JPS6224799Y2 - - Google Patents

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JPS6224799Y2
JPS6224799Y2 JP1982113697U JP11369782U JPS6224799Y2 JP S6224799 Y2 JPS6224799 Y2 JP S6224799Y2 JP 1982113697 U JP1982113697 U JP 1982113697U JP 11369782 U JP11369782 U JP 11369782U JP S6224799 Y2 JPS6224799 Y2 JP S6224799Y2
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JP
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seawater
impeller
drive shaft
brush
seawater pump
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JP1982113697U
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  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は漁船等で海水を吸み上げて使用するた
めに利用される海水ポンプの羽根車(インペラ)
の電蝕を防止するために設けた電蝕防止装置に関
する。
従来、この種の防蝕装置としては海水ポンプの
ケーシングに防蝕亜鉛を装着する流電防蝕装置
や、不溶性陽極と直流電源による外部電源式防蝕
装置がある。しかしながら、このような従来の防
蝕装置にあつては海水ポンプのケーシングの防蝕
には有効であるが海水ポンプのインペラに対する
防蝕ができないという問題があつた。海水ポンプ
のインペラの腐蝕は迷走電流がインペラから海水
中に流出する結果発生するものであることが次第
に明らかになつて来た。次に海水中の金属の腐蝕
と迷走電流について簡単に説明する。金属は海水
等の電解液の中に浸すと単極電位を示す。代表的
な金属の海水中の単極電位は亜鉛が−1.06V、ア
ルミニウムが−0.78V、鉄鋼や鋳鉄が−0.45Vか
ら−0.65V、黄銅が−0.15Vから−0.27V等を示
す。第1図は海水中の二つの金属による電地作用
を示すものである。第1図は容器1の中に海水2
を満たし、更に亜鉛電極3と黄銅電極4とを設
け、両電極の空気中の端部を銅線6でランプ5を
介して接続した場合を示す。亜鉛電極3は単極電
位−1.06Vで負極となり、黄銅電極4は単極電位
−0.15Vから−0.27Vで正極となつて、両電極は
電位差が0.7Vの電地と考えられる。従つて空気
中では銅線6に電流7が黄銅電極4から亜鉛電極
3へ流れ、電球5を点灯する。また海水中には電
流8が亜鉛電極3から黄銅電極4へ流れる。この
ように亜鉛電極と黄銅電極とが海水中で対向する
ときは単極電位のマイナスの電位が大きい方がイ
オン化し易い。すなわち溶解し易く、亜鉛電極3
は亜鉛イオン9となつて海水中に溶解して行き、
電流8を流がすことになる。電流8は亜鉛電極3
にとつては腐食電流で黄銅電極4にとつては防食
電流である。亜鉛電極3のように海水中に電流が
流出する場合に腐蝕が発生する。次に迷走電流と
は船内の発電機、バツテリー、バツテリー充電
機、漁撈機械を駆動する電動機等の電気機器の絶
縁が低下したとき船内に流出する漏洩電流であ
る。この漏洩電流は流れの経路や大きさの実測が
困難であるところから迷走電流と呼ばれる。迷走
電流が金属の部分に直接流れている場合には腐食
は発生しないが一度海水中に流出すると、流出し
た部分の金属が溶出し腐食を発生する。海水に直
接接触する暴露甲板の漁撈機器や機関室の海水
管、主機や補機の海水冷却器、プロペラ軸系、プ
ロペラが迷走電流によつて腐食の起こる主要部分
で、このような腐食を電蝕と称する。
本考案はこのような海水ポンプのインペラの電
蝕に着目してなされたもので電動機の迷走電流が
その出力軸に結合されるインペラの駆動軸を径過
して海水中に流出する場合にこの迷走電流を遮断
することによりインペラの電触を防止する装置を
有する海水ポンプを提供することを目的とする。
そこで本願考案は、海水を吸い上げるパイプに
連接されている海水ポンプのケーシング内にシー
ルと軸受を介して軸支されているインペラを駆動
電動機の駆動軸により駆動回転させて海水を吸い
上げる海水ポンプにおいて、上記駆動電動機のケ
ースに取り付けられた支持棒により保持されてい
る支持腕に案内支持されている刷子が板ばねによ
つて上記駆動軸に常に押圧されるように配設し、
上記駆動電動機のケースの接地板に接地金具を取
り付け、該接地金具と上記刷子とを導線で接続し
てなる電蝕防止装置を設けたことによつて、従来
電動機16から駆動軸15を経てインペラ12に
流入する迷走電流は、第4図bに示すように、駆
動軸15からインペラ12に流入することなく刷
子17を介して電動機16の接地板20に直接戻
ることになり、迷走電流がインペラ12から海水
中に流出することがなくなり、上記問題点であつ
たインペラの電蝕を防止することができる。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。第2
図は海水ポンプの概略構造図及び本考案の羽根車
の電蝕防止装置の設置図である。第2図で海水ポ
ンプのケーシング11はパイプ22と23とに接
続され、インペラ12は電動機16の出力軸に結
合される駆動軸15に固着され、ケーシング11
にシール13と軸受14を介して軸支される。駆
動軸15には刷子17が接触され、接地板20に
接続される接地金具19と接地用の導線18によ
つて接続される。電動機16のケースは接地板2
0に接地される。第3図は本考案になる海水ポン
プの羽根車の電蝕防止装置の一実施例を示す斜視
図である。第3図で刷子17は駆動軸15が回転
するときも静止しているときも常に板ばね25に
よつて押圧されて駆動軸15に接触する。刷子1
7は板ばね25をもち支持棒27に保持される支
持腕26によつて安定に案内支持される。また刷
子17は駆動軸15に同電位に固着されるスリツ
プリングに接触するように構成されてもよい。こ
の場合は図示しない。
次に第2図と第3図に示す実施例の動作を作用
とともに説明する。海水ポンプは電動機16に駆
動されるとインペラ12は回転して海水中に達す
るパイプ22から海水21を矢印方向に吸み上げ
て船内へパイプ23によつて供給する。シール1
3は海水ポンプのインペラ12の駆動軸15の海
水シールで、軸受14は駆動軸15を軸支するが
特に駆動軸15が回転時にはケーシング11と駆
動軸15との電気的接触は充分でない。従つて刷
子17と接地金具19と接地用の導線18とで構
成される羽根車の電蝕防止装置が無いときには電
動機16からの迷走電流は駆動軸15を介してイ
ンペラ12に流入し、インペラ12から海水中に
流れ出し、ケーシング11に流入して電動機16
の接地板20に戻る。第1図にて説明したように
この迷走電流がインペラ12から海水中に流れ出
すときにインペラ12の電蝕が起こる。第4図a
は電蝕防止装置を設置しない場合の迷走電流の流
れを想像して示すものである。例えば第3図に示
すような羽根車の電蝕防止装置を第2図で示す駆
動軸15の位置は設置した場合には電動機16か
らの迷走電流は駆動軸15からインペラ12に流
入することはなく刷子17を介して電動機16の
接地板20に直接戻ることになり、迷走電流がイ
ンペラ12から海水中に流出することはなくな
る。従つてインペラ12の電蝕が防止できる。第
4図bはこののように電蝕防止装置を設置した場
合の迷走電流の流れを想像して示すものである。
このように本考案になる海水ポンプの羽根車の
電蝕防止装置を利用するときは海水ポンプのイン
ペラの電蝕を相当量防止することができる。また
インペラの電蝕が起因となる高速流水によるキヤ
ビテーシヨン・エロージヨンに類する腐食も防止
出来ることは勿論である。更に第1図にて説明し
た二つの金属の海水中の電池作用を原理とする電
蝕亜鉛を海水ポンプのケーシングに装着するとき
は黄銅製インペラには二つの金属の電位差により
発生する防食電流が流入することになつて更に防
食効果を向上することができる。
なお本考案になる羽根車の電蝕防止装置におい
てスリツプリングを駆動軸に電気的に同電位を保
つように固着し、この表面を刷子で接触すれば接
触抵抗を更に低減することが可能で、インペラの
防蝕効果を向上できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は海水中の二つの金属による電池作用の
説明図、第2図は海水ポンプの概略構造図及び本
考案の羽根車の電蝕防止装置の設置図、第3図は
本考案になる海水ポンプの羽根車の電蝕防止装置
の一実施例を示す斜視図、第4図は迷走電流の流
れの説明図である。 2と21……海水、3……亜鉛電極、4……黄
銅電極、7と8……電流、9……亜鉛イオン、1
1……ケーシング、12……インペラ、13……
シール、14……軸受、15……駆動軸、16…
…電動機、17……刷子、18……導線、19…
…接地金具、20……接地板、22と23……パ
イプ、25……板ばね、26……支持腕、27…
…支持棒、28……迷走電流。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 海水を吸い上げるパイプに連接されている海
    水ポンプのケーシング内にシールと軸受を介し
    て軸支されているインペラを駆動電動機の駆動
    軸により駆動回転させて海水を吸い上げる海水
    ポンプにおいて、上記駆動電動機のケースに取
    り付けられた支持棒により保持されている支持
    腕に案内支持されている刷子が板ばねによつて
    上記駆動軸に常に押圧されるように配設し、上
    記駆動電動機のケースの接地板に接地金具を取
    り付け、該接地金具と上記刷子とを導線で接続
    してなる電蝕防止装置を有する海水ポンプ。 (2) 上記駆動軸として駆動軸にスリツプリングを
    設け、これと刷子を常時接触させるようにした
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の海水ポン
    プ。
JP11369782U 1982-07-27 1982-07-27 海水ポンプ Granted JPS5919991U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11369782U JPS5919991U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 海水ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11369782U JPS5919991U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 海水ポンプ

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Publication Number Publication Date
JPS5919991U JPS5919991U (ja) 1984-02-07
JPS6224799Y2 true JPS6224799Y2 (ja) 1987-06-24

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ID=30263098

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JP11369782U Granted JPS5919991U (ja) 1982-07-27 1982-07-27 海水ポンプ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4618923B2 (ja) * 2001-03-30 2011-01-26 株式会社鶴見製作所 水中回転機械における回転主軸の電食防止法および装置
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Publication number Publication date
JPS5919991U (ja) 1984-02-07

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