JPS6235274B2 - - Google Patents
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- JPS6235274B2 JPS6235274B2 JP55131134A JP13113480A JPS6235274B2 JP S6235274 B2 JPS6235274 B2 JP S6235274B2 JP 55131134 A JP55131134 A JP 55131134A JP 13113480 A JP13113480 A JP 13113480A JP S6235274 B2 JPS6235274 B2 JP S6235274B2
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- JP
- Japan
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- active layer
- region
- conductivity type
- anode
- drain
- Prior art date
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- Expired
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、高速で動作する絶縁ゲート型の半
導体装置に関するものである。
導体装置に関するものである。
論理回路用半導体装置として、従来、第1図に
示すようなものが用いられていた。これは入力信
号を反転して出力するもので、絶縁物基板1の上
に、例えばn形の高不純物濃度を有するソース領
域2、p形の能動層3、n形の高不純物濃度を有
する第1ドレイン領域4、p形の能動層5および
n形の高不純物濃度を有する第2ドレイン領域6
が並設されている。前三者によつて第1トランジ
スタが構成され、後三者によつて第2トランジス
タが構成される。ソース領域2の上にはソース電
極7、該p形の能動層3の上にはゲート絶縁膜8
を介して第1ゲート電極9、該第1ドレイン領域
4の上には第1ドレイン電極10が設けられ、能
動層5の上に形成されたゲート絶縁膜8と第2ド
レイン領域6との上に、第2ゲート・ドレイン共
通電極11が設けられている。
示すようなものが用いられていた。これは入力信
号を反転して出力するもので、絶縁物基板1の上
に、例えばn形の高不純物濃度を有するソース領
域2、p形の能動層3、n形の高不純物濃度を有
する第1ドレイン領域4、p形の能動層5および
n形の高不純物濃度を有する第2ドレイン領域6
が並設されている。前三者によつて第1トランジ
スタが構成され、後三者によつて第2トランジス
タが構成される。ソース領域2の上にはソース電
極7、該p形の能動層3の上にはゲート絶縁膜8
を介して第1ゲート電極9、該第1ドレイン領域
4の上には第1ドレイン電極10が設けられ、能
動層5の上に形成されたゲート絶縁膜8と第2ド
レイン領域6との上に、第2ゲート・ドレイン共
通電極11が設けられている。
このような構成を有する半導体装置において、
第2ゲート・ドレイン共通電極11とソース電極
7との間に正電圧を印加して動作させ、第1ゲー
ト電極9に入力信号を加えた場合、第1ドレイン
電極10から反転した信号が出力として取り出さ
れる。
第2ゲート・ドレイン共通電極11とソース電極
7との間に正電圧を印加して動作させ、第1ゲー
ト電極9に入力信号を加えた場合、第1ドレイン
電極10から反転した信号が出力として取り出さ
れる。
しかしながらこの場合、第2トランジスタの影
響のみならず、該第2トランジスタに流れる電流
が十分に大きく取れないという事実のために、高
速で動作させることが困難であつた。
響のみならず、該第2トランジスタに流れる電流
が十分に大きく取れないという事実のために、高
速で動作させることが困難であつた。
この発明の目的は、高速動作が可能な半導体装
置を提供することにある。
置を提供することにある。
このような目的を達成するためにこの発明によ
る高速動作半導体装置は、第2トランジスタとし
てノーマリ・オン形の電流非飽和特性を有するト
ランジスタを使用したものである。以下、この発
明による高速動作半導体装置を詳細に説明する。
る高速動作半導体装置は、第2トランジスタとし
てノーマリ・オン形の電流非飽和特性を有するト
ランジスタを使用したものである。以下、この発
明による高速動作半導体装置を詳細に説明する。
第2図はこの発明による高速動作半導体装置の
一実施例を示す断面図である。同図において、絶
縁物基板1の上に、例えばn形の高不純物濃度を
有するソース領域2、n形能動層12、n形高不
純物濃度を有するドレイン領域13、n形能動層
14、p形高不純物濃度を有するアノード領域1
5が一連に形成され、前三者が第1トランジスタ
を構成し、後三者が第2トランジスタを構成して
いる。即ち、中央のドレイン領域13は、第1お
よび第2の両トランジスタに共用されている。第
2トランジスタを構成するn形能動層14の厚み
tcは、該n形能動層14を構成する半導体に固有
のデバイ長の3倍未満に抑えられている。アノー
ド領域15およびソース領域2の上にはそれぞれ
アノード領域16、ソース電極7が設けられ、第
1トランジスタを構成するn形能動層12の上に
はゲート絶縁膜8を介して第1ゲート電極9が形
成されている。更に、ドレイン領域13の上から
ゲート絶縁膜8を介してn形能動層14の上にか
けて、ドレイン・第2ゲート共通電極17が形成
されている。
一実施例を示す断面図である。同図において、絶
縁物基板1の上に、例えばn形の高不純物濃度を
有するソース領域2、n形能動層12、n形高不
純物濃度を有するドレイン領域13、n形能動層
14、p形高不純物濃度を有するアノード領域1
5が一連に形成され、前三者が第1トランジスタ
を構成し、後三者が第2トランジスタを構成して
いる。即ち、中央のドレイン領域13は、第1お
よび第2の両トランジスタに共用されている。第
2トランジスタを構成するn形能動層14の厚み
tcは、該n形能動層14を構成する半導体に固有
のデバイ長の3倍未満に抑えられている。アノー
ド領域15およびソース領域2の上にはそれぞれ
アノード領域16、ソース電極7が設けられ、第
1トランジスタを構成するn形能動層12の上に
はゲート絶縁膜8を介して第1ゲート電極9が形
成されている。更に、ドレイン領域13の上から
ゲート絶縁膜8を介してn形能動層14の上にか
けて、ドレイン・第2ゲート共通電極17が形成
されている。
このような構成を有する高速動作半導体装置に
おいては、アノード電極16とソース電極7との
間に正電圧を印加して動作させ、第1ゲート電極
9に入力信号を加えた場合、ドレイン・第2ゲー
ト共通電極17から反転した信号が出力として取
り出せる。この際、第2トランジスタがノーマ
リ・オン形の電流非飽和特性を有しているため
に、従来のものに比較して大きな電流を流すこと
が可能となる。以下、これについて詳細に説明す
る。
おいては、アノード電極16とソース電極7との
間に正電圧を印加して動作させ、第1ゲート電極
9に入力信号を加えた場合、ドレイン・第2ゲー
ト共通電極17から反転した信号が出力として取
り出せる。この際、第2トランジスタがノーマ
リ・オン形の電流非飽和特性を有しているため
に、従来のものに比較して大きな電流を流すこと
が可能となる。以下、これについて詳細に説明す
る。
先ず、この第2トランジスタの部分のみの構造
は、第3図のように示すことができる。即ち、絶
縁物基板1の上にn形高不純物濃度を有するカソ
ード領域(第2図のドレイン領域に相当)13、
n形能動層14、p形高不純物濃度のアノード領
域15が形成され、n形能動層14の上にはゲー
ト絶縁膜8を介してゲート電極17a(第2図で
はドレイン・第2ゲート共通電極17)が設けら
れ、カソード領域13、アノード領域15の上に
はそれぞれカソード電極17b(第2図ではドレ
イン・第2ゲート共通電極17)、アノード電極
16が形成されている。n形能動層14の厚みtc
は、先に述べたようにこのn形能動層14を構成
するn形半導体に固有のデバイ長LDEの3倍未満
である。この場合のデバイ長LDEは、いわゆる外
因性デバイ長であり、 によつて表わされる。ここではεS半導体の誘電
率であり、シリコンの場合には11.7×8.85×10-14
(F/cm)、kはボルツマン定数で1.38×10-23
(J/K)、Tは絶対温度(〓)、qは単位電荷量
で1.6×10-19(C)、NDは不純物を含む半導体の
キヤリア濃度で、室温(300〓)付近では不純物
濃度にほぼ等しい値をとるものである。このよう
なトランジスタにおいて、 〔A〕(i) 先ず、例えば能動層14の厚みtcを0.26
(μm)、デバイ長LDEを0.22(μm)とし、
アノード・カソード間電圧VAKを正とした場
合に、第4図aに示すようにゲート・カソー
ド間電圧VGKを負とすると、n形能動層14
の内部はほとんど空乏化され、該能動層14
とゲート絶縁膜8との界面に正孔による反転
層が形成される。一方VAK>0であるため
に、この反転層を通じてアノード領域15か
ら能動層14へ、能動層14からカソード領
域13へと正孔が注入される。同時に、界面
近傍でカソード領域13から能動層14へ、
能動層14からアノード領域15への電子が
注入される。従つて、アノード電流IAKは第
5図a イにVGK=−1(V)の場合を示す
ように、VAKが増加するに伴つて飽和するこ
となく増大する。またVGKを正電圧とした場
合には、第4図bに示すように電子が能動層
14の内部全体に過剰に蓄積される。この
時、全能動層14の電子の濃度をn、真性半
導体のキヤリア濃度をniとして、低注入水準
での能動層14の内部における正孔濃度p
は、近似的にp=ni2/nで与えられる。従
つて、第5図aのロ,ハ,ニに示すようにV
GKが0(V)からI(V)、2(V)と増大
するに伴い、nが増大して能動層14の内部
における電子のフエルミ・ポテンシヤルが増
大する結果、p―n接合のビルト・イン・ポ
テンシヤルが実効的に増加し、アノード電流
IAKは減少する。
は、第3図のように示すことができる。即ち、絶
縁物基板1の上にn形高不純物濃度を有するカソ
ード領域(第2図のドレイン領域に相当)13、
n形能動層14、p形高不純物濃度のアノード領
域15が形成され、n形能動層14の上にはゲー
ト絶縁膜8を介してゲート電極17a(第2図で
はドレイン・第2ゲート共通電極17)が設けら
れ、カソード領域13、アノード領域15の上に
はそれぞれカソード電極17b(第2図ではドレ
イン・第2ゲート共通電極17)、アノード電極
16が形成されている。n形能動層14の厚みtc
は、先に述べたようにこのn形能動層14を構成
するn形半導体に固有のデバイ長LDEの3倍未満
である。この場合のデバイ長LDEは、いわゆる外
因性デバイ長であり、 によつて表わされる。ここではεS半導体の誘電
率であり、シリコンの場合には11.7×8.85×10-14
(F/cm)、kはボルツマン定数で1.38×10-23
(J/K)、Tは絶対温度(〓)、qは単位電荷量
で1.6×10-19(C)、NDは不純物を含む半導体の
キヤリア濃度で、室温(300〓)付近では不純物
濃度にほぼ等しい値をとるものである。このよう
なトランジスタにおいて、 〔A〕(i) 先ず、例えば能動層14の厚みtcを0.26
(μm)、デバイ長LDEを0.22(μm)とし、
アノード・カソード間電圧VAKを正とした場
合に、第4図aに示すようにゲート・カソー
ド間電圧VGKを負とすると、n形能動層14
の内部はほとんど空乏化され、該能動層14
とゲート絶縁膜8との界面に正孔による反転
層が形成される。一方VAK>0であるため
に、この反転層を通じてアノード領域15か
ら能動層14へ、能動層14からカソード領
域13へと正孔が注入される。同時に、界面
近傍でカソード領域13から能動層14へ、
能動層14からアノード領域15への電子が
注入される。従つて、アノード電流IAKは第
5図a イにVGK=−1(V)の場合を示す
ように、VAKが増加するに伴つて飽和するこ
となく増大する。またVGKを正電圧とした場
合には、第4図bに示すように電子が能動層
14の内部全体に過剰に蓄積される。この
時、全能動層14の電子の濃度をn、真性半
導体のキヤリア濃度をniとして、低注入水準
での能動層14の内部における正孔濃度p
は、近似的にp=ni2/nで与えられる。従
つて、第5図aのロ,ハ,ニに示すようにV
GKが0(V)からI(V)、2(V)と増大
するに伴い、nが増大して能動層14の内部
における電子のフエルミ・ポテンシヤルが増
大する結果、p―n接合のビルト・イン・ポ
テンシヤルが実効的に増加し、アノード電流
IAKは減少する。
(ii) 次に、アノード・カソード間電圧VAKを負
とし、ゲート・カソード間電圧VGKを負とし
た場合、先ず、VGK<VAK<0の場合には、
第4図cに示すように能動層14のゲート絶
縁膜8との界面領域全体に、正孔による反転
層が形成される。この時、VAK<0であるた
めにカソード領域13と該正孔の反転層とは
逆バイアスとなるが、反転層の正孔濃度が高
いためにカソード層13と能動層14との間
にトンネル電流もしくはアバランシエ電流の
性質を有するアノード電流IAKが流れる。こ
のIAKは|VAK|の増大と共に増大する。ま
た、|VGK|が増大すると、反転層内の正孔
濃度が増大するためにIAKはやはり増大す
る。また、VAK<VGK<0の場合には、能動
層14とゲート絶縁膜8との界面のうちアノ
ード領域15の側のある個所で、VGKによる
反転層束縛電界よりもVAKによる電界の方が
強くなり、第4図dに示すように反転層が消
滅するピンチオフ現象が生ずる。この場合、
反転消滅点をピンチオフ点、またピンチオフ
が起こるアノード電圧をピンチオフ電圧Vp
と呼ぶ。このピンチオフによつてピンチオフ
点とアノード領域15との間の抵抗値は高ま
り、反転層の抵抗値よりも十分に大きくな
る。このため、|VAK||VP|となつた
場合には|VAK|を増大してももはやアノー
ド電流IAKは殆んど増加せず、飽和する。こ
の様子を表わしたのが第5図bであり、イ,
ロ,ハはそれぞれVGKが−1、−2、−3
(V)の場合の特性を示している。
とし、ゲート・カソード間電圧VGKを負とし
た場合、先ず、VGK<VAK<0の場合には、
第4図cに示すように能動層14のゲート絶
縁膜8との界面領域全体に、正孔による反転
層が形成される。この時、VAK<0であるた
めにカソード領域13と該正孔の反転層とは
逆バイアスとなるが、反転層の正孔濃度が高
いためにカソード層13と能動層14との間
にトンネル電流もしくはアバランシエ電流の
性質を有するアノード電流IAKが流れる。こ
のIAKは|VAK|の増大と共に増大する。ま
た、|VGK|が増大すると、反転層内の正孔
濃度が増大するためにIAKはやはり増大す
る。また、VAK<VGK<0の場合には、能動
層14とゲート絶縁膜8との界面のうちアノ
ード領域15の側のある個所で、VGKによる
反転層束縛電界よりもVAKによる電界の方が
強くなり、第4図dに示すように反転層が消
滅するピンチオフ現象が生ずる。この場合、
反転消滅点をピンチオフ点、またピンチオフ
が起こるアノード電圧をピンチオフ電圧Vp
と呼ぶ。このピンチオフによつてピンチオフ
点とアノード領域15との間の抵抗値は高ま
り、反転層の抵抗値よりも十分に大きくな
る。このため、|VAK||VP|となつた
場合には|VAK|を増大してももはやアノー
ド電流IAKは殆んど増加せず、飽和する。こ
の様子を表わしたのが第5図bであり、イ,
ロ,ハはそれぞれVGKが−1、−2、−3
(V)の場合の特性を示している。
〔B〕これに対し、例えば能動層14の厚みtc
(0.62μm)がデバイ長LDE(0.19μm)より
もはるかに大きい場合についてみると、 (i) VAKを正に印加した場合、VGKを負とする
と、正孔による反転層が形成され、〔A〕(i)
に述べたと類似の機構によつて、IAKはVAK
の増大に伴つて指数関数的に増大すると共に
|VGK|に比例して増大する結果、第6図a
に示すような特性が得られる。即ち、曲線
イ,ロ,ハはそれぞぜVGKが0、−1、−2
(V)の場合の特性を示している。他方、VG
Kを正とした場合、電子の高密度蓄積領域が
能動層14のゲート絶縁膜8との界面から
3LDM未満程度の範囲に限られ、全能動層1
1を覆うまでには至らないために、〔A〕(i)
に述べようなフエルミ・ポテンシヤル増大の
効果はなく、VGKの増大と共に能動層18を
通過できる電子数が増大することにより、I
AKは増大する。IAKはまた、VAKの増加に伴
つて指数関数的に増大し、第6図bに示すよ
うな特性曲線が得られる。同図イ,ロ,ハは
VGKが0、1、2(V)の場合を示してい
る。
(0.62μm)がデバイ長LDE(0.19μm)より
もはるかに大きい場合についてみると、 (i) VAKを正に印加した場合、VGKを負とする
と、正孔による反転層が形成され、〔A〕(i)
に述べたと類似の機構によつて、IAKはVAK
の増大に伴つて指数関数的に増大すると共に
|VGK|に比例して増大する結果、第6図a
に示すような特性が得られる。即ち、曲線
イ,ロ,ハはそれぞぜVGKが0、−1、−2
(V)の場合の特性を示している。他方、VG
Kを正とした場合、電子の高密度蓄積領域が
能動層14のゲート絶縁膜8との界面から
3LDM未満程度の範囲に限られ、全能動層1
1を覆うまでには至らないために、〔A〕(i)
に述べようなフエルミ・ポテンシヤル増大の
効果はなく、VGKの増大と共に能動層18を
通過できる電子数が増大することにより、I
AKは増大する。IAKはまた、VAKの増加に伴
つて指数関数的に増大し、第6図bに示すよ
うな特性曲線が得られる。同図イ,ロ,ハは
VGKが0、1、2(V)の場合を示してい
る。
(ii) VAK、VGKを負に印加する。この場合、
〔A〕(ii)に述べた特性と同じ特性が得られ
る。このように、tc≫LDEである場合にも電
流非飽和特性が得られるが、VGKを変化させ
てもその傾斜が変化するのみで、IAKが立ち
上がる点は常に変わらない。また、VGK>0
でもVGK<0でもVGK=0の場合よりも傾斜
が小さくなることはない。従つて、任意のI
AKが得られる動作範囲は極めて小さい。
〔A〕(ii)に述べた特性と同じ特性が得られ
る。このように、tc≫LDEである場合にも電
流非飽和特性が得られるが、VGKを変化させ
てもその傾斜が変化するのみで、IAKが立ち
上がる点は常に変わらない。また、VGK>0
でもVGK<0でもVGK=0の場合よりも傾斜
が小さくなることはない。従つて、任意のI
AKが得られる動作範囲は極めて小さい。
これに対し、この発明の低電力形半導体装
置に第1トランジスタとして用いられている
トランジスタは、第5図aに示すような良好
な電流非飽和特性を有するため、VGKの値を
適当に選択することによつて任意のVAKで任
意のIAKを得ることができる。
置に第1トランジスタとして用いられている
トランジスタは、第5図aに示すような良好
な電流非飽和特性を有するため、VGKの値を
適当に選択することによつて任意のVAKで任
意のIAKを得ることができる。
このように第5図aに示すような電流非飽和特
性が、能動層14の厚みtcがデバイ長LDEに対し
て3倍未満程度と余り大きくならない場合にのみ
得られるということについては、次のようなこと
が、ひとつの理論的根拠として考えられる。
性が、能動層14の厚みtcがデバイ長LDEに対し
て3倍未満程度と余り大きくならない場合にのみ
得られるということについては、次のようなこと
が、ひとつの理論的根拠として考えられる。
先ず、第3図のトランジスタが第5図aの特性
を示すためには全能動層14に電子が過剰に蓄積
されることが必要である。即ち、第7図に示すよ
うに、能動層14とゲート絶縁膜8との界面Aの
フラツド・バンド電圧VFBよりも大きいVGKを印
加した場合に、能動層14の内部の多数キヤリア
である電子の濃度n(x)が、 n(x)>ND (0xtc) とならなければならない。
を示すためには全能動層14に電子が過剰に蓄積
されることが必要である。即ち、第7図に示すよ
うに、能動層14とゲート絶縁膜8との界面Aの
フラツド・バンド電圧VFBよりも大きいVGKを印
加した場合に、能動層14の内部の多数キヤリア
である電子の濃度n(x)が、 n(x)>ND (0xtc) とならなければならない。
そこで、VGK>VFEの時の能動層14における
キヤリアの分布の深さdを近似的に求めてみる。
キヤリアの分布の深さdを近似的に求めてみる。
先ず、このキヤリアの分布状態は第8図のよう
なモデルで示される。ここでx=0は界面Aを表
わす。先ず、n(x)は近似的に次のPoisson方
程式から導出することができる。
なモデルで示される。ここでx=0は界面Aを表
わす。先ず、n(x)は近似的に次のPoisson方
程式から導出することができる。
d2φ/dx2=qn(x)/εs ………(1)
ここにφは半導体のフエルミ準位から計つたポ
テンシヤルとする。n(x)は次のように表わさ
れる。
テンシヤルとする。n(x)は次のように表わさ
れる。
n(x)=NDexP(qφ/kT) ………(2)
(1)、(2)式を連立し、次の境界条件を置いてn
(x)を解く。
(x)を解く。
ここでφSはx=0(界面A)での表面ポテン
シヤルである。n(x)は次式で表わされる。
シヤルである。n(x)は次式で表わされる。
n(x)=ND{tan2〔x/LDE−C〕+1}
C=tan-1(√(s)−1)
通常容易にφs≫kT/q(0.026(V))とす
ることができるので、Cπ/2となる。従つ
て、n(d)=NDの条件を入れば、dは次式で与
えられる。
ることができるので、Cπ/2となる。従つ
て、n(d)=NDの条件を入れば、dは次式で与
えられる。
d=π/2LDE1.57LDE
即ち、tc<1.57LDEである時、全能動層14で
n(x)>NDとなり、所望の要件が満たされるこ
とになる。
n(x)>NDとなり、所望の要件が満たされるこ
とになる。
先に述べた通り、この結論は理論的な近似解で
あり、現実には他の諸条件の影響も加わり、tc<
3LDE程度であれば、所望の電流非飽和特性が得
られる。
あり、現実には他の諸条件の影響も加わり、tc<
3LDE程度であれば、所望の電流非飽和特性が得
られる。
このように第2トランジスタが、第5図aに示
すようなノーマリ・オン形の良好な電流非飽和特
性を有するために、従来のものに比較して大きな
電流を流すことができ、従つてより高速な動作が
可能となる。
すようなノーマリ・オン形の良好な電流非飽和特
性を有するために、従来のものに比較して大きな
電流を流すことができ、従つてより高速な動作が
可能となる。
以上説明したように、この発明による高速動作
半導体装置によれば、第2トランジスタとしてノ
ーマリ・オン形の良好な電流非飽和特性を示すト
ランジスタを用いたことにより、従来のものに比
較してより大きな電流を流すことができるため、
より高速な動作を行なわせることが可能であると
いう優れた効果を有し、高速論理回路用装置とし
て極めて有用である。
半導体装置によれば、第2トランジスタとしてノ
ーマリ・オン形の良好な電流非飽和特性を示すト
ランジスタを用いたことにより、従来のものに比
較してより大きな電流を流すことができるため、
より高速な動作を行なわせることが可能であると
いう優れた効果を有し、高速論理回路用装置とし
て極めて有用である。
第1図は従来の半導体装置の一例を示す断面
図、第2図はこの発明による高速動作半導体装置
の一実施例を示す断面図、第3図は第2図の第2
トランジスタ部分を示す断面図および略記号図、
第4図は第3図のトランジスタの動作機構を説明
する原理図、第5図はその電圧―電流特性図、第
6図は第3図のトランジスタの能動層の厚みをデ
バイ長の3倍以上に形成した素子の電圧―電流特
性図、第7図は第3図のトランジスタの構造定数
についての理論的考察のための模式的断面図、第
8図はそのキヤリア分布図である。 1……絶縁物基板、2……ソース領域、7……
ソース電極、8……ゲート絶縁膜、9……第1ゲ
ート電極、12……n形能動層、13……ドレイ
ン領域、14……n形能動層、15……アノード
領域、16……アノード電極、17……ドレイ
ン・第2ゲート共通電極。
図、第2図はこの発明による高速動作半導体装置
の一実施例を示す断面図、第3図は第2図の第2
トランジスタ部分を示す断面図および略記号図、
第4図は第3図のトランジスタの動作機構を説明
する原理図、第5図はその電圧―電流特性図、第
6図は第3図のトランジスタの能動層の厚みをデ
バイ長の3倍以上に形成した素子の電圧―電流特
性図、第7図は第3図のトランジスタの構造定数
についての理論的考察のための模式的断面図、第
8図はそのキヤリア分布図である。 1……絶縁物基板、2……ソース領域、7……
ソース電極、8……ゲート絶縁膜、9……第1ゲ
ート電極、12……n形能動層、13……ドレイ
ン領域、14……n形能動層、15……アノード
領域、16……アノード電極、17……ドレイ
ン・第2ゲート共通電極。
Claims (1)
- 1 絶縁物基板上に一連に並設された第1導電形
を有する高不純物濃度半導体によつて構成された
ソース領域、第1導電形能動層、第1導電形を有
する高不純物濃度半導体によつて構成されたドレ
イン領域、第1導電形能動層、第2導電形を有す
る高不純物濃度半導体によつて構成されたアノー
ド領域と、該両能動層上に形成されたゲート絶縁
膜と、該ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極
と、該ソース領域上に形成されたソース電極と、
該アノード領域上に形成されたアノード電極と、
該ドレイン領域上に形成されたドレイン電極とを
備え、前記アノード領域とドレイン領域とに挾ま
れた第1導電形能動層が該第1導電形能動層を構
成する半導体に固有のデバイ長の3倍未満の厚み
を有しかつ該第1導電形能動層上に形成されたゲ
ート電極と前記ドレイン電極とが電気的に接続さ
れていることを特徴とする高速動作半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55131134A JPS5756971A (en) | 1980-09-20 | 1980-09-20 | High speed operation type semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55131134A JPS5756971A (en) | 1980-09-20 | 1980-09-20 | High speed operation type semiconductor device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5756971A JPS5756971A (en) | 1982-04-05 |
| JPS6235274B2 true JPS6235274B2 (ja) | 1987-07-31 |
Family
ID=15050775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55131134A Granted JPS5756971A (en) | 1980-09-20 | 1980-09-20 | High speed operation type semiconductor device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5756971A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5095348A (en) * | 1989-10-02 | 1992-03-10 | Texas Instruments Incorporated | Semiconductor on insulator transistor |
-
1980
- 1980-09-20 JP JP55131134A patent/JPS5756971A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5756971A (en) | 1982-04-05 |
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