JPS62223A - 通気性薄膜状資材 - Google Patents

通気性薄膜状資材

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JPS62223A JP60138498A JP13849885A JPS62223A JP S62223 A JPS62223 A JP S62223A JP 60138498 A JP60138498 A JP 60138498A JP 13849885 A JP13849885 A JP 13849885A JP S62223 A JPS62223 A JP S62223A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は雨よけ性及び通気性に優れた薄膜状資材に関す
るもので、特に農業用の被覆材として好適な薄膜状物に
関する。
周知のように植物では太陽光線、炭酸ガス、水などによ
って光合成反応がなされるのであるが、植物の葉、花、
種子、果実などの光による色素生成などにも光量に適量
値があるとされているためネットあるいはフィルムなど
によって太陽光線の照射量を調節している。また一方農
業ハウスやトンネルハウス等の被覆材にはポリエステル
、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エチレン−酢ビ共重
合体などのフィルムが冬季の保温を目的に使用されてい
るが、ハウス内温度が日中で30°C近くまで昇温する
場合があるので、そのような時には予測的にハウスの被
覆材のスソをあげて換気することが要求され、次いで夕
刻になシ外気温度が低下する前にハウス被覆材のスソを
下げ元に戻す作業が必要であり、この作業によりハウス
の1人当りの作付面積は制限を受け1作物のコスト高を
招いていることは明白である。
このためハウス内の温度上昇防止対策として被覆材であ
るフィルムに穴をあけたもの、フィルムをスリットし接
着剤で部分的に固定したもの、スリットしたフィルムを
空隙率10〜70%となるように製織または製編してな
るもの、フィルムと不織布を貼り合せたものなどが見ら
れる。被覆材のフィルムに穴をあけたものは穴の面積だ
け確実に被覆率が小さく、降雨時に直接雨滴流入があシ
水分補給の利点はあるもの\、ハウス内植物上に直接滴
下するなど生育上好ましくなく、スリットしたものはフ
ィルムに物理的破壊が加わっているため強力低下をきた
したり形態安定性に欠ける恐れがあるし、通気性をあげ
るためスリットフィルムの間隔をあけて空隙率が10〜
70%となるように製織したものも降雨時に直接雨滴流
入があるなどの欠点が存在する以外に広面積に被覆材を
展張する場合スリットしたフィルムから構成された素材
では強力不足のため破れるし、形態安定性が劣るため経
時的変化を生じ部分的に破断するなどの欠点を有してい
る。
一方日中の太陽光線は約0.3〜3.0μの波長範囲で
ハウスに入射しハウス内の土壌や植物を暖めるのである
が、夜間これらから放熱がなされる場合は9〜11μを
中心とした3〜50μという長波長の赤外線によって行
われている。日中ハウス内の昇温に対しては被覆材に穴
があったり、スリットフィルムを間隔をあけて製織した
ものなどは換気作業の省力化も可能であり、高温障害な
ども防止出来るが、夜間ハウス内の土壌や植物から放出
される赤外線はその間隙からハウス外に放射されてしま
うため植物の低温障害が発生する。
本発明者等は、通気性があり換気作業を必要としない被
覆材でありながら降雨時、雨滴の直接流人がなく、夜間
土壌や植物からの放熱時の赤外線をハウス外に放出しな
い被覆材について鋭意研究した結果、本発明に至ったも
のである。
すなわち、本発明は、テープ状ヤーンを、たとえば平織
組織に製織し第5図に見られるように平面的にはテープ
状ヤーン間にほぼ間隙がなく被覆率は95%以上、好ま
しくははソ100%であるが、第4図に見られるように
断面図においてはテープ状ヤーン11は緯糸12の上下
を屈曲してうねシとなり空隙14を形成してなる被覆材
であり、と、のような被覆材により通気性が得られると
共に雨滴の直接流入がなくさらに夜間放熱が少ない。本
発明における通気性とは、被覆材内の温められた空気が
対流し始めるとその一部が被覆材の間隙から流出し、代
って被覆材の下部から冷たい空気が流入しハウス内の温
かい空気と混合して対流を続はハウス内の高温障害を防
止することを言う。
一方ハウス内の湿度についても過湿障害を発生するよう
な環境であっても、また乾燥過多であっても植物の生育
を妨げるのみで、効率的な光合成を行なわせるには適度
な湿気であることが要求される。ハウスの被覆材として
はポリ塩化ビニル、ポリエチレン、酢酸ビニル、エチレ
ン−酢ビ共重合体などのポリマーが利用されるが、これ
ら被覆材は、それ自体透湿性が小さかったり、通気性が
ない。一方本発明では、テープ状ヤーン金製織すること
によシ適度の通気性を付与し、その通気部分の空隙から
ハウス内の水蒸気を排出し適湿状態を保つようにしてい
る。また素材として使用されるテープ状ヤーンのポリマ
ーはハウスの被覆材として使用されているものであれば
どのようなものでもよいが、なかでもそれ自身透湿性の
あるポリビニルアルコール、なかでも平均重合度100
0以上で、かつ鹸化度が98チ以上のポリビニルアルコ
ールが優れている。   ゛ 本発明の目的は、第1に、テープ状ヤーンを製織し被覆
率95%以上でテープ状ヤーンがなすうねり部分の最大
間隙が500μ未満、通気度が5〜100 cc/al
−set、好ましくは10〜50 cc/d−cx、透
湿度が1000〜50009/m−24hrsである通
気性のある保温資材によって換気作業の省力化を可能と
した点にある。第2に、第5図(2)に示したように通
気性を維持しながら、一方では被覆率を95チ以上とし
たことから赤外線の直接放出が極めて少ないことKよシ
夜開放熱時の長波長赤外線の放射防止をして保温性を保
持させた点が挙げられる。
第3に、通気性、透湿性によって7%ウス内植物の過湿
障害を防止することである。第4に、テープ状ヤーンの
素材としてポリビニルアルコールを用うればその吸水性
によって、降雨時テープ状ヤーンが水を含んで膨潤し織
目部の空隙が狭化し雨滴の流入を防止することができる
点が挙げられる。
この場合湿潤時にテープ状ヤーンが膨潤して被覆率がほ
とんど100チとなるための被覆率(20’CX65%
RI(時)の限界値は95%であシ、それ以下であると
降雨時に被覆率が100%とならない。また一方晴天時
には膨潤水が蒸散してテープ状ヤーンが収縮し織目部の
空隙が大きくなり通気性がよシ効率的となることによっ
て、水滴々下による植物の生育不良防止と高温障害を防
止するととが可能となる。第5に、普通静かに降る雨は
雨粒径が500μ、霧雨が100μと言われているが、
本発明のテープ状ヤーンがなすうねり部の最大間隙(第
4図に15として示す間隙)は500μ未満、好ましく
は550μ未満であるため、植物に悪影響を与えるよう
な雨滴の直接流入も防止可能となる。第6に、広面積の
展張たとえば平張りが可能でかつまた形態安定性の良好
な薄膜状資材を提供することである。
このようなテープ状ヤーンの好適な製造方法としては第
1図に示したようなノズル孔を有する紡糸口金から常法
によシ紡糸原液を紡糸し、延伸ならびに熱処理を行なう
ことによって得られる。図中、1がスリットノズルの長
さ、2が幅である。
このような製造方法を適用できる本発明におけるポリマ
ー素材としては、ポリビニルアルコール、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリエステル。
ポリアミド、ポリ塩イビビニル、エチレン−酢酸ビニル
共重合体などが用いられるが、前述の如く長波長の赤外
線透過率が極めて小さく保温性が良好で透湿性、透明性
、耐候性に優れたポリビニルアルコールが最もこのまし
い。
ポリビニルアルコールの場合はその紡糸原液に30〜6
0チのポリビニルアルコール水溶液を用い、これを前述
のようなノズル孔を有する紡糸口金から常法によシ紡糸
乾燥し、2〜7倍の延伸ならびに5〜25%の熱収縮処
理を行なうことによって得られる。テープ状ヤーンの柔
軟性を確保するためポリビニルアルコールに可塑剤たと
えばグリセリンの添加を行なってもよく、また吸湿性を
助長するポリエチレングリコールなどを添加しこれを紡
糸原液に使用してもよい。第1図のノズル孔で長さが4
〜10fl、幅が0.06〜0.1flであるノズルを
用いることによってテープ状ヤーンの断面図第2図で示
されるテープ幅=3が1.0〜4.5fl、テープ厚さ
=4が20〜55μのものが得られる。
テープ状ヤーンの幅は1.0〜100nであればよいが
テープ状ヤーンを経糸に使用した場合繊加工上から最も
好ましいテープ状ヤーンの幅は2.0〜10.0mであ
る。幅が小さいものは製織中にテープが反転して通気度
のコントロールが不可能となるし、緯糸の打込み本数を
増加しないとシート状物の目止めが不十分となるばかり
か製織コストがアップする。緯糸の打込みを減少させる
と目止めのため多量の接着剤を必要とするばかりか、そ
の接着剤のために透明性が低下するといった欠点を有す
る。幅の上限はないが、シート状物の要求される通気度
から決定されるもので、20°C×65%RHの状態で
48時間以上調湿したもの\通気度が5〜20 cc/
ci−玄のものは6.0〜10.Off@、20〜60
 cc/1−d−ytのものは3.0〜6.OMM幅、
60〜100 cc/14−cmのものは1.0〜3.
0u幅程度のものがよいとされる。たソしこの通気度は
第4図からも明らかなようにテープ状ヤーンの幅だけで
変るものではなく、打込まれる緯糸本数と緯糸の直径ま
たは織組織などによってもコントロールすることが出来
る。
またテープ状ヤーンの厚さについては耐候性、製造の点
から20μが下限ヤあり、透明性、取扱い性(重さン、
製織性から1.Onが上限である。
本発明のシート状物は上記のテープ状ヤーンを使用して
製織されるが、要求されるA負度によって適当な幅のテ
ープ状ヤーンを使用し、適当な密度を考慮すれば公知の
どのような製織方法によっても生産可能である。たとえ
ばテープ状ヤーンを間隙なく整経したものを経糸として
繰シ出し、緯糸にモノフィラメントまたは、樹脂で硬′
化した紡績糸、オープンエンド糸、結束糸などを、この
ましくは形態安定性、目ずれ防止、目止め剤の接着性な
どのため同種のものを使用して製織する方法によって製
造できる。
第5図にテープ状ヤーンとモノフィラメントとの平織組
織のシート状物を示すが、11がテープ状ヤーン、12
がモノフィラメント、13が1と2が目づれしないよう
に製織後に接着剤を塗布または吹付けし乾燥した場合に
発生する水かき状で接着剤が固化したものである。この
とき見られるテープ状ヤーンのうねりは第4図の通りで
、11がテープ状ヤーン、12がモノフィラメント、1
5が11と12が目づれしないように製織後に接着剤を
塗布または吹付けし乾燥した場合に発生する水かき状で
接着剤が固化したもの、14が通気部分、15が本発明
で言ううねり部分の最大間隙である。
なお、本発明で言う通気度、透湿度および被覆率は次の
方法によシ測定したものである。
通気度: JIS L−10967ラジユール法による
透湿度: JIS Z−0208カツプ法による。
被覆率:織物の間隙を万能投影器を使ってグラフ用砥に
写しとり、その間隙の面積a を求め、織物全体の面積Aとから次式 によって求める。
実施例1 紡糸原液濃度48%のポリビニルアルコール(平均重合
度1740、鹸化度99.9%)水溶液を長さ10.O
n+、幅0.1’#のスリットノズルから押出し、通常
の乾式紡糸法により紡糸した。得られた紡糸テープは、
厚さ92μ、幅8.5ff、 5700計、水分率1.
5%であった。これを次のような条件で処理した。
延伸倍率×延伸温度 4.5倍×238℃収縮率×収縮
温度  20%X240’C得られたテープ状ヤーンは
、1580dr、乾引張強度5.29/d、乾引張伸度
13.0%、20″c〜70°Cまでの温水中収縮率2
.5%、厚さ43μ、幅3.4ffであり製織性も十分
であった。このテープ状ヤーンを経糸とし、緯糸として
ポリビニルアルコール系モノフィラメント250dr/
1 f t 10本/吋の密度で打込み製織した(被覆
材A)。同様に厚さ100μのポリ塩化ビニルおよび厚
さ75μのポリエチレンのテープ状ヤーンも製織した(
被覆材BおよびC)。このようにして得られた被覆材A
、BおよびCを冬野菜(レタス〕のトンネル栽培用とし
て使用した場合の結果を示す。また比較例として、厚さ
75μのポリビニルアルコールフィルムを使用した場合
(被覆材D)および厚さiooμのポリ塩化ビニルフィ
ルムを使用した場合(被覆材E)を並記する。また比較
例として、被覆材Aにおいて、被覆率が88チおよび7
1チとなるようにテープ状ヤーン間に間隙をもたせて製
織して得られる被覆材(FおよびG)の場合の結果も並
記する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられるテープ状ヤーンを製造する
のに用いる紡糸用スリットノズルのノズル断面、第2図
はテープ状ヤーンの断面形状を示す。第3図は本発明の
被覆材の正面図、第4図はその断面図、第5図は被覆材
を通過する赤外線および空気・水蒸気の通過性を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テープ状ヤーンを製織し被覆率が95%以上でテー
    プ状ヤーンがなすうねり部分の最大間隙が500μ未満
    、通気度が5〜100cc/cm^2・sec、透湿度
    が1000〜5000g/m^2・24hrsである通
    気性のある薄膜状資材。 2、テープ状ヤーンの水温20〜70℃の範囲における
    湿潤収縮率が3%以下であり、乾引張強度が1.0〜7
    .0g/dr、乾引張伸度が10〜25%である特許請
    求の範囲第1項に記載の通気性薄膜状資材。 3、テープ状ヤーンの厚さが20〜1000μである特
    許請求の範囲第1項に記載の通気性薄膜状資材。 4、テープ状ヤーンの幅が1.0〜100.0mmであ
    り、該テープ状ヤーンを同種または異種のモノフィラメ
    ントや紡績糸、オープンエンド糸、結束糸などで殆んど
    間隙なく製織してなる特許請求の範囲第1項記載の通気
    性薄膜状資材。 5、テープ状ヤーンが平均重合度1000以上、鹸化度
    98%以上のポリビニルアルコールからなる特許請求の
    範囲第1項記載の通気性薄膜状資材。
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