JPS6218420B2 - - Google Patents
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- JPS6218420B2 JPS6218420B2 JP59005756A JP575684A JPS6218420B2 JP S6218420 B2 JPS6218420 B2 JP S6218420B2 JP 59005756 A JP59005756 A JP 59005756A JP 575684 A JP575684 A JP 575684A JP S6218420 B2 JPS6218420 B2 JP S6218420B2
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Classifications
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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-
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、ピルフアープルーフ特性を有する合
成樹脂製容器蓋、更に詳しくは、外周面に雄螺条
とこの雄螺条の下方に位置する係止あご部とが形
成されている口頚部を備えた容器に適用される、
ピルフアープルーフ特性を有する合成樹脂製容器
蓋に関する。 <従来技術> 飲料用瓶の如き容器のためのピルフアープルー
フ特性を有する容器蓋として、近時においては、
金属製容器蓋に代えて合成樹脂製容器蓋が提案さ
れ実用に供されるようになつてきた。かような合
成樹脂製容器蓋の典型例としては、特開昭56−
74445号公報、特開昭58−30949号公報及び特開昭
58−51116号公報に開示されている容器蓋を挙げ
ることができる。 上記公報に開示されている容器蓋は、天面壁と
この天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁と
を有する。スカート壁には周方向に延びる弱化ラ
インが形成されていて、スカート壁は弱化ライン
よりも上方の主部と弱化ラインよりも下方のピル
フアープルーフ裾部とに区画されている。主部の
内面には雌螺条が形成されており、ピルフアープ
ルーフ裾部の内面には半径方向内方に突出する複
数個の係止フラツプ片が周方向に間隔を置いて形
成されている。かかる係止フラツプ片の各々は、
口頚部に容器蓋を装着する際の容器壁の回転方向
に対して逆方向に傾斜してピルフアープルーフ裾
部の内面から一直線状に延びている。 <従来技術の問題点及び発明の課題> 上記容器蓋は外周面に雄螺条とこの雄螺条の下
方に位置する係止あご部とが形成されている口頚
部を備えた容器に適用されるが、次の2つの要件
を充足することが重要である。 第1に、容器の口頚部に容器蓋を螺着して口頚
部を閉塞する際には、係止フラツプ片が容易に半
径方向外方に弾性的に撓んで係止あご部を通過す
ることができ、従つて比較的小さい回転トルクに
よつて口頚部に容器蓋を装着することができ、か
くして弱化ラインに過剰の応力が生成されること
によつて弱化ラインが破断されてしまうことを確
実に回避することが重要である。第2に、容器の
口頚部を開封する際には、係止フラツプ片を係止
あご部に充分確実に係止させることによつて、弱
化ラインの所期の通りの破断を伴うことなくピル
フアープルーフ裾部の所謂すつぽ抜け(係止フラ
ツプ片が捩られて半径方向外方に潰され、係止あ
ご部を通過してしまうこと)によつて容器蓋が口
頚部から離脱してしまう(かくするとピルフアー
プル−フ特性が毀損されてしまう)ことを確実に
回避することが重要である。 上記2つの要件を充足するためには、係止フラ
ツプ片が軸線方向上方から下方に係止あご部を通
過せしめられる時に容器蓋に加えなければならな
い必要下降回転トルクを小さくし、係止フラツプ
片を軸線方向下方から上方に係止あご部を通過せ
しめんとする場合に容器蓋に加えねばならない必
要上昇回転トルクを大きくし、そして弱化ライン
の所期の通りに破断せしめるために容器蓋に加え
なければならない必要破断回転トルクを上記必要
下降回転トルクと上記必要上昇回転トルクとの間
に設定することが必要である。 係止フラツプ片が軸線方向上方から下方に係止
あご部を通過せしめられる時には、容器の口頚部
に対する容器蓋の閉回転方向への回転に起因し
て、係止フラツプ片には閉回転方向に対して逆方
向、即ち開回転方向の力が作用し、これによつて
係止フラツプ片は開回転方向に弾性的に撓まされ
る。従つて、上記必要下降回転トルクの値は、係
止フラツプ片を開回転方向に弾性的に撓ますのに
要する力に依存する。他方、係止フラツプ片が軸
線方向下方から上方に係止あご部を通過せしめら
れる時には、容器の口頚部に対する容器蓋の開回
転方向への回転に起因して係止フラツプ片には閉
回転方向の力が作用すると共に、容器蓋の上昇に
よつて係止フラツプ片の上縁部が口頚部の係止あ
ご部下面に押付けられることに起因して係止フラ
ツプ片には軸線方向下方への力が作用する。係止
フラツプ片の閉回転方向への撓みは口頚部の外周
面によつて阻止される故に、係止フラツプ片は主
として軸線方向下方への力によつて捩りられて半
径方向外方へ潰される。従つて、上記必要上昇回
転トルクの値は、係止フラツプ片を捩つて半径方
向外方へ潰すのに要する力に依存する。 然るに、従来の容器蓋においては、上記必要下
降回転トルクと上記必要上昇回転トルクとの差が
小さく、それ故に、容器の口頚部における製作誤
差又は欠損に起因して、或いは閉塞様式又は開封
様式の如何によつて、上記第1の要件と上記第2
の要件とのいずれかが充足されないことが少なく
なかつた。 そこで、本発明は、上記必要下降回転トルクの
増大を抑制して上記必要上昇回転トルクを大幅に
増大せしめることを、その技術的課題とする。 <解決手段> 本発明の解決手段は、係止フラツプ片の各々に
折曲部を形成して、係止フラツプ片の各々を、閉
回転方向に対して逆方向に傾斜してピルフアープ
ルーフ裾部から延びる第1の部分と、この第1の
部分に対して折曲してこの第1の部分から半径方
向内方に向つて閉回転方向に傾斜して延びる第2
の部分とから構成することである。 尚、第1の部分に対する第2の部分の折曲角度
を何度以上にせしめるべきかについては、係止フ
ラツプ片の材質、厚さ、形状によつて変化する故
に、一義的に特定することはできないが、通常、
上記折曲角度は概ね3度以上であればよい。 <作用> 係止フラツプ片の各々に上記折曲部を形成する
と、閉回転方向への弾性的撓みに対する係止フラ
ツプ片の各々の抵抗力はほとんど増大しないが、
上記折曲部の存在によつて、主として上記軸線方
向下方の力による捩りに関する係止フラツプ片の
各々の断面二次極モーメントが増大し、従つて捩
りによる半径方向外方への潰れに対する係止フラ
ツプ片の各々の抵抗力が増大する。それ故に、上
記必要下降回転トルクの増大を抑制して上記必要
上昇回転トルクを増大せしめ、かくして上記必要
下降回転トルクと上記必要上昇回転トルクとの差
を大きくせしめることができ、従つて上記第1の
要件と上記第2の要件との双方を容易且つ確実に
充足することが可能になる。 <発明の好適具体例> 以下、本発明に従つて改良された合成樹脂容器
蓋の好適具体例を図示している添付図面を参照し
て、更に詳細に説明する。 第1図を参照して説明すると、全体を番号2で
示す容器蓋は、円形状の天面壁4とこの天面壁4
の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁6とを
具備する一体に形成された本体に備えている。か
ような本体は、ポリオレフイン系樹脂の如き適宜
の合成樹脂材料から圧縮成形又は射出成形によつ
て形成することができる。 図示の具体例においては、上記天面壁4の内面
に環状突条8が形成されている。そして、この環
状突条8内には、密封ライナー10が別個に形成
されている。かかる密封ライナー10は、例えば
本体を成形した後に、適宜の合成樹脂材料からそ
れ自体は周知の型押成形法によつて所要位置に成
形することができる。所望ならば、密封ライナー
10を本体とは別個に形成することに代えて、天
面壁4の内面に適宜の形態の密封用突条を一体に
形成することもできる。 スカート壁6には周方向に延びる弱化ライン1
2が形成されており、スカート壁6は弱化ライン
12よりも上方の主部14と弱化ライン12より
も下方のピルフアープルーフ裾部16とに区画さ
れている。弱化ライン12は、材料の厚さを低減
せしめることによつて形成される所謂スコアでも
よいが、図示の具体例においては、周方向に間隔
を置いて形成され周方向に延びる複数個のスリツ
ト(切溝)18とかかるスリツト18間に残留せ
しめられている複数個の橋絡部20とから構成さ
れており、ピルフアープルーフ裾部16は複数個
の橋絡部20によつて主部14に接続されてい
る。図示の具体例においては、複数個の橋絡部2
0のうちの特定の1個の橋絡部20Aは、他の橋
絡部20に比べて周方向幅が大きく、従つて強度
が増大せしめられている。そして、かかる特定の
橋絡部20Aの周方向片側縁に隣接した位置に
て、ピルフアープルーフ裾部16には軸線方向に
延びる弱化ライン22が形成されている。この弱
化ライン22は、スコア又はミシン目でよい。 第1図に明確に図示する如く、スカート壁6の
主部14は比較的肉厚であり、ピルフアープルー
フ裾部16は比較的肉薄であるのが一般に好都合
である。主部14の内面には、雌螺条24が形成
されている。また、主部14の外面には、そこに
指をかけて容器蓋2を回転せしめる際の指の滑り
を防止するための凹凸乃至ローレツト形状26が
形成されているのが好都合である。一方、ピルフ
アープルーフ裾部16の内面には、周方向に間隔
を置いて複数個(図示の場合は22個)の係止フラ
ツプ片28が形成されている。第1図と共に第2
図を参照して説明すると、係止フラツプ片28の
各々は、ピルフアープルーフ裾部16の内面に接
続されている基縁30から半径方向内方に突出し
ている。図示の具体例においては、係止フラツプ
片28の各々の基縁30は、容器蓋2の軸線方向
に実質上鉛直に延びている。しかしながら、所望
ならば、係止フラツプ片28の各々の基縁30
は、軸線方向に対して適宜の方向、即ち後述する
如くして容器の口頚部に容器蓋2を装着する際の
容器蓋2の回転方向(第1図において上方から見
て時計方向、第2図において矢印32で示す方
向)又はその反対方向に適宜の角度をなして傾斜
して延びるようになすこともできる。また、図示
の具体例においては、係止フラツプ片28の各々
の上縁34は、基縁30の上端から自由端に向つ
て幾分下方に傾斜して延びており、係止フラツプ
片28の各々の下縁36は、基縁30の下端から
自由端に向つて幾分上方に傾斜して延びている。 図示の容器蓋2における上述した通りの構成
は、本発明に従つて改良された容器蓋2の新規な
特徴をなすものではなく、本発明が適用される容
器蓋の一例を示すにすぎない。 而して、本発明に従えば、上記係止フラツプ片
28の各々には、折曲部が形成されることが重要
である。第1図と共に第2図及び第3図を参照し
て説明すると、図示の具体例においては、上記係
止フラツプ片28の各々は、折曲線38に沿つて
折曲されていて、基縁30から折曲線38までの
第1の部分40と折曲線38から自由端までの第
2の部分42を有する。図示の場合、折曲線38
は、基縁30と実質上平行に、従つて容器蓋2の
軸線方向に実質上鉛直に延びているが、所望なら
ば、第2図に2点鎖線で示す如く、折曲線38
を、軸線方向下方に向つて矢印32で示す方向
(即ち後述する如くして容器の口頚部に容器蓋2
を装着する際の容器蓋2の回転方向)に又はその
逆方向に延びるようになすこともできる。第1の
部分40は、第2図及び第3図に矢印32で示す
方向(従つて、後に言及する如く容器の口頚部に
容器蓋2を装着する際の容器蓋2の回転方向であ
り、第1図において上方から見て時計方向)に対
して逆方向に傾斜して、ピルフアープルーフ裾部
16の内面から、即ち基縁30から折曲線38ま
で延びており、第3図に明確に図示する如く、基
縁30におけるピルフアープルーフ裾部16の内
面の接線44に対して90度より小さい角度αをな
すことが重要である。この角度αは30乃至85度、
特に50乃至80度であるのが好ましい。一方、第1
の部分40に対して、第2の部分42は、半径方
向内方に向つて矢印32で示す方向に傾斜して延
び、従つて、上記接線44と第2の部分42との
角度βは、上記角度よりも大きいことが重要であ
る。この角度βは60乃至180度、特に90乃至160度
(従つて、第2の部分42は、第1の部分40と
は逆方向、即ち第2図及び第3図に矢印32で示
す方向に傾斜して延びている)のが好ましい。第
2の部分42の先端は、基縁30と容器蓋2の中
心軸線を結ぶ半径線γに対して、矢印32で示す
方向に見て後方に位置せしめられているのが好ま
しい。第2の部分42が、上記半径線γに対して
矢印32で示す方向に見て前方まで延びている
と、後述する如くして容器の口頚部に容器蓋2を
装着する際に、口頚部に形成されている係止あご
部が第2の部分42に干渉すると、係止フラツプ
片28が第3図に示す矢印41で示す方向ではな
く矢印43で示す方向に撓まされる傾向がある。 上記の通りの合成樹脂製容器蓋2は、第4図に
図示する通りの形態の口頚部46を備えた容器に
適用される。それ自体は周知の口頚部46は円筒
状外周面を有し、かかる外周面には雄螺条48と
この雄螺条48の下方に位置する係止あご部50
とが形成されている。 口頚部46を容器蓋2によつて閉塞する際に
は、口頚部46に容器蓋2を被嵌し、容器蓋2を
閉方向、即ち第4図において上方から見て時計方
向に回転せしめる。かくすると、容器蓋2に形成
されている雌螺条24が口頚部46に形成されて
いる雄螺条48に螺合され、これによつて容器蓋
2は回転と共に軸線方向下方に移動せしめられ
る。容器蓋2が下方に移動せしめられると、容器
蓋2に形成されている係止フラツプ片28の各々
は、口頚部46に形成されている雄螺条48を通
過し、そして更に係止あご部50を通ることにな
るが、第5図に図示する如く、係止あご部50を
通る際には、係止あご部50に干渉されることに
よつて係止フラツプ片28の各々は半径方向外方
へ弾性的に撓まされる。容器蓋2の雌螺条24を
口頚部46の雄螺条48に充分に螺合せしめる
と、第4図及び第6図に図示する如く、係止フラ
ツプ片28の各々は係止あご部50を完全に通過
して、係止あご部50に干渉されなくなり、係止
フラツプ片28の各々は元の状態に向けて弾性的
に復元する。 而して、後に言及する実施例及び比較例の記載
から明確に理解される如く、本発明に従つて改良
された容器蓋2においては、係止フラツプ片28
が弾性的に撓んで係止あご部50を通過せしめら
れる時に容器蓋2に加えなければならない必要下
降回転トルクは、第3図に2点鎖線で示す如く係
止フラツプ片28の第2の部分42を第1の部分
40に対して折曲せしめることなく第1の部分4
0と一直線状をなして延びるようにせしめた従来
の容器蓋と略同一であつて、充分に小さい。従つ
て、口頚部46に容器蓋2を装着する際に、弱化
ライン12及び22に過剰な応力が生成され、弱
化ライン12及び22が破断されてしまうことが
確実に回避される。 係止フラツプ片28の各々が元の状態に向つて
充分に復元せしめられると、第4図及び第6図に
明確に図示する如く、係止フラツプ片28の各々
が係止あご部50の下面に係止せしめられる。ま
た、容器蓋2の雌螺条24を口頚部46の雄螺条
48に充分に螺合せしめた状態においては、第4
図に図示する如く、密封ライナー10が口頚部4
6の端面部に密接せしめられ、かくして口頚部4
6が密封される。 以上の通りにして口頚部46に装着された容器
蓋2を、口頚部46から離脱せしめて口頚部46
を開封する際には、容器蓋2を装着時における回
転方向に対して逆方向、即ち第4図において上方
から見て反時計方向に回転せしめる。かくする
と、容器蓋2に形成されている雌螺条24が口頚
部46に形成されている雄螺条48に沿つて移動
せしめられる故に、容器蓋2は軸線方向上方に移
動せんとする。しかしながら、容器蓋2のピルフ
アープルーフ裾部16の内面に形成されている係
止フラツプ片28が口頚部46の係止あご部50
の下面に係止せしめられている故に、ピルフアー
プルーフ裾部16の軸線方向上方への移動は阻止
される。かくして、容器蓋2に形成されている弱
化ライン12に相当な応力が生成され、弱化ライ
ン12における橋絡部20は、周方向幅が大きく
強度が増大せしめられている特定の橋絡部20A
を除いて破断され、そしてまたピルフアープルー
フ裾部16に形成されている弱化ライン22にも
相当な応力が生成され、弱化ライン22が破断さ
れてピルフアープルーフ裾部16が無端環状から
有端帯状に開かれる。かくすると、係止あご部5
0の下面に対する係止フラツプ片28の係止が解
除され、しかる後においては、破断されずに維持
されている上記特定の橋絡部20Aによつて主部
14に連結されているピルフアープルーフ裾部1
6を含む容器蓋2の全体が、回転と共に軸線方向
上方へ移動せしめられ、かくして容器蓋2の全体
が口頚部46から離脱され、口頚部46が開封さ
れる(弱化ライン12における上記特定の橋絡部
20Aも他の橋絡部20と実質上同一の強度であ
り、ピルフアープルーフ裾部16に弱化ライン2
2が形成されていない時には、弱化ライン12が
完全に破断されてピルフアープルーフ裾部16が
主部14から完全に分離され、従つてピルフアー
プルーフ裾部16を残して容器蓋2のその他の部
分が口頚部46から離脱される)。 而して、後に言及する実施例及び比較例の記載
から明確に理解される如く、口頚部46から容器
蓋2を離脱せしめる際には、第3図に2点鎖線で
示す如く係止フラツプ片28の第2の部分42を
第1の部分40に対して折曲せしめることなく第
1の部分40と一直線状をなして延びるようにせ
しめた従来の容器蓋に比べて、本発明に従つて改
良された容器蓋2においては、係止フラツプ片2
8が相当強く係止あご部50の下面に係止する。
換言すれば、係止フラツプ片28を弾性的に撓ま
せて軸線方向下方から上方に係止あご部50を通
過せしめんとする場合に容器蓋2に加えねばなら
ない必要上昇回転トルクは、本発明に従つて改良
された容器蓋2においては、従来の容器蓋に比べ
て相当増大せしめられる。従つて、破断ライン1
2及び22が所期の通りに破断されることなく口
頚部46から容器蓋2が離脱されることが確実に
回避され、かくしてピルフアープルーフ特性が確
保される。 <実施例> ポリプロピレン(メルトインデツクス2.0、容
度0.90)を使用して、弱化ライン12及び弱化ラ
イン22が形成されていないことを除けば第1図
乃至第3図に図示する容器蓋2の本体と実質上同
一の形態である容器蓋本体を10個成形した。成形
した容器蓋本体の雌螺条内径d=25.6mm、外径D
=30.0mm、全高H=19.0mmであつた。また、ピル
フアープルーフ裾部16の内面に形成されている
係止フラツプ片28の各々において、厚さt=
0.35mm、第1の部分40の突出長さl1=1.9mm、第
2の部分42の突出長さl2=1.4mm、角度α=70
度、角度β=117度(従つて、第1の部分40に
対する第2の部分42の折曲角度は47度)であつ
た。 かような容器蓋本体を、第4図に図示する通り
の形態で呼称28mmである、ガラス製容器の口頚部
46に装着し、この際の必要回転トルク、即ち必
要下降回転トルクを測定した。また、口頚部46
に装着した容器蓋を強制的に口頚部48から離脱
し、この際の必要回転トルク、即ち必要上昇回転
トルクを測定した。その結果は下記第1表の通り
であつた。 <比較例> 比較のために、ピルフアープルーフ裾部16の
内面に形成されている係止フラツプ片28の各々
が第3図に2点鎖線で示す通りの形態(即ち、第
2の部分42が第1の部分40に対して折曲せし
められておらず第1の部分40と一直線状に延び
る形態)である点を除き、実施例と同様な容器蓋
本体を成形した。 そして、実施例と同様にして、必要下降回転ト
ルク及び必要上昇回転トルクを測定した。その結
果は下記第1表の通りであつた。 【表】
成樹脂製容器蓋、更に詳しくは、外周面に雄螺条
とこの雄螺条の下方に位置する係止あご部とが形
成されている口頚部を備えた容器に適用される、
ピルフアープルーフ特性を有する合成樹脂製容器
蓋に関する。 <従来技術> 飲料用瓶の如き容器のためのピルフアープルー
フ特性を有する容器蓋として、近時においては、
金属製容器蓋に代えて合成樹脂製容器蓋が提案さ
れ実用に供されるようになつてきた。かような合
成樹脂製容器蓋の典型例としては、特開昭56−
74445号公報、特開昭58−30949号公報及び特開昭
58−51116号公報に開示されている容器蓋を挙げ
ることができる。 上記公報に開示されている容器蓋は、天面壁と
この天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁と
を有する。スカート壁には周方向に延びる弱化ラ
インが形成されていて、スカート壁は弱化ライン
よりも上方の主部と弱化ラインよりも下方のピル
フアープルーフ裾部とに区画されている。主部の
内面には雌螺条が形成されており、ピルフアープ
ルーフ裾部の内面には半径方向内方に突出する複
数個の係止フラツプ片が周方向に間隔を置いて形
成されている。かかる係止フラツプ片の各々は、
口頚部に容器蓋を装着する際の容器壁の回転方向
に対して逆方向に傾斜してピルフアープルーフ裾
部の内面から一直線状に延びている。 <従来技術の問題点及び発明の課題> 上記容器蓋は外周面に雄螺条とこの雄螺条の下
方に位置する係止あご部とが形成されている口頚
部を備えた容器に適用されるが、次の2つの要件
を充足することが重要である。 第1に、容器の口頚部に容器蓋を螺着して口頚
部を閉塞する際には、係止フラツプ片が容易に半
径方向外方に弾性的に撓んで係止あご部を通過す
ることができ、従つて比較的小さい回転トルクに
よつて口頚部に容器蓋を装着することができ、か
くして弱化ラインに過剰の応力が生成されること
によつて弱化ラインが破断されてしまうことを確
実に回避することが重要である。第2に、容器の
口頚部を開封する際には、係止フラツプ片を係止
あご部に充分確実に係止させることによつて、弱
化ラインの所期の通りの破断を伴うことなくピル
フアープルーフ裾部の所謂すつぽ抜け(係止フラ
ツプ片が捩られて半径方向外方に潰され、係止あ
ご部を通過してしまうこと)によつて容器蓋が口
頚部から離脱してしまう(かくするとピルフアー
プル−フ特性が毀損されてしまう)ことを確実に
回避することが重要である。 上記2つの要件を充足するためには、係止フラ
ツプ片が軸線方向上方から下方に係止あご部を通
過せしめられる時に容器蓋に加えなければならな
い必要下降回転トルクを小さくし、係止フラツプ
片を軸線方向下方から上方に係止あご部を通過せ
しめんとする場合に容器蓋に加えねばならない必
要上昇回転トルクを大きくし、そして弱化ライン
の所期の通りに破断せしめるために容器蓋に加え
なければならない必要破断回転トルクを上記必要
下降回転トルクと上記必要上昇回転トルクとの間
に設定することが必要である。 係止フラツプ片が軸線方向上方から下方に係止
あご部を通過せしめられる時には、容器の口頚部
に対する容器蓋の閉回転方向への回転に起因し
て、係止フラツプ片には閉回転方向に対して逆方
向、即ち開回転方向の力が作用し、これによつて
係止フラツプ片は開回転方向に弾性的に撓まされ
る。従つて、上記必要下降回転トルクの値は、係
止フラツプ片を開回転方向に弾性的に撓ますのに
要する力に依存する。他方、係止フラツプ片が軸
線方向下方から上方に係止あご部を通過せしめら
れる時には、容器の口頚部に対する容器蓋の開回
転方向への回転に起因して係止フラツプ片には閉
回転方向の力が作用すると共に、容器蓋の上昇に
よつて係止フラツプ片の上縁部が口頚部の係止あ
ご部下面に押付けられることに起因して係止フラ
ツプ片には軸線方向下方への力が作用する。係止
フラツプ片の閉回転方向への撓みは口頚部の外周
面によつて阻止される故に、係止フラツプ片は主
として軸線方向下方への力によつて捩りられて半
径方向外方へ潰される。従つて、上記必要上昇回
転トルクの値は、係止フラツプ片を捩つて半径方
向外方へ潰すのに要する力に依存する。 然るに、従来の容器蓋においては、上記必要下
降回転トルクと上記必要上昇回転トルクとの差が
小さく、それ故に、容器の口頚部における製作誤
差又は欠損に起因して、或いは閉塞様式又は開封
様式の如何によつて、上記第1の要件と上記第2
の要件とのいずれかが充足されないことが少なく
なかつた。 そこで、本発明は、上記必要下降回転トルクの
増大を抑制して上記必要上昇回転トルクを大幅に
増大せしめることを、その技術的課題とする。 <解決手段> 本発明の解決手段は、係止フラツプ片の各々に
折曲部を形成して、係止フラツプ片の各々を、閉
回転方向に対して逆方向に傾斜してピルフアープ
ルーフ裾部から延びる第1の部分と、この第1の
部分に対して折曲してこの第1の部分から半径方
向内方に向つて閉回転方向に傾斜して延びる第2
の部分とから構成することである。 尚、第1の部分に対する第2の部分の折曲角度
を何度以上にせしめるべきかについては、係止フ
ラツプ片の材質、厚さ、形状によつて変化する故
に、一義的に特定することはできないが、通常、
上記折曲角度は概ね3度以上であればよい。 <作用> 係止フラツプ片の各々に上記折曲部を形成する
と、閉回転方向への弾性的撓みに対する係止フラ
ツプ片の各々の抵抗力はほとんど増大しないが、
上記折曲部の存在によつて、主として上記軸線方
向下方の力による捩りに関する係止フラツプ片の
各々の断面二次極モーメントが増大し、従つて捩
りによる半径方向外方への潰れに対する係止フラ
ツプ片の各々の抵抗力が増大する。それ故に、上
記必要下降回転トルクの増大を抑制して上記必要
上昇回転トルクを増大せしめ、かくして上記必要
下降回転トルクと上記必要上昇回転トルクとの差
を大きくせしめることができ、従つて上記第1の
要件と上記第2の要件との双方を容易且つ確実に
充足することが可能になる。 <発明の好適具体例> 以下、本発明に従つて改良された合成樹脂容器
蓋の好適具体例を図示している添付図面を参照し
て、更に詳細に説明する。 第1図を参照して説明すると、全体を番号2で
示す容器蓋は、円形状の天面壁4とこの天面壁4
の周縁から垂下する円筒形状のスカート壁6とを
具備する一体に形成された本体に備えている。か
ような本体は、ポリオレフイン系樹脂の如き適宜
の合成樹脂材料から圧縮成形又は射出成形によつ
て形成することができる。 図示の具体例においては、上記天面壁4の内面
に環状突条8が形成されている。そして、この環
状突条8内には、密封ライナー10が別個に形成
されている。かかる密封ライナー10は、例えば
本体を成形した後に、適宜の合成樹脂材料からそ
れ自体は周知の型押成形法によつて所要位置に成
形することができる。所望ならば、密封ライナー
10を本体とは別個に形成することに代えて、天
面壁4の内面に適宜の形態の密封用突条を一体に
形成することもできる。 スカート壁6には周方向に延びる弱化ライン1
2が形成されており、スカート壁6は弱化ライン
12よりも上方の主部14と弱化ライン12より
も下方のピルフアープルーフ裾部16とに区画さ
れている。弱化ライン12は、材料の厚さを低減
せしめることによつて形成される所謂スコアでも
よいが、図示の具体例においては、周方向に間隔
を置いて形成され周方向に延びる複数個のスリツ
ト(切溝)18とかかるスリツト18間に残留せ
しめられている複数個の橋絡部20とから構成さ
れており、ピルフアープルーフ裾部16は複数個
の橋絡部20によつて主部14に接続されてい
る。図示の具体例においては、複数個の橋絡部2
0のうちの特定の1個の橋絡部20Aは、他の橋
絡部20に比べて周方向幅が大きく、従つて強度
が増大せしめられている。そして、かかる特定の
橋絡部20Aの周方向片側縁に隣接した位置に
て、ピルフアープルーフ裾部16には軸線方向に
延びる弱化ライン22が形成されている。この弱
化ライン22は、スコア又はミシン目でよい。 第1図に明確に図示する如く、スカート壁6の
主部14は比較的肉厚であり、ピルフアープルー
フ裾部16は比較的肉薄であるのが一般に好都合
である。主部14の内面には、雌螺条24が形成
されている。また、主部14の外面には、そこに
指をかけて容器蓋2を回転せしめる際の指の滑り
を防止するための凹凸乃至ローレツト形状26が
形成されているのが好都合である。一方、ピルフ
アープルーフ裾部16の内面には、周方向に間隔
を置いて複数個(図示の場合は22個)の係止フラ
ツプ片28が形成されている。第1図と共に第2
図を参照して説明すると、係止フラツプ片28の
各々は、ピルフアープルーフ裾部16の内面に接
続されている基縁30から半径方向内方に突出し
ている。図示の具体例においては、係止フラツプ
片28の各々の基縁30は、容器蓋2の軸線方向
に実質上鉛直に延びている。しかしながら、所望
ならば、係止フラツプ片28の各々の基縁30
は、軸線方向に対して適宜の方向、即ち後述する
如くして容器の口頚部に容器蓋2を装着する際の
容器蓋2の回転方向(第1図において上方から見
て時計方向、第2図において矢印32で示す方
向)又はその反対方向に適宜の角度をなして傾斜
して延びるようになすこともできる。また、図示
の具体例においては、係止フラツプ片28の各々
の上縁34は、基縁30の上端から自由端に向つ
て幾分下方に傾斜して延びており、係止フラツプ
片28の各々の下縁36は、基縁30の下端から
自由端に向つて幾分上方に傾斜して延びている。 図示の容器蓋2における上述した通りの構成
は、本発明に従つて改良された容器蓋2の新規な
特徴をなすものではなく、本発明が適用される容
器蓋の一例を示すにすぎない。 而して、本発明に従えば、上記係止フラツプ片
28の各々には、折曲部が形成されることが重要
である。第1図と共に第2図及び第3図を参照し
て説明すると、図示の具体例においては、上記係
止フラツプ片28の各々は、折曲線38に沿つて
折曲されていて、基縁30から折曲線38までの
第1の部分40と折曲線38から自由端までの第
2の部分42を有する。図示の場合、折曲線38
は、基縁30と実質上平行に、従つて容器蓋2の
軸線方向に実質上鉛直に延びているが、所望なら
ば、第2図に2点鎖線で示す如く、折曲線38
を、軸線方向下方に向つて矢印32で示す方向
(即ち後述する如くして容器の口頚部に容器蓋2
を装着する際の容器蓋2の回転方向)に又はその
逆方向に延びるようになすこともできる。第1の
部分40は、第2図及び第3図に矢印32で示す
方向(従つて、後に言及する如く容器の口頚部に
容器蓋2を装着する際の容器蓋2の回転方向であ
り、第1図において上方から見て時計方向)に対
して逆方向に傾斜して、ピルフアープルーフ裾部
16の内面から、即ち基縁30から折曲線38ま
で延びており、第3図に明確に図示する如く、基
縁30におけるピルフアープルーフ裾部16の内
面の接線44に対して90度より小さい角度αをな
すことが重要である。この角度αは30乃至85度、
特に50乃至80度であるのが好ましい。一方、第1
の部分40に対して、第2の部分42は、半径方
向内方に向つて矢印32で示す方向に傾斜して延
び、従つて、上記接線44と第2の部分42との
角度βは、上記角度よりも大きいことが重要であ
る。この角度βは60乃至180度、特に90乃至160度
(従つて、第2の部分42は、第1の部分40と
は逆方向、即ち第2図及び第3図に矢印32で示
す方向に傾斜して延びている)のが好ましい。第
2の部分42の先端は、基縁30と容器蓋2の中
心軸線を結ぶ半径線γに対して、矢印32で示す
方向に見て後方に位置せしめられているのが好ま
しい。第2の部分42が、上記半径線γに対して
矢印32で示す方向に見て前方まで延びている
と、後述する如くして容器の口頚部に容器蓋2を
装着する際に、口頚部に形成されている係止あご
部が第2の部分42に干渉すると、係止フラツプ
片28が第3図に示す矢印41で示す方向ではな
く矢印43で示す方向に撓まされる傾向がある。 上記の通りの合成樹脂製容器蓋2は、第4図に
図示する通りの形態の口頚部46を備えた容器に
適用される。それ自体は周知の口頚部46は円筒
状外周面を有し、かかる外周面には雄螺条48と
この雄螺条48の下方に位置する係止あご部50
とが形成されている。 口頚部46を容器蓋2によつて閉塞する際に
は、口頚部46に容器蓋2を被嵌し、容器蓋2を
閉方向、即ち第4図において上方から見て時計方
向に回転せしめる。かくすると、容器蓋2に形成
されている雌螺条24が口頚部46に形成されて
いる雄螺条48に螺合され、これによつて容器蓋
2は回転と共に軸線方向下方に移動せしめられ
る。容器蓋2が下方に移動せしめられると、容器
蓋2に形成されている係止フラツプ片28の各々
は、口頚部46に形成されている雄螺条48を通
過し、そして更に係止あご部50を通ることにな
るが、第5図に図示する如く、係止あご部50を
通る際には、係止あご部50に干渉されることに
よつて係止フラツプ片28の各々は半径方向外方
へ弾性的に撓まされる。容器蓋2の雌螺条24を
口頚部46の雄螺条48に充分に螺合せしめる
と、第4図及び第6図に図示する如く、係止フラ
ツプ片28の各々は係止あご部50を完全に通過
して、係止あご部50に干渉されなくなり、係止
フラツプ片28の各々は元の状態に向けて弾性的
に復元する。 而して、後に言及する実施例及び比較例の記載
から明確に理解される如く、本発明に従つて改良
された容器蓋2においては、係止フラツプ片28
が弾性的に撓んで係止あご部50を通過せしめら
れる時に容器蓋2に加えなければならない必要下
降回転トルクは、第3図に2点鎖線で示す如く係
止フラツプ片28の第2の部分42を第1の部分
40に対して折曲せしめることなく第1の部分4
0と一直線状をなして延びるようにせしめた従来
の容器蓋と略同一であつて、充分に小さい。従つ
て、口頚部46に容器蓋2を装着する際に、弱化
ライン12及び22に過剰な応力が生成され、弱
化ライン12及び22が破断されてしまうことが
確実に回避される。 係止フラツプ片28の各々が元の状態に向つて
充分に復元せしめられると、第4図及び第6図に
明確に図示する如く、係止フラツプ片28の各々
が係止あご部50の下面に係止せしめられる。ま
た、容器蓋2の雌螺条24を口頚部46の雄螺条
48に充分に螺合せしめた状態においては、第4
図に図示する如く、密封ライナー10が口頚部4
6の端面部に密接せしめられ、かくして口頚部4
6が密封される。 以上の通りにして口頚部46に装着された容器
蓋2を、口頚部46から離脱せしめて口頚部46
を開封する際には、容器蓋2を装着時における回
転方向に対して逆方向、即ち第4図において上方
から見て反時計方向に回転せしめる。かくする
と、容器蓋2に形成されている雌螺条24が口頚
部46に形成されている雄螺条48に沿つて移動
せしめられる故に、容器蓋2は軸線方向上方に移
動せんとする。しかしながら、容器蓋2のピルフ
アープルーフ裾部16の内面に形成されている係
止フラツプ片28が口頚部46の係止あご部50
の下面に係止せしめられている故に、ピルフアー
プルーフ裾部16の軸線方向上方への移動は阻止
される。かくして、容器蓋2に形成されている弱
化ライン12に相当な応力が生成され、弱化ライ
ン12における橋絡部20は、周方向幅が大きく
強度が増大せしめられている特定の橋絡部20A
を除いて破断され、そしてまたピルフアープルー
フ裾部16に形成されている弱化ライン22にも
相当な応力が生成され、弱化ライン22が破断さ
れてピルフアープルーフ裾部16が無端環状から
有端帯状に開かれる。かくすると、係止あご部5
0の下面に対する係止フラツプ片28の係止が解
除され、しかる後においては、破断されずに維持
されている上記特定の橋絡部20Aによつて主部
14に連結されているピルフアープルーフ裾部1
6を含む容器蓋2の全体が、回転と共に軸線方向
上方へ移動せしめられ、かくして容器蓋2の全体
が口頚部46から離脱され、口頚部46が開封さ
れる(弱化ライン12における上記特定の橋絡部
20Aも他の橋絡部20と実質上同一の強度であ
り、ピルフアープルーフ裾部16に弱化ライン2
2が形成されていない時には、弱化ライン12が
完全に破断されてピルフアープルーフ裾部16が
主部14から完全に分離され、従つてピルフアー
プルーフ裾部16を残して容器蓋2のその他の部
分が口頚部46から離脱される)。 而して、後に言及する実施例及び比較例の記載
から明確に理解される如く、口頚部46から容器
蓋2を離脱せしめる際には、第3図に2点鎖線で
示す如く係止フラツプ片28の第2の部分42を
第1の部分40に対して折曲せしめることなく第
1の部分40と一直線状をなして延びるようにせ
しめた従来の容器蓋に比べて、本発明に従つて改
良された容器蓋2においては、係止フラツプ片2
8が相当強く係止あご部50の下面に係止する。
換言すれば、係止フラツプ片28を弾性的に撓ま
せて軸線方向下方から上方に係止あご部50を通
過せしめんとする場合に容器蓋2に加えねばなら
ない必要上昇回転トルクは、本発明に従つて改良
された容器蓋2においては、従来の容器蓋に比べ
て相当増大せしめられる。従つて、破断ライン1
2及び22が所期の通りに破断されることなく口
頚部46から容器蓋2が離脱されることが確実に
回避され、かくしてピルフアープルーフ特性が確
保される。 <実施例> ポリプロピレン(メルトインデツクス2.0、容
度0.90)を使用して、弱化ライン12及び弱化ラ
イン22が形成されていないことを除けば第1図
乃至第3図に図示する容器蓋2の本体と実質上同
一の形態である容器蓋本体を10個成形した。成形
した容器蓋本体の雌螺条内径d=25.6mm、外径D
=30.0mm、全高H=19.0mmであつた。また、ピル
フアープルーフ裾部16の内面に形成されている
係止フラツプ片28の各々において、厚さt=
0.35mm、第1の部分40の突出長さl1=1.9mm、第
2の部分42の突出長さl2=1.4mm、角度α=70
度、角度β=117度(従つて、第1の部分40に
対する第2の部分42の折曲角度は47度)であつ
た。 かような容器蓋本体を、第4図に図示する通り
の形態で呼称28mmである、ガラス製容器の口頚部
46に装着し、この際の必要回転トルク、即ち必
要下降回転トルクを測定した。また、口頚部46
に装着した容器蓋を強制的に口頚部48から離脱
し、この際の必要回転トルク、即ち必要上昇回転
トルクを測定した。その結果は下記第1表の通り
であつた。 <比較例> 比較のために、ピルフアープルーフ裾部16の
内面に形成されている係止フラツプ片28の各々
が第3図に2点鎖線で示す通りの形態(即ち、第
2の部分42が第1の部分40に対して折曲せし
められておらず第1の部分40と一直線状に延び
る形態)である点を除き、実施例と同様な容器蓋
本体を成形した。 そして、実施例と同様にして、必要下降回転ト
ルク及び必要上昇回転トルクを測定した。その結
果は下記第1表の通りであつた。 【表】
第1図は、本発明に従つて改良された容器蓋の
一具体例を、一部を断面で示す側面図。第2図
は、第1図の容器蓋における係止フラツプ片を示
す部分斜面図。第3図は、第1図の容器蓋におけ
る係止フラツプ片を示す部分底面図。第4図は、
第1図の容器蓋を容器の口頚部に装着して口頚部
を閉塞した状態を、一部を断面で示す側面図。第
5図は、第1図の容器蓋を容器の口頚部に装着す
る途中における係止フラツプ片の状態を示す部分
断面図。第6図は、第4図に示す状態における係
止フラツプ片の状態を示す部分断面図。 2……容器蓋、4……天面壁、6……スカート
壁、12……弱化ライン、14……スカート壁の
主部、16…ピルフアープルーフ裾部、24……
雌螺条、28……係止フラツプ片、30……係止
フラツプ片の基縁、40……係止フラツプ片の第
1の部分、42……係止フラツプ片の第2の部
分、46……口頚部、48……雄螺条、50……
係止あご部。
一具体例を、一部を断面で示す側面図。第2図
は、第1図の容器蓋における係止フラツプ片を示
す部分斜面図。第3図は、第1図の容器蓋におけ
る係止フラツプ片を示す部分底面図。第4図は、
第1図の容器蓋を容器の口頚部に装着して口頚部
を閉塞した状態を、一部を断面で示す側面図。第
5図は、第1図の容器蓋を容器の口頚部に装着す
る途中における係止フラツプ片の状態を示す部分
断面図。第6図は、第4図に示す状態における係
止フラツプ片の状態を示す部分断面図。 2……容器蓋、4……天面壁、6……スカート
壁、12……弱化ライン、14……スカート壁の
主部、16…ピルフアープルーフ裾部、24……
雌螺条、28……係止フラツプ片、30……係止
フラツプ片の基縁、40……係止フラツプ片の第
1の部分、42……係止フラツプ片の第2の部
分、46……口頚部、48……雄螺条、50……
係止あご部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周面に雄螺条とこの雄螺条の下方に位置す
る係止あご部とが形成されている口頚部を備えた
容器のための、ピルフアープルーフ特性を有する
合成樹脂製容器蓋であつて、天面壁と、この天面
壁の周縁から垂下する筒状スカート壁とを具備
し、上記スカート壁には周方向に延びる弱化ライ
ンが形成されていて、上記スカート壁は上記弱化
ラインよりも上方の主部と上記弱化ラインよりも
下方のピルフアープルーフ裾部とに区画されてお
り、上記主部の内面には上記口頚部の上記雄螺条
に螺合せしめられる雌螺条が形成され、上記ピル
フアープルーフ裾部の内面には半径方向内方に突
出する複数個の係止フラツプ片が周方向に間隔を
置いて形成されている容器蓋において; 上記係止フラツプ片の各々は、上記口頚部に容
器蓋を装着する際の容器蓋の閉回転方向に対して
逆方向に傾斜して上記ピルフアープルーフ裾部の
内面から延びる第1の部分と、この第1の部分に
対して5度以上の折曲角度をなしてこの第1の部
分から半径方向内方に向つて上記閉回転方向に傾
斜して延びる第2の部分を有する、ことを特徴と
する容器蓋。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59005756A JPS60158048A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋 |
| US06/581,845 US4520939A (en) | 1984-01-18 | 1984-02-21 | Pilfer-proof plastic closure for containers |
| US06/688,391 US4588100A (en) | 1984-01-18 | 1985-01-02 | Pilfer-proof plastic closure for containers |
| ZA85171A ZA85171B (en) | 1984-01-18 | 1985-01-08 | Pilfer-proof plastic closure for containers |
| CA000472004A CA1252420A (en) | 1984-01-18 | 1985-01-14 | Pilfer-proof plastic closure for containers |
| DE8585100467T DE3575115D1 (de) | 1984-01-18 | 1985-01-17 | Orginalitaetsgesicherter verschluss fuer behaelter. |
| EP88116832A EP0308995A3 (en) | 1984-01-18 | 1985-01-17 | Pilfer-proof plastic closure for containers |
| EP85100467A EP0149496B1 (en) | 1984-01-18 | 1985-01-17 | Pilfer-proof plastic closure for containers |
| KR1019850000252A KR890002821B1 (ko) | 1984-01-18 | 1985-01-17 | 도용 방지 플라스틱 용기뚜껑 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59005756A JPS60158048A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60158048A JPS60158048A (ja) | 1985-08-19 |
| JPS6218420B2 true JPS6218420B2 (ja) | 1987-04-22 |
Family
ID=11619962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59005756A Granted JPS60158048A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4520939A (ja) |
| JP (1) | JPS60158048A (ja) |
| ZA (1) | ZA85171B (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1191796B (it) * | 1986-05-30 | 1988-03-23 | Guala Angelo Spa | Chiusura di garanzia,per bottiglie di liquori e simili |
| US4971212A (en) * | 1989-10-06 | 1990-11-20 | Owens-Illinois Closure Inc. | Tamper indicating packages |
| US5004112A (en) * | 1990-04-10 | 1991-04-02 | H-C Industries, Inc. | Tamper-indicating plastic closure |
| US5320234A (en) * | 1992-10-07 | 1994-06-14 | H-C Industries, Inc. | Tamper-indicating plastic closure with pilfer band having staggered scores |
| US6877624B2 (en) * | 2002-01-02 | 2005-04-12 | Erie County Plastics | Method of injection molding closure with continuous internal rigid rib, closure made thereby having a lead-in structure and mold for forming same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4418828A (en) * | 1981-07-24 | 1983-12-06 | H-C Industries, Inc. | Plastic closure with mechanical pilfer band |
-
1984
- 1984-01-18 JP JP59005756A patent/JPS60158048A/ja active Granted
- 1984-02-21 US US06/581,845 patent/US4520939A/en not_active Expired - Fee Related
-
1985
- 1985-01-08 ZA ZA85171A patent/ZA85171B/xx unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60158048A (ja) | 1985-08-19 |
| US4520939A (en) | 1985-06-04 |
| ZA85171B (en) | 1985-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |