JPS6232757B2 - - Google Patents

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JPS6232757B2
JPS6232757B2 JP12122480A JP12122480A JPS6232757B2 JP S6232757 B2 JPS6232757 B2 JP S6232757B2 JP 12122480 A JP12122480 A JP 12122480A JP 12122480 A JP12122480 A JP 12122480A JP S6232757 B2 JPS6232757 B2 JP S6232757B2
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JP
Japan
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formula
phosphonite
reaction
alkyl
represented
Prior art date
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JP12122480A
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English (en)
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JPS5746993A (en
Inventor
Masaro Takada
Itaru Ootsubo
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Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
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Publication date
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【発明の詳細な説明】
本発明は、アルキル又はアリール亜ホスホン酸
エステル(以下本化合物という)の製造方法に関
するものである。 本化合物は農薬や医薬品の中間原料として有用
な化合物として公知である。 従来本化合物の製造方法としては次の反応式で
表わされるような方法が知られている。 (1) 〔ジヤーナル・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テイー(J.Am.Chem.Soc.)第80巻、第1150頁
(1958年)及び米国特許第2903475号明細書〕 (2) (R′O)2PCl+RMgX→R・P(OR′)2 +MgClX 〔ヘミツシエ.ベリヒテ(Chem.Ber)第93巻
第1220頁(1960年)〕 (3) (R′O)3P+RMgX→R・P(OR′)2 +R′OMgX 〔ヘミツシエ・ベリヒテ(Chem.Ber)第93巻
第1220頁(1960年)〕 (上記反応式R、R′はアルキル又はアリール
基を、Xはハロゲン原子を示す。) しかしながら(1)の方法では出発原料のR・
PCl2の製造が困難であり、(2)および(3)の方法は
本化合物の収率が極めて悪いという欠点がある。 本発明の目的は上記反応式(2)による製造方法を
改良し、本化合物を高収率で得る方法を提供する
ものである。 上記反応式(2)による本化合物の収率は50〜60重
量%と極めて低いので本発明者等はその原因を
種々研究した結果、(2)式の反応自体は充分管理さ
れた条件下で遂行しさえすれば問題はないのであ
るが、反応終了後の処理工程中に本化合物が極め
て速やかに分解してしまい最終的な収率が悪いこ
とを突止め、且つその際ある種のアミン化合物又
はアミンとアルコールの混合物を添加し反応雰囲
気を整備し、後処理工程を行なえば本化合物を高
収率で得ることが可能であることを知見し本発明
を完成した。 即ち本発明の第一の発明は、式
(R′O)2PX′(式中R′はアルキル基又はアリール基
を、X′はハロゲン原子を示す。)で表わされるハ
ロゲン化亜ホスホン酸エステルと、式RMgX(式
中Rはアルキル基又はアリール基を、Xはハロゲ
ン原子を示す。)で表わされるハロゲン化アルキ
ルマグネシウム又はハロゲン化アリールマグネシ
ウムとを反応させて、式(R′O)2P・R(式中
R′、Rは前記意義を示す。)で表わされるアルキ
ル又はアリール亜ホスホン酸エステルを製造する
方法において、反応終了後の生成系にトリエチル
アミン、ジブチルアミン、ジメチルアニリン及び
ジメチルホルムアミドの一種又は二種以上を添加
し、次いで不活性ガス雰囲気中で後処理工程を行
なうことを特徴とするアルキル又はアリール亜ホ
スホン酸エステルの製造方法であり、第二の発明
は、式(R′O)2PX′(式中R′はアルキル基又はア
リール基を、X′はハロゲン原子を示す。)で表わ
されるハロゲン化亜ホスホン酸エステルと、式
RMgX(式中Rはアルキル基又はアリール基を、
Xはハロゲン原子を示す。)で表わされるハロゲ
ン化アルキルマグネシウム又はハロゲン化アリー
ルマグネシウムとを反応させて、式(R′O)2P・
R(式中R′、Rは前記意義を示す。)で表わされ
るアルキル又はアリール亜ホスホン酸エステルを
製造する方法において、反応終了後の生成系にト
リエチルアミン及びアルコールを添加し、次いで
不活性ガス雰囲気中で後処理工程を行なうことを
特徴とするアルキル又はアリール亜ホスホン酸エ
ステルの製造方法である。 つまり (R′O)2PX′+RMgX→R・P(OR′)2 +MgXX′ ……(2)′ (式中R′、R、X及びX′は前記意義を示す。) の反応式に従い本化合物を製造し、反応終了後の
生成系に特定のアミン又はアミンとアルコールの
混合物を添加し、次いで不活性ガス雰囲気中で、
後処理工程即ち過、溶媒による洗浄、濃縮及び
蒸留の一種又は二種以上の工程を行なうことを特
徴とする高収率でアルキル又はアリール亜ホスホ
ン酸エステルを製造する方法である。 以下本発明の第一の発明と第二の発明は共通す
る部分があるので特に区別する必要のある場合は
別として主に第一の発明を代表して説明する。 本発明においてハロゲン化亜ホスホン酸エステ
ルとハロゲン化アルキルマグネシウム又はハロゲ
ン化アリールマグネシウムとを反応させる際に
は、充分に精製した前者と生成したての後者を用
い、厳密に精製した有機溶媒を使用し、かつ0℃
〜−30℃程度の低温で反応させることが副反応を
抑制し、高純度の本化合物を高収率で得るために
好ましい。反応終了後は生成系に、トリエチルア
ミン、ジブチルアミン、ジメチルアニリン及びジ
メチルホルムアミドの一種又は二種以上(これら
を以下安定剤という)をハロゲン化アルキルマグ
ネシウム又はハロゲン化アリールマグネシウム1
モル当り0.1〜4.0モル程度添加し、不活性ガス中
で後処理工程を行なうことが不可欠である。ここ
で不活性ガスとしては反応系及び生成系の化合物
のいずれに対しても不活性でかつ無害な気体であ
り、水分、酸素を実質的に含有しないものが用い
られる。具体的には窒素ガス、ヘリウムガス、ネ
オンガス、アルゴンガスの一種又は二種以上を挙
げることができ、就中工業的には窒素ガスが好適
である。 安定剤の作用機構としては、本化合物を安定化
することは勿論、後処理工程中の液性をアルカリ
性に保持し、(2)′式に於ける余剰RMgXを速やか
に分解し、かつ反応副生物たるMgXX′の本化合
物への吸着あるいは付加を抑止することが考えら
れる。そしてその添加量がRMgX1モルに対し0.1
モル未満では安定化作用を発揮せず、4.0モルよ
り大量の添加はその割に安定化作用に寄与しない
ばかりか本化合物との分離に手間を要し、経済的
に不利である。 尚、安定剤のうち特にトリエチルアミンとアル
コールの混合物については上記安定化作用の他に
反応副生物のMgXX′の不溶性化析出を促進し、
このものの過除去を、容易かつ完全ならしめる
効果を示すものである。これが本発明の第二の発
明である。ここでアルコールとしてはメチルアル
コール、エチルアルコールの如き一価アルコー
ル、エチレングリコールの如き二価アルコール、
グリセリンの如き三価アルコール及び糖類、セル
ロース、デンプンの如きアルコール性OH基含有
化合物が有効である。トリエチルアミンとアルコ
ールの混合物の添加量についてはRMgX1モルに
対して0.1〜4.0モル程度で充分である。ただしア
ルコールのみの添加では上記した効果が充分得ら
れない。 本発明においては安定剤添加後は原料、溶媒、
本化合物、副生物等の種類、その他反応条件に応
じて、過、溶媒による洗浄、濃縮、蒸留の一種
又は二種以上の後処理工程を前記した不活性ガス
雰囲気中で行なう必要がある。実際の操業として
はハロゲン化亜ホスホン酸エステルとハロゲン化
アルキルマグネシウム又はハロゲン化アリールマ
グネシウムとの反応自体も不活性ガス雰囲気中で
行なうのが好ましく、引続き全ての後処理工程を
行なうのが好適である。不活性ガス雰囲気中での
後処理工程は、例えば実験室段階では不活性ガス
を流通させつつ又は充満したグローブボツクス内
又は透明プラスチツク袋内で行なうことができ、
工業的には大気と遮断した装置を用い不活性ガス
を流通させつつ行ない、一般的には反応装置と連
結して行なわれる。 かくして本発明によれば、本化合物を製造工程
中に分解減少させることなく効率良く単離、精製
することが可能となつた。農薬、医薬品等のフア
インケミカル分野での原料の大巾な収率向上の効
果は、最終製品の高純度、高収率へとつながり産
業上の意義は極めて大きい。 次に、本発明について実施例及び比較例を挙げ
て具体的に説明する。 実施例 1 塩化亜ホスホン酸ジエチル37.0g(純度93%、
0.22モル)を、精製テトラヒドロフラン60c.c.に加
え、これを窒素ガス雰囲気中で−5℃〜−10℃に
冷却しつつ、これにメチルマグネシウムブロマイ
ドのテトラヒドロフラン溶液172g(0.246モル相
当)を1時間で滴下した。そのまゝ0℃以下で30
分間撹拌した後、乾燥したトリエチルアミン12.5
gと無水エタノール9.0gの混合液を0℃以下で
15分間で滴下した。同温度で10分間撹拌した後、
窒素ガス雰囲気のグローブボツクス内で沈でんを
過し、少量の精製テトラヒドロフランで洗つ
た。過母液と沈でん洗浄液をウイドマー精留塔
(塔長30cm、直径30mm)つきの蒸留装置で窒素ガ
ス雰囲気中で溶媒を減圧回収し、最後は浴温70
℃、圧力260mmHgで濃縮した後、濃縮残液を同じ
くウイドマー精留塔で製留し、沸点34℃/60mm
Hg〜40℃/30mmHgの留分35.2g得た。これを再
び精留して、沸点37〜39℃/30mmHgの留分24.6
gを得た。このものはIRスペクトルおよびガス
クロマトグラフイーによつて、メチル亜ホスホン
酸ジエチルであることが確認された(収率82.2
%)。 実施例 2 塩化亜ホスホン酸ジエチル37.0g(純度93%、
0.22モル)を、精製テトラヒドロフラン60c.c.に加
え、これを窒素ガス雰囲気中で−5〜−10℃に冷
却しつつ、これにメチルマグネシウムブロマイド
のテトラヒドロフラン溶液172g(0.246モル相
当)を1時間で滴下した。そのまま30分間撹拌し
た後N・N−ジメチルアニリン26.6gを加え、そ
のまま10分間撹拌した後、窒素ガス雰囲気のグロ
ーブボツクス内で沈でんを過し、少量の精製テ
トラヒドロフランで洗つた。過母液と洗浄液の
混合液を、ウイドマー精留塔(塔長30cm、径30
mm)つきの蒸留装置で溶媒を窒素ガス雰囲気中で
浴温70℃以下で減圧回収した後、濃縮残液を精留
し、沸点32℃/60mmHg〜41℃/30mmHgの留分
34.6gを得た。これを再び精留し、沸点36〜38
℃/30mmHgの留分として、24.2g(収率80.8%)
のメチル亜ホスホン酸ジエチルを得た。 比較例 塩化亜ホスホン酸ジエチル37.0g(純度93%、
0.22モル)を、精製テトラヒドロフラン60c.c.に加
え、これを窒素ガス雰囲気中で−5〜−10℃に冷
却しつつ、これにメチルマグネシウムブロマイド
のテトラヒドロフラン溶液172g(0.246モル相
当)を1時間で滴下した。そのまま30分間撹拌し
た後、室温にもどしてから大気中で沈でんを過
し、少量のテトラヒドロフランで素速く洗つた。
過母液と洗浄液を合わせてウイドマー精留塔
(塔長30cm、直径30mm)つきの蒸留装置で大気中
で溶媒を回収し最後は浴温70℃、圧力260mmHgに
まで濃縮した後、濃縮残液を精留し、得られた沸
点32℃/60mmHg〜40℃/30mmHgの留分を再び精
留して18.1g(収率60.4%)のメチル亜ホスホン
酸ジエチルを得た。 以上の結果から、反応終了後の後処理工程を安
定剤の存在なしにしかも大気中で行なつた場合に
は本化合物の分解が激しく、高収率を得ることが
できないことが明白である。 実施例 3〜9 実施例1と同じ原料を使い、ただ安定剤のみを
変えて、同様の実験を行なつた結果を表1に示
す。
【表】 尚実施例6〜9については、副生物の塩化マグ
ネシウムブロマイドの不溶性化が促進され、その
ものの過除去が完全であつた。 実施例 10〜15 実施例1と同じ原料を用い、添加剤のトリエチ
ルアミンとエタノールの添加量を変えて、メチル
亜ホスホン酸ジエチルの収率の変化をみた。結果
を表2に示す。
【表】 以上の結果、安定剤としてトリエチルアミン、
ジブチルアミン、ジメチルアニリン、ジメチルホ
ルムアミドが有効であること及び特にトリエチル
アミンとアルコールの混合物も有効であることが
わかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(R′O)2PX′(式中R′はアルキル基又はア
    リール基を、X′はハロゲン原子を示す。)で表わ
    されるハロゲン化亜ホスホン酸エステルと、式
    RMgX(式中Rはアルキル基又はアリール基を、
    Xはハロゲン原子を示す。)で表わされるハロゲ
    ン化アルキルマグネシウム又はハロゲン化アリー
    ルマグネシウムとを反応させて、式(R′O)2P・
    R(式中R′、Rは前記意義を示す。)で表わされ
    るアルキル又はアリール亜ホスホン酸エステルを
    製造する方法において、反応終了後の生成系にト
    リエチルアミン、ジブチルアミン、ジメチルアニ
    リン及びジメチルホルムアミドの一種又は二種以
    上を添加し、次いで不活性ガス雰囲気中で後処理
    工程を行なうことを特徴とするアルキル又はアリ
    ール亜ホスホン酸エステルの製造方法。 2 式(R′O)2PX′(式中R′はアルキル基又はア
    リール基をX′はハロゲン原子を示す。)で表わさ
    れるハロゲン化亜ホスホン酸エステルと、式
    RMgX(式中Rはアルキル基又はアリール基を、
    Xはハロゲン原子を示す。)で表わされるハロゲ
    ン化アルキルマグネシウム又はハロゲン化アリー
    ルマグネシウムとを反応させて、式(R′O)2P・
    R(式中R′、Rは前記意義を示す。)で表わされ
    るアルキル又はアリール亜ホスホン酸エステルを
    製造する方法において、反応終了後の生成系にト
    リエチルアミン及びアルコールを添加し、次いで
    不活性ガス雰囲気中で後処理工程を行なうことを
    特徴とするアルキル又はアリール亜ホスホン酸エ
    ステルの製造方法。
JP12122480A 1980-09-03 1980-09-03 Preparation of alkyl or aryl phosphonite Granted JPS5746993A (en)

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JPS5746993A JPS5746993A (en) 1982-03-17
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