JPS6236077B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236077B2 JPS6236077B2 JP55012763A JP1276380A JPS6236077B2 JP S6236077 B2 JPS6236077 B2 JP S6236077B2 JP 55012763 A JP55012763 A JP 55012763A JP 1276380 A JP1276380 A JP 1276380A JP S6236077 B2 JPS6236077 B2 JP S6236077B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- water
- aluminum
- weight
- ions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Description
本発明は重粘土質土壌改良剤に関する。
耕作面積の乏しい我国においては、単位面積当
りの農作物の生産性を高めて自給率を向上させる
と共に不良地を改良して耕地面積の拡大を図るこ
とは、今後の重要な課題で、我国にはこのような
不良地として広大な面積の重粘土質土壌が存在す
る。 重粘土質土壌は耕耘作業が極めて困難なばかり
でなく、耕耘しても降雨あるいは潅水により、土
壌が粘着硬化して水及び空気の流通が殆んど不可
能に近い状態になるため、作物の生育が著しく阻
害される。かかる重粘土質土壌の改良方法とし
て、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム、硫酸
アルミニウムあるいは有機酸アルミニウム更には
アルミニウムを3価の鉄で一部置換した塩を使用
する方法が知られているが、無機のアルミニウム
塩改良剤を使用するときは土壌PHが低下し、電気
伝導度(以下、単にECと略記する)が上昇し、
これらに起因して有用なCa、Mg、K等の肥料塩
類が溶脱し、従つて多くの後処理を必要とし必ず
しも経済的でない。 一方、有機酸アルミニウム塩はPHの低下、EC
の上昇を抑制しうる点では望ましいが団粒化効果
に於て、無機のアルミニウム塩に若干劣る。 そこで本発明者らは土壌のPHの低下及びECの
上昇を招来することなく、有機酸アルミニウム塩
の団粒効果を更に高める方法について検討した結
果、以下に詳記する本発明に到達したものであ
る。 即ち、本発明は水溶性カルボン酸塩からなる
Alイオンと、水溶性カルボン酸塩又は無機酸塩
からなるNH4イオンと、水溶性カルボン酸イオン
とを含有し、C/N比が5〜30である重粘土質土
壌改良剤に関する。本発明の対象となる重粘土質
土壌は国際土壌分類学会の分類法による粘土粒子
(0.002mm以下)含量が25重量%以上含まれている
土壌である。 本発明の改良剤としては水溶性カルボン酸イオ
ンを含有する有機酸(以下、単に有機酸と略記す
る)例えば、ギ酸、酢酸、シユウ酸、クエン酸等
のアルミニウム塩と有機酸のアンモニウム塩の混
合物が最適の改良剤として例示され、概して液状
で使用することが望ましいが、乾燥し、粉末化し
たものであつてもよい。 而して、有機酸のアルミニウム塩は塩基性塩で
あつても、正塩であつてもよく、あるいはアルミ
ニウムに対し過剰の有機酸を含有したものであつ
てもよい。また、アンモニウムの供与方法として
は上記の如く、有機酸アンモニウムの形態で供与
することが最も望ましいが、無機酸のアンモニウ
ム塩、例えば塩化アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、りん酸アンモニウム、硫酸アンモニウムとし
ても供与することができる。 次にAlイオン、NH4イオン、有機酸イオンの割
合について述べればAl/有機酸(モル比)は概
ね0.1〜1.5の範囲にあり、有機酸に由来するCと
NH4に由来するNのC/N比は5〜30にあること
が望ましい。即ち、かかる範囲でAlイオン、NH4
イオン、有機酸イオンを使用するときは有機酸ア
ルミニウム単味より更に団粒化効果を高めること
ができる。 尚、本発明に於てAlイオンに代えて一部3価
のFeイオンを使用することができるが、その代
替しうる範囲はAl/Feモル比で0.5以下である。 本発明の土壌改良剤の重粘土質土壌の使用割合
について言えば土壌の種類、改良剤の組成により
異なるが概ねR2O3(但し、RはAlまたはAlと3
価のFeを示す)として10a当り(土壌100t)50〜
800Kgである。 即ち、本発明改良剤の添加量が下限を下廻ると
本発明の効果を期待することが出来ず、一方上限
を上廻る場合、格別支障なはいが使用量に比例す
る程の団粒化効果が期待できず経済的でない。 以下に本発明の実施例を挙げて更に説明する。 実施例 1 重粘土質土壌(粘土50.3%、シルト38.6%、細
砂8.5%、粗砂2.6%、組成;Al2O330.1%、
Fe2O31.1%、SiO254.5%)を風乾した後、風乾土
壌100重量部に酢酸アルミニウム水溶液
(Al2O36.06%、酢酸21.4%)と酢酸アルミニウム
25%水溶液を下表のC/N比となるように混合
し、この混合水溶液に水を加えてAl2O30.67%の
水溶液をつくり、該水溶液を30重量部添加混合
し、ビニール袋に密封して室温で28日間放置後耐
水性団粒化試験を行つた。その結果は次表の通り
である。 <耐水性団粒化試験方法> 砂層上部に敷いた紙上に供試土壌20gを薄く
広げ、紙の下0.5cmの深さまで水を入れて供試
土壌を24時間毛管湿潤させた。この供試土壌を水
200mlに入つた300ml容三角フラスコに入れて、24
時間放置し、次いで往復型振とう機(100回/
分)で2時間振とうした後、ヤーダーの篩別装置
(篩目径2.0、1.0、0.5、0.25、0.1mm、振幅3.8cm、
振とう速度25回/分)を用いて25分水中篩別し、
各篩上に残存した土壌を合一し、乾燥した後、重
量(Aとする)を測定した。 次にこの乾燥土壌を団粒が崩壊する程度に軽く
破砕した後、上記と同様の水中篩別を行ない、各
篩別上に残存した一次粒子を合一し、乾燥した
後、重量(Bとする)を測定し、次式より耐水性
団粒化率を求めた。 耐水性団粒化率=A−B/20×100(重量%)
りの農作物の生産性を高めて自給率を向上させる
と共に不良地を改良して耕地面積の拡大を図るこ
とは、今後の重要な課題で、我国にはこのような
不良地として広大な面積の重粘土質土壌が存在す
る。 重粘土質土壌は耕耘作業が極めて困難なばかり
でなく、耕耘しても降雨あるいは潅水により、土
壌が粘着硬化して水及び空気の流通が殆んど不可
能に近い状態になるため、作物の生育が著しく阻
害される。かかる重粘土質土壌の改良方法とし
て、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム、硫酸
アルミニウムあるいは有機酸アルミニウム更には
アルミニウムを3価の鉄で一部置換した塩を使用
する方法が知られているが、無機のアルミニウム
塩改良剤を使用するときは土壌PHが低下し、電気
伝導度(以下、単にECと略記する)が上昇し、
これらに起因して有用なCa、Mg、K等の肥料塩
類が溶脱し、従つて多くの後処理を必要とし必ず
しも経済的でない。 一方、有機酸アルミニウム塩はPHの低下、EC
の上昇を抑制しうる点では望ましいが団粒化効果
に於て、無機のアルミニウム塩に若干劣る。 そこで本発明者らは土壌のPHの低下及びECの
上昇を招来することなく、有機酸アルミニウム塩
の団粒効果を更に高める方法について検討した結
果、以下に詳記する本発明に到達したものであ
る。 即ち、本発明は水溶性カルボン酸塩からなる
Alイオンと、水溶性カルボン酸塩又は無機酸塩
からなるNH4イオンと、水溶性カルボン酸イオン
とを含有し、C/N比が5〜30である重粘土質土
壌改良剤に関する。本発明の対象となる重粘土質
土壌は国際土壌分類学会の分類法による粘土粒子
(0.002mm以下)含量が25重量%以上含まれている
土壌である。 本発明の改良剤としては水溶性カルボン酸イオ
ンを含有する有機酸(以下、単に有機酸と略記す
る)例えば、ギ酸、酢酸、シユウ酸、クエン酸等
のアルミニウム塩と有機酸のアンモニウム塩の混
合物が最適の改良剤として例示され、概して液状
で使用することが望ましいが、乾燥し、粉末化し
たものであつてもよい。 而して、有機酸のアルミニウム塩は塩基性塩で
あつても、正塩であつてもよく、あるいはアルミ
ニウムに対し過剰の有機酸を含有したものであつ
てもよい。また、アンモニウムの供与方法として
は上記の如く、有機酸アンモニウムの形態で供与
することが最も望ましいが、無機酸のアンモニウ
ム塩、例えば塩化アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、りん酸アンモニウム、硫酸アンモニウムとし
ても供与することができる。 次にAlイオン、NH4イオン、有機酸イオンの割
合について述べればAl/有機酸(モル比)は概
ね0.1〜1.5の範囲にあり、有機酸に由来するCと
NH4に由来するNのC/N比は5〜30にあること
が望ましい。即ち、かかる範囲でAlイオン、NH4
イオン、有機酸イオンを使用するときは有機酸ア
ルミニウム単味より更に団粒化効果を高めること
ができる。 尚、本発明に於てAlイオンに代えて一部3価
のFeイオンを使用することができるが、その代
替しうる範囲はAl/Feモル比で0.5以下である。 本発明の土壌改良剤の重粘土質土壌の使用割合
について言えば土壌の種類、改良剤の組成により
異なるが概ねR2O3(但し、RはAlまたはAlと3
価のFeを示す)として10a当り(土壌100t)50〜
800Kgである。 即ち、本発明改良剤の添加量が下限を下廻ると
本発明の効果を期待することが出来ず、一方上限
を上廻る場合、格別支障なはいが使用量に比例す
る程の団粒化効果が期待できず経済的でない。 以下に本発明の実施例を挙げて更に説明する。 実施例 1 重粘土質土壌(粘土50.3%、シルト38.6%、細
砂8.5%、粗砂2.6%、組成;Al2O330.1%、
Fe2O31.1%、SiO254.5%)を風乾した後、風乾土
壌100重量部に酢酸アルミニウム水溶液
(Al2O36.06%、酢酸21.4%)と酢酸アルミニウム
25%水溶液を下表のC/N比となるように混合
し、この混合水溶液に水を加えてAl2O30.67%の
水溶液をつくり、該水溶液を30重量部添加混合
し、ビニール袋に密封して室温で28日間放置後耐
水性団粒化試験を行つた。その結果は次表の通り
である。 <耐水性団粒化試験方法> 砂層上部に敷いた紙上に供試土壌20gを薄く
広げ、紙の下0.5cmの深さまで水を入れて供試
土壌を24時間毛管湿潤させた。この供試土壌を水
200mlに入つた300ml容三角フラスコに入れて、24
時間放置し、次いで往復型振とう機(100回/
分)で2時間振とうした後、ヤーダーの篩別装置
(篩目径2.0、1.0、0.5、0.25、0.1mm、振幅3.8cm、
振とう速度25回/分)を用いて25分水中篩別し、
各篩上に残存した土壌を合一し、乾燥した後、重
量(Aとする)を測定した。 次にこの乾燥土壌を団粒が崩壊する程度に軽く
破砕した後、上記と同様の水中篩別を行ない、各
篩別上に残存した一次粒子を合一し、乾燥した
後、重量(Bとする)を測定し、次式より耐水性
団粒化率を求めた。 耐水性団粒化率=A−B/20×100(重量%)
【表】
実施例 2
実施例1の風乾重粘土質土壌100重量部にギ酸
アルミニウムとギ酸アンモニウムの混合水溶液
(Al2O31.01%、ギ酸6.2%、C/N比15)30重量
部を混合し、実施例1と同様の方法により14日間
放置後耐水性団粒化率を測定した結果25.1%であ
つた。一方、比較例としてギ酸アルミニウム水溶
液(Al2O31.0%、ギ酸5.7%)を風乾重粘土質土
壌100重量部に対し30重量部添加し、上記と同様
の操作を行い耐水性団粒化率を測定した結果20.4
%であつた。 実施例 3 重粘土質土壌(粘土46.2%、シルト45.0%、細
砂2.9%、粗砂5.9%、組成Al2O321.6%、
Fe2O31.8%、SiO264.1%)風乾した後、風乾土壌
100重量部にクエン酸アルミニウムと塩化アルミ
ニウムの混合水溶液(Al2O30.4%、クエン酸2.6
%、C/N比20)25重量部を加え、実施例1と同
様の方法により21日間放置後耐水性団粒化率を測
定した結果18.5%であつた。一方、比較例として
クエン酸アルミニウム水溶液(Al2O30.4%、クエ
ン酸2.6%)を風乾重粘土質土壌100重量部に対
し、25重量部添加し、上記と同様の操作を行い、
耐水性団粒化率を測定した結果13.9%であつた。 実施例 4 実施例3の風乾重粘土質土壌100重量部にシユ
ウ酸アルミニウム、シユウ酸鉄、シユウ酸アンモ
ニウムの混合水溶液(Al2O30.7%、Fe2O32.2%、
シユウ酸7.4%、C/N比6.7)30重量部を加え実
施例1と同様の方法により、14日間放置後耐水性
団粒化率を測定した結果23.5%であつた。一方、
比較例としてシユウ酸アンモニウムとシユウ酸鉄
の混合水溶液(Al2O30.7%、Fe2O32.1%、シユウ
酸4.6%)を風乾重粘土質土壌100重量部に対し30
重量部添加し、上記と同様の操作を行い、耐水性
団粒化率を測定した結果18.7%であつた。
アルミニウムとギ酸アンモニウムの混合水溶液
(Al2O31.01%、ギ酸6.2%、C/N比15)30重量
部を混合し、実施例1と同様の方法により14日間
放置後耐水性団粒化率を測定した結果25.1%であ
つた。一方、比較例としてギ酸アルミニウム水溶
液(Al2O31.0%、ギ酸5.7%)を風乾重粘土質土
壌100重量部に対し30重量部添加し、上記と同様
の操作を行い耐水性団粒化率を測定した結果20.4
%であつた。 実施例 3 重粘土質土壌(粘土46.2%、シルト45.0%、細
砂2.9%、粗砂5.9%、組成Al2O321.6%、
Fe2O31.8%、SiO264.1%)風乾した後、風乾土壌
100重量部にクエン酸アルミニウムと塩化アルミ
ニウムの混合水溶液(Al2O30.4%、クエン酸2.6
%、C/N比20)25重量部を加え、実施例1と同
様の方法により21日間放置後耐水性団粒化率を測
定した結果18.5%であつた。一方、比較例として
クエン酸アルミニウム水溶液(Al2O30.4%、クエ
ン酸2.6%)を風乾重粘土質土壌100重量部に対
し、25重量部添加し、上記と同様の操作を行い、
耐水性団粒化率を測定した結果13.9%であつた。 実施例 4 実施例3の風乾重粘土質土壌100重量部にシユ
ウ酸アルミニウム、シユウ酸鉄、シユウ酸アンモ
ニウムの混合水溶液(Al2O30.7%、Fe2O32.2%、
シユウ酸7.4%、C/N比6.7)30重量部を加え実
施例1と同様の方法により、14日間放置後耐水性
団粒化率を測定した結果23.5%であつた。一方、
比較例としてシユウ酸アンモニウムとシユウ酸鉄
の混合水溶液(Al2O30.7%、Fe2O32.1%、シユウ
酸4.6%)を風乾重粘土質土壌100重量部に対し30
重量部添加し、上記と同様の操作を行い、耐水性
団粒化率を測定した結果18.7%であつた。
Claims (1)
- 1 水溶性カルボン酸塩からなるAlイオンと、
水溶性カルボン酸塩又は無機酸塩からなるNH4イ
オンと、水溶性カルボン酸イオンとを含有し、
C/N比が5〜30である重粘土質土壌改良剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1276380A JPS56109281A (en) | 1980-02-04 | 1980-02-04 | Conditioner for heavy clay soil |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1276380A JPS56109281A (en) | 1980-02-04 | 1980-02-04 | Conditioner for heavy clay soil |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56109281A JPS56109281A (en) | 1981-08-29 |
| JPS6236077B2 true JPS6236077B2 (ja) | 1987-08-05 |
Family
ID=11814432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1276380A Granted JPS56109281A (en) | 1980-02-04 | 1980-02-04 | Conditioner for heavy clay soil |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56109281A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20040138176A1 (en) | 2002-05-31 | 2004-07-15 | Cjb Industries, Inc. | Adjuvant for pesticides |
| JP7778683B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2025-12-02 | 花王株式会社 | 土壌改質剤 |
-
1980
- 1980-02-04 JP JP1276380A patent/JPS56109281A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56109281A (en) | 1981-08-29 |
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