JPS6232741B2 - - Google Patents
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- JPS6232741B2 JPS6232741B2 JP54017929A JP1792979A JPS6232741B2 JP S6232741 B2 JPS6232741 B2 JP S6232741B2 JP 54017929 A JP54017929 A JP 54017929A JP 1792979 A JP1792979 A JP 1792979A JP S6232741 B2 JPS6232741 B2 JP S6232741B2
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- acid
- chloro
- hydroxyphenylacetic
- hydroxyphenylacetic acid
- hydroxy
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/347—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
- C07C51/367—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by introduction of functional groups containing oxygen only in singly bound form
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/347—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
- C07C51/377—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups
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- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は4−ヒドロキシフエニル酢酸の新規製
法に関する。
法に関する。
4−ヒドロキシフエニル酢酸は医薬として有用
な物質の合成に用いられる重要な中間生成物であ
る。従つてできるだけ合理的にそれを合成するこ
とは一般に利益がある。
な物質の合成に用いられる重要な中間生成物であ
る。従つてできるだけ合理的にそれを合成するこ
とは一般に利益がある。
4−ヒドロキシフエニル酢酸は薬理作用を有す
る種々の物質を製造するのに使用されている。米
国特許第2487018号明細書には、4−ヒドロキシ
フエニル酢酸をペニシリン生産培地に添加するこ
とによりp−ヒドロキシベンジルペニシリン−ナ
トリウム塩を得る方法が記載されている。p−ヒ
ドロキシベンジルペニシリン−ナトリウム塩は抗
生物質の一つである。英国特許第1285038号明細
書には、4−ヒドロキシフエニル酢酸を1−p−
カルバモイルメチルフエノキシ−2・3−エポキ
シプロパンに転化し、ついでこれとイソプロピル
アミンとを反応させることにより、β−遮断剤
(β−blocker)として投与される物質であるアテ
ノロール(ATENOLOL)を生成させる方法が記
載されている。ドイツ特許公開第2621090号公報
には、4−ヒドロキシフエニル酢酸から気管支拡
脹(broncholytish)作用を有する2−(p−ヒド
ロキシフエニル)−3−アミノ−1−プロパノー
ル誘導体を得ることが記載されている。J.Med.
Chem.20、(1977)、1263頁以下には、最初に4−
ヒドロキシフエニル酢酸の3位に置換基を導入
し、保護基を導入した後、第3級ブチル−ベンジ
ルアミンと反応させ、ついでその反応生成物を還
元してβ−アドレナリンに類似する作用を有する
物質を得る方法が記載されている。
る種々の物質を製造するのに使用されている。米
国特許第2487018号明細書には、4−ヒドロキシ
フエニル酢酸をペニシリン生産培地に添加するこ
とによりp−ヒドロキシベンジルペニシリン−ナ
トリウム塩を得る方法が記載されている。p−ヒ
ドロキシベンジルペニシリン−ナトリウム塩は抗
生物質の一つである。英国特許第1285038号明細
書には、4−ヒドロキシフエニル酢酸を1−p−
カルバモイルメチルフエノキシ−2・3−エポキ
シプロパンに転化し、ついでこれとイソプロピル
アミンとを反応させることにより、β−遮断剤
(β−blocker)として投与される物質であるアテ
ノロール(ATENOLOL)を生成させる方法が記
載されている。ドイツ特許公開第2621090号公報
には、4−ヒドロキシフエニル酢酸から気管支拡
脹(broncholytish)作用を有する2−(p−ヒド
ロキシフエニル)−3−アミノ−1−プロパノー
ル誘導体を得ることが記載されている。J.Med.
Chem.20、(1977)、1263頁以下には、最初に4−
ヒドロキシフエニル酢酸の3位に置換基を導入
し、保護基を導入した後、第3級ブチル−ベンジ
ルアミンと反応させ、ついでその反応生成物を還
元してβ−アドレナリンに類似する作用を有する
物質を得る方法が記載されている。
4−ヒドロキシフエニル酢酸を製造する公知の
方法はたとえばアニソールから出発しクロロメチ
ル化及びシアン化によつて4−メトキシフエニル
アセトニトリルに転化する(Organikum、Berlin
第9版第363頁)。このニトリルをケン化して酸と
し引続いて燐/沃化水素酸を用いてエーテルの脱
離を行つて4−ヒドロキシフエニル酢酸が得られ
る(R.J.Meltzerほか、J.Org.Chem.22(1957)
第1577頁)。しかしながらこの四工程での合成は
進行しても生成物の収率が極めて不満足である。
アニソールに基いて全収率は一般に21%未満であ
る。
方法はたとえばアニソールから出発しクロロメチ
ル化及びシアン化によつて4−メトキシフエニル
アセトニトリルに転化する(Organikum、Berlin
第9版第363頁)。このニトリルをケン化して酸と
し引続いて燐/沃化水素酸を用いてエーテルの脱
離を行つて4−ヒドロキシフエニル酢酸が得られ
る(R.J.Meltzerほか、J.Org.Chem.22(1957)
第1577頁)。しかしながらこの四工程での合成は
進行しても生成物の収率が極めて不満足である。
アニソールに基いて全収率は一般に21%未満であ
る。
4−ヒドロキシフエニル酢酸を製造する別の公
知の方法はフエノールから出発しフリーデル・ク
ラフツ反応により4−ヒドロキシアセトフエノン
を生成しこれをウイルゲロト−キントラ
(Willgerodt−Kindler)に従つて目的の化合物に
転化させるものである(C.D.Joshiほか、J.Sci.
Ind.Res.(New Delhi)Sect.B21(1962)第284
頁)。この従来法でもフエノールに基いて全収率
は約30%で極めて不満足である。そのほか副生成
物として生じる硫化物とともに排水問題が生じそ
の排除には不当に多額な経費が必要とされて終
う。
知の方法はフエノールから出発しフリーデル・ク
ラフツ反応により4−ヒドロキシアセトフエノン
を生成しこれをウイルゲロト−キントラ
(Willgerodt−Kindler)に従つて目的の化合物に
転化させるものである(C.D.Joshiほか、J.Sci.
Ind.Res.(New Delhi)Sect.B21(1962)第284
頁)。この従来法でもフエノールに基いて全収率
は約30%で極めて不満足である。そのほか副生成
物として生じる硫化物とともに排水問題が生じそ
の排除には不当に多額な経費が必要とされて終
う。
従つて上述の欠点なしにかつ良好な収率で4−
ヒドロキシフエニル酢酸を製造する方法という問
題が課せられた。その際意外にも初めには迂遠な
方法と思われた方法がこの課題を満足に解決する
ことが判明した。
ヒドロキシフエニル酢酸を製造する方法という問
題が課せられた。その際意外にも初めには迂遠な
方法と思われた方法がこの課題を満足に解決する
ことが判明した。
本発明の4−ヒドロキシフエニル酢酸の製法は
(a)o−クロロフエノールをグリオキシル酸と反応
させて3−クロロ−4−ヒドロキシ−マンデル酸
を生成し、(b)3−クロロ−4−ヒドロキシ−マン
デル酸を還元して3−クロロ−4−ヒドロキシフ
エニル酢酸を生成し、(c)3−クロロ−4−ヒドロ
キシフエニル酢酸から塩素を脱離することを特徴
とする。
(a)o−クロロフエノールをグリオキシル酸と反応
させて3−クロロ−4−ヒドロキシ−マンデル酸
を生成し、(b)3−クロロ−4−ヒドロキシ−マン
デル酸を還元して3−クロロ−4−ヒドロキシフ
エニル酢酸を生成し、(c)3−クロロ−4−ヒドロ
キシフエニル酢酸から塩素を脱離することを特徴
とする。
グリオキシル酸と反応させてフエノールを4−
ヒドロキシマンデル酸に転化させることはたとえ
ばHouben−Weyl、Methoden der organischen
Chemie、第巻1C(1976年)第1057−1058頁及
びCanad.J.Chem.44.1966年第575−582頁から公
知である。しかしながらこの場合生じる4−ヒド
ロキシ−マンデル酸は簡単な方法では4−ヒドロ
キシ−フエニル酢酸に還元することができない。
ヒドロキシマンデル酸に転化させることはたとえ
ばHouben−Weyl、Methoden der organischen
Chemie、第巻1C(1976年)第1057−1058頁及
びCanad.J.Chem.44.1966年第575−582頁から公
知である。しかしながらこの場合生じる4−ヒド
ロキシ−マンデル酸は簡単な方法では4−ヒドロ
キシ−フエニル酢酸に還元することができない。
本発明者は今般、3−クロロ−4−ヒドロキシ
−マンデル酸が同様にこの4−ヒドロキシマンデ
ル酸の公知の製法に従つて生成し得るが塩素化し
てない化合物と違つて3−クロロ−4−ヒドロキ
シ−マンデル酸は支障なく3−クロロ−4−ヒド
ロキシ−フエニル酢酸に還元でき、これから塩素
が容易に還元しながら脱離できることを見出し
た。
−マンデル酸が同様にこの4−ヒドロキシマンデ
ル酸の公知の製法に従つて生成し得るが塩素化し
てない化合物と違つて3−クロロ−4−ヒドロキ
シ−マンデル酸は支障なく3−クロロ−4−ヒド
ロキシ−フエニル酢酸に還元でき、これから塩素
が容易に還元しながら脱離できることを見出し
た。
ベルギー国特許第704368号明細書によると、モ
ノー又はジ−置換フエノールをフリーデル−クラ
フツ反応により対応のアセトフエノン誘導体に転
化し次にウイルゲロト−キントラ法に従つてチオ
モルホリド誘導体を経て対応のフエニル酢酸に転
化し又は適当な保護基を導入した後クロロメチル
化及びシアン化及び引続いてのケン化によつてフ
エニル酢酸に転化させることが知られている。こ
の種の方法は、西独特許公開第2524836号公報に
よるとo−クロロフエノールをヒドロキシ基の保
護のため第2級アルキル・ハロゲン化物で2−ク
ロロアルコキシベンゾールに転化しこれを次にク
ロロメチル化し、シアン化しさらに処理すること
によつて改良された。この従来法は実施法及び収
率において従前の方法より優れているがやはり完
全には満足ではない。一方ではこの公知の方法は
3−クロロ−4−ヒドロキシフエニル酢酸に至る
段階までですでに少なくとも4乃至5工程を必要
とし従つて対応して大きな操業経費を要しまた50
%未満の平凡な収率をもたらし他方ではチオモル
ホリドの合成乃至クロロメチル工程のシアン化な
ど環境及び衛生にとつて危険度の高い処理工程を
経過する。チオモルホリド誘導体の分解生成物は
極めて排水を汚染し生物学的処理にとつて重大な
問題となる。シアン化工程はそれ自体すでにとく
に安全措置が必要でありこの工程の母液は過剰の
シアン化物を実際上定量的に排除するため特別な
処理が必要である。西独特許公開第2524836号公
報の方法によるとo−クロロフエノールを3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフエニル酢酸に転化させる
とこれから還元による塩素の脱離によつてo−ク
ロロフエノールに基いて僅かに約40%の収率で所
望の4−ヒドロキシフエニル酢酸を得ることがで
き一方同様に3−クロロ−4−ヒドロキシフエニ
ル酢酸の製造のため直接フエノールから出発し対
応の中間工程を経過する自明の合成法では満足な
結果をもたらすものではない。
ノー又はジ−置換フエノールをフリーデル−クラ
フツ反応により対応のアセトフエノン誘導体に転
化し次にウイルゲロト−キントラ法に従つてチオ
モルホリド誘導体を経て対応のフエニル酢酸に転
化し又は適当な保護基を導入した後クロロメチル
化及びシアン化及び引続いてのケン化によつてフ
エニル酢酸に転化させることが知られている。こ
の種の方法は、西独特許公開第2524836号公報に
よるとo−クロロフエノールをヒドロキシ基の保
護のため第2級アルキル・ハロゲン化物で2−ク
ロロアルコキシベンゾールに転化しこれを次にク
ロロメチル化し、シアン化しさらに処理すること
によつて改良された。この従来法は実施法及び収
率において従前の方法より優れているがやはり完
全には満足ではない。一方ではこの公知の方法は
3−クロロ−4−ヒドロキシフエニル酢酸に至る
段階までですでに少なくとも4乃至5工程を必要
とし従つて対応して大きな操業経費を要しまた50
%未満の平凡な収率をもたらし他方ではチオモル
ホリドの合成乃至クロロメチル工程のシアン化な
ど環境及び衛生にとつて危険度の高い処理工程を
経過する。チオモルホリド誘導体の分解生成物は
極めて排水を汚染し生物学的処理にとつて重大な
問題となる。シアン化工程はそれ自体すでにとく
に安全措置が必要でありこの工程の母液は過剰の
シアン化物を実際上定量的に排除するため特別な
処理が必要である。西独特許公開第2524836号公
報の方法によるとo−クロロフエノールを3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフエニル酢酸に転化させる
とこれから還元による塩素の脱離によつてo−ク
ロロフエノールに基いて僅かに約40%の収率で所
望の4−ヒドロキシフエニル酢酸を得ることがで
き一方同様に3−クロロ−4−ヒドロキシフエニ
ル酢酸の製造のため直接フエノールから出発し対
応の中間工程を経過する自明の合成法では満足な
結果をもたらすものではない。
本発明の方法の工程(a)におけるグリオキシル酸
と反応させてo−クロロフエノールを3−クロロ
−4−ヒドロキシマンデル酸に転化させることは
アルカリ性溶液中で行なわれる。モル比の選択に
は制限はなく好ましくはグリオキシル酸を過剰に
使用する。この反応は−5℃乃至100℃の温度で
進行する。反応の終了後に酸性としてマンデル酸
を遊離させ、場合によつては適当な抽出剤を用い
て抽出し又は反応生成物をただちにさらに転化さ
せる。
と反応させてo−クロロフエノールを3−クロロ
−4−ヒドロキシマンデル酸に転化させることは
アルカリ性溶液中で行なわれる。モル比の選択に
は制限はなく好ましくはグリオキシル酸を過剰に
使用する。この反応は−5℃乃至100℃の温度で
進行する。反応の終了後に酸性としてマンデル酸
を遊離させ、場合によつては適当な抽出剤を用い
て抽出し又は反応生成物をただちにさらに転化さ
せる。
多数の他の置換フエノールたとえばアルコキシ
フエノールはグリオキシル酸及び類似の化合物と
反応すると樹脂状生成物又は全く不満足な収率を
もたらすことが知られていたので、本法の如くグ
リオキシル酸がo−クロロフエノールにもつぱら
パラの位置で作用してフエノール性ヒドロキシ基
となりすぐれた収率を保証することは意外であつ
た。このことはまたグリオキシル酸及び類似の化
合物がアルカリ性溶液中で不均化を起こし、未保
護のフエノールが、とくにアルデヒドと混合され
たとき、自動酸化及び樹脂化の傾向を示し、クロ
ロフエノールをグリオキシル酸などの化合物と化
学反応させるときは異性体の形成及び困難な分離
法が予期されることが公知であるのでとくに意外
である。そのうえフエノール性のマンデル酸は結
晶化の傾向が小さいので中間生成物の再処理が問
題となる。
フエノールはグリオキシル酸及び類似の化合物と
反応すると樹脂状生成物又は全く不満足な収率を
もたらすことが知られていたので、本法の如くグ
リオキシル酸がo−クロロフエノールにもつぱら
パラの位置で作用してフエノール性ヒドロキシ基
となりすぐれた収率を保証することは意外であつ
た。このことはまたグリオキシル酸及び類似の化
合物がアルカリ性溶液中で不均化を起こし、未保
護のフエノールが、とくにアルデヒドと混合され
たとき、自動酸化及び樹脂化の傾向を示し、クロ
ロフエノールをグリオキシル酸などの化合物と化
学反応させるときは異性体の形成及び困難な分離
法が予期されることが公知であるのでとくに意外
である。そのうえフエノール性のマンデル酸は結
晶化の傾向が小さいので中間生成物の再処理が問
題となる。
本発明の方法の工程(b)において3−クロロ−4
−ヒドロキシ−マンデル酸を3−クロロ−4−ヒ
ドロキシフエニル酢酸に還元するためには、沃化
水素酸及び/又は沃素及び燐を用いて実施する。
沃化水素酸を用いての還元は酢酸など適当な溶剤
中で進行し、その場合沃化水素酸は全部又は一部
を沃素+燐で置換できる。好都合なことに3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフエニル酢酸を含んでいる
反応媒質は水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性と
し、前記フエニル酢酸のモノナトリウム塩を晶出
させることができこの結晶を洗浄し再び熱水に溶
かしてから酸性とし冷却させて3−クロロ−4−
ヒドロキシフエニル酢酸を析出させる。
−ヒドロキシ−マンデル酸を3−クロロ−4−ヒ
ドロキシフエニル酢酸に還元するためには、沃化
水素酸及び/又は沃素及び燐を用いて実施する。
沃化水素酸を用いての還元は酢酸など適当な溶剤
中で進行し、その場合沃化水素酸は全部又は一部
を沃素+燐で置換できる。好都合なことに3−ク
ロロ−4−ヒドロキシフエニル酢酸を含んでいる
反応媒質は水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性と
し、前記フエニル酢酸のモノナトリウム塩を晶出
させることができこの結晶を洗浄し再び熱水に溶
かしてから酸性とし冷却させて3−クロロ−4−
ヒドロキシフエニル酢酸を析出させる。
本発明の方法の工程(c)における塩素の脱離は水
素とパラジウム触媒とを用いて接触還元により実
施する 公知の文献からは有機化合物中のハロゲンを水
素で置換する方法及び実施例が多数知られてい
る。
素とパラジウム触媒とを用いて接触還元により実
施する 公知の文献からは有機化合物中のハロゲンを水
素で置換する方法及び実施例が多数知られてい
る。
パラジウム触媒上での水素添加のほかに、アル
カリ性溶液中のラネーニツケル上で水素添加して
ハロゲンを脱離することもでき、あるいは沃化水
素酸と燐とを用い又はナトリウムを用いて液体ア
ンモニア中で操作することもでき、また発生期の
水素での還元も公知である。芳香族系中での脱ハ
ロゲンは多くはきびしい条件及び/又は強力な還
元剤を必要とするが、場合によつては二重結合が
水素添加され得る又はハロゲンのほか他の官能基
も作用を受けまた還元除去され得ることになる可
能性がある。
カリ性溶液中のラネーニツケル上で水素添加して
ハロゲンを脱離することもでき、あるいは沃化水
素酸と燐とを用い又はナトリウムを用いて液体ア
ンモニア中で操作することもでき、また発生期の
水素での還元も公知である。芳香族系中での脱ハ
ロゲンは多くはきびしい条件及び/又は強力な還
元剤を必要とするが、場合によつては二重結合が
水素添加され得る又はハロゲンのほか他の官能基
も作用を受けまた還元除去され得ることになる可
能性がある。
水素/ラネーニツケルを用いて3−クロロ安息
香酸を脱ハロゲンして安息香酸とすることは
(Chem.Ber.91(1958年)第1376頁)例えば、ク
ロロアニリン及びクロロアニソールの還元が約90
%の収率で進行するのに比べて僅かに64%の収率
で進行するにすぎない。
香酸を脱ハロゲンして安息香酸とすることは
(Chem.Ber.91(1958年)第1376頁)例えば、ク
ロロアニリン及びクロロアニソールの還元が約90
%の収率で進行するのに比べて僅かに64%の収率
で進行するにすぎない。
これに比べて本発明の方法の工程(c)における3
−クロロ−4−ヒドロキシフエニル酢酸の還元は
水素及びパラジウム触媒を用いると目的の生成物
を90%を越える収率で得る。
−クロロ−4−ヒドロキシフエニル酢酸の還元は
水素及びパラジウム触媒を用いると目的の生成物
を90%を越える収率で得る。
アルカリ性溶液中において、室温から反応混合
物の沸点に及ぶ範囲の温度において操作を行い、
水素圧は大気圧に一致させ又はこれより高くする
ことができる。
物の沸点に及ぶ範囲の温度において操作を行い、
水素圧は大気圧に一致させ又はこれより高くする
ことができる。
本発明の方法の全収率は使用したo−クロロフ
エノールに基いて約65%である。
エノールに基いて約65%である。
本発明の方法は下記の反応図式で説明できる:
本発明を次の実施例により説明する。
実施例
適当な反応器中に水7を入れておき、グリオ
キシル酸の50%溶液1.75Kgを加え、水酸化ナトリ
ウムの25%溶液1.63で中和する。これに室温に
おいてo−クロロ−フエノール0.39Kgと水酸化ナ
トリウムの25%溶液0.38との混合物を加え約30
℃に加温し、この温度で約24時間撹拌しながら反
応させる。濃塩酸でPH値を1−2にし、真空中で
半分の容積に濃縮し、冷却させて毎回1.5の酢
酸エステルを用いて3回抽出する。酢酸エステル
抽出分を含せ真空中で大幅に濃縮する。残渣から
は3−クロロ−4−ヒドロキシマンデル酸615g
(理論量の98%に相当)の淡色の樹脂状の塊が得
られ、これを数日間放置すると全体が結晶化す
る。少量の水で再結晶させた3−クロロ−4−ヒ
ドロキシマンデル酸の試料は融点が140−141℃で
ある。
キシル酸の50%溶液1.75Kgを加え、水酸化ナトリ
ウムの25%溶液1.63で中和する。これに室温に
おいてo−クロロ−フエノール0.39Kgと水酸化ナ
トリウムの25%溶液0.38との混合物を加え約30
℃に加温し、この温度で約24時間撹拌しながら反
応させる。濃塩酸でPH値を1−2にし、真空中で
半分の容積に濃縮し、冷却させて毎回1.5の酢
酸エステルを用いて3回抽出する。酢酸エステル
抽出分を含せ真空中で大幅に濃縮する。残渣から
は3−クロロ−4−ヒドロキシマンデル酸615g
(理論量の98%に相当)の淡色の樹脂状の塊が得
られ、これを数日間放置すると全体が結晶化す
る。少量の水で再結晶させた3−クロロ−4−ヒ
ドロキシマンデル酸の試料は融点が140−141℃で
ある。
分析値:Cl実測値17.7及び17.3%Cl計算値17.53%
この物質は薄層クロマトグラムによると単一物
質である。
質である。
粗製の3−クロロ−4−ヒドロキシマンデル酸
500gを氷酢酸2.5に溶かし、赤燐87g、沃素31
g、57%沃化水素酸30ml及び水30mlを加え還流冷
却しながら2.5時間沸騰させる。未反応の燐を吸
引別し反応物を真空中で大幅に濃縮する。残渣
を水650mlに入れ水酸化ナトリウムの25%溶液1
を加えPHを8−8.5にする。その際3−クロロ
−4−ヒドロキシフエニル酢酸のナトリウム塩が
晶出する。これから3−クロロ−4−ヒドロキシ
フエニル酢酸を生成して320gの該物質が得られ
る。この物質は極めて純粋で融点が109−110℃で
ある。
500gを氷酢酸2.5に溶かし、赤燐87g、沃素31
g、57%沃化水素酸30ml及び水30mlを加え還流冷
却しながら2.5時間沸騰させる。未反応の燐を吸
引別し反応物を真空中で大幅に濃縮する。残渣
を水650mlに入れ水酸化ナトリウムの25%溶液1
を加えPHを8−8.5にする。その際3−クロロ
−4−ヒドロキシフエニル酢酸のナトリウム塩が
晶出する。これから3−クロロ−4−ヒドロキシ
フエニル酢酸を生成して320gの該物質が得られ
る。この物質は極めて純粋で融点が109−110℃で
ある。
両工程にわたつての収率は使用したo−クロロ
−フエノールに基いて理論値の68.3%である。
−フエノールに基いて理論値の68.3%である。
3−クロロ−4−ヒドロキシ−フエニル酢酸
180gを水350mlに懸濁させ水酸化ナトリウムの25
%溶液240mlを加える。この混合物を加熱し、パ
ラジウム黒4gを加え反応器を閉鎖して、窒素で
数回掃気し水素を送入する。同時に反応混合物を
加熱する。約5バールの圧力及び約100℃の温度
において反応は7−8時間以内で終了する。パラ
ジウム黒を別し、濃塩酸約200mlでPHを1−2
とし冷却しながら若干の時間撹拌を続け晶出した
物質を吸引過する。乾燥後に粗製の生成物162
gが得られる。再結晶後に純粋な4−ヒドロキシ
フエニル酢酸129g(理論量の88%に相当)が得
られる。母液を処理してさらに10gの純粋な4−
ヒドロキシフエニル酢酸が得られこの工程の全収
率が理論値の96%となる。
180gを水350mlに懸濁させ水酸化ナトリウムの25
%溶液240mlを加える。この混合物を加熱し、パ
ラジウム黒4gを加え反応器を閉鎖して、窒素で
数回掃気し水素を送入する。同時に反応混合物を
加熱する。約5バールの圧力及び約100℃の温度
において反応は7−8時間以内で終了する。パラ
ジウム黒を別し、濃塩酸約200mlでPHを1−2
とし冷却しながら若干の時間撹拌を続け晶出した
物質を吸引過する。乾燥後に粗製の生成物162
gが得られる。再結晶後に純粋な4−ヒドロキシ
フエニル酢酸129g(理論量の88%に相当)が得
られる。母液を処理してさらに10gの純粋な4−
ヒドロキシフエニル酢酸が得られこの工程の全収
率が理論値の96%となる。
4−ヒドロキシフエニル酢酸は融点範囲が148
−152℃でありこれは真正の物質と同じである。
−152℃でありこれは真正の物質と同じである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 4−ヒドロキシフエニル酢酸の製法において (a) o−クロロフエノールをグリオキシル酸と反
応させて3−クロロ−4−ヒドロキシ−マンデ
ル酸を生成し、 (b) 3−クロロ−4−ヒドロキシ−マンデル酸
を、沃化水素酸及び/又は沃素及び赤燐を用い
て還元して3−クロロ−4−ヒドロキシフエニ
ル酢酸を生成し、 (c) 水素及びパラジウム触媒を用いて3−クロロ
−4−ヒドロキシ−フエニル酢酸から塩素を脱
離することを特徴とする4−ヒドロキシフエニ
ル酢酸の製法。 2 工程(a)における反応をアルカリ性媒質中で行
なう特許請求の範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE2807201 | 1978-02-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54125635A JPS54125635A (en) | 1979-09-29 |
| JPS6232741B2 true JPS6232741B2 (ja) | 1987-07-16 |
Family
ID=6032460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1792979A Granted JPS54125635A (en) | 1978-02-20 | 1979-02-20 | Manufacture of 44hydroxyphenylacetic acid |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4329497A (ja) |
| EP (1) | EP0003825B1 (ja) |
| JP (1) | JPS54125635A (ja) |
| CA (1) | CA1110272A (ja) |
| DE (1) | DE2960142D1 (ja) |
Families Citing this family (11)
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|---|---|---|---|---|
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| FR2462415A1 (fr) * | 1979-07-25 | 1981-02-13 | Hoechst France | Procede de preparation d'acides hydroxyarylglycoliques racemiques et produits nouveaux en resultant |
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| DE2944480A1 (de) * | 1979-11-03 | 1981-05-27 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur herstellung von phenylessigsaeure und von deren einfachen derivaten |
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| DE3001511C2 (de) * | 1980-01-17 | 1982-04-01 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von p-Hydroxyphenylessigsäure |
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| FR2686877B1 (fr) * | 1992-01-31 | 1995-03-24 | Hoechst France | Procede de preparation de l'acide orthohydroxyphenylacetique. |
| FR2693458B1 (fr) * | 1992-07-10 | 1994-12-09 | Rhone Poulenc Chimie | Procédé de para-hydroxyalkylation de composés aromatiques hydroxylés. |
| ITMI20062508A1 (it) * | 2006-12-27 | 2008-06-28 | F I S Fabbrica Italiana Sintetici Spa | Processo per la preparazione di acidi fluorofenilacetici e loro derivati |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1979
- 1979-02-20 JP JP1792979A patent/JPS54125635A/ja active Granted
- 1979-02-20 CA CA321,909A patent/CA1110272A/en not_active Expired
- 1979-02-20 DE DE7979100497T patent/DE2960142D1/de not_active Expired
- 1979-02-20 EP EP79100497A patent/EP0003825B1/de not_active Expired
- 1979-02-21 US US06/013,673 patent/US4329497A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54125635A (en) | 1979-09-29 |
| EP0003825B1 (de) | 1981-02-11 |
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| EP0003825A1 (de) | 1979-09-05 |
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| CA1110272A (en) | 1981-10-06 |
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