアルミ等の圧延ロール等として用いること
ができず、またシエルを高速回転させて圧力処理
の迅速化を図ることができず、その使用範囲が大
幅に制限されているのが実情である。
を装備せるロールは、これを加圧室4内を高圧に
して圧力処理を施す必要のあるロール、例えば鉄
鋼又はアルミ等の圧延ロール等として用いること
ができず、またシエルを高速回転させて圧力処理
の迅速化を図ることができず、その使用範囲が大
幅に制限されているのが実情である。
本考案は、上記の点に鑑み、加圧室を高圧とし
た場合或いはシエルを高速回転させた場合にも、
長期に亘つて良好なシール作用を行ないうるよう
改良されたシール装置を提供し、もつてロールに
よる帯状品の圧力処理を常に良好に且つ迅速に行
ないうるよう図つたものである。
た場合或いはシエルを高速回転させた場合にも、
長期に亘つて良好なシール作用を行ないうるよう
改良されたシール装置を提供し、もつてロールに
よる帯状品の圧力処理を常に良好に且つ迅速に行
ないうるよう図つたものである。
以下、本考案に係るシール装置をロールに装備
させた一実施例を、第2図〜第9図を参照しなが
ら具体的に説明する。
させた一実施例を、第2図〜第9図を参照しなが
ら具体的に説明する。
図において、11はロールで、このロール11
は、第2図及び第3図に示す如く、円筒状の所望
材質からなる鉄製のシエル12にその内径より適
宜量小径の鉄製のシヤフト13を同心的に挿通さ
せた状態で、シエル12の両端部をシヤフト13
にベアリング14,14を介して回転自在に且つ
軸線方向移動不能に支持させると共に、シヤフト
13の両端部を固定支持15,15させて、シエ
ル12の内周面12aとシヤフト13の外周面と
の間に円筒状の中間室16を形成し、該中間室1
6の適所であつてこれを周方向において上下に略
2等分する部位に、中間室16をロール11の軸
線方向に沿つて遮蔽シールしうるシール装置17
を配設して、該シール装置17でもつて中間室1
6を略半円筒状の上下2室に区画し、さらに上位
の装置室16部分の軸線方向両端部位に、これを
遮蔽シールしうるシール装置18を配設して、前
記上位の中間室16部分を、前記各シール装置1
7,18でもつてシエル12の回転に拘わらず密
封シールし、シヤフト13に、適宜の送油機構
(図示せず)に連結されて上位の中間室16部分
へと連通する適当数の送油路19,19を形設す
ると共に、適宜の排油機構(図示せず)に連結さ
れて下位の中間室16部分へと連通する適当数の
排油路20,20を形設して、前記上位の中間室
16部分を、前記送油機構により圧力媒体たる油
が適宜圧でもつて圧入される加圧室16aに、ま
た下位の中間室16部分を、前記排油機構へと排
油されうる排油室16bに夫々構成して、構成さ
れているものである。
は、第2図及び第3図に示す如く、円筒状の所望
材質からなる鉄製のシエル12にその内径より適
宜量小径の鉄製のシヤフト13を同心的に挿通さ
せた状態で、シエル12の両端部をシヤフト13
にベアリング14,14を介して回転自在に且つ
軸線方向移動不能に支持させると共に、シヤフト
13の両端部を固定支持15,15させて、シエ
ル12の内周面12aとシヤフト13の外周面と
の間に円筒状の中間室16を形成し、該中間室1
6の適所であつてこれを周方向において上下に略
2等分する部位に、中間室16をロール11の軸
線方向に沿つて遮蔽シールしうるシール装置17
を配設して、該シール装置17でもつて中間室1
6を略半円筒状の上下2室に区画し、さらに上位
の装置室16部分の軸線方向両端部位に、これを
遮蔽シールしうるシール装置18を配設して、前
記上位の中間室16部分を、前記各シール装置1
7,18でもつてシエル12の回転に拘わらず密
封シールし、シヤフト13に、適宜の送油機構
(図示せず)に連結されて上位の中間室16部分
へと連通する適当数の送油路19,19を形設す
ると共に、適宜の排油機構(図示せず)に連結さ
れて下位の中間室16部分へと連通する適当数の
排油路20,20を形設して、前記上位の中間室
16部分を、前記送油機構により圧力媒体たる油
が適宜圧でもつて圧入される加圧室16aに、ま
た下位の中間室16部分を、前記排油機構へと排
油されうる排油室16bに夫々構成して、構成さ
れているものである。
そして、加圧室16aの周方向両端部を軸線方
向に沿つて遮蔽シールするための前記シール装置
17が、本考案に従つて、次のように構成されて
いる。
向に沿つて遮蔽シールするための前記シール装置
17が、本考案に従つて、次のように構成されて
いる。
すなわち、この実施例のものでは、第2図及び
第4図に示す如く、シヤフト13の外周面部に周
方向に略180゜の間隔を隔てて、軸線方向に延び
シエル内周面12a方向へ開口する一対の凹溝状
の第1圧力室21,21を形設し、該各第1圧力
室21の開口部に、各々、先端部をシエル内周面
12aに接触させた軸線方向に延びる方形柱状の
シール体22を、シエル12の径方向(望ましく
は軸心方向つまりシエル内周面12aに直交する
方向)に摺動可能に嵌挿支持させて、シール体2
2の後壁でもつて第1圧力室21を閉塞させてあ
る。
第4図に示す如く、シヤフト13の外周面部に周
方向に略180゜の間隔を隔てて、軸線方向に延び
シエル内周面12a方向へ開口する一対の凹溝状
の第1圧力室21,21を形設し、該各第1圧力
室21の開口部に、各々、先端部をシエル内周面
12aに接触させた軸線方向に延びる方形柱状の
シール体22を、シエル12の径方向(望ましく
は軸心方向つまりシエル内周面12aに直交する
方向)に摺動可能に嵌挿支持させて、シール体2
2の後壁でもつて第1圧力室21を閉塞させてあ
る。
各シール体22の先端部には、軸線方向に延び
且つシエル内周面12aに向けて開口する凹溝状
の第2圧力室35が形成されていて、シール体2
2の断面形状をコ字状をならしめている。したが
つて、シエル内周面12aに接触するシール体2
2の先端部は第2圧力室35の上下壁部22c,
22dでもつて構成されることになり、第2圧力
室35を設けない場合に比して、シール体22の
先端部のシエル内周面12aへの接触面積を大巾
に小ならしめる。
且つシエル内周面12aに向けて開口する凹溝状
の第2圧力室35が形成されていて、シール体2
2の断面形状をコ字状をならしめている。したが
つて、シエル内周面12aに接触するシール体2
2の先端部は第2圧力室35の上下壁部22c,
22dでもつて構成されることになり、第2圧力
室35を設けない場合に比して、シール体22の
先端部のシエル内周面12aへの接触面積を大巾
に小ならしめる。
さらに、各シール体22の基端部つまり前記第
1圧力室35の後壁部22eには、この後壁部2
2eでもつて閉塞された第1圧力室21とシエル
内周面12aでもつて閉塞された第2圧力室35
とを連通させる連通孔36が形成されていて、第
1圧力室35に後述する圧入通路23から圧力媒
体を圧入させたときにおいて、この圧力媒体が両
圧力室21,35に単位面積当りでの圧力差を生
じない状態で充満されるようになされている。と
ころで、このように両圧力室21,35に等圧の
圧力媒体が圧入されたときは、シール体22が前
記した如き断面コ字状のものとされていて、第1
圧力室21に面するシール体22の後壁部22e
の外端面22aの面積が第2圧力室35に面する
前記後壁部22eの内端面22bの面積よりも大
きくなる、つまり正確には前記外端面22aをシ
ール体22の摺動方向に直交する面に投影して得
られる受圧面が前記内端面22bを前記摺動方向
に直交する面に投影して得られる受圧面よりも適
宜量大面積となることから、前記外端面22aに
作用するシエル内周面12aに向う方向の全圧力
から前記内端面22bに作用するシエル内周面1
2aから遠ざかる方向の全圧力を差引いた差圧で
もつて、シール体22の先端部つまり上下壁部2
2c,22dがシエル内周面12aに押圧せしめ
られることになる。なお、連通孔36は、軸線方
向に一個又は複数個形成され、その大きさ及び形
状は適宜に設定される。また各シール体22は、
前記した鉄製のシエル12よりも軟質の銅、真鍮
又はオイルレスメタル等で形成されている。
1圧力室35の後壁部22eには、この後壁部2
2eでもつて閉塞された第1圧力室21とシエル
内周面12aでもつて閉塞された第2圧力室35
とを連通させる連通孔36が形成されていて、第
1圧力室35に後述する圧入通路23から圧力媒
体を圧入させたときにおいて、この圧力媒体が両
圧力室21,35に単位面積当りでの圧力差を生
じない状態で充満されるようになされている。と
ころで、このように両圧力室21,35に等圧の
圧力媒体が圧入されたときは、シール体22が前
記した如き断面コ字状のものとされていて、第1
圧力室21に面するシール体22の後壁部22e
の外端面22aの面積が第2圧力室35に面する
前記後壁部22eの内端面22bの面積よりも大
きくなる、つまり正確には前記外端面22aをシ
ール体22の摺動方向に直交する面に投影して得
られる受圧面が前記内端面22bを前記摺動方向
に直交する面に投影して得られる受圧面よりも適
宜量大面積となることから、前記外端面22aに
作用するシエル内周面12aに向う方向の全圧力
から前記内端面22bに作用するシエル内周面1
2aから遠ざかる方向の全圧力を差引いた差圧で
もつて、シール体22の先端部つまり上下壁部2
2c,22dがシエル内周面12aに押圧せしめ
られることになる。なお、連通孔36は、軸線方
向に一個又は複数個形成され、その大きさ及び形
状は適宜に設定される。また各シール体22は、
前記した鉄製のシエル12よりも軟質の銅、真鍮
又はオイルレスメタル等で形成されている。
また、シヤフト13には、前記各第1圧力室2
1,21に連通する圧入通路23,23を形成し
てある。圧入通路23,23は、前記送油路19
に連結された送油機構とは別の第2の送油機構
(図示せず)に連結されていて、この第2の送油
機構により、圧入通路23,23から第1圧力室
21,21内へ、加圧室16aに圧入される圧力
媒体とは別の圧力媒体たる適当圧の油を圧入させ
るようになされている。
1,21に連通する圧入通路23,23を形成し
てある。圧入通路23,23は、前記送油路19
に連結された送油機構とは別の第2の送油機構
(図示せず)に連結されていて、この第2の送油
機構により、圧入通路23,23から第1圧力室
21,21内へ、加圧室16aに圧入される圧力
媒体とは別の圧力媒体たる適当圧の油を圧入させ
るようになされている。
なお、本考案のシール装置を用いたロールの軸
線方向両端部のシール装置は、次のように構成し
てある。
線方向両端部のシール装置は、次のように構成し
てある。
すなわち、第3図及び第5図に示す如く、中間
室16の軸線方向両端部位に位置せしめて、シエ
ル12に、ベアリング14,14受けとして兼用
される環状のシール受体24,24を内嵌固着す
ると共に、シヤフト13に、該シール受体24,
24と対向させて環状のシール保持体25,25
を外嵌固着してある。
室16の軸線方向両端部位に位置せしめて、シエ
ル12に、ベアリング14,14受けとして兼用
される環状のシール受体24,24を内嵌固着す
ると共に、シヤフト13に、該シール受体24,
24と対向させて環状のシール保持体25,25
を外嵌固着してある。
各シール保持体25の端面部に円孤状又は台形
状の凹溝26を形成し、該各凹溝26に、縦断面
コ字状の支持体27を、その開口部をシール受体
24の端面つまり軸線方向に直交するシール受面
24aに直対向させた状態で嵌合して適宜手段で
固着し、該各支持体27の開口部に、縦断面コ字
状のシール体28を、その開口端部を前記シール
受面24aに接触させた状態で、該シール受面2
4aに直交する方向つまり軸線方向に摺動可能に
嵌挿支持してある。
状の凹溝26を形成し、該各凹溝26に、縦断面
コ字状の支持体27を、その開口部をシール受体
24の端面つまり軸線方向に直交するシール受面
24aに直対向させた状態で嵌合して適宜手段で
固着し、該各支持体27の開口部に、縦断面コ字
状のシール体28を、その開口端部を前記シール
受面24aに接触させた状態で、該シール受面2
4aに直交する方向つまり軸線方向に摺動可能に
嵌挿支持してある。
さらに、前記各支持体27には、適当数の圧縮
コイルバネ29が内装されていて、このバネ29
により各シール体28をシール受体24のシール
受面24aに圧接せしめてあり、また加圧室16
aから支持体27内へ連通させる連通路30、及
び支持体27内からシール体28内へ連通させる
連通路31を形設してある。上記連通路30,3
1は、1個又は適宜数個所望の大きさ、形状をも
つて形成されている。なお、各シール受体24は
シエル12と、各シール体28は前記シール体2
2と夫々同質材料でもつて形成されている。
コイルバネ29が内装されていて、このバネ29
により各シール体28をシール受体24のシール
受面24aに圧接せしめてあり、また加圧室16
aから支持体27内へ連通させる連通路30、及
び支持体27内からシール体28内へ連通させる
連通路31を形設してある。上記連通路30,3
1は、1個又は適宜数個所望の大きさ、形状をも
つて形成されている。なお、各シール受体24は
シエル12と、各シール体28は前記シール体2
2と夫々同質材料でもつて形成されている。
したがつて、このシール装置18によれば、加
圧室16aに油圧を作用させると、シール体28
でもつて閉塞された支持体27の内部とシール受
体24のシール受面24aでもつて閉塞されたシ
ール体28の内部とに、前記油圧と同圧の油圧が
作用するから、シール体28は、あたかも、その
後壁の外端面28aと内端面28bとの面積差に
相当する極小面に油圧を受けて、シール受体24
のシール受面24aへと圧接されることになり、
加圧室16a内の油圧をそのまま利用しているに
も拘わらず、加圧室16a内が高圧とされたとき
にも、シール体28が前記シール受面24aに必
要以上に強く圧接されることがなく、加圧室16
aの軸線方向各端部を良好に遮蔽シールしうる。
圧室16aに油圧を作用させると、シール体28
でもつて閉塞された支持体27の内部とシール受
体24のシール受面24aでもつて閉塞されたシ
ール体28の内部とに、前記油圧と同圧の油圧が
作用するから、シール体28は、あたかも、その
後壁の外端面28aと内端面28bとの面積差に
相当する極小面に油圧を受けて、シール受体24
のシール受面24aへと圧接されることになり、
加圧室16a内の油圧をそのまま利用しているに
も拘わらず、加圧室16a内が高圧とされたとき
にも、シール体28が前記シール受面24aに必
要以上に強く圧接されることがなく、加圧室16
aの軸線方向各端部を良好に遮蔽シールしうる。
次に本考案に係るシール装置17の作用を、上
記実施例について説明する。
記実施例について説明する。
加圧室16aに油圧を作用させるときには、第
2の送油機構により圧入通路23から第1圧力室
21内へ適当圧の油を圧入させると、連通孔36
を介して第1及び第2圧力室21,35には同圧
の油圧が作用することになり、シール体22は、
後壁部22eの外端面22aが受ける全圧力から
該外端面22aより小面積の内端面22bが受け
る全圧力を差引いた圧力でもつて、シエル内周面
12aへ圧接される。このシール体22のシエル
内周面12aへの圧接力つまりシール力は、圧入
通路23から圧入される油圧によつて決定される
が、この油圧は、加圧室16aの送油機構とは別
の第2の送油機構により、加圧室16a内の油圧
の高低に応じて増減調節することができ、したが
つて第1及び第2圧力室21,35内の油圧を適
当としておくことにより、加圧室16a内の油圧
の高低に拘わらず、シール力が不足したり或いは
必要以上に大きくなつたりせず、常に加圧室16
aの周方向両端部を適度のシール力でもつて良好
にシールさせることができる。なお、前記第1及
び第2圧力室21,35内の油圧の調節は、加圧
室16a内の油圧に応じて第2の送油機構を人為
的に操作することによつて、簡単に行なうことが
できるが、加圧室16aに油を圧入させるための
送油機構と前記第2の送油機構とを公知の制御機
構により制御して自動的に行なうことも可能であ
る。
2の送油機構により圧入通路23から第1圧力室
21内へ適当圧の油を圧入させると、連通孔36
を介して第1及び第2圧力室21,35には同圧
の油圧が作用することになり、シール体22は、
後壁部22eの外端面22aが受ける全圧力から
該外端面22aより小面積の内端面22bが受け
る全圧力を差引いた圧力でもつて、シエル内周面
12aへ圧接される。このシール体22のシエル
内周面12aへの圧接力つまりシール力は、圧入
通路23から圧入される油圧によつて決定される
が、この油圧は、加圧室16aの送油機構とは別
の第2の送油機構により、加圧室16a内の油圧
の高低に応じて増減調節することができ、したが
つて第1及び第2圧力室21,35内の油圧を適
当としておくことにより、加圧室16a内の油圧
の高低に拘わらず、シール力が不足したり或いは
必要以上に大きくなつたりせず、常に加圧室16
aの周方向両端部を適度のシール力でもつて良好
にシールさせることができる。なお、前記第1及
び第2圧力室21,35内の油圧の調節は、加圧
室16a内の油圧に応じて第2の送油機構を人為
的に操作することによつて、簡単に行なうことが
できるが、加圧室16aに油を圧入させるための
送油機構と前記第2の送油機構とを公知の制御機
構により制御して自動的に行なうことも可能であ
る。
ところで、加圧室16aに高圧を作用させる場
合は、シール体22を、この高圧に耐え得る断面
係数の大きなものとしておく必要があること勿論
であるが、このようにすると、当然のことなが
ら、シール体22とシエル内周面12aとの接触
面積が大きくなつて、シエル12とシール体22
との接触部分における潤滑作用が良好に行われな
くなる虞れがある。
合は、シール体22を、この高圧に耐え得る断面
係数の大きなものとしておく必要があること勿論
であるが、このようにすると、当然のことなが
ら、シール体22とシエル内周面12aとの接触
面積が大きくなつて、シエル12とシール体22
との接触部分における潤滑作用が良好に行われな
くなる虞れがある。
しかしながら、本考案に係るシール装置におい
ては、シール体22を断面コ字状に形成して第2
圧力室35を形成するところのシール体22の上
下壁部22c,22dの先端をシエル内周面12
aに圧接させるようにしているから、つまりシー
ル体22のシエル内周面12aへの接触部分を第
2圧力室35に相当する部分だけ切除させている
から、シール体22の断面係数を十分大きくしな
がらも、シール体22のシエル内周面12aに対
する接触面積が可及的に小さくなつている。しか
も、第1圧力室35には油が充満されることか
ら、この油による潤滑も期待できる。
ては、シール体22を断面コ字状に形成して第2
圧力室35を形成するところのシール体22の上
下壁部22c,22dの先端をシエル内周面12
aに圧接させるようにしているから、つまりシー
ル体22のシエル内周面12aへの接触部分を第
2圧力室35に相当する部分だけ切除させている
から、シール体22の断面係数を十分大きくしな
がらも、シール体22のシエル内周面12aに対
する接触面積が可及的に小さくなつている。しか
も、第1圧力室35には油が充満されることか
ら、この油による潤滑も期待できる。
したがつて、このことから、シエル12とシー
ル体22との接触部分における潤滑が極めて良好
に行われる。
ル体22との接触部分における潤滑が極めて良好
に行われる。
また、シール体22の上壁部22cは、加圧室
16a内の油圧を受けるが、その一方で第2圧力
室35内の油圧も受けることになるから、加圧室
16a内の油圧に対しても充分強度的に耐えうる
のである。
16a内の油圧を受けるが、その一方で第2圧力
室35内の油圧も受けることになるから、加圧室
16a内の油圧に対しても充分強度的に耐えうる
のである。
また、シール体22は、径方向(望ましくはシ
エル内周面12aに直交する軸心方向)に摺動可
能とされているから、不測に摩耗されたときに
も、その摩耗分だけシエル内周面12a方向へ追
随せしめられてシール力の低下が防止され、且つ
シエル内周面12aにおけるシール状態が変動し
ない。このことによつて更に良好なシール作用が
期待できる。
エル内周面12aに直交する軸心方向)に摺動可
能とされているから、不測に摩耗されたときに
も、その摩耗分だけシエル内周面12a方向へ追
随せしめられてシール力の低下が防止され、且つ
シエル内周面12aにおけるシール状態が変動し
ない。このことによつて更に良好なシール作用が
期待できる。
ところで、加圧室16aに油圧を作用させる
と、第7図に示す如く、シエル12とシヤフト1
3とが相対的に撓み変形して、両者12,13の
対向周面間隔が軸線方向において変化する。この
間隔の変化量は、加圧室16aの軸線方向各端部
分では僅かであが、軸線方向中央部分ではかなり
大きくなる。したがつて、特に軸線方向に沿つて
シエル内周面12aに圧接させておく必要のある
シール体22,22が、軸線方向において前記間
隔の大巾な変化に追随しきれず、シール体22に
よるシール作用が良好に行われ得ない不都合を生
じる虞れがある。
と、第7図に示す如く、シエル12とシヤフト1
3とが相対的に撓み変形して、両者12,13の
対向周面間隔が軸線方向において変化する。この
間隔の変化量は、加圧室16aの軸線方向各端部
分では僅かであが、軸線方向中央部分ではかなり
大きくなる。したがつて、特に軸線方向に沿つて
シエル内周面12aに圧接させておく必要のある
シール体22,22が、軸線方向において前記間
隔の大巾な変化に追随しきれず、シール体22に
よるシール作用が良好に行われ得ない不都合を生
じる虞れがある。
しかし、本考案に係る前記実施例のシール装置
17にあつては、中間室16を略2等分して略半
円筒状の加圧室16aを形成すべく、シール体2
2,22を周方向に略180゜の間隔を隔てて配置
してあるから、上記した不都合は全く生じない。
17にあつては、中間室16を略2等分して略半
円筒状の加圧室16aを形成すべく、シール体2
2,22を周方向に略180゜の間隔を隔てて配置
してあるから、上記した不都合は全く生じない。
すなわち、略半円筒状の加圧室16aに油圧を
作用させると、加圧室16aの周方向中央部分で
は、前記両者12,13の間隔が軸線方向におい
て大きく変化する(第7図〜第9図参照)が、加
圧室16aの略180゜の間隔を隔てた周方向両端
部分では、第8図及び第9図からも明かなよう
に、前記間隔は軸線方向において殆んど変化しな
い。したがつて、シール体22,22には大きな
追随性が要求されず、シール装置17によるシー
ル作用が常に良好に行われる。
作用させると、加圧室16aの周方向中央部分で
は、前記両者12,13の間隔が軸線方向におい
て大きく変化する(第7図〜第9図参照)が、加
圧室16aの略180゜の間隔を隔てた周方向両端
部分では、第8図及び第9図からも明かなよう
に、前記間隔は軸線方向において殆んど変化しな
い。したがつて、シール体22,22には大きな
追随性が要求されず、シール装置17によるシー
ル作用が常に良好に行われる。
なお、シール装置18については、シエル12
の軸線方向各端部に形設した軸線方向に直交する
シール受面24a,24aに、シール体28,2
8を圧接させることにより、加圧室16aの軸線
方向両端部をシールさせるよう構成されているか
ら、シエル12及びシヤフト13の相対関係が第
7図〜第9図に示す如くに変化した場合にも、こ
れによつてはシール受面24a,24aが当然に
影響を受けることがなく、したがつてシール体2
8,28には大きな追随性が要求されず、加圧室
16aの軸線方向両端部が常に良好にシールされ
ること勿論である。
の軸線方向各端部に形設した軸線方向に直交する
シール受面24a,24aに、シール体28,2
8を圧接させることにより、加圧室16aの軸線
方向両端部をシールさせるよう構成されているか
ら、シエル12及びシヤフト13の相対関係が第
7図〜第9図に示す如くに変化した場合にも、こ
れによつてはシール受面24a,24aが当然に
影響を受けることがなく、したがつてシール体2
8,28には大きな追随性が要求されず、加圧室
16aの軸線方向両端部が常に良好にシールされ
ること勿論である。
また、中間室16を周方向に略2等分して、加
圧室16aを略半円筒状のものに構成したから、
加圧室16aに対応するシエル12の受圧面積が
略最大となり、このシエル12の油圧による変形
を可及的に小さな油圧でもつて行わしめうる利点
がある。
圧室16aを略半円筒状のものに構成したから、
加圧室16aに対応するシエル12の受圧面積が
略最大となり、このシエル12の油圧による変形
を可及的に小さな油圧でもつて行わしめうる利点
がある。
なお、シエル内周面12aとシール体22との
間を潤滑して排油室16bに蓄積された潤滑油
は、排油通路20から排出される。
間を潤滑して排油室16bに蓄積された潤滑油
は、排油通路20から排出される。
また、本考案に係るシール部材17は、上記し
たように、加圧室16内の油圧をそのまま利用し
てシール作用を行なわしめるものではないから、
加圧室16aを遮蔽シールすると同時に排油室1
6bの周方向両端部をも遮蔽シールしうるもので
ある。
たように、加圧室16内の油圧をそのまま利用し
てシール作用を行なわしめるものではないから、
加圧室16aを遮蔽シールすると同時に排油室1
6bの周方向両端部をも遮蔽シールしうるもので
ある。
したがつて、排油室16bの軸線方向各端部を
も、例えば前記シール装置18と同様構造のシー
ル装置(図示せず)でもつて遮蔽シールさせてお
くと、排油室16bも前記加圧室16a同様の加
圧室として利用することができて便利である。
も、例えば前記シール装置18と同様構造のシー
ル装置(図示せず)でもつて遮蔽シールさせてお
くと、排油室16bも前記加圧室16a同様の加
圧室として利用することができて便利である。
例えば、前記実施例における、送油路19及び
排油路20と送油機構及び排油機構との連結を切
換え可能としておくと、圧力処理の状況に応じ
て、上位の加圧室16a又は下位の加圧室16b
に選択的に油圧を作用させることができる。さら
に、前記実施例において、排油路20にも送油機
構(図示せず)に連結させておくと、上位の加圧
室16aと下位の加圧室16bとに夫々異圧の油
圧の作用させることもでき、このようにしておく
と、ロール11を第6図に示す如き多段のロール
装置の中間位に配置させておくことができる。例
えば、上位の加圧室16aに高圧を作用させて、
ロール11と上位のロール32とでもつて帯状品
33に良好な圧力処理を施し、下位の加圧室16
bに比較的低圧を作用させて、ロール11の凹状
の撓みを防止しながら、ロール11の下位のロー
ル34とでもつて帯状品33の送り作用を良好に
行なわしめることができる。
排油路20と送油機構及び排油機構との連結を切
換え可能としておくと、圧力処理の状況に応じ
て、上位の加圧室16a又は下位の加圧室16b
に選択的に油圧を作用させることができる。さら
に、前記実施例において、排油路20にも送油機
構(図示せず)に連結させておくと、上位の加圧
室16aと下位の加圧室16bとに夫々異圧の油
圧の作用させることもでき、このようにしておく
と、ロール11を第6図に示す如き多段のロール
装置の中間位に配置させておくことができる。例
えば、上位の加圧室16aに高圧を作用させて、
ロール11と上位のロール32とでもつて帯状品
33に良好な圧力処理を施し、下位の加圧室16
bに比較的低圧を作用させて、ロール11の凹状
の撓みを防止しながら、ロール11の下位のロー
ル34とでもつて帯状品33の送り作用を良好に
行なわしめることができる。
なお、シール体22の形状、特に後壁部22e
の外端面22aと内端面22bとの面積差及び上
下壁部22c,22dの肉厚は、加圧室16a及
び圧力室21,35に作用させる油圧の高低等の
諸条件に応じて適宜に設定される。
の外端面22aと内端面22bとの面積差及び上
下壁部22c,22dの肉厚は、加圧室16a及
び圧力室21,35に作用させる油圧の高低等の
諸条件に応じて適宜に設定される。
以上の説明からも明らかなように、本考案のシ
ール装置は、シヤフトに径方向に摺動可能に設け
たシール体を、加圧室に圧入される圧力媒体を利
用せず、この圧力媒体とは別の圧力媒体によつて
シエル内周面に押圧させるようにしたから、シー
ル体のシエル内周面への押圧力つまりシール力を
極めて容易に増減調節し得て、加圧室内圧の高低
に拘わらず、常に良好なシール機構を発揮できる
ものである。
ール装置は、シヤフトに径方向に摺動可能に設け
たシール体を、加圧室に圧入される圧力媒体を利
用せず、この圧力媒体とは別の圧力媒体によつて
シエル内周面に押圧させるようにしたから、シー
ル体のシエル内周面への押圧力つまりシール力を
極めて容易に増減調節し得て、加圧室内圧の高低
に拘わらず、常に良好なシール機構を発揮できる
ものである。
しかも、方形柱状のシール体の先端部に第2圧
力室を凹設して、この先端部のシエル内周面への
接触面積を可及的に小さくすると共に、シール体
内に形成されシエル内周面で閉塞された第2圧力
室に油等の圧力媒体を充満させるようにしたか
ら、シエルとシール体との接触部分における潤滑
作用が極めて良好に行われ、シール機能を更に向
上させることができるものである。
力室を凹設して、この先端部のシエル内周面への
接触面積を可及的に小さくすると共に、シール体
内に形成されシエル内周面で閉塞された第2圧力
室に油等の圧力媒体を充満させるようにしたか
ら、シエルとシール体との接触部分における潤滑
作用が極めて良好に行われ、シール機能を更に向
上させることができるものである。
ところで、シール体の先端部は、これに第2圧
力室を形成したために、第2圧力室の如き空間部
を有しない場合に比して強度が低下し、加圧室内
の圧力によつて変形される虞れがある。しかし、
第2圧力室には連通孔を介して第1圧力室に圧入
されたと同圧の圧力煤体が充満されることから、
加圧室からの圧力が作用するシール体の先端部に
はこの圧力に対向する方向に第2圧力室からの圧
力が同時に作用せしめられることになつて、上記
した虞れは有効に回避され、長期に亘つて良好な
シール機能を発揮させうる。
力室を形成したために、第2圧力室の如き空間部
を有しない場合に比して強度が低下し、加圧室内
の圧力によつて変形される虞れがある。しかし、
第2圧力室には連通孔を介して第1圧力室に圧入
されたと同圧の圧力煤体が充満されることから、
加圧室からの圧力が作用するシール体の先端部に
はこの圧力に対向する方向に第2圧力室からの圧
力が同時に作用せしめられることになつて、上記
した虞れは有効に回避され、長期に亘つて良好な
シール機能を発揮させうる。
したがつて、本考案のシール装置を装備したロ
ールによれば、これを、加圧室を高圧としておく
必要のある圧下力の大きい鉄鋼、アルミ等の圧力
処理用ロールとして用いることが可能となり、あ
らゆる帯状品の圧力処理をロールの機能を充分発
揮しながら良好に行ないうる。しかも、シール体
によるシール力が必要以上に大きくなることがな
いから、良好なシール作用を維持しながら、シエ
ルを高速回転させて圧力処理の迅速化を図ること
も可能となる。
ールによれば、これを、加圧室を高圧としておく
必要のある圧下力の大きい鉄鋼、アルミ等の圧力
処理用ロールとして用いることが可能となり、あ
らゆる帯状品の圧力処理をロールの機能を充分発
揮しながら良好に行ないうる。しかも、シール体
によるシール力が必要以上に大きくなることがな
いから、良好なシール作用を維持しながら、シエ
ルを高速回転させて圧力処理の迅速化を図ること
も可能となる。
さらに、冒頭に述べた如き従来のシール装置に
よれば、シエルの内周面とシヤフトの外周面との
間に形成された中間室をシール装置でもつて周方
向に2室に区画したときには、区画された両室の
何れをも加圧室に構成しておくことは不可能であ
るが、本考案のシール装置によれば、前記両室を
何れも加圧室に構成しておくことが可能となり、
圧力処理される製品の性状に対応させることがで
き、実用的価値は極めて高い。
よれば、シエルの内周面とシヤフトの外周面との
間に形成された中間室をシール装置でもつて周方
向に2室に区画したときには、区画された両室の
何れをも加圧室に構成しておくことは不可能であ
るが、本考案のシール装置によれば、前記両室を
何れも加圧室に構成しておくことが可能となり、
圧力処理される製品の性状に対応させることがで
き、実用的価値は極めて高い。
第1図は従来のシール装置を示す縦断正面図
(第4図と同様箇所を示す)であり、第2図〜9
図は本考案に係るシール装置を装備せるロールの
一実施例を示したもので、第2図は縦断正面図
(断面は第3図の−線に沿う)、第3図は縦断
側面図(断面は第2図の−線に沿う)、第4
図は第2図の要部の拡大図、第5図は第3図の要
部の拡大図、第6図はロールの使用状態図、第7
図は加圧室に油圧を作用させた状態を示す概略縦
断側面図、第8図は第7図の−線断面
図、第9図は第7図のXI−XI線断面図である。 11……ロール、12……シエル、12a……
内周面、13……シヤフト、16a……加圧室、
16b……排油室(加圧室)、17……シール装
置、21……第1圧力室、22……シール体、2
2c……上壁部、22d……下壁部、23……圧
入通路、35……第2圧力室、36……連通孔。
(第4図と同様箇所を示す)であり、第2図〜9
図は本考案に係るシール装置を装備せるロールの
一実施例を示したもので、第2図は縦断正面図
(断面は第3図の−線に沿う)、第3図は縦断
側面図(断面は第2図の−線に沿う)、第4
図は第2図の要部の拡大図、第5図は第3図の要
部の拡大図、第6図はロールの使用状態図、第7
図は加圧室に油圧を作用させた状態を示す概略縦
断側面図、第8図は第7図の−線断面
図、第9図は第7図のXI−XI線断面図である。 11……ロール、12……シエル、12a……
内周面、13……シヤフト、16a……加圧室、
16b……排油室(加圧室)、17……シール装
置、21……第1圧力室、22……シール体、2
2c……上壁部、22d……下壁部、23……圧
入通路、35……第2圧力室、36……連通孔。
Claims (1)
- 円筒状のシエルを、これに同心的に挿通させた
固定状のシヤフトに回転自在に支持させ、該両者
の対向周面間に、圧力媒体が圧入される軸線方向
に延びる加圧室を区画形成してあるロールの、前
記加圧室の周方向両端部の軸線方向に沿つて遮蔽
シールするシール装置であつて、前記シヤフト側
に、軸線方向に延び前記シエルの内周面方向へ開
口する第1圧力室を設けると共に該第1圧力室内
に前記加圧室に圧入される圧力媒体とは別の圧力
媒体を圧入させるための圧入通路を設け、前記第
1圧力室の開口部に、先端部をシエル内周面に接
触させた前記軸線方向に延びる方形柱状のシール
体をシエルの径方向に摺動可能に嵌挿支持させ
て、第1圧力室の開口部をシール体でもつて閉塞
し、さらにこのシール体の先端部に、前記軸線方
向に延び且つシエル内周面に向けて開口する第2
圧力室を凹設して、シエル内周面へのシール体の
先端部の接触面積を小ならしめると共に、前記シ
ール体に、前記両圧力室を連通して該両圧力室に
前記別の圧力媒体を単位面積当りでの圧力差なく
充満せしめる連通孔を形成して、前記別の圧力媒
体による、第1圧力室においてシール体に作用す
るシエル内周面に向う方向の全圧力から第2圧力
室においてシール体に作用するシエル内周面から
遠ざかる方向の全圧力を差引いた差圧でもつて、
シール体の先端部をシエル内周面に押圧接触させ
るように構成してあることを特徴とする、ロール
におけるシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13989282U JPS5961300U (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | ロ−ルにおけるシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13989282U JPS5961300U (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | ロ−ルにおけるシ−ル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5961300U JPS5961300U (ja) | 1984-04-21 |
| JPS6217520Y2 true JPS6217520Y2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=30313399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13989282U Granted JPS5961300U (ja) | 1982-09-13 | 1982-09-13 | ロ−ルにおけるシ−ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5961300U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0405083B1 (de) * | 1989-06-13 | 1993-08-25 | Eduard Küsters Maschinenfabrik GmbH & Co. KG | Endquerdichtung für eine durchbiegungssteuerbare Walze |
-
1982
- 1982-09-13 JP JP13989282U patent/JPS5961300U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0405083B1 (de) * | 1989-06-13 | 1993-08-25 | Eduard Küsters Maschinenfabrik GmbH & Co. KG | Endquerdichtung für eine durchbiegungssteuerbare Walze |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5961300U (ja) | 1984-04-21 |
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