JPS6229457B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6229457B2 JPS6229457B2 JP53013210A JP1321078A JPS6229457B2 JP S6229457 B2 JPS6229457 B2 JP S6229457B2 JP 53013210 A JP53013210 A JP 53013210A JP 1321078 A JP1321078 A JP 1321078A JP S6229457 B2 JPS6229457 B2 JP S6229457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- styrene
- weight
- butadiene
- block copolymer
- polycarbonate resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、ポリカーボネート樹脂の熱可塑性の
改善に関するものであり、透明性、衝撃強度、耐
熱性及び成形加工性等に優れたポリカーボネート
系樹脂組成物を提供するものである。 従来、ポリカーボネート樹脂は耐熱性及び機械
的強度に優れたエンジニアリング・プラスチツク
として知られているが、樹脂の溶融粘度が高いの
で、充分な流動性を得るためには、成形温度300
℃程度を必要とし、特に、薄肉品の成形あるいは
複雑な形状の成形を行なう場合は、更に高温下で
の成形を必要とする。一般に、ポリカーボネート
樹脂は、高温下において、熱分解するので、熱酸
化によつて色相不良を起すほか、分子量の低下を
併発して、成形品の外観が不良となつたり強度が
低下等をするので好ましくない。ポリカーボネー
ト樹脂の熱分解を防止し、成形加工性の改良方法
として、ポリカーボネート樹脂に、共役ジエンと
芳香族ビニル化合物との共重合体を添加する方法
がある。(特開昭52―117940号)。この方法で用い
られる共重合体は、部分的に、または完全に水素
化されたセグメント重合体を包含し、又芳香族ビ
ニル化合物の含量が最大60重量%、好ましくは50
重量%である共重合体である。然しながら、芳香
族ビニル化合物の含有量が60重量%程度までの共
重合体では、ポリカーボネート樹脂とのブレンド
に際し、ゲル化現象を起し、得られた樹脂組成物
は、機械的強度及び透明性が低下する。 本発明者は、このような欠点を解消することを
目的としポリカーボネート樹脂の流動性の改良に
ついて研究を行つた結果、テーパードブロツク構
造をもちビニル芳香族炭化水素の含有量が70〜95
重量%であるビニル芳香族炭化水素と共役ジエン
とのブロツク共重合体をポリカーボネート樹脂に
配合したものは、流動性の改良はもとより、ポリ
カーボネート樹脂の透明性を維持しつつ、衝撃強
度を主とする機械的強度が著しく改善されること
を知見し、本発明を完成した。 本発明は、ポリカーボネート樹脂65〜95重量%
と、ビニル芳香族炭化水素の含有量が70〜95重量
%であつて、テーパードブロツク構造をもつビニ
ル芳香族炭化水素と共役ジエンとのブロツク共重
合体5〜35重量%とからなる樹脂組成物である。 以下、本発明の樹脂組成物について、さらに詳
しく説明する。 本発明に用いられるポリカーボネート樹脂は、
ポリ―4,4′―ジオキシジフエニル―2,2′―プ
ロパンカーボネートに代表される一般的なもの
で、特に限定されるものではないが、特に、メル
トフローインデツクスが5以上(280℃、2.16Kg
荷重)の低粘度タイプのものが好ましい。ビニル
芳香族炭化水素と共役ジエンとのブロツク共重合
体は、ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンを有機
リチウム系重合開始剤の存在下で、不活性溶媒中
で重合して得られるものであつて、共重合体中に
占めるビニル芳香族炭化水素の割合が、70〜95重
量%のものである。これらの中にはいろいろのも
のがあるが、特に、その構造中に少なくとも1つ
のテーパードブロツク構造を包含しているものは
ポリカーボネート樹脂とブレンドした場合ブレン
ド組成物の熱安定性が良好であり、更にブレンド
組成物の透明性及び衝撃強度が特にすぐれる。こ
こで、テーパードブロツク構造とは、共重合体鎖
中に在つて、ビニル芳香族炭化水素/共役ジエン
の比率が漸次変化するブロツク鎖から成る構造部
分を意味する。 このテーパードブロツク構造をもつ芳香族炭化
水素と共役ジエンとのブロツク共重合体は、通常
のアニオンリビング重合により容易に得ることが
できる。例えばスチレン―ブタジエンテーパード
ポリマーはスチレンモノマーとブタジエンモノマ
ーの混合物を重合系に投入することで所望の位置
にテーパード構造を得ることができる。例えばS
―B―BS―S構造(Sはスチレン連鎖を、Bは
ブタジエン連鎖を、そしてBSはブタジエン―ス
チレンのテーパード構造をそれぞれ示す。)の共
重体の場合、非極性溶媒中でアルキルリチウム触
媒を用い、先ずスチレンを重合容器に投入し重合
を完結させた後、スチレンとブタジエンの混合物
を重合容器に投入し重合させることにより得られ
る。 ビニル芳香族炭化水素としては、スチレン、α
―メチルスチレン等が使用され、一方共役ジエン
としては、ブタジエン、イソプレン、ピペリレン
等が用いられる。 本発明で使用される共重合体中に占めるビニル
芳香族炭化水素の割合が70重量%より少ないブロ
ツク共重合体は熱安定性の低下が著しく、ポリカ
ーボネート樹脂との配合に際し、ゲル化現象を起
し、機械的強度の低下及び透明性の低下を来し、
一方、95重量%より多い時はポリカーボネート樹
脂との相溶性が低下し、衝撃強度、引張り伸び等
の機械的性質の改善が期待出来ない。又本発明に
係る樹脂組成物中のブロツク共重合体の割合は、
5〜35重量%、好ましくは10〜30重量%の範囲に
於いて、衝撃強度及び引張り伸びに代表される機
械的物性の相乗効果が発揮される。 本発明の樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂
とブロツク共重合体とを溶融混合することによつ
て得られるが、その混合方法は特に限定されるも
のではなく、押出機、ロール、バンバリーミキサ
ー等によつて混合することが可能である。又、同
時に、安定剤、着色剤、滑剤、充填剤等の添加剤
を混合することができる。 本発明の樹脂組成物の加工方法として、射出成
型、押出成型、ブロー成型等のいずれの方法によ
つても成形することができるし、又、シート状の
ものは、真空成型、圧空成型等の方法によつて成
型することができる。 本発明樹脂組成物の用途は、すぐれた耐衝撃強
度、引張伸び硬度、耐熱性、透明性等の物性のい
ずれか又は同時に要求される分野に用いられる。 以下実施例をあげて本発明を更に説明する。 実施例 1 共重合体の製造 150の重合容器を窒素ガスにて十分乾燥し、
これに脱水した80のベンゼンと8.5Kgのスチレ
ンモノマーを仕込み、ついで重合開始剤として第
2級ブチルリチウムを108ミリモル添加し、重合
系の温度を40℃まで加温して、撹拌しながら重合
を行なつた。スチレンの重合が完結したのち3Kg
のブタジエンと8.5Kgのスチレンモノマーの混合
物を添加し重合させた。 得られた重合液は、少量のアルコールを添加し
重合を停止させたのちクラムホーマーによつて、
固液分離を行ないクラム状の共重合体を得た。こ
のようにして製造されたブロツク共重合体は、S
―B―BS―S構造(Sはスチレン連鎖を、Bは
ブタジエン連鎖を、そしてBSはブタジエン―ス
チレンのテーパード構造をそれぞれ示す。)のテ
ーパードブロツク共重合体であり、分子量は18.5
万であり、スチレン/ブタジエンの重量比は、仕
込みモノマー組成比に等しく85/15であつた。 樹脂組成物の製造 前記の方法で得られたブロツク共重合体と、
4,4′―ジオキシジフエニル―2,2′プロパンポ
リカーボネート(帝人化成社製商品名パンライト
L―1225)とを所定の割合で計量し、これらの混
合物に対して2,6―ジターシヤリ―ブチル―4
―メチルフエノールを0.5PHRおよびトリスノニ
ルフオスフアイトを0.5PHR添加後、ヘンシエル
ミサーにて十分混合したのち、40m/m押出機に
て、通常の方法によりペレツト化した。得られた
ペレツトを射出成型し試験片を作成し引張強度、
破断強度、伸び、アイゾツト衝撃強度、ビカツト
軟化点、メルトフローインデクス、ロツクウエル
硬度を測定した。また0.2m/m厚のプレスシー
トを製造し、シートの曇り度(HAZE)を測定し
た。これらの物性値を表の実験番号2〜9に示
す。ブロツク共重合体の含有率が5〜30重量%の
範囲に於いて伸びおよび衝撃強度に於いて著しい
相乗効果が認められた。なお実験番号1,2,
7,8,9,及び10は比較例である。 実施例 2 実施例1におけるS―B―S型ブロツク共重合
体の製造法に於いてスチレンとブタジエンの比率
を変化させた。スチレン含量97,94,90,80,
70,60,50の各重量%のポリマーを製造し、同様
の手法により物性測定した結果を表の実験番号10
〜16に示す。なお実験番号15及び16は比較例であ
る。 比較例 1 実施例1に於いてモノマーの仕込み手順を、ま
ず8.5Kgのスチレンモノマーを重合させたのち、
次いでブタジエンを3Kg添加重合させ、重合完結
後さらに8.5Kgのスチレンモノマーを重合させ
た。このようにして得られたブロツク共重合体は
S―B―S構造(Sはスチレン連鎖を、そしてB
はブタジエン連鎖をそれぞれ示す。)を有してお
り、ポリカーボネートとの配合比率を10/90,20/
80にした系についての評価を表の実験番号17,18
に示す。 実施例 3 実施例1で得られたブロツク共重合体と高粘度
タイプのポリカーボネート樹脂(帝人化成社商品
名パンライトK―1285および三菱瓦斯化学社商品
名コーピロンS―1000)とを20/80にブレンドし
た系の結果を表実験番号19,20にそれぞれ示す。 実施例 4 実施例1のブロツク共重合体の製法に於いて、
重合開始剤として第二級ブチルリチウムの代りに
ブタジエンオリゴマージリチウムを使用し、モノ
マーの仕込手順をまず、8.5Kgのスチレンを重合
させたのち、次いで、3Kgのブタジエンと8.5Kg
のスチレンの混合物を添加し重合完結させた。得
られたブロツク共重合体はS―SB―B―S―B
―BS―S型(Sはスチレン連鎖を、Bはブタジ
エン連鎖を、SBはスチレン―ブタジエンのテー
パード構造を、そしてBSはブタジエン―スチレ
ンのテーパード構造をそれぞれ示す。)のマルチ
ブロツク構造を有しており、実験番号5に準じて
評価した結果を表の実験番号21で示す。 実施例 5 実施例1に於けるブロツク共重合体の製法に於
いて、ブタジエンの代りにイソプレンを用いて得
られたS―I―IS―S型(Sスチレン連鎖を、I
はイソプレン連鎖を、そしてISはイソプレン―ス
チレンのテーパード構造をそれぞれ示す。)ブロ
ツクポリマーについて実験番号5に準じた結果を
表の実験番号22に示す。 比較例 2 実験番号5に於いてブロツク共重合体としてテ
ーパードブロツク構造をもたない分枝型ブロツク
ポリマー(フイリツプ社製商品名K―レジンKR
―01)を用いた結果を実験番号23に示す。更に比
較のためにKR―01単独の物性も実験番号24に示
す。
改善に関するものであり、透明性、衝撃強度、耐
熱性及び成形加工性等に優れたポリカーボネート
系樹脂組成物を提供するものである。 従来、ポリカーボネート樹脂は耐熱性及び機械
的強度に優れたエンジニアリング・プラスチツク
として知られているが、樹脂の溶融粘度が高いの
で、充分な流動性を得るためには、成形温度300
℃程度を必要とし、特に、薄肉品の成形あるいは
複雑な形状の成形を行なう場合は、更に高温下で
の成形を必要とする。一般に、ポリカーボネート
樹脂は、高温下において、熱分解するので、熱酸
化によつて色相不良を起すほか、分子量の低下を
併発して、成形品の外観が不良となつたり強度が
低下等をするので好ましくない。ポリカーボネー
ト樹脂の熱分解を防止し、成形加工性の改良方法
として、ポリカーボネート樹脂に、共役ジエンと
芳香族ビニル化合物との共重合体を添加する方法
がある。(特開昭52―117940号)。この方法で用い
られる共重合体は、部分的に、または完全に水素
化されたセグメント重合体を包含し、又芳香族ビ
ニル化合物の含量が最大60重量%、好ましくは50
重量%である共重合体である。然しながら、芳香
族ビニル化合物の含有量が60重量%程度までの共
重合体では、ポリカーボネート樹脂とのブレンド
に際し、ゲル化現象を起し、得られた樹脂組成物
は、機械的強度及び透明性が低下する。 本発明者は、このような欠点を解消することを
目的としポリカーボネート樹脂の流動性の改良に
ついて研究を行つた結果、テーパードブロツク構
造をもちビニル芳香族炭化水素の含有量が70〜95
重量%であるビニル芳香族炭化水素と共役ジエン
とのブロツク共重合体をポリカーボネート樹脂に
配合したものは、流動性の改良はもとより、ポリ
カーボネート樹脂の透明性を維持しつつ、衝撃強
度を主とする機械的強度が著しく改善されること
を知見し、本発明を完成した。 本発明は、ポリカーボネート樹脂65〜95重量%
と、ビニル芳香族炭化水素の含有量が70〜95重量
%であつて、テーパードブロツク構造をもつビニ
ル芳香族炭化水素と共役ジエンとのブロツク共重
合体5〜35重量%とからなる樹脂組成物である。 以下、本発明の樹脂組成物について、さらに詳
しく説明する。 本発明に用いられるポリカーボネート樹脂は、
ポリ―4,4′―ジオキシジフエニル―2,2′―プ
ロパンカーボネートに代表される一般的なもの
で、特に限定されるものではないが、特に、メル
トフローインデツクスが5以上(280℃、2.16Kg
荷重)の低粘度タイプのものが好ましい。ビニル
芳香族炭化水素と共役ジエンとのブロツク共重合
体は、ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンを有機
リチウム系重合開始剤の存在下で、不活性溶媒中
で重合して得られるものであつて、共重合体中に
占めるビニル芳香族炭化水素の割合が、70〜95重
量%のものである。これらの中にはいろいろのも
のがあるが、特に、その構造中に少なくとも1つ
のテーパードブロツク構造を包含しているものは
ポリカーボネート樹脂とブレンドした場合ブレン
ド組成物の熱安定性が良好であり、更にブレンド
組成物の透明性及び衝撃強度が特にすぐれる。こ
こで、テーパードブロツク構造とは、共重合体鎖
中に在つて、ビニル芳香族炭化水素/共役ジエン
の比率が漸次変化するブロツク鎖から成る構造部
分を意味する。 このテーパードブロツク構造をもつ芳香族炭化
水素と共役ジエンとのブロツク共重合体は、通常
のアニオンリビング重合により容易に得ることが
できる。例えばスチレン―ブタジエンテーパード
ポリマーはスチレンモノマーとブタジエンモノマ
ーの混合物を重合系に投入することで所望の位置
にテーパード構造を得ることができる。例えばS
―B―BS―S構造(Sはスチレン連鎖を、Bは
ブタジエン連鎖を、そしてBSはブタジエン―ス
チレンのテーパード構造をそれぞれ示す。)の共
重体の場合、非極性溶媒中でアルキルリチウム触
媒を用い、先ずスチレンを重合容器に投入し重合
を完結させた後、スチレンとブタジエンの混合物
を重合容器に投入し重合させることにより得られ
る。 ビニル芳香族炭化水素としては、スチレン、α
―メチルスチレン等が使用され、一方共役ジエン
としては、ブタジエン、イソプレン、ピペリレン
等が用いられる。 本発明で使用される共重合体中に占めるビニル
芳香族炭化水素の割合が70重量%より少ないブロ
ツク共重合体は熱安定性の低下が著しく、ポリカ
ーボネート樹脂との配合に際し、ゲル化現象を起
し、機械的強度の低下及び透明性の低下を来し、
一方、95重量%より多い時はポリカーボネート樹
脂との相溶性が低下し、衝撃強度、引張り伸び等
の機械的性質の改善が期待出来ない。又本発明に
係る樹脂組成物中のブロツク共重合体の割合は、
5〜35重量%、好ましくは10〜30重量%の範囲に
於いて、衝撃強度及び引張り伸びに代表される機
械的物性の相乗効果が発揮される。 本発明の樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂
とブロツク共重合体とを溶融混合することによつ
て得られるが、その混合方法は特に限定されるも
のではなく、押出機、ロール、バンバリーミキサ
ー等によつて混合することが可能である。又、同
時に、安定剤、着色剤、滑剤、充填剤等の添加剤
を混合することができる。 本発明の樹脂組成物の加工方法として、射出成
型、押出成型、ブロー成型等のいずれの方法によ
つても成形することができるし、又、シート状の
ものは、真空成型、圧空成型等の方法によつて成
型することができる。 本発明樹脂組成物の用途は、すぐれた耐衝撃強
度、引張伸び硬度、耐熱性、透明性等の物性のい
ずれか又は同時に要求される分野に用いられる。 以下実施例をあげて本発明を更に説明する。 実施例 1 共重合体の製造 150の重合容器を窒素ガスにて十分乾燥し、
これに脱水した80のベンゼンと8.5Kgのスチレ
ンモノマーを仕込み、ついで重合開始剤として第
2級ブチルリチウムを108ミリモル添加し、重合
系の温度を40℃まで加温して、撹拌しながら重合
を行なつた。スチレンの重合が完結したのち3Kg
のブタジエンと8.5Kgのスチレンモノマーの混合
物を添加し重合させた。 得られた重合液は、少量のアルコールを添加し
重合を停止させたのちクラムホーマーによつて、
固液分離を行ないクラム状の共重合体を得た。こ
のようにして製造されたブロツク共重合体は、S
―B―BS―S構造(Sはスチレン連鎖を、Bは
ブタジエン連鎖を、そしてBSはブタジエン―ス
チレンのテーパード構造をそれぞれ示す。)のテ
ーパードブロツク共重合体であり、分子量は18.5
万であり、スチレン/ブタジエンの重量比は、仕
込みモノマー組成比に等しく85/15であつた。 樹脂組成物の製造 前記の方法で得られたブロツク共重合体と、
4,4′―ジオキシジフエニル―2,2′プロパンポ
リカーボネート(帝人化成社製商品名パンライト
L―1225)とを所定の割合で計量し、これらの混
合物に対して2,6―ジターシヤリ―ブチル―4
―メチルフエノールを0.5PHRおよびトリスノニ
ルフオスフアイトを0.5PHR添加後、ヘンシエル
ミサーにて十分混合したのち、40m/m押出機に
て、通常の方法によりペレツト化した。得られた
ペレツトを射出成型し試験片を作成し引張強度、
破断強度、伸び、アイゾツト衝撃強度、ビカツト
軟化点、メルトフローインデクス、ロツクウエル
硬度を測定した。また0.2m/m厚のプレスシー
トを製造し、シートの曇り度(HAZE)を測定し
た。これらの物性値を表の実験番号2〜9に示
す。ブロツク共重合体の含有率が5〜30重量%の
範囲に於いて伸びおよび衝撃強度に於いて著しい
相乗効果が認められた。なお実験番号1,2,
7,8,9,及び10は比較例である。 実施例 2 実施例1におけるS―B―S型ブロツク共重合
体の製造法に於いてスチレンとブタジエンの比率
を変化させた。スチレン含量97,94,90,80,
70,60,50の各重量%のポリマーを製造し、同様
の手法により物性測定した結果を表の実験番号10
〜16に示す。なお実験番号15及び16は比較例であ
る。 比較例 1 実施例1に於いてモノマーの仕込み手順を、ま
ず8.5Kgのスチレンモノマーを重合させたのち、
次いでブタジエンを3Kg添加重合させ、重合完結
後さらに8.5Kgのスチレンモノマーを重合させ
た。このようにして得られたブロツク共重合体は
S―B―S構造(Sはスチレン連鎖を、そしてB
はブタジエン連鎖をそれぞれ示す。)を有してお
り、ポリカーボネートとの配合比率を10/90,20/
80にした系についての評価を表の実験番号17,18
に示す。 実施例 3 実施例1で得られたブロツク共重合体と高粘度
タイプのポリカーボネート樹脂(帝人化成社商品
名パンライトK―1285および三菱瓦斯化学社商品
名コーピロンS―1000)とを20/80にブレンドし
た系の結果を表実験番号19,20にそれぞれ示す。 実施例 4 実施例1のブロツク共重合体の製法に於いて、
重合開始剤として第二級ブチルリチウムの代りに
ブタジエンオリゴマージリチウムを使用し、モノ
マーの仕込手順をまず、8.5Kgのスチレンを重合
させたのち、次いで、3Kgのブタジエンと8.5Kg
のスチレンの混合物を添加し重合完結させた。得
られたブロツク共重合体はS―SB―B―S―B
―BS―S型(Sはスチレン連鎖を、Bはブタジ
エン連鎖を、SBはスチレン―ブタジエンのテー
パード構造を、そしてBSはブタジエン―スチレ
ンのテーパード構造をそれぞれ示す。)のマルチ
ブロツク構造を有しており、実験番号5に準じて
評価した結果を表の実験番号21で示す。 実施例 5 実施例1に於けるブロツク共重合体の製法に於
いて、ブタジエンの代りにイソプレンを用いて得
られたS―I―IS―S型(Sスチレン連鎖を、I
はイソプレン連鎖を、そしてISはイソプレン―ス
チレンのテーパード構造をそれぞれ示す。)ブロ
ツクポリマーについて実験番号5に準じた結果を
表の実験番号22に示す。 比較例 2 実験番号5に於いてブロツク共重合体としてテ
ーパードブロツク構造をもたない分枝型ブロツク
ポリマー(フイリツプ社製商品名K―レジンKR
―01)を用いた結果を実験番号23に示す。更に比
較のためにKR―01単独の物性も実験番号24に示
す。
【表】
Claims (1)
- 1 ポリカーボネート樹脂65〜95重量%と、ビニ
ル芳香族炭化水素の含有量が70〜95重量%のテー
パードブロツク構造をもつビニル芳香族炭化水素
と共役ジエンとのブロツク共重合体5〜35重量%
とからなる樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1321078A JPS54106563A (en) | 1978-02-08 | 1978-02-08 | Resin composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1321078A JPS54106563A (en) | 1978-02-08 | 1978-02-08 | Resin composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54106563A JPS54106563A (en) | 1979-08-21 |
| JPS6229457B2 true JPS6229457B2 (ja) | 1987-06-26 |
Family
ID=11826784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1321078A Granted JPS54106563A (en) | 1978-02-08 | 1978-02-08 | Resin composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54106563A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3516908B2 (ja) * | 2000-08-18 | 2004-04-05 | 出光石油化学株式会社 | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物および成形品 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5039102B2 (ja) * | 1971-11-11 | 1975-12-15 | ||
| US3801673A (en) * | 1972-01-03 | 1974-04-02 | Gen Electric | Process for preparing polycarbonate alloys |
| GB1552266A (en) * | 1976-03-27 | 1979-09-12 | Bayer Ag | Thermoplastic rubber |
| US4081424A (en) * | 1976-06-07 | 1978-03-28 | Shell Oil Company | Multicomponent polyolefin - block copolymer - polymer blends |
-
1978
- 1978-02-08 JP JP1321078A patent/JPS54106563A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54106563A (en) | 1979-08-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4304881A (en) | Alkenyl aromatic resin composition having an excellent impact strength | |
| EP0673953B1 (en) | Block copolymers of monovinylaromatic and conjugated diene monomers | |
| KR100416902B1 (ko) | 공액디엔/모노비닐아렌블록공중합체,이의제조방법및중합체블렌드 | |
| JP3529868B2 (ja) | モノビニル芳香族/共役ジエンコポリマーの製造方法 | |
| JP4599495B2 (ja) | 線状ブロック共重合体、及びそれを含む樹脂組成物 | |
| US3429951A (en) | Reaction of peroxides with blends of polystyrene and rubbery block copolymer | |
| WO2001062813A1 (en) | Block copolymer rubber, resin modifier, and resin composition | |
| RU2466147C2 (ru) | Композиция каучука и ее применение в ударопрочных пластиках | |
| CN105377924A (zh) | 单乙烯基芳族共轭二烯嵌段共聚物及含其和单乙烯基芳烃丙烯酸酯共聚物的聚合物组合物 | |
| US3652720A (en) | Blends of rubbery polymers with block copolymers containing lactones | |
| US5089558A (en) | Thermoformable blends of multiblock polymer compositions with polystyrene | |
| US5013790A (en) | Polymer blends of tapered styrene-butadiene triblock thermoplastic elastomers | |
| US4525532A (en) | Impact resistant α-methylstyrene-styrene copolymer blends | |
| JPS6366862B2 (ja) | ||
| WO2015125707A1 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物、並びに、成形体及びその製造方法 | |
| US4332760A (en) | Direct production of elastomer compound from reactor solution | |
| JPS6229457B2 (ja) | ||
| AU724958B2 (en) | Conjugated diene polymer composition and rubber-reinforced styrene resin | |
| JPH0312097B2 (ja) | ||
| JPS60252643A (ja) | ゴム組成物 | |
| CA2440585A1 (en) | Highly branched diene polymers | |
| JP2003532767A (ja) | アニオン重合により形成された耐衝撃性改良ポリスチレン | |
| JPH0525360A (ja) | ブロツク共重合体樹脂組成物 | |
| JP2586595B2 (ja) | 重合体組成物 | |
| JPS6254141B2 (ja) |