JPS6228963B2 - - Google Patents
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- JPS6228963B2 JPS6228963B2 JP56105443A JP10544381A JPS6228963B2 JP S6228963 B2 JPS6228963 B2 JP S6228963B2 JP 56105443 A JP56105443 A JP 56105443A JP 10544381 A JP10544381 A JP 10544381A JP S6228963 B2 JPS6228963 B2 JP S6228963B2
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- dihalide
- esters
- magnesium
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F10/00—Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F4/00—Polymerisation catalysts
- C08F4/02—Carriers therefor
- C08F4/022—Magnesium halide as support anhydrous or hydrated or complexed by means of a Lewis base for Ziegler-type catalysts
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
本発明は新しい触媒を使用するアルフアーオレ
フイン類の立体規則性重合方法に関するものであ
る。 特に、本発明はプロピレンを高パーセントのア
イソタクチツク重合体を含有する結晶性ポリプロ
ピレンに重合することに関する。本発明方法にお
いて使用する触媒はプロピレンの立体規則性重合
に適するばかりでなくブテン―1,n―ペンテン
―1,4―メチルペンテン―1,3―メチルペン
テン―1および同様のアルフア―オレフインを立
体規則的に重合するに適する。 また本発明方法において使用する触媒は低パー
セントのエチレンの存在においてプロピレンを重
合することによつて低温度で耐脆弱性の改良され
た特性を有するアイソタクチツクポリプロピレン
を主として製造するにも適する。エチレンはプロ
ピレン重合中またはプロピレン重合の終りに添加
することができる。重合体に存在する重合したエ
チレンは一般に1〜15重量%である。 特別の特性として、この新しい触媒は著しい立
体特異性と共に高活性を示す。 この特性とその活性が重合方法中に分子量調節
剤として水素の存在により著しく減少されること
がない事実のためにこれらの新しい触媒は重合体
を触媒残渣から精製するのに従来必要である厄介
な処理を避けしめるかあるいは少くとも著しく簡
略化し得る。 本出願人は前の特許出願において、特定の担持
された触媒により主として結晶性アイソタクチツ
クあるいは主として無定形のアタツクチツク重合
体にアルフアーオレフインを選択的に重合する方
法を記載した。そこに記載された色々の種類の触
媒の中で主としてアイソタクチツクのポリアルフ
アーオレフインを製造するに最も適したものは適
切なエーテルあるいはアミンと複合され、かつ無
水塩化マグネシウム(またはMgCl2とアルカリ金
属およびアルカリ土類金属の化合物との混合物)
上に担持された塩化チタンとアルミニウム・トリ
アルキルを出発原料として製造される。 プロピレンの重合の場合には、ジアミンとの
Ti複合体から製造した上述の触媒系を用いかつ
適切な量の不活性溶剤の存在で操作して多くて65
〜70%までのアイソタクチツク重合体を含有する
結晶性ポリプロピレンしか得ることができない。 しかしながら、これらの結晶も、Mgの2ハロ
ゲン化物を担体として使用しなかつた場合の触媒
は僅かに活性かあるいは活性がないことを考える
ならば非常に一層予期せぬ驚くべきことである。 本発明においてはこゝに驚くべきことには、ア
ルフアーオレフインを以下に定義する触媒の存在
において重合することによつて前記の特許出願に
記載されかつ本発明の触媒において使用するのと
同じTi複合体から製造した触媒を以て得ること
ができる重合体のアイソタクチツク含量よりも著
しく高いアイソタクチツク含量の重合体を高収率
で得ることができることを認めた。 (a) 脂肪族または脂環式カルボン酸のエステル、
ケトアルコキシまたはアミノ酸のエステル、お
よびオキシ無機酸のエステルの群から選ばれた
電子供与化合物(またはルイス塩基)を、アル
ミニウム―トリアルキル化合物に1モルのアル
ミニウム―トリアルキル化合物当り0.05〜1モ
ルの量で接触させることによつて得られる付加
反応生成物と、 (b) ハロゲン化した3価または4価のチタン化合
物と、マグネシウムの無水ジハライドからなる
かあるいはマグネシウムの無水ジハライドを含
有する担体とを接触させることによつて得られ
る生成物であつて、前記マグネシウムの無水ジ
ハライド、前記担体および前記生成物は3m2/
gを超える表面積を有することを特色とし、か
つ前記マグネシウムの無水ジハライドおよび前
記生成物はそのX線粉末スペクトルにおいて3
m2/g以下の表面積を有する通常の非活性マグ
ネシウムジハライドのX線粉末スペクトルの最
も強い回折線が拡げられていることを特色と
し、更に前記生成物はそれに存在するチタン化
合物が金属チタンとして表わして触媒中に結合
した形で存在する電子供与化合物の全量の1モ
ル当り0.3グラム原子より少いことを特色とす
るもの、 との反応生成物である。 物質(a)に示した電子供与化合物とアルキル―ア
ルミニウム化合物との「附加反応生成物」とは電
子供与化合物とアルミニウム―アルキル化合物と
の複合体から形成されるかあるいはそれを含有す
る生成物を意味する。 この付加反応生成物中には、使用した全ての電
子供与化合物はアルキル―アルミニウム化合物と
結合した形で存在する。そして、電子供与化合物
はアルキル―アルミニウム化合物とモル比1:1
で反応結合することから、付加反応生成物中に含
まれる結合形のアルキルアルミニウムのモル数
は、適用した電子供与化合物のモル数に等しい。 本発明において成分(a)を用いるのに用いるエス
テルは、芳香族のモノ及びポリカルボン酸のエス
テルを除いたオキシ有機酸及びオキシ無機酸のエ
ステルであり、使用することができるエステル類
の実例は、脂肪族または脂環式モノおよびポリカ
ルボン酸のエステル類;ケトアルコキシまたはア
ミノ酸のエステル類;炭酸、亜燐酸、硫酸、燐酸
および珪酸の如き無機酸のエステル類である。 特別の化合物の例は、エチルアセテート、エチ
ル・プロピオネート、エチルシクロヘキサノエー
ト、エチル・ピバレート、エチル―N,N―ジエ
チル―カルバメート、ジエチル・カーボネート、
ジエチルサルフエート、ジメチルマレエート、エ
チルベンゼンスルホネートである。 成分(a)における好ましいモル比(エステル/
Al有機化合物)は1より低く、一般に0.3〜0.5の
範囲である。 次のアルミニウム―トリアルキル化合物は成分
(a)を製造するのに特に適する。 Al(C2H5)3,Al(CH3)3,Al(nC3H7)3,Al
(iC4H9)3 他のAl―トリアルキルの例は、
フイン類の立体規則性重合方法に関するものであ
る。 特に、本発明はプロピレンを高パーセントのア
イソタクチツク重合体を含有する結晶性ポリプロ
ピレンに重合することに関する。本発明方法にお
いて使用する触媒はプロピレンの立体規則性重合
に適するばかりでなくブテン―1,n―ペンテン
―1,4―メチルペンテン―1,3―メチルペン
テン―1および同様のアルフア―オレフインを立
体規則的に重合するに適する。 また本発明方法において使用する触媒は低パー
セントのエチレンの存在においてプロピレンを重
合することによつて低温度で耐脆弱性の改良され
た特性を有するアイソタクチツクポリプロピレン
を主として製造するにも適する。エチレンはプロ
ピレン重合中またはプロピレン重合の終りに添加
することができる。重合体に存在する重合したエ
チレンは一般に1〜15重量%である。 特別の特性として、この新しい触媒は著しい立
体特異性と共に高活性を示す。 この特性とその活性が重合方法中に分子量調節
剤として水素の存在により著しく減少されること
がない事実のためにこれらの新しい触媒は重合体
を触媒残渣から精製するのに従来必要である厄介
な処理を避けしめるかあるいは少くとも著しく簡
略化し得る。 本出願人は前の特許出願において、特定の担持
された触媒により主として結晶性アイソタクチツ
クあるいは主として無定形のアタツクチツク重合
体にアルフアーオレフインを選択的に重合する方
法を記載した。そこに記載された色々の種類の触
媒の中で主としてアイソタクチツクのポリアルフ
アーオレフインを製造するに最も適したものは適
切なエーテルあるいはアミンと複合され、かつ無
水塩化マグネシウム(またはMgCl2とアルカリ金
属およびアルカリ土類金属の化合物との混合物)
上に担持された塩化チタンとアルミニウム・トリ
アルキルを出発原料として製造される。 プロピレンの重合の場合には、ジアミンとの
Ti複合体から製造した上述の触媒系を用いかつ
適切な量の不活性溶剤の存在で操作して多くて65
〜70%までのアイソタクチツク重合体を含有する
結晶性ポリプロピレンしか得ることができない。 しかしながら、これらの結晶も、Mgの2ハロ
ゲン化物を担体として使用しなかつた場合の触媒
は僅かに活性かあるいは活性がないことを考える
ならば非常に一層予期せぬ驚くべきことである。 本発明においてはこゝに驚くべきことには、ア
ルフアーオレフインを以下に定義する触媒の存在
において重合することによつて前記の特許出願に
記載されかつ本発明の触媒において使用するのと
同じTi複合体から製造した触媒を以て得ること
ができる重合体のアイソタクチツク含量よりも著
しく高いアイソタクチツク含量の重合体を高収率
で得ることができることを認めた。 (a) 脂肪族または脂環式カルボン酸のエステル、
ケトアルコキシまたはアミノ酸のエステル、お
よびオキシ無機酸のエステルの群から選ばれた
電子供与化合物(またはルイス塩基)を、アル
ミニウム―トリアルキル化合物に1モルのアル
ミニウム―トリアルキル化合物当り0.05〜1モ
ルの量で接触させることによつて得られる付加
反応生成物と、 (b) ハロゲン化した3価または4価のチタン化合
物と、マグネシウムの無水ジハライドからなる
かあるいはマグネシウムの無水ジハライドを含
有する担体とを接触させることによつて得られ
る生成物であつて、前記マグネシウムの無水ジ
ハライド、前記担体および前記生成物は3m2/
gを超える表面積を有することを特色とし、か
つ前記マグネシウムの無水ジハライドおよび前
記生成物はそのX線粉末スペクトルにおいて3
m2/g以下の表面積を有する通常の非活性マグ
ネシウムジハライドのX線粉末スペクトルの最
も強い回折線が拡げられていることを特色と
し、更に前記生成物はそれに存在するチタン化
合物が金属チタンとして表わして触媒中に結合
した形で存在する電子供与化合物の全量の1モ
ル当り0.3グラム原子より少いことを特色とす
るもの、 との反応生成物である。 物質(a)に示した電子供与化合物とアルキル―ア
ルミニウム化合物との「附加反応生成物」とは電
子供与化合物とアルミニウム―アルキル化合物と
の複合体から形成されるかあるいはそれを含有す
る生成物を意味する。 この付加反応生成物中には、使用した全ての電
子供与化合物はアルキル―アルミニウム化合物と
結合した形で存在する。そして、電子供与化合物
はアルキル―アルミニウム化合物とモル比1:1
で反応結合することから、付加反応生成物中に含
まれる結合形のアルキルアルミニウムのモル数
は、適用した電子供与化合物のモル数に等しい。 本発明において成分(a)を用いるのに用いるエス
テルは、芳香族のモノ及びポリカルボン酸のエス
テルを除いたオキシ有機酸及びオキシ無機酸のエ
ステルであり、使用することができるエステル類
の実例は、脂肪族または脂環式モノおよびポリカ
ルボン酸のエステル類;ケトアルコキシまたはア
ミノ酸のエステル類;炭酸、亜燐酸、硫酸、燐酸
および珪酸の如き無機酸のエステル類である。 特別の化合物の例は、エチルアセテート、エチ
ル・プロピオネート、エチルシクロヘキサノエー
ト、エチル・ピバレート、エチル―N,N―ジエ
チル―カルバメート、ジエチル・カーボネート、
ジエチルサルフエート、ジメチルマレエート、エ
チルベンゼンスルホネートである。 成分(a)における好ましいモル比(エステル/
Al有機化合物)は1より低く、一般に0.3〜0.5の
範囲である。 次のアルミニウム―トリアルキル化合物は成分
(a)を製造するのに特に適する。 Al(C2H5)3,Al(CH3)3,Al(nC3H7)3,Al
(iC4H9)3 他のAl―トリアルキルの例は、
【式】Al
(C12H25)3
触媒の成分(a)は種々の方法により得ることがで
きる。好ましいものは成分(b)と接触する前に適切
なモル比においてエステルとアルミニウム有機化
合物と予め反応させるにある。一搬に出発するモ
ル比エステル/アルミニウム有機化合物は0.05〜
1の間に変動する。 本発明による触媒を製造するに適する活性形に
おけるMgのジハライド(以下単にハロゲン化物
ともいう)を同時に得ることができる成分(a)を製
造する他の適正な方法は、Mgのハロゲン化物と
前記オキシ有機酸およびオキシ無機酸のエステル
との間の付加化合物をアルミニウム・トリアルキ
ル/エステルのモル比が1より大きい量で使用し
たAl―トリアルキルと反応させることからな
る。 他の方法によれば、成分(a)はアルミニウム―ト
リアルキル化合物と成分(b)と反応させ、ついでエ
ステルを成分(a)を形成するに適する量で添加する
ことによつてその場所に形成される。 成分(b)を製造するに使用できる電子供与化合物
は成分(a)の製造について既に示したのと同じエス
テルであるかあるいは相違する化合物であり得
る。また、この場合に、ハロゲン化Ti化合物と
複合体を与え得る電子供与化合物は成分(b)を製造
するに適する。 電子供与化合物の例は、N,N,N′,N′―テ
トラメチルエチレンジアミン、ベラトロール、エ
チル・ベンゾエート、アセトン、2,5―ヘキサ
ンジオン、ジメチルマレエート、ジメチルマロエ
ート、テトラハイドロフルフリルメチルエーテ
ル、ニトロベンゼン、ジエチル・カーボネート、
アセトフエノン、1,2,4―トリメチル・ピペ
ラジン、エチル・アセテートである。 ジアミンとオキシ有機酸またはオキシ無機酸の
エステル類は触媒の活性と立体規則性の両者に関
して特に適当な結果を与える。使用し得るTi化
合物は3または4価のTiの任意のハロゲン化化
合物である。なお、本発明でいう3価または4価
のチタン化合物とは、チタンとハロゲン原子から
なるチタンの3ハロゲン化物(トリハライド)ま
たは4ハロゲン化物(テトラハライド)およびこ
れらのチタンハロゲン化物と電子供与化合物との
複合体を意味するものと定義される。かゝる化合
物の例は、TiCl4,TiCl3,TiI4,Ti(OC3H7)
Cl3,Ti(OC4H9)2Cl2,3TiCl3,AlCl3,Ti〔O
―C(CH3)=CH―CO―CH3〕2Cl2,Ti〔N
(C2H5)2〕Cl3,Ti〔N(C6H5)2〕Cl3,Ti
(C6H5COO)Cl3,〔N(C4H9)4〕2TiCl6,〔N
(CH3)4〕Ti2Cl9,TiBr4,TiCl3OSO2C6H5,LiTi
(OC3H7)2Cl3などが挙げられる。 また触媒成分(b)は色々の方法で製造することが
できる。好ましいこれらの方法の1つは、予め活
性化した形で存在し得るMgのハロゲン化物を塩
基と予め複合したTi化合物と接触し、その接触
を得られた生成物が3m2/g以上の表面積を有し
かつそのX線スペクトルが普通の活性化しない
Mgの2ハロゲン化物の最も強い回折線特性の拡
がりを示す条件の下で行うことにある。このこと
は、例えば、担体をTi化合物の存在で乾式粉砕
することによつて得ることができる。よい結果は
またTi化合物を3m2/g以上の表面積を有する
予め活性化したMgの2ハロゲン化物と共に単に
混合することによつて得られる。その場所でエス
テルとのTi複合体を形成させる他の方法によれ
ば、成分(a)を形成するに適するエステルを予め担
持したTi化合物にアルミニウム―アルキルを添
加する前または後に添加するにある。 Ti付加化合物の例は、TiCl4・
C6H5COOC2H5;TiCl4・2C6H5COOC2H5,
TiCl4・pCH3OC6H4COOC2H5;TiCl4・
C6H5NO2;TiCl3(CH3)2N―(CH2)2NH
(CH3)2;TiCl4(CH3)2N(CH2)2N(CH3)2;
TiCl4・CH3COC2H5;TiCl4・2C4H3O;TiCl3・
C6H5COOC2H5である。 担体上に存在するTi化合物の量は一般に金属
チタンとして表わして0.1〜10重量%の範囲であ
る。 金属Tiとして表わして触媒中に存在するTi化
合物の量は触媒中に結合した形で存在する電子供
与化合物の全量の1モル当り0.3グラム原子より
以下であり、なるべく前記の量は0.1グラム原子
以下である。更に、特に0.05〜0.005グラム原子
である。 Al/Tiモル比は一般に10〜1000である。活性
形のMgの2ハロゲン化合物については3m2/g
を超える表面積を有するMgの2ハロゲン化合物
およびX線粉末スペクトルが普通の非活性Mgの
2ハロゲン化物の最も強い回折線特性の拡がりを
示す2ハロゲン化物を言うものである。 なお、普通の非活性Mgの2ハロゲン化物と
は、表面積が3m2/gを超えないもの、換言すれ
ば表面積が3m2/g以下のMgの2ハロゲン化物
をいう。また普通の非活性Mgの2ハロゲン化物
のX線粉末スペクトルとは表面積が3m2/gを超
えないMgの2ハロゲン化物について粉末スペク
トルをいう。Mgの2塩化物および2臭化物とそ
の回折線の位置に関するこのスペクトルは、
ASTM3―0854および15―836においてそれぞれ
定義されているスペクトルに対応する。Mgの2
塩化物のスペクトルの最も強い回折線は、レテイ
キユラーデイスタンス(reticular distance)が
それぞれ5.85,2.96,2.56および1.82(オングス
トローム)の個所に現われる。Mgの2臭化物の
スペクトルの場合には、その最も強い回折線は、
レテイキユラーデイスタンスがそれぞれ3.13,
2.93および1.91(オングストローム)の個所に現
われる。そして、活性化Mgの2ハロゲン化物の
最も強い回折線が拡げられるという表現は、普通
の非活性Mgの2ハロゲン化物のスペクトルの最
も強い回折線の半ピークの幅に対する活性化Mg
の2ハロゲン化物のスペクトルの最も強い回折線
の幅の比が1より大きいことを意味する。活性形
のMgの2ハロゲン化物は色々の方法で製造する
ことができる。適正な方法はアルコール、エーテ
ルまたは他の有機溶剤にハロゲン化物を溶解し、
ついで多量の溶剤を迅速蒸発により除去し、つい
でその除去を減圧下および一般に100℃以上、特
に150〜500℃の温度で完了することにある。活性
型のMgのハロゲン化物は非常に細かい粉砕によ
りおよび一般に担体の粒子が摩擦力および/ある
いは剪断力の作用に供せられる任意の他の物理的
方法によつても得ることができる。他の方法は水
和したMgのハロゲン化物とアルミニウム―トリ
アルキル化合物、特にAl―トリイソブチルと
を、Al―トリアルキルと金属ハロゲン化合物に
存在する水とのモル比(Al―トリアルキル/
H2O)が2に等しいかあるいは2より大きい条件
で反応させることにある。Mgのハロゲン化物を
活性化する好ましい方法は、公知の技術によつて
操作して非活性のMgのハロゲン化物を粉砕する
にある。粉砕はなるべく不活性稀釈剤の不存在で
乾燥状態にてボール・ミルで行うのが好ましい。
周期律表の第,,および族の元素の無水
化合物はそれから得られる触媒の活性を実質的に
減少せず重合体に対する高塩化物含量の悪い影響
を少くするかあるいはなすことすらすら利点を伴
つてMgのハロゲン化物に添加することができ
る。 触媒活性の実質的な変化を避けるために第1,
,および族の前記金属はMgのハロゲン化
物と実質的に相互反応してはならない。使用でき
る前記化合物の代表的な例は、LiCl,CaCO3,
CaCl2,SrCl2,BaCl2,Na2SO4,Na2CO3,
TiO2,Na2B4O7,Ca3(PO4)4,CaSO4,
BaCO3,Al2(SO4)3,B2O3,Al2O3,SiO2などで
ある。 得られる触媒の活性を実質的に変えることなし
にMgのハロゲン化物に配合することができるこ
れらの物質の量は、例えば30〜90重量%である広
範囲で変動することができる。既に述べた如く、
Mgの活性化した無水2ハロゲン化物からなるか
あるいはそれを含む担体の表面積は3m2/gより
大きい。よい結果は20〜30m2/gの範囲の表面積
を以て得られる。 また本発明においては、プロピレンの重合は実
質的に不活性稀釈剤の不存在で、得られる重合体
のアイソタクチツク率を相当に減少することなし
に液相にて行うことができることを認めた。この
結果は予期されぬ驚くべきことである。その理由
は本出願人の前に示した特許出願に記載せられる
方法により操作すればそこに記載された触媒の立
体特異性は重合を液体プロピレン中にて行うとき
著しく減少されるからである。 液体プロピレンの使用は、他方において不活性
稀釈剤の存在で行う方法に関しては重合反応器の
得られる高い1時間当りの出来高を以て重合率を
増加させ得る。 新しい触媒によりアルフアーオレフインの重合
が行われる条件は業界で知られている条件であ
る。重合は−80〜+150℃、なるべく40〜100℃の
範囲の温度で大気圧より高いアルフアーオレフイ
ンの分圧で操作して行われる。重合は不活性稀釈
剤の存在または不存在で液相であるいはガス相で
行うことができる。アルフアーオレフインは一般
にCH2=CHR〔式中Rは1〜6個の炭素原子を
有するアルキル基である〕のオレフインである。
プロピレン、ブテン―1,4―メチルペンテン―
1はアルフアーオレフインの例である。前述の如
く本法はアルフアーオレフインと少量のエチレン
との混合物を重合するのに用いることができる。 不活性稀釈剤の例は、ヘキサン、n―ヘプタン
の如きC4〜C8の脂肪族炭化水素、シクロヘキサ
ンの如きシクロ脂肪族炭化水素およびベンゼン、
トルエン、キシレンの如き芳香族炭化水素であ
る。 また重合中の重合体の分子量の調節は例えばア
ルキル・ハライド、ZnまたはCdの有機金属化合
物または水素の存在で操作して公知の方法により
行われる。既に述べたように、本発明方法におい
て分子量調節剤として水素を存在することは触媒
の活性および/または立体特異性を減少すること
はない。 次に本発明を実施例を挙げて具体的に説明す
る。ただし、本発明は実施例のみにより限定され
るものではない。特に示さない限り、実施例に示
したパーセントは重量によるものであり、重合体
の固有粘度ηinは100cm3溶剤中0.25g重合体の濃
度を用いて135℃にてテトラリン中で測定した。
また、各実施例においては、特記されない限り、
出発物質として用いた非活性の無水MgCl2は表面
積0.5m2/gを有するものであり、そしてその回
折線の位置に関するX線スペクトルはASTM3―
0854に定義されているものに対応する。 実施例 1 無水MgCl2と450℃で真空中で乾燥したB2O3の
等しい部数の混合を予めボールミルにて120時間
粉砕したものの9.1156gを窒素雰囲気中で110時
間ボールミルを用いて1:1モル複合体TiCl4・
CH3CH2COOC2H5の2.0345gと同時粉砕する。 かくて得られた生成物(表面積3.6m2/g)の
0.054g(3重量%のTiを含有する)を、50mlの
n―ヘプタン中で、0.665gのAl(C2H5)3と0.177
gのエチル・プロピオネートとを反応させること
によつて予め製造した溶液に懸濁し、得られた懸
濁液を65℃に加熱し、2の水素と500gのプロ
ピレンとを容れた2のオートクレーブに噴入す
る。5時間の重合ののち、重合を中断し、23gの
重合体が分離され、これは14200g重合体/g使
用チタンに相当する。沸騰n―ヘプタンによる抽
出残渣は65%である。粗製重合体の固有粘土は
1.74dl/gである。 実施例 2 無水MgCl2および第1表に示すTiCl4と電子供
与化合物との複合体をボールミルを用いて窒素雰
囲気の下にて16時間粉砕する。粉砕した生成物の
表面積はいずれも3m2/g以上である。生成物の
X線スペクトルはMgCl2の最も強い回折線特性の
拡がりを示す。即ち、粉砕生成物のX線スペクト
ルに現われる、レテイキユラーデイスタンスが
5.85,2.96,2.56および1.86(オングストロー
ム)における回折線の半ピークの幅と、原料とし
て用いたMgCl2のスペクトルの対応する回折線の
半ピーク幅との比Rは、いずれも1を超えてい
る。 かくして得られた混合物を50cm3の無水n―ヘプ
タン中のAl(C2H5)3と第1表に示した電子供与
化合物の溶液(室温で予め作りこの温度に5分間
保持する)中に懸濁し、かくして得られた懸濁液
を無水アルゴンの圧力下で磁気撹拌機を有し、65
℃の温度に加熱し、500gの無水プロピレンを容
れた2容積を有するステンレス鋼製オートクレ
ーブに噴入する。6時間後撹拌を中断し、非重合
プロピレンを排出し、白色粉末生成物をオートク
レーブから取出す。このようにして得たTiの1
g当りの重合体の収量、沸騰n―ヘプタン抽出残
渣、および粗製重合体の固有粘度を第1表に示
す。
きる。好ましいものは成分(b)と接触する前に適切
なモル比においてエステルとアルミニウム有機化
合物と予め反応させるにある。一搬に出発するモ
ル比エステル/アルミニウム有機化合物は0.05〜
1の間に変動する。 本発明による触媒を製造するに適する活性形に
おけるMgのジハライド(以下単にハロゲン化物
ともいう)を同時に得ることができる成分(a)を製
造する他の適正な方法は、Mgのハロゲン化物と
前記オキシ有機酸およびオキシ無機酸のエステル
との間の付加化合物をアルミニウム・トリアルキ
ル/エステルのモル比が1より大きい量で使用し
たAl―トリアルキルと反応させることからな
る。 他の方法によれば、成分(a)はアルミニウム―ト
リアルキル化合物と成分(b)と反応させ、ついでエ
ステルを成分(a)を形成するに適する量で添加する
ことによつてその場所に形成される。 成分(b)を製造するに使用できる電子供与化合物
は成分(a)の製造について既に示したのと同じエス
テルであるかあるいは相違する化合物であり得
る。また、この場合に、ハロゲン化Ti化合物と
複合体を与え得る電子供与化合物は成分(b)を製造
するに適する。 電子供与化合物の例は、N,N,N′,N′―テ
トラメチルエチレンジアミン、ベラトロール、エ
チル・ベンゾエート、アセトン、2,5―ヘキサ
ンジオン、ジメチルマレエート、ジメチルマロエ
ート、テトラハイドロフルフリルメチルエーテ
ル、ニトロベンゼン、ジエチル・カーボネート、
アセトフエノン、1,2,4―トリメチル・ピペ
ラジン、エチル・アセテートである。 ジアミンとオキシ有機酸またはオキシ無機酸の
エステル類は触媒の活性と立体規則性の両者に関
して特に適当な結果を与える。使用し得るTi化
合物は3または4価のTiの任意のハロゲン化化
合物である。なお、本発明でいう3価または4価
のチタン化合物とは、チタンとハロゲン原子から
なるチタンの3ハロゲン化物(トリハライド)ま
たは4ハロゲン化物(テトラハライド)およびこ
れらのチタンハロゲン化物と電子供与化合物との
複合体を意味するものと定義される。かゝる化合
物の例は、TiCl4,TiCl3,TiI4,Ti(OC3H7)
Cl3,Ti(OC4H9)2Cl2,3TiCl3,AlCl3,Ti〔O
―C(CH3)=CH―CO―CH3〕2Cl2,Ti〔N
(C2H5)2〕Cl3,Ti〔N(C6H5)2〕Cl3,Ti
(C6H5COO)Cl3,〔N(C4H9)4〕2TiCl6,〔N
(CH3)4〕Ti2Cl9,TiBr4,TiCl3OSO2C6H5,LiTi
(OC3H7)2Cl3などが挙げられる。 また触媒成分(b)は色々の方法で製造することが
できる。好ましいこれらの方法の1つは、予め活
性化した形で存在し得るMgのハロゲン化物を塩
基と予め複合したTi化合物と接触し、その接触
を得られた生成物が3m2/g以上の表面積を有し
かつそのX線スペクトルが普通の活性化しない
Mgの2ハロゲン化物の最も強い回折線特性の拡
がりを示す条件の下で行うことにある。このこと
は、例えば、担体をTi化合物の存在で乾式粉砕
することによつて得ることができる。よい結果は
またTi化合物を3m2/g以上の表面積を有する
予め活性化したMgの2ハロゲン化物と共に単に
混合することによつて得られる。その場所でエス
テルとのTi複合体を形成させる他の方法によれ
ば、成分(a)を形成するに適するエステルを予め担
持したTi化合物にアルミニウム―アルキルを添
加する前または後に添加するにある。 Ti付加化合物の例は、TiCl4・
C6H5COOC2H5;TiCl4・2C6H5COOC2H5,
TiCl4・pCH3OC6H4COOC2H5;TiCl4・
C6H5NO2;TiCl3(CH3)2N―(CH2)2NH
(CH3)2;TiCl4(CH3)2N(CH2)2N(CH3)2;
TiCl4・CH3COC2H5;TiCl4・2C4H3O;TiCl3・
C6H5COOC2H5である。 担体上に存在するTi化合物の量は一般に金属
チタンとして表わして0.1〜10重量%の範囲であ
る。 金属Tiとして表わして触媒中に存在するTi化
合物の量は触媒中に結合した形で存在する電子供
与化合物の全量の1モル当り0.3グラム原子より
以下であり、なるべく前記の量は0.1グラム原子
以下である。更に、特に0.05〜0.005グラム原子
である。 Al/Tiモル比は一般に10〜1000である。活性
形のMgの2ハロゲン化合物については3m2/g
を超える表面積を有するMgの2ハロゲン化合物
およびX線粉末スペクトルが普通の非活性Mgの
2ハロゲン化物の最も強い回折線特性の拡がりを
示す2ハロゲン化物を言うものである。 なお、普通の非活性Mgの2ハロゲン化物と
は、表面積が3m2/gを超えないもの、換言すれ
ば表面積が3m2/g以下のMgの2ハロゲン化物
をいう。また普通の非活性Mgの2ハロゲン化物
のX線粉末スペクトルとは表面積が3m2/gを超
えないMgの2ハロゲン化物について粉末スペク
トルをいう。Mgの2塩化物および2臭化物とそ
の回折線の位置に関するこのスペクトルは、
ASTM3―0854および15―836においてそれぞれ
定義されているスペクトルに対応する。Mgの2
塩化物のスペクトルの最も強い回折線は、レテイ
キユラーデイスタンス(reticular distance)が
それぞれ5.85,2.96,2.56および1.82(オングス
トローム)の個所に現われる。Mgの2臭化物の
スペクトルの場合には、その最も強い回折線は、
レテイキユラーデイスタンスがそれぞれ3.13,
2.93および1.91(オングストローム)の個所に現
われる。そして、活性化Mgの2ハロゲン化物の
最も強い回折線が拡げられるという表現は、普通
の非活性Mgの2ハロゲン化物のスペクトルの最
も強い回折線の半ピークの幅に対する活性化Mg
の2ハロゲン化物のスペクトルの最も強い回折線
の幅の比が1より大きいことを意味する。活性形
のMgの2ハロゲン化物は色々の方法で製造する
ことができる。適正な方法はアルコール、エーテ
ルまたは他の有機溶剤にハロゲン化物を溶解し、
ついで多量の溶剤を迅速蒸発により除去し、つい
でその除去を減圧下および一般に100℃以上、特
に150〜500℃の温度で完了することにある。活性
型のMgのハロゲン化物は非常に細かい粉砕によ
りおよび一般に担体の粒子が摩擦力および/ある
いは剪断力の作用に供せられる任意の他の物理的
方法によつても得ることができる。他の方法は水
和したMgのハロゲン化物とアルミニウム―トリ
アルキル化合物、特にAl―トリイソブチルと
を、Al―トリアルキルと金属ハロゲン化合物に
存在する水とのモル比(Al―トリアルキル/
H2O)が2に等しいかあるいは2より大きい条件
で反応させることにある。Mgのハロゲン化物を
活性化する好ましい方法は、公知の技術によつて
操作して非活性のMgのハロゲン化物を粉砕する
にある。粉砕はなるべく不活性稀釈剤の不存在で
乾燥状態にてボール・ミルで行うのが好ましい。
周期律表の第,,および族の元素の無水
化合物はそれから得られる触媒の活性を実質的に
減少せず重合体に対する高塩化物含量の悪い影響
を少くするかあるいはなすことすらすら利点を伴
つてMgのハロゲン化物に添加することができ
る。 触媒活性の実質的な変化を避けるために第1,
,および族の前記金属はMgのハロゲン化
物と実質的に相互反応してはならない。使用でき
る前記化合物の代表的な例は、LiCl,CaCO3,
CaCl2,SrCl2,BaCl2,Na2SO4,Na2CO3,
TiO2,Na2B4O7,Ca3(PO4)4,CaSO4,
BaCO3,Al2(SO4)3,B2O3,Al2O3,SiO2などで
ある。 得られる触媒の活性を実質的に変えることなし
にMgのハロゲン化物に配合することができるこ
れらの物質の量は、例えば30〜90重量%である広
範囲で変動することができる。既に述べた如く、
Mgの活性化した無水2ハロゲン化物からなるか
あるいはそれを含む担体の表面積は3m2/gより
大きい。よい結果は20〜30m2/gの範囲の表面積
を以て得られる。 また本発明においては、プロピレンの重合は実
質的に不活性稀釈剤の不存在で、得られる重合体
のアイソタクチツク率を相当に減少することなし
に液相にて行うことができることを認めた。この
結果は予期されぬ驚くべきことである。その理由
は本出願人の前に示した特許出願に記載せられる
方法により操作すればそこに記載された触媒の立
体特異性は重合を液体プロピレン中にて行うとき
著しく減少されるからである。 液体プロピレンの使用は、他方において不活性
稀釈剤の存在で行う方法に関しては重合反応器の
得られる高い1時間当りの出来高を以て重合率を
増加させ得る。 新しい触媒によりアルフアーオレフインの重合
が行われる条件は業界で知られている条件であ
る。重合は−80〜+150℃、なるべく40〜100℃の
範囲の温度で大気圧より高いアルフアーオレフイ
ンの分圧で操作して行われる。重合は不活性稀釈
剤の存在または不存在で液相であるいはガス相で
行うことができる。アルフアーオレフインは一般
にCH2=CHR〔式中Rは1〜6個の炭素原子を
有するアルキル基である〕のオレフインである。
プロピレン、ブテン―1,4―メチルペンテン―
1はアルフアーオレフインの例である。前述の如
く本法はアルフアーオレフインと少量のエチレン
との混合物を重合するのに用いることができる。 不活性稀釈剤の例は、ヘキサン、n―ヘプタン
の如きC4〜C8の脂肪族炭化水素、シクロヘキサ
ンの如きシクロ脂肪族炭化水素およびベンゼン、
トルエン、キシレンの如き芳香族炭化水素であ
る。 また重合中の重合体の分子量の調節は例えばア
ルキル・ハライド、ZnまたはCdの有機金属化合
物または水素の存在で操作して公知の方法により
行われる。既に述べたように、本発明方法におい
て分子量調節剤として水素を存在することは触媒
の活性および/または立体特異性を減少すること
はない。 次に本発明を実施例を挙げて具体的に説明す
る。ただし、本発明は実施例のみにより限定され
るものではない。特に示さない限り、実施例に示
したパーセントは重量によるものであり、重合体
の固有粘度ηinは100cm3溶剤中0.25g重合体の濃
度を用いて135℃にてテトラリン中で測定した。
また、各実施例においては、特記されない限り、
出発物質として用いた非活性の無水MgCl2は表面
積0.5m2/gを有するものであり、そしてその回
折線の位置に関するX線スペクトルはASTM3―
0854に定義されているものに対応する。 実施例 1 無水MgCl2と450℃で真空中で乾燥したB2O3の
等しい部数の混合を予めボールミルにて120時間
粉砕したものの9.1156gを窒素雰囲気中で110時
間ボールミルを用いて1:1モル複合体TiCl4・
CH3CH2COOC2H5の2.0345gと同時粉砕する。 かくて得られた生成物(表面積3.6m2/g)の
0.054g(3重量%のTiを含有する)を、50mlの
n―ヘプタン中で、0.665gのAl(C2H5)3と0.177
gのエチル・プロピオネートとを反応させること
によつて予め製造した溶液に懸濁し、得られた懸
濁液を65℃に加熱し、2の水素と500gのプロ
ピレンとを容れた2のオートクレーブに噴入す
る。5時間の重合ののち、重合を中断し、23gの
重合体が分離され、これは14200g重合体/g使
用チタンに相当する。沸騰n―ヘプタンによる抽
出残渣は65%である。粗製重合体の固有粘土は
1.74dl/gである。 実施例 2 無水MgCl2および第1表に示すTiCl4と電子供
与化合物との複合体をボールミルを用いて窒素雰
囲気の下にて16時間粉砕する。粉砕した生成物の
表面積はいずれも3m2/g以上である。生成物の
X線スペクトルはMgCl2の最も強い回折線特性の
拡がりを示す。即ち、粉砕生成物のX線スペクト
ルに現われる、レテイキユラーデイスタンスが
5.85,2.96,2.56および1.86(オングストロー
ム)における回折線の半ピークの幅と、原料とし
て用いたMgCl2のスペクトルの対応する回折線の
半ピーク幅との比Rは、いずれも1を超えてい
る。 かくして得られた混合物を50cm3の無水n―ヘプ
タン中のAl(C2H5)3と第1表に示した電子供与
化合物の溶液(室温で予め作りこの温度に5分間
保持する)中に懸濁し、かくして得られた懸濁液
を無水アルゴンの圧力下で磁気撹拌機を有し、65
℃の温度に加熱し、500gの無水プロピレンを容
れた2容積を有するステンレス鋼製オートクレ
ーブに噴入する。6時間後撹拌を中断し、非重合
プロピレンを排出し、白色粉末生成物をオートク
レーブから取出す。このようにして得たTiの1
g当りの重合体の収量、沸騰n―ヘプタン抽出残
渣、および粗製重合体の固有粘度を第1表に示
す。
【表】
実施例 3
9.6gの無水MgCl2と0.405gのTiCl4をボールミ
ルを用いて16時間粉砕する。かくして得られた生
成物(表面積19m2/g)の0.1307gを50cm3のn―
ヘプタン中0.665gのAl(C2H5)3と0.272gのエチ
ル―N,N―ジエチルカルバメートの溶液中に懸
濁する。溶液は室温で製造しこの温度に10分間保
持する。かくして得られた懸濁液を無水アルゴン
の圧力下で2の容積を有し、撹拌機を設け、65
℃の温度に加熱し、かつ500gのプロピレンを容
れたステンレス鋼オートクレーブに噴入する。 5時間重合ののち、225gの重合体が得られ、
これは173.000g/gTiの収量に相当する。沸騰
n―ヘプタンによる抽出残渣は60%である。 実施例 4 TiCl4・安息香酸エチル錯体と無水MgCl2とを
窒素雰囲気下で40時間、ボールミルを用いて共粉
砕して共粉砕混合物を得た。この場合、無水
MgCl2は、共粉砕混合物中のTi含有量が5重量%
となるように加えた。一方、トリエチルアルミニ
ウム0.8mlおよびSi(OC2H5)40.52mlを無水n―ヘ
プタン50mlに溶解し、この溶液中に前記共粉砕混
合物78mg懸濁させた。得られた懸濁液を、無水n
―ヘプタン450mlを含む内容積1のステンレス
製オートクレーブ中に装入し、0.15気圧の水素、
次いでプロピレンを圧入し、全圧を5気圧とし
た。内容物を、圧力を5気圧に保ちながら、65℃
で5時間撹拌し、反応させた。その結果、乾燥後
の重量125gの白色粉状プロピレンを得た。これ
は、Ti1g当りのポリプロピレン収量32000gに
相当する。沸騰n―ヘプタン抽出残渣は91%、重
合体の固有粘度は1.75dl/gであつた。
ルを用いて16時間粉砕する。かくして得られた生
成物(表面積19m2/g)の0.1307gを50cm3のn―
ヘプタン中0.665gのAl(C2H5)3と0.272gのエチ
ル―N,N―ジエチルカルバメートの溶液中に懸
濁する。溶液は室温で製造しこの温度に10分間保
持する。かくして得られた懸濁液を無水アルゴン
の圧力下で2の容積を有し、撹拌機を設け、65
℃の温度に加熱し、かつ500gのプロピレンを容
れたステンレス鋼オートクレーブに噴入する。 5時間重合ののち、225gの重合体が得られ、
これは173.000g/gTiの収量に相当する。沸騰
n―ヘプタンによる抽出残渣は60%である。 実施例 4 TiCl4・安息香酸エチル錯体と無水MgCl2とを
窒素雰囲気下で40時間、ボールミルを用いて共粉
砕して共粉砕混合物を得た。この場合、無水
MgCl2は、共粉砕混合物中のTi含有量が5重量%
となるように加えた。一方、トリエチルアルミニ
ウム0.8mlおよびSi(OC2H5)40.52mlを無水n―ヘ
プタン50mlに溶解し、この溶液中に前記共粉砕混
合物78mg懸濁させた。得られた懸濁液を、無水n
―ヘプタン450mlを含む内容積1のステンレス
製オートクレーブ中に装入し、0.15気圧の水素、
次いでプロピレンを圧入し、全圧を5気圧とし
た。内容物を、圧力を5気圧に保ちながら、65℃
で5時間撹拌し、反応させた。その結果、乾燥後
の重量125gの白色粉状プロピレンを得た。これ
は、Ti1g当りのポリプロピレン収量32000gに
相当する。沸騰n―ヘプタン抽出残渣は91%、重
合体の固有粘度は1.75dl/gであつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重合を、 (a) 脂肪族または脂環式カルボン酸のエステル、
ケトアルコキシまたはアミノ酸のエステル、お
よびオキシ無機酸のエステルの群から選ばれた
電子供与化合物(またはルイス塩基)を、アル
ミニウム―トリアルキル化合物に1モルのアル
ミニウム―トリアルキル化合物当り0.05〜1モ
ルの量で接触させることによつて得られる付加
反応生成物と、 (b) ハロゲン化した3価または4価のチタン化合
物と、マグネシウムの無水ジハライドからなる
かあるいはマグネシウムの無水ジハライドを含
有する担体とを接触させることによつて得られ
る生成物であつて、前記マグネシウムの無水ジ
ハライド、前記担体および前記生成物は3m2/
gを超える表面積を有することを特色とし、か
つ前記マグネシウムの無水ジハライドおよび前
記生成物はそのX線粉末スペクトルにおいて3
m2/g以下の表面積を有する通常の非活性マグ
ネシウムジハライドのX線粉末スペクトルの最
も強い回折線が拡げられていることを特色と
し、更に前記生成物はそれに存在するチタン化
合物が金属チタンとして表わして触媒中に結合
した形で存在する電子供与化合物の全量の1モ
ル当り0.3グラム原子より少いことを特色とす
るもの、とから得られた触媒の存在で行うこと
を特徴とするアルフアーオレフインCH2=
CHR(式中Rは1〜6個の炭素原子を有する
アルキル基である)またはアルフアーオレフイ
ンとエチレンとの混合物の立体規則性重合方
法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT2627571 | 1971-06-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57119903A JPS57119903A (en) | 1982-07-26 |
| JPS6228963B2 true JPS6228963B2 (ja) | 1987-06-23 |
Family
ID=11219117
Family Applications (4)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP47063646A Pending JPS5239431B1 (ja) | 1971-06-25 | 1972-06-24 | |
| JP6364872A Pending JPS5323871B1 (ja) | 1971-06-25 | 1972-06-24 | |
| JP47063647A Pending JPS5236153B1 (ja) | 1971-06-25 | 1972-06-24 | |
| JP56105443A Granted JPS57119903A (en) | 1971-06-25 | 1981-07-06 | Stereoregular polymerization of alpha-olefins |
Family Applications Before (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP47063646A Pending JPS5239431B1 (ja) | 1971-06-25 | 1972-06-24 | |
| JP6364872A Pending JPS5323871B1 (ja) | 1971-06-25 | 1972-06-24 | |
| JP47063647A Pending JPS5236153B1 (ja) | 1971-06-25 | 1972-06-24 |
Country Status (27)
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|---|---|---|---|---|
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| US4107413A (en) | 1971-06-25 | 1978-08-15 | Montedison S.P.A. | Process for the stereoregular polymerization of alpha olefins |
| IT967867B (it) * | 1972-09-26 | 1974-03-11 | Montedison Spa | Procedimento per la polimerizzazio ne stereospecifica delle alfa ole fine |
| GB1492618A (en) * | 1974-02-01 | 1977-11-23 | Mitsui Petrochemical Ind | Process for preparing highly stereoregular polyolefins and catalyst used therefor |
| IT1005486B (it) * | 1974-02-15 | 1976-08-20 | Montedison Spa | Gomme termoplastiche e processo per la loro preparazione |
| US4157435A (en) | 1974-08-10 | 1979-06-05 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Process for preparing highly stereoregular polyolefins and catalyst used therefor |
| US4354010A (en) * | 1975-01-09 | 1982-10-12 | Imperial Chemical Industries Limited | Transition metal compound |
| IT1038179B (it) * | 1975-05-16 | 1979-11-20 | Montedison Spa | Procedimento di polimerizzazione di alfa olefine con almeno treatoni di carbonto |
| US4234710A (en) | 1976-07-08 | 1980-11-18 | Phillips Petroleum Company | Catalyst and a polymerization process employing the catalyst |
| IT1042180B (it) * | 1975-08-29 | 1980-01-30 | Montedison Spa | Polimeri e copolimeri cristallini del propolene e procedimento per la loro preparazione |
| IT1054410B (it) * | 1975-11-21 | 1981-11-10 | Mitsui Petrochemical Ind | Catalizzatori per la polimerizzazione delle alfa olefine |
| DK151969C (da) * | 1975-11-21 | 1988-07-11 | Montedison Spa | Fast katalysatorkomponent til anvendelse i katalysatorer til brug ved polymerisation af alfa-alkener |
| DE2553104A1 (de) * | 1975-11-26 | 1977-06-08 | Mitsui Petrochemical Ind | Verfahren zur herstellung einer auf einen traeger mit hoher leistungsfaehigkeit aufgebrachten katalysatorkomponente |
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