JPS6220274B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220274B2 JPS6220274B2 JP10533480A JP10533480A JPS6220274B2 JP S6220274 B2 JPS6220274 B2 JP S6220274B2 JP 10533480 A JP10533480 A JP 10533480A JP 10533480 A JP10533480 A JP 10533480A JP S6220274 B2 JPS6220274 B2 JP S6220274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin
- copper wire
- wire
- annealing
- final annealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 47
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Landscapes
- Metal Extraction Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は軟銅細線、軟銅極細線等の製造方法に
関するもので、特に最終焼鈍前の冷間伸線におけ
る加工率を高くするも伸び性の低下しない軟銅細
線を製造することができるものである。 〔従来の技術〕 従来軟銅細線は熱間圧延した銅荒引線に冷間伸
線と中間焼鈍を繰返して所定線径の銅細線を形成
し、これをアニーラ、真空炉等により最終焼鈍を
加えることにより造られている。 冷間伸線には、潤滑と冷却を兼ねて潤滑剤中に
浸漬又は半浸漬した湿式潤滑方式が用いられ、最
終加工率を93%以下に抑え、注意深く伸線を行な
つている。従つて通常の冷間伸線に比較し、中間
焼鈍の回数が増加するばかりか、特に銅細線の取
扱いが困難なところからコスト高となつている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 軟銅細線の製造において、通常の冷間伸線のよ
うに93%以上の最終加工率を加えると、最終焼鈍
により軟銅細線に再結晶集合組織が現われ、軟銅
細線の伸びを著しく低下する。このような伸びの
低下を防止するためには冷間伸線した銅細線を
500〜600℃の温度で少なくとも30分以上焼鈍する
必要がある。しかしながら銅細線、特に銅極細線
をこのような高い温度で長時間焼鈍することは、
軟銅細線の融着や変色等の問題から困難であり、
またコストの面からも不利で、銅細線のこのよう
な高温焼鈍は全く行なわれず、もつぱら最終加工
率を93%以下に抑えている。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこれに鑑み種々研究の結果、最終焼鈍
する前の伸線加工した銅細線の引張強さを20〜50
%低下させることにより、最終焼鈍した軟銅細線
の伸び性を改善し得ることを知見して開発したも
ので、熱間圧延した銅荒引線に冷間伸線と中間焼
鈍を繰返して銅細線を形成し、これに最終焼鈍を
加える軟銅細線の製造において、最終焼鈍前の銅
細線の引張強さを予め20〜50%低下しめてから最
終焼鈍を加えることを特徴とするものである。 〔作 用〕 即ち本発明は熱間圧延した銅荒引線を冷間伸線
と中間焼鈍を繰返して銅細線を形成し、これに最
終焼鈍を加える軟銅細線の製造工程において、最
終焼鈍前の冷間伸線した銅細線の引張強さを20〜
50%低下せしめることにより、冷間伸線によつて
生じた加工集合組織の結晶配向性を弱め、その後
の最終焼鈍により生ずる再結晶集合組織の結晶配
向性を弱め、伸び性の改善を計つたものである。 最終焼鈍前に銅細線の引張強さを予め低下させ
る方法としては、予備焼鈍により加熱軟化させる
か、又は最終の冷間伸線において、潤滑方式を乾
式とすることにより伸線温度を高め、伸線と同時
に銅細線を軟化せしめればよい。しかして引張強
さの低下率が20%より少ないと加工集合組織の結
晶配向性の変化が少なく、また引張強さの低下率
が50%より大きくなると再結晶集合組織が部分的
に現われ始め、何れの場合も最終焼鈍により再結
晶集合組織の結晶配向性が強く伸び性が低下する
ようになる。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 1 熱間圧延上りの銅荒引線に冷間伸線と中間焼鈍
を繰返し加えて種々の最終加工率により直径0.05
mmの銅細線を形成した。この銅細線に種々の予備
焼鈍を行なつて軟化せしめた後最終焼鈍を行なつ
て軟銅細線を製造しその伸びを測定した。引張強
さの低下率は最終伸線したままの銅細線の引張強
さを(T.S.)0、予備焼鈍を行なつて軟化せしめた
後の銅細線の引張強さを(T.S.)として次式に
より算出した。 引張強さの低下率 =(T.S.)0−(T.S.)/(T.S.)0×
100% また比較のため予備焼鈍を行なうことなく、最
終焼鈍を行なつた従来の製造方法により製造した
軟銅細線について伸びを測定した。 これらの結果を第1表に示す。尚最終焼鈍は真
空中200℃で1時間加熱処理した。
関するもので、特に最終焼鈍前の冷間伸線におけ
る加工率を高くするも伸び性の低下しない軟銅細
線を製造することができるものである。 〔従来の技術〕 従来軟銅細線は熱間圧延した銅荒引線に冷間伸
線と中間焼鈍を繰返して所定線径の銅細線を形成
し、これをアニーラ、真空炉等により最終焼鈍を
加えることにより造られている。 冷間伸線には、潤滑と冷却を兼ねて潤滑剤中に
浸漬又は半浸漬した湿式潤滑方式が用いられ、最
終加工率を93%以下に抑え、注意深く伸線を行な
つている。従つて通常の冷間伸線に比較し、中間
焼鈍の回数が増加するばかりか、特に銅細線の取
扱いが困難なところからコスト高となつている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 軟銅細線の製造において、通常の冷間伸線のよ
うに93%以上の最終加工率を加えると、最終焼鈍
により軟銅細線に再結晶集合組織が現われ、軟銅
細線の伸びを著しく低下する。このような伸びの
低下を防止するためには冷間伸線した銅細線を
500〜600℃の温度で少なくとも30分以上焼鈍する
必要がある。しかしながら銅細線、特に銅極細線
をこのような高い温度で長時間焼鈍することは、
軟銅細線の融着や変色等の問題から困難であり、
またコストの面からも不利で、銅細線のこのよう
な高温焼鈍は全く行なわれず、もつぱら最終加工
率を93%以下に抑えている。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこれに鑑み種々研究の結果、最終焼鈍
する前の伸線加工した銅細線の引張強さを20〜50
%低下させることにより、最終焼鈍した軟銅細線
の伸び性を改善し得ることを知見して開発したも
ので、熱間圧延した銅荒引線に冷間伸線と中間焼
鈍を繰返して銅細線を形成し、これに最終焼鈍を
加える軟銅細線の製造において、最終焼鈍前の銅
細線の引張強さを予め20〜50%低下しめてから最
終焼鈍を加えることを特徴とするものである。 〔作 用〕 即ち本発明は熱間圧延した銅荒引線を冷間伸線
と中間焼鈍を繰返して銅細線を形成し、これに最
終焼鈍を加える軟銅細線の製造工程において、最
終焼鈍前の冷間伸線した銅細線の引張強さを20〜
50%低下せしめることにより、冷間伸線によつて
生じた加工集合組織の結晶配向性を弱め、その後
の最終焼鈍により生ずる再結晶集合組織の結晶配
向性を弱め、伸び性の改善を計つたものである。 最終焼鈍前に銅細線の引張強さを予め低下させ
る方法としては、予備焼鈍により加熱軟化させる
か、又は最終の冷間伸線において、潤滑方式を乾
式とすることにより伸線温度を高め、伸線と同時
に銅細線を軟化せしめればよい。しかして引張強
さの低下率が20%より少ないと加工集合組織の結
晶配向性の変化が少なく、また引張強さの低下率
が50%より大きくなると再結晶集合組織が部分的
に現われ始め、何れの場合も最終焼鈍により再結
晶集合組織の結晶配向性が強く伸び性が低下する
ようになる。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 1 熱間圧延上りの銅荒引線に冷間伸線と中間焼鈍
を繰返し加えて種々の最終加工率により直径0.05
mmの銅細線を形成した。この銅細線に種々の予備
焼鈍を行なつて軟化せしめた後最終焼鈍を行なつ
て軟銅細線を製造しその伸びを測定した。引張強
さの低下率は最終伸線したままの銅細線の引張強
さを(T.S.)0、予備焼鈍を行なつて軟化せしめた
後の銅細線の引張強さを(T.S.)として次式に
より算出した。 引張強さの低下率 =(T.S.)0−(T.S.)/(T.S.)0×
100% また比較のため予備焼鈍を行なうことなく、最
終焼鈍を行なつた従来の製造方法により製造した
軟銅細線について伸びを測定した。 これらの結果を第1表に示す。尚最終焼鈍は真
空中200℃で1時間加熱処理した。
【表】
第1表から判るように、最終伸線加工上りの銅
細線に、予備焼鈍を加えて引張強さを20〜50%低
下させた後、最終焼鈍を行なつた本発明方法(No.
1〜5)によるものは、最終伸線加工率に左右さ
れることなく、従来の最終伸線加工率を93%以下
に抑え、これに最終焼鈍を加えた従来方法(No.
10)によるものと同等の伸び性を有している。こ
れに対し、最終伸線加工率を93%以上とし、これ
に最終焼鈍を加えた比較方法(No.8〜9)では、
明らかに軟銅細線の伸び性が低下している。また
予備焼鈍による引張強さの低下が10%及び60%の
ものに最終焼鈍を加えた比較方法(No.6〜7)に
よるものは、伸び性が低下している。 このように最終伸線加工上りの銅細線に20〜50
%の軟化焼鈍を施した後、最終焼鈍を行なう本発
明方法によれば、最終加工率を93%以上にして
も、伸び性の優れた軟銅細線が得られる。 実施例 2 熱間圧延上りの銅荒引線に、冷間伸線と中間焼
鈍を繰返し加え、最終伸線加工の潤滑方法を乾式
としたものと、湿式としたものについて種々の加
工率により加工し、直径0.05mmの銅細線を形成
し、その引張強さの低下率を調べた。乾式潤滑方
式で伸線したものの引張強さの低下率は、同じ最
終加工率の湿式潤滑伸線材の引張強さを(T.S.
)0として算出したものであり、湿式のものの引張
強さの低下率は当然の結果として0と表わされ
る。またこれらに最終焼鈍(真空中200℃で1時
間)を加えて軟銅細線を製造し、その伸びを調べ
た。その結果を第2表に示す。
細線に、予備焼鈍を加えて引張強さを20〜50%低
下させた後、最終焼鈍を行なつた本発明方法(No.
1〜5)によるものは、最終伸線加工率に左右さ
れることなく、従来の最終伸線加工率を93%以下
に抑え、これに最終焼鈍を加えた従来方法(No.
10)によるものと同等の伸び性を有している。こ
れに対し、最終伸線加工率を93%以上とし、これ
に最終焼鈍を加えた比較方法(No.8〜9)では、
明らかに軟銅細線の伸び性が低下している。また
予備焼鈍による引張強さの低下が10%及び60%の
ものに最終焼鈍を加えた比較方法(No.6〜7)に
よるものは、伸び性が低下している。 このように最終伸線加工上りの銅細線に20〜50
%の軟化焼鈍を施した後、最終焼鈍を行なう本発
明方法によれば、最終加工率を93%以上にして
も、伸び性の優れた軟銅細線が得られる。 実施例 2 熱間圧延上りの銅荒引線に、冷間伸線と中間焼
鈍を繰返し加え、最終伸線加工の潤滑方法を乾式
としたものと、湿式としたものについて種々の加
工率により加工し、直径0.05mmの銅細線を形成
し、その引張強さの低下率を調べた。乾式潤滑方
式で伸線したものの引張強さの低下率は、同じ最
終加工率の湿式潤滑伸線材の引張強さを(T.S.
)0として算出したものであり、湿式のものの引張
強さの低下率は当然の結果として0と表わされ
る。またこれらに最終焼鈍(真空中200℃で1時
間)を加えて軟銅細線を製造し、その伸びを調べ
た。その結果を第2表に示す。
このように本発明によれば、最終伸線加工率を
93%以上としても伸び性の優れた軟銅細線が容易
に得られるもので、製造工程における冷間伸線と
中間焼鈍の繰返しを著しく減少し、製造コストを
大巾に低減し得る等、軟銅細線の製造上顕著な効
果を奏するものである。
93%以上としても伸び性の優れた軟銅細線が容易
に得られるもので、製造工程における冷間伸線と
中間焼鈍の繰返しを著しく減少し、製造コストを
大巾に低減し得る等、軟銅細線の製造上顕著な効
果を奏するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱間圧延した銅荒引線に、冷間伸線と中間焼
鈍を繰返して銅細線を形成し、これに最終焼鈍を
加える軟銅細線の製造において、最終焼鈍前の銅
細線の引張強さを20〜50%低下せしめてから最終
焼鈍を加えることを特徴とする軟銅細線の製造方
法。 2 最終焼鈍前の銅細線の引張強さを予備焼鈍に
より20〜50%低下せしめる特許請求の範囲第1項
記載の軟銅細線の製造方法。 3 最終焼鈍前の冷間伸線の潤滑方式を乾式とし
て伸線温度を高めることにより最終焼鈍前の銅細
線の引張強さを20〜50%低下せしめる特許請求の
範囲第1項記載の軟銅細線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10533480A JPS5732333A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Production of fine wire of mild copper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10533480A JPS5732333A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Production of fine wire of mild copper |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5732333A JPS5732333A (en) | 1982-02-22 |
| JPS6220274B2 true JPS6220274B2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=14404818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10533480A Granted JPS5732333A (en) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | Production of fine wire of mild copper |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5732333A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS633818A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | 市川 好男 | 加熱用調理器の製造方法 |
| JPH0192575U (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07116566B2 (ja) * | 1985-01-16 | 1995-12-13 | 住友電気工業株式会社 | 金属細線の加工方法 |
| JPH081528Y2 (ja) * | 1991-01-24 | 1996-01-17 | タツタ電線株式会社 | 塗装ロボット用ケーブル |
| CN117960814B (zh) * | 2024-03-28 | 2024-06-11 | 赣州市光华有色金属有限公司 | 一种用于切割母线细钨丝的拉拔工艺 |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10533480A patent/JPS5732333A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS633818A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | 市川 好男 | 加熱用調理器の製造方法 |
| JPH0192575U (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5732333A (en) | 1982-02-22 |
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