JPS623168B2 - - Google Patents

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JPS623168B2
JPS623168B2 JP55048460A JP4846080A JPS623168B2 JP S623168 B2 JPS623168 B2 JP S623168B2 JP 55048460 A JP55048460 A JP 55048460A JP 4846080 A JP4846080 A JP 4846080A JP S623168 B2 JPS623168 B2 JP S623168B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
dicarboxylic acid
epoxy resin
reaction
resin composition
Prior art date
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Expired
Application number
JP55048460A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56143214A (en
Inventor
Michio Ishioka
Teruaki Azumaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Oil Mill Ltd
Sanyu Industries Ltd
Original Assignee
Okamura Oil Mill Ltd
Sanyu Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Okamura Oil Mill Ltd, Sanyu Industries Ltd filed Critical Okamura Oil Mill Ltd
Priority to JP4846080A priority Critical patent/JPS56143214A/ja
Publication of JPS56143214A publication Critical patent/JPS56143214A/ja
Publication of JPS623168B2 publication Critical patent/JPS623168B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はエポキシ樹脂組成物に関し、その目的
とするところは低粘度であつて作業性が良好であ
ると共に貯蔵安定性にも良好であり、しかも硬化
後には優れた可撓性及び電気的特性を有し強靫な
硬化物を与え得るエポキシ樹脂組成物を提供する
ことにある。 エポキシ樹脂は、その硬化物が優れた接着強
度、機械的強度、電気絶縁性、耐化学薬品性等を
有しているために、現在接着剤やコーテイング材
料、注型品、成形品として非常に広く利用されて
いる。しかしながら一般に使用されているエポキ
シ樹脂は粘性が高く、その為にエポキシ樹脂の注
型や含浸の操作等の際の作業性が劣る欠点があ
る。またエポキシ樹脂の硬化物は可撓性の点でも
不充分である。 このような上記の諸欠点を解消するためにエポ
キシ樹脂(プレポリマー)にフエニルグリシジル
エーテル、スチレンオキシド、クレジルグリシジ
ルエーテル、ブチルグリシジルエーテル等の反応
性希釈剤やポリプロピレンジグリシジルエーテ
ル、ダイマー酸ジグリシジルエステル、ポリエス
テルポリオール等の反応性可撓性付与剤(反応性
希釈剤及び反応性可撓性付与剤を総称して“変性
剤”と記す)が添加されている。しかしながらこ
れらの変性剤にはそれぞれ種々の欠点がある。即
ち反応性希釈剤には、該剤が一般に低分子量であ
る為硬化の際プレポリマーと反応する以前に一部
が蒸発して悪臭や毒性の点で問題を生じたり、ま
た反応性希釈剤含有のエポキシ樹脂組成物を硬化
せしめる際に収縮が生ずると同時に得られる硬化
物の耐溶剤性の劣化及び接着性の減少を来たした
りあるいは更に該硬化物(硬化物中の反応性希釈
剤)が皮膚に付着して炎症を引き起こす等の欠点
がある。また反応性可撓性付与剤には、反応性可
撓性付与剤と称するものでも一般にエポキシ樹脂
との反応性は劣り、従つて硬化後も該樹脂と完全
には反応せず該付与剤の一部若しくは大部分が単
に可塑剤の如き作用により可撓性を付与している
に過ぎない。従つて斯かる反応性可撓性付与剤を
エポキシ樹脂に添加すればエポキシ樹脂硬化物の
可撓性は改善し得るが、硬化の際に収縮が生じる
ばかりでなくエポキシ樹脂の優れた性質である接
着強度、機械的強度、耐熱性、耐薬品性等が劣化
するという欠点がある。 近年エポキシ樹脂自身の有する欠点及び上記変
性剤の添加により生ずる欠点のいずれをも解消し
たエポキシ樹脂組成物が開発された(特公昭53−
25572号公報参照)。斯かるエポキシ樹脂組成物は
エポキシ樹脂に変性剤として7−エチル−1・16
−ヘキサデカメチレンジカルボン酸のジグリシジ
ルエステルを添加したものである。しかしながら
特公昭53−25572号公報に記載のエポキシ樹脂組
成物は貯蔵安定性、特に低温における貯蔵安定性
に劣り、それ故該組成物を低温下に長期間貯蔵し
た場合には7−エチル−1・16−ヘキサデカメチ
レンジカルボン酸のジグリシジルエステルが結晶
として析出するという難点を有する。従つて該エ
ポキシ樹脂組成物を例えば冬期に長期間貯蔵した
場合には、その使用の際に改めて7−エチル−
1・16−ヘキサデカメチレンジカルボン酸のジグ
リシジルエステルが結晶として析出したエポキシ
樹脂組成物を加熱して該ジグリシジルエステルと
エポキシ樹脂とを均一な溶液にする必要があり、
取扱い上極めて不便なものである。而して低粘度
であつて作業性が良好であり且つ硬化後には優れ
た可撓性、電気的特性、耐薬品性等を有し強靭な
硬化物を与え得るばかりでなく、さらに貯蔵安定
性、殊に低温における貯蔵安定性の極めて良好な
エポキシ樹脂組成物の開発が望まれているのが現
状である。 本発明者らは斯かる現状に鑑み所望のエポキシ
樹脂組成物を開発すべく鋭意研究を重ねて来た。
その結果下記一般式()で表わされる化合物を
エポキシ樹脂成分として用いた場合に所期の目的
を達成し得ることを見い出した。本発明は斯かる
知見に基づき完成されたものである。 即ち本発明は、一般式 〔式中−R−は
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 又は
【式】を示す。〕 で表わされる化合物及び硬化剤を含有することを
特徴とするエポキシ樹脂組成物に係る。 本発明に係るエポキシ樹脂組成物は著しく低粘
度であり、該組成物を硬化せしめる際の操作等に
おける作業性を著しく改善し得る。また本発明の
組成物は貯蔵安定性、殊に低温における貯蔵安定
性にも優れており、それ故本発明組成物を例えば
0℃条件下に長期間貯蔵したとしても結晶が析出
したりまたは相分離を起こすことはない。さらに
本発明の組成物を硬化させた場合、硬化の際に収
縮変形が生ずるということはなく、優れた可撓
性、電気的特性、耐熱衝撃性、耐薬品性、耐候
性、接着強度、機械的強度等の緒性質を兼備する
硬化物を与えることができる。従つて本発明に係
るエポキシ樹脂組成物は広範な応用が可能であ
り、接着済、成型品、注型品、コーテイング剤、
ライニング剤、シーリング剤、ポツテイング剤等
の各種分野に有利に利用できる。 本発明においてエポキシ樹脂成分として用いら
れる上記一般式()で表わされる化合物は文献
未載の新規化合物である。上記一般式()で表
わされる化合物を具体的に示せば次の通りであ
る。 Γ7−メチル−7−テトラデセン−1・14−ジカ
ルボン酸ジグリシジルエステル(化合物1) Γ7・12−ジメチル−7・11−オクタデカジエン
−1・18−ジカルボン酸ジグリシジルエステル
(化合物2) Γ7−メチルテトラデカン−1・14−ジカルボン
酸ジグリシジルエステル(化合物3) Γ7・12−ジメチルオクタデカン−1・18−ジカ
ルボン酸ジグリシジルエステル(化合物4) Γ6−フエニルドデカン−1・12−ジカルボン酸
ジグリシジルエステル(化合物5) Γ7・8−ジフエニルテトラデカン−1・14−ジ
カルボン酸ジグリシジルエステル(化合物6) Γ6−シクロヘキシルドデカン−1・12−ジカル
ボン酸ジグリシジルエステル(化合物7) Γ7・8−ジシクロヘキシルテトラデカン−1・
14−ジカルボン酸ジグリシジルエステル(化合
物8) 上記一般式()で表わされる化合物は種々の
方法により製造されるが、その好ましい一例を挙
げれば例えば下記一般式()で表わされるポリ
カルボン酸とエピクロルヒドリンとを反応させる
ことにより製造される。 〔式中−R−は前記に同じ。〕 一般式()で表わされるポリカルボン酸を具
体的に示せば次の通りである。 Γ7−メチル−7−テトラデセン−1・14−ジカ
ルボン酸(化合物1a) Γ7・12−ジメチル−7・11−オクタデカジエン
−1・18−ジカルボン酸(化合物2a) Γ7−メチルテトラデカン−1・14−ジカルボン
酸(化合物3a) Γ7・12−ジメチルオクタデカン−1・18−ジカ
ルボン酸(化合物4a) Γ6−フエニルドデカン−1・12−ジカルボン酸
(化合物5a) Γ7・8−ジフエニルテトラデカン−1・14−ジ
カルボン酸(化合物6a) Γ6−シクロヘキシルドデカン−1・12−ジカル
ボン酸(化合物7a) Γ7・8−ジシクロヘキシルテトラデカン−1・
14−ジカルボン酸(化合物8a) 上記一般式()で表わされるポリカルボン酸
は新規化合物又は公知化合物であり、これらは例
えば次のようにして製造される。 化合物1a及び化合物2aは、酸触媒の存在下アル
コール溶液中にてシクロヘキサノンと過酸化水素
とを反応せしめ、次いで生成するアルコキシシク
ロヘキシルパーオキサイドにイソプレンを第一鉄
塩の存在下に反応させ、更に反応生成物を加水分
解することにより製造される。 シクロヘキサノンと過酸化水素との反応に於
て、両者の使用割合としては前者に対し後者を通
常0.5〜2倍モル量とするのがよい。酸触媒とし
ては硫酸、リン酸、塩酸等を例示でき、斯かる酸
触媒をシクロヘキサノン100重量部(以下単に
「部」と記す)に対して通常0.5〜10部程度使用す
るのがよい。またアルコールとしてはメタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、n−ブタノール、tert−ブタノール等を例示
でき、斯かるアルコールをシクロヘキサノン100
部に対し通常200〜1000部程度使用するのがよ
い。該反応の反応温度は一般に0〜30℃であり、
反応時間は5〜20分である。 斯くして生成するアルコキシシクロヘキシルパ
ーオキサイドとイソプレンとの反応に於て、両者
の使用割合としては通常前者に対し後者を1〜3
倍モル量とするのがよい。第一鉄塩としては硫酸
第一鉄、塩化第一鉄、酢酸第一鉄、硫酸第一鉄ア
ンモニウム塩等を例示でき、斯かる第一鉄塩をア
ルコキシシクロヘキシルパーオキサイド1モルに
対して通常1〜2モル程度用いるのがよい。反応
温度は通常−10〜10℃、反応時間は0.5〜1時間
である。 斯くして化合物1a及び化合物2aがエステルの形
態で製造され、これを常法に従つて加水分解する
ことにより化合物1a及び化合物2aが製造される。 化合物3a及び化合物4aは上記で得られる化合物
1a及び化合物2aをそれぞれ常法に従い水素添加反
応させることにより製造される。 化合物5a及び化合物6aはイソプレンの代りにス
チレンを用いて上記と同様の反応を行なうことに
より製造される。 化合物7a及び化合物8aは得られる化合物5a及び
化合物6aをそれぞれ常法に従い水素添加反応させ
ることにより製造される。 上記一般式()で表わされるポリカルボン酸
とエピクロルヒドリンとの反応は従来のカルボン
酸とエピクロルヒドリンとの反応の反応条件を適
宜採用して行ない得る。例えばポリカルボン酸と
エピクロルヒドリンとを、第3級アミンや第4級
アンモニウム塩等の触媒の存在下にて反応させれ
ばよい。ポリカルボン酸とエピクロルヒドリンと
の使用割合としては通常前者のカルボキシル基1
当量に対て後者3〜20モル、好ましくは5〜10モ
ルとするのがよい。触媒として用いられる第3級
アミンとしては例えばトリエチルアミン、トリ−
n−プロピルアミン、ベンジルジメチルアミン、
トリエタノールアミン等を挙げることができ、ま
た第4級アンモニウム塩としてはテトラメチル水
酸化アンモニウム、ベンジルトリメチル水酸化ア
ンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ベンジルトリエチルアンモニウムクロ
ライド、ベンジルトリメチルアンモニウムアセテ
ート、メチルトリエチルアンモニウムクロライド
等を挙げることができる。用いられる触媒の使用
量としては通常ポリカルボン酸及びエピクロルヒ
ドリンの総量に対して0.02〜1.0重量%、好まし
くは0.1〜0.3重量%とするのがよい。該反応に於
ける反応温度は通常80〜150℃、好ましは90〜110
℃であり、一般にこのクロルヒドリンエステル化
反応は0.5〜1時間程度で反応は終了する。次に
水酸化アルカリで中和し脱塩酸して上記一般式
()で表わされる化合物が生成し、該化合物は
慣用の分離手段、例えば過、溶剤抽出、洗浄、
蒸留、再結晶等により反応混合物から単離精製さ
れる。 上記ポリカルボン酸とエピクロルヒドリンとを
反応させて一般式()の化合物を得る好ましい
一実施態様を挙げれば次の通りである。即ち一般
式()で表わされるポリカルボン酸と該ポリカ
ルボン酸のカルボキシル基1個当り3〜10倍モル
のエピクロルヒドリンとを混合し、次いで第3級
アミン、4級アンモニウム塩等の触媒を添加し、
まず第1段階として80〜110℃で付加反応させて
相当するポリカルボン酸クロルヒドリンエステル
を生成させる。中和価が1以下になつたところで
反応を中止し、次いで直ちに第2段階として80〜
100℃の温度で理論量より5〜30%過剰の濃水酸
化アルカリ水溶液(濃度40〜60%)を少量ずつ添
加して脱塩酸し、添加した水及び生成した水をエ
ピクロルヒドリンとの共沸混合物として除去す
る。水酸化アルカリを滴下終了後できるだけ早く
105℃に昇温した後、反応を止めすばやく室温迄
冷却し、沈澱した塩化ナトリウムを過によつて
分離する。エピクロルヒドリンを減圧下に回収
し、生成物を不活性有機溶剤に溶解し、次いで触
媒及び痕跡の塩化ナトリウムを水洗により除去
し、減圧下140℃程度にまで加熱して不活性有機
溶剤を回収して、目的とする一般式()で表わ
される化合物を得る。 本発明ではエポキシ樹脂成分として上記一般式
()で表わされる化合物と従来公知のエポキシ
樹脂とを適宜配合したものを使用することもでき
る。従来公知のエポキシ樹脂としては具体的には
ビスフエノールA、ハロゲン化ビスフエノール、
水添ビスフエノールA、ビスフエノールF、カテ
コール、レゾルシノール等の多価フエノールとエ
ピクロルヒドリンとを反応させて得られる多価フ
エノールのポリグリシジルエーテル、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール等の多
価アルコールとエピクロルヒドリンとを反応させ
て得られる多価アルコールのポリグリシジルエー
テル、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサ
ヒドロフタル酸、アジピン酸等の多価カルボン酸
とエピクロルヒドリンとを反応させて得られる多
価カルボン酸のポリグリシジルエステル、ノボラ
ツク型フエノール樹脂とエピクロルヒドリンとを
縮合させて得られるエポキシノボラツク、ポリア
ミンとエピクロルヒドリンとを縮合させて得られ
るポリグリシジルアミン、エポキシ化ポリオレフ
イン、エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化植
物油等を例示できる。斯かるエポキシ樹脂は単独
で又は二種以上混合して使用することもできる。
一般式()で表わされる化合物と従来公知のエ
ポキシ樹脂との配合割合としては特に限定されず
広い範囲内にて適宜選択することができるが、通
常一般式()で表わされる化合物と従来公知の
エポキシ樹脂との配合物中に一般式()の化合
物を5重量%以上、好ましくは20重量%以上含有
するように配合するのがよい。 本発明の組成物中には硬化剤を配合してもよ
い。配合される硬化剤としては従来公知の硬化剤
をいずれも使用でき、例えばポリメチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレ
ンヘキサミン、アミノエチルエタノールアミン等
の脂肪族ポリアミン、m−フエニレンジアミン、
4・4′−ジアミノジフエニルメタン、ジアミノジ
フエニルエーテル、ジアミノジフエニルスルホン
等の芳香族アミン、ピペリジン、モルホリン、N
−メチルピペラジン等の第2級アミン、トリエタ
ノールアミン、2−ジメチルアミノ−2−ヒドロ
キシプロパン、ヘキサメチレンテトラミン、N・
N′−ジメチルピペラジン、N−メチルモルホリ
ン、ピリジン、2・4・6−トリス(ジメチルア
ミノメチル)フエノール等の第3級アミン、無水
フタル酸、無水コハク酸、無水マレイン酸、無水
メチルテトラヒドロフタル酸、無水ヘキサヒドロ
フタル酸等の酸無水物、2−エチル−4−メチル
イミダゾール、1−ペンタクロルフエニルジエチ
レントリアミン、N・N′−(ヘキサクロルビフエ
ニレン)ビス(エチレンジアミン)、1・1′−(ヘ
キサクロルビフエニレン)ビス(ジエチレントリ
アミン)、トリス(アルキルアミノ)シラン等を
挙げることができる。斯かる硬化剤は単独で使用
してもよいし2種以上混合して使用してもよい。
硬化剤の配合量としては特に限定がなく広い範囲
内で適宜選択することができるが、一般に用いら
れるエポキシ樹脂成分のエポキシ当量の総和と化
学量論的にほぼ等量付近であるのが望ましい。 本発明の組成物には更に必要に応じてフエノー
ル、クロルフエノール、サリチル酸、イミダゾー
ル類等の硬化促進剤、アルミナ、水酸化アルミニ
ウム、赤燐、シリカ、タルク、クレー、マイカ、
ガラスフレーク、石綿、炭酸カルシウム、石膏、
金属粉、無機顔料等の充填剤、タール、キシレン
ホルムアルデヒド樹脂、パインオイル、ポリエチ
レングリコール、ジブチルフタレート等の可塑
剤、キシレン、メチルエチルケトン、セロソル
ブ、ブタノール等の溶剤等の各種添加剤を適宜配
合し得る。 本発明のエポキシ樹脂組成物を製造するに際し
ては特に限定がなく従来公知の方法をそのまま採
用し得る。例えば一般式()の化合物が曇点−
5℃以下の極めて低粘度の液状化合物であり、そ
のために一般式()の化合物、硬化剤、その他
の添加剤を混合し常温で撹拌するだけで十分混練
し容易に脱泡することができ、本発明組成物を得
ることができる。 本発明のエポキシ樹脂組成物の硬化に際して
は、通常のエポキシ樹脂組成物の硬化条件の範囲
で行なうことが可能であり、例えば用途に応じて
硬化剤の種類、配合量等を適宜選択することによ
り一般に常温乃至200℃の温度範囲で硬化でき
る。 一般式()で表わされる化合物の製造例を参
考例として掲げ、さらに実施例を掲げる。 参考例 1 (a) 撹拌機付反応釜に無水メタノール1500Kgを入
れて、これを−5℃に冷却し、シクロヘキサノ
ン400Kg及び濃硫酸15Kgを加えて撹拌しなが
ら、さらに35%過酸化水素水400Kgを徐々に加
えて−5℃を保持しつつ、10分間撹拌を続け
る。この反応液にイソプレン333Kgを溶解し、
次に該反応液を5℃以下に保ちながら粉末状硫
酸第一鉄(7水塩)1200Kgを徐々に添加して反
応させる。反応後60%硫酸60Kgを加えて撹拌
し、次に静置分離して上層の有機層と下層の第
二鉄塩層とに分離する。有機層を希硫酸及び水
で洗浄、脱水して7−メチル−7−テトラセン
−1・14−ジカルボン酸ジメチルエステルと
7・12−ジメチル7・11−オクタデカジエン−
1・18−ジカルボン酸ジメチルエステルとの混
合物〔混合比前者:後者=35:65(重量)〕651
Kgを得る。この混合物を常法に従い加水分解し
て7−メチル−7−テトラデセン−1・14−ジ
カルボン酸と7・12−ジメチル−7・11−オク
タデカジエン−1・18−ジカルボン酸との混合
物〔混合比前者:後者=35:65(重量)〕568Kg
を得る。 (b) 滴下タンク、温度計、還流装置及びコンデン
サー付の500mlの反応釜に、上記で得られる7
−メチル−7−テトラデセン−1・14−ジカル
ボン酸と7・12−ジメチル−7・11−オクタデ
カジエン−1・18−ジカルボン酸との混合物80
Kg、エピクロルヒドリン340Kg及びテトラメチ
ルアンモニウムクロライド1.4Kgを仕込み、撹
拌下90〜100℃に30分間加熱してクロルヒドリ
ン化を行なう。クロルヒドリン化終了後反応液
を80±5℃に維持しつつ48%苛性ソーダ水溶液
40Kgを60分要して滴下する。反応終了後生成す
る食塩を過法で分離し、液を水洗し、過剰
のエピクロルヒドリンを蒸留により分離して、
7−メチル7−テトラデセン−1・14−ジカル
ボン酸ジグリシジルエステルと7・12−ジメチ
ル−7・11−オクタデカジエン−1・18−ジカ
ルボン酸ジグリシジルエステルとの混合物〔混
合比前者:後者=35:65(重量)〕(以下この混
合物を「化合物」という)100℃を得る。 エポキシ当量267、粘度100cps(25℃) 尚粘度はB型粘度計〔東京計器(株)製〕を用い
て測定する。以下の参考例及び実施例について
も同様。 参考例 2 (a) 参考例1(a)で生成する7−メチル−7−テト
ラデセン1・14−ジカルボン酸ジメチルエステ
ルと7・12−ジメチル−7・11−オクタデカジ
エン−1・18−ジカルボン酸ジメチルエステル
との混合物を精留して7・12−ジメチル−7・
11−オクタデカジエン−1・18−ジカルボン酸
ジメチルエステルを単離し、次にこの化合物を
常法に従い加水分解して7・12−ジメチル−
7・11−オクタデカジエン−1・18−ジカルボ
ン酸を得る。 (b) 7・12−ジメチル−7・11−オクタデカジエ
ン−1・18−ジカルボン酸を使用する以外は参
考例1(b)と同様にして7・12−ジメチル−7・
11−オクタデカジエン−1・18−ジカルボン酸
ジグリシジルエステル(以下この化合物を「化
合物」という)を得る。 エポキシ当量265、粘度95cps(25℃) 参考例 3 (a) 参考例1(a)で生成する7−メチル−7−テト
ラデセン−1・14−ジカルボン酸ジメチルエス
テルと7・12−ジメチル−7・11−オクタデカ
ジエン−1・18−ジカルボン酸ジメチルエステ
ルとの混合物を精留して7・12−ジメチル−
7・11−オクタデカジエン−1・18−ジカルボ
ン酸ジメチルエステルを単離し、次にこの化合
物を水素添加(触媒:安定化ニツケル、圧力10
Kg/cm2、温度170℃)して7・12−ジメチルオ
クタデカン−1・18−ジカルボン酸ジメチルエ
ステルを得、さらにこの化合物を常法に従い加
水分解して7・12−ジメチルオクタデカン−
1・18−ジカルボン酸を得る。 (b) 7・12−ジメチルオクタデカン−1・18−ジ
カルボン酸を使用する以外は参考例1(b)と同様
にして7・12−ジメチルオクタデカン−1・18
−ジカルボン酸ジグリシジルエステルを得る。 エポキシ当量262、粘度90cps(25℃) 参考例 4 (a) イソプレンの代りにスチレン529Kgを使用す
る以外は参考例1(a)と同様にして6−フエニル
ドデカン−1・12−ジカルボン酸ジメチルエス
テルと7・8−ジフエニルテトラデカン−1・
14−ジカルボン酸ジメチルエステルとの混合物
〔混合比前者:後者=35:65(重量)〕610Kgを
得る。この混合物を常法に従い加水分解して6
−フエニルドデカン−1・12−ジカルボン酸と
7・8−ジフエニルテトラデカン−1・14−ジ
カルボン酸との混合物〔混合比前者:後者=
35:65(重量)〕531Kgを得る。 (b) 6−フエニルドデカン−1・12−ジカルボン
酸と7・8−ジフエニルテトラデカン−1・14
−ジカルボン酸との混合物80Kgを使用する以外
は参例例1(b)と同様にして、6−フエニルドデ
カン−1・12−ジカルボン酸ジグリシジルエス
テルと7・8−ジフエニルテトラデカン−1・
14−ジカルボン酸ジグリシジルエステルとの混
合物〔混合比前者:後者=35:65(重量)〕(以
下この混合物を「化合物」という)98Kgを得
る。 エポキシ当量290、粘度1344cps(25℃) 参考例 5 (a) 参考例4(a)で生成する6−フエニルドデカン
−1・12−ジカルボン酸ジメチルエステルと
7・8−ジフエニルテトラデカン−1・14−ジ
カルボン酸ジメチルエステルとの混合物を精留
して7・8−ジフエニルテトラデカン−1・14
−ジカルボン酸ジメチルエステルを単離し、次
にこの化合物を常法に従い加水分解して7・8
−ジフエニルテトラデカン−1・14−ジカルボ
ン酸を得る。 (b) 7・8−ジフエニルテトラデカン−1・14−
ジカルボン酸を使用する以外は参考例1(a)と同
様にして7・8−ジフエニルテトラデカン−
1・14−ジカルボン酸ジグリシジルエステル
(以下この化合物を「化合物」という)を得
る。 エポキシ当量328、粘度950cps(25℃) 参考例 6 (a) 参考例4(a)で生成する6−フエニルドデカン
−1・12−ジカルボン酸ジメチルエステルと
7・8−ジフエニルテトラデカン−1・14−ジ
カルボン酸ジメチルエステルとの混合物を精留
して7・8−ジフエニルテトラデカン−1・14
−ジカルボン酸ジメチルエステルを単離し、次
にこの化合物を水素添加(触媒:安定化ニツケ
ル、圧力10Kg/cm2、温度170℃)して7・8−
ジシクロヘキシルテトラデカン−1・14−ジカ
ルボン酸ジメチルエステルを得、さらにこの化
合物を常法に従い加水分解して7・8−ジシク
ロヘキシルテトラデカン−1・14−ジカルボン
酸を得る。 (b) 7・8−ジシクロヘキシルテトラデカン−
1・14−ジカルボン酸を用いる以外は参考例1
(b)と同様にして7・8−ジシクロヘキシルテト
ラデカン−1・14−ジカルボン酸ジグリシジル
エステルを得る。 エポキシ当量328、粘度930cps(25℃) 実施例 1 エポキシ樹脂組成物の粘度 下記第1表に示す割合で化合物又は化合物
とビスフエノールA型樹脂〔商標エピコート
828、エポキシ当量190、シエル社製〕とを均一に
混合溶解し、得られる組成物の23℃における粘度
をB型粘度〔東京計器(株)製〕を用いて測定する。
得られる結果を第1表に示す。
【表】 上記第1表より化合物又は化合物を含有す
るエポキシ樹脂組成物は低粘度であり、その取扱
いが容易であることがわかる。化合物又は化合
物の代りに化合物又は化合物を用いた場合
にも同様の結果が得られる。 実施例 2 エポキシ樹脂組成物の貯蔵安定性 化合物、化合物、化合物又は化合物と
エピコート828との混合割合を種々に変えて均一
に溶解しエポキシ樹脂組成物を調製する。該樹脂
組成物を室温下に30日間放置し、結晶発生や相分
離の有無等を調べる。その結果を第2表に示す。
また該樹脂組成物を0℃下に7日間放置した場合
における結晶発生や相分離の有無等についても同
様にして調べる。その結果を第3表に示す。尚化
合物、化合物、化合物又は化合物の代り
に従来の変性剤のうちで最も優れたものとされて
いる7−エチル−1・16−ヘキサデカメチレンジ
カルボン酸のジグリシジルエステル(以下「化合
物A」という)を配合したエポキシ樹脂組成物に
ついても同様にして結晶の発生や相分離の有無等
を調べ、その結果を第2表及び第3表に併せて示
す。第2表及び第3表に於ける各記号の意味する
ところは次の通りである。 〇:完全透明 △:濁り ×:相分離または濁り状態にある固体 尚〇印及び△印の組成物はエポキシ樹脂組成物
として使用可能なものである。
【表】
【表】 第2表及び第3表より、化合物、化合物、
化合物又は化合物を配合したエポキシ樹脂組
成物は、化合物Aを配合したエポキシ樹脂組成物
に比し極めて優れた相溶性を示し、特に低温にお
ける貯蔵安定性に優れていることがわかる。 実施例 3 硬化物の製造 エピコート828、試験化合物(一般式()の
化合物又は比較化合物)及び4・4′−ジアミノジ
フエニルメタン(DDM)を下記第4表に示す割
合で混合し、80℃にて2時間、次いで120℃にて
2時間加熱して硬化物を得る。またエピコート
828、試験化合物、メチルテトラ無水フタル酸
〔商標HN−2200、日立化成(株)製〕及び2−エチル
−4−メチルイミダゾール(EMI)を下記第5表
に示す割合で混合し、80℃にて2時間、次いで
120℃にて2時間加熱して硬化物を得る。
【表】
【表】 尚第4表及び第5表における化合物Bはポリプ
ロピレングリコールとエピクロルヒドリンとを反
応させて得られるポリプロピレングリコールのポ
リグリシジルエーテル〔商標DER−732、チバ社
製〕である。 実施例 4 硬化物の諸物性 JIS−K−6919に準処し、上記実施例3で得ら
れる硬化物(試験No.1〜8)から試験片タンベ
ル1号を作成し、引張速度:5m/分、温度:20
℃の条件下測定機TOM500を用いて伸びを測定す
る。またねじれ振子型粘弾性測定装置(レスカ
製)を用い、周波数3Hz、昇温速度1℃/分の条
件下にガラス転位点を測定する。またJIS−K−
6911に準拠し、実施例3で得られる硬化物(試験
No.1〜8)から試験片(80×25×3mm)を作成
し、体積固有抵抗及び誘電率を室温(23℃)にて
測定する。これらの結果を第6表に示す。
【表】 第6表より次のことがわかる。即ち本発明の組
成物を硬化させて得られる硬化物は伸び(%)が
大きく、可撓性に優れている。また該硬化物の電
気特性(体積固有抵抗及び誘電率)の数値を見る
限り、エポキシ樹脂本来の電気特性は殆んど損な
われておらずむしろ改善されている部分もある。 上記実施例3で得られる硬化物(試験No.9〜
16)についても上記と同様にして体積固有抵抗及
び誘電率を測定する。得られる結果を第7表に示
す。
【表】
【表】 第7表より、本発明の組成物を硬化させて得ら
れる硬化物の電気特性は、エポキシ樹脂本来のそ
れと同等程度もしくはそれ以上であることがわか
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中−R−は【式】 【式】 【式】 【式】【式】 【式】 又は【式】を示す。〕 で表わされる化合物及び硬化剤を含有することを
    特徴とするエポキシ樹脂組成物。
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