JPS6232238B2 - - Google Patents
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- JPS6232238B2 JPS6232238B2 JP52098689A JP9868977A JPS6232238B2 JP S6232238 B2 JPS6232238 B2 JP S6232238B2 JP 52098689 A JP52098689 A JP 52098689A JP 9868977 A JP9868977 A JP 9868977A JP S6232238 B2 JPS6232238 B2 JP S6232238B2
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本発明は、グリース組成物に関し、更に詳しく
は(A)基油として鉱油、合成油又はこれらの混合油
と、(B)濃稠剤として、(i)n−オレフインよりオキ
ソ法により得られ、総炭素数12〜22のα−位に炭
素数1〜5のアルキル基を分岐鎖として有する分
岐鎖脂肪酸50〜90重量%と直鎖アルキル脂肪酸10
〜50重量%とより成る合成脂肪酸30〜95重量%
と、(ii)12−ヒドロキシステアリン酸5〜70重量%
の(i)、(ii)からなる混合脂肪酸の、アルカリ金属、
アルカリ土類金属及びアルミニウム族類の金属塩
の少なくとも一種の(A)と(B)とより成るところの耐
熱性、機械的安定性及び耐水性の改良されたグリ
ース組成物である。 従来、グリースの濃稠剤として、天然脂肪酸の
各種金属石鹸が、各々の要求される用途に応じ
て、またその特徴を生かして多用されて来た。中
でも、12−ヒドロキシステアリン酸のリチウム石
けんを用いて、鉱油または合成油を濃化したグリ
ースは、耐水性にすぐれ−30〜+150℃の温度範
囲で使用出来、カルシウム及びナトリウム石鹸基
グリースよりもすぐれ、航空機用、重工業用を主
に、万能型グリースとして使用されている。がし
かし、このような有用性のある天然脂肪酸リチウ
ムグリースも近年要求される電動機のころがり軸
受温度の高温化、高寿命の苛酷な使用条件に対し
ては、耐熱性、耐水性(含水セン断安定性)、機
械的熱的安定性(稠度変化)の点で未だ充分とは
いえない。 また低分子量モノ脂肪酸(C1〜6)、炭素数7〜
12のモノヒドロキシ基、またはメチル側鎖基を有
する飽和モノ脂肪酸、炭素数13以上の直鎖アルキ
ル基またはモノヒドロキシ基を有するモノ脂肪酸
とセシ油脂肪酸を組合わせて用いたグリース組成
物(特公昭40−14300)及び羊毛脂肪酸と鉱油の
混合物に酢酸バリウムと水酸化バリウムを加え、
加熱鹸化してグリースを製造する方法(特開昭36
−18523)が知られているが、いずれも低分子量
の石鹸を用いているため、グリース基油との相溶
性が悪く、製造上なかなか均一になり難く、ま
た、均一になつた後も離油度が高くなる欠点があ
ると共に、耐水性が極めて劣つている。さらに低
分子量脂肪酸を除いた脂肪酸の鎖長を見ると、前
者(特公昭40−14300)の平均炭素鎖長は12.7で
あり、最もグリース組成物に適した炭素鎖長16〜
18より見ると短鎖長であり、油の保持性、安定性
の点で問題がある。また後者(特公昭36−
18523)の平均炭素鎖長は羊毛脂脂肪酸で22〜25
であり、鎖長の長い石鹸は鉱油に対する溶解性が
良過ぎて、濃化剤としての働きが失われ、稠度の
変化が激しく使用し難い欠点を有する(堀口博著
「潤滑油とグリース」406〜409頁、昭和45年2
月、三共出版(株)発行)。またn−パラフインの酸
化により得られる合成脂肪酸と12−ヒドロキシス
テアリン酸を組合わせたグリース組成物(特開昭
51−16303)も知られているが、ここに用いる合
成脂肪酸は直鎖状アルキル脂肪酸であり、それに
若干量のヒドロキシ脂肪酸を含むものであり、こ
れと12−ヒドロキシステアリン酸その他の天然脂
肪酸を組合わせて用いているのであるが、天然脂
肪酸を用いている点から、耐熱性、酸化安定性が
劣り、着色し易いと云う欠点を有すると共に、直
鎖状脂肪酸が多いため機械的安定性が劣り、高温
での稠度変化が大きいと云う欠点を有する。 本発明者らは、特にこれらの点に注目し、耐水
性、機械的安定性及び耐熱性を改良すべく鋭意検
討した結果、濃稠剤原料として前記脂肪酸を用い
てなる新規グリース組成物を発明した。即ち、本
発明は、基油として鉱油、合成油を使用し、濃稠
剤原料として総炭素数12〜22の分岐鎖脂肪酸を必
須成分とした脂肪酸30〜95重量%と、12−ヒドロ
キシステアリン酸5〜70重量%とからなる混合脂
肪酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属及びアル
ミニウム族類の金属塩の少くとも1種以上を用い
て濃化せしめた、耐熱性、機械的安定性及び耐水
性の改良されたグリース組成物であり、従来の天
然脂肪酸リチウムグリースに比較し、著しく耐熱
性、機械的安定性を改良する事が出来た。以下に
本発明を更に具体的に詳述する。先ず、本発明に
用いるグリース基油としては従来公知の、汎用こ
ろがり軸受用としての鉱油、合成油(ジエステル
油)又はその混合油が用いられ、実際に本発明に
用いたグリース基油類の物性値を下記表−1に示
す。
は(A)基油として鉱油、合成油又はこれらの混合油
と、(B)濃稠剤として、(i)n−オレフインよりオキ
ソ法により得られ、総炭素数12〜22のα−位に炭
素数1〜5のアルキル基を分岐鎖として有する分
岐鎖脂肪酸50〜90重量%と直鎖アルキル脂肪酸10
〜50重量%とより成る合成脂肪酸30〜95重量%
と、(ii)12−ヒドロキシステアリン酸5〜70重量%
の(i)、(ii)からなる混合脂肪酸の、アルカリ金属、
アルカリ土類金属及びアルミニウム族類の金属塩
の少なくとも一種の(A)と(B)とより成るところの耐
熱性、機械的安定性及び耐水性の改良されたグリ
ース組成物である。 従来、グリースの濃稠剤として、天然脂肪酸の
各種金属石鹸が、各々の要求される用途に応じ
て、またその特徴を生かして多用されて来た。中
でも、12−ヒドロキシステアリン酸のリチウム石
けんを用いて、鉱油または合成油を濃化したグリ
ースは、耐水性にすぐれ−30〜+150℃の温度範
囲で使用出来、カルシウム及びナトリウム石鹸基
グリースよりもすぐれ、航空機用、重工業用を主
に、万能型グリースとして使用されている。がし
かし、このような有用性のある天然脂肪酸リチウ
ムグリースも近年要求される電動機のころがり軸
受温度の高温化、高寿命の苛酷な使用条件に対し
ては、耐熱性、耐水性(含水セン断安定性)、機
械的熱的安定性(稠度変化)の点で未だ充分とは
いえない。 また低分子量モノ脂肪酸(C1〜6)、炭素数7〜
12のモノヒドロキシ基、またはメチル側鎖基を有
する飽和モノ脂肪酸、炭素数13以上の直鎖アルキ
ル基またはモノヒドロキシ基を有するモノ脂肪酸
とセシ油脂肪酸を組合わせて用いたグリース組成
物(特公昭40−14300)及び羊毛脂肪酸と鉱油の
混合物に酢酸バリウムと水酸化バリウムを加え、
加熱鹸化してグリースを製造する方法(特開昭36
−18523)が知られているが、いずれも低分子量
の石鹸を用いているため、グリース基油との相溶
性が悪く、製造上なかなか均一になり難く、ま
た、均一になつた後も離油度が高くなる欠点があ
ると共に、耐水性が極めて劣つている。さらに低
分子量脂肪酸を除いた脂肪酸の鎖長を見ると、前
者(特公昭40−14300)の平均炭素鎖長は12.7で
あり、最もグリース組成物に適した炭素鎖長16〜
18より見ると短鎖長であり、油の保持性、安定性
の点で問題がある。また後者(特公昭36−
18523)の平均炭素鎖長は羊毛脂脂肪酸で22〜25
であり、鎖長の長い石鹸は鉱油に対する溶解性が
良過ぎて、濃化剤としての働きが失われ、稠度の
変化が激しく使用し難い欠点を有する(堀口博著
「潤滑油とグリース」406〜409頁、昭和45年2
月、三共出版(株)発行)。またn−パラフインの酸
化により得られる合成脂肪酸と12−ヒドロキシス
テアリン酸を組合わせたグリース組成物(特開昭
51−16303)も知られているが、ここに用いる合
成脂肪酸は直鎖状アルキル脂肪酸であり、それに
若干量のヒドロキシ脂肪酸を含むものであり、こ
れと12−ヒドロキシステアリン酸その他の天然脂
肪酸を組合わせて用いているのであるが、天然脂
肪酸を用いている点から、耐熱性、酸化安定性が
劣り、着色し易いと云う欠点を有すると共に、直
鎖状脂肪酸が多いため機械的安定性が劣り、高温
での稠度変化が大きいと云う欠点を有する。 本発明者らは、特にこれらの点に注目し、耐水
性、機械的安定性及び耐熱性を改良すべく鋭意検
討した結果、濃稠剤原料として前記脂肪酸を用い
てなる新規グリース組成物を発明した。即ち、本
発明は、基油として鉱油、合成油を使用し、濃稠
剤原料として総炭素数12〜22の分岐鎖脂肪酸を必
須成分とした脂肪酸30〜95重量%と、12−ヒドロ
キシステアリン酸5〜70重量%とからなる混合脂
肪酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属及びアル
ミニウム族類の金属塩の少くとも1種以上を用い
て濃化せしめた、耐熱性、機械的安定性及び耐水
性の改良されたグリース組成物であり、従来の天
然脂肪酸リチウムグリースに比較し、著しく耐熱
性、機械的安定性を改良する事が出来た。以下に
本発明を更に具体的に詳述する。先ず、本発明に
用いるグリース基油としては従来公知の、汎用こ
ろがり軸受用としての鉱油、合成油(ジエステル
油)又はその混合油が用いられ、実際に本発明に
用いたグリース基油類の物性値を下記表−1に示
す。
【表】
【表】
また、本発明は表−1の基油以外に、ナフテン
系鉱油、ネオペンチルポリオールエステル油、シ
リコーン油、ポリフエニールエーテル油、ポリオ
レフイン、及びポリアルキレングリコール等を基
油として使用出来得るものである。 次に濃稠剤に供する原料脂肪酸として、総炭素
数8〜22の分岐鎖脂肪酸を必須成分とした脂肪酸
はn−オレフインのオキソ法によつて得られ、分
岐鎖脂肪酸含有率30%以上であり、かつ、分岐脂
肪酸中のα−位に結合したアルキル基の炭素数は
1〜10個であるが、本発明においては、特に総炭
素数は12〜19が好ましく、また、α−位のアルキ
ル基の炭素数は1〜5が好ましい。また更に分岐
鎖脂肪酸の含有率は特に50〜90%の範囲内のもの
が好適であり、このように分岐鎖脂肪酸を必須成
分として含む脂肪酸を、30〜95重量%の範囲で含
有するものが使用できるが、特に45〜90重量%の
使用が好ましく、その配合量が30重量%以下にな
るとグリースの耐熱性が不充分となり、好ましく
ない。 次に12−ヒドロキシステアリン酸は前記分岐鎖
脂肪酸と混合において5〜70重量%で用いられる
が、本発明には特に10〜55重量%での使用が好ま
しい。 本発明に供する12−ヒドロキシステアリン酸の
一般性状は酸価170〜180、鹸化価180〜190、沃素
価5MAX、融点72℃Min、ヒドロキシル価
15.2Min、淡黄色固体である。 本発明に用いる濃稠剤原料としての上記混合脂
肪酸類の塩として用いる金属類及びその化合物と
してはアルカリ金属、アルカリ土類金属及びアル
ミニウム族金属及びその化合物であり、具体的に
はリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、バリウム、ストロンチウム、ア
ルミニウム等の水酸化物、酸化物、又は塩化物を
使用し、特に本発明に好ましい金属塩はリチウ
ム、カルシウム及びアルミニウム塩が挙げられ
る。これらを濃稠剤として本発明グリース組成物
は従来の欠点を著しく改良した新規なものであ
る。 次に本発明に使用する、分岐鎖脂肪酸を必須成
分とする脂肪酸は、分岐鎖脂肪酸の含有率が30%
以上であり、上記の金属塩となした場合は、分岐
鎖脂肪酸の単独使用(100%)でも有効に作用す
る。脂肪酸中にこの分岐鎖脂肪酸の含有率が30%
に満たない場合は得られたグリースは耐熱性(高
温での稠度変化が大)及び機械的安定性が不充分
であり、本発明を満足しない。更に、分岐鎖脂肪
酸の総炭素数は8〜22の範囲内で使用することが
好ましく、炭素数10以下になると、常温における
稠度が過大となり更に耐水性、耐熱性の低下を招
き、逆に炭素数23以上のものを使用した場合、特
に高温における機械的安定性(グリースの軟化現
象)及び離油度の増加をもたらし、本発明には適
切でない。 以上、本発明に供するグリース基油、及び濃稠
剤について述べたが、更に一般に用いられるとこ
ろのグリース用添加剤、例えば酸化防止剤、極圧
剤、摩耗防止剤、防錆剤及び充てん剤当の公知の
添加剤も本発明に使用することが出来る。 次に、本発明組成物の製造方法としては、従来
公知のセツケン系グリースの製造法に容易に従い
得るものである。すなわち基油中にて鹸化を行な
う鹸化法、あるいは、あらかじめ調整した金属石
鹸を基油中に分散混合する混合法、のいずれの製
造方法を用いても目的の組成物を得る事が出来
る。上記、グリースの製造方法に従い、以下に述
ベる数種の濃稠剤を得た。それを用いて得られた
グリース組成物を用いて本発明を具体的に説明す
る。なお、表−2に記載の実施例はすべてリチウ
ムセツケングリースとして検討した。その比較例
として、下記の3種の市販比較品と比較例1、2
を使用し、本発明と比較した。 市販比較品〔〕:ステアリン酸リチウムグリー
ス(パラフイン系鉱油ベース) 市販比較品〔〕:12−ヒドロキシステアリン酸
リチウムグリース(パラフイン系鉱油ベース) 市販比較品〔〕:12−ヒドロキシステアリ酸・
ステアリン酸の混合酸リチウムグリース(鉱油
+合成油の混合ベース)
系鉱油、ネオペンチルポリオールエステル油、シ
リコーン油、ポリフエニールエーテル油、ポリオ
レフイン、及びポリアルキレングリコール等を基
油として使用出来得るものである。 次に濃稠剤に供する原料脂肪酸として、総炭素
数8〜22の分岐鎖脂肪酸を必須成分とした脂肪酸
はn−オレフインのオキソ法によつて得られ、分
岐鎖脂肪酸含有率30%以上であり、かつ、分岐脂
肪酸中のα−位に結合したアルキル基の炭素数は
1〜10個であるが、本発明においては、特に総炭
素数は12〜19が好ましく、また、α−位のアルキ
ル基の炭素数は1〜5が好ましい。また更に分岐
鎖脂肪酸の含有率は特に50〜90%の範囲内のもの
が好適であり、このように分岐鎖脂肪酸を必須成
分として含む脂肪酸を、30〜95重量%の範囲で含
有するものが使用できるが、特に45〜90重量%の
使用が好ましく、その配合量が30重量%以下にな
るとグリースの耐熱性が不充分となり、好ましく
ない。 次に12−ヒドロキシステアリン酸は前記分岐鎖
脂肪酸と混合において5〜70重量%で用いられる
が、本発明には特に10〜55重量%での使用が好ま
しい。 本発明に供する12−ヒドロキシステアリン酸の
一般性状は酸価170〜180、鹸化価180〜190、沃素
価5MAX、融点72℃Min、ヒドロキシル価
15.2Min、淡黄色固体である。 本発明に用いる濃稠剤原料としての上記混合脂
肪酸類の塩として用いる金属類及びその化合物と
してはアルカリ金属、アルカリ土類金属及びアル
ミニウム族金属及びその化合物であり、具体的に
はリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム、カルシウム、バリウム、ストロンチウム、ア
ルミニウム等の水酸化物、酸化物、又は塩化物を
使用し、特に本発明に好ましい金属塩はリチウ
ム、カルシウム及びアルミニウム塩が挙げられ
る。これらを濃稠剤として本発明グリース組成物
は従来の欠点を著しく改良した新規なものであ
る。 次に本発明に使用する、分岐鎖脂肪酸を必須成
分とする脂肪酸は、分岐鎖脂肪酸の含有率が30%
以上であり、上記の金属塩となした場合は、分岐
鎖脂肪酸の単独使用(100%)でも有効に作用す
る。脂肪酸中にこの分岐鎖脂肪酸の含有率が30%
に満たない場合は得られたグリースは耐熱性(高
温での稠度変化が大)及び機械的安定性が不充分
であり、本発明を満足しない。更に、分岐鎖脂肪
酸の総炭素数は8〜22の範囲内で使用することが
好ましく、炭素数10以下になると、常温における
稠度が過大となり更に耐水性、耐熱性の低下を招
き、逆に炭素数23以上のものを使用した場合、特
に高温における機械的安定性(グリースの軟化現
象)及び離油度の増加をもたらし、本発明には適
切でない。 以上、本発明に供するグリース基油、及び濃稠
剤について述べたが、更に一般に用いられるとこ
ろのグリース用添加剤、例えば酸化防止剤、極圧
剤、摩耗防止剤、防錆剤及び充てん剤当の公知の
添加剤も本発明に使用することが出来る。 次に、本発明組成物の製造方法としては、従来
公知のセツケン系グリースの製造法に容易に従い
得るものである。すなわち基油中にて鹸化を行な
う鹸化法、あるいは、あらかじめ調整した金属石
鹸を基油中に分散混合する混合法、のいずれの製
造方法を用いても目的の組成物を得る事が出来
る。上記、グリースの製造方法に従い、以下に述
ベる数種の濃稠剤を得た。それを用いて得られた
グリース組成物を用いて本発明を具体的に説明す
る。なお、表−2に記載の実施例はすべてリチウ
ムセツケングリースとして検討した。その比較例
として、下記の3種の市販比較品と比較例1、2
を使用し、本発明と比較した。 市販比較品〔〕:ステアリン酸リチウムグリー
ス(パラフイン系鉱油ベース) 市販比較品〔〕:12−ヒドロキシステアリン酸
リチウムグリース(パラフイン系鉱油ベース) 市販比較品〔〕:12−ヒドロキシステアリ酸・
ステアリン酸の混合酸リチウムグリース(鉱油
+合成油の混合ベース)
【表】
なお、上表中のグリース各性能試験法は下記の
通りである。 (i) 滴点(℃):JIS−K−2561法 (ii) 稠度(at25℃):JIS−K−2560法(混和稠
度測定) (iii) 耐水性(含水セン断安定性):ASTM−D
−1831に準ずる。稠度変化 (iv) 機械的セン断安定性:25℃におけるShell
Roll test(4Hrs)後の稠度 (v) 耐熱性:150℃ 5Hrs後の稠度変化JIS−K
−2560に準ずる。 (vi) 離油度(%):JIS−K−2570法、130℃
50Hrs後 表−2の実施例1〜2で示されるように本発明
グリース組成物は、市販比較品〔〕、〔〕と比
較すると、耐水性、機械的セン断安定度及び耐熱
性いずれも良好(稠度変化少ない)であり、特に
実施例1の組成物は耐水性及び耐熱性の著しい改
良を示している。 次に、グリース基油として表−1の及びを
使用し、濃稠剤に供する混合脂肪酸中の分岐鎖脂
肪酸として炭素数C16-19を有するオキソ法合成脂
肪酸(分岐鎖脂肪酸含有率65%)を用いて、本発
明を検討した。 基油(DOS)を使用した場合の結果を表−
2、実施例3に、基油(鉱油+合成油の混合ベ
ース)を使用した場合の結果を表−2、実施例4
に示した。 これらの結果より、基油に合成油(DOS)の
みを使用した場合及び鉱油+合成油の混合ベース
を使用した場合いずれも、市販比較品〔〕及び
比較例1、2に比べ、耐水性、機械的セン断安定
度、耐熱性共に稠度変化が少なくすぐれている。
特に実施例3の結果に見られる如く耐熱性は良好
であり、合成油ベースとの相乗的効果を示してい
る。 以上、実施例1〜4によつて詳述した如く本発
明リチウムグリースは、従来の直鎖あるいは天然
脂肪酸を主成分とするリチウム石鹸基グリースに
比較し、著しく耐水性、機械的安定性及び耐熱性
を改良したものである。 更に表−3に記載の実施例5〜6は、カルシウ
ム、アルミニウム、又は、これらとリチウムとの
複合石鹸系グリースとして得られた本発明組成物
であり、その比較例として、下記3種の市販グリ
ースを使用し、本発明と比較した。 市販比較品〔〕:ステアリン酸・12−ヒドロキ
システアリン酸の混合酸のCa−Li複合石鹸系
グリース(鉱油+合成油の混合ベース) 市販比較品〔〕:ステアリン酸のAl−Ca複合
石鹸系グリース(鉱油+合成油の混合ベース) 市販比較品〔〕:ステアリン酸Ca石鹸系グリ
ース(鉱油+合成油の混合ベース)
通りである。 (i) 滴点(℃):JIS−K−2561法 (ii) 稠度(at25℃):JIS−K−2560法(混和稠
度測定) (iii) 耐水性(含水セン断安定性):ASTM−D
−1831に準ずる。稠度変化 (iv) 機械的セン断安定性:25℃におけるShell
Roll test(4Hrs)後の稠度 (v) 耐熱性:150℃ 5Hrs後の稠度変化JIS−K
−2560に準ずる。 (vi) 離油度(%):JIS−K−2570法、130℃
50Hrs後 表−2の実施例1〜2で示されるように本発明
グリース組成物は、市販比較品〔〕、〔〕と比
較すると、耐水性、機械的セン断安定度及び耐熱
性いずれも良好(稠度変化少ない)であり、特に
実施例1の組成物は耐水性及び耐熱性の著しい改
良を示している。 次に、グリース基油として表−1の及びを
使用し、濃稠剤に供する混合脂肪酸中の分岐鎖脂
肪酸として炭素数C16-19を有するオキソ法合成脂
肪酸(分岐鎖脂肪酸含有率65%)を用いて、本発
明を検討した。 基油(DOS)を使用した場合の結果を表−
2、実施例3に、基油(鉱油+合成油の混合ベ
ース)を使用した場合の結果を表−2、実施例4
に示した。 これらの結果より、基油に合成油(DOS)の
みを使用した場合及び鉱油+合成油の混合ベース
を使用した場合いずれも、市販比較品〔〕及び
比較例1、2に比べ、耐水性、機械的セン断安定
度、耐熱性共に稠度変化が少なくすぐれている。
特に実施例3の結果に見られる如く耐熱性は良好
であり、合成油ベースとの相乗的効果を示してい
る。 以上、実施例1〜4によつて詳述した如く本発
明リチウムグリースは、従来の直鎖あるいは天然
脂肪酸を主成分とするリチウム石鹸基グリースに
比較し、著しく耐水性、機械的安定性及び耐熱性
を改良したものである。 更に表−3に記載の実施例5〜6は、カルシウ
ム、アルミニウム、又は、これらとリチウムとの
複合石鹸系グリースとして得られた本発明組成物
であり、その比較例として、下記3種の市販グリ
ースを使用し、本発明と比較した。 市販比較品〔〕:ステアリン酸・12−ヒドロキ
システアリン酸の混合酸のCa−Li複合石鹸系
グリース(鉱油+合成油の混合ベース) 市販比較品〔〕:ステアリン酸のAl−Ca複合
石鹸系グリース(鉱油+合成油の混合ベース) 市販比較品〔〕:ステアリン酸Ca石鹸系グリ
ース(鉱油+合成油の混合ベース)
【表】
表−3の実施例5〜6は、表−2のC18〜19の
合成脂肪酸※3を用い、また、基油としては表−
1の基油を用いて行なつた結果である。表−4
の結果から明らかなように、本発明組成物は、例
えば市販比較品〔〕と組成的に対応する実施例
5との性能を比較すると、耐熱性は著しく改良さ
れ、また機械的セン断安定度を向上している。 また、実施例6の組成物はAl−Li複合石鹸グ
リースであるが、極めてすぐれた耐水性を示して
いる。 以上、実施例1〜6によつて詳述した如く、本
発明組成物は、従来の直鎖あるいは天然脂肪酸を
主成分とするリチウム、カルシウム、アルミニウ
ム及びこれらの複合石鹸グリースに比較し、著し
く耐水性、機械的安定性及び耐熱性を改良したも
のであり、今後これらの要求が更に苛酷化される
電動機のころがり軸受部分、航空機用あるいは各
種重工業用等の万能型グリースとして有用なもの
である。
合成脂肪酸※3を用い、また、基油としては表−
1の基油を用いて行なつた結果である。表−4
の結果から明らかなように、本発明組成物は、例
えば市販比較品〔〕と組成的に対応する実施例
5との性能を比較すると、耐熱性は著しく改良さ
れ、また機械的セン断安定度を向上している。 また、実施例6の組成物はAl−Li複合石鹸グ
リースであるが、極めてすぐれた耐水性を示して
いる。 以上、実施例1〜6によつて詳述した如く、本
発明組成物は、従来の直鎖あるいは天然脂肪酸を
主成分とするリチウム、カルシウム、アルミニウ
ム及びこれらの複合石鹸グリースに比較し、著し
く耐水性、機械的安定性及び耐熱性を改良したも
のであり、今後これらの要求が更に苛酷化される
電動機のころがり軸受部分、航空機用あるいは各
種重工業用等の万能型グリースとして有用なもの
である。
Claims (1)
- 1 (A)基油として鉱油、合成油又はこれらの混合
油と、(B)濃稠剤として(i)n−オレフインよりオキ
ソ法により得られ、総炭素数12〜22のα−位に炭
素数1〜5のアルキル基を分岐鎖として有する分
岐鎖脂肪酸50〜90重量%と、直鎖脂肪酸10〜50重
量%とより成る合成脂肪酸30〜95重量%と(ii)12−
ヒドロキシステアリン酸5〜70重量%とからなる
混合脂肪酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属、
及びアルミニウム族類の金属塩の少なくとも一種
の、(A)と(B)とより成ることを特徴とする耐熱性、
機械的安定性及び耐水性の改良されたグリース組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9868977A JPS5432509A (en) | 1977-08-19 | 1977-08-19 | Grease compositions |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9868977A JPS5432509A (en) | 1977-08-19 | 1977-08-19 | Grease compositions |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5432509A JPS5432509A (en) | 1979-03-09 |
| JPS6232238B2 true JPS6232238B2 (ja) | 1987-07-13 |
Family
ID=14226465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9868977A Granted JPS5432509A (en) | 1977-08-19 | 1977-08-19 | Grease compositions |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5432509A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230056102A (ko) * | 2021-10-19 | 2023-04-27 | 주식회사 야호텍 | 와이어 텐션유지가 가능한 모터 코일 권선장치 |
| KR20230083361A (ko) * | 2021-12-02 | 2023-06-12 | 주식회사 야호텍 | 코일 간격이 유지되는 모터 코일 권선 장치 |
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Family Cites Families (1)
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|---|---|---|---|---|
| JPS52117303A (en) * | 1976-03-26 | 1977-10-01 | Lion Corp | Grease composition |
-
1977
- 1977-08-19 JP JP9868977A patent/JPS5432509A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230056102A (ko) * | 2021-10-19 | 2023-04-27 | 주식회사 야호텍 | 와이어 텐션유지가 가능한 모터 코일 권선장치 |
| KR20230083361A (ko) * | 2021-12-02 | 2023-06-12 | 주식회사 야호텍 | 코일 간격이 유지되는 모터 코일 권선 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5432509A (en) | 1979-03-09 |
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