JPS6222132Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6222132Y2 JPS6222132Y2 JP1982152874U JP15287482U JPS6222132Y2 JP S6222132 Y2 JPS6222132 Y2 JP S6222132Y2 JP 1982152874 U JP1982152874 U JP 1982152874U JP 15287482 U JP15287482 U JP 15287482U JP S6222132 Y2 JPS6222132 Y2 JP S6222132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- bag
- folded piece
- fruit
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は果実袋に関する。さらに詳しくは、主
としてバラ科の落葉果樹、例えば梨、りんご、桃
等の果実に包被せしめ、これを保育するための果
実袋に関するものである。 従来、梨、りんご、桃等の果実に紙袋を包被せ
しめ、果実を病菌から保護すると共に、外観、重
量、味に優れた果実を得ることは一般に行なわれ
ている。そして、紙袋の開口部の一方の側面を他
方の側面より長くして折返片を構成し、該折返片
の上端部両隅を切除し、折返片の内面および対向
する開口部上側面(以下、貼合部という。)に接
着剤を塗着し、両面を相互に接着せしめて果実を
包被する果実袋は、実公昭47−12515号および実
開昭54−35248号等に開示されている。 しかし、上記果実袋は、接着剤として一般にゴ
ム系接着剤等を使用しており、この種の接着剤で
は、折返片と貼合部の両面に塗布した接着剤が相
互に接着しないと、その接着力が極めて弱くな
る。ところが、果実袋を果実に包被させて開口部
を接着する作業を行なう場合、折返片が開口部上
縁に沿つて正しく折り返されず、斜めに折り返さ
れ、袋側面の接着剤が塗着されてない部分に貼着
されることがあり、短期間で接合が解けて、落袋
する結果となることが多かつた。さらに、日時の
経過と共に、該接着剤の老化が進行し、袋が乾燥
などによつてカールして湾曲すると、接着層が剥
離して落袋することがある。このような接着剤の
老化と袋のカールを防止するために、接着剤塗着
部へ遮光塗料を塗布、または接着剤に遮光塗料を
混合し塗布して、該接着層に対する遮光を施こし
て老化を防止することなどが試みられた。しか
し、日射量の多い夏期では、老化抑制は困難であ
り、充分な効果は得られなかつた。 本考案は、上記問題を解決し、接合部分を強固
に接着せしめ、果実の保育期間中に落袋しない果
実袋を提供するもので、その要旨は、袋の開口部
の一方の側面を他方の側面より長くして折返片を
形成し、該折返片に、開口部の上縁に沿つて折癖
線を設け、折返片とそれに対向する貼合部にクレ
ープを形成し、折返片の内面と貼合部の外面に接
着剤を塗施してなる果実袋にある。 本考案に用いる紙袋は、パラフイン紙その他適
当な紙を用いて作ることができ、接着剤としては
紙袋の紙質によつて、ゴム系接着剤、ポリビニル
アルコール系接着剤その他適当な接着剤を用いる
ことができる。 本考案の果実袋の寸法は、包被せしめる果実の
形状、大きさに応じて適当に決めることができ
る。 本考案の果実袋は、第1図および第2図のよう
に、開口部の一方の側面1を他方の側面2より長
くして折返片3とする。折返片3の内面に接着剤
を塗布した接着面4を形成し、他方の側面2に接
着剤を塗布した貼合部5を形成する。さらに、こ
の両面を正しく、かつ確実に接合せしめるため
に、折返片3の基部に他方の側面2の上縁と平行
に折癖線6を形成する。また、折返片3と貼合部
5に幅0.5mm〜1.0mm程度の縦方向クレープ7を施
こし、該部に接着剤を塗布しておく。なお、上記
カール湾曲現象を軽減するために、短波長域の光
線を遮光する作用をもつ色素を接着剤に配合して
用いるか、または接着面に予め塗布しておくこと
が望ましい。 本考案の果実袋は、内貼り、封筒貼り、拝み貼
り等いずれの貼り方によつても形成することがで
きる。 また、袋体底部の隅角部に排水孔8を設けてお
くと好ましい。 第3図は、本考案の果実袋を幼果9に包被せし
めた状態を示す。本考案の果実袋は折癖線6を折
返し、接着面4と貼合部5を重ねて押圧するだけ
で、接合できるので、幼果9を包被するに際し
て、簡単、迅速に包被作業を行なうことができ
る。しかも、両接着面が完全に接着されるので、
強固な包被が実現できる。また、本考案の果実袋
は、返折片とそれに対向する貼合部にクレープを
形成してあるため、日時の経過に従つて、折返片
と貼合部に塗布してある接着剤が老化するととも
に、袋が乾燥してカールすることによつて接着剤
が剥離するのを軽減することができる。すなわ
ち、袋が乾燥し、上記折返片および貼合部が減縮
すると、これにより上記クレープが伸縮すること
により上記折返片および貼合部がカール湾曲する
のを軽減し、これによつて接着剤が剥離するのを
軽減することができる。また、クレープが形成し
てあるため、折返片と貼合部を重ねて押圧して両
者を接合すると、該クレープが交錯して接合する
ため、クレープを形成していない接着面を接合し
た場合に比してより強固な接着力を生じることが
できる。 さらに、本考案は、接着剤塗布面に遮光処理が
施してあるので、耐候性の向上、接着剤の老化の
抑制、さらに上記カール現象の緩和による接着剤
の剥離を軽減する効果と相まつて、強固な接着力
の維持による落袋防止に有効である。 実施例および比較例 第1図〜第3図に示す接着剤塗布面に縦方向の
クレープを形成した本考案による果実袋と、クレ
ープを形成しないで接着剤を塗布した現行の果実
袋を比較例として、これらの果実袋のそれぞれ
500袋を、同一の果樹園に自生したリンゴ樹10本
に着果したリンゴ果実全体の半数に本考案による
果実袋を、他の半数に比較例の果実袋を袋掛けし
て果実を成育せしめ、6月10日〜9月15日の期間
の間の接着部の離反による落袋数を調査した。そ
の結果を次表に示す。 【表】
としてバラ科の落葉果樹、例えば梨、りんご、桃
等の果実に包被せしめ、これを保育するための果
実袋に関するものである。 従来、梨、りんご、桃等の果実に紙袋を包被せ
しめ、果実を病菌から保護すると共に、外観、重
量、味に優れた果実を得ることは一般に行なわれ
ている。そして、紙袋の開口部の一方の側面を他
方の側面より長くして折返片を構成し、該折返片
の上端部両隅を切除し、折返片の内面および対向
する開口部上側面(以下、貼合部という。)に接
着剤を塗着し、両面を相互に接着せしめて果実を
包被する果実袋は、実公昭47−12515号および実
開昭54−35248号等に開示されている。 しかし、上記果実袋は、接着剤として一般にゴ
ム系接着剤等を使用しており、この種の接着剤で
は、折返片と貼合部の両面に塗布した接着剤が相
互に接着しないと、その接着力が極めて弱くな
る。ところが、果実袋を果実に包被させて開口部
を接着する作業を行なう場合、折返片が開口部上
縁に沿つて正しく折り返されず、斜めに折り返さ
れ、袋側面の接着剤が塗着されてない部分に貼着
されることがあり、短期間で接合が解けて、落袋
する結果となることが多かつた。さらに、日時の
経過と共に、該接着剤の老化が進行し、袋が乾燥
などによつてカールして湾曲すると、接着層が剥
離して落袋することがある。このような接着剤の
老化と袋のカールを防止するために、接着剤塗着
部へ遮光塗料を塗布、または接着剤に遮光塗料を
混合し塗布して、該接着層に対する遮光を施こし
て老化を防止することなどが試みられた。しか
し、日射量の多い夏期では、老化抑制は困難であ
り、充分な効果は得られなかつた。 本考案は、上記問題を解決し、接合部分を強固
に接着せしめ、果実の保育期間中に落袋しない果
実袋を提供するもので、その要旨は、袋の開口部
の一方の側面を他方の側面より長くして折返片を
形成し、該折返片に、開口部の上縁に沿つて折癖
線を設け、折返片とそれに対向する貼合部にクレ
ープを形成し、折返片の内面と貼合部の外面に接
着剤を塗施してなる果実袋にある。 本考案に用いる紙袋は、パラフイン紙その他適
当な紙を用いて作ることができ、接着剤としては
紙袋の紙質によつて、ゴム系接着剤、ポリビニル
アルコール系接着剤その他適当な接着剤を用いる
ことができる。 本考案の果実袋の寸法は、包被せしめる果実の
形状、大きさに応じて適当に決めることができ
る。 本考案の果実袋は、第1図および第2図のよう
に、開口部の一方の側面1を他方の側面2より長
くして折返片3とする。折返片3の内面に接着剤
を塗布した接着面4を形成し、他方の側面2に接
着剤を塗布した貼合部5を形成する。さらに、こ
の両面を正しく、かつ確実に接合せしめるため
に、折返片3の基部に他方の側面2の上縁と平行
に折癖線6を形成する。また、折返片3と貼合部
5に幅0.5mm〜1.0mm程度の縦方向クレープ7を施
こし、該部に接着剤を塗布しておく。なお、上記
カール湾曲現象を軽減するために、短波長域の光
線を遮光する作用をもつ色素を接着剤に配合して
用いるか、または接着面に予め塗布しておくこと
が望ましい。 本考案の果実袋は、内貼り、封筒貼り、拝み貼
り等いずれの貼り方によつても形成することがで
きる。 また、袋体底部の隅角部に排水孔8を設けてお
くと好ましい。 第3図は、本考案の果実袋を幼果9に包被せし
めた状態を示す。本考案の果実袋は折癖線6を折
返し、接着面4と貼合部5を重ねて押圧するだけ
で、接合できるので、幼果9を包被するに際し
て、簡単、迅速に包被作業を行なうことができ
る。しかも、両接着面が完全に接着されるので、
強固な包被が実現できる。また、本考案の果実袋
は、返折片とそれに対向する貼合部にクレープを
形成してあるため、日時の経過に従つて、折返片
と貼合部に塗布してある接着剤が老化するととも
に、袋が乾燥してカールすることによつて接着剤
が剥離するのを軽減することができる。すなわ
ち、袋が乾燥し、上記折返片および貼合部が減縮
すると、これにより上記クレープが伸縮すること
により上記折返片および貼合部がカール湾曲する
のを軽減し、これによつて接着剤が剥離するのを
軽減することができる。また、クレープが形成し
てあるため、折返片と貼合部を重ねて押圧して両
者を接合すると、該クレープが交錯して接合する
ため、クレープを形成していない接着面を接合し
た場合に比してより強固な接着力を生じることが
できる。 さらに、本考案は、接着剤塗布面に遮光処理が
施してあるので、耐候性の向上、接着剤の老化の
抑制、さらに上記カール現象の緩和による接着剤
の剥離を軽減する効果と相まつて、強固な接着力
の維持による落袋防止に有効である。 実施例および比較例 第1図〜第3図に示す接着剤塗布面に縦方向の
クレープを形成した本考案による果実袋と、クレ
ープを形成しないで接着剤を塗布した現行の果実
袋を比較例として、これらの果実袋のそれぞれ
500袋を、同一の果樹園に自生したリンゴ樹10本
に着果したリンゴ果実全体の半数に本考案による
果実袋を、他の半数に比較例の果実袋を袋掛けし
て果実を成育せしめ、6月10日〜9月15日の期間
の間の接着部の離反による落袋数を調査した。そ
の結果を次表に示す。 【表】
第1図は、本考案の果実袋の正面図、第2図は
第1図のAA断面を示す。第3図は本考案の果実
袋を幼果に包被せしめた状態を示す図である。 1……開口部の一方の側面、2……他方の側
面、3……折返片、4……接着面、5……貼合
部、6……折癖線、7……縦方向クレープ、8…
…排水孔、9……幼果。
第1図のAA断面を示す。第3図は本考案の果実
袋を幼果に包被せしめた状態を示す図である。 1……開口部の一方の側面、2……他方の側
面、3……折返片、4……接着面、5……貼合
部、6……折癖線、7……縦方向クレープ、8…
…排水孔、9……幼果。
Claims (1)
- 袋の開口部の一方の側面を他方の側面より長く
して折返片を形成し、該折返片に、開口部の上縁
に沿つて折癖線を設け、折返片とそれに対向する
貼合部に幅0.5〜1.0mmの縦クレープを形成し、折
返片の内側と貼合部の外面に接着剤を塗施してな
る果実袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15287482U JPS5959743U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 果実袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15287482U JPS5959743U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 果実袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5959743U JPS5959743U (ja) | 1984-04-19 |
| JPS6222132Y2 true JPS6222132Y2 (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=30338379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15287482U Granted JPS5959743U (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 果実袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5959743U (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5039286U (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-22 | ||
| JPS5435248U (ja) * | 1977-08-16 | 1979-03-08 | ||
| JPS56125064U (ja) * | 1980-02-22 | 1981-09-24 |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP15287482U patent/JPS5959743U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5959743U (ja) | 1984-04-19 |
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