JPS623324Y2 - - Google Patents

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JPS623324Y2
JPS623324Y2 JP4006586U JP4006586U JPS623324Y2 JP S623324 Y2 JPS623324 Y2 JP S623324Y2 JP 4006586 U JP4006586 U JP 4006586U JP 4006586 U JP4006586 U JP 4006586U JP S623324 Y2 JPS623324 Y2 JP S623324Y2
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JP
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piston
liquid chamber
floating piston
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cylindrical portion
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はタンデムマスタシリンダ装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、例えば特開昭51−13071号公報に開示さ
れるように、ブレーキ作用の初期低圧多量の圧液
をブレーキ出力部へ送り、これによりブレーキシ
ユーとブレーキドラムとの迅速な摩擦係合を図
り、次いで高圧少量の圧液を供給して適正なブレ
ーキ力を得るものが提案されている。しかし、こ
れはドラムブレーキ固有の問題であり、デイスク
ブレーキでは制動円板と摩擦パツドとの間の間隙
は極めて小さいので、上述のような機能はマスタ
シリンダ装置に必要とされない。
ところが、現状の乗用車では円滑なブレーキ作
用を得るために、前輪にはデイスクブレーキが、
後輪にはドラムブレーキがそれぞれ取り付けられ
ているのが一般的である。このような場合に、通
常のタンデムマスタシリンダ装置により前輪ブレ
ーキと後輪ブレーキとを作動させようとすれば、
必然的に前輪ブレーキが先に作用するので、前輪
ブレーキの摩擦パツドが後輪ブレーキのブレーキ
シユーに比べて早期に摩耗するのを免れない。
[考案が解決しようとする問題点] そこで、本考案の目的は前輪ブレーキへ圧液が
供給されると同時に、後輪ブレーキにも迅速に前
輪ブレーキの圧液に比例した高い圧液が供給さ
れ、前輪ブレーキと後輪ブレーキが同時に作用す
るようにしたタンデムマスタシリンダ装置を提供
することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成はシ
リンダ本体38に嵌装した浮動ピストン2および
駆動ピストン1と、前記シリンダ本体の端部と前
記浮動ピストンとの間に区画され、前記浮動ピス
トンにより開閉される入口通路と出口を有する第
2液室32と、前記シリンダ本体の前記浮動ピス
トンと前記駆動ピストンとの間に区画された第1
液室21と、前記浮動ピストンの外周に設けら
れ、前記浮動ピストンにより開閉される入口通路
12と連通する環状溝11と、前記浮動ピストン
の内部に設けられていて前記環状溝と前記第1液
室とを連通する円筒部25,22および径方向通
路と、該円筒部25,22に配設されかつばねに
より前記駆動ピストン側へ付勢されて前記円筒部
の段部へ衝合されるとともに、内部に前記第1液
室と前記円筒部とを連通する通路を有する制御ピ
ストン4と、前記駆動ピストン側に一端部が案内
支持され、他端部が前記円筒部へばねの力により
付勢され、通常は開いている前記制御ピストンの
通路をブレーキ作用の初期閉じるロツド3とを具
備するものである。
[作用] 第1液室21の液は浮動ピストン2の内部に構
成した液圧制御弁を通じて出口26へ圧送され
る。液圧制御弁は浮動ピストン2の外周に設けら
れかつ入口通路12に連通する環状溝11と第1
液室21とを結ぶ円筒部35,22に、通路10
を有する制御ピストン4を配設するとともに、駆
動ピストン1に支持したロツド3をばね5の力に
より前記通路10の端部へ付勢して構成される。
駆動ピストン1の移動に伴つてロツド3が通路
10を閉じ、次いで第1液室21の液圧が所定値
を超えると、この液圧により制御ピストン4が後
退され、通路10が開く。
ブレーキ作用の初期第1液室21から前輪ブレ
ーキへ加えられる液圧が減殺される一方、後輪ブ
レーキへはブレーキ操作力に比例した第2液室3
2の液圧が加えられるので、後輪ドラムブレーキ
の空作動が終了し、ブレーキライニングが制動体
に摩擦係合すると初めて、第1、第2液室からそ
れぞれ同圧の作動液が前・後輪ブレーキへそれぞ
れ送られる。
[考案の実施例] 本考案を実施例に基づいて説明する。第1図に
示すように、シリンダ本体38に形成した一端が
開口するシリンダ41の内部に、浮動ピストン2
および駆動ピストン1が嵌装されて、第2液室3
2および第1液室21が構成され、シリンダ41
の端壁と浮動ピストン2との間に戻しばね34
が、また浮動ピストン2と駆動ピストン1との間
に戻しばね39が介装され、これらの戻しばね3
4,39により駆動ピストン1はシリンダ41の
開口端部に係止した止め輪19に衝合され、また
浮動ピストン2はシリンダ本体38に係止したス
トツパ23に衝合される。浮動ピストン2は実際
には左半部分2aと右半部分2bとに分割して構
成され、これらは互いに突き合されている。
左半部分2aの外周にはシリンダ41との摺動
部の液密を得るためのカツプシール29,27が
嵌装され、これらの間に幅の広い環状溝28が設
けられている。カツプシール29は左半部分2a
の先端側に嵌装したばね座30により保持され
る。一方、右半部分2bにはカツプシール24,
15が嵌装され、カツプシール15はばね座16
により脱落しないよう保持される。
駆動ピストン1にはシール18が嵌装され、ま
た内端部に衝合するカツプ状のばね座17と前述
したばね座16との間に戻しばね39が介装され
る。ばね座17の中心部にロツド3が摺動可能に
かつ抜けないように係合され、この先端が浮動ピ
ストン2の右半部分2bに形成した円筒部22の
内部へ突出するよう、ばね座16とロツド3の先
端フランジとの間にばね5が介装される。
浮動ピストン2の右半部分2bは円筒部22よ
りも大径の円筒部25を左端側に備えており、円
筒部22と円筒部25の段部に液圧制御弁を構成
する制御ピストン4がばね40の力により付勢衝
合されている。このばね40は制御ピストン4の
右端フランジと、円筒部25の開口端部に係止し
たばね座9との間に介装される。制御ピストン4
の左端部は浮動ピストン2の左半部分2aに形成
した円筒部35にシールリング42を介して嵌装
される。円筒部35の内端部は径方向の通路8を
経て左半部分の外周に設けた環状溝28に連通さ
れる。制御ピストン4の右端部は通路10を介し
て円筒部22と円筒部25とを連通しており、円
筒部25は径方向の通路を経て浮動ピストン2の
外周に設けた環状溝11と連通する。環状溝11
は軸方向の溝を経てシール24を装着する環状溝
と連通している。
シリンダ本体38は基端部フランジ38aを車
両の車体部分に固定されるようになつており、上
部外周壁には作動液タンクと係合する液室36,
37を一体に備えている。液室36はシリンダ本
体38の入口通路6を経て第2液室32に連な
り、また通路7を経て常時環状溝28と連なつて
いる。液室37は入口通路12を経てカツプシー
ル24を装着する環状溝に連なり、また通路13
を経て右半部分2bの外周に設けた環状溝14に
連なつている。そして、シリンダ本体38にはま
た第2液室32に連なる出口31と、前記環状溝
11に連なる出口26とが設けられ、それぞれ図
示してないホースを介して後輪ブレーキおよび前
輪ブレーキに接続されるようになつている。
次に、本考案によるタンデムマスタシリンダ装
置の作動について説明する。ブレーキをかけると
ブレーキペダルによりくぼみ20に係合するプツ
シユロツドを介して駆動ピストン1が第1図にお
いて左方へ移動される。戻しばね34,39によ
り規制されている浮動ピストン2も左方へ移動
し、カツプシール24により入口通路12が、カ
ツプシール29により入口通路6がそれぞれ閉鎖
されると、液室21の液が円筒部22,25およ
び環状溝11を経て出口26へと圧送される。同
時に液室32の液が出口31へ圧送される。
しかし、駆動ピストン1の運動に伴つてすぐに
ロツド3もばね5の力を受けて左方へ移動し、制
御ピストン4に衝合して通路10を閉じるので、
液室21から出口26へ向う作動液が止められ
る。そして、円筒部22から制御ピストン4に作
用する液圧PがP=F/A1(但し、A1は制御ピ
ストン4の受圧面積、Fはばね40の力)に達す
ると、液室21の液圧が円筒部22,25を経て
出口26へ圧送される。この時前輪ブレーキへ送
り出される液圧PBは PB=P・A1/A1−A2−F/A1−A2 (但し、A2は制御ピストン4の断面積) となる。さらに、液室21の液圧Pが上昇し、
P≧F/A2になると、制御ピストン4は円筒部
22,25の段部から完全に後退し、PB=Pと
なる。
ブレーキ作用を解除すると、戻しばね34によ
り浮動ピストン2が戻されてストツパ23に当
り、同時に戻しばね39により駆動ピストン1が
戻され、止め輪19に当つて停止する。ブレーキ
解除時、出口26の液圧がPB≦F/A2の場合
に、円筒部25は円筒部22と若干の荷重のため
に差圧が生じるが、駆動ピストン1が完全に引き
戻された時ロツド3が制御ピストン4から引き離
されるので、液室21は円筒部22,25、環状
溝11およびシールリング24を装着する環状溝
を経て入口通路12に連通し、残圧は解消され
る。
なお、ブレーキの出力部における液圧回路内部
の空気を除去する場合には、作動液タンクの液室
36,37に弱い圧力をかけながら駆動ピストン
1を作動させれば、ブレーキ出力部へ圧液が供給
され、出力部端部から圧液とともに空気を追い出
すことができる。
第2図は本考案の変更実施例に係る要部断面図
である。前輪ブレーキへ加えられる液圧を減殺す
るための液圧制御弁が浮動ピストン2の後半部分
すなわち右半部分2bに組み込まれるように構成
されている。浮動ピストン2は端面に径方向の溝
49を有する左半部分2aと、制御ピストン4を
嵌装する右半部分2bとを互いに突き合せて構成
される。そして、この突合せ部分で右半部分2b
および左半部分2aが共に小径となつて、シリン
ダ41の内部に室56を構成しており、この室5
6が出口26に連なつている。右半部分2bはカ
ツプシール48,15を介してシリンダ41に嵌
合し、中央部外周に設けた環状溝14が通路13
を介して作動液タンクの室37に連なつている。
また、カツプシール48に隣接して入口通路12
が設けられ、室37が室56に連なつている。右
半部分2bにはこの基端側から順次大径となつて
いる円筒部22,51,52がそれぞれ形成さ
れ、円筒部51は径方向通路50を経て環状溝1
4と連なる一方、内部にシールリング46を有す
る制御ピストン4を摺動可能に嵌装している。こ
の制御ピストン4は軸方向に貫通する通路10に
より円筒部22と円筒部52とを連通している。
そして、円筒部52にシールリングを有する閉鎖
体47が嵌装され、止め輪45により係止され
る。
制御ピストン4は閉鎖体47との間に介装した
コイルばね40により円筒部22と円筒部51と
の段部に付勢されている。そして円筒部22の内
部へばね5の力により突出されているロツド3が
駆動ピストンの運動に関連して通路10を開閉
し、ブレーキ作用の初期、前輪ブレーキへ供給さ
れる液圧を減殺するようになつている。
第3図に示す実施例では、浮動ピストン2は分
割されない一体構成となつており、液圧制御弁が
浮動ピストン2の基端部から装着され、作動液タ
ンクの室37から通路61を経て第1液室21へ
作動液が供給されるようになつている。すなわ
ち、浮動ピストン2の外周にはカツプシール2
9、Oリング60、カツプシール63,15がそ
れぞれ装着され、これらの間に環状溝28,6
2,69が形成される。そして、環状溝62が通
路61を介して作動液タンクの液室37に連なつ
ている。
浮動ピストン2の右端側に円筒部70とこれよ
りも小径の円筒部71が同軸に形成され、円筒部
71の端部は径方向の通路72を経て環状溝62
と連通される。円筒部71にシールリング42を
有する制御ピストン4が嵌装され、かつばね40
の力により円筒部70の開口端部に嵌合固定した
スリーブ67の端面に付勢衝合される。円筒部7
0は径方向の通路65を経て環状溝69に連なつ
ている。制御ピストン4はこれを貫通する軸方向
の通路64を備えており、これにより液室21が
作動液タンクの液室37と連通するようになつて
いる。そして、円筒部70の内部は径方向の通路
65、環状溝69を介して出口26に連通され
る。
この実施例のマスタシリンダ装置では、ブレー
キ作用時、駆動ピストン1が左方へ押動される
と、ばね5の力によりロツド3が通路64に当つ
て閉鎖するまでの間、液室21の圧力を作動液タ
ンクの液室37へ解放しつつ浮動ピストン2を押
動し、第2液室32の液を出口31から後輪ブレ
ーキへ圧送する。そして、後輪ブレーキにおいて
ブレーキシユーがブレーキドラムに接触し、浮動
ストン2の受ける液圧反力が高くなつた時、浮動
ピストン2に駆動ピストン1が接触し、ロツド3
が制御ピストン4の通路64を閉鎖し、同時に制
御ピストン4をばね40の力に抗して左方へ押動
する。したがつて、液室21の作動液は制御ピス
トン4の外周側を回つて円筒部70へ入り、ここ
から通路65および環状溝69を経て出口26へ
圧送される。
[考案の効果] 本考案は上述のように、マスタシリンダ装置と
して直円筒形のシリンダに駆動ピストンおよび浮
動ピストンを嵌装して第2液室および第1液室を
形成し、第1液室の作動液を浮動ピストンに設け
た液圧制御弁を経て第1出口へ導くようにし、液
圧制御弁は浮動ピストンの小シリンダに前記第1
液室と第1出口とを結ぶ通路を開閉する制御ピス
トンを嵌合する一方、駆動ピストンに追随して前
記通路を閉じるようにばねにより付勢されるロツ
ドを設けたものであるから、ブレーキ作用の初期
第1液室から前輪ブレーキへ加えられる液圧が減
殺される一方、後輪ブレーキへはブレーキ操作力
に比例した液圧が加えられる。したがつて、前輪
デイスクブレーキおよび後輪ドラムブレーキの空
作動が終了し、ブレーキライニングが制動体に摩
擦係合すると初めて第1液室、第2液室からそれ
ぞれ同圧の作動液が前・後輪ブレーキへそれぞれ
送られる。
周知のように、ドラムブレーキではブレーキシ
ユーが戻しばねによりブレーキドラムから引き離
されているで、ブレーキシユーをブレーキドラム
へ接触させるまでに戻しばねに打ち勝つ圧力とか
なりの液量を必要とするのに対し、デイスクブレ
ーキでは戻しばねがないので、低圧少量の液でも
摩擦パツドが制動円板に接触し、ブレーキ力を発
生する。したがつて、後輪ドラムブレーキに比べ
て前輪デイスクブレーキのライニング(摩擦パツ
ド)の摩耗が早い。
本考案のマスタシリンダ装置によれば、上述し
たように前輪デイスクブレーキと後輪ドラムブレ
ーキが同時にブレーキ力を発生するので、前輪デ
イスクブレーキの摩擦パツドの消耗を早めるとい
う不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るタンデムマ
スタシリンダ装置の縦断面図、第2図は本考案の
第2実施例に係るタンデムマスタシリンダ装置の
要部縦断面図、第3図は本考案の第3実施例に係
るタンデムマスタシリンダ装置の縦断面図であ
る。 1:駆動ピストン、2:浮動ピストン、3:ロ
ツド、4:制御ピストン、5:ばね、6,12:
入口通路、10:通路、11:環状溝、21:第
1液室、32:第2液室、22,25:円筒部、
26,31:出口、38:シリンダ本体、41:
シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダ本体38に嵌装した浮動ピストン2お
    よび駆動ピストン1と、 前記シリンダ本体の端部と前記浮動ピストンと
    の間に区画され、前記浮動ピストンにより開閉さ
    れる入口通路と出口を有する第2液室32と、 前記シリンダ本体の前記浮動ピストンと前記駆
    動ピストンとの間に区画された第1液室21と、 前記浮動ピストンの外周に設けられ、前記浮動
    ピストンにより開閉される入口通路12と連通す
    る環状溝11と、 前記浮動ピストンの内部に設けられていて前記
    環状溝と前記第1液室とを連通する円筒部25,
    22および径方向通路と、 該円筒部25,22に配設されかつばねにより
    前記駆動ピストン側へ付勢されて前記円筒部の段
    部へ衝合されるとともに、内部に前記第1液室と
    前記円筒部とを連通する通路を有する制御ピスト
    ン4と、 前記駆動ピストン側に一端部が案内支持され、
    他端部が前記円筒部へばねの力により付勢され、
    通常は開いている前記制御ピストンの通路をブレ
    ーキ作用の初期閉じるロツド3とを具備すること
    を特徴とするタンデムマスタシリンダ装置。
JP4006586U 1986-03-19 1986-03-19 Expired JPS623324Y2 (ja)

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JP4006586U JPS623324Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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JPS61163770U JPS61163770U (ja) 1986-10-11
JPS623324Y2 true JPS623324Y2 (ja) 1987-01-26

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ID=30548603

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JP4006586U Expired JPS623324Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

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