JPS6227116B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227116B2 JPS6227116B2 JP51142005A JP14200576A JPS6227116B2 JP S6227116 B2 JPS6227116 B2 JP S6227116B2 JP 51142005 A JP51142005 A JP 51142005A JP 14200576 A JP14200576 A JP 14200576A JP S6227116 B2 JPS6227116 B2 JP S6227116B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- salt
- fatty acid
- sulfonate
- ester
- alkyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
本発明は電気化学的着消色現象を応用した像表
示用装置、特にその表示部の主体となる像表示用
セルに関する。 一般に、ある素子が通電によつて着色し、前記
通電とは逆極性にした通電、或いは加熱、或いは
それ等の組合せ操作によつて消色(即ち、元の色
にもどる)するという、いわば、電気的極性に依
存した可逆的着消色現象をエレクトロクロミー現
象と称している。 エレクトロクロミー現象を生ぜしめる機構は必
ずしも単一ではないが、多くの場合電解質と発色
性物質との所謂酸化還元反応と見られている。こ
の場合、電解質と発色性物質とは必ずしも材料的
には区別されない。同一物質が発色性物質であ
り、同時に電解質となり得る場合もある。又、別
の観点からはフオトクロミー現象の場合と同じく
注入電子の色中心への注入による光吸収特性の変
化とする見方も行われており実際にはこれらが組
み合わされた結果としてエレクトロクロミー現象
が生じているものと理解される。 エレクトロクロミー現象は材料が本来有する色
を電気的に変化せしめるものであるから、その色
の組み合わせは多様である。又材料が光を透過し
得るか、反射又は散乱するかは材料自体の性質に
よつて決まるものではなく、むしろ層の形成方法
によつて決まるので表示素子として用いる場合に
は透過型又は反射型のどちらの型も形成し得る性
質を有している。 これらの構成及び前記の多様性、更には着色或
いは発色が生じてから消去せしめられるまで着色
状態が持続するという記憶性、又は印加電圧値に
対応して発色色調が変移する材料も存在すること
などによつて多様な応用が考えられるため、像表
示分野を中心にして近年研究が盛んに行われるよ
うになつて来たものである。 中でも電流による物質の電気分解、即ち物質の
酸化・還元反応(レドツクス反応)を基礎とした
現象を特にエレクトロケミクロミズムと称し、本
発明は、斯かる現象に係る応用素子をその技術対
照しているものである。なお、エレクトロケミク
ロミズムを応用した像表示素子はその特徴が所謂
パツシブ・デイスプレーである事、駆動電圧が低
い事、メモリー特性がある事、コントラストが良
い事、視野角が広い事、カラフルな表示が可能で
ある事等に在り、従来実用化されている液晶表示
素子、LED表示素子に比して有利な特性を具備
しているものではある。然るに、斯かる素子に於
いては素子寿命の問題がその実用化への過程で最
重要課題として残されている。 即ち、書込み→メモリー→消去サイクルを繰り
返した場合に生じる電極上への着色不良、又消去
不良、黄色析出物の発生、着色ムラ、色調変化な
どの発生であり、これらの不良は表示素子として
の寿命を著しく縮めるものであり、製品化に対し
て大きな障害となつているものである。現在のと
ころ、斯かる課題に対する明確な解決策は提案さ
れていない実情にある。因みに、その主因は電極
汚染によるものと推定されており、汚染の原因と
して電気化学的発消色物質に含まれる不純物、電
気化学的発消色物質の化学変化生成物、セル容器
からもたらされる不純物、又駆動方式の不適合等
の要因が複雑にからみ合つているものと云われて
いる。 而して、本発明の主目的は書込み→メモリー→
消去サイクルの繰返し耐久性を飛躍的に向上させ
た像表示用セルを提供することにある。即ち、本
発明に於いては特に電気応答性の着消色媒体に関
して改善をなしたものであり、少なくとも作用電
極とその対電極とを備えたセル容器内に前記電極
に接して電気応答性の着消色媒体を収容した表示
用セルに於いて電気応答性の着消色媒体中に陰イ
オン性表面活性剤が含有されていることを特徴と
する像表示用セルを提供することができる。 エレクトロケミクロミズムにその基礎を置く表
示装置としては光透過、又は反射性の作用電極、
対向電極と電流の通過によつてその酸化・還元状
態が可逆的に変化して作用電極の外観に検知しう
る変化をもたらすことができる電気化学的発消色
物質、及び電解質ならびにそれらの溶媒からなる
電気応答性の着消色媒体を収容してなるセルを使
用することが知られている。これらの両電極及び
電解液は、作用電極を透視できる手段を有する適
当なハウジングに収納される。斯かる装置におけ
る電気化学的発消色物質は、電子を収受、又は付
与することができ、それにより通常スペクトルの
可視領域にある高い吸光度を有するラジカルイオ
ンに変化し、又同時にこのラジカルイオンは、媒
体中に存在するアニオンと結合して作用電極上に
媒体不溶性の着色体を形成する。その一般的構成
は第1図図示の如くであり、作用電極1と対向電
極2はガラス等のセル3中に配置され両電極は電
源4に結線される。セル3の中には、電気応答性
の着消色媒体が封入される。 次に、斯かる装置の駆動方式は以下の如くであ
る。 即ち、先づ作用電極が負、対向電極が正になる
ように外部から直流電圧を印加する時に生じる作
用電極に対する書込み、二番目に外部電圧を切り
回路を開いた場合に生じるメモリー作用(作用電
極上の書込みが持続する。)、三番目には書込み時
と極性を逆転し、作用電極側が正、対向電極側が
負になるように外部から直流電圧を印加すること
で作用電極上の書込みの消去と云う三段階の駆動
ステツプがある。なお、作用電極側を正にして書
込みをなす場合もある。第2図は、代表的駆動パ
ルス印加方式であり、5は書込みステツプ、6は
メモリーステツプ、7は消去ステツプを表わす。 本発明は上述の如きエレクトロケミクロミズム
を応用した像表示装置にあつて、電気応答性の着
消色媒体の改良をなした。即ち、斯かる媒体中に
陰イオン性表面活性剤を含有させることによつて
表示寿命を飛躍的に伸ばすことができた。 以下、本発明像表示用セルの構成材料について
詳細に説明する。 電極材料としては、化学的に安定な白金、パラ
ジウム金等の金属又は酸化スズ、酸化インジウム
等の金属化合物が好ましく使用できる。 これ等、材料の選択或いはセル内での配置は装
置の仕様に従つて任意に行うことができる。電気
応答性の着消色媒体は、電気化学的発消色物質
(……レドツクス反応性有機物質とみることもで
きる)、電解質を主体とし、更に陰イオン性表面
活性剤を加えて得られる。なお、これ等を水等の
溶媒に溶解して使用するのが普通である。 本発明に於いて使用する電気化学的発色物質と
しては、特に限定されるものではなく広くレドツ
クス反応性有機物質を挙げることができる。例え
ば、第4級アンモニウム塩構造を有するピリジニ
ウム化合物類として、 1・1′−ジメチル−4・4′−ビピリジニウム・
ブロマイド 1・1′−ジエチル−4・4′−ビピリジニウム・
ジブロマイド 1・1′−ジヘプチル−4・4′−ビピリジニウ
ム・ジブロマイド 1・1′−ジベンジル−4・4′−ビピリジニウ
ム・ジブロマイド N・N′−ジ(p−シアノフエニル)−4・4′−
ビピリジニウム・ジクロライド 2・2′−(ジエチル)ビピリジニウム・ジクロ
ライド N・N′−ジエチル−2・7−ジアザピレニウ
ム・ジクロライド N−ジベンジル−4−シアノ−ピリジニウム・
ブロマイド 又、レドツクス・インジケータとして サフラニンT ニユートラル・レツド インジゴ・モノスルフオニツク・アシツド ジフエニール・アミン ジフエニール・アミン−P−スルフオニツク・
アシツド P−ニトロ・ジフエニール・アミン ジフエニール・アミン−2・3′−ジカルボキシ
リツク・アシツド ジフエニール・アミン−2・2′−ジカルボキシ
リツク・アシツド 等を挙げることができる。 次に電解質については、臭化カリウム、塩化カ
リウム等が代表的なものであるが、硫酸第一鉄ア
ンモニウム等も良好な電解質として使用すること
ができる。 溶媒としては、一般的に水が用いられるもので
あるが、電気化学的発消色物質の種類によつては
水とメチル・アルコール、ジメチル・フオルム・
アミドのような有機溶媒との混合溶媒が用いられ
ることもある。 本発明に於いて、特に重要な成分は構造中の長
鎖アルキル基等の疎水基が水中、又は水と有機溶
媒混合物中で陰イオンとして電離する性質を有す
る化合物であり通常、陰イオン性表面活性剤と云
われているものである。一般的に、陰イオン性表
面活性剤に分類される化合物は非常に多くある
が、本発明に好ましい陰イオン性表面活性剤は、
下記の分類に入る化合物である。
示用装置、特にその表示部の主体となる像表示用
セルに関する。 一般に、ある素子が通電によつて着色し、前記
通電とは逆極性にした通電、或いは加熱、或いは
それ等の組合せ操作によつて消色(即ち、元の色
にもどる)するという、いわば、電気的極性に依
存した可逆的着消色現象をエレクトロクロミー現
象と称している。 エレクトロクロミー現象を生ぜしめる機構は必
ずしも単一ではないが、多くの場合電解質と発色
性物質との所謂酸化還元反応と見られている。こ
の場合、電解質と発色性物質とは必ずしも材料的
には区別されない。同一物質が発色性物質であ
り、同時に電解質となり得る場合もある。又、別
の観点からはフオトクロミー現象の場合と同じく
注入電子の色中心への注入による光吸収特性の変
化とする見方も行われており実際にはこれらが組
み合わされた結果としてエレクトロクロミー現象
が生じているものと理解される。 エレクトロクロミー現象は材料が本来有する色
を電気的に変化せしめるものであるから、その色
の組み合わせは多様である。又材料が光を透過し
得るか、反射又は散乱するかは材料自体の性質に
よつて決まるものではなく、むしろ層の形成方法
によつて決まるので表示素子として用いる場合に
は透過型又は反射型のどちらの型も形成し得る性
質を有している。 これらの構成及び前記の多様性、更には着色或
いは発色が生じてから消去せしめられるまで着色
状態が持続するという記憶性、又は印加電圧値に
対応して発色色調が変移する材料も存在すること
などによつて多様な応用が考えられるため、像表
示分野を中心にして近年研究が盛んに行われるよ
うになつて来たものである。 中でも電流による物質の電気分解、即ち物質の
酸化・還元反応(レドツクス反応)を基礎とした
現象を特にエレクトロケミクロミズムと称し、本
発明は、斯かる現象に係る応用素子をその技術対
照しているものである。なお、エレクトロケミク
ロミズムを応用した像表示素子はその特徴が所謂
パツシブ・デイスプレーである事、駆動電圧が低
い事、メモリー特性がある事、コントラストが良
い事、視野角が広い事、カラフルな表示が可能で
ある事等に在り、従来実用化されている液晶表示
素子、LED表示素子に比して有利な特性を具備
しているものではある。然るに、斯かる素子に於
いては素子寿命の問題がその実用化への過程で最
重要課題として残されている。 即ち、書込み→メモリー→消去サイクルを繰り
返した場合に生じる電極上への着色不良、又消去
不良、黄色析出物の発生、着色ムラ、色調変化な
どの発生であり、これらの不良は表示素子として
の寿命を著しく縮めるものであり、製品化に対し
て大きな障害となつているものである。現在のと
ころ、斯かる課題に対する明確な解決策は提案さ
れていない実情にある。因みに、その主因は電極
汚染によるものと推定されており、汚染の原因と
して電気化学的発消色物質に含まれる不純物、電
気化学的発消色物質の化学変化生成物、セル容器
からもたらされる不純物、又駆動方式の不適合等
の要因が複雑にからみ合つているものと云われて
いる。 而して、本発明の主目的は書込み→メモリー→
消去サイクルの繰返し耐久性を飛躍的に向上させ
た像表示用セルを提供することにある。即ち、本
発明に於いては特に電気応答性の着消色媒体に関
して改善をなしたものであり、少なくとも作用電
極とその対電極とを備えたセル容器内に前記電極
に接して電気応答性の着消色媒体を収容した表示
用セルに於いて電気応答性の着消色媒体中に陰イ
オン性表面活性剤が含有されていることを特徴と
する像表示用セルを提供することができる。 エレクトロケミクロミズムにその基礎を置く表
示装置としては光透過、又は反射性の作用電極、
対向電極と電流の通過によつてその酸化・還元状
態が可逆的に変化して作用電極の外観に検知しう
る変化をもたらすことができる電気化学的発消色
物質、及び電解質ならびにそれらの溶媒からなる
電気応答性の着消色媒体を収容してなるセルを使
用することが知られている。これらの両電極及び
電解液は、作用電極を透視できる手段を有する適
当なハウジングに収納される。斯かる装置におけ
る電気化学的発消色物質は、電子を収受、又は付
与することができ、それにより通常スペクトルの
可視領域にある高い吸光度を有するラジカルイオ
ンに変化し、又同時にこのラジカルイオンは、媒
体中に存在するアニオンと結合して作用電極上に
媒体不溶性の着色体を形成する。その一般的構成
は第1図図示の如くであり、作用電極1と対向電
極2はガラス等のセル3中に配置され両電極は電
源4に結線される。セル3の中には、電気応答性
の着消色媒体が封入される。 次に、斯かる装置の駆動方式は以下の如くであ
る。 即ち、先づ作用電極が負、対向電極が正になる
ように外部から直流電圧を印加する時に生じる作
用電極に対する書込み、二番目に外部電圧を切り
回路を開いた場合に生じるメモリー作用(作用電
極上の書込みが持続する。)、三番目には書込み時
と極性を逆転し、作用電極側が正、対向電極側が
負になるように外部から直流電圧を印加すること
で作用電極上の書込みの消去と云う三段階の駆動
ステツプがある。なお、作用電極側を正にして書
込みをなす場合もある。第2図は、代表的駆動パ
ルス印加方式であり、5は書込みステツプ、6は
メモリーステツプ、7は消去ステツプを表わす。 本発明は上述の如きエレクトロケミクロミズム
を応用した像表示装置にあつて、電気応答性の着
消色媒体の改良をなした。即ち、斯かる媒体中に
陰イオン性表面活性剤を含有させることによつて
表示寿命を飛躍的に伸ばすことができた。 以下、本発明像表示用セルの構成材料について
詳細に説明する。 電極材料としては、化学的に安定な白金、パラ
ジウム金等の金属又は酸化スズ、酸化インジウム
等の金属化合物が好ましく使用できる。 これ等、材料の選択或いはセル内での配置は装
置の仕様に従つて任意に行うことができる。電気
応答性の着消色媒体は、電気化学的発消色物質
(……レドツクス反応性有機物質とみることもで
きる)、電解質を主体とし、更に陰イオン性表面
活性剤を加えて得られる。なお、これ等を水等の
溶媒に溶解して使用するのが普通である。 本発明に於いて使用する電気化学的発色物質と
しては、特に限定されるものではなく広くレドツ
クス反応性有機物質を挙げることができる。例え
ば、第4級アンモニウム塩構造を有するピリジニ
ウム化合物類として、 1・1′−ジメチル−4・4′−ビピリジニウム・
ブロマイド 1・1′−ジエチル−4・4′−ビピリジニウム・
ジブロマイド 1・1′−ジヘプチル−4・4′−ビピリジニウ
ム・ジブロマイド 1・1′−ジベンジル−4・4′−ビピリジニウ
ム・ジブロマイド N・N′−ジ(p−シアノフエニル)−4・4′−
ビピリジニウム・ジクロライド 2・2′−(ジエチル)ビピリジニウム・ジクロ
ライド N・N′−ジエチル−2・7−ジアザピレニウ
ム・ジクロライド N−ジベンジル−4−シアノ−ピリジニウム・
ブロマイド 又、レドツクス・インジケータとして サフラニンT ニユートラル・レツド インジゴ・モノスルフオニツク・アシツド ジフエニール・アミン ジフエニール・アミン−P−スルフオニツク・
アシツド P−ニトロ・ジフエニール・アミン ジフエニール・アミン−2・3′−ジカルボキシ
リツク・アシツド ジフエニール・アミン−2・2′−ジカルボキシ
リツク・アシツド 等を挙げることができる。 次に電解質については、臭化カリウム、塩化カ
リウム等が代表的なものであるが、硫酸第一鉄ア
ンモニウム等も良好な電解質として使用すること
ができる。 溶媒としては、一般的に水が用いられるもので
あるが、電気化学的発消色物質の種類によつては
水とメチル・アルコール、ジメチル・フオルム・
アミドのような有機溶媒との混合溶媒が用いられ
ることもある。 本発明に於いて、特に重要な成分は構造中の長
鎖アルキル基等の疎水基が水中、又は水と有機溶
媒混合物中で陰イオンとして電離する性質を有す
る化合物であり通常、陰イオン性表面活性剤と云
われているものである。一般的に、陰イオン性表
面活性剤に分類される化合物は非常に多くある
が、本発明に好ましい陰イオン性表面活性剤は、
下記の分類に入る化合物である。
【表】
|
CH3
CH3
【表】
【表】
|
CH2〓O〓SO3Na
CH2〓O〓SO3Na
【表】
【表】
アルキル〓ベンゼン〓スルフオン酸塩
【表】
【表】
【表】
【表】
なお、本発明に於いては以上の具体例のみに限
定されるものではない。 以上挙げた中で、高級アルコール硫酸エステル
塩、アルキル燐酸エステル塩、スルフオ琥珀酸エ
ステル塩、マレイン酸塩スチレン共重合体、マレ
イン酸塩ブテン共重合体、アルキルベンゼンスル
フオン酸塩;一般式Rf・COOXで表わされる化
合物、脂肪酸塩(高級脂肪酸塩を含む)は作用効
果上特に好ましいものである。 更に本発明に於いては、勿論2種以上の陰イオ
ン性表面活性剤を併用することもできる。 以上列記した陰イオン性表面活性剤は、電気化
学的発消色物質、電解質、水媒体、又は水と有機
溶媒の混合溶媒からなる電気応答性の着消色媒体
に対して重量百分率で0.0001%から1%、好まし
くは0.0005〜0.1%の範囲で使用されるのが効果
的である。しかしこの添加量は対象とする着消色
媒体の種類及び量によつて変化するものであるか
ら上記添加量の範囲は絶対的なものではない。 又、本発明の陰イオン性表面活性剤の添加によ
る効果は著しいものである。その効果は、エレク
トロケミクロミズムの本質的機構である電極上へ
の電気化学的発消色物質の析出←→溶解のサイクル
を容易に行わせ、更に繰り返し特性を大巾に向上
させることができる。具体的な陰イオン性表面活
性剤添加の効果は書込み→メモリー→消去の繰り
返し回数を増加させた時に生じる電極上への不必
要な析出物の蓄積を防止することができる事であ
り、本発明の陰イオン性表面活性剤の添加を行う
ことで表示操作の繰返し寿命を従来の数十倍から
数百倍に飛躍的に伸長させることができるもので
ある。なお、本発明の具体的効果については、実
施例にて更に詳しく説明する。 実施例 ガラスセル中に対電極を配した。抵抗値15Ω/
cm2の酸化スズ透明電極を作用電極及び対向電極に
使用し、電極サイズは各々2×3(mm)の矩形と
した。又、両電極間の間隔は2mmとした。このセ
ル中に電気化学的消色物質、電解質、陰イオン性
表面活性剤、溶媒からなる組成物を収容した。な
お、電気化学的発消色物質、陰イオン性表面活性
剤の具体例は下記記載のとおりであり種々の組合
せについて実施した。 因みに、電気化学的発消色物質濃度は0.1モル
%、陰イオン性表面活性剤濃度は0.05wt%、又電
解質にはKBrを使用し0.3モル%とした。溶媒に
は水を用いた。 以上で得られた各種セルに対し、直流電源によ
つて−2V(2sec)→OV(0.5sec)→2V(2sec)
の電位サイクルで駆動操作を行つた。下表に示し
た数値は、上記の操作で電極上に不必要な析出物
が著積する迄の(書込み→メモリー→消去)ステ
ツプの繰返しサイクル数を表わしたものである。 尚、陰イオン性表面活性剤の使用濃度に付
0.0005〜0.1wt%の範囲で変化させたセルを使用
した場合にも本実施例とほぼ同様の結果が得られ
た。 又、比較実験として陰イオン性表面活性剤に代
えて非イオン性表面活性剤であるポリオキシエチ
レンヘキサデシルエーテルを用いた他は、前述し
た実施例と全く同様の方法で比較用像表示セルを
作成した。この際に用いた電気化学的発消色物質
としてはジ・フエニールアミン(比較例1)、p
−ニトロ・ジフエニールアミン(比較例2)と
ジ・フエニール・アミン−2・3′−ジカルボキシ
リツク・アシツド(比較例3)の3種類で、夫々
に就て比較実験を行つた。その結果比較例1での
繰返しサイクル数は300回、比較例2での繰返し
サイクル数は300回、比較例3での繰返しサイク
ル数は350回であつた。
定されるものではない。 以上挙げた中で、高級アルコール硫酸エステル
塩、アルキル燐酸エステル塩、スルフオ琥珀酸エ
ステル塩、マレイン酸塩スチレン共重合体、マレ
イン酸塩ブテン共重合体、アルキルベンゼンスル
フオン酸塩;一般式Rf・COOXで表わされる化
合物、脂肪酸塩(高級脂肪酸塩を含む)は作用効
果上特に好ましいものである。 更に本発明に於いては、勿論2種以上の陰イオ
ン性表面活性剤を併用することもできる。 以上列記した陰イオン性表面活性剤は、電気化
学的発消色物質、電解質、水媒体、又は水と有機
溶媒の混合溶媒からなる電気応答性の着消色媒体
に対して重量百分率で0.0001%から1%、好まし
くは0.0005〜0.1%の範囲で使用されるのが効果
的である。しかしこの添加量は対象とする着消色
媒体の種類及び量によつて変化するものであるか
ら上記添加量の範囲は絶対的なものではない。 又、本発明の陰イオン性表面活性剤の添加によ
る効果は著しいものである。その効果は、エレク
トロケミクロミズムの本質的機構である電極上へ
の電気化学的発消色物質の析出←→溶解のサイクル
を容易に行わせ、更に繰り返し特性を大巾に向上
させることができる。具体的な陰イオン性表面活
性剤添加の効果は書込み→メモリー→消去の繰り
返し回数を増加させた時に生じる電極上への不必
要な析出物の蓄積を防止することができる事であ
り、本発明の陰イオン性表面活性剤の添加を行う
ことで表示操作の繰返し寿命を従来の数十倍から
数百倍に飛躍的に伸長させることができるもので
ある。なお、本発明の具体的効果については、実
施例にて更に詳しく説明する。 実施例 ガラスセル中に対電極を配した。抵抗値15Ω/
cm2の酸化スズ透明電極を作用電極及び対向電極に
使用し、電極サイズは各々2×3(mm)の矩形と
した。又、両電極間の間隔は2mmとした。このセ
ル中に電気化学的消色物質、電解質、陰イオン性
表面活性剤、溶媒からなる組成物を収容した。な
お、電気化学的発消色物質、陰イオン性表面活性
剤の具体例は下記記載のとおりであり種々の組合
せについて実施した。 因みに、電気化学的発消色物質濃度は0.1モル
%、陰イオン性表面活性剤濃度は0.05wt%、又電
解質にはKBrを使用し0.3モル%とした。溶媒に
は水を用いた。 以上で得られた各種セルに対し、直流電源によ
つて−2V(2sec)→OV(0.5sec)→2V(2sec)
の電位サイクルで駆動操作を行つた。下表に示し
た数値は、上記の操作で電極上に不必要な析出物
が著積する迄の(書込み→メモリー→消去)ステ
ツプの繰返しサイクル数を表わしたものである。 尚、陰イオン性表面活性剤の使用濃度に付
0.0005〜0.1wt%の範囲で変化させたセルを使用
した場合にも本実施例とほぼ同様の結果が得られ
た。 又、比較実験として陰イオン性表面活性剤に代
えて非イオン性表面活性剤であるポリオキシエチ
レンヘキサデシルエーテルを用いた他は、前述し
た実施例と全く同様の方法で比較用像表示セルを
作成した。この際に用いた電気化学的発消色物質
としてはジ・フエニールアミン(比較例1)、p
−ニトロ・ジフエニールアミン(比較例2)と
ジ・フエニール・アミン−2・3′−ジカルボキシ
リツク・アシツド(比較例3)の3種類で、夫々
に就て比較実験を行つた。その結果比較例1での
繰返しサイクル数は300回、比較例2での繰返し
サイクル数は300回、比較例3での繰返しサイク
ル数は350回であつた。
【表】
【表】
【表】
第1図は、エレクトロケミクロミズムを応用し
た像表示用装置の一構成例を説明する為の略示図
であり、第2図は像表示用セルの駆動方式の概要
を示す説明図である。 1,2……電極、3……セル、4……電源。
た像表示用装置の一構成例を説明する為の略示図
であり、第2図は像表示用セルの駆動方式の概要
を示す説明図である。 1,2……電極、3……セル、4……電源。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも一方を透光性とした一対の電極
と、該一対の電極間を通電することによつて一方
の電極上に不溶性着色体を形成するレドツクス反
応性有機物質を含有する電解質溶液を備えた像表
示用セルにおいて、前記電解質溶液が高級アルコ
ール硫酸エステル塩、高級アルキル燐酸エステル
塩、スルフオコハク酸エステル塩、マレイン酸塩
スチレン共重合体、マレイン酸塩ブテン共重合
体、アルキルベンゼンスルフオン酸、脂肪酸塩、
アルカンスルフオン酸塩、オキシ脂肪酸硫酸エス
テル塩、ジオキシ脂肪酸硫酸エステル塩、スルフ
オ高級脂肪酸塩、高級脂肪酸スルフオネートオキ
シアルキルエステル、高級脂肪酸スルフオネート
オキシヒドロキシアルキルエステル、高級脂肪酸
スルフオネートオキシモノ又はポリオキシアルキ
ルエステル、高級脂肪酸スルフオアルキルエステ
ル塩、高級オキシアルキルエーテル硫酸エステル
塩、N−高級アシルアミノカルボン酸塩、N−ヒ
ドロキシアルキル高級脂肪酸アミド硫酸エステル
塩、N−スルフオアルキル高級脂肪酸アミド塩、
アルキル・フエノール・スルフオン酸塩、アルキ
ル・ナフタリン・スルフオン酸塩、アルキルジフ
エニールスルフオン酸塩、アルキルベンゾイミダ
ゾールスルフオン酸塩、ナフテニルアルコール硫
酸エステル塩並びに下記一般式(1)及び(2)で示され
た化合物からなる群より選択された陰イオン表面
活性剤の少なくとも1種を含有していることを特
徴とする像表示用セル。一般式 (1) Rf・COOX (式中、Rfは炭素数31以下のフルオロアルキル
基、Xはナトリウム、カリウム又は【式】を 表わす。但し、R1、R2とR3は水素、炭素数10以
下のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であ
る。) (2) (式中、R1、R2、R3とR4は水素、炭素数5以下の
アルキル基、Xはナトリウム、カリウム又は
【式】を表わす。但し、R6、R7とR8は炭素 数5以下のアルキル基又はヒドロキシアルキル基
である。nは10以下の整数である。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14200576A JPS5366884A (en) | 1976-11-26 | 1976-11-26 | Image display cell |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14200576A JPS5366884A (en) | 1976-11-26 | 1976-11-26 | Image display cell |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5366884A JPS5366884A (en) | 1978-06-14 |
| JPS6227116B2 true JPS6227116B2 (ja) | 1987-06-12 |
Family
ID=15305157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14200576A Granted JPS5366884A (en) | 1976-11-26 | 1976-11-26 | Image display cell |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5366884A (ja) |
-
1976
- 1976-11-26 JP JP14200576A patent/JPS5366884A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5366884A (en) | 1978-06-14 |
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