JPS622382Y2 - - Google Patents

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JPS622382Y2
JPS622382Y2 JP8713682U JP8713682U JPS622382Y2 JP S622382 Y2 JPS622382 Y2 JP S622382Y2 JP 8713682 U JP8713682 U JP 8713682U JP 8713682 U JP8713682 U JP 8713682U JP S622382 Y2 JPS622382 Y2 JP S622382Y2
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temperature
engine
sleeve member
opening
piston
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JP8713682U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンのサーモバルブに関し、更
に詳細にはエンジン運転の条件を決定するアクチ
ユエータを作動する作動流体の断続を行なうため
のサーモバルブに関する。
一般に、エンジンの燃焼状態を左右するフアク
タとしては、燃料噴射時期、点火時期、排気ガス
還流、混合気の空燃比等があり、これらのフアク
タは、通常エンジン温度(関連するものとして例
えば冷却水温度)および外気温度(関連するもの
として吸入空気の温度)の2つの温度に基づいて
望ましい状態に制御される。ところが、従来は、
これらの2つの温度の検出を、2つの独立した感
温体を用いて別々に行なつていたため、両温度を
相互に関連させつつ上記フアクタの制御を行なう
ことが困難であり、かつ制御に信頼性が欠けると
いう問題があつた。
そこで本出願人は、実開昭56−38950号に示さ
れているように1つの感温体に冷却水温度と外気
温度を相互に関連させた状態で作用させ、これに
よつて上記エンジン運転条件のフアクタを制御す
るようにしたエンジンの冷却水温検出装置を提案
した。ところが、この冷却水温検出装置は1つの
感温体で2つの温度フアクタによる制御が可能と
なるメリツトを有する反面、その構造により、上
記運転条件の制御特性が固定となつてしまい、そ
の制御特性を変更するには装置の全体構造を変え
なければならないという欠点があつた。
そこで本考案は、冷却水温度と外気温度の2つ
の温度を1つのユニツトとして相互に関連させた
状態で運転条件のフアクタを制御することが可能
であるとともに、構造のわずかな変更により上記
制御特性が自由に得られるエンジンのサーモバル
ブを提供することを目的とするものである。
本考案によるエンジンのサーモバルブは、作動
流体の流入口および流出口を備えたケーシング
と、該ケーシング内に摺動自在に配設され、上記
流入口または流出口に対応する開口を有し、摺動
変位によつて該開口による前記流入口もしくは流
出口の開閉を行なうスリーブ部材と、該スリーブ
部材内に摺動自在に配設され、摺動運動によつて
上記スリーブ部材の上記開口を開閉し、該開口を
介しての上記流入口と流出口の連通を断続するピ
ストン部材と、エンジン温度に関連する温度を検
出し、該温度に応じて上記スリーブ部材およびピ
ストン部材のいずれか一方を、摺動させる第1感
温作動体と、外気温度に関連する温度を検出し、
該温度に応じて上記スリーブ部材およびピストン
部材の他方を、摺動させる第2感温作動体とを備
えたことを特徴とするものである。なお、エンジ
ン温度に関連する温度としては、例えばエンジン
冷却水温度あるいはエンジン潤滑温度を、外気温
度に関連する温度としては、吸入空気の温度をそ
れぞれ用いればよい。なお、本サーモバルブは、
例えばデイーゼルエンジンにおける燃料噴射時期
の進角制御を行なうダイヤフラム式アクチユエー
タの作動流体の断続に用いられる。
以上の構造の本考案のエンジンのサーモバルブ
においては、作動流体の流入口および流出口の連
通を、第1および第2感温作動体によつてそれぞ
れ、相対的に移動されるスリーブ部材およびピス
トン部材にそれぞれ形成された上記開口および通
路の相対的位置によつて断続するようになつてい
るので、エンジン温度と外気温度の2つの温度を
相互に関連させて、エンジン運転条件のフアクタ
を精度よく制御することができるとともに、単に
スリーブ部材に形成される開口の形状や大きさを
変更することにより、あるいはピストンに形成さ
れる通路の形状や長さを変更することにより、ま
たは両者の変更を組み合せることにより、上記制
御の特性を簡単かつ自由に変更することが可能と
なる。
次に、添付図面を参照して本考案の好ましい実
施例によるエンジンのサーモバルブを、デイーゼ
ルエンジンの燃料噴射ポンプの噴射時期制御装置
に使用した例について説明する。
第1図において符号1は、デイーゼルエンジン
のための燃料噴射ポンプを示し、該燃料噴射ポン
プ1は、噴射時期制御のためのレバー2を有し、
該レバー2が矢印A方向動かされたとき、噴射時
期が進められる。レバー制御のためのアクチユエ
ータ3は、ダイヤフラム式アクチユエータであつ
て、ケース4内に配置されたダイヤフラム5を有
し、該ダイヤフラム5はロツド6によりレバー2
に連結されている。ダイヤフラム5は、ケース4
内を大気室4aと負圧室4bとに分割しており、
負圧室4b内には、レバー2をダイヤフラム5お
よびロツド6を介して遅角方向に押すバネ4cが
配置されている。負圧室4bは、真空通路7によ
り真空ポンプPに接続されている。
この真空通路7に、サーモバルブ10が介設さ
れている。このサーモバルブ10は、筒状のケー
シング11と、その上下に設けられた第1および
第2プラグ状部材とP1,P2とを有している。ケー
シング11の軸方向中央部および下端部近傍に
は、それぞれ第1および第2の開口12,13が
形成されている。第1の開口12は比較的大き
く、第2の開口13は比較的小さくされている。
また、このケーシング11内には、上記第1およ
び第2の開口12,13の間隔より長いスリーブ
部材14が摺動可能に嵌合されている。このスリ
ーブ部材14には、上記ケーシング11に形成さ
れている第1および第2の開口12,13にそれ
ぞれ対応する位置に配された第3および第4の開
口15,16が形成されている。第3の開口15
は比較的大きく、第4の開口16は比較的小さく
されている。
スリーブ部材14内には、該スリーブ部材に形
成された上記第3および第4の開口15,16の
間隔より長いピストン部材17が摺動可能に嵌合
されている。このピストン部材17は、その上端
17aおよび17bを残して縮径されて、その外
周壁とスリーブ部材14の内周壁の間に、第3お
よび第4の開口15,16を介して第1および第
2の開口12,13を連通させる通路18を形成
している。
上記第1のプラグ状部材P1は、全体として外気
aの温度を検出する装置として作用するものであ
り、その内部に空間19を有している。この空間
19は、その下部において縮径されて、案内通路
20を形成している。この案内通路20内には、
スリーブ部材14の上端に固定されたロツド状部
材21の上端が摺動自在に嵌合して、上記空間1
9を閉じている。この空間19内には、外気温度
に感応する熱膨張性ワツクスW1が封入されてお
り、このワツクスW1は、外気温度が高いとき膨
張してロツド状部材21ひいてはスリーブ部材1
4を下方に押し、外気温度が低いとき収縮してロ
ツド状部材21等を上方に引き上げる作用をな
す。なお、ロツド状部材21等を引き上げるため
に、バネ等の補助手段を設けてもよい。なお、第
1のプラグ状部材P1の外周には、外気温度をワツ
クスW1に効率よく伝えるためフイン22を設け
ておくことが望ましい。
上記第2のプラグ状部材P2は、全体として冷却
水Waの温度を検出する装置として作用するもの
であり、上記第1のプラグ状部材P1と同様、その
内部に空間23を有している。この空間23は、
その上部において縮径されて、案内通路24を形
成している。この案内通路24には、ピストン部
材17の下端に固定されたロツド状部材25の下
方部分が摺動自在に嵌合して、上記空間23を閉
じている。この空間23内には、冷却水Waの温
度に感応する熱膨張性ワツクスW2が封入されて
おり、このワツクスW2は、冷却水Waの温度が高
いときロツド状部材25ひいてはピストン部材1
7を上昇させ、一方冷却水温度が低いときロツド
状部材25等を下降させる。
なお、本実施例のサーモバルブ10において
は、第2図に拡大して示すように、スリーブ部材
14の第4の開口16よりピストン部材17の下
端17bが下方に位置するとき、ケース11の第
1および第2の開口12,13を連通させ、ピス
トン部材17が相対的に上昇してその下端17b
が第4の開口16を上方に乗り越えたとき、上記
第1および第2の開口12,13の連通を断つよ
うになつている。
次に、本考案のサーモバルブ10を用いての燃
料噴射ポンプ1の噴射時期制御について説明す
る。
エンジンの停止状態において、外気温度および
エンジン温度が低温状態のときには、ワツクス
W1およびW2はともに収縮状態にあり、そのとき
ロツド部材21および25は第1図に示す引込み
位置にあるので、第2図に示されているように、
ピストン17の下端17bは第4の開口16の下
方にあり、従つて第1および第2の開口12,1
3は、第3および第4の開口15,16および通
路18を介して連通されている。なお、このとき
のピストン17の下端17bと第4の開口16の
間の間隔は、エンジン温度と外気温度が低いほど
広くなるようになつている。
以上の状態で、エンジンが始されると、これと
同時に真空ポンプPが駆動され、該サーモバルブ
10を介してのアクチユエータ3の負圧室4b内
部の吸引が行なわれる。この負圧室4bの吸引に
より、ダイヤフラム5ひいてはロツド6を図にお
いて右方に移動させ、レバー2を矢印A方向に回
動させて、噴射時期の進角を行なう。この外気温
度とエンジン温度を関連させての噴射時期の進角
によつて、低温運転状態において発生しやすい失
火を防止する。
エンジンが作動し始めて、エンジン温度が上昇
し、エンジン冷却水Waの温度が上昇すると、ワ
ツクスW2が膨張し、ロツド部材25ひいてはピ
ストン17を上昇させる。このピストン17の上
昇により、ピストン17の下端17bが第4の開
口16を乗り越えたとき、上述のように第1およ
び第2の開口12,13の間の連通は断たれる。
従つて、アクチユエータ3の負圧室4bは、真空
ポンプPとの間の連通が断たれて、ポンプPによ
る吸引が行なわれなくなり、かくしてダイヤフラ
ム5およびロツド6は左方に移動し、レバーAも
矢印Aと反対の方向に回動して、噴射時期を遅ら
せて通常状態に戻す。このようにエンジン温度
が、外気温度との関係で決定される所望温度、す
なわちエンジン通常状態で運転を行なうことがで
きる温度に達したとき、噴射時期の進角を止め、
エンジンの温度上昇に伴ない発生する危険性のあ
るデイーゼルノツクを防止する。
一方、冷却水温が低くても外気温ひいては吸気
温度が高い場合は、失火はさほど厳しくなく、一
方デイーゼルノツクが厳しくなるが、この場合、
スリーブ部材14が図の下方位置となり、開口1
3がスリーブ部材14の側壁により閉じられるた
め噴射時期の進角は防止される。
以上の実施例においては、本考案のサーモバル
ブを噴射時期の進角制御に用いる場合について説
明したが、本考案のサーモバルブは、例えば排気
ガス環流制御室の、エンジン温度と外気温度とに
基づいて制御すべきエンジンの運転条件のフアク
タの制御のいずれについても適用できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、デイーゼルエンジンの燃料噴射ポン
プの噴射時期制御装置に組み込まれた本考案の実
施例によるエンジンのサーモバルブを示す長手方
向断面図、第2図は、第1図に示したサーモバル
ブの主要部の拡大断面図である。 1……燃料噴射ポンプ、2……レバー、3……
アクチユエータ、10……サーモバルブ、11…
…ケース、12,13……開口、14……スリー
ブ部材、15,16……開口、17……ピスト
ン、18……通路、W1,W2……ワツクス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作動流体の流入口および流出口を備えたケーシ
    ングと、該ケーシング内に摺動自在に配設され、
    前記流入口または流出口に対応する開口を有し、
    摺動変位によつて該開口による前記流入口もしく
    は流出口の開閉を行なうスリーブ部材と、該スリ
    ーブ部材内に摺動自在に配設され、摺動変位によ
    つて、上記スリーブ部材の開口を開閉し、該開口
    を介しての前記流入口と流出口の連通を断続する
    ピストン部材と、エンジン温度に関連する温度を
    検出し、該温度に応じて前記スリーブ部材および
    ピストン部材のいずれか一方を、摺動させる第1
    感温作動体と、外気温度に関連する温度を検出
    し、該温度に応じて前記スリーブ部材およびピス
    トン部材の他方を、摺動させる第2感温作動体と
    を備えたエンジンのサーモバルブ。
JP8713682U 1982-06-10 1982-06-10 エンジンのサ−モバルブ Granted JPS58189870U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8713682U JPS58189870U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 エンジンのサ−モバルブ

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JP8713682U JPS58189870U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 エンジンのサ−モバルブ

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Publication Number Publication Date
JPS58189870U JPS58189870U (ja) 1983-12-16
JPS622382Y2 true JPS622382Y2 (ja) 1987-01-20

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ID=30095874

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JP8713682U Granted JPS58189870U (ja) 1982-06-10 1982-06-10 エンジンのサ−モバルブ

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