JPS62273202A - スケ−ル防止剤の製法 - Google Patents

スケ−ル防止剤の製法

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JPS62273202A
JPS62273202A JP61116881A JP11688186A JPS62273202A JP S62273202 A JPS62273202 A JP S62273202A JP 61116881 A JP61116881 A JP 61116881A JP 11688186 A JP11688186 A JP 11688186A JP S62273202 A JPS62273202 A JP S62273202A
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JP
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quinone
reaction
parts
polymerization
amine compound
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JP61116881A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yamauchi
宏昭 山内
Toragorou Mitani
三谷 寅五郎
Takamichi Komabashiri
駒走 隆道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F20/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F20/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
    • C08F20/10Esters
    • C08F20/12Esters of monohydric alcohols or phenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
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    • C08F2/004Scale prevention in a polymerisation reactor or its auxiliary parts by a prior coating on the reactor walls

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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、乳化重合の過程でアクリル酸エステル単量体
もしくはメタクリル酸エステル単量体の単独またはそれ
らの単量体混合物が存在する全単量体のBQ重1%以上
になる重合系において、あらかじめ重合器の内面、撹拌
機、バッフルプレートなどの機内各部に塗布して使用す
るスケール防止剤の製造にあたり、芳香族キノンと芳香
族ジアミンとを溶解度パラメータが8.5〜24.0の
溶媒の単独もしくは混合溶媒中で付加反応させ、ついで
酸化剤の存在下または電極による陽極酸化によって高分
子化反応を行なうことによって分子ff13000以上
のキノン−アミン化合物をうろことからなるスケール防
止剤の製法に関する。
[従来の技術および発明か解決しようとする問題点] アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル単量体
を用いる主たる乳化重合の適用例であるアクリロニトリ
ル−ブタジェン−スチレン共重合体(A[3S)やメチ
ルメタクリレート−ブタジェン−スチレン共重合体(M
BS)系の重合では、ブタジェンゴムを用いてグラフト
重合するため、発生するスケールは粘着性に富み、除去
清掃作業を困難にしている。
かかるスケールの発生は、つぎの理由によると考えられ
ている。すなわち、アクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステル単量体は水に溶解し水相重合をしてラテッ
クスを不安定にする。さらにそれらのllffi体は加
水分解されて重合系を弱酸性にするので、ラテックスの
凝集を促す。その凝集を防ぐために適当な乳化剤を選定
しているが、乳化剤の量の増加により生成する重合体の
品質を劣化させるので、ラテックスを充分安定させた状
態で重合を行なうことはかなり困難であり、ラテックス
か一部凝集することは避けられないのが通常である。
それらの凝集したラテックスをアクリル酸エステルまた
はメタクリル酸エステル11量体か溶解し、粘着性とな
ったラテックス凝集体が正合器内の各部に付着し、そこ
で含まれている単量体が重合して強固な付着スケールを
生成してしまう。
このスケール付着のために重合器壁の伝熱効率の低下、
製品収率の低下、剥離スケールの製品・\の混入による
品質の低下、スケールの除去11!I掃に要する労力お
よび除去清11署に要する時間からたらす重合器の稼動
率の低下など好ましくない多くの不利益が生ずる。
本発明者らはすでに、このような重合体スケールを防止
する目的で、芳香族キノンと芳香族ジアミンとを溶解度
パラメータが9.0〜12,2の溶媒の単独もしくは混
合溶媒またはそれに対して等小量以下のアルコールを含
む混合溶媒中で付加反応させ、沈澱分離してえられる平
均分子W3000以トのキノン−アミン化合物を有機溶
剤に溶解した溶液をあらかしめ重合器の内面、撹拌器、
バッフルプレートなどの機内各部に塗布し、塗布膜を形
成させることを特徴とするアクリル酸またはメタクリル
酸エステル類の重合方法について出願した(特開昭G1
−7309公報)。
しかしながら、該公報においては該キノン−アミン化合
物はその合成速度が非常に遅く、それを製造するために
30口前後という長時間を要すること、また収率もきわ
めて低くわずか2〜23%であるという欠点を資してい
た(この点については比較例参照)。
[問題点を解決するための手段コ かかる欠点を克服するために本発明者らが鋭意研究を重
ねた結果、芳香族キノンと芳香族ジアミンを添加して反
応を開始させたのち、比較的早い時期、すなわち反応開
始直後から24時間のあいだに高分子化反応を促進させ
るために酸化剤を適当全添加するたまたは陽極酸化を行
なうことによって合成速度か瞬時〜24時間(反応促進
開始後からの時間)と飛躍的に高まり、また合成収率も
通常30%以上に向上すること、さらに実施例および試
験例に示したごとくえられたキノン−アミン化合物のス
ケール防止効果、スケール防止回数の点ても従来のもの
に比べかなり性能が向上することを見出し本発明を完成
するに至った。
[発明の実施態様コ 本発明の方法で製造されたスケール防止剤は、芳香族キ
ノンと芳香族ジアミンとを溶解度パラメータが8.5〜
24.0の溶媒の単独もしくは混合溶媒中で付加反応さ
せ、ついで酸化剤の存在下または電極による陽極酸化に
よって高分子化反応を行なうことによってえられる分子
ffi 3000以上のキノン−アミン化合物である。
芳香族キノンとしては、たとえばベンゾキノン、ナフト
キノン、フエナントラキノンなどが例示でき、さらにこ
れらの芳香族環上に塩素原子、臭素原子、メチル基、ア
ミノ基、アルコキシ基、水酸基のうちの1個以上が置換
されたキノン系誘導体も採用できる。
また、芳香族ジアミンとしては、たとえばフェニレンジ
アミン、ジアミノナフタレン、ジアミノアクリジン、ジ
アミノピリジン、ジアミノピリミジン、ジアミノフルオ
レン、ジアミノアゾベンゼン、ジアミノベンジジン、ジ
アミノジフェニルアミン、ジアミノトルエンおよびそれ
らの環上にアルキル基、アリール基、アルコキシ基、ハ
ロゲン原子、水酸基、メルカプト基、ニトロ基などが置
換されたアミン系誘導体があげられる。
ただし、ベンゼン環をもつジアミンを用いるときは、芳
香族キノンの種類にかかわらずえられるキノン−アミン
化合物が発ガン性を有するばあいが多いので、注意を要
する。
キノン−アミン化合物の製造に用いる溶媒は、えられる
キノン−アミン化合物の分子量の調整に大きな役割を果
たしているとともに、反応速度、収率などの点からも重
要であり、かかる目的に用いられる溶媒は、溶解度パラ
メータ(以下、spという)値が8.5〜24.0であ
り望ましくは誘電率が7以上のものである。
具体的な溶媒としては、たとえばテトラヒドロフラン(
sp値:9.32、誘電率ニア、5g、以下TIIPと
いう)、ジメチルホルムアミド(sp値=12.0、誘
電率: 3B、71 、以下DMFという)、ジメチル
アセトアミド(sp値: 11.0、誘電率:37.8
、以下DMAcという)、アセトニトリル(sp値: 
11.9、誘電率: 37.5) 、アセトン(sp値
:9.71 、誘電率: 21.45 ) 、メチルエ
チルケトン(sp値:9.04、誘電率: 15.45
 > 、ジエチルケトン(sp値: 10.03 、誘
電率: 17.00)、メチルイソブチルケトン(sp
値:9.5&、誘電率:13.11 ) 、メチルn−
ブチルケトン(sp値:9.92 、誘電率: 12.
2) 、メチルn=プロピルケトン(sp値:9.9g
、誘電率: 15.1) 、ジオキサン(sp値:9.
73、誘電率:  2.21)、メタノール(sp値:
 14.5、誘電率: 33.2) 、エタノール(s
p値:12..7、誘電率: 27.0) 、酢酸(s
p値:12.8、誘電率:  9.7) 、ピリジン(
sp値: lo、B、誘電率: 12.4) 、トルエ
ン(sp値=8.9、誘電率:2.39)、ベンゼン(
sp値:9.2、誘電率:2.28 ) 、キシレン(
sp値=8.8〜9.01誘電率;2.2〜2.8) 
、プロパツール(sp値: 10.2〜10.7、誘電
率: 20.1) 、クロロベンゼン(sp値:9.5
、誘電率:5.9>、クロロホルム(sp値二9.2、
誘電率:4.81)、酢酸エチル(sp値=9.0、誘
電率:6.12)、n−ブチルアルコール(sp値: 
 9.7〜lO,L誘電率: 19.2) 、ジメチル
スルホキシド(sp値: 13.2、誘電率=45)、
水(sp値: 23.8、誘電率:81)またはそれら
の混合溶媒などがあげられる。
本発明の製法によってえられたスケール防止剤が適用さ
れる重合系は、アクリル酸エステルまたはメタクリル酸
エステル単量体の比率が重合の過程で存在する全単量体
に対して6096以上になる乳化重合系であり、そのよ
うな重合系に使用するためには、キノン−アミン化合物
は平均分子量が3000以上であることが必要である。
キ、ノンーアミン化合物の平均分子量が3000よりも
小さいばあいは、アクリル酸エステルまたはメタクリル
酸エステル単量体に一部ないし全部溶解してしまい、所
期の効果かえられないばかりか、製品の品質をも低下さ
せてしまう。スケール防止剤の溶解性はアクリル酸エス
テルまたはメタクリル酸エステル単一体の含有比率が大
きくなるにつれて増加するのでスケール防止剤の重合体
への溶解混入を極端にきらうばあいや、前記単量体の比
率が大きくなれば当然分子量を高めなければならないな
ど要求に合せて分子量を変化させる必要がある。
キノン−アミン化合物の分子量の1調整は前記溶媒の選
定、酸化剤の添加量の調節、陽極酸化反応の調節(流す
電気量の調節)またはこれらの方法を併用することによ
って行なうことができる。
溶媒の選定によって分子量を調整するばあい、溶媒とし
てアルコールまたは水を一定二使用すれば分子量が小さ
くなり、逆にこれらを使用しなければ分子量は大きくな
る。加えるアルコールとしてはメタノールまたはエタノ
ールが適当である。水またはアルコールの添加は反応開
始前および反応開始後のいずれであってもよいが、反応
速度が大きいばあいには反応開始前に加えるのか好まし
い。
酸化剤の添加量または陽極酸化反応の調節によるばあい
には、アルコールおよび水を含まない溶媒中(たとえば
DMF 、 DMAc、、TIIF中)で反応を行ない
、それぞれ酸化剤の総添加二、陽極酸化の時間を適当に
調節することによって高分子化反応を適当なところで停
止させることができ、それによって分子量を自由に調節
することができる。
このように溶媒の選定を行なうことなく自由に分子量を
調節できることも本発明の優れた特徴の一つである。
かかるキノン−アミン化合物の製造の好ましい実施態様
をつぎに示すが、本発明はそれらのみに限定されるもの
ではない。
前記反応溶媒中に芳香族キノンと芳香族ジアミンとを芳
香族ジアミン1モルに対して芳香族キノンが約1〜5モ
ル、好ましくは約1〜3モルとなるように溶解させる。
反応は直ちに開始され、反応液は黒変する。ついで−足
口の酸化剤の存在下または陽極酸化によって高分子化反
応を促進させる。反応は約10〜90°C1好ましくは
20〜70°Cの温度で撹拌下または撹拌せずに、好ま
しくは撹拌下で反応生成物の結晶が析出するまで行なう
。反応生成物の析出は高分子化反応促進開始後瞬時〜2
4時間のあいだに起こる。
酸化剤を用いたばあい、沈殿の析出した反応液は酸化剤
の総添加量の少なくとも3倍以上の亜硫酸水素ナトリウ
ムなどの還元剤を溶解した水溶液に添加し、未還元の酸
化剤を完全に還元する。ついでこの水溶液中の沈殿を濾
過により分別し、沈澱を蒸溜水で充分洗浄後、反応に用
いた溶媒(ただし、水およびアルコールは除く)または
メチルメタクリレート(以下、HMAという)、好まし
くはHMAで洗浄液がほとんど着色しなくなるまで洗浄
したのち、減圧乾燥する。
不法によれば通常30%以上の収率でキノン−アミン化
合物かえられる。
高分子化反応の促進に使用する酸化剤の添加方法として
は、酸化剤が固体または液体のばあいには水、DMF 
、 DMAcなどの溶媒に溶解もしくは希釈して加える
方法または固体のまま、もしくは原液のまま添加する方
法のいずれてもよい。
酸化剤が気体のばあいには多孔質材を通して細かい泡状
にしてバブリングするとよい。添加は一括添加、分割添
加、連続添加のいずれでもよいが、好ましくは分子量を
一層シャープにするために一括添加が適当である。2腫
以上の酸化剤を併用することも有効であり、たとえば鉄
fm)塩、塩化銅(II)、硫酸銅(II)などの酸化
剤を少Q M加したのち酸素含有気体をバブリングする
方法やH202を添加する方法などがある。
酸化剤の添加量は合成原料のモル数から適当に決めれば
よいが、通常縁合成原料1部に対して 0.0001〜
5.000重二1の籟囲であり、好ましくは0.1〜5
00重二部、さらに好ましくは1〜50 fff Q部
である。ただし気体酸化剤のばあいは通常バブリングに
よって供給されるため、その大部分は反応溶液外へ反応
に関与せずに出てしまうので、その供給量は高分子化反
応の状態を観察しながら、適当に決定され特に供給口に
制限はないが、通常縁合成原料1部に対し500.0O
Q重量部以下である。
使用する酸化剤としては、クロム酸、四酢酸鉛、二酸化
鉛、酸化水銀(I)、ハロゲン、ハロゲン酸、酸素、過
酸化水素、t−ブチルヒドロペルオキシドもしくは過酸
化ベンゾイルなどの有機過酸化物、硝酸、四酸化二窒素
、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ −1,4−ベ
ンゾキノン(DDQ) 、0−クロラニル、クロラニル
、酸化銀(I)、炭酸銀(I)、秩(2)塩、タリウム
(8)塩、硝酸セリウムNアンモニウム、過酸化ニッケ
ル、クロ口金(nl)酸、二酸化マンガン、過ヨウ素酸
、N−ハロカルボン酸アミド、次亜ハロゲン酸エステル
、ヨードシル化合物、塩化銅(II)、硫酸鋼(1)、
ベルオキソホウ素酸塩などの比較的温和な酸化剤があげ
られ、好ましくは塩化m (I)、鉄(IIl)塩であ
る。
なお、酸化剤添加後の高分子化反応速度の調節の調整法
として、反応液にlICl5H2So、1などの酸を加
えて反応液を酸性にしたり、逆にNa0+1゜KOll
などのアルカリを添加して反応液をアルカリ性にするな
どの方法が有効であり、通常酸性にすると反応が促進さ
れアルカリ性にすると遅くなる傾向がある。なお、アル
カリを添加すると溶媒によっては分解または反応するも
のがあるので溶媒の選定には注意を要する。
陽極酸化による高分子化反応促進は、反応溶液に電気分
解で通常使用する白金電極または炭素電極などの電極を
入れ撹拌下で行なうことができる。
酸化反応を迅速に行なうためには反応液に少量のKOI
I 5Na2co、などのアルカリを添加することが有
効である。このばあい反応溶媒としてはアルカリで分解
または反応しないものを選択する必要がある。電極電圧
および酸化時間などは、電流値および高分子化反応状態
などを観察しながら適当に調節すればよい。
陽極酸化と酸化剤とを併用して用いる方法も有効である
。たとえばDDQまたはクロラニルなどの酸化剤を少量
添加したのち、その酸化剤を陽極で再生する方法などで
ある。
えられたキノン−アミン化合物の適用範囲は、種々の重
合系を想定して調整された試験用の混合単量体系に適用
して溶解性を調べることにより確認できる。
スケール付着防止作用をさらに高めるには、キノン−ア
ミン化合物に親水性を付与すればよい。というのは、重
合器壁などに撥水性の化合物を塗布すると親油性のモノ
マーが壁面に付着しやすくなり、壁面で重合したポリマ
ーが付着しスケールとなり効果を減少させるので、親水
性をもたせることによって壁面などが水に対して濡れが
よくなり、水膜を形成してモノマーの壁面での重合を阻
止するとともにポリマーの接近をも阻止するため、スケ
ール付着防止効果が増大するものと考えられる。このよ
うな親水基としては−OH、−NH2、−NH−などが
前記化合物中に含まれることが必要である。
こうしてえられたキノン−アミン化合物の親水性をさら
に一層高めるためには、これらを還元処理すればよい。
酸化剤の還元処理ですでに還元されている可能性もある
が、完全に還元するために再度還元処理を行なう。
還元処理は、たとえばキノン−アミン化合物を後述する
塗布用の有機溶剤に0.5%以上溶解し、これに亜硫酸
水素ナトリウムなどの還元剤を水に溶解したものをキノ
ン−アミン化合物の1〜3倍量加えて常温常圧で撹拌し
て還元後、濾液をそのまま塗布剤溶液とするか、または
水に溶解した還元剤溶液中に約150ρ以下に微粉化し
た反応生成物をl/3〜1倍量加えて混合撹拌して還元
し、濾過後濾過残渣を水で洗浄して減圧乾燥すればよい
かくしてえられるキノン−アミン化合物は、水、アルコ
ール類、直鎖状炭化水素類、芳昏族炭化水素類、ハロゲ
ン化炭化水素類などにはほとんど溶解せず、また重合さ
れるべき単量体にも溶解しない。
このようにして製造されたキノン−アミン化合物を重合
器内の各部に均一に塗布して塗膜を形成する方法として
は、(ωキノンーアミン化合物の微粉末の分散液を塗布
し、乾燥または溶融して塗布膜を形成する方法、山)キ
ノン−アミン化合物の溶融液を塗布する方法、(C)キ
ノンーアミレ化合物を1機溶剤に溶解して塗布乾燥する
ブチ法が考えられるか、(a)法では均一かつ平滑な波
膜がえられにくく、また山〉法は実用化が難しいので本
発明においては(C)法の有機溶剤に溶解して塗4」−
する方法が採用される。
またキ、ノンーアミン化合物を溶解する有機溶剤を選択
する際にはつぎの点を考慮する必要がある。
(1)必要な塗6i膜厚さを確保するため、溶解性が大
きいこと。
(2)乾燥を容易にするため、沸点が低いこと。
(3)均一にツ71(iiするため、表面張力が小さい
こと。
このような性質を兼ね備えた1機溶剤としてはs p 
I+0か 90〜14,5のものが好ましく、たとえば
DMF 、DMAcなどの第1アミド;ジメチルスルボ
キントなと゛のスルホキンド、アセトン、メチルエチル
ケトン、ンエチルrトン、メチルn−プロピルr1・7
なとのケトン;アセトニトリルなとのニトリル緘を有す
るもの;ピリジン二モルホリン、T +11’などがあ
げられる。これらの溶剤の種類はキノン−アミン化合物
の分子量つまり溶解濃度の点や安全性、作業性などを考
慮して選択されるか高沸点のものを使用せざるをえない
ばあいは加温下で減圧にして乾燥する必要か生ずる。
さらに、(3)の表面張力については、塗布すべき51
ス材表面を容易に濡らすものでなければ均一な塗布膜が
形成されないので、たとえばステンレス鋼(SO930
4)に塗布するばあいは、有Fa溶剤の表面張力は30
 d y n / amよりも小さくなければならない
。ところが前記溶解性の大きい溶剤のうち表面張力の大
きいものを選択せざるをえないばあいは、表面張力の小
さい溶剤を配合して表面張力を下げる必要がある。
配合する表面張力の小さい溶剤としては、たとえばメチ
ルn−プロピルケトン、酢酸アミル、n−ブタノール、
Ti1l’ 、エタノールなどがあげられ、それらを2
O−J50容量%配合すればよい。また、理由は不明で
あるか基材がステンレス鋼のばあいは、チオサリチル酸
、安息香酸、バルミチン酸、ス;アリン酸などの有機酸
;スルファミン酸などン)弱酸性の無機酸、エチレンジ
アミシ四酢駿ニーI−トリウムなどのキレート剤などを
キノン−アミン化合物に対して 0.1〜0 、3 m
 量96添加することによっても波膜の均一性を改良で
きる。なお、いずれのばあいも溶剤自体の溶解性を低下
させるので/′+意を要する。
具体的な61′機溶剤は、実際の重合系に合わせて以1
−の点を考慮して選定すればよい。
重合器内の各部への塗布は、噴霧、ハケ塗りなどにより
キノン−アミン化合物か壁面に0.01〜5 g/m2
、好ましくは 0.1〜1.0g−、/’ m 2の範
囲となるように行なえばよい。なお、塗(1」膜の形、
・戊や重合などに悪影響を与えない限り、5 Hy’ 
m 2を試えて使用してもよい。
塗布口はギノンーアミン化合物溶液のl濃度によっC大
きく左右される。すなわち、キノン−アミン化合物溶液
中のキノン−アミン化合物濃度か低いと1回の塗布では
塗布膜が薄くなるため、数回のt戸布作業が必要であり
、そのっどキノン−アミン化合物溶液か年金器内に浮遊
したり、たれて重合器底部に滞留するので多−のキノン
−アミン化合物溶液が必要となるほか、塗布時間や乾燥
時間か長くなり、経済性かわるくなる。したがってキノ
ン−アミン化合物濃度は高い方か好ましく、とくに 0
.5%以上、とりわけ1〜2%とするのか好ましい。
なお、適当な有機溶剤にキノン−アミン化合物を溶解し
て塗布する以外の特殊な塗布方法としては、酸化剤添加
前の反応溶液を重合器壁面に塗布し、その塗布面に酸化
剤溶液を噴霧するなどして壁面上で高分子化反応を行な
い塗布膜を形成させる方法、すなわち反応製膜法か適用
できる。この製膜法は本発明によって高分子化反応か飛
跳的に速くなったために可能となった方法であり、この
方法もまた本発明に含まれるものである。
しかしなから、反応製膜法においては製膜後に酸化剤の
除去のため膜面を水洗したり、キノン−アミン化合物の
ぶ元のため還元剤を含む水溶液で膜を処理する必要があ
る。また酸化剤の種類によっては反応液が酸性になるこ
とがあるので、ステンレス製重合器への塗布においては
この点に注意して酸化剤を選択する必要がある。
本発明により製造されたキノン−アミン化合物の対象と
する重合系は、アクリル酸エステルもしくはメタクリル
酸エステル単量体単独、またはそれらと共重合可能な単
量体との単量体混合物であってアクリル酸エステルまた
はメタクリル酸エステル単量体が重合の過程で存在する
全単量体の80%以上となる乳化重合系である。
かかる重合系における単量体または単量体混合物の仕込
み方法としては、最終的にうるべき単量体組成に相当す
る組成の単量体を重合初期に仕込む方法と、すでにある
程度重合が進んだ時点で単量体を一括または分割あるい
は連続して投入する方法がある。さらに後者のばあい、
生成した重合体中のアクリル酸エステルユニットまたは
メタクリル酸エステルユニットの合計量が60%を下回
るときでも、重合途中では単量体混合物中のアクリル酸
エステルまたはメタクリル酸エステル単量体の割合が6
0%を越えるばあいかあり、本発明の方法はそのような
ばあいも含むものである。ここでいうアクリル酸エステ
ルユニットまたはメタクリル酸エステルユニットとはア
クリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルをそれぞ
れ含む高分子物質を意味する。
このように本発明の方法が対象とする重合系はスケール
付着防止がもっとも難かしいものであるので、本発明に
よるキノン−アミン化合物を用いればいかなる乳化重合
系、懸濁重合系に対してもスケールの付着防止効果かえ
られる。
本発明によるスケール防止剤が適用される重合系におけ
るアクリル酸またはメタクリル酸の工大チル単量体とし
てはアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ドデシル、ア
クリル酸シクロヘキシル、アクリル酸β−ヒドロキシエ
チル、アクリル酸グリシジル、アクリル酸シアノエチル
、アクリル酸アルコキシカルボニルメチルなどのアクリ
ル酸エステル類およびメタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸ブチルなどのメタクリル酸エス
テル類があげられる。またこれらの単量体とともに使用
される共重合可能な他の単量体としては、スチレン、α
−メチルスチレン、オルソ−クロロスチレン、ビニルト
ルエンなどのスチレン誘導体;ビニルナフタレン、ブタ
ジェン、イソプレン、クロロプレンなどのジオレフィン
類;アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのニト
リル誘導体;酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン
などがあげられる。
乳化剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
、パルミチ゛ン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、ロ
ジン酸カリウム、パラフィンスルホン酸エステル、ナフ
タレンスルホン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤
;ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリエチレングリコールモノラウレート
などのノニオン性界面活性剤があげられる。
重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニ
ウムなどの水溶性過硫酸塩;クメンハイドロパーオキサ
イド、パラメンタンハイドロパーオキサイド、t−ブチ
ルハイドロパーオキサイド、t−ブチルパーオキシイソ
プロビルカーボネート、α、α゛−アゾビスイソブチロ
ニトリルなどの油溶性重合開始剤;その他レドックス系
重合開始剤があげられる。
その他必要に応じて添加される重合助剤としては連鎖移
動剤、電解質などがある。
つぎに本発明を実施例、比較例および試験例をあげてさ
らに詳しく説明するが、本発明はかかるもののみに限定
されるものではない。
実施例1 反応容器にメタノール90部(重量部、以下同様)およ
びTIIP 10部を仕込み、30%にて撹拌下にβ 
−ナフトキノン5部および1.8−ジアミノナフタシン
5部を加えた。1.11−ジアミノナフタレンを加える
と反応液は赤黒色になった。その10分後、FcC& 
3  ・GH20の粉末17.1部を反応液に添加した
。30°Cで30秒間保持して反応を進めたのち攪拌を
停止し、反応液を亜硫酸水素ナトリウム 100部を含
む水溶液500部に添加し反応を停止させた。えられた
沈澱を濾取し蒸留水で充分洗浄して鉄塩を取り除き、そ
の後M)IAによりMMAがほとんど着色しなくなるま
で洗浄をくり返したのち減圧乾燥し、キノン−アミン化
合物をえた。このものをゲルパーミェーションクロマト
グラフィ (以下、CPCという)により分析したとこ
ろ、第1図に示すチャートかえられ、その平均分子量は
約15000であることがわかった。また総原料(重;
)に対するキノン−アミン化合物の合成収率(以下、収
率という)は約75%であった。
なお、GPCの測定条件はつぎの通りであった。
カラム: GPCAD−802/SX 2(昭和電工■
のポリスチレンゲル、 商品名5hodcx) キャリヤ+  0.Olm Li1lr/DMF: 1
.Oml /win検出器;示差屈折計(RIX4) 実施例2 反応容器にメタノール180部およびTHF 20部を
仕込み、50℃にて攪r1!下にP−ベンゾキノン5部
および1,8−ジアミノナフタレン5部を加えた。
1.8−ジアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒色
になった。その10分後、CuCj2に0.5部を含む
水溶液1θ0部を添加し、50°Cで5時間反応を進め
たのち攪拌を停止した。ついで反応液を亜硫酸水素ナト
リウム50部を含む水溶1ffllooo部に添加し反
応を停止させた。えられた沈澱を濾取し、蒸留水で充分
洗浄して銅塩を取り除き、その後、MMAによりMMA
がほとんど着色しなくなるまで洗浄をくり返したのち減
圧乾燥し、キノン−アミン化合物をえた。このもののG
PCでU+定した平均分子量は約20000であった。
また収率は約6026であった。
実施例3 反応容器にTIIF  200部を仕込み、30℃にて
攪拌下にp−ベンゾキノン5部およびp−フェニレン】
アミン5部を加えた。p−フ二二レンジアミンを加える
と反応液は赤黒色になった。その10分後、FaCl 
3  ・6H20の粉末10部を添加した。30°Cで
20分間反応を進めたのち攪拌を停止した。つぎに、反
応液を亜硫酸水素ナトリウム50部を含む水I@液50
0部に添加し反応を停止させた。えられた沈澱を濾取し
蒸留水で充分洗浄して鉄塩を取り除き、その後TIIF
によりTIIFがほとんど着色しなくなるまで洗浄をく
り返したのち減圧乾燥し、キノン−アミン化合物をえた
。このもののGPCで測定した平均分子量は約2000
0であった。また収率は約55%であった。
実施例4 反応容器にTIIF 50部およびメタノール30部を
仕込み、30°Cにて攪拌下にβ −ナフトキノン5部
および1.8−ジアミノナフタレン5部を加えた。
■、8−ジアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒色
になった。その30分後、H2O2の3%水溶液50部
を添加し、30℃で3時間反応を進めたのち攪拌を停止
した。つぎに反応液を亜硫酸水素ナトリウム40部を含
む水溶液500部に添加し反応を停止させた。えられた
沈澱を濾取し、蒸留水で充分洗浄後、MMAによりM1
4Aがほとんど6色しなくなるまで洗浄をくり返したの
ち減圧乾燥し、キノン−アミン化合物をえた。このもの
のGPCで7Illl定した平均分子量は約8000で
あった。
また収率は約25%であった。
実施例5 反応容器にTllFloo部を仕込み、30°Cにて攪
拌下に 9.lO−フェナントレンキノン1部および1
.2−ジアミノナフタレン1部を加えた。l、2−ジア
ミノナフタレンを加えると反応液は黄み褐色になった。
その2時間後、Cu5Oa 30部を含む水溶液100
部を添加し、30 ’Cで10時間反応を進めたのち攪
拌を停止した。つぎに、反応液を亜硫酸水素ナトリウム
 100部を含む水溶液に添加し反応を停止させた。え
られた沈澱を濾取し、蒸留水で充分洗浄して銅塩を除去
し、その後HMAにより14MAがほとんど着色しなく
なるまで洗浄をくり返したのち減圧乾燥し、キノン−ア
ミン化合物をえた。このもののGPCで測定した平均分
子量は約10000であった。また収率は約60%であ
った。
実施例6 反応容器にアセトン90部およびエタノール90部を仕
込み、20℃にて攪拌下にβ −ナフトキノン3部およ
び1.8−ジアミノナフタレン3部を加えた。1.8−
ジアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒色になった
。その10分後、re(Js80部を含む水溶液100
部を反応液に添加し、30℃で300分間反応進めたの
ち攪拌を停止した。つぎに、反応液を亜硫酸水素ナトリ
ウム200部を含む水溶液1000部に添加し反応を停
止させた。えられた沈澱を濾取し、蒸留水で充分洗浄し
鉄塩を取り除き、その後アセトンによりアセトンがほと
んど着色しなくなるまで洗浄をくり返したのち減圧乾燥
しキノン−アミン化合物をえた。
このもののGPCで測定した平均分子量は約8000で
あった。また収率は約80%であった。
実施例7 反応容器にTIIP 50部およびメタノール45部を
仕込み、30℃にて攪拌下にβ −ナフトキノン5部お
よび1.8−ジアミノナフタレン5部を加えた。
1.8−ジアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒色
になった。その30分後、FeCl3 ・[1H20の
粉末7部を反応液に添加し、30℃で2時間反応を進め
たのち攪拌を停止した。つぎにこの反応液を亜硫酸水素
ナトリウム50部を含む水溶液1000部に添加し反応
を停止させた。えられた沈澱を濾取し、蒸留水で充分洗
浄して鉄塩を取り除き、その後HMAによりHMAがほ
とんど着色しなくなるまで洗浄をくり返したのち減圧乾
燥しキノン−アミン化合物をえた。このもののGPCで
測定した平均分子量は約13000であった。また収率
は約70%であった。
実施例8 反応容器にメタノール90部およびTi1t’ 10部
を仕込み、60℃にて攪拌下にβ −ナフトキノン5部
および1.8−ジアミノナフタレン5部を加えた。
1.8−ジアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒色
になった。その10分後、PeC133部を含む水溶液
15部を反応液に添加し、多孔性テフロンチューブ(住
友電工■製フロロボア:内径3ma+、外径4■、開孔
率60%、孔径0.1μm)の先をふさいだチューブ1
OclIlを通して反応液に空気を30m1/ll1i
nの流速で流し、60℃で10時間反応を進めたのち攪
拌を停止した。なおリフラックスコンデンサーで冷水に
よる凝縮還流を行なったが溶媒が蒸発するので減少分は
適時添加した。つぎに反応液を亜硫酸水素ナトリウム5
0部を含む水溶液500部に添加し反応を停止させた。
えられた沈澱を濾取し、蒸留水で充分洗浄して鉄塩を取
り除き、その後HMAによりHMAがほとんど着色しな
くなるまで洗浄をくり返したのち、減圧乾燥しキノン−
アミン化合物をえた。このもののGPCでyrp+定し
た平均分子量は約9000であった。また収率は約45
%であった。
実施例9 反応容器にメタノール90部およびTIIF 10部を
仕込み、30℃にて攪拌下にβ −ナフトキノン5部お
よび1.8−ジアミノナフタレン5部を加えた。
■、8−ジアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒色
になった。その10分後、FeCf3 ・8 II 2
o粉末5部を反応液に添加し、ついで396 H202
水溶液20部を添加し30℃で15分間反応を行なった
。その後、攪拌を停止し、反応液を亜硫酸水素ナトリウ
ム50部を含む水溶液500部に添加し反応を停止させ
た。えら°れた沈澱を濾取し、蒸留水で充分洗浄して鉄
塩を取り除き、その後HMAによりHMAがほとんど着
色しなくなるまで洗浄をくり返し、減圧乾燥しキノン−
アミン化合物をえた。このもののGPCで測定した平均
分子量は約12000であった。また収率は約35%で
あった。
実施例10 反応容器にメタノール90部、DMAclQ部およびK
OHO,1部を仕込み、30°Cにて攪拌下にp−キノ
ン5部および1.8−ジアミノナフタレン5部を加えた
。1.8−ジアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒
色になった。その1時間後、炭素電極を反応液に入れ、
7代庫10V、電流約120mAで23時間反応液の陽
極酸化を行なったのち攪1’Pを停止[7た。反応中、
陰極からはガスが発生した。
つぎにえられた沈澱を濾取し蒸留水で充分洗浄し、その
後、HMAによりHMAがほとんど着色しfよくなるま
で洗浄をくり返し、減圧乾燥しキノン−アミン化合物を
えた。このもののGPCで測定17た平均分子ユは約 
13000であった。また収率は約25°0てあった。
実%i!!例11 実施例1−1Dてえられたキノン−アミン化合物07部
をDHAC100部に溶解し、えられた溶液に亜疏酸水
≠・;ナトリウムの2006水溶液7部を加く、て常温
常圧]ζて5時間攪拌し、還元処理を行なった。えられ
た反応液を濾過して、後述の試験例に用いた。
比較例1 文応容:)KにroFtoo部を仕込み、30°Cにて
攪拌下にβ −ナフトキノン15部および1,8−ジア
ミノナフタレン5部を加えた。158−ジアミノナフタ
レンを加えると反応液は赤黒色になった。攪拌を停止し
、30°Cで75日間放14シて反応を進めたのち、え
られた結晶を濾取し、THPによりTl1f’がほとん
ど着色しなくなるまで洗浄をくり返したのち減圧乾燥し
、キノン−アミン化合物をえた。このものをGPCによ
り分析したところ、その平均分子量は約8500であっ
た。また収率は約7%であった。
比較例2 反応容器にTHF 200部を仕込み、50℃にて攪r
)−下にp−ベンゾキノン15部および1,8−ジアミ
ノナフタレン5部を加えた。1.8−ジアミノナフタレ
ンを加えると反応液は赤黒色になった。攪拌を停止し、
50℃で60日間放置して反応を進めたのち、えられた
結晶を濾取し、THFによりTIIFがほとんど着色し
なくなるまで洗浄をくり返したのち減圧乾燥し、キノ:
ノーアミン化合物をえた。このもののGPCでflll
l定した平均分子量は、約8000であった。また収率
は約596であった。
比較例:3 j反応容器にTHF 20(1部を仕込み、30°Cに
て攪1′↑゛十に1〕−ベンゾキノン25部およびp−
フェニレン、アミン5部を加えた。p−フェニレンジア
ミンを1ノ(Iえると反応液は赤黒色になった。攪拌を
停+l::、 l−130℃−r30[]間放iニジて
反応を進めたのち、えられた結晶を1虫取し、TIIP
によりTIIFかはと7℃ど4’5色しなくノーるまて
洗浄をくり返したのち減1に乾燥[7、キ7ノンーアミ
ン化合物をえた。このちののGPCて測定1.、た平均
分子二は、約7000であった。また収率は約20%で
あった。
比較例4 反応容器にr+u: 50部およびメタノール30部を
住込み、30°Cにて攪拌下にβ −ナフトキノン5部
および1.8−ジアミノナフタレン5部を加えた。
1.8−ノアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒色
になった。攪拌を停止し、30°Cて30日間放置して
反応を進めたのち、えられた結晶を濾取し、Tl11″
によりTIIFかほとんど着色しなくなるまで洗浄をく
り返したのち減圧乾燥し、キノン−アミン化合物をえた
。このもののGPCで測定した平均分子二は、約800
0であった。また収率は約10%であった。
比較例5 反応容器にTHF 100部を仕込み、30°Cにて撹
拌下に 9,10−フェナントレンキノン1部および1
.2−ジアミノナフタレン1部を加えた、1.2−ジア
ミノナフタレンを加えると反応液は黄赤謁色になった。
攪拌を停止し、30°C″Cl2Q日間放置して反応を
進めたのち、えられた結晶を濾取し、Ti1FによりT
l1Pかほとんど青色しなくなるまで洗浄をくり返した
のち減圧乾燥し、キノン−アミン化合物をえた。このも
ののGPCで測定し、た平均分子二は、約 10000
であった。また収率は約296であった。
比較例6 反応容器にアセトン90部およびエタノール90部を仕
込み、20°Cにて攪拌下にβ −ナフトキノン3部お
よび1.8−ジアミノナフタレン3部を加えた。1,8
−ジアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒色になっ
た。攪拌を停止し、20°Cで60日間放置して反応を
進めたのち、えられた結晶を濾取し、アセトンによりア
セトンがほとんど着色しなくなるまで洗浄をくり返した
のち減圧乾燥し、キノン−アミン化合物をえた。このも
ののGPCで測定した平均分子量は、約4000であっ
た。また収率は約1596であった。
比較例7 反応容器にTl1l’ 50部およびメタノール45部
を仕込み、30℃にて攪拌下にβ −ナフトキノン5部
および1,8−ジアミノナフタレン5部を加えた。
1.8−ジアミノナフタレンを加えると反応液は赤黒色
になった。攪拌を停止し、30℃で15日間放置したの
ち攪拌下に塩化第二鉄0.5部を加え、さらに攪拌しな
がら15日間反応を進めた。えられた結晶を濾取し、T
IIFによりTHPがほとんど着色しなくなるまで洗浄
をくり返したのち減圧乾燥し、キノン−アミン化合物を
えた。このもののGPCで測定した平均分子量は、約3
500であった。また収率は約23%であった。
比較例8 比較例1〜7でえられたキノン−アミン化合物0.7部
をDMAc 100部に溶解し、えられた溶液に亜硫酸
水素ナトリウムの20%水溶液7部を加えて常温常圧下
で5時間攪拌し、還元処理を行なった。えられた反応液
を濾過して、後述の試験例に用いた。
なお本発明の実施例と比較例との製造法の差異を一層明
確にするため第1表に実施例および比較例における合成
速度、収率、平均分子量の値を対比して示した。
[以下余白] 第1表 試験例1〜34 第2表に示すキノン−アミン化合物溶液を3g攪拌機付
ステンレス鋼製重合器の内壁の表面に0.5g/rr?
塗布して乾燥したのち、スチレン−ブタジェン共重合体
ラテックス1150g  (固形分30%)、純水85
0g、ロンガリッ) 0.3g 、エチレンジアミン四
酢酸二ナトリウム 0.02g、 k酸第−a 0.0
1gを加えて内温を60 ’Cにし、硫酸カリウムの5
%水溶液150gを入れたのちクメンハイドロパーオキ
、サイド0 、4 mlをメタクリル酸メチル150m
1に溶解したものを、50m1単位で30分毎に添加し
て 1.5時間重合を行なった。その後クメンハイドロ
パーオキサイド0.8mlを添加して1時間重合させた
。重合終了後、重合体を取り出し、重合器内を観察した
ところ、それぞれの反応生成物により第2表に示すよう
な重合体スケールの付着がみられた。
なお、スケール付着防止効果はスケール付着量、ゆ布膜
の厚さと均一性および剥離性、重合体ラテックスの汚染
性などから総合評価した結果である。
◎;ニスケール付着防止効果非常に良好である。
○ニスケール付着防止効果が良好である。
△ スケール付W mは少ないが、重合体ラテックスに
汚染が認められた。
×、スケール付着防11二効果がほとんどない。
試験例6.7.13および14ではメタクリル酸メチル
を添加するとラテックスが赤く着色したので総合評価を
△とした。
[以下余白コ 試験例35〜51゜ 第3表に示すようなキノン−アミン化合物溶液を8g攪
拌機付ステンレス鋼製徂合器の内壁および攪拌翼、バッ
フルプレートの表面に0.5g/rr?塗布して乾燥し
たのち、ポリブタジェン重合体ラテックス1875g 
 (固形分濃度40%)、純水 1875g 、エチレ
ンジアミン四酢酸二ナトリウム0.075g 、硫酸第
一鉄0.0375g、ロンガリソト3gを加えて60℃
になったとき、クメンハイドロパーオキサイド4.5g
をメタクリル酸メチル4BOg、スチレン150g、ア
クリロニトリル140gの混合物に溶解したものを連続
2時間添加して重合を行なった。その後クメンハイドロ
パーオキサイド3gを添加して2時間重合反応させた。
重合終了後、重合体を取り出し重合器内を観察したとこ
ろ、それぞれのキノン−アミン化合物溶液により第3表
に示すような重合体スケールの骨管がみられた。
試験例41および42はメタクリル酸メチルを添加する
とラテックスが赤く着色したので総合評価をΔとした。
[以下余白コ 試験tel 52”03 第4表に・Jミずようなキルレーア5ン化合物冶i(そ
を8Ω捜拌機イ・17.テシレスm’要重合器の内壁お
、よび(W柑゛翼、バッフルプレー1・の表面(こ 0
5g / r+1’−戸71Jシて※;d丈・l+>し
たのち、純水300J 、  ドブ/弔ヘシセノスルホ
ン酸ソーグ30g1過1流酸カリウム3g1 メタクリ
ル酸メチル1200gおよびス+ レ−800g % 
、’llJ エテ内lYB % 70’CトL、8 時
間11i1′)をjltった。lTi合終γ後、中合体
を取り出し、申合:):;内を観察したところ、それぞ
れのキノン−アミン化合物溶’tlkにより第4表に不
ずような11′i合1゛もスケールのイ寸イ1.かみら
れt二。
、シ(験i6157および58てはラテックスか赤くi
−色したので総合π)′価を△とした。
[以下余白] 試験例69〜102゛ 第5表に示すようなキノン−アミン化合物溶液を3g攪
拌機付ステンレス鋼製重合器の内壁および攪拌翼、バッ
フルプレートの表面に0.5g/rr?塗布して乾燥し
たのち、純水800g、オレイン酸カリウム20g1 
リン酸三カリウム2g、ロンガリット 0.4g 、エ
チレンジアミン四酢酸二ナトリウム0.02g、硫酸第
一鉄0.012g 、スチレン120g、 1.3−ブ
タジェン280g、パラメンタンハイドロパーオキサイ
ド0.4gを仕込み、攪拌しなから内温を30℃で15
時間重合を行なった。その後純水800g、ロンガリッ
ト 0.4gを加えて内温を60°Cにし、硫酸カリウ
ム80g  (10%水溶液)を入れたのち、クメンハ
イドロパーオキサイド0.4gを含むメタクリル酸メチ
ル120gを30g単位で30分毎に添加して2時間重
合反応を行なった。その後クメンハイドロパーオキサイ
ド0,8gを添加して1時間重合反応させた。重合終了
後重合体を取り′出し重合器内を観察したところ、それ
ぞれのキノン−アミン化合物溶液により第5表に示すよ
うな重合体スケールの付着がみられた。
試験例74.75.81および82ではメタクリル酸メ
チルを添加するとラテックスが赤く着色したので総合計
(西を△とした。
E以下余白」 試験例103〜119 第6表に示すようなキノン−アミン化合物溶液を15g
攪拌機付ステンレス鋼製重合器の内壁および攪拌翼、バ
ッフルプレートの表面に0.5g/rr?塗布して乾燥
したのち、純水7000g 、  ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ70g1過硫酸カリウム7g1メタクリ
ル酸メチル2800g 、スチレン700gを°加えて
内温を70℃で8時間重合を行なった。重合終了後、重
合体を取り出し、重合器内を水洗し、再び前記の化込み
を行なって同様の重合を行なう操作をくり返し実施し、
付着スケール量がlOg/rr?を超えることなく行な
うことができた重合回数(スケール防止回数)を調べた
ところ、第6表のような結果をえた。
[以下余白] 4図面の簡i11な説明 第1図は実施例1でえられたキノン−アミン化合物をG
PCで分析してえられたチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乳化重合の過程でアクリル酸エステル単量体もしく
    はメタクリル酸エステル単量体の単独またはそれらの単
    量体混合物が存在する全単量体の60重量%以上になる
    重合系において、あらかじめ重合器の内面、撹拌機、バ
    ッフルプレートなどの機内各部に塗布して使用するスケ
    ール防止剤の製造にあたり、芳香族キノンと芳香族ジア
    ミンとを溶解度パラメータが8.5〜24.0の溶媒の
    単独もしくは混合溶媒中で付加反応させ、ついで酸化剤
    の存在下または電極による陽極酸化によって高分子化反
    応を行なうことによって分子量3000以上のキノン−
    アミン化合物をうることからなるスケール防止剤の製法
    。 2 芳香族ジアミンの芳香族環がナフタレン環である特
    許請求の範囲第1項記載の製法。 3 芳香族キノンの芳香族環がベンゼン環、ナフタレン
    環またはフェナントレン環である特許請求の範囲第1項
    記載の製法。 4 キノン−アミン化合物の製造に用いる溶媒の誘電率
    が7以上である特許請求の範囲第1項記載の製法。 5 塗布されるキノン−アミン化合物が還元処理された
    ものである特許請求の範囲第1項記載の製法。 6 反応溶液への酸化剤の添加、あるいは反応溶液の電
    極による陽極酸化の開始が、合成原料添加直後から添加
    24時間後のあいだに行なわれる特許請求の範囲第1項
    記載の製法。
JP61116881A 1986-05-21 1986-05-21 スケ−ル防止剤の製法 Pending JPS62273202A (ja)

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