JPS62190228A - ポリアリ−レンスルフイドの製造方法 - Google Patents

ポリアリ−レンスルフイドの製造方法

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JPS62190228A
JPS62190228A JP61030975A JP3097586A JPS62190228A JP S62190228 A JPS62190228 A JP S62190228A JP 61030975 A JP61030975 A JP 61030975A JP 3097586 A JP3097586 A JP 3097586A JP S62190228 A JPS62190228 A JP S62190228A
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Japan
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sulfide
alkali metal
water
mol
alkali
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Application number
JP61030975A
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English (en)
Inventor
Sugio Hasegawa
長谷川 杉生
Toshinori Sugie
杉江 敏典
Fumihiro Furuhata
古畑 文弘
Toheiji Kawabata
川端 十平次
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明はボリア・リーレンスルフィドの製造方法に関す
るものである。
更に詳しくはアルカリ金属硫化物1モルあたり水和水を
含めた水2.4ないし約10モルの存在下で、重合反応
を行なうことを特徴とする繊維、フィルム、ノ母イブ、
シート、エンジニアリンククラスチック等に用いられる
ポリアリーレンスルフィドの製造方法である。
特公昭52−12240、特開昭56−20031、U
SP 4,038,262等々に開示されている如く、
各種の重合助剤の存在下、N−メチルピロリドン(以下
、NMPと略省する)等の有機アミド極性溶媒中にてア
ルカリ金属硫化物とポIJ /・口芳香族化合物とを接
触せしめ、重合反応させることにより得られるポリアリ
ーレンスルフィドは、予めキユアリング(curing
 )することなく、融解紡糸出来る程の融解流動性を有
することが知られており、溶融成形せしめてその優れた
耐熱性、耐薬品性、電気特性等を生かした繊維、フィル
ム、・母イブ、シートあるいは各種のエンジニアリング
プラスチック等の用途に巾広く利用されつつある。
ところで、ポリアリーレンスルフィドの製造に於いて、
重合反応に先立ち、原料中に含有される水利水及びアル
カリ金属硫化物の調整時に副生ずる水等の一部を系外に
除去する操作(以下、脱水工程と称す)が行なわれてい
る。しかしながら、この脱水工程は、強1八腐蝕性を有
する原料を約100℃以上の高温条件にて長時間にわた
り処理する為、反応容器材質、すなわち釜材質の腐蝕に
より溶出する灰分や溶媒の分解等の副反応により生成す
るアセトン可溶性のオリゴマー等の不純物が、ポリマー
中に残存し、ポリマーの性能に悪影響を及t2′すこと
が判ってきた。又ポリマーの連続創造の際に脱水工程を
別途組入れる必要があり、プロセス上問題があった。
本発明者らはかかる問題に鑑み鋭意検討した結果、従来
の脱水工程を省略し、アルカリ金属硫化物1モルあたり
、2.4ないし約10モルの量の水和水を含めての水の
存在下で重合反応を行なうことにより釜材質の腐蝕の度
合及びポリマー中の灰分やオリゴマー成分等の不純物の
量が低減されることを見出し本発明に至った。
即ち、本発明は、ポリアリーレンスルフィドの製造に於
いて、 (1)  少なくとも一種のポリハロ芳香族化合物(2
)少なくとも一種のアルカリ金属硫化物(3)有機スル
ホン酸金属塩、有機カルゲン酸金属塩、ハロゲン化リチ
ウム及びリン酸金属塩より選ばれる少なくとも一種の重
合助剤、及び(4)アルカリ金属硫化物1モルあたり水
和水を含めた水2.4ないし約10モルとを、(5)少
なくとも一種の有機アミド極性溶媒の存在下で接4触せ
しめてなる組成物を重合条件に維持することを特徴とす
るポリアリーレンスルフィドの製造方法を提供する。
本発明でいうアリーレンスルフィドポリマーを製造する
際に用いるポリハロ芳香族化合物は芳香核に直接結合し
た2個以上のハロゲン原子を有するハロダン化芳香族化
合物であり、具体的にはp−シクロルペンゼ/、m−ジ
クロルベンゼン、0−ジクロルベンゼン、トリクロルベ
ンゼン、テトラクロルベンゼン、ジクロルナフタレン、
トリクロルナフタレン、ジブロムベンゼン、トリブロム
ベンゼン、ジブロムナフタレン、ジクロルベンゼン、ト
リヨードベンゼン、ジクロルジフェニルスルホン、ジブ
ロムジフェニルスルホン、ジクロルベンゾフェノン、ジ
ブロムベンゾフェノン、ジクロルジフェニルエーテル、
ジブロムジフェニルエーテル、ジクロルジフェニルスル
フィド、ジブロムジフェニルスルフィド、ジクロルビフ
ェニル、ジブロムビフェニル等およびこれらの混合物が
挙げられる。通常はジハロ芳香族化合物が使用され、好
適にはp−ジクロルベンゼンが使用される。尚、分岐構
造によるポリマーの粘度増大を図るために、1分子中に
3個以上のハロゲン置換基をもつポリハロ芳香族化合物
を少量ジハロ芳香族化合物と併用させてもよい。
本発明でいう重合助剤としては、有機スルホン酸金属塩
、ハロゲン化リチウム、有機カルがン酸金属塩およびリ
ン酸つ°ルカリ金属塩から選ばれた少なくとも一種の金
属塩が使用される。
有機スルホン酸金属塩としては下記一般式1〜■に示さ
れる群から選ばれる。
(式中、R1は水素もしくは炭素数1ないし3oのアル
キル基、nは0,1あるいは2の整数をあられし、Mは
ナトリウム、カリウム、ルビジウムおよびセシウムから
選ばれたアルカリ金属をあられし、Xは直接結合、−C
H−1−〇(CH3)2−1−〇−1−5−5−8−か
らなる群から選ばれることを示す。)これらのスルホン
酸金属を構成する酸基成分の具体例としては、ベンゼン
スルホン酸%p−トルエンスルホン酸、2.4−ジメチ
ルスルホンe、2.5−ジメfルベンゼンスルホン酸、
p−エチルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスル
ホン酸、α−ナフタレンスルホン酸、ビフェニルスルホ
ン酸、アルキルナフタレンスルホン酸、ラウリルベンゼ
ンスルホン酸およびアルキルジフェニルエーテルジスル
ホン酸などが挙げられる。これらのスルホン酸の塩は無
水塩あるいは水和塩のいずれでもよいし、また水浴・液
でもかまわない。
ハロゲン化リチウムとしては塩化リチウム、臭化リチウ
ム、沃化リチウム、およびその混合物が挙げられる。
有機カルボン酸金属塩はそのカルがキシル基を除くM後
幕が通常、その炭素数が1ないし50であり、また窒素
、酸素、ハロゲノ、ケイ素、イオウを含んでいてもよく
、好1しくけアルキル基、シクロアルキル基、了り−ル
基およびアルキルアリール基である。甘だ、有機カルボ
ン酸金属塩の金属原子はリチウム、ナトリウム、カリウ
ム、ルビジウム、セシウム、マグネシウム、カルシウム
、亜鉛、ストロンチウム、カドミウム、バリウムから選
ばれ、特にアルカリ金属が好まし込。有機カルゲン酸金
属塩の具体例としては、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム
、酢酸カリウム、プロピオン酸リチウム、プロピオン酸
ナトリウム、2−メチルプロピオン酸リチウム、酪酸ル
ビジウム、吉草酸リチウム、吉草酸ナトリウム、ヘキサ
ン酸セシウム、ヘプタン酸リチウム、2−メチルオクタ
ン酸リチウム、ドデカン酸カリウム、4−エチルエトラ
デカン酸ルビジウム、オクタデカン酸ナトリウム、ヘン
エイコ酸ナトリウム、シクロヘキサンカルボン酸リチウ
ム、シクロドデカンカルボン酸セシウム、3−メチルシ
クロペンタンカルボン酸ナトリウム、シクロヘキシル酢
酸カリウム、安息香酸カリウム、安息香酸リチウム、安
息香酸ナトリウム、m−)ルイル酸カリウム、フェニル
酢酸リチウム、4−フェニルシクロヘキサンカルがン酸
ナトリウム、p−トリル酢酸カリウム、4−エチルシク
ロヘキシル酢酸リチウム、コハク酸二リチウム、コハク
酸二ナトリウム、コハク酸二カリウム、アジピン酸二リ
チウム、アジピン酸二ナトリウム、アジピン酸二カリウ
ム、セパシン酸二リチウム、セパシン酸二ナトリウム、
セパシン酸二カリウム、テカンジカル?ン酸二リチウム
、デカンジカルボン酸二ナトリウム、デカンジカルボン
酸二カリウム、フタル酸二リチウム、フタル酸二ナトリ
ウム、フタル酸二カリウム、イソフタル酸二リチウム、
イソフタル酸二ナトリウム、イソフタル酸二カリウム、
テレフタル酸二リチウム、テレフタル酸二ナトリウム、
テレフタル酸二カリウム、トリメリット酸三リチウム、
トリメリット酸三ナトリウム、トリメリット酸三カリウ
ム、ピロメリット酸四リチウム、ピロメリット酸四ナト
リウム、ピロメリット酸四カリウム、トルエンジカルボ
ン酸二リチウム、トルエンジカルボン酸二リチウム、ト
ルエンジカルボン酸二リチム、ナフタレンジカルボン酸
二リチウム、ナフタレンジカルボン酸二ナトリウム、ナ
フタレンジカルボン酸二カリウム、酢酸マグネシウム、
酢酸カルシウム、安息香酸カルシウム、その他の同種類
の塩およびそれらの混合物が挙げられる。
リン酸アルカリ塩としては下記一般式VおよびWK示さ
れる群から選ばれる。
V :  R2−P−OM 0M Vl :  MO−P−OM 0M 式中、R2は水素、C4〜C2oのアルキル、C5〜C
2oのシクロアルキル、C6〜C24のアリール、C7
〜C24のアルキルアリール、07〜c24のアラルキ
ル、C2〜C24のアルケニル、C2〜C2oのアルキ
ニル又は05〜C2oのシクロアルケニルで1)、Mは
ナトリウム、リチウム、カリウム等のアルカリ金属、好
捷しくけナトリウムである。本発明に使用される具体的
なリン酸アルカリ塩としてはリン酸三ナトリウム;メタ
ンフォスフオン酸、エタン−1−フォスフオン酸、フロ
パン−1−フォスフオン酸、ブタン−1−フォスフオン
酸、ブタン−2−フォスフオン酸、ペンタン−1−フォ
スフオン酸、シクロヘキサン−1−フォスフオン酸、ビ
ニル−1−フォスフオン酸、グロノぐノー2−フォスフ
オン酸、ブテン−2−フォスフオン酸、インデン−2−
フォスフオン酸、フェニルメタンフォスフオン酸、(4
−メチルフェニル)−メタンフォスフオン酸、β−ナフ
チル−メタンフォスフオン酸、2−フェニル−エタン−
1−フォスフオン酸、2−フェニル−エチレン−1−フ
ォスフオン酸、4−フェニル−ブタジェン−フォスフオ
ン酸および2−フェノキシ−エタン−1−フォスフオン
酸などのニナトリウム塩が挙げられる。
上記の各種金属塩の添加量は用いる化合物の種類により
異なるが、通常アルカリ金属硫化物1重量部に対して0
.01〜6重量部、好1しくは0.1〜4重量部となる
範囲である。
本発明に使用される重合溶媒の有機アミド極性溶媒とし
てはN、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチル
アセトアミ)”、N−メチル−2−ピロリドン、N−エ
チル−2−ピロリドン、N−メチル−ε−カグロラクタ
ム、ヘキサメチルホスホルアミドなどが挙げられ、これ
らは二種以上混合する形で用いてもよい。これらのうち
N−メチル−2−ピロリドン(以下、NMPと略称する
)が特に好ましい。尚、かかる有機アミド極性溶媒の使
用量は、アルカリ金属硫化物組成物の製造時には通常ア
ルカリ金属硫化物の1重量部に対して1〜20重量部、
好ましくは2〜10重量部:アリーレンスルフィドポリ
マーの製造時には通常アルカリ金属硫化物に対するモル
比で2.5〜20の範囲で、好ましくは3〜10の範囲
である。上記アルカリ金属硫化物組成物の製造時とポリ
マー製造時の有機アミド極性溶媒の使用量は同じでも異
なっていてもよい。又、アルカリ金属硫化物組成物の製
造後、かかる溶媒を追加又は留出することができる。
本発明でいうアルカリ金属硫化物としては、硫化リチウ
ム、硫化ナトリウム、硫化カリウム、硫化ルビジウム、
硫化セシウム及びこれらの混合物が挙げられる。これら
アルカリ金属硫化物は無水物、水和物、水溶液の如何に
拘らず用することが出来る。
本発明の方法で用いるアルカリ金属硫化物の使用量は1
.je IJハロ芳香族化合物に対するモル比で0.8
〜1.2の範囲で、好ましくは0.9〜1.1の範囲で
ある。
又、本発明の方法によるポリアリーレンスルフィドの製
造時には、水酸化アルカリを離別して重合を行なうこと
が好ましい。使用しうる水酸化アルカリの例としては水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化ルビジウム、水酸化セシウム及びそれらの混合物が
挙げられる。
水酸化アルカリの使用量は一般にアルカリ金属硫化物1
モルに対しo、oos〜1.8モル、好ましくは0.0
15〜0.6モルの範囲内である。
また上記水酸化アルカリの代替化合物として炭酸アルカ
リ塩及びN−メチルアミノ酪酸ナトリウム等のアルカリ
アミノアルカノエートを用いることができる。炭酸アル
カリ塩及びアルカリアミノアルカノエートの使用量は一
般にアルカリ金属硫化物1モルに対し0.004〜0.
9モル、好ましくは0.010〜0.4モルの範囲内で
ある。また、重合反応途中あるいは重合終了時に二酸化
炭素を添加することも好ましく、これはポリマーの分解
を防止し、生成ポリマーの高分子量化に寄与するのみな
らず、N−メチルピロリドンの如き重合溶媒の分解防止
にも効果がある。
又、本発明でのアルカリ金属硫化物としては、前記の有
機アミド極性溶媒中で水硫化リチウム、水硫化ナトリウ
ム、水硫化カリウム等のアルカリ金属水硫化物及び硫化
水素と、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等の水酸化アルカリ及びN−メチルアミノ酪酸ナ
トリウム等のアルカリアミノアルカノエートとを接触さ
せて得られるものを使用に供することが出来る。その際
の水酸化アルカリ及びアルカリアミノアルカノエートの
使用量は、アルカリ金属水硫化物1モルに対し0.9〜
1.1モル、又、硫化水素1モルに対し1.8〜2.2
モルが適当である。
本発明で言う水とは、アルカリ金属硫化物及び重合助剤
に含有される水利水、アルカリ金属硫化物及び重合助剤
が水溶液又は水性分散液の形態であればそれらに含有さ
れる遊離水、前記のアルカリ金属水硫化物又は硫化水素
と水酸化アルカリ又はアルカリアミノアルカノエートと
からアルカリ金属硫化物を調整する場合にあってはアル
カリ金属水硫化物、水酸化アルカリ及びアルカリアミノ
アルカノエートに含有される水利水、アルカリ金属水硫
化物、硫化水素、水酸化アルカリ及びアルカリアミノア
ルカノエートが水溶液又は水性分散液の形態であればそ
れらに含有される遊離水、アルカリ金属水6i化物又は
硫化水素と水酸化アルカリ又はアルカリアミノアルカノ
エートとかI−)フルカリ金属硫化物が生成する際に副
生ずる化学量論量の生成水及び重合反応に先立って系内
に添加されろ水等である。
本発明の方法による重合反応に於いて、系内の水の量は
、アルカリ金属硫化物1モルあたす2.4〜約10モル
である必要がある。系内の水の量がアルカリ金属硫化物
1モルあたり、2,4モル未満であると、アルカリ金属
硫化物及び重合助剤の分散性又は溶解性が低下してしま
うため、釜内壁への付着物の生成やポリハロ芳香族化合
物との反応性に乏しい赤色粒状の不活性組成物の生成を
まねき、正常な性能を再すポリマーの生成が期待出来な
くなる。又10モルを越える場合には、分散性及び溶解
性は良好なるものの、重合反応時の溶媒の分解やポリマ
ー嶺の伸長の阻害等が起きやすく好ましくない。
尚、本発明の方法による重合反応に先立りて、系内の水
の量がアルカリ金属硫化物1モルあたり、2.4モル未
満である場合には新たに水を添加して2.4モルないし
約10モルの範囲に調整した後に重合反応を行なわれる
。又系内の水の量が、アルカリ金属硫化物1モルあたり
、10モルを越える場合には過剰の水を例えば蒸留にて
除去し、2.4モル々いし約10モルの範囲に調整した
後に重合反応を行わなければならない。勿論、系内の水
がアルカリ金属硫化物1モルあたり、2.4モルないし
約10モルの範囲内であるなら、脱水操作を行わずして
、重合反応を行うことが出来る。
本発明の方法に於いて、重合反応温度は一般に170℃
〜330℃、好ましくは210℃〜300℃である。圧
力は重合溶媒および重合モノマーであるポリハロ芳香族
化合物を実質的に液相に保持するような範囲であるべき
であり、一般に1.1 V−9/an”〜200 kg
/am” 、好ましくは1.1 ’f&/cm” 〜1
00k<97の2の範囲より選択される。反応時間は温
度および圧力によって異なるが、一般に10分ないし約
72時間の範囲であり、望ましくは1時間ないし48時
間であり、好ましくは不活性ガス雰囲気下で加熱するこ
とにより毀遺されうる。各成分の混合の順序には特に制
限はなく、重合工程に際して上記成分を部分的に少量ず
つあるいは一時に添加することにより行なわれる。
本発明の方法によって得られるアリーレンスルフィドポ
リマーは通常の方法、例えば、重合反応終了後反応混合
物の濾過、引続く水洗により、又は反応混合物の水によ
る希釈、引続く濾過および水洗する方法、あるいは溶媒
を常圧又は減圧にて蒸留回収してから水洗および濾過す
ることによって、反応混合物から分離させることができ
る。
本発明の方法によって與造される了り−レンスルフィド
ポリマーの具体例として、代表的にはポリフェニレンス
ルフィドが挙げられ、他になどのくり返し単位を有する
アリーレンスルフィドポリマーが挙げられる。
そのアリーレンスルフィドポリマーは射出成形用、圧縮
成形用、フィルム・繊維・シート・管・チューブなどの
押出成形用およびブロー成形用に用いることができる。
また、必要ならばこのポリマーに充填剤、顔料、難燃剤
、安定化剤および他のポリマーを配合することも好適で
ある。例えば、機械強度および耐熱性を向上させるため
に、ガラス繊維を配合することもできる。
(4)発明の効果 本発明により、重合反応工程に先立つ脱水工程を省略出
来る為、釜材質の腐、蝕が低減されると共に、ポリマー
の性能に悪影響を与える灰分やオリゴマー成分等の不純
物の量の低減が可能となシ、しかも高純度ポリマーが得
られる。又、ポリマーの製造時間が短縮化され、生産効
率の向上及び製造コストの低減がなされる。
(5)実施例 以下に本発明を実施例によシ、具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
〔実施例1〕 攪拌機付きSus 316LW 3 lオートクレーブ
に硫化ナトリウム2.75水和物313.711 (2
,4モル、含水率37.83 % ) 、水酸化ナトリ
ウム1.0.1F(0,025モル)、パラトルエンス
ルホン酸ナトリウム(以下PTSと略称する) 465
.61! (2,4モル)及びNMpxoolを加えた
後、密閉して攪拌下120℃まで昇温した。次いでノ4
ラジクロルベンゼン359.9 g(2,45モル)及
び1,2.4−トリクロルベンゼン1.3 g(0,0
072モル)の踏300gの溶液を窒素加圧にて滴下槽
より系内に圧入した。この時の水和水を含めての系内の
水の量は硫化ナトリウム1モルあたり2.75モルであ
った。
その後、240℃まで昇温し、240℃にて30分保持
し、更に260℃にて2時間保持した後、室温まで冷却
して開封した。反応後混合物スラリーを取出し、釜内壁
及び攪拌翼、攪拌軸の状態を肉眼観察したが、腐蝕によ
る黒色物質の発生は認められず、又未反応硫化物も生成
していなかった〇 反応後混合物スラリーを常法に従い、温水にて洗浄、次
いで濾過の操作を4回縁シ返した後120℃にて乾燥し
、微黄色の粒状ポリマー252.2.9(収率97.3
 % )を得た。
このポリマーの一部をプラチナ皿に秤量し、600℃の
マツフル戸中3時間焼い友後の残渣の重量を測定してポ
リマー中の灰分の含有率を算出した。又、ポリマーの一
部をソックスレー型抽出器にてアセトンを抽出溶媒とし
て約5時間抽出後、抽出液を蒸発乾固し、抽出物の重量
を測定してポリマー中のオリゴマー成分の含有率を求め
た。それらの結果を表1に示す。
〔比較例1〕 比較例1では重合反応に先立って、脱水操作を行なった
即ち、攪拌機付5us316L裂31オートクレーブに
硫化ナトリウム2.75水和物313.7 p(2,4
モル、含水率37.83%)、水酸化ナトリウム1.0
.9(0,025モル)、PTS 465.6 p (
2,4モル)及びNMPlooOgを加えた後、窒素気
流下、攪拌しながら202℃まで約4時間かけて昇温し
、留出液93.6.!i’を得た。この留出液の含水率
をカールフィッシャー水分測定法により測定したところ
77、7 %であり、重合反応に先立つ系内の水の量は
、硫化ナトリウム1モルあたり1.06モルと算出され
た。
次いで、/母うジクロルベンゼン359.9i2.45
モル)及び1.2.4− )リクロルベンゼン1.3g
(0,0072モル)のNMP 300 gの溶液を窒
素加圧にて滴下槽より系内に圧入した後、240℃まで
昇温し、240℃にて30分保持し、更に260℃にて
2時間保持した後室温まで冷却して開封した。反応後混
合物スラリーは暗黒緑色であ如、未反応硫化物の赤色粒
を含み、しかも蕎内壁、攪拌翼及び攪拌軸に腐蝕により
生成した黒色物質が多量に付着していた。
取出した反応後混合物スラリーを実施例1と同様の操作
にて後処理し、淡褐色の粒状ポリマー247.3g(収
率95.4%)を得た。
表IK実施例1と比較例1との重合結果を1とめた。比
較例1と較べ、実施例1では脱水操作を省略し、系内に
Na2S 1モルあたり2,75モルの景の存在下重合
反応を行なったことにより、釜の腐蝕もなく、ポリマー
中の灰分及びオリゴマー成分の含有率が大巾に低減され
、高純度のポリマーが得られたことが判る。更に均一な
反応の進行により、未反応赤色粒の発生も々く、ポリマ
ーの色調も改良されている等の効果を認めた。
〔実施例2〜4及び比較例2、比較例3〕実施例2〜4
及び比較例2〜3では水硫化ナトリウムを硫黄源とし、
重合助剤として安息香酸ナトリウムを用いた。又、重合
反応に先立ち、系内に水を添加し、系内の水の量を表2
に示すように調整してポリマーを製造した。
例えば実施例2では攪拌機付きSum 316L M 
31オートクレーブに水硫化ナトリウム1608水和物
156.1.9 (2,0モル、含水率24.88チ)
、水酸化ナトリウム80.9(2,0モル)、安息香酸
ナトリウム288F(2,0モル)、NMP 860 
g及び水33.2!!(1,84モル)を加えた後、密
閉し、攪拌下100℃まで昇温した後、・そラジクロル
ベンゼン294.9(2,0モル)及び1.2.4− 
)リクロルベンゼン1.09 、!i+ (0,006
モル)のNMP 230gの溶液を窒素加圧にて滴下槽
より系内に圧入した。この時の水和水及び硫化ナトリウ
ムの生成に伴い副生ずる化学量論量の生成水を含めての
系内の水の量は硫化ナトリウム1モルあた。!73.0
0モルであった〇 次いで230℃まで昇温し、230℃にて1時間保持し
、更に250℃にて2時間保持後、室温まで冷却して開
封した。反応後混合物スラIJ −を取出し、釜内壁及
び攪拌翼、攪拌軸を観察したが腐蝕による黒色物質の発
生は認められなかった。
取出した反応後混合物スラリーを実施例1と同様の操作
にて微黄色粒状のポリマー210.6.@(収率97.
5チ)を得た。
表2に示した如く、本発明の方法による実施例2〜4で
は、腐蝕による黒色物質の発生及び未反応赤色粒の発生
もなく、灰分及びオリゴマー成分の含有率の低減、ポリ
マーの色調の改良等を認めた。
又、重合反応時の系内の水の量を本発明の請求範囲外に
調整し、合成し九比較例2及び比較例3では特にオリゴ
マー含有率が大きく、低純度のポリマーを得たにとどま
つ九。
表  1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポリアリーレンスルフィドの製造に於いて、(1)少な
    くとも一種のポリハロ芳香族化合物(2)少なくとも一
    種のアルカリ金属硫化物(3)有機スルホン酸金属塩、
    有機カルボン酸金属塩、ハロゲン化リチウム及びリン酸
    金属塩より選ばれる少なくとも一種の重合助剤、及び (4)アルカリ金属硫化物1モルあたり、水和水を含め
    た水2.4ないし約10モルとを、 (5)少なくとも一種の有機アミド極性溶媒の存在下で
    接触せしめてなる組成物を重合条件に維持することを特
    徴とするポリアリーレンスルフィドの製造方法。
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