JPS6231848B2 - - Google Patents

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JPS6231848B2
JPS6231848B2 JP55076210A JP7621080A JPS6231848B2 JP S6231848 B2 JPS6231848 B2 JP S6231848B2 JP 55076210 A JP55076210 A JP 55076210A JP 7621080 A JP7621080 A JP 7621080A JP S6231848 B2 JPS6231848 B2 JP S6231848B2
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JP
Japan
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signal
frequency
circuit
logic
oscillation
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JP55076210A
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JPS573072A (en
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Shinichi Watanabe
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/269,296 priority patent/US4427302A/en
Priority to GB8117446A priority patent/GB2080986B/en
Publication of JPS573072A publication Critical patent/JPS573072A/ja
Publication of JPS6231848B2 publication Critical patent/JPS6231848B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G7/00Synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • H03L7/0991Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator being a digital oscillator, e.g. composed of a fixed oscillator followed by a variable frequency divider
    • H03L7/0992Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator being a digital oscillator, e.g. composed of a fixed oscillator followed by a variable frequency divider comprising a counter or a frequency divider

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子時計の発振回路の構成に関する
ものであり、さらに詳しく言えば32768Hzの如き
低周波発振回路の温度補償を4194304Hzの如き高
周波発振回路により行なう電子時計用発振回路の
歩度調整方法に関する。
[従来の技術] 高周波発振回路と低周波発振回路とを同時に発
振させるとともに両者の発振信号の位相を位相比
較回路によつて検出し、その位相信号に従つて低
周波発振回路の周波数を段階的に切換制御するこ
とにより結果的に低周波発振回路の周波数精度を
高周波発振回路の周波数精度に依存させることに
より温度補償を行なう電子時計用発振回路は本出
願人により特願昭54―128666号としてすでに提案
してある。この従来例について第6図より第8図
を用いて簡単に説明する。
第6図はこの従来例に於ける電子時計の実施例
の回路ブロツク図である。第7図は第6図の主要
電圧波形図である。第8図は第6図の回路による
周波数・温度特性図である。第6図の構成につい
て説明する。1は高周波発振回路であり、C―
MOSインバータを用いた公知の回路構成を有す
るものであり、その発振周波数Hは約4194304Hz
である。2は低周波発振回路であり、インバータ
2a、帰還抵抗2c、水晶振動子2d、入力コン
デンサ2e、出力コンデンサ2f、により構成さ
れる公知の水晶発振回路に周波数切換用のコンデ
ンサー2g,2hを、それぞれ前記入力コンデン
サー2e,2fと直列接続し、さらに周波数切換
用コンデンサー2g及び2hと並列に端子P5の信
号によつて制御される周波数切換用のMOSトラ
ンジスタ2i,2jが接続されており、このトラ
ンジスタ2i,2jがON状態にあるときは周波
数切換用コンデンサー2g,2hは無視されP2
子に周波数L1を出力している。又トランジスタ
2i,2jがOFF状態となると、前記コンデン
サー2g,2hがそれぞれ入出力コンデンサー2
e,2fに対して直列に接続されることにより入
出力コンデンサーの値が減少し、P2端子には前記
周波数L1より高い周波数L2が出力される。
尚本願に於ける高周波発振周波数H低周波発
振周波数Liとの間には次の関係が成立してい
る。すなわち低周波数Liの段階的変化をL1
L2Loとすると、HLiXm ……(1)Li max>H/m ……(2)Li min<H/m ……(3) 上式に於いてmは正の整数であり、maxは最大
値、minは最少値をあらわし、本実施例では m=128Li max=L2Limin=L1 となつているためLiH/128=32768HzL2 >32768>L1 の関係が成立している。
さらに第6図に於いて3は位相比較回路であ
り、Dタイプフリツプフロツプ(以下DFFと略
記する)よりなり、データ入力端子Dには高周波
信号Hが供給され、クロツク入力端子CLには後
述する分周回路よりの前段分周信号aが供給さ
れ、出力端子には位相信号S3が出力される。4
aは前段分周回路で、3段の分周段よりなり、前
記低周波発振回路2の出力信号Liを入力とし約
4096Hzの信号aを出力する。4bは後段分周回
路で12段の分周段よりなり、前段分周回路4aの
出力信号aを入力とし計時用の1秒信号sを出
力する。5は前記1秒信号sを入力とするモー
タ駆動回路であり、6は運針表示装置を駆動する
ためのパルスモーターである。又8は周波数制御
回路であり、前記位相比較回路3の各出力信号S3
を入力とするTタイプフリツプフロツプ(以下
T・FFと略記する)により構成され、T・FF8
の出力信号S8を前記低周波発振回路2のP5端子に
周波数制御信号として供給する。
次に上記構成に於ける電子時計の動作を第7図
により説明する。
第7図に於いてイは高周波数発振周波数H
あり、斜線を施したパルスhは1024個ごとのパ
ルスを示す。ロは前段分周信号a、ハは位相信
号S3、ニは周波数制御信号S8、ホは低周波発振回
路2のP2端子に於ける出力信号Liの各波形図を
示すものである。尚第6図に於いて低周波発振回
路2の出力信号Liは、前段分周回路4a及び後
段分周回路4bによつて1秒信号sに分周さ
れ、さらにモーター駆動回路5及びパルスモータ
ー6により運針表示装置を駆動し、時刻表示を行
つている。又前述のごとく位相比較回路3のデー
タ入力端子DにはHが、供給され、又クロツク
入力端子CLには前段分周回路4aよりの出力信
aが供給されており、aの立上りのタイミン
グで端子Dの論理レベルの反転信号を出力端子
にS3として出力している。
今、第8図で、t1の直前の時点に於ける各部の
条件を位相信号S3が論理“0”、周波数制御信号
S8が論理“1”とすると低周波発振回路2は、P5
端子に供給されるS8によつてトランジスタ2i,
2jがON状態にあるためP2端子には低い周波数
信号L1が出力されている。この状態からt1時点
に於いてロ図に示す如くクロツク信号aが立上
がると;この時点に於けるHの状態はイ図に示
す如く論理“1”レベルのhの範囲にあるため
D.FF3の出力S3はハ図に示すごとく理論“0”
レベルを維持し、この結果ニ図及びホ図に示すご
とくT・FF8の出力信号S8が論理“1”を維持
し、低周波発振回路2のP2端子にはL1が出力し
つづける。そしてこの状態は、t2時点に於いて
aが立上がる直前まで維持される。次にt2にてa
が立上つた場合について考察すると、周知のごと
く上記するaの立上り時点のHに対する位相関
係は、aLiの分周信号であるため LiH/mの場合不変LiH/mの場合、左に移動LiH/mの場合、右に移動 となり、その移動速度はLiと、H/mの周波
数の差によつて決定される。
したがつて、もしLiH/mであれば、a
Hとの位相関係は不変であり、前記各信号
S3,S8Liの状態は永久にt1に於ける状態を維
持することになる。
しかし第7図に示すごとくt1に於ける条件が、
LiL1であるため、t2に於けるaの立上りは
Hに対して右に移動しイ図に示すごとくhの右
側の論理“1”レベルの範囲に出る。この結果
D・FF3の出力信号S3が論理“1”に反転し、
さらにS3の立上り信号にてT・FF8が反転して
出力信号S8を論理“0”に切換える。この反転し
た周波数制御信号S8により低周波発振回路2のト
ランジスタ2i,2jがOFFに切換わることに
よつてP2端子には、高い発振周波数L2が出力さ
れる。そしてこの時点からはaL2の分周信
号となるためaHとの位相関係が左に移動し
はじめる。そしてt3に於けるaの立上りは、再
hの範囲に復帰し、D・FF3の出力信号S3
論理“0”レベルに反転するが、S8及びP2点の出
力信号はそのまま維持される。そして次のt4に向
つてaHとの位相はさらに左に移動するが、
t4に於けるaの立上りが、まだhの範囲にとど
まつているのでS3,S8,P2の各波形は変化しな
い。次のt5では位相がさらに左に移動することに
よりaの立上りがhの左側の論理“0”レベル
の範囲に出る。この結果D・FF3の出力信号S3
が論理“1”に反転し、さらにS3の立上り信号に
てT・FF8が反転して出力信号S8を論理“1”
に切換える。この反転した周波数制御信号S8によ
り、低周波発振回路2のトランジスタ2i,2j
が再びON状態に切換ることによつてP2端子には
低い発振周波数L1が出力される。そしてこの時
点からはaL1の分周信号となるためa
Hとの位相関係は右に移動しはじめる。そしてt6
では、aの立上りがhの範囲に復帰することに
よりD・FF3の出力信号が論理“0”に反転す
るが、S8及びP2の各波形は変化しない。さらにt1
に向つてaHとの位相は右に移動するが、前
述のごとくt1に於けるaの立上りはhの範囲に
とどまつているためS3,S8,P2の各波形は変化せ
ず、位相制御動作が一巡する。そして上記t1〜t6
の位相制御動作を繰返すことにより、低周波信号
Liを高周波信号Hの1パルス以内にフエイズ
ロツクすることが可能となり、この結果低周波信
Liの分周信号である時計用1秒信号sの精
度を高周波信号Hの精度に依存させることが出
来た。
第8図に第6図に示す回路により制御された周
波数の温度特性を示す。横軸は温度、縦軸は周波
数変化率を示すものであり、曲線Aは低周波発振
周波数L1、BはL2、Cは高周波発振周波数
H、Dは時計用1秒信号sの各温度特性曲線であ
る。
本実施例に於けるL1及びL2は、2次温度特
性(上に凸の2次カーブ)、Hは3次特性(左下
り右上りの3次カーブ)を示すものであり、第1
図に示す回路の周波数制御機能が理想的に働いた
場合には第3図のT1〜T2の温度範囲、つまり各
周波数がL1H/m<L2の条件を満足する
範囲では曲線Cと曲線Dとが一致するはずである
が、実際は曲線Bと曲線Cとの交点付近では周波
数制御動作が不安定となるため若干狭くなり、実
用温度制御範囲としてはT3〜T4の温度範囲が得
られた。
上記のごとく従来例によれば、高周波発振回路
によつて規制された精度の計時用信号sを得る
ことが出来るとともに、4194304Hzから32768Hz迄
の高周波分周回路を省略することが可能となり、
さらに高周波発振信号を、位相比較回路のデータ
入力として十分な範囲で、振巾を小さくすること
が出来るため、従来の高周波分周回路を使用する
方式に比べて著しく消費電力を少なくすることが
可能となり従来困難とされていた高精度水晶時計
の電池の長寿命化を達成することが出来た。
[発明が解決しようとする問題点] 第5図を用いて従来技術の問題点を説明する。
第5図に於いて横軸・縦軸・曲線A・曲線B・曲
線Cは第8図と同様である。従来技術は低周波発
振回路の2段階の異なる周波数L1L2の発振
状態を示す曲線A,曲線Bの各発振状態の動作時
間比率を、たとえば温度T5ではY1対Y2の如くす
ることにより低周波発振回路の平均周波数すなわ
ちこれを分周した計時用信号を高周波発振周波数
Hを示す曲線Cの温度特性と一致させることに
より曲線Aの如き温度特性を曲線Cの如き平滑な
温度特性に温度補償するものと要約できる。しか
し、上記方式にて、曲線Aを曲線Cにトレースし
た場合、温度特性は改善されるが、第5図のごと
く曲線Cが歩度誤差ゼロの理想曲線Eに対して、
△Sの歩度誤差を有する場合には計時信号に誤差
を生じ、時計として進み又は遅れになつてしまう
という問題がある。上記原因に基く時間誤差を修
正するための電子時計の歩度調整はトリマーコン
デンサーで行なうのが一般的であり、本例でも高
周波発振回路の発振容量にトリマーコンデンサー
を用い曲線Cを時計歩度がゼロとなる理想特性に
より近い曲線E(点線で示す)に合せ込んでい
た。しかしながら本願の如く高精度を目指す電子
時計では、このトリマーコンデンサーの経時変化
等による容量変化に伴う周波数安定度が問題とな
つていた。
本発明の目的は前記低周波発振回路の発振状態
を時分割で切換え温度補償する回路構成を兼用
し、これに簡単な歩度調整回路を付加するだけで
トリマーコンデンサーを用いることなく高分解能
のデジタル周波数調整を実現することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は下記構成を
有する。発振周波数を少なくとも2段階の異る周
波数の発振状態に切換えるための周波数切換手段
を備えた低周波発振回路と、この低周波発振回路
のほぼ整数倍の高周波信号を発生する高周波発振
回路と、前記低周波発振回路の出力信号又はその
分周信号をサンプリング信号とし、前記高周波信
号をデータ信号として前記両発振回路の出力信号
の位相比較を行う位相比較回路を有し、前記位相
比較回路の出力信号によつて前記低周波発振回路
の周波数切換手段を制御して、低周波発振回路の
各発振状態での動作時間比率を変化させることに
より温度補償を行う電子時計に於いて、前記位相
比較回路と、前記周波数切換手段との間に設けら
れた周波数制御回路と、該周波数制御回路に時計
の進み遅れを調整するための歩度設定データを供
給する歩度設定手段を設け、前記周波数制御回路
は、歩度設定手段によつて設定された歩度設定デ
ータに従つて前記位相比較回路の出力信号による
周波数切換手段の制御を無効とすることを特徴と
する。
[作 用] 第5図を用い上記構成において曲線Cを曲線E
にシフトさせる動作を説明する。温度T5点にお
ける動作を例示すると曲線A対曲線BをY1対Y2
の時間比率で切換制御してC1点の周波数を発生
していたものを前記周波数制御回路により時間
Y2に対して時間△Y2だけ切換制御時間を無効と
することにより切換時間比率をY3対Y4に変更し
てE1点の周波数にシフトさせる。上記動作を各
温度に渡つて行なうことにより曲線Cを曲線Eに
シフトさせ時計歩度をゼロに調整することができ
る。
[実施例] 以下図面に従つて、本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明に於ける電子時計の第1実施例
の回路ブロツク図であり、第2図は第1図におけ
る周波数制御回路の回路ブロツク図である。第3
図,第4図は第1図,第2図の主要電圧波形図で
ある。第1図の構成について説明する。第6図と
同一要素については同番号を付し説明を省略す
る。第1図に於いて第6図と異なる部分について
のみ説明すると、7は時計の進み、遅れを調整す
る歩度設定手段としての緩急値メモリーであり出
力端子KKには時計を進ませる時には論理“0”
となり、遅らせる時には論理“1”となる緩急ビ
ツト信号が出力され、K0,K1…K6の各端子には
2進数での20,21,…2に対応する緩急値ビツ
ト信号が出力される。尚この緩急値メモリー7と
そのセツト方法としてはIC内に設けた書込み・
読取りの容易なメモリー(例えばRAM)に腕時
計のリユーズやプツシユボタンによりセツトする
方法や、IC内に設けた読取り専用のメモリー
(例えばROM)に時計組立時にセツトする方法
や、ICのピンから直接入力する方法などが考え
られるが、ここでは単に緩急値メモリーとして表
わす。
ここで本発明に於ける時計の歩度を設定する緩
急調整と上記の緩急値メモリー7の関係について
述べる。緩急値メモリーにおける緩急データのも
ち方は上記例のように進み遅れの符号(緩急ビツ
ト)と進み遅れの絶対値(緩急ビツト)を分けて
もつ他にも補数形式でもつ方法など考えられる
が、いずれの方式においても進み遅れをそれぞれ
プラス、マイナスであらわす整数値に表現できる
ので以下この値を緩急量kとしてあらわす。一般
に時計の進み遅れを表わす時計歩度Sは単位時間
T当りの時計表示の進行時間tの1からの増減で
表わされ次式となる。
S=t/T−1 (4) この式で単位時間Tを高周波信号Hのl個分
の所要時間とするときT=l/Hを(4)式に代入
し、 S=(t×H)/l−1 (5) と求まる。この(5)式でlを増減して時計歩度Sを
調整する方法について以下述べるがこの意味でt
を以下歩度調整周期とよぶ。又この(5)式で進み遅
れゼロの条件であるS=0を代入するときl=t
×Hが求まり、この式を満足するl、Hの1つ
の組合せとしてここでl0Hpを採用する。当然
次式は成立する。
l0=t×Hp (6) このl0を(5)式のlとして採用したときの時計歩
度をS0とするとき、 S0=(t×H)/l0−1=HH0−1 (7) と求まる。さらに緩急量kのj(整数)倍をl0
ら減じたパルス数を(5)式のlとして採用した時の
時計歩度Sを求めると、 S=(t×H)/(l0−j×k)−1 (8) となる。ここで時計歩度調整の分解能Δとして Δ=j/l0 (9) を採用し、時計歩度Sとしてゼロ近傍を考え、又
(7)式を用いるとき(8)式は次の様に変形される。
S≒S0+k×Δ (10) 後述する周波数制御回路8は(7)式においてH
H0のときS0≠0となるが(10)式においてこのS0
に分解能Δの緩急量k倍を加えた時計歩度Sを実
現し結果として時計歩度Sをゼロに近く緩急調整
するものである。
本実施例では後述する緩急信号S8cが8秒信
号であり歩度調整周期はt=8、Hpとして
4194304を採用するので(6)式より l0=33554432又緩急量kが1に対しlを1調整す
るのでj=1である。よつて時計歩度調整の分解
能Δは(9)式より1/33554432となり約0.03ppm
(但しppmは10-6をあらわす)である。又緩急値
ビツト信号がnビツトの2進数より成立つとき|
k|max=2n−1(但しmaxは最大値を示す)
となるが本実施例ではn=7であり|k|max=
27−1=127となる。よつてkは−127から127ま
での値をとり、これと時計歩度調整の分解能Δ≒
0.03ppmであることより(10)式を用い時計歩度の調
整範囲は緩急量kが0のときの(7)式に示す時計歩
度S0を中心にして前後約±3.8ppmの範囲とな
る。
さらに第1図に於いて8は周波数制御回路であ
るが、この構成については第2図を用いて説明す
る。入力端子P7には位相信号S3が入力され、Tタ
イプフリツプフロツプ(以下TFFと略記する)
8aは入力端子Tよりこの位相信号S3が入力され
基本周波数制御信号S8aを出力端子Qより出力
する。EXCLUSIVE―NOR回路(以下XNOR回
路と略記する)8bは、この基本周波数制御信号
S8aと後述するモード信号S8mを入力として周
波数制御信号S8を出力端子P8に出力するもの
で、モード信号S8mが理論“1”のとき基本周
波数制御信号S8aをそのまま周波数制御信号S
8とし、モード信号S8mが理論“0”のとき基
本周波数制御信号S8aのインバート信号を周波
数制御信号S8とするものである。さらに第2図
に於いて入力端子P6には時計用1秒信号sが入
力され3段の分周段よりなる緩急用分周回路8c
はこのsを入力とし8秒信号である緩急信号S
8cを出力する。この緩急信号S8cは前記緩急
調整法の説明におけるtの周期をもつた信号であ
り本例では歩度調整周期t=8となる。ここで緩
急分周回路8cを1段とし歩度調整周期t=2と
するのが時計歩度調整の分解能Δ≒0.12ppmとな
り少々粗くはなるが一般の歩度測定器での2秒周
期での測定にはうまく対応する点を付記してお
く。DFF8dはデータ入力端子Dが論理“1”
にセツトされており、クロツク入力端子CLに
は、緩急信号S8cが入力され、リセツト入力端
子Rには後述する緩急処理信号S8jが入力さ
れ、出力端子Qに緩急処理開始信号S8dを出力
する。この緩急処理開始信号S8dは緩急信号S
8cの立上りで論理“1”にセツトされ緩急処理
信号S8jが論理“1”のときリセツトされる信
号で緩急処理を開始したことを示す信号である。
XNOR回路8eは入力端子DKKより入力される
前記緩急ビツト信号と前記周波数制御信号S8を
入力とし緩急一致検出信号S8eを出力するが、
この緩急一致検出信号S8eは緩急ビツト信号が
論理“1”のとき周波数制御信号S8となり、又
緩急ビツトが論理“0”のとき周波数制御信号S
8のインバート信号になる。前述したように緩急
ビツト信号は時計の緩急すなわち時計を遅らせる
時と進める時に対しそれぞれ論理“1”,“0”が
対応しセツトされ、又周波数制御信号S8が論理
“1”のとき前記低周波発振回路2のP5端子にこ
のS8が供給されることによりトランジスタ2
i,2jがON状態になりP2端子には低い周波数
信号L1が出力され、周波数制御信号S8が論理
“0”のときは逆にトランジスタ2i,2jが
OFF状態となりP2端子には高い周波数信号L2
が出力されるか、これらのことより緩急一致検出
信号S8eは緩急を示す緩急ビツト信号の論理
“1”,“0”に対してそれぞれ低に周波数信号L
、高い周波数信号L2がそれぞれP2端子に出力
されているとき論理“1”となり、逆の周波数制
御信号が出力されているとき論理“0”となる信
号である。DFF8はこの緩急一致検出信号S
8eをクロツク入力端子CLの入力とし前記緩急
処理開始信号S8dをデータ入力端子Dの入力と
し緩急処理信号S8jをリセツト入力端子Rの入
とし、出力端子Qより出力信号S8を出力す
る。アンド回路8gはこの信号S8と位相信号
S3を入力としプリセツト信号S8gを出力する。
8hはダウンカウンターであり、データ入力端子
D0,D1,…D6には周波数制御回路8の入力端子
DK0,DK1、…DK6より前記緩急値メモリー7よ
り緩急値ビツトが入力され、プリセツトイネーブ
ル入力端子PEには前記プリセツト信号S8gが
入力され、クロツク入力端子CLには後述するダ
ウン=クロツク信号S8lが入力され、出力端子
Zにゼロ検出信号S8hを出力する。このダウン
カウンター8hは入力端子PEからの入力信号の
立上りで入力端子D0,D1,…D6のデータを内部
カウンターにセツトし、入力端子CLからの入力
信号の立上りでこの内部カウンターをダウンカウ
ントするものであり、この入力端子CLからの入
力信号の立下りと、入力端子PEからの入力信号
の立下りで内部カウンターの値がゼロになつたか
どうかをチエツクし、もしゼロでないときは出力
端子Zに論理“0”を出力し、又ゼロのときは入
力端子PEからの入力信号が立上るまで出力端子
Zに論理“1”を出力し続ける。インバータ回路
8iは前記プリセツト信号S8gを入力とし、プ
リセツト信号S8gの反転信号S8iを出力す
る。DFF8jはこの信号S8iをクロツク入力
端子CLより入力し、データ入力端子より論理
“1”を入力し、リセツト入力端子より後述する
緩急処理終了信号S8kを入力し出力端子Qより
緩急処理中をあらわす緩急処理信号S8jを出力
する。アンド回路8kはこの緩急処理信号S8j
と前記ゼロ検出信号S8hを入力とし緩急処理終
了信号S8kを出力する。アンド回路8lは前記
緩急処理信号S8jと位相信号S3を入力としダウ
ンクロツク信号S8lを出力する。TFF8mは
入力端子Tにこのダウンクロツク信号S8lを入
力し、出力端子Qにモード信号S8mを出力す
る。
次に上記構成に於ける電子時計の動作を第3
図、第4図により説明する。
第3図は数波数制御回路8のダウンクロツク信
号S8lが論理“0”に固定された場合であり、
この条件により、TFF8mの出力信号であるモ
ード信号S8mが論理“1”が論理“0”に固定
される。このモード信号の一定値に対してXNOR
回路8bの出力である周波数制御信号S8は前述
したように基本周波数制御信号S8aと同じか又
はそのインバート信号のうちのどちらかに固定さ
れることになる。第3図に於いてイは高周波発振
周波数Hであり、斜線を施したパルスhは4096
個ごとのパルスを示す。ロは前段分周信号a
ハは位相信号S3である。ニは基本周波数制御信号
S8aでありモード信号S8mが論理“1”固定
の場合と、モード信号S8mが論理“0”固定の
場合である。ホは周波数制御信号S8、ヘは低周
波発振回路2のP2端子に於ける出力信号Liの各
波形図を示すものである。尚第1図に於いて低周
波発振回路2の出力信号Liは、前段分周回路4
a及び後段分周回路4bによつて1秒信号s
分周され、さらにモーター駆動回路5及びパルス
モータ6により運針表示装置を駆動し、時刻表示
を行つている。又前述のごとく位相比較回路3の
データ入力端子DにはHが、供給され、又クロ
ツク入力端子CLには前段分周回路4aよりの出
力信号aが供給されており、aの立上りのタイ
ミングで端子Dの論理レベルの反転信号を出力端
子にS3として出力している。
今、第3図で、t1の直前の時点に於ける各部の
条件を位相信号S3が論理“0”、基本周波数制御
信号S8aはモード信号S8mが論理“1”固定
のときは論理“1”、又モード信号S8mが論理
“0”固定のときは論理“0”とするとき、
XNOR回路8bの出力信号である周波数制御信号
S8は論理“1”となり低周波発振回路2は、P2
端子に供給されるS8によつてトランジスター2
i,2jがON状態にあるためP2端子には低い周
波数信号L1が出力されている。この状態からt1
時点に於いてロ図に示す如くクロツク信号a
立上がると、この時点に於けるHの状態はイ図
に示す如く論理“1”レベルのhの範囲にある
ためDFF3の出力S3はハ図に示す如く論理
“0”レベルを維持し、この結果ニ図に示す如く
TFF8aの出力信号S8aはモード信号S8m
が論理“1”、論理“0”に対し、それぞれ論理
“1”、論理“0”を維持し、さらにホ図及びヘ図
に示す如くXNOR回路S8bの出力信号S8が論
理“1”を維持し、低周波発振回路2のP2端子に
L1が出力出力しつづける。そしてこの状態は
t2時点に於いてaが立上る直前まで維持され
る。次にt2にてaが再び立上つた場合について
考察すると、周知のごとく上記するaの立上り
時点のHに対する位置関係は、aLiの分周
信号であるため、 LiH/mの場合不変 LiH/mの場合、左に移動 LiH/mの場合、右に移動 となり、その移動速度はLiと、H/mの周波
数の差によつて決定される。したがつて、もし
LiH/mであれば、aHとの位相関係は
不変であり、前記各信号S3,S8Liの状態は永
久にt1に於ける状態を維持することになる。
しかし第2図に示すごとくt1に於ける条件が、
LiL1であるため、t2に於けるaの立上りは
Hに対して右へ移動しイ図に示すごとくhの右
側の論理“0”レベルの範囲に出る。この結果
DFF3の出力信号S3が論理“1”に反転し、さ
らにS3の立上り信号にてTFF8aが反転し基本
周波数制御信号S8aがニ図に示す如く反転し、
XNOR回路8bの出力S8が論理“0”に切換わ
る。この反転した周波数制御信号S8により低周
波発振回路2のトランジスタ2i,2jがOFF
に切換わることによつてP2端子には、高い発振周
波数L2が出力される。そしてこの時点からは
aL2の分周信号となるためaHとの位相
関係が左に移動しはじめる。そしてt3に於ける
aの立上りは、再びhの範囲に復帰し、DFF3の
出力信号S3が論理“0”レベルに反転するが、S
8a及びP2点の信号はそのまま維持される。そし
て次のt4に向つてaHとの位相はさらに左に
移動するが、t4に於けるaの立上りが、まだh
の範囲にとどまつているのでS3、S8、Liの各
波形は変化しない。次のt5では位相がさらに左に
移動することによりaの立上りのhの左側の論
理“0”レベルの範囲に出る。この結果DFF3
の出力信号S3が論理“1”に反転し、さらにS3
立上り信号にてTFF8aが反転し基本周波数制
御信号S8aが反転しXNOR回路8bの出力S8
を論理“1”に切換える。この反転した周波数制
御信号S8により、低周波発振回路2のトランジ
スタ2i,2jが再びON状態に切換ることによ
つてP2端子には低い発振周波数L1が出力され
る。そしてこの時点からはaL1の分周信号
となるためaHの位相関係は右に移動しはじ
める。そしてt6ではaの立上りがhの範囲に復
帰することによりDFF3の出力信号が論理
“0”に反転するが、S8及びP2の各波形は変化
しない。さらにt1に向つてaHとの位相は右
に移動するが、前述のごとくt1に於けるaの立
上りはhの範囲にとどまつているためS3,S8
P2の各波形は変化せず、位相制御動作が一巡す
る。そして上記t1〜t6の位相制御動作を繰返すこ
とにより低周波信号Liは高周波信号Hの1パ
ルス以内にフエイズロツクされることになる。ま
たこのことを別の見方でまとめると、周波数制御
回路8のダウンクロツク信号S8lが論理“0”
に固定される時、モード信号S8mは論理“1”
又は論理“0”に固定され、このどちらかに固定
されていても低周波信号Liは高周波信号H
対してフエイズロツクされると見ることができ
又、時計用1秒信号sは、この低周波信号Li
を前段分周回路4aと後段分周回路4bにより15
段の分周をした信号であるので、t秒時計が進む
ときのHの個数は、t×215×(HLi)=t×
215×128となる。よつてl0としてt×215×128を
採用したときの(7)式で示される時計歩度S0とな
る。次の第4図の説明以下では、この動作を引用
するときS0フエイズロツクと略記する。
次に第4図の説明に入る。第3図では周波数制
御回路8のダウンクロツク信号S8lを論理
“0”として固定した場合のS0フエイズロツク動
作について述べたが、第4図ではこれを踏まえ
て、周波数制御回路8が働く場合一般について述
べる。
第4図では具体的に緩急量k=+3とした場合
を示す。周波数制御回路8に於いて緩急量k=+
3のとき緩急値メモリー7により入力端子DKK
には緩急ビツト信号の論理“0”が、緩急量k=
3に対応する緩急値ビツト信号が入力端子DK0
DK1には論理“1”が入力端子DK2〜DK6には論
理“0”が入力され、緩急一致検出信号S8e
は、構成で説明したように緩急ビツト信号が論理
“0”なので低周波発振回路2がP2端子より高い
周波数信号L2を出力しているとき論理“1”を
とり、L1を出力しているとき論理“0”をとる
ので結局、周波数制御信号S8のインバート信号
となる。逆に、緩急ビツト信号が論理“1”な
ら、緩急一致検出信号S8eは周波数制御信号S
8と同じ値をとる信号ということになる。
第4図に於いてイ〜ヘは第3図に於ける信号の
意味と同じであるので説明は省略する。さらに第
4図に於いてトは緩急信号S8cであり、チは緩
急処理開始信号であり、リは緩急一致検出信号で
あり、ヌはプリセツト信号S8gであり、ルは緩
急処理信号S8iであり、ヲはゼロ検出信号S8
hであり、ワはダウンクロツク信号S8lであ
り、カはモード信号S8mである。
今、第4図で、t10の直前の時点に於ける各部
の条件を、Ha,S3,S8a,S8,P2、の
各信号は第3図に於ける任意の時刻におけるイ,
ロ,ハ,ニ,ホ,ヘの値をとる、つまりS0フエイ
ズロツク動作中とし、緩急信号S8c、緩急処理
開始信号S8dは論理“0”とし、前述したよう
に緩急一致検出信号S8eは周波数制御信号S8
のインバート信号になつているとし、プリセツト
信号S8g、緩急処理信号S8jは論理“0”と
し、ゼロ検出信号S8hは論理“1”とし、ダウ
ンクロツク信号S8lは論理“0”とし、モード
信号S8mは論理“1”とする。そしてこの状態
は第2図の周波数制御回路8に於いて緩急信号S
8cが立上がらないとき、S8d,S8,S8
g,S8j,S8lと論理“0”を維持するの
で、モード信号S8mは論理“1”を維持し続
け、S0フエイズロツク動作も維持される。この状
態からt10時点において8秒信号である緩急信号
S8cが立上がると緩急開始信号S8dもDFF
8dにより立上がる。しかしこのS8cとS8d
を除く信号はDFF8のクロツク端子CLの入力
である緩急一致検出信号S8eが立上がるまで、
t10直前の場合と同様の動作を行う。この状態か
ら次のt11点において緩急一致検出信号が立上が
るとき(第3図におけるt2時点但し、緩急量k<
0のときはt5時点となる)DFF8の出力S8
は論理“1”となり位相信号S3も論理“1”なの
でアンド回路8gによりプリセツト信号S8gが
論理“1”になりダウンカウンター8hは入力端
子D0,D1,…D6より緩急値ビツトを内部カウン
ターに読み込む。しかし、緩急処理信号はS8j
は論理“0”のままなのでここでもS0フエイズロ
ツク動作は維持される。次のt12時点において、
位相信号S3が立下がり、アンド回路8gによりプ
リセツト信号S8gが立下りインバータ回路8i
とDFF8jにより緩急処理信号S8jが立上が
り、DFF8dのリセツト入力端子Rに入力され
ることにより緩急処理開始信号S8dが論理
“0”となる。又DFF8のリセツト入力端子R
に入力されることによりS8が論理“0”とな
りこの結果アンド回路8gが閉じて以下プリセツ
ト信号S8gもt20時点で再度緩急信号S8cが
立上るまで論理“0”を続ける。さらに緩急処理
信号S8jが論理“1”になつたことにより、ア
ンド回路8kが開きゼロ検出信号S8hはDFF
8jのリセツト端子に直接通り、又アンド回路8
lを通過した位相信号S3がダウンクロツク信号S
8lとなり、さらにこのt12時点のプリセツト信
号S8gの立下りにおいて内部カウンターのゼロ
チエツクが行なわれる。第4図は緩急量k=+3
の例であり、このt12時点ではダウンカウンター
8hの内部カウンターは3の値をとるのでゼロ検
出信号S8hは論理“0”をとり、S8kも論理
“0”をとり、位相信号S3が直接ダウンクロツク
信号となる。このル図に示す緩急処理信号S8
j、ヲ図に示すゼロ検出信号S8h、ワ図に示す
ダウンカウント信号S8lの状態はダウンカウン
ト信号S8lが3回目の立上り時点t17でダウン
カウンター8hの内部カウンターがゼロになり、
このダウンカウント信号S8lの3回目の立下り
時点t18でゼロ検出信号が論理“1”になる直前
まで続く。このダウンクロツク信号S8lにより
TFF8mの出力であるモード信号S8mはカ図
のごとくS8lの立上りで反転する信号となる。
又このモード信号S8mがt13時点までの論理
“1”を維持することによりイ〜ヘ図の動作はt13
時点までS0フエズロツク動作となる。t13時点で
モード信号S8mが反転し論理“0”となり、こ
のことにより、XNOR回路8bにより周波数制御
信号S8は基本周波数信号S8aの反転信号とな
り論理“0”を維持することになる。そして、低
周波発振回路2の出力端子P2からの出力信号Li
は高い周波数L2を維持し、ロ図aがこのL2
の分周信号となるためaHの位相関係はさら
に左へ移動することになりt14時点ではhの1個
左のパルスの論理“1”の範囲に入り、さらに
t15時点でモード信号S8mが反転し論理“0”
となり、XNOR回路8bにより周波数制御信号S
8は基本周波数信号S8aと同じ信号になり、論
理“0”を維持することになる。前記t13時点と
同様にaHの位相関係はさらに左へ移動する
ことになりt16時点ではhの2個左のパルス論理
“1”の範囲に入り、さらにt17時点ではt13時点と
同様の働きになりt18時点で結局hの3個左のパ
ルスの論理“1”の範囲に入る。以下このh
3個左のパルスをイ図に示す如くh′とする。こ
のt18時点で前述したようにヲ図に示すごとくゼ
ロ検出信号S8hが立上り、アンド回路8kによ
りDFF8jは即リセツトされ緩急処理信号S8
jが論理“0”となり、アンド回路8lにより以
下ダウンカウント信号S8lは論理“0”を維持
し、TFF8mの出力信号であるモード信号S8
mは論理“0”を維持することになる。このt18
時点のイ〜ヘ図の信号は第3図に於けるt3時点の
イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘ図と比べると第3図の
hh′と置き換えてみるとき全く同じである。
又前述したようにモード信号S8mは論理“0”
を以下続けるので、結局、次の緩急信号S8cが
立上るt20J時点までh′に対してのS0フエイズロ
ツク動作を繰返すことになる。
以上第4図の動作は緩急信号S8cの1周期の
間、t10〜t20の間でhに対するS0フエイズロツク
動作から、h′に対するS0フエイズロツク動作に
移行するものと言える。このことにより前記緩急
調整における歩度調整周期tとして時計用1秒信
号の分周信号である緩急信号S8cの周期8秒を
採用し、l0としてこの歩度調整周期8秒の間S0
エイズロツク動作を続けたときのHのパルス数
8×215×128=33554432とし、第4図では時計が
8秒進行する間に緩急量k=3に対してhから
h′にS0フエイズロツク動作の対照が移ることに
より(l0−3)個のHのパルスが出力される例
であるが本実施例の回路構成で緩急量kに対して
(l0−k)個のHのパルスが出力されるようにす
ることができ、又j=1とみることができる。
ここで、H=4194303.6Hzのときで、第4図で
説明した緩急量k=+3のときの、時計歩度Sを
求めてみる。まず(7)式より緩急量k=0としたと
きの時計歩度S0は約−0.095ppmつまり約
0.095ppmの遅れとなる。次に(9)式により時計歩
度の分解能Δは約0.03ppmとなり(10)式より時計歩
度Sは約−0.005ppmつまり約0.005ppmの遅れと
なる。
[発明の効果] 上記のごとく本発明によれば、従来の発振周波
数を少なくとも2段階の異る周波数の発振状態に
切換えるとが出来る低周波発振回路を周波数制御
回路によつて前記各発振状態での動作時間比率を
変化させることにより温度補償を行う電子時計の
前記周波数制御回路に於ける時間比率切換動作を
兼用して歩度調整を行うようにしているため、信
頼性、スペース及びコスト的に問題とされていた
トリマコンデンサを使用することなく、わずかな
回路構成の付加によつて信頼性の高いデジタル歩
度調整が可能となる。
さらに前記周波数制御回路に於ける時間比率切
換動作は、高周波発振信号の1パルスの分解能で
行うことが出来るため、極めて高精度な歩度調整
が可能となり、高安定、高精度の水晶時計の達成
に対して極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に於ける電子時計の回路ブロツ
ク図、第2図は第1図の周波数制御回路の回路ブ
ロツク図、第3図イ乃至ヘ、第4図イ乃至カは第
1図、第2図の主要電圧波形図、第5図は第1図
の回路による周波数・温度特性図、第6図は従来
例に於ける電子時計の回路ブロツク図、第7図は
第6図の主要電圧波形図、第8図は第6図の回路
による周波数・温度特性図である。 1…高周波発振回路、2…低周波発振回路、3
…位相比較回路、4a…前段分周回路、7…緩急
値メモリー、8…周波数制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発振周波数を少なくとも2段階の異る周波数
    の発振状態に切換えるための周波数切換手段を備
    えた低周波発振回路と、この低周波発振回路のほ
    ぼ整数倍の高周波信号を発生する高周波発振回路
    と、前記低周波発振回路の出力信号又はその分周
    信号をサンプリング信号とし、前記高周波信号を
    データ信号として前記両発振回路の出力信号の位
    相比較を行う位相比較回路を有し、前記位相比較
    回路の出力信号によつて前記低周波発振回路の周
    波数切換手段を制御して、低周波発振回路の各発
    振状態での動作時間比率を変化させることにより
    温度補償を行う電子時計に於いて、前記位相比較
    回路と、前記周波数切換手段との間に設けられた
    周波数制御回路と、該周波数制御回路に時計の進
    み遅れを調整するための歩度設定データを供給す
    る歩度設定手段を設け、前記周波数制御回路は、
    歩度設定手段によつて設定された歩度設定データ
    に従つて前記位相比較回路の出力信号による周波
    数切換手段の制御を無効とすることを特徴とする
    電子時計用発振回路。
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