JPS62275155A - ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 - Google Patents
ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物Info
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- JPS62275155A JPS62275155A JP61118539A JP11853986A JPS62275155A JP S62275155 A JPS62275155 A JP S62275155A JP 61118539 A JP61118539 A JP 61118539A JP 11853986 A JP11853986 A JP 11853986A JP S62275155 A JPS62275155 A JP S62275155A
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- polycarbonate resin
- weight
- resin
- arom
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野]
この発明は、光学的歪みの小さいことが要望される分野
のプラスチック成形材料、特に光学式ディスクまたは光
ディスクと呼ばれている高密度情報記録用基板の素材と
して有用なポリカーボネート樹脂組成物に関する。
のプラスチック成形材料、特に光学式ディスクまたは光
ディスクと呼ばれている高密度情報記録用基板の素材と
して有用なポリカーボネート樹脂組成物に関する。
[従来の技術]
家庭用や業務用の再生専用光学式ビデオディスク、デジ
タルオーディオディスクは著しく記録密度を上げること
ができ、1またそれから再生される画像や音質が優れて
いることから、画像や音声の記録再生、多量の情報の記
録再生に適しており、注目されている。また、情報記録
用途として大容量画像ファイルや大容量コンピューター
メモIJ−用の光ディスクが開発されつつある。
タルオーディオディスクは著しく記録密度を上げること
ができ、1またそれから再生される画像や音質が優れて
いることから、画像や音声の記録再生、多量の情報の記
録再生に適しており、注目されている。また、情報記録
用途として大容量画像ファイルや大容量コンピューター
メモIJ−用の光ディスクが開発されつつある。
このような記録再生方式に利用される光ディスクにおい
ては、その基板材料として、光線透過率が高いこと(透
明性に優れていること)、複屈折が小さいこと、吸湿に
よる寸法変化や反りが小さいこと、熱変形温度が高いこ
と(耐熱性にすぐれていること)、成形性が容易で優れ
ていること、割れないことなどの性能が要求される。
ては、その基板材料として、光線透過率が高いこと(透
明性に優れていること)、複屈折が小さいこと、吸湿に
よる寸法変化や反りが小さいこと、熱変形温度が高いこ
と(耐熱性にすぐれていること)、成形性が容易で優れ
ていること、割れないことなどの性能が要求される。
このような要求に対して、従来公知のガラスでは、その
すぐれた光学的性質と良好な耐熱性、低吸湿性にもかか
わらず、加工成形性が悪くて量産しにくく、また割れや
すいといった致命的な欠点がある。また、このような欠
点がなく、しかも光学的性質などの面で比較的良好な結
果を与えるメタクリル樹脂にあっては、その吸湿性がか
なり高くて吸湿による反りや寸法変化が大きく、しかも
熱変形温度が低く機械的強度も不充分であるなどの欠点
があり、これら欠点を回避するための改良手段は今日ま
で種々なされているものの、これによって充分に満足で
きる成果が得られているものとは必ずしもいえない。
すぐれた光学的性質と良好な耐熱性、低吸湿性にもかか
わらず、加工成形性が悪くて量産しにくく、また割れや
すいといった致命的な欠点がある。また、このような欠
点がなく、しかも光学的性質などの面で比較的良好な結
果を与えるメタクリル樹脂にあっては、その吸湿性がか
なり高くて吸湿による反りや寸法変化が大きく、しかも
熱変形温度が低く機械的強度も不充分であるなどの欠点
があり、これら欠点を回避するための改良手段は今日ま
で種々なされているものの、これによって充分に満足で
きる成果が得られているものとは必ずしもいえない。
一方、上記のガラスやメタクリル樹脂とは異なる基板材
料としてポリカーボネート樹脂が知られている。この材
料は、比較的光線透過率が高くてかつ低吸湿性であり、
しかも機械的強度や熱変形温度が高く、そのうえ成形性
が良好で割れにくいといった光デイスク用の基板材料と
して非常にすぐれた特性を有しており、前記ガラスやメ
タクリル樹脂に代わるものとして注目されている。
料としてポリカーボネート樹脂が知られている。この材
料は、比較的光線透過率が高くてかつ低吸湿性であり、
しかも機械的強度や熱変形温度が高く、そのうえ成形性
が良好で割れにくいといった光デイスク用の基板材料と
して非常にすぐれた特性を有しており、前記ガラスやメ
タクリル樹脂に代わるものとして注目されている。
もちろんのことメタクリル樹脂に比し複屈折が犬きいと
いう光デイスク用の基板に応用するにあたって重大な欠
点を有している。この複屈折は基板成形時の流動過程に
おいて生じた分子配向、残留応力などが原因で発生する
ものである。
いう光デイスク用の基板に応用するにあたって重大な欠
点を有している。この複屈折は基板成形時の流動過程に
おいて生じた分子配向、残留応力などが原因で発生する
ものである。
そこで、上記複屈折をできるだけ小さくするために、ポ
リカーボネート樹脂から基板を成形するに際して、特殊
な条件で特殊な超精密射出成形機で成形加工するという
試みがなされているが、この場合成形コストが高くなっ
て経済性に問題を生じやすく、しかもこのような手段に
よって複屈折の問題が充分に解消されるものとはいえな
かった。
リカーボネート樹脂から基板を成形するに際して、特殊
な条件で特殊な超精密射出成形機で成形加工するという
試みがなされているが、この場合成形コストが高くなっ
て経済性に問題を生じやすく、しかもこのような手段に
よって複屈折の問題が充分に解消されるものとはいえな
かった。
このため、従来では、ポリカーボネート樹脂製の基板は
再生専用型のコンパクトディスクに採用されている程度
で、記録再生を目的とした高性能の光ディスクにまで応
用するに至っていないのが実情である。
再生専用型のコンパクトディスクに採用されている程度
で、記録再生を目的とした高性能の光ディスクにまで応
用するに至っていないのが実情である。
したがって、この発明は、前記すぐれた特性を有するポ
リカーボネート樹脂の複屈折を小さくし、種々の光デイ
スク用基板として応用可能な低複屈折率の基板を通常の
成形機を用いて容易にかつ安価に加工成形できる、また
上記光ディスクに限らず光学的歪みの小さいことが要望
される各種分野のプラスチック成形材料としても好適に
応用しうるポリカーボネート樹脂組成物を提供すること
を目的としている。
リカーボネート樹脂の複屈折を小さくし、種々の光デイ
スク用基板として応用可能な低複屈折率の基板を通常の
成形機を用いて容易にかつ安価に加工成形できる、また
上記光ディスクに限らず光学的歪みの小さいことが要望
される各種分野のプラスチック成形材料としても好適に
応用しうるポリカーボネート樹脂組成物を提供すること
を目的としている。
[問題点を解決するための手段1
この発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討
した結果、ポリカーボネート樹脂に対して特定の芳香族
ビニル系共重合樹脂を特定量ブレンドすることにより、
ポリカーボネート樹脂本来の高い光線透過率や熱変形温
度などの特性を損なうことなく、複屈折を小さくできる
ものであることを知り、この発明を完成するに至った。
した結果、ポリカーボネート樹脂に対して特定の芳香族
ビニル系共重合樹脂を特定量ブレンドすることにより、
ポリカーボネート樹脂本来の高い光線透過率や熱変形温
度などの特性を損なうことなく、複屈折を小さくできる
ものであることを知り、この発明を完成するに至った。
すなわち、この発明は、A)芳香族ポリカーボネート樹
脂50〜97重量%と、B)芳香族ビニル単量体58〜
88重量%とアクリロニトリルおよび/またはメタクリ
コニトリル40〜12重量%とこれらと共重合可能なビ
ニル単量体30〜0重量%とを共重合させてなる芳香族
ビニル系共重合樹脂50〜3重量%とからなる樹脂分を
必須成分として含むことを特徴とするポリカーボネート
樹脂組成物に係るものである。
脂50〜97重量%と、B)芳香族ビニル単量体58〜
88重量%とアクリロニトリルおよび/またはメタクリ
コニトリル40〜12重量%とこれらと共重合可能なビ
ニル単量体30〜0重量%とを共重合させてなる芳香族
ビニル系共重合樹脂50〜3重量%とからなる樹脂分を
必須成分として含むことを特徴とするポリカーボネート
樹脂組成物に係るものである。
[発明の構成・作用j
この発明においては、上述のとおり、A成分としての芳
香族ポリカーボネート樹脂に対してB成分としての特定
の芳香族ビニル系共重合樹脂を特定量ブレンドすること
により、上記A成分の複屈折を小さくできるという効果
が得られるものであるが、この理由についてはっぎのよ
うに考えられる。
香族ポリカーボネート樹脂に対してB成分としての特定
の芳香族ビニル系共重合樹脂を特定量ブレンドすること
により、上記A成分の複屈折を小さくできるという効果
が得られるものであるが、この理由についてはっぎのよ
うに考えられる。
まず、複屈折率は光弾性係数と残留応力との積で表わさ
れる。光弾性係数は応力に対してどれほど複屈折が起こ
りやすいかの指標となるものである。これは材料固有の
値であり、応力をがけた場合に、応力の方向と同方向の
屈折率が応力の方向に垂直な方向の屈折率より大きくな
るような光弾性係数が正の樹脂と、逆に応力方向に垂直
な方向の屈折率が大きくなるような光弾性係数が負の樹
脂とがある。
れる。光弾性係数は応力に対してどれほど複屈折が起こ
りやすいかの指標となるものである。これは材料固有の
値であり、応力をがけた場合に、応力の方向と同方向の
屈折率が応力の方向に垂直な方向の屈折率より大きくな
るような光弾性係数が正の樹脂と、逆に応力方向に垂直
な方向の屈折率が大きくなるような光弾性係数が負の樹
脂とがある。
この発明において使用する前記A成分は光弾性係数が負
の樹脂に属し、一方前記B成分は光弾性係数が正の樹脂
に属する。このため、両成分をブレンドすることにより
得られた樹脂組成物の複屈折率は小さくなるのである。
の樹脂に属し、一方前記B成分は光弾性係数が正の樹脂
に属する。このため、両成分をブレンドすることにより
得られた樹脂組成物の複屈折率は小さくなるのである。
そして、その際に、A、B成分の配合割合が既述のとお
り特定範囲に設定されていることにより、またB成分と
しての共重合樹脂の単量体組成が特定されていることに
より、A、B成分の相溶性に起因した光線透過率の低下
や熱変形温度の低下などが抑えられ、A成分本来の前記
特性が良好に維持されるものである。
り特定範囲に設定されていることにより、またB成分と
しての共重合樹脂の単量体組成が特定されていることに
より、A、B成分の相溶性に起因した光線透過率の低下
や熱変形温度の低下などが抑えられ、A成分本来の前記
特性が良好に維持されるものである。
この発明において使用するA成分としての芳香族ポリカ
ーボネート樹脂は、従来公知公用の方法、たとえば特開
昭52−96697号公報、特開昭52−98090号
公報などに開示されているホスゲン法や、特開昭52−
107099号公報、特開昭52−109591号公報
などに開示されているエステル交換法などによって容易
に製造することができ、市販品としても簡単に入手可能
である。
ーボネート樹脂は、従来公知公用の方法、たとえば特開
昭52−96697号公報、特開昭52−98090号
公報などに開示されているホスゲン法や、特開昭52−
107099号公報、特開昭52−109591号公報
などに開示されているエステル交換法などによって容易
に製造することができ、市販品としても簡単に入手可能
である。
この芳香族ポリカーボネート樹脂の分子量については特
に限定されないが、ディスク基板などの成形材料として
所望の特性を得るために、粘度平均分子量がio、oo
o〜30,000、特に11.000〜25,000の
範囲にあるのが好ましい。なお、芳香族系のポリカーボ
ネート樹脂に限定しているのは高い熱変形温度を得るた
めである。
に限定されないが、ディスク基板などの成形材料として
所望の特性を得るために、粘度平均分子量がio、oo
o〜30,000、特に11.000〜25,000の
範囲にあるのが好ましい。なお、芳香族系のポリカーボ
ネート樹脂に限定しているのは高い熱変形温度を得るた
めである。
このような芳香族ポリカーボネート樹脂を前記方法で製
造するにあたり、製造原料として芳香族ポリオール類が
用いられるが、その具体例を挙げれば、4・4′−ジヒ
ドロキシジフェニル−2・2−プロパン(以下、ビスフ
ェノールAといつ)、ビス−(4−ヒドロキシフェニル
)メタン、1弓−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、1・1−ビス−(4′−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2・2−ビス−(4′−ヒドロキシフェニル)
メタン、2・2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ペ
ンタン、4・4−ジヒドロキシトリフェニルメタン、4
・4−ジヒドロキシテトラフェニルメタンなどがある。
造するにあたり、製造原料として芳香族ポリオール類が
用いられるが、その具体例を挙げれば、4・4′−ジヒ
ドロキシジフェニル−2・2−プロパン(以下、ビスフ
ェノールAといつ)、ビス−(4−ヒドロキシフェニル
)メタン、1弓−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、1・1−ビス−(4′−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、2・2−ビス−(4′−ヒドロキシフェニル)
メタン、2・2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ペ
ンタン、4・4−ジヒドロキシトリフェニルメタン、4
・4−ジヒドロキシテトラフェニルメタンなどがある。
この発明において使用するB成分としての芳香族ビニル
系共重合樹脂は、芳香族ビニル単量体58〜88重量%
、好ましくは65〜85重量%と、アクリロニトリルお
よび/またはメタクリロートリル40〜12重量%、好
ましくは30〜15重量%と・これらと共重合可能なビ
ニル単量体30〜O重量%、好ましくは20〜0重量%
とを、共重合させることにより得られるものであり、そ
の重量平均分子量としては40,000〜500,00
0程度であるのが好ましい。
系共重合樹脂は、芳香族ビニル単量体58〜88重量%
、好ましくは65〜85重量%と、アクリロニトリルお
よび/またはメタクリロートリル40〜12重量%、好
ましくは30〜15重量%と・これらと共重合可能なビ
ニル単量体30〜O重量%、好ましくは20〜0重量%
とを、共重合させることにより得られるものであり、そ
の重量平均分子量としては40,000〜500,00
0程度であるのが好ましい。
上記単量体組成のうち、アクリロニトリルおよび/また
はメタクリロニトリルの量が12重量%未満となると前
記A成分との相溶性が悪くなって光線透過率が低下し、
また40重量%を超える量となるとA成分の複屈折を小
さくするという所期の目的を達成しにくくなる。また、
共重合可能なビニル単量体は任意成分であるが、この量
が30重量%を超えてしまうとやはりA成分の複屈折を
小さくすることが難しくなる。
はメタクリロニトリルの量が12重量%未満となると前
記A成分との相溶性が悪くなって光線透過率が低下し、
また40重量%を超える量となるとA成分の複屈折を小
さくするという所期の目的を達成しにくくなる。また、
共重合可能なビニル単量体は任意成分であるが、この量
が30重量%を超えてしまうとやはりA成分の複屈折を
小さくすることが難しくなる。
単量体混合物の主要成分をなす芳香族ビニル単量体とし
ては、スチレン、パラメチルスチレン、α−メチルスチ
レン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ブロモスチ
レン、ジプロモスチレンまたはそれらの混合物が挙げら
れる。また、これら芳香族ビニル単量体やアクリロニl
−IJルおよび/またはメタクリロニトリルと共重合可
能なビニル単量体としては、メチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、無水マレイン酸、α−メチル無水マ
レイン酸、N−フェニルマレイミド、シクロへキシルマ
レイミド、メチルマレイミド、ラウリルマレイミドなど
が挙げられる。
ては、スチレン、パラメチルスチレン、α−メチルスチ
レン、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ブロモスチ
レン、ジプロモスチレンまたはそれらの混合物が挙げら
れる。また、これら芳香族ビニル単量体やアクリロニl
−IJルおよび/またはメタクリロニトリルと共重合可
能なビニル単量体としては、メチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、無水マレイン酸、α−メチル無水マ
レイン酸、N−フェニルマレイミド、シクロへキシルマ
レイミド、メチルマレイミド、ラウリルマレイミドなど
が挙げられる。
このような単量体混合物を共重合させる方法は任意であ
り、たとえば特開昭60−31552号公報や特開昭6
0−79019号公報などに開示されるような通常の塊
状重合法、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法などの
公知の重合法を採用することができる。なお、前記共重
合可能なビニル単量体としてN−フェニルマレイミドな
どを用いてなる共重合樹脂にあっては、上記マレイミド
の代わりに無水マレイン酸を用いて上述の共重合を行っ
たのちイミド化反応を行わせることによっても得ること
が可能である。この発明のB成分としての共重合樹脂に
はこのような方法にて合成されるものも包含される。す
なわち、B成分の合成方法は特に限定されない。
り、たとえば特開昭60−31552号公報や特開昭6
0−79019号公報などに開示されるような通常の塊
状重合法、溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法などの
公知の重合法を採用することができる。なお、前記共重
合可能なビニル単量体としてN−フェニルマレイミドな
どを用いてなる共重合樹脂にあっては、上記マレイミド
の代わりに無水マレイン酸を用いて上述の共重合を行っ
たのちイミド化反応を行わせることによっても得ること
が可能である。この発明のB成分としての共重合樹脂に
はこのような方法にて合成されるものも包含される。す
なわち、B成分の合成方法は特に限定されない。
この発明のポリカーボネート樹脂組成物は、上記のA成
分とB成分とを樹脂分とし、これらを均一に混合してな
るものである。この混合方法としては、A、B成分を適
宜の有機溶媒に溶解して混合したのち脱溶媒する方法、
この方法で得られる混合物をさらに加熱溶融して混合す
る方法、押出機や混練機などを用いてA、B成分を加熱
溶融して混合する方法などがある。
分とB成分とを樹脂分とし、これらを均一に混合してな
るものである。この混合方法としては、A、B成分を適
宜の有機溶媒に溶解して混合したのち脱溶媒する方法、
この方法で得られる混合物をさらに加熱溶融して混合す
る方法、押出機や混練機などを用いてA、B成分を加熱
溶融して混合する方法などがある。
A成分とB成分との混合割合は、同成分の合計量中A成
分が50〜97重量%、特に好適には60〜95重量%
、B成分が50〜3重景%重量に好適には40〜5重量
%の範囲となるようにすべきである。A成分が50重量
%未満となると、A成分本来の特性が損なわれ、特に耐
熱性の低下によって熱変形温度が低くなるなどの問題が
生じやすい。また、A成分が97重量%を超えてしまう
と、つまりB成分が3重量%未満となるとこのB成分を
用いたことによる複屈折の低下効果が充分に得られなく
なる。
分が50〜97重量%、特に好適には60〜95重量%
、B成分が50〜3重景%重量に好適には40〜5重量
%の範囲となるようにすべきである。A成分が50重量
%未満となると、A成分本来の特性が損なわれ、特に耐
熱性の低下によって熱変形温度が低くなるなどの問題が
生じやすい。また、A成分が97重量%を超えてしまう
と、つまりB成分が3重量%未満となるとこのB成分を
用いたことによる複屈折の低下効果が充分に得られなく
なる。
この発明の上記のポリカーボネート樹脂組成物には、上
記樹脂分のほか、必要に応じて染料、紫外線吸収剤、滑
剤、離型剤、亜リン酸エステルなどの安定剤を含ませる
ようにしてもよい。
記樹脂分のほか、必要に応じて染料、紫外線吸収剤、滑
剤、離型剤、亜リン酸エステルなどの安定剤を含ませる
ようにしてもよい。
このようにして得られるこの発明のポリカーボネート樹
脂組成物は、これを通常の射出成形機などの成形機によ
ってシート状に成形することにより、各種光デイスク用
基板として好適な光線透過率および熱変形温度が高くて
かつ複屈折の小さい、また低吸湿性で機械的強度の大き
いシート状物とすることができる。もちろん、成形物の
複屈折をより小さくするために超精密射出成形機などの
特殊な成形機を用いて成形することもできる。また、各
種分野のプラスチック成形材料として各用途に応じた適
宜の成形機を用いることによって、上記同様のすぐれた
特性を有する種々の成形品を得ることもできる。
脂組成物は、これを通常の射出成形機などの成形機によ
ってシート状に成形することにより、各種光デイスク用
基板として好適な光線透過率および熱変形温度が高くて
かつ複屈折の小さい、また低吸湿性で機械的強度の大き
いシート状物とすることができる。もちろん、成形物の
複屈折をより小さくするために超精密射出成形機などの
特殊な成形機を用いて成形することもできる。また、各
種分野のプラスチック成形材料として各用途に応じた適
宜の成形機を用いることによって、上記同様のすぐれた
特性を有する種々の成形品を得ることもできる。
〔発明の効果1
以上のように、この発明においては、芳香族ポリカーボ
ネート樹脂に特定の芳香族ビニル系共重合樹脂を特定量
ブレンドしたことにより、上記ポリカーボネート樹脂の
複屈折を小さくできるから、コスト高となる心配が特に
ない通常の成形機を用いることによって光デイスク用基
板として好適な低複屈折率のシート基板を成形容易に得
ることが可能となる。また、上記光デイスク用に限らず
光学的歪みの小さいことが要望される各種分野のプラス
チック成形材料としても上記同様に有利に応用すること
ができる。
ネート樹脂に特定の芳香族ビニル系共重合樹脂を特定量
ブレンドしたことにより、上記ポリカーボネート樹脂の
複屈折を小さくできるから、コスト高となる心配が特に
ない通常の成形機を用いることによって光デイスク用基
板として好適な低複屈折率のシート基板を成形容易に得
ることが可能となる。また、上記光デイスク用に限らず
光学的歪みの小さいことが要望される各種分野のプラス
チック成形材料としても上記同様に有利に応用すること
ができる。
[実施例1
以下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説明
する。なお、以下において、部とあるは重量部を意味す
るものとする。なおまた、以下の実施例および比較例で
用いたA成分としての芳香族ポリカーボネート樹脂(A
−1、A−2)およびB成分としての芳香族ビニル系共
重合樹脂(Bおりである。
する。なお、以下において、部とあるは重量部を意味す
るものとする。なおまた、以下の実施例および比較例で
用いたA成分としての芳香族ポリカーボネート樹脂(A
−1、A−2)およびB成分としての芳香族ビニル系共
重合樹脂(Bおりである。
(A−1)
奇人化成■製の商品名パンライトL1250<A−2>
撹拌機付き四つ口反応器に、ジフェニルカーボネート1
85部、ハイドロキノン43部およびビスフェノールA
92部、酢酸第一スズ0.095部を仕込み、系内を十
分窒素置換し、280 ’Cで反応しながらフェノール
を留出し、ついで系内を徐々に減圧にしていき30分で
系内の圧力を0.6朋Hi?にし、さらに2.5時間反
応した。
85部、ハイドロキノン43部およびビスフェノールA
92部、酢酸第一スズ0.095部を仕込み、系内を十
分窒素置換し、280 ’Cで反応しながらフェノール
を留出し、ついで系内を徐々に減圧にしていき30分で
系内の圧力を0.6朋Hi?にし、さらに2.5時間反
応した。
このようにして得られた芳香族ポリカーボネート樹脂を
A−2とした。この樹脂の粘度平均分子量は15,80
0であった。
A−2とした。この樹脂の粘度平均分子量は15,80
0であった。
(B−1>
アクリロニトリルとスチレンとの重量比75/25の共
重合樹脂(市販品);25°Cにおける10重量%メチ
ルエチルケトン溶液の溶液粘度が82センチポイズであ
る。
重合樹脂(市販品);25°Cにおける10重量%メチ
ルエチルケトン溶液の溶液粘度が82センチポイズであ
る。
とR−9〜R−1’)’>
四つロフラスコ重合槽に、イオン交換水100部、ポリ
ビニルアルコール0.05部、アクリル酸−2−エチル
へキシルアクリレートコポリマー0゜09部を仕込み、
よく撹拌して溶解した。これにつぎの第1表に示した重
量組成の単量体混合物100部とアゾビスイソブチロニ
トリル0.17部を溶解した溶液を仕込み、撹拌しなが
ら、窒素気流下で、温度70℃で15時間、さらに85
℃で2時間懸濁重合を行った。
ビニルアルコール0.05部、アクリル酸−2−エチル
へキシルアクリレートコポリマー0゜09部を仕込み、
よく撹拌して溶解した。これにつぎの第1表に示した重
量組成の単量体混合物100部とアゾビスイソブチロニ
トリル0.17部を溶解した溶液を仕込み、撹拌しなが
ら、窒素気流下で、温度70℃で15時間、さらに85
℃で2時間懸濁重合を行った。
このようにして得られた重合物を濾過、脱水。
乾燥し、さらにベント付き押出機で脱揮しながらペレッ
ト化してB−2〜B−12の11種の芳香族ビニル系共
重合樹脂を得た。各樹脂の重最平均分子量は第1表に併
記されるとおりであった。
ト化してB−2〜B−12の11種の芳香族ビニル系共
重合樹脂を得た。各樹脂の重最平均分子量は第1表に併
記されるとおりであった。
<B−13>
四つロフラスコ重合槽にスチレン13部を仕込み、窒素
気流下でよく撹拌しながら100″Cに昇温した。重合
槽内を同温度に保ちながら、スチレン10部、アクリロ
ニトリル1.5&無水マレイン酸05部、ベンゾイルパ
ーオキシド0.005部を溶解した溶液を6時間で滴下
し重合した。滴下終了後5分間撹拌を続けたのち、冷却
し固形分40重量%の重合液を得、ついでこの重合液を
減圧下で脱揮した。
気流下でよく撹拌しながら100″Cに昇温した。重合
槽内を同温度に保ちながら、スチレン10部、アクリロ
ニトリル1.5&無水マレイン酸05部、ベンゾイルパ
ーオキシド0.005部を溶解した溶液を6時間で滴下
し重合した。滴下終了後5分間撹拌を続けたのち、冷却
し固形分40重量%の重合液を得、ついでこの重合液を
減圧下で脱揮した。
このようにして得られた芳香族ビニル系共重合樹脂をB
−13とした。この樹脂を構成する単量体の重量組成お
よび樹脂の重量平均分子量は、後記の第2表に示される
とおりであった。
−13とした。この樹脂を構成する単量体の重量組成お
よび樹脂の重量平均分子量は、後記の第2表に示される
とおりであった。
<B−14,B−15>
B−13と同様の手法にて、下記の第2表に示される単
量体組成(重量比)および重量平均分子量のB−14、
B−15の2種の芳香族ビニル系共重合樹脂を得た。
量体組成(重量比)および重量平均分子量のB−14、
B−15の2種の芳香族ビニル系共重合樹脂を得た。
第 2 表
実施例1〜13
芳香族ポリカーボネート樹脂としてA−1,2を、芳香
族ビニル系共重合樹脂としてB−1,3〜5.7,8.
11〜14を使用し、これらを第3表に示す組み合わせ
および重量比で混合することにより、この発明に係る1
3種のポリカーボネート樹脂組成物を得た。
族ビニル系共重合樹脂としてB−1,3〜5.7,8.
11〜14を使用し、これらを第3表に示す組み合わせ
および重量比で混合することにより、この発明に係る1
3種のポリカーボネート樹脂組成物を得た。
なお、上記組成物の調製は、まず芳香族ポリカーボネー
ト樹脂に2−エチルへキシルジフェニルホスファイト1
2 Qppmを加えミキサーで混合し、これに芳香族ビ
ニル系共重合樹脂を加えて混線機で混練し、ストランド
カットしてペレット状とする方法を採用した。
ト樹脂に2−エチルへキシルジフェニルホスファイト1
2 Qppmを加えミキサーで混合し、これに芳香族ビ
ニル系共重合樹脂を加えて混線機で混練し、ストランド
カットしてペレット状とする方法を採用した。
比較例1.2
芳香族ポリカーボネート樹脂としてA−2を、芳香族ビ
ニル系共重合樹脂としてB−2,6を使用し、これらを
第3表に示す組み合わせおよび重量比で混合するように
した以外は、実施例1〜13と同様にして比較用の2種
のポリカーボネート樹脂組成物を得た。
ニル系共重合樹脂としてB−2,6を使用し、これらを
第3表に示す組み合わせおよび重量比で混合するように
した以外は、実施例1〜13と同様にして比較用の2種
のポリカーボネート樹脂組成物を得た。
比較例3
芳香族ポリカーボネート樹脂としてA−1を用い、芳香
族ビニル系共重合樹脂を全く使用しなかった以外は、実
施例1〜13に準じて比較用のポリカーボネート樹脂組
成物を邊た。
族ビニル系共重合樹脂を全く使用しなかった以外は、実
施例1〜13に準じて比較用のポリカーボネート樹脂組
成物を邊た。
比較例4
芳香族ポリカーボネート樹脂としてA−1を、芳香族ビ
ニル系共重合樹脂としてB−1を使用し、これらをこの
発明の範囲外となる第3表に示す重量比で混合するよう
にした以外は、実施例1〜13に準じて比較用のポリカ
ーボネート樹脂組成物を得た。
ニル系共重合樹脂としてB−1を使用し、これらをこの
発明の範囲外となる第3表に示す重量比で混合するよう
にした以外は、実施例1〜13に準じて比較用のポリカ
ーボネート樹脂組成物を得た。
比較例5〜7
芳香族ポリカーボネート樹脂としてA−1,2を、芳香
族ビニル系共重合樹脂としてB−9,10,15を使用
し、これらを第3表に示す組み合わせおよび重量比で混
合するようにした以外は、実施例1〜13と同様にして
比較用の3種のポリカーボネート樹脂組成物を得た。
族ビニル系共重合樹脂としてB−9,10,15を使用
し、これらを第3表に示す組み合わせおよび重量比で混
合するようにした以外は、実施例1〜13と同様にして
比較用の3種のポリカーボネート樹脂組成物を得た。
以上の実施例1〜13および比較例1〜7に係る各樹脂
組成物の性能を調べるために、各樹脂組成物を射出成形
機を用いて、厚さ3.0 mm 、幅125朋、長さ1
4σの短ざくおよび厚さ1.2 ttrt 、直径12
cr++の円板に成形した。短ざく状成形物を用いて熱
変形温度を、円板状成形物を用いて光線透過率および複
屈折を、それぞれっぎの方法で測定した。結果は、後記
の第3表に併記されるとおりであった。
組成物の性能を調べるために、各樹脂組成物を射出成形
機を用いて、厚さ3.0 mm 、幅125朋、長さ1
4σの短ざくおよび厚さ1.2 ttrt 、直径12
cr++の円板に成形した。短ざく状成形物を用いて熱
変形温度を、円板状成形物を用いて光線透過率および複
屈折を、それぞれっぎの方法で測定した。結果は、後記
の第3表に併記されるとおりであった。
〈光線透過率〉
ヘーズメーター[スガ試験機■製HG M −2K ]
を用い、プラスチックの光学的特性試験法J 、I 5
K−7105に従い測定した。
を用い、プラスチックの光学的特性試験法J 、I 5
K−7105に従い測定した。
〈複 屈 折〉
偏光顕微鏡[日本光学工業■製XTP−11]を用い、
(光源:He−Neレーザー光線)セナルモンコンペン
セーター法にてリターデーションヲ測定した。
(光源:He−Neレーザー光線)セナルモンコンペン
セーター法にてリターデーションヲ測定した。
く熱変形温度〉
ASTM D648に従い、18.6Kg/fflの
荷重で測定した。
荷重で測定した。
第3表の結果より明らかなように、この発明のポリカー
ボネート樹脂組成物は、光線透過率が良好で複屈折が小
さく、熱変形温度も好ましいものであることがわかる。
ボネート樹脂組成物は、光線透過率が良好で複屈折が小
さく、熱変形温度も好ましいものであることがわかる。
Claims (1)
- (1)A)芳香族ポリカーボネート樹脂50〜97重量
%と、B)芳香族ビニル単量体58〜88重量%とアク
リロニトリルおよび/またはメタクリロ ニトリル40〜12重量%とこれらと共重 合可能なビニル単量体30〜0重量%とを 共重合させてなる芳香族ビニル系共重合樹 脂50〜3重量% とからなる樹脂分を必須成分として含むことを特徴とす
るポリカーボネート樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61118539A JPS62275155A (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61118539A JPS62275155A (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62275155A true JPS62275155A (ja) | 1987-11-30 |
Family
ID=14739097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61118539A Pending JPS62275155A (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62275155A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022151565A (ja) * | 2021-03-26 | 2022-10-07 | 三菱ケミカル株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及びこれを成形してなる成形品 |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP61118539A patent/JPS62275155A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022151565A (ja) * | 2021-03-26 | 2022-10-07 | 三菱ケミカル株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及びこれを成形してなる成形品 |
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