JPS6232392Y2 - - Google Patents

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JPS6232392Y2
JPS6232392Y2 JP1980173645U JP17364580U JPS6232392Y2 JP S6232392 Y2 JPS6232392 Y2 JP S6232392Y2 JP 1980173645 U JP1980173645 U JP 1980173645U JP 17364580 U JP17364580 U JP 17364580U JP S6232392 Y2 JPS6232392 Y2 JP S6232392Y2
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JP
Japan
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fibers
felt
carbon
magnetic tape
mixed
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JP1980173645U
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JPS5794685U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、磁気テープとの摺接によるフエル
ト部材の帯電を良好に防止できるパツド装置を備
えた磁気テープカートリツジに関する。
磁気テープカートリツジの磁気ヘツド挿入口の
内側には、磁気テープを磁気ヘツドに良好に圧接
するため、支持板に動物性繊維で形成されたフエ
ルト部材を貼着したパツド装置が取りつけられて
いる。ところが動物性繊維で形成されたフエルト
部材は、適度な柔軟性を有するものの、導電性が
それほど良好でなく、特に低温低湿の環境下にお
いては導電性が劣化するため磁気テープとの摺接
で静電気が発生し易く、その結果発生した静電気
が磁気ヘツドと磁気テープとの間で放電してノイ
ズを発生したり、塵埃等がフエルト部材やテープ
の表面に付着してドロツプアウトの原因となつた
りする場合があつた。
この考案はかかる欠点を解消するため種々検討
を行なつた結果なされたもので、金属繊維、カー
ボン含有ポリマーを芯にした繊維、金属メツキを
行つた有機繊維、カーボン含有樹脂コーテイング
繊維および繊維素材中にカーボンブラツクを混入
した有機炭素配列体繊維から選ばれる導電性繊維
を、動物性繊維で形成されたフエルト部材に対し
て0.05〜10重量%の割合で混入することによつ
て、適度な柔軟性を有するフエルト部材の導電性
を向上させ、温度および湿度等の影響を受けるこ
となく帯電防止機能を発揮させて前記従来の欠点
を解消したものである。
フエルト部材に混入させる導電性繊維として
は、金属繊維、カーボン含有ポリマーを芯にした
繊維、金属メツキを行なつた有機繊維、カーボン
含有樹脂コーテイング繊維および有機炭素配列体
繊維などが好適なものとして使用され、なかでも
有機炭酸配列体繊維がより好適なものとして使用
される。有機炭素配列体繊維はポリエステル、ポ
リプロピレンなどの繊維素材中にカーボンブラツ
クを混入した繊維で、カーボンブラツクの含有割
合を5重量%より少なくすると良好な導電性が得
られず、反対に70重量%より多くすると繊維がも
ろくなつて強度に問題が生じるため、カーボンブ
ラツクを5〜70重量%の範囲内で含有させたもの
が好ましく使用され、10〜50重量%の範囲内で含
有させたものがより好適なものとして使用され
る。
このような導電性繊維のフエルト部材に対する
混入割合は、0.05重量%より少なくするとフエル
ト部材の導電性を良好にできず、10重量%より多
くすると加工性に問題が生じ、コスト高の要因と
なるため、0.05〜10重量%の範囲内とするのが好
ましく、0.2〜2重量%の範囲内で混入させるの
がより好ましい。
このように導電性繊維を混入したフエルト部材
は、動物性繊維で構成されているため適度な柔軟
性を有するとともに、混入された導電性繊維によ
つてフエルト部材の導電性が向上され、帯電防止
機能が発揮されるため、温度や湿度に影響される
ことなくいかなる環境においても帯電を充分に防
止することができ、静電気の発生によつて生じる
ノイズの発生やドロツプアウト等を有効に防止す
ることができる。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一例を示す磁気テープカー
トリツジで、ケース1の中央部に、2個の巻取軸
挿入孔2が設けられており、巻取軸挿入孔2上に
は、スプール3が回転自在に載置されている。ス
プール3には磁気テープ4が巻回されており、一
方のスプール3から繰り出された磁気テープ4
は、ガイドローラーによつて、ケース1の前面に
案内され、ケース1の消去ヘツド、挿入口5、記
録再生記磁気ヘツド挿入口6、およびピンチロー
ラー挿入口7の内側を通り、他方のスプール3に
巻回されている。
磁気ヘツド挿入口6の内側、磁気テープ4の後
方には、両端を支持ピン8および遮磁板9により
支持されたパツド装置10が取りつけられてい
る。
パツド装置10は、第2図に示すように、動物
性繊維で形成されて導電性繊維11を混入したフ
エルト12と、このフエルト12を貼着した板バ
ネなどからなる支持板13とからなり、動物性繊
維で形成されて導電性繊維11を混入したフエル
ト12が磁気テープ4と摺接するようになつてい
る。従つて磁気テープ4とフエルト12とが摺接
してもフエルト12の適度な柔軟性によつて磁気
テープ4が良好に走行されるとともに、フエルト
表面の帯電が良好に防止され、たとえ低温低湿の
環境下においても静電気が発生することもない。
次に、この考案の効果を明確にするため試験例
について説明する。
試験例 洋毛からなる繊維を織物にし、水分および熱を
加えて縮充させてフエルトを形成する際、カーボ
ンブラツク含有率30重量%の有機炭素配列体繊維
を1重量%の含有割合で混入して導電性繊維が混
入されたフエルトをつくつた。
比較例 試験例において有機炭素配列体繊維の混入を省
いた以外は試験例と同様にしてフエルトをつくつ
た。
試験例および比較例で得られたフエルトについ
て、相対湿度を種々に変えて表面の電気抵抗を測
定した。第3図はその結果をグラフで表わしたも
ので、グラフAは試験例で得られたフエルトの電
気抵抗と相対湿度の関係を示し、グラフBは比較
例で得られたフエルトの電気抵抗と相対湿度の関
係を示す。
このグラフから明らかなように、従来のフエル
ト(グラフB)では湿度が低下するとともに電気
抵抗が急速に上昇し、不導体の領域になつて静電
気が帯電しやすくなるのに対し、この考案のフエ
ルト(グラフA)は表面電気抵抗が小さい上湿度
が変化しても電気抵抗は全く変わらず、このこと
からこの考案のフエルトはたとえ低温低湿の環境
下にあつても優れた帯電防止機能を有し、これを
使用したパツド装置は帯電を良好に防止できるこ
とがわかる。また、このフエルトを使用した磁気
テープカートリツジを用いて、記録再生を行つた
ところ、磁気テープはきわめて良好に走行した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す磁気テープカート
リツジの上ケースを除いた平面図、第2図は第1
図の要部拡大平面図、第3図はこの考案で得られ
たフエルトの相対湿度と電気抵抗との関係図であ
る。 6……磁気ヘツド挿入口、10……パツド装
置、11……導電性繊維、12……フエルト、1
3……支持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属繊維、カーボン含有ポリマーを芯にした繊
    維、金属メツキを行つた有機繊維、カーボン含有
    樹脂コーテイング繊維および繊維素材中にカーボ
    ンブラツクを混入した有機炭素配列体繊維から選
    ばれる導電性繊維を動物性繊維で形成されたフエ
    ルト部材に対して0.05〜10重量%の割合で混入し
    てフエルト部材を構成し、このフエルト部材を支
    持板に貼着してなるパツド装置を磁気ヘツド挿入
    口の内側に取り付けたことを特徴とする磁気テー
    プカートリツジ。
JP1980173645U 1980-12-02 1980-12-02 Expired JPS6232392Y2 (ja)

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JP1980173645U JPS6232392Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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JP1980173645U JPS6232392Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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Publication Number Publication Date
JPS5794685U JPS5794685U (ja) 1982-06-10
JPS6232392Y2 true JPS6232392Y2 (ja) 1987-08-19

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ID=29531842

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423878Y2 (ja) * 1974-06-20 1979-08-15
JPS5496617U (ja) * 1977-12-20 1979-07-07

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Publication number Publication date
JPS5794685U (ja) 1982-06-10

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