JPS6238416B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238416B2 JPS6238416B2 JP59184965A JP18496584A JPS6238416B2 JP S6238416 B2 JPS6238416 B2 JP S6238416B2 JP 59184965 A JP59184965 A JP 59184965A JP 18496584 A JP18496584 A JP 18496584A JP S6238416 B2 JPS6238416 B2 JP S6238416B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- properties
- stress
- stress relaxation
- phosphor bronze
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Conductive Materials (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明はコネクター、スイツチ、リレー等の電
気機器用のばね材料として用いられる導電性とば
ね特性に優れたCu―Sn―P系の導電ばね材料に
関するものである。 (従来の技術) 従来、導電性とばね特性とに優れた導電ばね材
料として代表的なものは、JISに2種、3種とし
て規定されているSn5.5〜9.0%、P0.03〜0.3%を
含むりん青銅であるが、最近の小型化されて高い
信頼性が求められる電子部品として使用するには
曲げ成形性特に応力弛緩特性等が不十分であると
いう問題点があつた。 (発明が解決しようとする問題点) ところが、前記のような応力弛緩特性は試験片
に例えば40Kg/cm2の最大曲げ応力が作用するよう
に荷重をかけてわん曲させ、200℃で100時間保持
後に荷重を解除して試験片の残留応力を測定する
方法により評価されるもので、電子部品の高い信
頼性を保障する重要な特性とされているが、従来
のりん青銅にあつては応力残留率が30%前後であ
つて、高い信頼性を得ることができなかつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決する
ため、従来のりん青銅中のSnの一部をNiで置換
することにより組織の微細化とともに第2相の析
出によつてりん青銅の優れた機械的性質を失うこ
となく曲げ成形性、応力弛緩特性等の諸特性にも
優れた導電ばね材料としたものであつて、重量%
で、Sn5.5〜8.5%、P0.05〜0.35%、Ni1.5〜3.5
%、残部Cuおよび不可避的な不純物からなるも
のである。 次に本発明におけるSnおよびNi,Pの含有率
の限定理由を説明すると、Snは5.5%未満である
と十分な機械的強度が得られず、8.5%を越える
と伸びが減少して冷間圧延性等の加工性が低下す
るもので、5.5〜8.5%の範囲が最も好ましい。Ni
はこれを加えることにより結晶粒を微細化させる
とともにSnとの間に第2相を生成させて前記諸
特性の向上を図るための成分であり、Niが1.5%
未満では結晶粒の微細化効果が不十分で応力弛緩
特性の向上が得られず、3.5%を越えると冷間圧
延性や曲げ成形性が悪化するものであつて、1.5
〜3.5%の範囲が最も好ましい。脱酸剤であるP
は0.05%未満では溶湯の脱酸効果が不足して素材
の鋳造欠陥が多くなつて圧延加工性および機械的
特性を悪化させ、0.35%を越えると導電性を悪化
させるものであつて、0.05〜0.35%の範囲が最も
好ましい。 実施例
気機器用のばね材料として用いられる導電性とば
ね特性に優れたCu―Sn―P系の導電ばね材料に
関するものである。 (従来の技術) 従来、導電性とばね特性とに優れた導電ばね材
料として代表的なものは、JISに2種、3種とし
て規定されているSn5.5〜9.0%、P0.03〜0.3%を
含むりん青銅であるが、最近の小型化されて高い
信頼性が求められる電子部品として使用するには
曲げ成形性特に応力弛緩特性等が不十分であると
いう問題点があつた。 (発明が解決しようとする問題点) ところが、前記のような応力弛緩特性は試験片
に例えば40Kg/cm2の最大曲げ応力が作用するよう
に荷重をかけてわん曲させ、200℃で100時間保持
後に荷重を解除して試験片の残留応力を測定する
方法により評価されるもので、電子部品の高い信
頼性を保障する重要な特性とされているが、従来
のりん青銅にあつては応力残留率が30%前後であ
つて、高い信頼性を得ることができなかつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決する
ため、従来のりん青銅中のSnの一部をNiで置換
することにより組織の微細化とともに第2相の析
出によつてりん青銅の優れた機械的性質を失うこ
となく曲げ成形性、応力弛緩特性等の諸特性にも
優れた導電ばね材料としたものであつて、重量%
で、Sn5.5〜8.5%、P0.05〜0.35%、Ni1.5〜3.5
%、残部Cuおよび不可避的な不純物からなるも
のである。 次に本発明におけるSnおよびNi,Pの含有率
の限定理由を説明すると、Snは5.5%未満である
と十分な機械的強度が得られず、8.5%を越える
と伸びが減少して冷間圧延性等の加工性が低下す
るもので、5.5〜8.5%の範囲が最も好ましい。Ni
はこれを加えることにより結晶粒を微細化させる
とともにSnとの間に第2相を生成させて前記諸
特性の向上を図るための成分であり、Niが1.5%
未満では結晶粒の微細化効果が不十分で応力弛緩
特性の向上が得られず、3.5%を越えると冷間圧
延性や曲げ成形性が悪化するものであつて、1.5
〜3.5%の範囲が最も好ましい。脱酸剤であるP
は0.05%未満では溶湯の脱酸効果が不足して素材
の鋳造欠陥が多くなつて圧延加工性および機械的
特性を悪化させ、0.35%を越えると導電性を悪化
させるものであつて、0.05〜0.35%の範囲が最も
好ましい。 実施例
【表】
第1表に示される実施例1〜5及び従来のりん
青銅材料を高周波誘導炉で溶解鋳造し、焼鈍、冷
間圧延の繰り返しにより所定の板厚とし、最終軟
化焼鈍を550℃で2時間行い、次いで60%の冷間
圧延の後、200℃2時間の低温焼鈍を施して特性
を測定した。その結果を第2表に示す。なお、第
2表において応力弛緩特性は前記方法により測定
された応力残留率(%)で示し、ヤング率は(Kg
f/mm2)で、曲げ成形性は(クランクを生じずに
90゜曲げができる最少曲率半径/板厚)で、引張
強度、耐力、ばね限界値(kb値)はいずれも
(Kgf/mm2)で示した。また、0゜は圧延方向に
おける特性値を、90゜は圧延方向に直角方向の特
性値を示す。
青銅材料を高周波誘導炉で溶解鋳造し、焼鈍、冷
間圧延の繰り返しにより所定の板厚とし、最終軟
化焼鈍を550℃で2時間行い、次いで60%の冷間
圧延の後、200℃2時間の低温焼鈍を施して特性
を測定した。その結果を第2表に示す。なお、第
2表において応力弛緩特性は前記方法により測定
された応力残留率(%)で示し、ヤング率は(Kg
f/mm2)で、曲げ成形性は(クランクを生じずに
90゜曲げができる最少曲率半径/板厚)で、引張
強度、耐力、ばね限界値(kb値)はいずれも
(Kgf/mm2)で示した。また、0゜は圧延方向に
おける特性値を、90゜は圧延方向に直角方向の特
性値を示す。
【表】
(発明の効果)
本発明は以上の説明からも明らかなように、従
来のりん青銅中のSnの一部をNiで置換すること
により組織の微細化と第2相の析出によつて機械
的特性を劣化させることなく熱的安定性の向上を
図り、応力弛緩特性を向上させるとともに曲げ成
形性を向上させ、更に導電性、加工性等の諸特性
を改良したものであつて、従来の導電ばね材料の
問題点を解決したものとして産業の発展に寄与す
るところは極めて大である。
来のりん青銅中のSnの一部をNiで置換すること
により組織の微細化と第2相の析出によつて機械
的特性を劣化させることなく熱的安定性の向上を
図り、応力弛緩特性を向上させるとともに曲げ成
形性を向上させ、更に導電性、加工性等の諸特性
を改良したものであつて、従来の導電ばね材料の
問題点を解決したものとして産業の発展に寄与す
るところは極めて大である。
Claims (1)
- 1 重量%で、Sn5.5〜8.5%、P0.05〜0.35%、
Ni1.5〜3.5%、残部Cuおよび不可避的な不純物か
らなる導電ばね材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18496584A JPS6164841A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | 導電ばね材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18496584A JPS6164841A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | 導電ばね材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6164841A JPS6164841A (ja) | 1986-04-03 |
| JPS6238416B2 true JPS6238416B2 (ja) | 1987-08-18 |
Family
ID=16162445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18496584A Granted JPS6164841A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | 導電ばね材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6164841A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61264144A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-22 | Nippon Mining Co Ltd | 半田耐熱剥離性に優れた高力高導電銅合金 |
| JPS62156242A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-11 | Mitsubishi Electric Corp | 銅基合金 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5655540A (en) * | 1979-10-09 | 1981-05-16 | Tokyo Tokushu Kinzoku Kk | Low-tin phosphor bronze for spring and its manufacture |
| JPS572849A (en) * | 1980-06-04 | 1982-01-08 | Kobe Steel Ltd | Copper alloy for electronic parts |
-
1984
- 1984-09-03 JP JP18496584A patent/JPS6164841A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6164841A (ja) | 1986-04-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |