JPS6232731B2 - - Google Patents
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- JPS6232731B2 JPS6232731B2 JP6239082A JP6239082A JPS6232731B2 JP S6232731 B2 JPS6232731 B2 JP S6232731B2 JP 6239082 A JP6239082 A JP 6239082A JP 6239082 A JP6239082 A JP 6239082A JP S6232731 B2 JPS6232731 B2 JP S6232731B2
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- indene
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Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
本発明は、インデンの回収方法に関する。詳し
く述べると、タール系軽油から高純度インデンを
回収する方法に関する。 インデンは、コークス炉ガス軽油から分別され
る重質軽油あるいはコールタールから分別される
タール軽油等のタール系軽油に比較的多量に含ま
れている。しかしながら、タール系軽油中にはイ
ンデンと沸点の近接した成分が多量に含まれてい
るため、これから高純度のインデンを回収するこ
とは困難である。そのため、従来、インデンはク
マロン、スチレン等の他の成分を多量に含んだ状
態で重合させ、これをクマロン−インデン樹脂と
して使用するのが専らであつた。 本発明者らは、タール系軽油から高純度のイン
デンを回収する方法について種々研究した結果、
蒸留のみでは高純度のインデンを回収することは
極めて困難であるが、ある程度インデン分が濃縮
された留分についてアルカリ洗浄し、ついでこれ
を蒸留することにより高純度のインデンを容易に
回収することができることを見出し、本発明を完
成したものである。 すなわち、本発明はインデンを含有するタール
系軽油を蒸留してインデン分50重量%以上の留分
を得、ついでこれをアルカリ水溶液で洗浄したの
ち、再度蒸留することにより高純度のインデンを
回収する方法である。 本発明で使用する原料はインデンを含有するタ
ール系軽油であり、好適にはキシレン以上でナフ
タリン以下の沸点を有する留分である。一例とし
て、135〜195℃の留分を主とする重質軽油は、第
1表のような組成を有するとの報告がある。 第1表 組成 (%) 組 成 (%) ベンゼン 1.5 トルエン 8.5 m・p−キシレン 13.5 スチレン 12.5 1・3・5−トリメチルベンゼン 4.0 1・2・4−トリメチルベンゼン 6.5 クマロン 5.5 2・3−ヒドロインデン 5.5 インデン 24.5 ナフタリン 3.0 その他 5.0 本発明では、このような組成を有するタール系
軽油を蒸留して、インデン分50重量以上、好まし
くは70重量%以上の留分を得る。該留分中のイン
デン分が50重量%未満であると、次に行なわれる
洗浄工程の効率が低下するばかりでなく、洗浄後
の油水分離にも困難を生ずることが多い。 上述のような重質軽油を原料としてインデン分
50重量%以上の留分を得るためには、例えば理論
段数10段以上の条件での175〜190℃付近の留分を
集めることにより達成される。 インデン分50重量%以上の留分は、ついでアル
カリ水溶液を洗浄する。ここで、インデン留分は
50重量%以上に濃縮されているため、洗浄による
不純物の除去効率が格段に優れるばかりでなく、
洗浄後のインデン留分は次の蒸留工程で容易に脱
水することができるので、別に脱水工程を要しな
い。 アルカリ水溶液としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化アンモニウム等の強アル
カリの水溶液が好ましく、その濃度は1〜20重量
%、好ましくは2〜10重量%程度が適当である。
インデン留分に対するアルカリ水溶液の使用量
は、アルカリの濃度によつても異なるが、5重量
%程度の水酸化ナトリウム水溶液の場合、1:
0.2〜10、好ましくは1:0.5〜5程度が適当であ
る。洗浄は、向流接触あるいは撹拌接触等の公知
の方法により両者を接触させることにより達成さ
れる。 アルカリ水溶液による洗浄だけであつても、次
に蒸留で良好な結果を得ることが多いが、酸水溶
液による洗浄を併用することにより、さらに良好
な結果を得ることができる。酸水溶液としては硫
酸、硝酸等の鉱酸水溶液が好ましく、その濃度は
1〜20重量%、好ましくは2〜10重量%程度が適
当である。また、インデン留分に対する酸水溶液
の使用量は、アルカリ水溶液による洗浄と酸水溶
液にうる洗浄の順序は任意であるが、酸水溶液に
よる洗浄を先に行なう方が、洗浄が容易である。
このような洗浄を行なうことにより、次に行なう
蒸留で高純度のインデンが容易に回収できるので
ある。 洗浄後のインデン留分は、再度蒸留して高純度
インデンを回収する。この蒸留は、先の蒸留より
精度の高い蒸留とすることが好ましく、例えば理
論段数20段以上、好ましくは30段以上の蒸留塔を
用いて還流比20以上の条件で行なうことが好まし
い。高純度インデンは、例えば理論段数50段の蒸
留塔を用い常圧下、還流比40の蒸留条件の場合、
180〜185℃近辺の留分から得られる。 以下、本発明の実施例を示す。 実施例 重質軽油100部(重量部、以下同じ)を、理論
段数40段の蒸留塔を用い、常圧下、還流比25の条
件で蒸留し、インデン分76重量%のインデン留分
161部を得た。この留分を3倍量の5%の水酸化
ナトリウム水溶液で洗浄し、洗浄されたインデン
分83.6重量%のインデン留分143部を得た。つい
で、この留分を、理論段数40段の蒸留塔を用い、
常圧下に還流比40の条件で蒸留して、純度90〜95
重量%のインデン(A)17部および純度95重量%以上
のインデン(B)43部を回収した。 原料および各留分の組成を第2表に示す。な
お、成分の順序は不明成分を除き、ガスクロマト
グラフ留出順である。
く述べると、タール系軽油から高純度インデンを
回収する方法に関する。 インデンは、コークス炉ガス軽油から分別され
る重質軽油あるいはコールタールから分別される
タール軽油等のタール系軽油に比較的多量に含ま
れている。しかしながら、タール系軽油中にはイ
ンデンと沸点の近接した成分が多量に含まれてい
るため、これから高純度のインデンを回収するこ
とは困難である。そのため、従来、インデンはク
マロン、スチレン等の他の成分を多量に含んだ状
態で重合させ、これをクマロン−インデン樹脂と
して使用するのが専らであつた。 本発明者らは、タール系軽油から高純度のイン
デンを回収する方法について種々研究した結果、
蒸留のみでは高純度のインデンを回収することは
極めて困難であるが、ある程度インデン分が濃縮
された留分についてアルカリ洗浄し、ついでこれ
を蒸留することにより高純度のインデンを容易に
回収することができることを見出し、本発明を完
成したものである。 すなわち、本発明はインデンを含有するタール
系軽油を蒸留してインデン分50重量%以上の留分
を得、ついでこれをアルカリ水溶液で洗浄したの
ち、再度蒸留することにより高純度のインデンを
回収する方法である。 本発明で使用する原料はインデンを含有するタ
ール系軽油であり、好適にはキシレン以上でナフ
タリン以下の沸点を有する留分である。一例とし
て、135〜195℃の留分を主とする重質軽油は、第
1表のような組成を有するとの報告がある。 第1表 組成 (%) 組 成 (%) ベンゼン 1.5 トルエン 8.5 m・p−キシレン 13.5 スチレン 12.5 1・3・5−トリメチルベンゼン 4.0 1・2・4−トリメチルベンゼン 6.5 クマロン 5.5 2・3−ヒドロインデン 5.5 インデン 24.5 ナフタリン 3.0 その他 5.0 本発明では、このような組成を有するタール系
軽油を蒸留して、インデン分50重量以上、好まし
くは70重量%以上の留分を得る。該留分中のイン
デン分が50重量%未満であると、次に行なわれる
洗浄工程の効率が低下するばかりでなく、洗浄後
の油水分離にも困難を生ずることが多い。 上述のような重質軽油を原料としてインデン分
50重量%以上の留分を得るためには、例えば理論
段数10段以上の条件での175〜190℃付近の留分を
集めることにより達成される。 インデン分50重量%以上の留分は、ついでアル
カリ水溶液を洗浄する。ここで、インデン留分は
50重量%以上に濃縮されているため、洗浄による
不純物の除去効率が格段に優れるばかりでなく、
洗浄後のインデン留分は次の蒸留工程で容易に脱
水することができるので、別に脱水工程を要しな
い。 アルカリ水溶液としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化アンモニウム等の強アル
カリの水溶液が好ましく、その濃度は1〜20重量
%、好ましくは2〜10重量%程度が適当である。
インデン留分に対するアルカリ水溶液の使用量
は、アルカリの濃度によつても異なるが、5重量
%程度の水酸化ナトリウム水溶液の場合、1:
0.2〜10、好ましくは1:0.5〜5程度が適当であ
る。洗浄は、向流接触あるいは撹拌接触等の公知
の方法により両者を接触させることにより達成さ
れる。 アルカリ水溶液による洗浄だけであつても、次
に蒸留で良好な結果を得ることが多いが、酸水溶
液による洗浄を併用することにより、さらに良好
な結果を得ることができる。酸水溶液としては硫
酸、硝酸等の鉱酸水溶液が好ましく、その濃度は
1〜20重量%、好ましくは2〜10重量%程度が適
当である。また、インデン留分に対する酸水溶液
の使用量は、アルカリ水溶液による洗浄と酸水溶
液にうる洗浄の順序は任意であるが、酸水溶液に
よる洗浄を先に行なう方が、洗浄が容易である。
このような洗浄を行なうことにより、次に行なう
蒸留で高純度のインデンが容易に回収できるので
ある。 洗浄後のインデン留分は、再度蒸留して高純度
インデンを回収する。この蒸留は、先の蒸留より
精度の高い蒸留とすることが好ましく、例えば理
論段数20段以上、好ましくは30段以上の蒸留塔を
用いて還流比20以上の条件で行なうことが好まし
い。高純度インデンは、例えば理論段数50段の蒸
留塔を用い常圧下、還流比40の蒸留条件の場合、
180〜185℃近辺の留分から得られる。 以下、本発明の実施例を示す。 実施例 重質軽油100部(重量部、以下同じ)を、理論
段数40段の蒸留塔を用い、常圧下、還流比25の条
件で蒸留し、インデン分76重量%のインデン留分
161部を得た。この留分を3倍量の5%の水酸化
ナトリウム水溶液で洗浄し、洗浄されたインデン
分83.6重量%のインデン留分143部を得た。つい
で、この留分を、理論段数40段の蒸留塔を用い、
常圧下に還流比40の条件で蒸留して、純度90〜95
重量%のインデン(A)17部および純度95重量%以上
のインデン(B)43部を回収した。 原料および各留分の組成を第2表に示す。な
お、成分の順序は不明成分を除き、ガスクロマト
グラフ留出順である。
【表】
また、同様な条件において、アルカリ洗浄の前
に3倍両の5重量%硫酸水溶液による洗浄を行な
つた場合、純度90〜95重量%のインデン(A)10部お
よび純度95重量%以上のインデン(B)55重量部を回
収した。なお、同様な条件においてアルカリ洗浄
をしない場合は、純度90〜95重量%のインデン(A)
が33部回収されたにとどまつた。
に3倍両の5重量%硫酸水溶液による洗浄を行な
つた場合、純度90〜95重量%のインデン(A)10部お
よび純度95重量%以上のインデン(B)55重量部を回
収した。なお、同様な条件においてアルカリ洗浄
をしない場合は、純度90〜95重量%のインデン(A)
が33部回収されたにとどまつた。
Claims (1)
- 1 インデンを含有するタール系軽油を蒸留して
インデン分50重量%以上の留分を得、ついでこれ
をアルカリ水溶液で洗浄したのち、再度蒸留する
ことを特徴とするインデンの回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239082A JPS58180435A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | インデンの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239082A JPS58180435A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | インデンの回収方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58180435A JPS58180435A (ja) | 1983-10-21 |
| JPS6232731B2 true JPS6232731B2 (ja) | 1987-07-16 |
Family
ID=13198749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6239082A Granted JPS58180435A (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | インデンの回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58180435A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4803870A (en) * | 1987-02-09 | 1989-02-14 | Lew Hyok S | Vortex shedding flowmeter with mechanically amplifying pressure sensor |
| JPH0672227B2 (ja) * | 1987-06-09 | 1994-09-14 | 新日鐵化学株式会社 | 炭化水素油の脱硫方法 |
| CN102617264B (zh) * | 2012-03-14 | 2015-07-15 | 江苏华达化工集团有限公司 | 低温侧线精馏分离重苯中茚、萘、甲基萘的方法 |
| JP5898131B2 (ja) * | 2013-06-10 | 2016-04-06 | Jfeケミカル株式会社 | インデンの製造方法 |
| CN105967971A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-09-28 | 天津大学 | 裂解碳九中茚的冷冻结晶提纯方法 |
-
1982
- 1982-04-16 JP JP6239082A patent/JPS58180435A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58180435A (ja) | 1983-10-21 |
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