JPS6233858B2 - - Google Patents
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- JPS6233858B2 JPS6233858B2 JP59188755A JP18875584A JPS6233858B2 JP S6233858 B2 JPS6233858 B2 JP S6233858B2 JP 59188755 A JP59188755 A JP 59188755A JP 18875584 A JP18875584 A JP 18875584A JP S6233858 B2 JPS6233858 B2 JP S6233858B2
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- nuts
- roasting
- peanuts
- flavor
- moisture content
- Prior art date
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L25/00—Food consisting mainly of nutmeat or seeds; Preparation or treatment thereof
- A23L25/20—Food consisting mainly of nutmeat or seeds; Preparation or treatment thereof consisting of whole seeds or seed fragments
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S426/00—Food or edible material: processes, compositions, and products
- Y10S426/804—Low calorie, low sodium or hypoallergic
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はナツツに関し、特に脱脂ナツツの改良
製造方法に関する。 この説明において使用される用語“ナツツ”は
例えばピーナツツ、アーモンド、ブラジルナツ
ツ、ハシバミ、ペカン、くるみ、等の丸ごとのナ
ツツ及びナツツの部分を含んでいる。説明を簡略
にするため、以下の開示は低脂肪ピーナツツの製
造を中心にしたものになろう。然しながら、ピー
ナツツに限定することを意図するものではない。
何故ならば、ピーナツツに適用可能な原理は他の
ナツツにも適用可能であるからである。 〔従来の技術と解決すべき問題点〕 部分脱脂ナツツの基本的製法は以前から知られ
ている。例えば、Ammannの米国特許第2003415
号及びVixほかの米国特許第3294549号には、ピ
ーナツツのようなナツツから油をしぼり出す方法
が記載されている。広くは、これらの方法は、所
望量の油が除去されるまで、ナツツをプレスし、
ついでナツツが実質上、もとの寸法と形に戻るま
で部分脱脂ナツツを蒸煮し、又は水中で煮る工程
を含んでいる。これらの特許は二つとも常食にお
ける部分脱脂ナツツの長所を記載している。 米国特許第3294549号においてVixほかは、生
じた高蛋白質生成物がすぐれた風味、芳香、味、
きめ及び外観及び良好な貯蔵寿命をもつているこ
とを指摘している。彼等は、彼等の方法を生、焙
焼又は非焙焼ナツツに対し実施して均等の結果を
得ることができることを指摘している。然しなが
ら、焙焼ナツツに関する例が無く、かつ予備焙焼
ナツツが、適当に加工された時、一層、風味がよ
くなるという教示も示唆もない。一連の実施例
は、ナツツを蒸煮し又はさもなければ加湿し、つ
いで更に、風味発現のための焙焼にとつて必要な
温度より低い温度(104℃)に加熱する熱圧を論
じている。かくして、この代替法が最終生成物の
風味又はきめを改善したという開示はなかつた。
更に、この熱圧技術の結果、生成物の32.8%が4
メツシユの篩を通過する程度にこわれた。この熱
圧技術は、プレス前に、80゜ないし90℃の温度に
加熱することを開示したAmmannの技術に似て
いる。Vixほかの方法に関するその後の研究が
「部分脱脂ピーナツツの開発と潜在能力」と題す
る一連の論文(ピーナツツ・ジヤーナル・アン
ド・ナツツ・ワールド、1967年1月及び2月号)
及び「低カロリーピーナツツ」と題する論文(フ
ード・プロセシング・マーケテイング、1965年9
月号)に記載されている。 体重を意識している消費者にとつてのこのタイ
プのものの明白な魅力によつて励まされたその後
の研究者はこの分野の研究を続けた。脂肪のカロ
リー密度は蛋白質及び炭水化物のそれの2倍であ
るので、このような著しい量の脂肪の、ナツツ製
品からの除去は著しいカロリー減を生じうるであ
ろう。更に、これらの製品は通常に処理した非脱
脂ナツツよりも典型的には質が濃くはないので、
一層のカロリー減を得ることができた。Baxley
の米国特許第3645752号に、部分脱脂ナツツの風
味を、焙焼後にこのナツツを風味をつけた油中で
急冷することにより改善すると称する方法が開示
されている。又、Baxleyの米国特許第3740236号
に、焙焼ピーナツツの風味は、プレス工程の間に
除去されたピーナツツ油の%に比例して減少する
ようであるということが指摘されている。然しな
がら、Baxleyは直接にはこの風味損失に直面し
ていないが、一旦、風味が減少した時、ナツツの
風味を改善する方法を提供している。この特許に
よれば、脱脂ナツツは風味も含有できるバインダ
ー水溶液中で復元される。 米国特許第4049833号で、gannisらも部分脱脂
ナツツの風味ときめに対する悪影響を認めてい
る。これを修正するため、Gannisほかは部分脱
脂ナツツを焙焼前、復元の間に、グリセロール含
有溶液と接触させることを示唆した。彼等は、焙
焼後、処理ナツツは風味、きめ及び貯蔵安定性が
改善されることを開示した。 部分脱脂ナツツ中の風味損失の正確な理由は十
分には理解されていない。焙焼ピーナツツの研究
における方法及びその質及び風味に影響する因子
と題するM.E、Masonの博士論文(オクラホマ州
立大学、1963年、63〜64頁)は、ピーナツツから
しぼり出された油は、就中、風味前駆体を含有す
ると思われる糊粉粒を含有していると指摘してい
る。然しながら、Masonの論文は低脂肪ナツツの
製法に関すものでなく、単にピーナツツの風味の
主要物の源と識別の一層良好な知識を得たにすぎ
ない。 Holloway及びWilkinsの米国特許第4329375号
は、先行技術の方法で作つた生成物よりも、自然
の風味ときめを一層多く保持するピーナツツなど
の低脂肪ナツツを製造する方法を開示している。
彼等は、高品質の製品の達成にとつて必要な数個
の因子を見出したことを開示した。これらの内
に、ナツツを予備焙焼して、焙焼ナツツの風味と
色を部分的に発現させ、ナツツの内部水分の平衡
化後にのみプレスし、かつ油抽出量を限定する方
法がある。この方法により作つた製品は商業的成
功を達成している。然しながら水分平衡化を達成
するのに必要な加工時間と装置は所望よりも一層
高くつき、かつ、この方法は先行技術よりも一層
満足すべき(丸ごと又は半分の、たゞしこわれて
いない)ナツツを生産するけれども、収率向上が
依然として所望される。 〔問題点を解決するための手段〕 詳細は後で述べるが、本発明は、 (1) 部分脱脂ナツツの改良製造法; (2) 依然として良好な風味ときめを保持しなが
ら、先行技術が必要とする加工をなくした部分
脱脂の改良製造法; (3) 満足すべき製品の収率を増加する、部分脱脂
ナツツの改良製造法;かつ (4) ピーナツツ製品中のピーナツツの風味、きめ
及び口当たりの満足な組合せを与える部分脱脂
ピーナツツを製造するための、収率と効率が改
善され、かつカロリー摂取量の著しい減少をも
たらす方法、を提供する。 より一般的には、本発明によれば、良好な自然
の焙焼風味ときめをもつ、カロリーの減少した、
焙焼ナツツを製造する改良法が提供される。本方
法は、焙焼ナツツの風味と色を発現させ、かつナ
ツツの重量に基づき、3.5%ないし約8%の範囲
内の均一な水分率を得るのに有効な水分率と温度
とかつ時間で、ナツツを焙焼し;ナツツの油含量
の約20%ないし60%を除去するのに有効梧な条件
の下にナツツをプレスし;ナツツとして最終焙焼
工程の間に近似的にその通常の形を回復させるの
に十分な水分率までナツツを加水し;かつナツツ
を焙焼してその風味と色を十分に発現させること
を含む。好ましくは、ナツツを、プレス前、最初
に焙焼した後、冷却し、かつプレス後のナツツの
加水は、その元の形にすぐに戻るのには不十分な
水分を、たゞし、この結果を最終の焙焼工程の間
にのみ達成するのに十分な量を供給することにな
ろう。 〔作用〕 本発明は、すべての種類の部分脱脂のナツツに
ついて、より大巾の自然の風味と芳香を保持しな
がら、これを製造することを可能にする。このナ
ツツは所望に応じてブランチングしたもの又はし
ないものでもよい。同様に、このナツツは所望の
最終用途に応じてまるごとであつても、裂けたも
のであつてもよい。 〔発明の効果〕 本発明に依り、Holloway及びWilkinsの方法
を、予備焙焼につぐ、別途の加水及び平衡化工程
をなくすことにより簡略にしながら、しかも彼等
の方法と同程度の自然ピーナツツ又は他のナツツ
の風味ときめを得ることができることが確認され
た。本発明によれば、予備焙焼工程は、所望の焙
焼ナツツの色と風味を発現させるのに有効な時
間、ナツツの水分率及び温度、及びプレスにとつ
て有効な水分率の条件下に行なわれる。又、本発
明によれば、プレス後のナツツの加水は好ましく
は、最終焙焼の前ではなく最終焙焼の間に、ナツ
ツをその元の寸法と形に戻すのに十分なだけの水
を供給するように制限される。 加工の設備と時間の使用効率を改善する他、本
発明方法は、Holloway及びWilkinsの方法に比べ
て、割れた(好ましくない)ナツツを生ずること
がより少なく、かつ更に丸ごと(裂けずかつ割れ
ていない)のナツツの収率を改善さえする。又、
本発明によれば、著しいカロリー減を与え、しか
もなおHolloway及びWilkinsの製品よりも酸化を
受けることが一層少く、かつ芳香に関して一層安
定であるという証拠がある。 〔実施例〕 本発明によれば、ピーナツツなどのナツツは穀
除去又はブランチングの前又は後に、調整された
水分率で、最初の焙焼作業に付される。然しなが
ら、焙焼作業前にナツツの穀を除去してエネルギ
ーを節約し、かつ効率的な水分調整を可能にする
ことが好ましい。又、油中の焙焼が所望される場
合には、外穀は更に油の損失を生ずることになろ
う。ブランチング、即ち皮の除去はある点では好
ましく、他の点ではそれほど好ましくない。例え
ば、赤皮のピーナツツが空気焙焼されることにな
る場合には、時によつては最初の焙焼作業後まで
皮を残しておくことが好ましい。これは風味改善
手段として示唆されている。然しながら、最初の
焙焼が油焙焼で行なわれることになる場合には、
通常は焙焼前にブランチングすることが好まし
い。 最初の焙焼は適当な水分率をもつナツツに対し
焙焼ナツツの風味と色を発現させ、かつ3.5%な
いし約8%の水分率を達成するのに有効な時間の
間、かつ温度で行なわれることになろう。典型的
にはこれは約8%ないし約12%の最初のナツツ水
分率及び約120℃ないし約175℃の温度における焙
焼を要することになろう。一層好ましい水分は10
%ないし11%の範囲内にある。ナツツが適当な水
分率を有する場合には、この最初の段階で直接、
そのまゝ、湿潤の必要なしに焙焼できる。然しな
がら、これは典型的ではない。何故ならば、生の
状態のナツツは非常にしばしば約7%ないし8%
の水分のものが入手でき、かつ適当な手段により
湿潤して本発明による加工にとつて好ましい水分
率にされるからである。どのような手段も使用で
きる。例えば単純な噴霧の後、所望量の水分を吸
収するのに有効な時間、保持される。水の噴霧量
は過度の加水を防ぐため測定しなければならな
い。何故ならば、次の乾燥は別にであろうと最初
の焙焼の部分としてであろうと、風味の損失を生
じ易いからである。約4分ないし10分の保持時間
で十分である筈である。たゞし、どのような有効
な時間も使用できる。風味の減少が予想されるた
め、好ましいことではないが、ナツツを湿潤スチ
ームで給湿できる。好ましくは、ナツツは約7%
ないし8%の最初の水分を持つことになり、15゜
ないし30℃の十分の水を噴霧されて、約5分間、
15゜ないし30℃に保持した後、ナツツの水分率が
約10%ないし11%にされる。 適当な水分率を確実にした後、焙焼ナツツの風
味と色を発現させ、かつ不当にナツツを損傷する
ことなく油を除去するのに効率的なプレスにとつ
て好ましい水分を達成する時間と温度の条件下
に、ナツツを任意の有効な手段により焙焼する。
空気焙焼については、時間は典型的には約2分な
いし60分の範囲内にあろう。油焙焼時間はより短
かくなろう。好ましくは、この最初の焙焼作業は
空気中で、約135℃ないし約165℃の温度で約3分
ないし約15分間、行なわれることになろう。焙焼
は個々のナツツの全断面にわたつて適度な温度と
均一水分率を保持しうる程度でできるだけ早くな
ければならない。長い焙焼時間を用いる場合に
は、一層高い最初の水分率を用いることが必要で
あるが、過度の風味が揮発により失われる。温度
が高過ぎる場合には、風味も余りにも早く揮発す
る。現在、約155℃ないし約165℃で約4分ないし
約8分間の空気焙焼が最適のように思われる。 ナツツの風味と色を発現させる他、この最初の
焙焼は同時に蛋白質を部分変性し、かつ水分率を
典型的には約3.5%ないし約8%の水準に減少す
る。最も好ましい結果は、最初の焙焼工程によ
り、水分率が約4%ないし6%に減少するまで焙
焼ナツツの風味と色を発現させる場合に達成され
た。一層低い水分率にまで焙焼することも可能で
ある;然しながら、焙焼がナツツに本体と構造を
与えている蛋白質性及び他の物質を過度に変性す
るか、又はプレス前に再加水が必要となる如きひ
どい水分損失を生ずることがないように注意しな
ければならない。又、過度の焙焼が生じる場合に
は、ナツツはもろくなりすぎて、過度のこわれな
しに、プレス作業にもちこたえることはできな
い。ブランチングしたピーナツツの場合には、比
色基準を設定して焙焼にとつて所望される終点を
決定することができる。この方法によれば、アグ
トロン(agtron)色光度計を、スケールを限定す
る12%及び90%のプレートを用いてグリーンモー
ドで使用する。これを標準として用いた時、約25
ないし約40、典型的には約33の反射率値が生成物
ナツツの風味及び全物理的特性としてほゞ最適で
あると信ぜられる。 ついで、所望の水分と焙焼度をもつ予備焙焼ナ
ツツを好ましくは、プレスに適した温度に冷却
し、ついで約20%ない約60%の最初の油含有率の
ナツツを油出するのに適した技術によりプレスす
る。プレスの間のナツツの温度は効率的な油除去
を達成するように保持すべきである。約20゜ない
し約50℃の温度が効果的温度の典型である。冷却
は適当な手段、例えば強制通風式周囲空気冷却用
トンネンにより達成できる。 冷却後、ナツツを適当な手段により、例えば約
1000psigより高い加圧下に約15分ないし約120分
間、Carverプレスを用いてプレスする。油抽出
の正確な時間と圧を所望のように変化させて抽出
の所望の程度と速度を得ることができるが、約
1500psig、好ましくは約1200psigより低い圧が好
ましい。圧は好ましくは、できるだけ早く所望の
水準にもたらされる。然しながら、この範囲より
はるかに高い圧は一層早い油の抽出を可能にする
が、同時にピーナツツに対する一層大きい物理的
損傷ならびにその中に保持された自然の風味の量
の可能な減少を生じうることを思い出さなくては
ならない。同様に、この特定の範囲より低い圧も
使用でき、ナツツのこわれも幾分小さいが、所望
量の油の抽出に必要な時間が増加することになろ
う。カロリー減少と最終生成物の風味及びきめと
の間の好ましいバランスは加工が本発明により行
なわれる場合、35%ないし55%の油の減少の場合
に達成できる。 ナツツはプレス作業後、平らになり必要以上に
密になつているので、例えば加水により処理して
ほゞその自然の形に戻さなければならない。ナツ
ツはゆるく充填され、くつついて固形塊にならな
いことが本発明方法の一つの利点である。ナツツ
は最小量の添加水を用いて、ほゞ元の寸法と形に
戻すことができる。未被覆の油焙焼ナツツについ
て約0.50g/cm3より小、最も好ましくは約0.40な
いし0.45g/cm3の範囲内のかさ密度を得ることが
好ましい。かゝるかさ密度をもつ、本発明により
作られた製品は、依然としてナツツのような歯ご
たえを保持しながら、容積ベースで著しいカロリ
ー減を与える。かゝるかさ密度は、500cm3目盛り
のシリンダーにナツツを充填し、ナツツの重量を
測定し、かつそのグラム重量をcm3容積で割ること
により決定できる。 ゆがんだ部分脱脂ナツツは典型的には約20℃の
温度で水と接触させて加水することが好ましい。
約20℃ないし75℃の範囲内の、一層高い水の温度
も使用できる。接触は、ナツツをほゞその通常の
形に戻すのに十分な時間、行なわれる。典型的に
は、再加水ナツツの全重量に基づいて30%未満、
好ましくは25%未満、さらに最も好ましくは約7
%ないし10%未満の水分率が有効であろう。加工
におけるこの段階の間の水含有率を限定すると、
最初の焙焼の間に発現した風味の除去が最小にな
る。更に、上記の限定は、風味の前駆体が再加水
媒体により抽出される機会及び逃散水蒸気が揮発
風味を運び去る水蒸気蒸留に近いと考えられる機
構による、最終焙焼の間に発現した風味の損失を
減少する。水は浸漬又は噴霧により接触できる
が、噴霧の方が好ましい。水は所望に応じて、適
当なきめ用又は風味用添加剤を含有できる。 再加水、部分脱脂ナツツは、最終の焙焼ナツツ
製品を得るため乾燥し焙焼しなければならない。
焙焼及び乾燥は任意の適当な方法で行なうことが
できる。典型的には、乾燥焙焼及び油焙焼の、当
該技術により認められている方法は所望の程度の
風味と色の発現を達成するのに有効であり、同時
にナツツを、所望の歯ごたえを与えるのに有効な
低さの水分率に乾燥する。約120℃ないし約185
℃、好ましくは約135℃ないし約175℃の典型的な
焙焼温度を用いることができる。典型的な油焙焼
時間は約2分ないし約10分の範囲内にあり、更に
好ましくは、約4分ないし6分のより狭い範囲内
にあろう。条件の一つの好ましい組合せは165℃
で4.5分間、焙焼することを含んでいる。最終の
焙焼工程は個々の生成物の最終用途に所望される
最適の風味と色を達成するのに強度と継続時間が
十分でなければない。最初の焙焼作業の場合と同
様に、水分率は最も通常には、約3%未満の水準
に減らされることになろう。かつ好ましくは少く
とも2%以下、最も好ましくは約1.5%の水準に
減らされる。こゝで再び、ブランチングしたピー
ナツツの場合、Agtron色光度計を用いて焙焼度
を標準化できる。一つの典型的作業においては、
装置を、好ましくは約35ないし約60の読みのスケ
ールを規定するところの0%及び75%のプレート
を用いたグリーンモードで使用する。最も好まし
くは、読みは40ないし45の範囲内にあろう。 所望の焙焼度が達成された時、ナツツの温度を
速やかに下げてナツツが悪く焙焼過多になつた
り、焼けたりしないようにすることが重要であ
る。これは、ナツツを速やかに焙焼装置からおろ
し、周囲空気流でフラツシングすることにより達
成できる。ナツツが著しい落下のため焙焼装置か
ら落ちるまゝにされ、開放メツシユコンベヤー上
に均一に拡がる場合には、ことさら空気を熱ナツ
ツに吹きつけて、冷却を行なうことは必要でな
い。 焙焼作業の後、かつ好ましくは冷却後、ナツツ
は種々の風味剤、セイヨウトウガラシ、肉桂、チ
ヨウジ、キヤラウエー、ゲツケイジユ、セージ、
ジンジヤー、メボウキなどでコーテイングでき、
これら風味剤は単独で又は薬味、例えば塩、コシ
ヨウ、グルタミン酸モノナトリウム、等;きめ用
剤、例えばグリセン;かつバインダー、例えば天
然ゴム、デキストリン、ゼラチン、砂糖などと一
緒に使用できる。ナツツが乾燥焙焼される場合に
は、添加材料の一部又は全部を焙焼作業の完了前
に導入できる。 下記の実施例が本発明を例示し説明するため提
示されるが、どの点についても制限的なものとし
て受取られるベきではない。特記しなければ、す
べての部と%は重量にもとづき、かつ加工の個別
の段階における生成物の全重量に基づくものであ
る。 例 1 この例は本発明による部分脱脂焙焼ピーナツツ
の製造を説明するものである。 赤皮、バージニヤ産、特大ピーナツツ(水7
%)に水分を11%に上げるのに十分な水を噴霧
し、周囲条件下に5分間、保持し、その間に水分
を吸収させる。ついで、ナツツを強制通風オーブ
ン中で160℃で6分15秒間、予備焙焼してプレス
前にナツツに風味と色を発現させる。焙焼ナツツ
は、ロースターから取出し、強制通風周囲空気
(20℃)で室温に冷却すると、約5%の水分率を
もつている。ついでナツツを丸ごとナツツのブラ
ンチヤーでブランチングし、色をより別け、12%
及び90%のプレートを用いてグーンモードで
Agtron色光度計で試験する。ピーナツツは約33
の読みを示した。ブランチング後、ピーナツツを
Caverのプレスに入れ1500psigで約27分間、プレ
スする。圧は約1000psiの値で始まり、プレスの
全期間にわたつて徐々に最終圧に上げる。これら
の条件下のプレスはピーナツツの元の油含有率の
約52%を除去する。ついで部分脱脂ナツツに20℃
の水を噴霧する。加工におけるこの時点でのピー
ナツツは約7%の水分を含有している。ついで再
加工ピーナツツを165℃に保持した植物油に約5.5
秒間、浸漬したところ、0%及び75%のプレート
で限定したスケールについてグリーンモードで使
用したAgtron色光度計で40の読みを示した。こ
の生成物は約0.44g/cm3のかさ密度を示し、割れ
の点で満足すべき外観を有し、かつ良好なきめと
良好な風味をもつている。 例 2 この例は、本発明の加工と、Holloway及び
Wilkinsの米国特許第4329375号の実施例3に従
い行なつた加工との比較を示している。本発明に
より作つた試料と米国特許第4329375号の例3に
記載されたのと同様に作つた試料をナツツのこわ
れ%について評価した。すべての試料が予備焙焼
されたが、給湿工程の順序と性質の点でだけ異な
つていることに注目されるであろう。(最初の試
料は給湿されなかつた。)結果は第1表の如くで
ある:
製造方法に関する。 この説明において使用される用語“ナツツ”は
例えばピーナツツ、アーモンド、ブラジルナツ
ツ、ハシバミ、ペカン、くるみ、等の丸ごとのナ
ツツ及びナツツの部分を含んでいる。説明を簡略
にするため、以下の開示は低脂肪ピーナツツの製
造を中心にしたものになろう。然しながら、ピー
ナツツに限定することを意図するものではない。
何故ならば、ピーナツツに適用可能な原理は他の
ナツツにも適用可能であるからである。 〔従来の技術と解決すべき問題点〕 部分脱脂ナツツの基本的製法は以前から知られ
ている。例えば、Ammannの米国特許第2003415
号及びVixほかの米国特許第3294549号には、ピ
ーナツツのようなナツツから油をしぼり出す方法
が記載されている。広くは、これらの方法は、所
望量の油が除去されるまで、ナツツをプレスし、
ついでナツツが実質上、もとの寸法と形に戻るま
で部分脱脂ナツツを蒸煮し、又は水中で煮る工程
を含んでいる。これらの特許は二つとも常食にお
ける部分脱脂ナツツの長所を記載している。 米国特許第3294549号においてVixほかは、生
じた高蛋白質生成物がすぐれた風味、芳香、味、
きめ及び外観及び良好な貯蔵寿命をもつているこ
とを指摘している。彼等は、彼等の方法を生、焙
焼又は非焙焼ナツツに対し実施して均等の結果を
得ることができることを指摘している。然しなが
ら、焙焼ナツツに関する例が無く、かつ予備焙焼
ナツツが、適当に加工された時、一層、風味がよ
くなるという教示も示唆もない。一連の実施例
は、ナツツを蒸煮し又はさもなければ加湿し、つ
いで更に、風味発現のための焙焼にとつて必要な
温度より低い温度(104℃)に加熱する熱圧を論
じている。かくして、この代替法が最終生成物の
風味又はきめを改善したという開示はなかつた。
更に、この熱圧技術の結果、生成物の32.8%が4
メツシユの篩を通過する程度にこわれた。この熱
圧技術は、プレス前に、80゜ないし90℃の温度に
加熱することを開示したAmmannの技術に似て
いる。Vixほかの方法に関するその後の研究が
「部分脱脂ピーナツツの開発と潜在能力」と題す
る一連の論文(ピーナツツ・ジヤーナル・アン
ド・ナツツ・ワールド、1967年1月及び2月号)
及び「低カロリーピーナツツ」と題する論文(フ
ード・プロセシング・マーケテイング、1965年9
月号)に記載されている。 体重を意識している消費者にとつてのこのタイ
プのものの明白な魅力によつて励まされたその後
の研究者はこの分野の研究を続けた。脂肪のカロ
リー密度は蛋白質及び炭水化物のそれの2倍であ
るので、このような著しい量の脂肪の、ナツツ製
品からの除去は著しいカロリー減を生じうるであ
ろう。更に、これらの製品は通常に処理した非脱
脂ナツツよりも典型的には質が濃くはないので、
一層のカロリー減を得ることができた。Baxley
の米国特許第3645752号に、部分脱脂ナツツの風
味を、焙焼後にこのナツツを風味をつけた油中で
急冷することにより改善すると称する方法が開示
されている。又、Baxleyの米国特許第3740236号
に、焙焼ピーナツツの風味は、プレス工程の間に
除去されたピーナツツ油の%に比例して減少する
ようであるということが指摘されている。然しな
がら、Baxleyは直接にはこの風味損失に直面し
ていないが、一旦、風味が減少した時、ナツツの
風味を改善する方法を提供している。この特許に
よれば、脱脂ナツツは風味も含有できるバインダ
ー水溶液中で復元される。 米国特許第4049833号で、gannisらも部分脱脂
ナツツの風味ときめに対する悪影響を認めてい
る。これを修正するため、Gannisほかは部分脱
脂ナツツを焙焼前、復元の間に、グリセロール含
有溶液と接触させることを示唆した。彼等は、焙
焼後、処理ナツツは風味、きめ及び貯蔵安定性が
改善されることを開示した。 部分脱脂ナツツ中の風味損失の正確な理由は十
分には理解されていない。焙焼ピーナツツの研究
における方法及びその質及び風味に影響する因子
と題するM.E、Masonの博士論文(オクラホマ州
立大学、1963年、63〜64頁)は、ピーナツツから
しぼり出された油は、就中、風味前駆体を含有す
ると思われる糊粉粒を含有していると指摘してい
る。然しながら、Masonの論文は低脂肪ナツツの
製法に関すものでなく、単にピーナツツの風味の
主要物の源と識別の一層良好な知識を得たにすぎ
ない。 Holloway及びWilkinsの米国特許第4329375号
は、先行技術の方法で作つた生成物よりも、自然
の風味ときめを一層多く保持するピーナツツなど
の低脂肪ナツツを製造する方法を開示している。
彼等は、高品質の製品の達成にとつて必要な数個
の因子を見出したことを開示した。これらの内
に、ナツツを予備焙焼して、焙焼ナツツの風味と
色を部分的に発現させ、ナツツの内部水分の平衡
化後にのみプレスし、かつ油抽出量を限定する方
法がある。この方法により作つた製品は商業的成
功を達成している。然しながら水分平衡化を達成
するのに必要な加工時間と装置は所望よりも一層
高くつき、かつ、この方法は先行技術よりも一層
満足すべき(丸ごと又は半分の、たゞしこわれて
いない)ナツツを生産するけれども、収率向上が
依然として所望される。 〔問題点を解決するための手段〕 詳細は後で述べるが、本発明は、 (1) 部分脱脂ナツツの改良製造法; (2) 依然として良好な風味ときめを保持しなが
ら、先行技術が必要とする加工をなくした部分
脱脂の改良製造法; (3) 満足すべき製品の収率を増加する、部分脱脂
ナツツの改良製造法;かつ (4) ピーナツツ製品中のピーナツツの風味、きめ
及び口当たりの満足な組合せを与える部分脱脂
ピーナツツを製造するための、収率と効率が改
善され、かつカロリー摂取量の著しい減少をも
たらす方法、を提供する。 より一般的には、本発明によれば、良好な自然
の焙焼風味ときめをもつ、カロリーの減少した、
焙焼ナツツを製造する改良法が提供される。本方
法は、焙焼ナツツの風味と色を発現させ、かつナ
ツツの重量に基づき、3.5%ないし約8%の範囲
内の均一な水分率を得るのに有効な水分率と温度
とかつ時間で、ナツツを焙焼し;ナツツの油含量
の約20%ないし60%を除去するのに有効梧な条件
の下にナツツをプレスし;ナツツとして最終焙焼
工程の間に近似的にその通常の形を回復させるの
に十分な水分率までナツツを加水し;かつナツツ
を焙焼してその風味と色を十分に発現させること
を含む。好ましくは、ナツツを、プレス前、最初
に焙焼した後、冷却し、かつプレス後のナツツの
加水は、その元の形にすぐに戻るのには不十分な
水分を、たゞし、この結果を最終の焙焼工程の間
にのみ達成するのに十分な量を供給することにな
ろう。 〔作用〕 本発明は、すべての種類の部分脱脂のナツツに
ついて、より大巾の自然の風味と芳香を保持しな
がら、これを製造することを可能にする。このナ
ツツは所望に応じてブランチングしたもの又はし
ないものでもよい。同様に、このナツツは所望の
最終用途に応じてまるごとであつても、裂けたも
のであつてもよい。 〔発明の効果〕 本発明に依り、Holloway及びWilkinsの方法
を、予備焙焼につぐ、別途の加水及び平衡化工程
をなくすことにより簡略にしながら、しかも彼等
の方法と同程度の自然ピーナツツ又は他のナツツ
の風味ときめを得ることができることが確認され
た。本発明によれば、予備焙焼工程は、所望の焙
焼ナツツの色と風味を発現させるのに有効な時
間、ナツツの水分率及び温度、及びプレスにとつ
て有効な水分率の条件下に行なわれる。又、本発
明によれば、プレス後のナツツの加水は好ましく
は、最終焙焼の前ではなく最終焙焼の間に、ナツ
ツをその元の寸法と形に戻すのに十分なだけの水
を供給するように制限される。 加工の設備と時間の使用効率を改善する他、本
発明方法は、Holloway及びWilkinsの方法に比べ
て、割れた(好ましくない)ナツツを生ずること
がより少なく、かつ更に丸ごと(裂けずかつ割れ
ていない)のナツツの収率を改善さえする。又、
本発明によれば、著しいカロリー減を与え、しか
もなおHolloway及びWilkinsの製品よりも酸化を
受けることが一層少く、かつ芳香に関して一層安
定であるという証拠がある。 〔実施例〕 本発明によれば、ピーナツツなどのナツツは穀
除去又はブランチングの前又は後に、調整された
水分率で、最初の焙焼作業に付される。然しなが
ら、焙焼作業前にナツツの穀を除去してエネルギ
ーを節約し、かつ効率的な水分調整を可能にする
ことが好ましい。又、油中の焙焼が所望される場
合には、外穀は更に油の損失を生ずることになろ
う。ブランチング、即ち皮の除去はある点では好
ましく、他の点ではそれほど好ましくない。例え
ば、赤皮のピーナツツが空気焙焼されることにな
る場合には、時によつては最初の焙焼作業後まで
皮を残しておくことが好ましい。これは風味改善
手段として示唆されている。然しながら、最初の
焙焼が油焙焼で行なわれることになる場合には、
通常は焙焼前にブランチングすることが好まし
い。 最初の焙焼は適当な水分率をもつナツツに対し
焙焼ナツツの風味と色を発現させ、かつ3.5%な
いし約8%の水分率を達成するのに有効な時間の
間、かつ温度で行なわれることになろう。典型的
にはこれは約8%ないし約12%の最初のナツツ水
分率及び約120℃ないし約175℃の温度における焙
焼を要することになろう。一層好ましい水分は10
%ないし11%の範囲内にある。ナツツが適当な水
分率を有する場合には、この最初の段階で直接、
そのまゝ、湿潤の必要なしに焙焼できる。然しな
がら、これは典型的ではない。何故ならば、生の
状態のナツツは非常にしばしば約7%ないし8%
の水分のものが入手でき、かつ適当な手段により
湿潤して本発明による加工にとつて好ましい水分
率にされるからである。どのような手段も使用で
きる。例えば単純な噴霧の後、所望量の水分を吸
収するのに有効な時間、保持される。水の噴霧量
は過度の加水を防ぐため測定しなければならな
い。何故ならば、次の乾燥は別にであろうと最初
の焙焼の部分としてであろうと、風味の損失を生
じ易いからである。約4分ないし10分の保持時間
で十分である筈である。たゞし、どのような有効
な時間も使用できる。風味の減少が予想されるた
め、好ましいことではないが、ナツツを湿潤スチ
ームで給湿できる。好ましくは、ナツツは約7%
ないし8%の最初の水分を持つことになり、15゜
ないし30℃の十分の水を噴霧されて、約5分間、
15゜ないし30℃に保持した後、ナツツの水分率が
約10%ないし11%にされる。 適当な水分率を確実にした後、焙焼ナツツの風
味と色を発現させ、かつ不当にナツツを損傷する
ことなく油を除去するのに効率的なプレスにとつ
て好ましい水分を達成する時間と温度の条件下
に、ナツツを任意の有効な手段により焙焼する。
空気焙焼については、時間は典型的には約2分な
いし60分の範囲内にあろう。油焙焼時間はより短
かくなろう。好ましくは、この最初の焙焼作業は
空気中で、約135℃ないし約165℃の温度で約3分
ないし約15分間、行なわれることになろう。焙焼
は個々のナツツの全断面にわたつて適度な温度と
均一水分率を保持しうる程度でできるだけ早くな
ければならない。長い焙焼時間を用いる場合に
は、一層高い最初の水分率を用いることが必要で
あるが、過度の風味が揮発により失われる。温度
が高過ぎる場合には、風味も余りにも早く揮発す
る。現在、約155℃ないし約165℃で約4分ないし
約8分間の空気焙焼が最適のように思われる。 ナツツの風味と色を発現させる他、この最初の
焙焼は同時に蛋白質を部分変性し、かつ水分率を
典型的には約3.5%ないし約8%の水準に減少す
る。最も好ましい結果は、最初の焙焼工程によ
り、水分率が約4%ないし6%に減少するまで焙
焼ナツツの風味と色を発現させる場合に達成され
た。一層低い水分率にまで焙焼することも可能で
ある;然しながら、焙焼がナツツに本体と構造を
与えている蛋白質性及び他の物質を過度に変性す
るか、又はプレス前に再加水が必要となる如きひ
どい水分損失を生ずることがないように注意しな
ければならない。又、過度の焙焼が生じる場合に
は、ナツツはもろくなりすぎて、過度のこわれな
しに、プレス作業にもちこたえることはできな
い。ブランチングしたピーナツツの場合には、比
色基準を設定して焙焼にとつて所望される終点を
決定することができる。この方法によれば、アグ
トロン(agtron)色光度計を、スケールを限定す
る12%及び90%のプレートを用いてグリーンモー
ドで使用する。これを標準として用いた時、約25
ないし約40、典型的には約33の反射率値が生成物
ナツツの風味及び全物理的特性としてほゞ最適で
あると信ぜられる。 ついで、所望の水分と焙焼度をもつ予備焙焼ナ
ツツを好ましくは、プレスに適した温度に冷却
し、ついで約20%ない約60%の最初の油含有率の
ナツツを油出するのに適した技術によりプレスす
る。プレスの間のナツツの温度は効率的な油除去
を達成するように保持すべきである。約20゜ない
し約50℃の温度が効果的温度の典型である。冷却
は適当な手段、例えば強制通風式周囲空気冷却用
トンネンにより達成できる。 冷却後、ナツツを適当な手段により、例えば約
1000psigより高い加圧下に約15分ないし約120分
間、Carverプレスを用いてプレスする。油抽出
の正確な時間と圧を所望のように変化させて抽出
の所望の程度と速度を得ることができるが、約
1500psig、好ましくは約1200psigより低い圧が好
ましい。圧は好ましくは、できるだけ早く所望の
水準にもたらされる。然しながら、この範囲より
はるかに高い圧は一層早い油の抽出を可能にする
が、同時にピーナツツに対する一層大きい物理的
損傷ならびにその中に保持された自然の風味の量
の可能な減少を生じうることを思い出さなくては
ならない。同様に、この特定の範囲より低い圧も
使用でき、ナツツのこわれも幾分小さいが、所望
量の油の抽出に必要な時間が増加することになろ
う。カロリー減少と最終生成物の風味及びきめと
の間の好ましいバランスは加工が本発明により行
なわれる場合、35%ないし55%の油の減少の場合
に達成できる。 ナツツはプレス作業後、平らになり必要以上に
密になつているので、例えば加水により処理して
ほゞその自然の形に戻さなければならない。ナツ
ツはゆるく充填され、くつついて固形塊にならな
いことが本発明方法の一つの利点である。ナツツ
は最小量の添加水を用いて、ほゞ元の寸法と形に
戻すことができる。未被覆の油焙焼ナツツについ
て約0.50g/cm3より小、最も好ましくは約0.40な
いし0.45g/cm3の範囲内のかさ密度を得ることが
好ましい。かゝるかさ密度をもつ、本発明により
作られた製品は、依然としてナツツのような歯ご
たえを保持しながら、容積ベースで著しいカロリ
ー減を与える。かゝるかさ密度は、500cm3目盛り
のシリンダーにナツツを充填し、ナツツの重量を
測定し、かつそのグラム重量をcm3容積で割ること
により決定できる。 ゆがんだ部分脱脂ナツツは典型的には約20℃の
温度で水と接触させて加水することが好ましい。
約20℃ないし75℃の範囲内の、一層高い水の温度
も使用できる。接触は、ナツツをほゞその通常の
形に戻すのに十分な時間、行なわれる。典型的に
は、再加水ナツツの全重量に基づいて30%未満、
好ましくは25%未満、さらに最も好ましくは約7
%ないし10%未満の水分率が有効であろう。加工
におけるこの段階の間の水含有率を限定すると、
最初の焙焼の間に発現した風味の除去が最小にな
る。更に、上記の限定は、風味の前駆体が再加水
媒体により抽出される機会及び逃散水蒸気が揮発
風味を運び去る水蒸気蒸留に近いと考えられる機
構による、最終焙焼の間に発現した風味の損失を
減少する。水は浸漬又は噴霧により接触できる
が、噴霧の方が好ましい。水は所望に応じて、適
当なきめ用又は風味用添加剤を含有できる。 再加水、部分脱脂ナツツは、最終の焙焼ナツツ
製品を得るため乾燥し焙焼しなければならない。
焙焼及び乾燥は任意の適当な方法で行なうことが
できる。典型的には、乾燥焙焼及び油焙焼の、当
該技術により認められている方法は所望の程度の
風味と色の発現を達成するのに有効であり、同時
にナツツを、所望の歯ごたえを与えるのに有効な
低さの水分率に乾燥する。約120℃ないし約185
℃、好ましくは約135℃ないし約175℃の典型的な
焙焼温度を用いることができる。典型的な油焙焼
時間は約2分ないし約10分の範囲内にあり、更に
好ましくは、約4分ないし6分のより狭い範囲内
にあろう。条件の一つの好ましい組合せは165℃
で4.5分間、焙焼することを含んでいる。最終の
焙焼工程は個々の生成物の最終用途に所望される
最適の風味と色を達成するのに強度と継続時間が
十分でなければない。最初の焙焼作業の場合と同
様に、水分率は最も通常には、約3%未満の水準
に減らされることになろう。かつ好ましくは少く
とも2%以下、最も好ましくは約1.5%の水準に
減らされる。こゝで再び、ブランチングしたピー
ナツツの場合、Agtron色光度計を用いて焙焼度
を標準化できる。一つの典型的作業においては、
装置を、好ましくは約35ないし約60の読みのスケ
ールを規定するところの0%及び75%のプレート
を用いたグリーンモードで使用する。最も好まし
くは、読みは40ないし45の範囲内にあろう。 所望の焙焼度が達成された時、ナツツの温度を
速やかに下げてナツツが悪く焙焼過多になつた
り、焼けたりしないようにすることが重要であ
る。これは、ナツツを速やかに焙焼装置からおろ
し、周囲空気流でフラツシングすることにより達
成できる。ナツツが著しい落下のため焙焼装置か
ら落ちるまゝにされ、開放メツシユコンベヤー上
に均一に拡がる場合には、ことさら空気を熱ナツ
ツに吹きつけて、冷却を行なうことは必要でな
い。 焙焼作業の後、かつ好ましくは冷却後、ナツツ
は種々の風味剤、セイヨウトウガラシ、肉桂、チ
ヨウジ、キヤラウエー、ゲツケイジユ、セージ、
ジンジヤー、メボウキなどでコーテイングでき、
これら風味剤は単独で又は薬味、例えば塩、コシ
ヨウ、グルタミン酸モノナトリウム、等;きめ用
剤、例えばグリセン;かつバインダー、例えば天
然ゴム、デキストリン、ゼラチン、砂糖などと一
緒に使用できる。ナツツが乾燥焙焼される場合に
は、添加材料の一部又は全部を焙焼作業の完了前
に導入できる。 下記の実施例が本発明を例示し説明するため提
示されるが、どの点についても制限的なものとし
て受取られるベきではない。特記しなければ、す
べての部と%は重量にもとづき、かつ加工の個別
の段階における生成物の全重量に基づくものであ
る。 例 1 この例は本発明による部分脱脂焙焼ピーナツツ
の製造を説明するものである。 赤皮、バージニヤ産、特大ピーナツツ(水7
%)に水分を11%に上げるのに十分な水を噴霧
し、周囲条件下に5分間、保持し、その間に水分
を吸収させる。ついで、ナツツを強制通風オーブ
ン中で160℃で6分15秒間、予備焙焼してプレス
前にナツツに風味と色を発現させる。焙焼ナツツ
は、ロースターから取出し、強制通風周囲空気
(20℃)で室温に冷却すると、約5%の水分率を
もつている。ついでナツツを丸ごとナツツのブラ
ンチヤーでブランチングし、色をより別け、12%
及び90%のプレートを用いてグーンモードで
Agtron色光度計で試験する。ピーナツツは約33
の読みを示した。ブランチング後、ピーナツツを
Caverのプレスに入れ1500psigで約27分間、プレ
スする。圧は約1000psiの値で始まり、プレスの
全期間にわたつて徐々に最終圧に上げる。これら
の条件下のプレスはピーナツツの元の油含有率の
約52%を除去する。ついで部分脱脂ナツツに20℃
の水を噴霧する。加工におけるこの時点でのピー
ナツツは約7%の水分を含有している。ついで再
加工ピーナツツを165℃に保持した植物油に約5.5
秒間、浸漬したところ、0%及び75%のプレート
で限定したスケールについてグリーンモードで使
用したAgtron色光度計で40の読みを示した。こ
の生成物は約0.44g/cm3のかさ密度を示し、割れ
の点で満足すべき外観を有し、かつ良好なきめと
良好な風味をもつている。 例 2 この例は、本発明の加工と、Holloway及び
Wilkinsの米国特許第4329375号の実施例3に従
い行なつた加工との比較を示している。本発明に
より作つた試料と米国特許第4329375号の例3に
記載されたのと同様に作つた試料をナツツのこわ
れ%について評価した。すべての試料が予備焙焼
されたが、給湿工程の順序と性質の点でだけ異な
つていることに注目されるであろう。(最初の試
料は給湿されなかつた。)結果は第1表の如くで
ある:
【表】
例 3
この例は本発明製品の芳香安定性及び耐酸化性
とHolloway及びWilkins(H&W)の米国特許第
4329375号の方法により作つたもののそれらとを
比較している。本発明の製品は上記例1により作
つた。米国特許第4329375号の製品は先ず143℃で
15分間、焙焼して、水分率1.8%とし、ブランチ
ングし、加水して水分率5%にし、周囲温度で4
時間、平衡化し、表面乾燥し(水分=4%)、か
つ最後に、上記例1に記載した様に焙焼して作つ
た。ついで、下記の第2表に記載したように加速
貯蔵を行なつた: Schaalオーブンプレスピーナツツ (145〓強制通風) 本発明対H&W比較 F:新鮮 A:満足できる S.R.:僅かに酸敗 R:酸敗
とHolloway及びWilkins(H&W)の米国特許第
4329375号の方法により作つたもののそれらとを
比較している。本発明の製品は上記例1により作
つた。米国特許第4329375号の製品は先ず143℃で
15分間、焙焼して、水分率1.8%とし、ブランチ
ングし、加水して水分率5%にし、周囲温度で4
時間、平衡化し、表面乾燥し(水分=4%)、か
つ最後に、上記例1に記載した様に焙焼して作つ
た。ついで、下記の第2表に記載したように加速
貯蔵を行なつた: Schaalオーブンプレスピーナツツ (145〓強制通風) 本発明対H&W比較 F:新鮮 A:満足できる S.R.:僅かに酸敗 R:酸敗
【表】
上記の説明は本発明物を完成し、使用する方法
を当業者に教示するためになされている。この説
明を読んで熟練した研究者に明白となるところの
明白な改良及び改変のすべてを詳細に述べること
は意図されていない。然しながら、かかる明白な
改良と改変が上記の特許請求の範囲の範ちゆう内
に含まれることは意図されている。
を当業者に教示するためになされている。この説
明を読んで熟練した研究者に明白となるところの
明白な改良及び改変のすべてを詳細に述べること
は意図されていない。然しながら、かかる明白な
改良と改変が上記の特許請求の範囲の範ちゆう内
に含まれることは意図されている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ナツツの水分含有率が、約8wt%ないし約
12wt%の範囲になるように加水する工程、 焙焼後のナツツの水分含有率が約3.5wt%ない
し約8wt%の範囲になるように上記の加水された
ナツツを焙焼し、均一に焙焼されたナツツの風味
と色を発現させる最初の焙焼工程、 ナツツの油含有率の約20%ないし60%を除去す
る最初の焙焼がされたナツツをプレスする工程、 圧搾されたナツツがその本来の形を回復するの
に十分な水分率になるまでナツツに加水する工
程、 加水されたナツツの風味と色を十分に発現させ
る最終焙焼工程、 を具備する低カロリー焙焼ナツツの製造法。 2 上記最初の焙焼が約135℃ないし175℃の温度
で約2分ないし60分の時間の間の空気焙焼により
行われて初期焙焼工程後の水分含有率を約4%な
いし約5%のものとなし、かつナツツがプレス前
に冷却される、特許請求の範囲第1項による方
法。 3 上記プレス後のナツツに加水する工程が、最
終焙焼工程の間にのみ上記ナツツがその元の形に
戻るのに十分な量の水を供給するものである、特
許請求の範囲第1項による方法。 4 上記ナツツがピーナツツであり、かつ最初の
焼が、グリーンモードで12%および90%のプレー
トを用いたアグトロン色光度計で測定した色が25
ないし40の値に達するまで続けられる、特許請求
の範囲第1項による方法。 5 上記ナツツがプレス前にブランチングされる
ピーナツツである、特許請求の範囲第1項による
方法。 6 上記のナツツが約1000psigより高い圧でプレ
スされる、特許請求の範囲第1項による方法。 7 上記ナツツをプレスして油の約35%ないし約
55%を除去する、特許請求の範囲第1項又は第6
項のいずれかによる方法。 8 上記ナツツがピーナツツであり、かつ最初の
焙焼工程前に、再加水ピーナツツの全重量に基づ
いて、約8%ないし約12%の範囲内の水分率に加
水される、特許請求の範囲第1項による方法。 9 上記ナツツがピーナツツであり、かつ第二の
焙焼が、グリーンモードで0%及び75%のプレー
トを用いたアグトロン色光度計で測定して色が約
85ないし45の値に達するまで続けられる、特許請
求の範囲第1項による方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US534677 | 1983-09-22 | ||
| US06/534,677 US4466987A (en) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | Process for preparing low-fat nuts |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6094074A JPS6094074A (ja) | 1985-05-27 |
| JPS6233858B2 true JPS6233858B2 (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=24131070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59188755A Granted JPS6094074A (ja) | 1983-09-22 | 1984-09-07 | 低カロリ−焙焼ナツツの製造法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4466987A (ja) |
| EP (1) | EP0139459B1 (ja) |
| JP (1) | JPS6094074A (ja) |
| AT (1) | ATE26386T1 (ja) |
| AU (1) | AU573756B2 (ja) |
| CA (1) | CA1218560A (ja) |
| DE (1) | DE3462989D1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US4938987A (en) * | 1989-08-31 | 1990-07-03 | Nabisco Brands, Inc. | Products and process for preparing low-fat roasted nuts |
| US5002802A (en) * | 1989-08-31 | 1991-03-26 | Nabisco Brands, Inc. | Method of producing flavor infused partially-defatted nuts and product |
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| US5094874A (en) * | 1991-03-25 | 1992-03-10 | Nabisco Brands, Inc. | Process for infusion of partially-defatted nuts |
| US5230919A (en) * | 1991-05-10 | 1993-07-27 | The Procter & Gamble Company | Composition and process of making fluid, reduced fat peanut butters and improved whipped peanut butters |
| US5240726A (en) * | 1991-07-16 | 1993-08-31 | Nabisco, Inc. | Product and process of making low calorie nuts |
| US5164217A (en) * | 1991-07-22 | 1992-11-17 | The Procter & Gamble Company | Process of making low fat nuts |
| US5366754A (en) * | 1993-06-22 | 1994-11-22 | Kraft General Foods, Inc. | Reduced fat peanut butter product and method of making |
| US5595780A (en) * | 1994-03-11 | 1997-01-21 | Nabisco, Inc. | Process for the preparation of partially-defatted nuts and product thereof |
| NL1000482C2 (nl) * | 1995-06-01 | 1996-12-03 | Tno | Werkwijze en inrichting voor het verwarmen en koelen van voedingsproduk- ten. |
| US5585135A (en) * | 1995-08-24 | 1996-12-17 | Hershey Foods Corporation | Method for extending the shelf-life of chocolate confectionery products containing peanuts and the product produced therefrom |
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