JPS6237783B2 - - Google Patents
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- JPS6237783B2 JPS6237783B2 JP57020964A JP2096482A JPS6237783B2 JP S6237783 B2 JPS6237783 B2 JP S6237783B2 JP 57020964 A JP57020964 A JP 57020964A JP 2096482 A JP2096482 A JP 2096482A JP S6237783 B2 JPS6237783 B2 JP S6237783B2
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- carrier
- magnetic
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- Compounds Of Iron (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
技術分野
本発明は、特に、磁性キヤリア粒子に関する。
さらに詳しくは、特に磁気ブラシ現象に用いる磁
性キヤリア粒子に関する。 先行技術とその問題点 磁気ブラシ現象において、キヤリヤ粒子とし
て、いわゆるソフトフエライトを用いる旨の提案
がなされている(米国特許第3839029号、同
3914181号、同3929657号等)。 このようなフエライトからなるキヤリヤ粒子
は、従来の鉄粉キヤリヤと同等の磁気特性を示す
他、鉄粉キヤリヤのように、表面に樹脂等の被覆
層を設ける必要がないので、耐久性もきわめて高
いものである。 この場合、従来キヤリヤ粒子として実際用いら
れているフエライトの組成は、(MO)100-X
(Fe2O3)X(ただしMは2価の金属の1種以上)
とあらわしたとき、xが53モル%程度あるいはそ
れ以下である。 ところで、本発明者らの研究結果によれば、同
一組成のフエライト粒子でも、焼成の際の雰囲気
を制御すると、粒子の抵抗が変化することが判明
している。そして、キヤリヤ粒子の抵抗を変える
ことにより、種々の階調をもつ画像が得られ、画
質を種々選定できる。また、抵抗を変えることに
より、種々の複写装置に最適の特性とすることが
できる。 このため、フエライト粒子としては、焼成雰囲
気を変更することによる抵抗値の変化巾が大きい
ものほど好ましいといえる。 しかし、上記したような、Fe2O3量53モル%程
度以下の組成のものでは、それ自体抵抗値が高
く、得られる画像濃度が低い。また、焼成雰囲気
を変更しても抵抗値の変化巾は小さく、階調性の
変化率が小さく、画質を任意に選定できないこと
が判明している。 発明の目的 本発明はこのような実状に鑑みなされたもので
あつて、その主たる目的は、抵抗値変化巾が従来
に比し格段と広いフエライトキヤリヤ粒子組成を
提供することにある。 本発明者らは、このような目的につき種々検討
をくりかえした結果、本発明をなすに至つた。 すなわち、本発明は、2価金属酸化物または3
価金属酸化物に換算して下記式〔〕で表される
組成をもつフエライトからなることを特徴とする
磁性キヤリア粒子である。 式〔〕(MO)100-X(Fe2O3)X {上記式において、Mは、Mn、Zn、またはMnと
Zn、Cu、MgおよびCoのうちの1種以上との組
合せを表わす。ただし、MがMnのほかに他の元
素の1種以上を含む場合、M中のMnの原子比は
0.05以上である。またMがMgを含む場合、M中
のMgの原子比は0.05未満である。 さらに、xは53モル%より大である。} 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明
する。 上記式において、Mは、MnまたはZnのみから
なるか、MnとZn、Cu、MgおよびCoのうちの1
種以上、計2〜5種の元素の組合せのいずれかで
ある。 一方、Fe2O3に換算したFe量xは53モル%より
大である。xが53モル%以下となると、抵抗値変
化巾が小さくなつてしまう。そして、特に、xが
54モル%以上となると、抵抗値変化巾はきわめて
大きくなる。 これに対し、xの上限については特に制限はな
く、100モル%未満でありさえすればよい。た
だ、飽和磁化の点では、xが99モル%、より好ま
しくは90モル%以下であることが好ましい。この
とき、飽和磁化はきわめて大きくなり、キヤリヤ
が感光体に付着したり、キヤリヤが磁気ブラシか
ら飛散してしまうことがほとんどなくなるからで
ある。 他方、Mは上記のとおりであり、Mは、Mnま
たはZnのみからなるものであつても、Mnと他の
Zn、Cu、MgおよびCoの1種以上からなるもの
であつてもよい。ただ、MがMnのほかに他の元
素の1種以上を含むときには、M中のMnの原子
比は0.05以上である。 これは、Mnの原子比が0.05未満となると、飽
和磁化が減少し、前記のようなキヤリヤ付着やキ
ヤリヤ飛散が多くなるからである。 なお、M中にMgが含まれる場合、Mgの原子比
は0.05未満である。 このような上記式〔〕で表わされる組成のう
ちでは、式〔〕におけるMOが、下記式〔〕
で表わされるものであることが好ましい。 式〔〕 (MnO)y(XO)1-y 上記式〔〕において、xは、Zn、または、
ZnとCu、MgおよびCoのうちの1種以上との組
合せを表わす。yは0.05以上1未満である。 このような上記式〔〕で示される組成のもの
は、きわめて高い飽和磁化を与える。 この場合、yが0.05〜0.99、特に0.1〜0.7とな
るとより好ましい結果を得る。 さらにX中におけるZnの原子比は、1または
0.3以上1未満であることが好ましい。このとき
飽和磁化はきわめて高いものとなる。 なお、XがZnと他のCu、Mg、Coのうちの2
種または3種との組合せであるとき、Cu、Mgな
いしCoの組成比率は任意のものとすることがで
きる。 このようなフエライト粒子は、スピネル構造を
もつ。 このような組成をもつフエライト粒子中には、
一般に、全体の5モル%以内の範囲内で、Ca、
Ba、Cr、Ta、Mo、Si、V、B、Pb、K、Na、
Ba等の元素が酸化物等の形で含有されていても
よい。 このようなフエライト粒子は、通常、1000μm
以下の平均粒子径をもつ。 また、粒子表面には、一般には被覆層を形成せ
ず、そのまま磁性キヤリア粒子とされる。 上記したような本発明の磁性キヤリア粒子を構
成するフエライト粒子の抵抗は、下記のような測
定を行つたとき、100V印加時において、104〜
1014Ω、特に105〜1012Ωの範囲内とされる。 そして、このような抵抗値範囲内にて、本発明
のフエライト粒子は、後述の焼成条件の変更によ
り、抵抗値が連続的に変化し、その最大変化比は
105〜1010にも及び、任意の画質の静電画像を適
宜選定することができる。 フエライト粒子の抵抗測定は、磁気ブラシ現像
方式を模し、下記のようにして行う。 すなわち、磁極間間隙8mmにて、N極およびS
極を対向させる。この場合、磁極の表面磁束案度
は1500Gauss、対向磁極面績は10×30mmとする。
磁極間に、電極間間隙8mmにて、非磁性の平行平
板電極を配置し、電極間に被検試料200mgを入
れ、磁力により電極間に試料を保持する。このよ
うにして、抵抗を、絶縁抵抗計、または電流計に
より測定すればよい。 なお、このようにして測定した抵抗が、1014Ω
をこえると、画像濃度が低下する。一方、104Ω
未満となると、キヤリヤの感光体への付着が多く
なり、また、解像力、階調性等が低下したり、画
質が硬調となる傾向にある。 さらに、本発明におけるフエライト粒子の飽和
磁化σnは、35emu/g以上であることが好まし
い。このとき、キヤリヤが感光体に付着するいわ
ゆるキヤリヤ引きが解消し、また、くりかえし現
像に際してのキヤリヤの飛散がなくなるからであ
る。この場合σnは40emu/g以上であると、よ
り好ましい結果を得る。 このようなフエライト粒子からなる磁性キヤリ
ア粒子は、大略、米国特許第3839029号、同
391418号、同3926657号)等に記載されているよ
うな一般的な手順によつて製造される。 すなわち、まず、対応する金属の酸化物を調合
する。 次いで、溶媒、通常水を加え、例えばボールミ
ル等によりスラリー化し、必要に応じ分散剤、結
合剤等を添加する。 そして、スプレードライヤーにて造粒乾燥す
る。 その後、所定の焼成雰囲気および焼成温度プロ
フイールにて、焼成を行う。焼成は、常法に従
う。 この場合、焼成の際の平衝酸素分圧を減少させ
れば、抵抗値は減少する。そして、焼成雰囲気を
空気中から窒素雰囲気中まで連続的に酸素分圧を
変化させたとき、粒子の抵抗値は連続的に変化す
る。 焼成終了後、粒子を解砕ないし分散させ、次に
所望の粒度に分級して本発明の磁性キヤリア粒子
が製造される。 発明の具体的作用効果 本発明の磁性キヤリア粒子は、トナーと組合せ
て現像剤とされる。この場合、用いるトナーの種
類およびトナー濃度については制限はない。 また、静電複写画像を得るにあたり、用いる磁
気ブラシ現像方式および感光体等についても特に
制限はなく、公知の磁気ブラシ現像法に従い、静
電複写画像が得られる。 本発明の磁性キヤリア粒子は、その焼成雰囲気
をかえて製造することにより、105〜1010にも及
ぶ広い抵抗値変化比をもつ。このため、複写装置
の機種に応じ、最適画像を与えるキヤリヤ粒子を
容易に得ることができる。また、任意の画質を選
定することができる。 そして、表面に皮膜を形成する必要がないの
で、耐久性は良好である。 また、飽和磁化も35emu/g以上を得、キヤリ
ヤが感光体に付着するいわゆるキヤリヤ引きやキ
ヤリヤの飛散の発生も少ない。 発明の具体的実施例 以下、本発明を具体的実施例により、さらに詳
細に説明する。 実施例 1 2価金属酸化物およびFe2O3に換算して、モル
比で、下記表1に示される6種の組成にて(試料
No.1〜6)対応する金属酸化物を調合した。 次に、この調合組成物1重量部あたり、1重量
部の水を添加し、ボールミルにて5時間混合し、
スラリー化し、分散剤および結合剤を適量添加し
た。 次いで、150℃以上の温度で、スプレードライ
ヤーにより造粒乾燥した。 各造粒物を、ロータリーキルン中にて、それぞ
れ酸素を含む窒素雰囲気および窒素雰囲気下で、
それぞれ最高温度1350℃で焼成した。 この後、解砕、分級して、平均粒子径45μmの
計12種のフエライト粒子を得た。 得られた各フエライト粒子のX線解析および定
量化学分析を行つたところ、各粒子ともスピネル
構造をもち、上記調合比と対応する金属組成をも
つことが確認された。 次いで、得られた各フエライト粒子の飽和磁化
σn(emu/g)と100V印加時の抵抗(Ω)を測
定した。 この場合、飽和磁化σnは、振動試料型の磁力
計で測定した。 また抵抗は、上記したようにして、200mgの試
料の100V印加時の抵抗を絶縁抵抗計で測定し
た。 各組成につき、測定された窒素中焼成でのσ
n、酸素を含む窒素雰囲気中焼成での抵抗RA、窒
素中焼成での抵抗RNおよび抵抗変化比RA/R
Nを下記表1に示す。 さらに、以上のような各フエライト粒子をその
まま磁性キヤリア粒子として、トナー濃度11.5重
量%にて、市販の2成分トナー(平均粒子径11.5
±1.5μm)と混合して現像剤とした。 各像剤を用い、市販の静電複写機を用い、磁気
ブラシ現像を行つた。 この場合、磁気ブラシ用マグネツトローラーの
表面磁束密度は1000Gauss、回転数は90rpmであ
る。また、マグネツトローラー−感光体間隙は
4.0±0.3mmである。さらに感光体としては、セレ
ン感光体を用い、表面最高電位は800Vとした。 イーストマン・コダツク社製のグレースチール
を用い、上記の静電複写機により、普通紙上にト
ナー画像を得、オリジナル濃度(OD)1.0におけ
る画像濃度(ID)を求め、各組成における窒素
雰囲気中焼成を行つた粒子の(ID)Nと、酸素を
含む窒素雰囲気中焼成を行つた粒子の(ID)Aと
の差を求めた。 結果を表1に併記する。 なお、ほとんどの磁性キヤリア粒子は、キヤリ
ヤの感光体への付着はほとんどなく、またキヤリ
ヤ飛散もほとんどなかつたが、試料No.5、6にお
けるFe2O353モル%以下のもので空気中焼成した
ものは、σnが40emu/g以下となり、キヤリヤ
付着とキヤリヤ飛散とが認められた。
さらに詳しくは、特に磁気ブラシ現象に用いる磁
性キヤリア粒子に関する。 先行技術とその問題点 磁気ブラシ現象において、キヤリヤ粒子とし
て、いわゆるソフトフエライトを用いる旨の提案
がなされている(米国特許第3839029号、同
3914181号、同3929657号等)。 このようなフエライトからなるキヤリヤ粒子
は、従来の鉄粉キヤリヤと同等の磁気特性を示す
他、鉄粉キヤリヤのように、表面に樹脂等の被覆
層を設ける必要がないので、耐久性もきわめて高
いものである。 この場合、従来キヤリヤ粒子として実際用いら
れているフエライトの組成は、(MO)100-X
(Fe2O3)X(ただしMは2価の金属の1種以上)
とあらわしたとき、xが53モル%程度あるいはそ
れ以下である。 ところで、本発明者らの研究結果によれば、同
一組成のフエライト粒子でも、焼成の際の雰囲気
を制御すると、粒子の抵抗が変化することが判明
している。そして、キヤリヤ粒子の抵抗を変える
ことにより、種々の階調をもつ画像が得られ、画
質を種々選定できる。また、抵抗を変えることに
より、種々の複写装置に最適の特性とすることが
できる。 このため、フエライト粒子としては、焼成雰囲
気を変更することによる抵抗値の変化巾が大きい
ものほど好ましいといえる。 しかし、上記したような、Fe2O3量53モル%程
度以下の組成のものでは、それ自体抵抗値が高
く、得られる画像濃度が低い。また、焼成雰囲気
を変更しても抵抗値の変化巾は小さく、階調性の
変化率が小さく、画質を任意に選定できないこと
が判明している。 発明の目的 本発明はこのような実状に鑑みなされたもので
あつて、その主たる目的は、抵抗値変化巾が従来
に比し格段と広いフエライトキヤリヤ粒子組成を
提供することにある。 本発明者らは、このような目的につき種々検討
をくりかえした結果、本発明をなすに至つた。 すなわち、本発明は、2価金属酸化物または3
価金属酸化物に換算して下記式〔〕で表される
組成をもつフエライトからなることを特徴とする
磁性キヤリア粒子である。 式〔〕(MO)100-X(Fe2O3)X {上記式において、Mは、Mn、Zn、またはMnと
Zn、Cu、MgおよびCoのうちの1種以上との組
合せを表わす。ただし、MがMnのほかに他の元
素の1種以上を含む場合、M中のMnの原子比は
0.05以上である。またMがMgを含む場合、M中
のMgの原子比は0.05未満である。 さらに、xは53モル%より大である。} 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明
する。 上記式において、Mは、MnまたはZnのみから
なるか、MnとZn、Cu、MgおよびCoのうちの1
種以上、計2〜5種の元素の組合せのいずれかで
ある。 一方、Fe2O3に換算したFe量xは53モル%より
大である。xが53モル%以下となると、抵抗値変
化巾が小さくなつてしまう。そして、特に、xが
54モル%以上となると、抵抗値変化巾はきわめて
大きくなる。 これに対し、xの上限については特に制限はな
く、100モル%未満でありさえすればよい。た
だ、飽和磁化の点では、xが99モル%、より好ま
しくは90モル%以下であることが好ましい。この
とき、飽和磁化はきわめて大きくなり、キヤリヤ
が感光体に付着したり、キヤリヤが磁気ブラシか
ら飛散してしまうことがほとんどなくなるからで
ある。 他方、Mは上記のとおりであり、Mは、Mnま
たはZnのみからなるものであつても、Mnと他の
Zn、Cu、MgおよびCoの1種以上からなるもの
であつてもよい。ただ、MがMnのほかに他の元
素の1種以上を含むときには、M中のMnの原子
比は0.05以上である。 これは、Mnの原子比が0.05未満となると、飽
和磁化が減少し、前記のようなキヤリヤ付着やキ
ヤリヤ飛散が多くなるからである。 なお、M中にMgが含まれる場合、Mgの原子比
は0.05未満である。 このような上記式〔〕で表わされる組成のう
ちでは、式〔〕におけるMOが、下記式〔〕
で表わされるものであることが好ましい。 式〔〕 (MnO)y(XO)1-y 上記式〔〕において、xは、Zn、または、
ZnとCu、MgおよびCoのうちの1種以上との組
合せを表わす。yは0.05以上1未満である。 このような上記式〔〕で示される組成のもの
は、きわめて高い飽和磁化を与える。 この場合、yが0.05〜0.99、特に0.1〜0.7とな
るとより好ましい結果を得る。 さらにX中におけるZnの原子比は、1または
0.3以上1未満であることが好ましい。このとき
飽和磁化はきわめて高いものとなる。 なお、XがZnと他のCu、Mg、Coのうちの2
種または3種との組合せであるとき、Cu、Mgな
いしCoの組成比率は任意のものとすることがで
きる。 このようなフエライト粒子は、スピネル構造を
もつ。 このような組成をもつフエライト粒子中には、
一般に、全体の5モル%以内の範囲内で、Ca、
Ba、Cr、Ta、Mo、Si、V、B、Pb、K、Na、
Ba等の元素が酸化物等の形で含有されていても
よい。 このようなフエライト粒子は、通常、1000μm
以下の平均粒子径をもつ。 また、粒子表面には、一般には被覆層を形成せ
ず、そのまま磁性キヤリア粒子とされる。 上記したような本発明の磁性キヤリア粒子を構
成するフエライト粒子の抵抗は、下記のような測
定を行つたとき、100V印加時において、104〜
1014Ω、特に105〜1012Ωの範囲内とされる。 そして、このような抵抗値範囲内にて、本発明
のフエライト粒子は、後述の焼成条件の変更によ
り、抵抗値が連続的に変化し、その最大変化比は
105〜1010にも及び、任意の画質の静電画像を適
宜選定することができる。 フエライト粒子の抵抗測定は、磁気ブラシ現像
方式を模し、下記のようにして行う。 すなわち、磁極間間隙8mmにて、N極およびS
極を対向させる。この場合、磁極の表面磁束案度
は1500Gauss、対向磁極面績は10×30mmとする。
磁極間に、電極間間隙8mmにて、非磁性の平行平
板電極を配置し、電極間に被検試料200mgを入
れ、磁力により電極間に試料を保持する。このよ
うにして、抵抗を、絶縁抵抗計、または電流計に
より測定すればよい。 なお、このようにして測定した抵抗が、1014Ω
をこえると、画像濃度が低下する。一方、104Ω
未満となると、キヤリヤの感光体への付着が多く
なり、また、解像力、階調性等が低下したり、画
質が硬調となる傾向にある。 さらに、本発明におけるフエライト粒子の飽和
磁化σnは、35emu/g以上であることが好まし
い。このとき、キヤリヤが感光体に付着するいわ
ゆるキヤリヤ引きが解消し、また、くりかえし現
像に際してのキヤリヤの飛散がなくなるからであ
る。この場合σnは40emu/g以上であると、よ
り好ましい結果を得る。 このようなフエライト粒子からなる磁性キヤリ
ア粒子は、大略、米国特許第3839029号、同
391418号、同3926657号)等に記載されているよ
うな一般的な手順によつて製造される。 すなわち、まず、対応する金属の酸化物を調合
する。 次いで、溶媒、通常水を加え、例えばボールミ
ル等によりスラリー化し、必要に応じ分散剤、結
合剤等を添加する。 そして、スプレードライヤーにて造粒乾燥す
る。 その後、所定の焼成雰囲気および焼成温度プロ
フイールにて、焼成を行う。焼成は、常法に従
う。 この場合、焼成の際の平衝酸素分圧を減少させ
れば、抵抗値は減少する。そして、焼成雰囲気を
空気中から窒素雰囲気中まで連続的に酸素分圧を
変化させたとき、粒子の抵抗値は連続的に変化す
る。 焼成終了後、粒子を解砕ないし分散させ、次に
所望の粒度に分級して本発明の磁性キヤリア粒子
が製造される。 発明の具体的作用効果 本発明の磁性キヤリア粒子は、トナーと組合せ
て現像剤とされる。この場合、用いるトナーの種
類およびトナー濃度については制限はない。 また、静電複写画像を得るにあたり、用いる磁
気ブラシ現像方式および感光体等についても特に
制限はなく、公知の磁気ブラシ現像法に従い、静
電複写画像が得られる。 本発明の磁性キヤリア粒子は、その焼成雰囲気
をかえて製造することにより、105〜1010にも及
ぶ広い抵抗値変化比をもつ。このため、複写装置
の機種に応じ、最適画像を与えるキヤリヤ粒子を
容易に得ることができる。また、任意の画質を選
定することができる。 そして、表面に皮膜を形成する必要がないの
で、耐久性は良好である。 また、飽和磁化も35emu/g以上を得、キヤリ
ヤが感光体に付着するいわゆるキヤリヤ引きやキ
ヤリヤの飛散の発生も少ない。 発明の具体的実施例 以下、本発明を具体的実施例により、さらに詳
細に説明する。 実施例 1 2価金属酸化物およびFe2O3に換算して、モル
比で、下記表1に示される6種の組成にて(試料
No.1〜6)対応する金属酸化物を調合した。 次に、この調合組成物1重量部あたり、1重量
部の水を添加し、ボールミルにて5時間混合し、
スラリー化し、分散剤および結合剤を適量添加し
た。 次いで、150℃以上の温度で、スプレードライ
ヤーにより造粒乾燥した。 各造粒物を、ロータリーキルン中にて、それぞ
れ酸素を含む窒素雰囲気および窒素雰囲気下で、
それぞれ最高温度1350℃で焼成した。 この後、解砕、分級して、平均粒子径45μmの
計12種のフエライト粒子を得た。 得られた各フエライト粒子のX線解析および定
量化学分析を行つたところ、各粒子ともスピネル
構造をもち、上記調合比と対応する金属組成をも
つことが確認された。 次いで、得られた各フエライト粒子の飽和磁化
σn(emu/g)と100V印加時の抵抗(Ω)を測
定した。 この場合、飽和磁化σnは、振動試料型の磁力
計で測定した。 また抵抗は、上記したようにして、200mgの試
料の100V印加時の抵抗を絶縁抵抗計で測定し
た。 各組成につき、測定された窒素中焼成でのσ
n、酸素を含む窒素雰囲気中焼成での抵抗RA、窒
素中焼成での抵抗RNおよび抵抗変化比RA/R
Nを下記表1に示す。 さらに、以上のような各フエライト粒子をその
まま磁性キヤリア粒子として、トナー濃度11.5重
量%にて、市販の2成分トナー(平均粒子径11.5
±1.5μm)と混合して現像剤とした。 各像剤を用い、市販の静電複写機を用い、磁気
ブラシ現像を行つた。 この場合、磁気ブラシ用マグネツトローラーの
表面磁束密度は1000Gauss、回転数は90rpmであ
る。また、マグネツトローラー−感光体間隙は
4.0±0.3mmである。さらに感光体としては、セレ
ン感光体を用い、表面最高電位は800Vとした。 イーストマン・コダツク社製のグレースチール
を用い、上記の静電複写機により、普通紙上にト
ナー画像を得、オリジナル濃度(OD)1.0におけ
る画像濃度(ID)を求め、各組成における窒素
雰囲気中焼成を行つた粒子の(ID)Nと、酸素を
含む窒素雰囲気中焼成を行つた粒子の(ID)Aと
の差を求めた。 結果を表1に併記する。 なお、ほとんどの磁性キヤリア粒子は、キヤリ
ヤの感光体への付着はほとんどなく、またキヤリ
ヤ飛散もほとんどなかつたが、試料No.5、6にお
けるFe2O353モル%以下のもので空気中焼成した
ものは、σnが40emu/g以下となり、キヤリヤ
付着とキヤリヤ飛散とが認められた。
【表】
表1に示される結果から、(Fe2O3量xが53モ
ル%より大きい本発明の磁性キヤリア粒子は、抵
抗変化比がきわめて大きく、画像の階調が大きく
変化し、選択できる画質の自由度がきわめて大き
いことがわかる。 なお、上記において焼成雰囲気を、酸気と窒素
の混合ガスとし、混合比を種々変更したところ、
抵抗および画像濃度が、上記の値の中間にて連続
的に変化することが確認された。 実施例 2 下記表2に示される組成にて、実施例1に準じ
て磁性キヤリア粒子を作成し、上記RA、RN、R
A−RNおよび(ID)N−(ID)Aを測定した。 結果を表2に示す。
ル%より大きい本発明の磁性キヤリア粒子は、抵
抗変化比がきわめて大きく、画像の階調が大きく
変化し、選択できる画質の自由度がきわめて大き
いことがわかる。 なお、上記において焼成雰囲気を、酸気と窒素
の混合ガスとし、混合比を種々変更したところ、
抵抗および画像濃度が、上記の値の中間にて連続
的に変化することが確認された。 実施例 2 下記表2に示される組成にて、実施例1に準じ
て磁性キヤリア粒子を作成し、上記RA、RN、R
A−RNおよび(ID)N−(ID)Aを測定した。 結果を表2に示す。
【表】
表2に示される結果から、本発明の効果があき
らかである。 なお試料No.9〜16では、40emu/g以上のσn
が得られ、キヤリヤ引きとキヤリヤ飛散がほとん
どなかつたが、試料No.7、8では、σnが
20emu/g以下であり、キヤリヤ引きとキヤリヤ
飛散が大きかつた。
らかである。 なお試料No.9〜16では、40emu/g以上のσn
が得られ、キヤリヤ引きとキヤリヤ飛散がほとん
どなかつたが、試料No.7、8では、σnが
20emu/g以下であり、キヤリヤ引きとキヤリヤ
飛散が大きかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2価金属酸化物または3価金属酸化物に換算
して下記式〔〕で表される組成をもつフエライ
トからなることを特徴とする磁性キヤリヤ粒子。 式〔〕(MO)100-X(Fe2O3)X {上記式において、Mは、Mn、Zn、またはMnと
Zn、Cu、MgおよびCoのうちの1種以上との組
合せを表わす。ただし、MがMnのほかに他の元
素の1種以上を含む場合、M中のMnの原子比は
0.05以上である。 また、MがMgを含む場合、M中のMgの原子比
は0.05未満である。} さらに、xは53モル%より大である。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57020964A JPS58145622A (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 磁性キヤリヤ粒子 |
| EP83101194A EP0086445B1 (en) | 1982-02-12 | 1983-02-08 | Magnetic carrier powder |
| DE8383101194T DE3373587D1 (en) | 1982-02-12 | 1983-02-08 | Magnetic carrier powder |
| AT83101194T ATE29615T1 (de) | 1982-02-12 | 1983-02-08 | Magnetisches traegerpulver. |
| US06/464,929 US4485162A (en) | 1982-02-12 | 1983-02-08 | Magnetic carrier powder having a wide chargeable range of electric resistance useful for magnetic brush development |
| CA000421380A CA1242101A (en) | 1982-02-12 | 1983-02-11 | Magnetic carrier powder |
| DK061083A DK161114C (da) | 1982-02-12 | 1983-02-11 | Magnetisk baerepulver |
| AU11361/83A AU561544B2 (en) | 1982-02-12 | 1983-02-11 | Magnetic carrier powder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57020964A JPS58145622A (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 磁性キヤリヤ粒子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JPS6237783B2 true JPS6237783B2 (ja) | 1987-08-14 |
Family
ID=12041852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57020964A Granted JPS58145622A (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 磁性キヤリヤ粒子 |
Country Status (1)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS58123550A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-22 | Hitachi Metals Ltd | 電子写真現像用キヤリア |
| JPS58123555A (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-22 | Hitachi Metals Ltd | 電子写真現像用フェライトキャリア |
-
1982
- 1982-02-12 JP JP57020964A patent/JPS58145622A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58145622A (ja) | 1983-08-30 |
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