JPS622410B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622410B2 JPS622410B2 JP60063279A JP6327985A JPS622410B2 JP S622410 B2 JPS622410 B2 JP S622410B2 JP 60063279 A JP60063279 A JP 60063279A JP 6327985 A JP6327985 A JP 6327985A JP S622410 B2 JPS622410 B2 JP S622410B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- insulator
- weight
- strength
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulating Bodies (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は碍子の金具と磁器とをポルトランドセ
メント系接着剤で接着する方法に関し、より詳し
くは他の特性に悪影響を与えることなく、セメン
トの接着力を速やかに発現させ、作業性を改良す
る方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、碍子の磁器と金具とは、ポルトランドセ
メント等の無機系接着剤又はエポキシ樹脂等の有
機系の接着剤により接着して製造している。 前者は、製品とするまでには1〜3日の蒸気養
生が必要であり、かつ引抜き強度が小さく、後者
は高価格、有害性、付着した接着剤の除去に問題
がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、ポルトランドセメントなどの通常の
セメントを改良し、短時間で充分な引抜き強度を
発現させ、しかも他の特性に悪影響を与えない碍
子の製造法を提供することを目的とする。 〔問題解決の手段〕 本発明は、セメントに対して硫酸カルシウムを
CaSO4成分として7〜20重量%含有するセメント
ペースト又はセメントモルタルを磁器と金具との
間隙に充填し、これを温度30〜90℃に保持する碍
子の製造法において、上記セメントペースト又は
セメントモルタルに活性シリカ微粉末とセメント
減水剤とを添加することを特徴とする。 本発明において、硫酸カルシウムとは、無水
塩、2水塩、半水塩から選ばれた1種以上のもの
であつて、好ましくは不溶性の無水石膏である。
その理由は、通常、セメントには凝結調節剤とし
ての2水石膏が添加されているが、これにさらに
不溶性の無水石膏以外の石膏を添加して、本発明
の硫酸カルシウム量にすると、セメントの凝結時
間が著しく長くなつて、生産性が低下するからで
ある。半水石膏は偽凝結しやすいので、使用にあ
たつては練り殺しする必要がある。 また、本発明でいうセメントとは、普通、早
強、超早強、中庸熱、白色のポルトランドセメン
ト又はシリカ、フライアツシユ等を配合した混合
セメントである。 本発明においては、セメント中の硫酸カルシウ
ムのCaSO4成分の含有量を、セメントに対して7
〜20重量%にする。硫酸カルシウムのCaSO4成分
が7重量%以下であれば硫酸カルシウムを含有さ
せることによる生産性向上等の効果が充分でな
く、また20重量%を越える量では、長期間にわた
つて膨張するので耐久性が悪くなる。好ましい
CaSO4成分の含有量はセメントに対して10〜15重
量%である。 本発明においては、活性シリカ微粉末及びセメ
ント減水剤を混合添加する。活性シリカは、例え
ばフエロシリコン等の電炉より生じるシリカヒユ
ームなどが好ましく、10μ以上の微粉状のSiO2
である。活性シリカはセメント水和物と反応し、
カルシウムシリケート水和物を生成し、高い接着
強度を示す活性に富んだシリカである。その添加
量はセメント成分と石膏との和に対して0.05〜5
重量%、好ましくは0.5〜3重量%である。 セメント減水剤はナフタリンスルホン酸塩系、
リグニンスルホン酸塩系など通常の減水剤が使用
され、その添加量はセメント成分と石膏との和に
対し0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%で
ある。 なお、この場合、セメントに対して約0.5〜2
重量倍量の砂を加えてモルタルとすれば、碍子の
耐久力が著しく向上して好ましい。 本発明に使用するセメントは水で混練し、磁器
に設けた金具を取付けるための間隙に、金具と共
に前記混練物を充填する。 加熱養生方法は温水、蒸気、電磁波などのよう
に、碍子の温度を高められる方法であればよい。
加熱温度は30〜90℃、好ましくは50〜70℃であ
る。30℃以下では強度発現が悪く、90℃以上では
強度発現に悪影響を与える水和物が生成し、いず
れの場合も碍子の耐久性が低下する。加熱の開始
時期は、接着剤が凝結する前に行うと接着部分に
ひびわれを発生することがあるので、セメントの
凝結後に行うのがよい。加熱速度は同様な理由に
より10〜40℃/時、好ましくは15〜20℃/時であ
り、保持時間は2〜8時間程度である。 以上説明した通り、本発明はCaSO4成分として
7〜20重量%の硫酸カルシウムと活性シリカ微粉
末とセメント減水剤とを含有するセメントペース
ト又はセメントモルタルを用いて碍子を製造する
ものであり、下記の効果を有する。 〔効果〕 (1) 従来のセメント系接着剤は1〜3日の養生を
必要としたが、本発明では2〜8時間で充分で
あり、生産性が向上した。 (2) 接着強度がきわめて高くなるので、その分、
骨材量を増加することができ、耐久性が一段と
向上した。 (3) 従来のセメント系接着剤では生産性を高める
ために早強材を添加すると、高温度差性状(碍
子を80℃で7日間乾燥後、10℃の水中に7日間
浸漬する操作を繰返したときの性状)が著しく
低下するが、本発明により得られる碍子は、高
温度差性状試験で良好な結果が得られた。 (4) アルミナセメントを接着剤とするものに比べ
て、長期耐久性が大であり、かつ、接着剤の取
扱いが容易である。 〔実施例〕 市販の普通ポルトランドセメント450g、不溶
性無水石膏50g、5号珪砂500g、減水剤として
「マイテイ150」(商品名:花王石鹸(株)製)5g
(セメントと石膏との和に対し1重量%)、活性シ
リカとして「デンカフラワー」(商品名:電気化
学工業(株)製)を第1表に示す割合で混合し、水を
加えてフローを230±10とし、混練モルタルを得
た。 この混練モルタルを、碍子の磁器に設けた間隙
に金具と共に充填し接着した。 この碍子を接着後、直ちに蒸気養生室に入れ、
加熱速度20℃/時で最高温度70℃まで上げ、6時
間保持した。この碍子の引抜き強度を測定した結
果を第1表に示した。 また、比較のため、上記成分中、無水石膏また
は減水剤を加えない以外は上記方法と同様にして
試験を行い、その結果を第1表に併記した。
メント系接着剤で接着する方法に関し、より詳し
くは他の特性に悪影響を与えることなく、セメン
トの接着力を速やかに発現させ、作業性を改良す
る方法に関する。 〔従来の技術〕 従来、碍子の磁器と金具とは、ポルトランドセ
メント等の無機系接着剤又はエポキシ樹脂等の有
機系の接着剤により接着して製造している。 前者は、製品とするまでには1〜3日の蒸気養
生が必要であり、かつ引抜き強度が小さく、後者
は高価格、有害性、付着した接着剤の除去に問題
がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、ポルトランドセメントなどの通常の
セメントを改良し、短時間で充分な引抜き強度を
発現させ、しかも他の特性に悪影響を与えない碍
子の製造法を提供することを目的とする。 〔問題解決の手段〕 本発明は、セメントに対して硫酸カルシウムを
CaSO4成分として7〜20重量%含有するセメント
ペースト又はセメントモルタルを磁器と金具との
間隙に充填し、これを温度30〜90℃に保持する碍
子の製造法において、上記セメントペースト又は
セメントモルタルに活性シリカ微粉末とセメント
減水剤とを添加することを特徴とする。 本発明において、硫酸カルシウムとは、無水
塩、2水塩、半水塩から選ばれた1種以上のもの
であつて、好ましくは不溶性の無水石膏である。
その理由は、通常、セメントには凝結調節剤とし
ての2水石膏が添加されているが、これにさらに
不溶性の無水石膏以外の石膏を添加して、本発明
の硫酸カルシウム量にすると、セメントの凝結時
間が著しく長くなつて、生産性が低下するからで
ある。半水石膏は偽凝結しやすいので、使用にあ
たつては練り殺しする必要がある。 また、本発明でいうセメントとは、普通、早
強、超早強、中庸熱、白色のポルトランドセメン
ト又はシリカ、フライアツシユ等を配合した混合
セメントである。 本発明においては、セメント中の硫酸カルシウ
ムのCaSO4成分の含有量を、セメントに対して7
〜20重量%にする。硫酸カルシウムのCaSO4成分
が7重量%以下であれば硫酸カルシウムを含有さ
せることによる生産性向上等の効果が充分でな
く、また20重量%を越える量では、長期間にわた
つて膨張するので耐久性が悪くなる。好ましい
CaSO4成分の含有量はセメントに対して10〜15重
量%である。 本発明においては、活性シリカ微粉末及びセメ
ント減水剤を混合添加する。活性シリカは、例え
ばフエロシリコン等の電炉より生じるシリカヒユ
ームなどが好ましく、10μ以上の微粉状のSiO2
である。活性シリカはセメント水和物と反応し、
カルシウムシリケート水和物を生成し、高い接着
強度を示す活性に富んだシリカである。その添加
量はセメント成分と石膏との和に対して0.05〜5
重量%、好ましくは0.5〜3重量%である。 セメント減水剤はナフタリンスルホン酸塩系、
リグニンスルホン酸塩系など通常の減水剤が使用
され、その添加量はセメント成分と石膏との和に
対し0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜3重量%で
ある。 なお、この場合、セメントに対して約0.5〜2
重量倍量の砂を加えてモルタルとすれば、碍子の
耐久力が著しく向上して好ましい。 本発明に使用するセメントは水で混練し、磁器
に設けた金具を取付けるための間隙に、金具と共
に前記混練物を充填する。 加熱養生方法は温水、蒸気、電磁波などのよう
に、碍子の温度を高められる方法であればよい。
加熱温度は30〜90℃、好ましくは50〜70℃であ
る。30℃以下では強度発現が悪く、90℃以上では
強度発現に悪影響を与える水和物が生成し、いず
れの場合も碍子の耐久性が低下する。加熱の開始
時期は、接着剤が凝結する前に行うと接着部分に
ひびわれを発生することがあるので、セメントの
凝結後に行うのがよい。加熱速度は同様な理由に
より10〜40℃/時、好ましくは15〜20℃/時であ
り、保持時間は2〜8時間程度である。 以上説明した通り、本発明はCaSO4成分として
7〜20重量%の硫酸カルシウムと活性シリカ微粉
末とセメント減水剤とを含有するセメントペース
ト又はセメントモルタルを用いて碍子を製造する
ものであり、下記の効果を有する。 〔効果〕 (1) 従来のセメント系接着剤は1〜3日の養生を
必要としたが、本発明では2〜8時間で充分で
あり、生産性が向上した。 (2) 接着強度がきわめて高くなるので、その分、
骨材量を増加することができ、耐久性が一段と
向上した。 (3) 従来のセメント系接着剤では生産性を高める
ために早強材を添加すると、高温度差性状(碍
子を80℃で7日間乾燥後、10℃の水中に7日間
浸漬する操作を繰返したときの性状)が著しく
低下するが、本発明により得られる碍子は、高
温度差性状試験で良好な結果が得られた。 (4) アルミナセメントを接着剤とするものに比べ
て、長期耐久性が大であり、かつ、接着剤の取
扱いが容易である。 〔実施例〕 市販の普通ポルトランドセメント450g、不溶
性無水石膏50g、5号珪砂500g、減水剤として
「マイテイ150」(商品名:花王石鹸(株)製)5g
(セメントと石膏との和に対し1重量%)、活性シ
リカとして「デンカフラワー」(商品名:電気化
学工業(株)製)を第1表に示す割合で混合し、水を
加えてフローを230±10とし、混練モルタルを得
た。 この混練モルタルを、碍子の磁器に設けた間隙
に金具と共に充填し接着した。 この碍子を接着後、直ちに蒸気養生室に入れ、
加熱速度20℃/時で最高温度70℃まで上げ、6時
間保持した。この碍子の引抜き強度を測定した結
果を第1表に示した。 また、比較のため、上記成分中、無水石膏また
は減水剤を加えない以外は上記方法と同様にして
試験を行い、その結果を第1表に併記した。
【表】
デンカフラワーと減水剤を併用したものは短時
間で高強度を発現し、養生時間がわずか2時間
で、出荷可能な引抜き強度300Kgに達した。 別に、上記の方法で得た混練モルタルのデンカ
フラワー1%、減水剤1%を添加したものを用い
てJIS−R5210に準じて4×4×16cmのモルタル
供試体を成形し、直ちに蒸気養生室に入れ、加熱
速度20℃/時で最高温度70℃まで上げ、6時間保
持した後の圧縮強度を測定したところ、531Kg/
cm2であつた。また、この供試体を水中養生したと
きの圧縮強度は、24時間後、3日後、7日後、28
日後、それぞれ982Kg/cm2、995Kg/cm2、1038Kg/
cm2、1121Kg/cm2であつた。 また、これらの供試体を80℃で7日間乾燥後、
10℃の水中に7日間浸漬する操作を30サイクル繰
返したところ、いずれも変化がなかつた。 また、早強ポルトランドセメントを用いて、上
記実施例と同様の試験を行つたところ、普通セメ
ントを用いた場合に比べて約1.3倍の強度が得ら
れた。
間で高強度を発現し、養生時間がわずか2時間
で、出荷可能な引抜き強度300Kgに達した。 別に、上記の方法で得た混練モルタルのデンカ
フラワー1%、減水剤1%を添加したものを用い
てJIS−R5210に準じて4×4×16cmのモルタル
供試体を成形し、直ちに蒸気養生室に入れ、加熱
速度20℃/時で最高温度70℃まで上げ、6時間保
持した後の圧縮強度を測定したところ、531Kg/
cm2であつた。また、この供試体を水中養生したと
きの圧縮強度は、24時間後、3日後、7日後、28
日後、それぞれ982Kg/cm2、995Kg/cm2、1038Kg/
cm2、1121Kg/cm2であつた。 また、これらの供試体を80℃で7日間乾燥後、
10℃の水中に7日間浸漬する操作を30サイクル繰
返したところ、いずれも変化がなかつた。 また、早強ポルトランドセメントを用いて、上
記実施例と同様の試験を行つたところ、普通セメ
ントを用いた場合に比べて約1.3倍の強度が得ら
れた。
Claims (1)
- 1 セメントに対して硫酸カルシウムをCaSO4成
分として7〜20重量%含有するセメントペースト
又はセメントモルタルを磁器と金具との間隙に充
填し、これを温度30〜90℃に保持する碍子の製造
法において、上記セメントペースト又はセメント
モルタルに活性シリカ微粉末とセメント減水剤と
を添加することを特徴とする碍子の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6327985A JPS61273A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 碍子の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6327985A JPS61273A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 碍子の製造法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53150274A Division JPS5845762B2 (ja) | 1978-12-05 | 1978-12-05 | 碍子の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61273A JPS61273A (ja) | 1986-01-06 |
| JPS622410B2 true JPS622410B2 (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=13224720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6327985A Granted JPS61273A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 碍子の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61273A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102243914A (zh) * | 2010-05-13 | 2011-11-16 | 苏州爱建电瓷有限公司 | 一种绝缘子的胶装工艺 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS496016A (ja) * | 1972-05-10 | 1974-01-19 | ||
| JPS5345322A (en) * | 1976-10-07 | 1978-04-24 | Ube Industries | Production of ultralighttweight concrete of high strength |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP6327985A patent/JPS61273A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61273A (ja) | 1986-01-06 |
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