JPS6234415Y2 - - Google Patents

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JPS6234415Y2
JPS6234415Y2 JP8994081U JP8994081U JPS6234415Y2 JP S6234415 Y2 JPS6234415 Y2 JP S6234415Y2 JP 8994081 U JP8994081 U JP 8994081U JP 8994081 U JP8994081 U JP 8994081U JP S6234415 Y2 JPS6234415 Y2 JP S6234415Y2
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coil
rotary transformer
coils
shot
stator
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロータリトランスに係り、特に分離度
を向上させたロータリトランスに関する。
VTR(ビデオテープレコーダ)においては、
回転するヘツドドラム上の磁気ヘツドと本体側の
回路との間の信号の授受を行なう必要があり、こ
のように回転側と固定側との間での信号の授受を
行う目的のためにロータリトランスが用いられて
いる。2つの磁気ヘツドを具備する家庭用VTR
にこの種のロータリトランスを用いる場合には、
それぞれの磁気ヘツドに対応する2つのコイルを
有する2チヤンネルのものが使われることにな
る。
そして家庭用VTRにおいては、2つの磁気ヘ
ツドがヘツドドラムの180゜毎の回転によつて交
互に切換えられ、一方の磁気ヘツドが使用されて
いるときには、他方の磁気ヘツドは使用されない
ように構成されているために、ロータリトランス
の2つのチヤンネル間の分離度は20dBもあれば
十分で、通常のロータリトランスでもその要請に
答えることができるものであつた。
しかしながら最近のVTRにおいては、ピクチ
ヤサーチ機能等の新しい機能を付加するために、
磁気ヘツドの数を増す傾向にある。従つて磁気ヘ
ツドの数も3つ以上必要となり、ロータリトラン
スのチヤンネル数も必然的に3つ以上となるとと
もに、それらの間の分離度を向上させる必要が生
ずる。そこで各チヤンネルの同心円状のコイルの
間に円形のシヨートリングを内側のコイルと外側
のコイルとからそれぞれ離間させて配することが
考察される。3チヤンネルのロータリトランスに
おいて、第1のコイルと第2のコイルとの間およ
び第2のコイルと第3のコイルとの間に合計2つ
のシヨートリングを設けた場合の分離度は60dB
程度となり、良好な分離度が得られる。ところが
所定の大きさのコアに2つのシヨートリングを設
けるようにすると、各チヤンネルのコアの有効領
域の部分の半径方向の巾が狭くなる。特にロータ
とステータとで半径方向に寸法差がある場合に
は、実質的な対向面積が極端に小さくなり、伝送
特性に及ぼす影響は無視できなくなる。またロー
タリトランスのコアをフエライト等のように磁性
材料の粉末を固化成形したものを用いる場合に
は、寸法精度が出しにくく、特性のばらつきが大
きくなつて使いにくいものとなる。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、ロータとステータとから成り、これ
らのロータ及びステータのそれぞれが少くとも2
つのチヤンネルにそれぞれ対応した少くとも2つ
のコイルを備えるロータリトランスにおいて、前
記ロータと前記ステータとの内の少くとも一方の
互いに隣接する第1及び第2の前記コイルの間に
沿つて電磁シールド用のシヨートリングを設け、
この際、前記シヨートリングの一部分を前記第1
のコイルに近接させると共にその他部分を前記第
2のコイルに近接させたことを特徴とするロータ
リトランスに係るものである。従つてこれら第1
及び第2のコイルとそれぞれ対応する2つのチヤ
ンネル間の分離度を高くすることができ、しかも
そのコアの寸法精度を高くすることを必要としな
い。
以下本考案のVTR用の3チヤンネルのロータ
リトランスに適用した一実施例を図面を参照して
説明する。この実施例のロータリトランスは第1
図に示す円板状のロータ1と、第2図に示す同じ
く円板状のステータ2とから構成されている。ロ
ータ1はVTRの回転ヘツドドラムの下面に取付
けられ、またステータ2は上記ロータ1に対向し
て固定配置されるようになつている。
上記ロータ1とステータ2とはそれぞれ、磁性
材料の粉末を成形固化して成るフエライト製のコ
ア3,4をそれぞれ具備している。これらのコア
3,4の中心には軸を挿通する円形の貫通孔5,
6が設けられている。またコア3,4にはそれぞ
れ同心円状のリング状の溝7−1,7−2,7−
3および8−1,8−2,8−3と、これらの溝
7,8を横切るように半径方向に延びる溝9,1
0とが形成されている。なおこれらの溝7〜10
は上記コア3,4を成形するときに同時に形成さ
れたものである。またロータ1側の溝9はコア3
の中心から片側に半径方向に延びているのに反
し、ステータ2側の溝10はコア4の中心から両
側に直径方向に延びている。
上記ロータ1の3つの溝7−1,7−2,7−
3にはそれぞれロータコイル11−1,11−
2,11−3が巻装されて収納されている。これ
ら3つのコイル11−1,11−2,11−3の
両端はコア3の小孔を貫通し、リード線を介して
それぞれ回転ヘツドドラムに取付けられている磁
気ヘツドと接続されている。また上記ステータ2
の3つの溝8−1,8−2,8−3にはそれぞれ
ステータコイル12−1,12−2,12−3が
巻装されて収納されている。これら3つのコイル
12−1,12−2,12−3の両端はコア4の
小孔を貫通し、リード線を介してVTR本体の回
路と接続されている。そしてこれら3対のコイル
とは組立てられた状態において第4図に示すよう
にそれぞれ互に対向し、これによつて3チヤンネ
ルのロータリトランスを構成している。
さらに上記ステータ2側には、第2図および第
3図に示すように2つのシヨートリング13,1
4が配されている。第1のシヨートリング13は
コイル12−1とコイル12−2との間に配さ
れ、また第2のシヨートリング14はコイル12
−2とコイル12−3との間に配されている。し
かもこれらのシヨートリング13,14はそれぞ
れ2つのコイル12−1,12−2間および12
−2,12−3間に単に同心円状に配されたもの
ではなく、これらのシヨートリング13,14の
いずれもがその一部分を互いに隣接する一対のコ
イルの内の内側のコイルに近接させると共にその
他部分を外側のコイルに近接させている点に著し
い特徴を有している。この特徴を詳述すれば、シ
ヨートリング13は第2図において上側のほぼ半
円の部分が内側のコイル12−1に近接して配さ
れるとともに、溝8−1内に配されている。また
下側のほぼ半円の部分が中央のコイル12−2に
近接して配されるとともに、溝8−2内に配され
ている。従つてシヨートリング13は溝10のと
ころで半径方向に屈曲されている。これに対して
もう1つのシヨートリング14は上側のほぼ半円
の部分が外側のコイル12−3に近接して配され
るとともに、溝8−3内に配されている。また下
側のほぼ半分の部分が中央のコイル8−2に近接
して配されるとともに、溝8−2内に配されてい
る。従つてこのシヨートリング14も溝10のと
ころで半径方向に屈曲されている。
このような構成に成るロータリトランスの動作
を説明する。この動作を説明するために、便宜上
ロータ1側のコア3のコイル11−1,11−
2,11−3で区画された領域を中心側から順に
それぞれ3−1,3−2,3−3,3−4とす
る。同様にステータ2側のコア4のコイル12−
1,12−2,12−3およびシヨートリング1
3,14で区画される領域の内、第2図および第
3図において上半分の領域を中心側から順にそれ
ぞれ4−1a,4−2a,4−3a,4−4aと
し、下半分を同様に4−1b,4−2b,4−3
b,4−4bとする。
今VTRで再生を行なつている場合を考える。
このロータリトランスのロータ1に設けられた磁
気ヘツド(図示せず)が磁気テープ(図示せず)
と対接することにより、上記磁気ヘツドに生じた
電流がコイル11−2に流れると、この電流によ
つてコイル11−2が磁束を発生する。第4図に
おいて実線で示す有効磁束15はその往路として
領域3−2,4−2aを通り、復路として領域4
−3a,3−3を通る磁気回路を形成する。その
他の磁束、すなわち第4図において鎖線で示すよ
うに、往路として領域3−1,4−1aを通る磁
束16、復路として領域4−4a,3−4を通る
磁束17、往路として領域3−2,4−2bを通
りしかも復路として領域4−3b,3−3を通る
磁束18、往路として領域3−1,4−1bを通
る磁束19および復路として領域4−4b,3−
4を通る磁束20は何れもシヨートリング13,
14の電磁シールド作用によつて打消されること
になる。従つてコイル12−2に信号を伝達する
のは、第4図において実線で示す有効磁束15の
みとなり、他のコイル12−1,12−3への漏
洩は起らず、50dB程度の高い分離度が得られ
る。他のチヤンネルについても同様であり、どの
チヤンネルも充分な分離度を有することになる。
なおシヨートリング13,14の作用は鎖交磁
束不変の原理を用いたものであつて、シヨートリ
ング13,14のような閉路に外部磁束Φが交
り、これれが時間について変化することによつて
閉路に電流iを生ずる。この電流iによつて回路
を交わる磁束Φが生じる。この閉路の抵抗をR
とすれば、 dΦ/dt=dΦ/dt+Ri …(1) ここでR≒0ならば、 d(Φ−Φ)/dt=0 …(2) ∴Φ−Φ=一定 …(3) この式が鎖交磁束不変の原理を示している。そ
して時間に対して変わる磁束については、(3)式は
Φ=Φとなる。すなわちシヨートリング1
3,14のような抵抗の小さな連続導体は変動磁
束に対して遮蔽作用を表わす。
第3図は上記シヨートリング13,14を有す
るステータ2側のコア4の平面を模式的に示した
ものであつて、上述の説明から明らかな如く、コ
イル11−2,12−2間の信号の授受はシヨー
トリング13,14に囲まれた領域の内の上半
分、すなわち領域4−2a,4−3aを通る磁束
によつてなされる。またコイル11−1,12−
1間の信号の授受はシヨートリング13の内側で
あつて下半分の部分、すなわち領域4−1b,4
−2bを通る磁束によつて行なわれる。またコイ
ル11−3,12−3間の信号の授受はシヨート
リング14の外側であつて下半分の部分、すなわ
ち領域4−3b,4−4bを通る磁束によつて行
なわれる。
このように本実施例のロータリトランスにおい
ては、シヨートリング13,14を特殊な形状と
することにより、コイル11−1,12−1,1
1−2,12−2および11−3,12−3に対
応する各チヤンネルの信号の授受を、それぞれコ
ア4の上か下の半円の部分の領域を通過する磁束
で行なうようにしている。従つて各チヤンネル間
の分離度が50dB程度に向上するばかりでなく、
各チヤンネルの有効磁束の通過する領域が半径方
向に大きな巾を有することになり、コア3,4の
寸法の誤差に伴う特性のバラツキが少なくなる。
このような理由から、コア3,4の許容寸法精度
を高くする必要がなくなり、またコア3,4の製
造が容易になる。
第5図は上記実施例の変形例を示すものであつ
て、ステータ2側のシヨートリング13,14の
形状を変形させたものである。すなわちここで
は、一対のシヨートリング13,14の下側の部
分を共通の半円形の導体21とし、これをコイル
12−2とほぼ重ねて配すようにしている。これ
によつても上記実施例と同様の効果を奏すること
は明らかである。また第6図は2チヤンネルのロ
ータリトランスにおいて、コイル22,23間に
上記シヨートリング13とほぼ同じ形状のシヨー
トリング24を配するようにしたものであつて、
2つのチヤンネル間の分離度を向上させるととも
に、コア25の許容精度を低くすることができ、
また同一精度であれば、ロータリトランスを小型
化することが可能となる。
以上本考案を実施例につき述べたが、本考案は
上記実施例によつて限定されることなく、本考案
の技術的思想の範囲内で各種変更が可能である。
例えばロータリトランスのチヤンネル数は2つ以
上のものであればよく、必ずしも3チヤンネルあ
るいは2チヤンネルのロータリトランスに限定さ
れない。またシヨートリングはステータに設ける
代りに、ロータに設けるようにしてもよい。また
シヨートリングの内側のコイルに近接させる一部
分と外側のコイルに近接させる他部分の割合は、
必ずしも等しくする必要はなく、適宜変更しても
よい。
以上に述べたように本考案は、 複数のチヤンネル間を電磁シールドするためのシ
ヨートリングを、その一部分が第1のコイルに近
接すると共にその他部分が第2のコイルに近接す
るように、互いに隣接する第1及び第2のコイル
の間に沿つて配設したものであるから、これら第
1及び第2のコイルにそれぞれ対応する2つのチ
ヤンネル間の分離度を高めることができる上に、
コアの寸法精度を高くする必要がなくなる。よつ
てロータリトランスの製造が容易になるととも
に、安価にこれを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るロータリトラ
ンスのロータの平面図、第2図は同ステータの平
面図、第3図は模式的に示したステータの平面
図、第4図はこのロータリトランスの組立縦断面
図、第5図は上記実施例の変形例のロータリトラ
ンスの平面図、第6図は別の変形例のロータリト
ランスの平面図である。 なお図面を用いた符号において、1……ロー
タ、2……ステータ、3,4……コア、11−
1,11−2,11−3……ロータコイル、12
−1,12−2,12−3……ステータコイル、
13,14……シヨートリング、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロータとステータとから成り、これらのロータ
    及びステータのそれぞれが少くとも2つのチヤン
    ネルにそれぞれ対応した少くとも2つのコイルを
    備えるロータリトランスにおいて、 前記ロータと前記ステータとの内の少くとも一
    方の互いに隣接する第1及び第2の前記コイルの
    間に沿つて電磁シールド用のシヨートリングを設
    け、 この際、前記シヨートリングの一部分を前記第
    1のコイルに近接させると共にその他部分を前記
    第2のコイルに近接させたことを特徴とするロー
    タリトランス。
JP8994081U 1981-06-18 1981-06-18 Expired JPS6234415Y2 (ja)

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JP8994081U JPS6234415Y2 (ja) 1981-06-18 1981-06-18

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JPS57201811U JPS57201811U (ja) 1982-12-22
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