JPS6239217B2 - - Google Patents
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- JPS6239217B2 JPS6239217B2 JP22067083A JP22067083A JPS6239217B2 JP S6239217 B2 JPS6239217 B2 JP S6239217B2 JP 22067083 A JP22067083 A JP 22067083A JP 22067083 A JP22067083 A JP 22067083A JP S6239217 B2 JPS6239217 B2 JP S6239217B2
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- aluminum
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は抵抗溶接電極用アルミナ分散強化銅に
関し、更に詳しくは、固溶アルミニウムおよびア
ルミナ(Al2O3)をそれぞれ一定量含有し、さら
に所望によつてスズ等の微量添加元素を含有する
ことによつて、合金層の発達を抑制せしめ、溶接
電極の寿命を延長させた抵抗溶接電極用アルミナ
分散強化銅に関する。 [従来の技術] 従来、抵抗溶接用電極としてはクロム銅が用い
られているが、昨今、アルミナ分散強化銅も一部
使用されている。例えば、“「分散強化銅スポツト
溶接チツプの耐久性について」、社団法人溶接学
会編、抵抗溶接研究委員会資料、RW−141−
78、昭和53年9月21日”には、アルミナ分散強化
銅を普通鋼板の抵抗溶接に用いると、クロム銅を
抵抗溶接に用いた場合と比較して、その耐用回数
が大幅に増加することが記載されている。また、
亜鉛メツキ鋼板の抵抗溶接に用いる場合、アルミ
ナ分散強化銅のドレツシングまでの耐用回数がク
ロム銅の耐用回数よりやや優れる傾向にあること
が記載されている。 このようにアルミナ分散強化銅は、クロム銅に
比較して耐用回数が増加する傾向にあるが、この
アルミナ分散強化銅のクロム銅に対する優位性
は、亜鉛メツキ鋼板に対しては十分でない。 銅合金を電極として亜鉛メツキ鋼板をスポツト
溶接すると、亜鉛および鉄が電極材の方に移行
し、さらに銅側に拡散侵入して、亜鉛、鉄と銅と
の脆い合金層が形成され、この合金層が剥離する
現象が生じる。この合金層の生成が亜鉛メツキ鋼
板の溶接における電極の寿命を左右する傾向にあ
り、この合金層の形成に関してアルミナ分散強化
銅はクロム銅に比して若干有利であることが知ら
れている。 [発明の目的] 本発明は、合金層の発達を抑制せしめ、溶接電
極の寿命を延長させた抵抗溶接電極用アルミナ分
散強化銅を提供することを目的とする。 [発明の経緯] 本発明者等は亜鉛メツキ銅に対する耐用回数の
増大への必要性が高いことおよびアルミナ分散強
化銅はこの耐用回数向上への手懸りとなる要素を
持つていることに注目し鋭意研究した。その結
果、耐用回数を確保するために電極材は高い耐熱
性と電極材の加熱を防ぐための高い熱伝導度(電
気伝導度とよく対応するので電気伝導度で類推で
きる)が要求されているが、アルミナ分散強化銅
は十分な耐熱性があるので、熱伝導度を多少犠牲
にしても形成する合金層対策が必要であり、さら
にこの合金層対策のために固溶アルミニウムを積
極的に残すべきことを知見した。 すなわち、従来のアルミナ分散強化銅において
はその製造に当たり、強度と電気伝導度を高い水
準に維持すべく、電気伝導度の妨げとなる固溶ア
ルミニウムの残存を避けるため、アルミニウムを
可能な限りアルミナに変換し、しかもその分散粒
をできる限り細いものとすることが追求されてき
た。この結果、固溶アルミニウム含有量が0.1重
量%以下のものが実用に供され、常温における電
極材の硬度は、Hv140以上、電気伝導度75%以上
の性能が確保されている現状にある。しかし、本
発明者等は従来除去に努めてきた固溶アルミニウ
ムを積極的に残し、固溶アルミニウムとしてアル
ミニウムを0.2〜0.4重量%の範囲で含有させる
と、合金層の形成が大幅に抑えられ、しかも生成
した合金層の剥離を低減し、また電気伝導度の低
下も実用上問題がない範囲に抑えられることを見
出した。 [発明の構成] すなわち本発明は、固溶アルミニウムとしての
アルミニウムを0.2〜0.4重量%およびアルミナと
してのアルミニウムを0.1〜0.5重量%含有し、さ
らには所望によりスズを0.05〜0.7重量%含有す
ることを特徴とする抵抗溶接電極用アルミナ分散
強化銅にある。 本発明において、アルミナ分散強化銅中の固溶
アルミニウムの含有率を0.2〜0.4重量%、好まし
くは0.2〜0.35重量%とすることによつて、上述
のごとく合金層の形成が大幅に抑えられ、しかも
生成した合金層の剥離を低減し、また電気伝導度
の低下も実用上問題がない範囲に抑えられる。固
溶アルミニウムの含有量が0.2重量%未満では合
金層の発達の抑制が十分でなく、含有量が0.4重
量%を越えると電気伝導度が低下するので熱伝導
性の点で好ましくない。 本発明のアルミナ分散強化銅は、アルミナを必
須成分として含有するが、アルミナの好ましい含
有量はアルミニウムとして0.1〜0.5重量%であ
り、この範囲で含有することが強度および耐焼鈍
軟化特性の維持上必要である。 さらに、本発明のアルミナ分散強化銅にあつて
は、本発明の出願人によりなる特願昭58−21624
号に開示のごとく、スズ等の微量添加元素を含有
せしめることが好ましく、特にスズを含有させる
ことにより軟化特性等のアルミナ分散強化銅の特
性を向上させることができるのみならず、固溶ア
ルミニウムの合金層抑制効果は損われない。スズ
の含有量は0.05〜0.7重量%程度が好ましく、含
有量が0.05重量%未満では、スズの添加効果が顕
著でなく、0.7重量%を越えると導電率が50%
IACSを下回つてしまう。 本発明の抵抗溶接電極用アルミナ分散強化銅の
製造法は、基本的にはアルミナ分散強化銅の製造
法として公知である内部酸化法による粉末の調整
と押出法による加工で可能である。また、アルミ
ナ含有量を確保しつつ固溶アルミニウムを残留さ
せるには、固溶アルミニウムの分量を前もつて計
算したアルミニウム濃度の高い銅−アルミニウム
系合金アトマイズ粉を用い、常用の酸化条件より
低温度または短時間で酸化する。この酸化処理後
に拡散処理、還元処理を行ない粉末の調整後、粉
末の予備成型と銅製の缶を用い予備成形品を缶の
内部に詰めて熱間押出加工を行なう。この押出品
または押出棒を伸線加工したものまたはスウエー
ジング加工したものを切断し、機械切削および/
または冷間鍛造によつて抵抗溶接用電極とする。
なお、この際押出時に用いた銅製缶体はアルミナ
分散銅の棒状体の外周部に銅層として残存させ得
る。この銅の皮に相当する部分は熱伝導および電
気伝導に有用であるので、伝導度の幾分の低下を
余儀なくされる本発明のアルミナ分散強化銅にお
いては積極的に残すことが望ましい。 [実施例] 以下、実施例および比較例に基づき本発明を具
体的に説明する。 実施例1〜2および比較例1〜3 銅−0.60重量%アルミニウム合金のアトマイズ
粉および銅−0.60重量%アルミニウム−0.10重量
%スズ合金のアトマイズ粉を350℃、1時間の酸
化処理をした。比較として銅−0.39重量%アルミ
ニウム合金、銅−0.45重量%アルミニウム合金の
アトマイズ粉および銅−0.39重量%アルミニウム
−0.10重量%スズ合金のそれぞれのアトマイズ粉
を420℃、1.5時間の酸化処理をした。それぞれの
酸化処理粉は850℃窒素ガス中で拡散処理および
500℃、水素ガス中で還元処理を行なつた。これ
らの粉末はプレス機を用いて薄い円柱状に成型
し、この成形体を重ねて銅製の缶体に詰め950℃
で熱間押出した。得られた棒状体を切断して、以
下の拡散実験の試料とした。 円柱状のアルミナ分散強化銅の端面を研磨し、
塩化アンモニウム飽和水溶液を塗布し、膜厚35μ
の合金化処理をした亜鉛メツキ板に、面圧0.6
Kg/cm2の圧下のもとで端面を押しつけたまま、
700℃、2.5時間の加熱処理を行なつた。加熱拡散
処理後の試料の断面を顕微鏡観察した。 得られたアルミナ分散強化銅の分析結果および
顕微鏡観察結果を第1表に示す。
関し、更に詳しくは、固溶アルミニウムおよびア
ルミナ(Al2O3)をそれぞれ一定量含有し、さら
に所望によつてスズ等の微量添加元素を含有する
ことによつて、合金層の発達を抑制せしめ、溶接
電極の寿命を延長させた抵抗溶接電極用アルミナ
分散強化銅に関する。 [従来の技術] 従来、抵抗溶接用電極としてはクロム銅が用い
られているが、昨今、アルミナ分散強化銅も一部
使用されている。例えば、“「分散強化銅スポツト
溶接チツプの耐久性について」、社団法人溶接学
会編、抵抗溶接研究委員会資料、RW−141−
78、昭和53年9月21日”には、アルミナ分散強化
銅を普通鋼板の抵抗溶接に用いると、クロム銅を
抵抗溶接に用いた場合と比較して、その耐用回数
が大幅に増加することが記載されている。また、
亜鉛メツキ鋼板の抵抗溶接に用いる場合、アルミ
ナ分散強化銅のドレツシングまでの耐用回数がク
ロム銅の耐用回数よりやや優れる傾向にあること
が記載されている。 このようにアルミナ分散強化銅は、クロム銅に
比較して耐用回数が増加する傾向にあるが、この
アルミナ分散強化銅のクロム銅に対する優位性
は、亜鉛メツキ鋼板に対しては十分でない。 銅合金を電極として亜鉛メツキ鋼板をスポツト
溶接すると、亜鉛および鉄が電極材の方に移行
し、さらに銅側に拡散侵入して、亜鉛、鉄と銅と
の脆い合金層が形成され、この合金層が剥離する
現象が生じる。この合金層の生成が亜鉛メツキ鋼
板の溶接における電極の寿命を左右する傾向にあ
り、この合金層の形成に関してアルミナ分散強化
銅はクロム銅に比して若干有利であることが知ら
れている。 [発明の目的] 本発明は、合金層の発達を抑制せしめ、溶接電
極の寿命を延長させた抵抗溶接電極用アルミナ分
散強化銅を提供することを目的とする。 [発明の経緯] 本発明者等は亜鉛メツキ銅に対する耐用回数の
増大への必要性が高いことおよびアルミナ分散強
化銅はこの耐用回数向上への手懸りとなる要素を
持つていることに注目し鋭意研究した。その結
果、耐用回数を確保するために電極材は高い耐熱
性と電極材の加熱を防ぐための高い熱伝導度(電
気伝導度とよく対応するので電気伝導度で類推で
きる)が要求されているが、アルミナ分散強化銅
は十分な耐熱性があるので、熱伝導度を多少犠牲
にしても形成する合金層対策が必要であり、さら
にこの合金層対策のために固溶アルミニウムを積
極的に残すべきことを知見した。 すなわち、従来のアルミナ分散強化銅において
はその製造に当たり、強度と電気伝導度を高い水
準に維持すべく、電気伝導度の妨げとなる固溶ア
ルミニウムの残存を避けるため、アルミニウムを
可能な限りアルミナに変換し、しかもその分散粒
をできる限り細いものとすることが追求されてき
た。この結果、固溶アルミニウム含有量が0.1重
量%以下のものが実用に供され、常温における電
極材の硬度は、Hv140以上、電気伝導度75%以上
の性能が確保されている現状にある。しかし、本
発明者等は従来除去に努めてきた固溶アルミニウ
ムを積極的に残し、固溶アルミニウムとしてアル
ミニウムを0.2〜0.4重量%の範囲で含有させる
と、合金層の形成が大幅に抑えられ、しかも生成
した合金層の剥離を低減し、また電気伝導度の低
下も実用上問題がない範囲に抑えられることを見
出した。 [発明の構成] すなわち本発明は、固溶アルミニウムとしての
アルミニウムを0.2〜0.4重量%およびアルミナと
してのアルミニウムを0.1〜0.5重量%含有し、さ
らには所望によりスズを0.05〜0.7重量%含有す
ることを特徴とする抵抗溶接電極用アルミナ分散
強化銅にある。 本発明において、アルミナ分散強化銅中の固溶
アルミニウムの含有率を0.2〜0.4重量%、好まし
くは0.2〜0.35重量%とすることによつて、上述
のごとく合金層の形成が大幅に抑えられ、しかも
生成した合金層の剥離を低減し、また電気伝導度
の低下も実用上問題がない範囲に抑えられる。固
溶アルミニウムの含有量が0.2重量%未満では合
金層の発達の抑制が十分でなく、含有量が0.4重
量%を越えると電気伝導度が低下するので熱伝導
性の点で好ましくない。 本発明のアルミナ分散強化銅は、アルミナを必
須成分として含有するが、アルミナの好ましい含
有量はアルミニウムとして0.1〜0.5重量%であ
り、この範囲で含有することが強度および耐焼鈍
軟化特性の維持上必要である。 さらに、本発明のアルミナ分散強化銅にあつて
は、本発明の出願人によりなる特願昭58−21624
号に開示のごとく、スズ等の微量添加元素を含有
せしめることが好ましく、特にスズを含有させる
ことにより軟化特性等のアルミナ分散強化銅の特
性を向上させることができるのみならず、固溶ア
ルミニウムの合金層抑制効果は損われない。スズ
の含有量は0.05〜0.7重量%程度が好ましく、含
有量が0.05重量%未満では、スズの添加効果が顕
著でなく、0.7重量%を越えると導電率が50%
IACSを下回つてしまう。 本発明の抵抗溶接電極用アルミナ分散強化銅の
製造法は、基本的にはアルミナ分散強化銅の製造
法として公知である内部酸化法による粉末の調整
と押出法による加工で可能である。また、アルミ
ナ含有量を確保しつつ固溶アルミニウムを残留さ
せるには、固溶アルミニウムの分量を前もつて計
算したアルミニウム濃度の高い銅−アルミニウム
系合金アトマイズ粉を用い、常用の酸化条件より
低温度または短時間で酸化する。この酸化処理後
に拡散処理、還元処理を行ない粉末の調整後、粉
末の予備成型と銅製の缶を用い予備成形品を缶の
内部に詰めて熱間押出加工を行なう。この押出品
または押出棒を伸線加工したものまたはスウエー
ジング加工したものを切断し、機械切削および/
または冷間鍛造によつて抵抗溶接用電極とする。
なお、この際押出時に用いた銅製缶体はアルミナ
分散銅の棒状体の外周部に銅層として残存させ得
る。この銅の皮に相当する部分は熱伝導および電
気伝導に有用であるので、伝導度の幾分の低下を
余儀なくされる本発明のアルミナ分散強化銅にお
いては積極的に残すことが望ましい。 [実施例] 以下、実施例および比較例に基づき本発明を具
体的に説明する。 実施例1〜2および比較例1〜3 銅−0.60重量%アルミニウム合金のアトマイズ
粉および銅−0.60重量%アルミニウム−0.10重量
%スズ合金のアトマイズ粉を350℃、1時間の酸
化処理をした。比較として銅−0.39重量%アルミ
ニウム合金、銅−0.45重量%アルミニウム合金の
アトマイズ粉および銅−0.39重量%アルミニウム
−0.10重量%スズ合金のそれぞれのアトマイズ粉
を420℃、1.5時間の酸化処理をした。それぞれの
酸化処理粉は850℃窒素ガス中で拡散処理および
500℃、水素ガス中で還元処理を行なつた。これ
らの粉末はプレス機を用いて薄い円柱状に成型
し、この成形体を重ねて銅製の缶体に詰め950℃
で熱間押出した。得られた棒状体を切断して、以
下の拡散実験の試料とした。 円柱状のアルミナ分散強化銅の端面を研磨し、
塩化アンモニウム飽和水溶液を塗布し、膜厚35μ
の合金化処理をした亜鉛メツキ板に、面圧0.6
Kg/cm2の圧下のもとで端面を押しつけたまま、
700℃、2.5時間の加熱処理を行なつた。加熱拡散
処理後の試料の断面を顕微鏡観察した。 得られたアルミナ分散強化銅の分析結果および
顕微鏡観察結果を第1表に示す。
【表】
第1表に示されるように、本発明のアルミナ分
散強化銅(実施例1〜2)は合金化処理したメツ
キ層とするとき、固有アルミニウム含有量の少な
いアルミナ分散強化銅(比較例1〜3)に比し、
拡散層の発生が抑制される。このことは抵抗溶接
用電極として用いた場合の寿命が長いことを示
す。 また、実施例1および2と比較例1および3で
得られたアルミナ分散強化銅の押出棒を線引、切
断、冷間鍛造、機械切削加工を施しキヤツプチツ
プ型の溶接チツプに加工した。このチツプ材を用
いて板厚0.7mmメツキ厚約10μの合金化亜鉛鉄板
をスポツト溶接した。溶接条件は溶接電流
9500A、通電時間16Hz、加圧力200Kgであつた。
溶接後のチツプ先端の黒化拡り度と溶接試験片を
はがした際の剪断強度から寿命を判断した。 この結果、比較例1および3のアルミナ分散強
化銅は1200打点で強度が低下したが、実施例1お
よび2のアルミナ分散強化銅は1500打点でも正常
な強度を保つていた。 [発明の効果] 以上の実施例および比較例からも明らかなよう
に、本発明の固溶アルミニウムの多いアルミナ分
散強化銅を用いて抵抗溶接を行なうと、合金層の
発達が抑えられるために、次のドレツシングまで
の打点数(寿命)が伸び工業的には非常に有用で
ある。また本発明のアルミナ分散強化銅による抵
抗溶接電極の製造は、通常行なわれている製造工
程と同様な工程で製造可能であり、極めて簡便で
ある。従つて本発明のアルミナ分散強化銅は抵抗
溶接電極として好適に用いられる。
散強化銅(実施例1〜2)は合金化処理したメツ
キ層とするとき、固有アルミニウム含有量の少な
いアルミナ分散強化銅(比較例1〜3)に比し、
拡散層の発生が抑制される。このことは抵抗溶接
用電極として用いた場合の寿命が長いことを示
す。 また、実施例1および2と比較例1および3で
得られたアルミナ分散強化銅の押出棒を線引、切
断、冷間鍛造、機械切削加工を施しキヤツプチツ
プ型の溶接チツプに加工した。このチツプ材を用
いて板厚0.7mmメツキ厚約10μの合金化亜鉛鉄板
をスポツト溶接した。溶接条件は溶接電流
9500A、通電時間16Hz、加圧力200Kgであつた。
溶接後のチツプ先端の黒化拡り度と溶接試験片を
はがした際の剪断強度から寿命を判断した。 この結果、比較例1および3のアルミナ分散強
化銅は1200打点で強度が低下したが、実施例1お
よび2のアルミナ分散強化銅は1500打点でも正常
な強度を保つていた。 [発明の効果] 以上の実施例および比較例からも明らかなよう
に、本発明の固溶アルミニウムの多いアルミナ分
散強化銅を用いて抵抗溶接を行なうと、合金層の
発達が抑えられるために、次のドレツシングまで
の打点数(寿命)が伸び工業的には非常に有用で
ある。また本発明のアルミナ分散強化銅による抵
抗溶接電極の製造は、通常行なわれている製造工
程と同様な工程で製造可能であり、極めて簡便で
ある。従つて本発明のアルミナ分散強化銅は抵抗
溶接電極として好適に用いられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固溶アルミニウムとしてのアルミニウムを
0.2〜0.4重量%およびアルミナとしてのアルミニ
ウムを0.1〜0.5重量%含有することを特徴とする
抵抗溶接電極用アルミナ分散強化銅。 2 固溶アルミニウムとしてのアルミニウムを
0.2〜0.4重量%、アルミナとしてのアルミニウム
を0.1〜0.5重量%およびスズを0.05〜0.7重量%含
有することを特徴とする抵抗溶接電極用アルミナ
分散強化銅。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22067083A JPS60114544A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 抵抗溶接電極用アルミナ分散強化銅 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22067083A JPS60114544A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 抵抗溶接電極用アルミナ分散強化銅 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60114544A JPS60114544A (ja) | 1985-06-21 |
| JPS6239217B2 true JPS6239217B2 (ja) | 1987-08-21 |
Family
ID=16754611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22067083A Granted JPS60114544A (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 抵抗溶接電極用アルミナ分散強化銅 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60114544A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2581658B1 (fr) * | 1985-05-10 | 1987-07-17 | Centre Nat Rech Scient | Nouveaux alliages dotes de performances electriques et mecaniques elevees, leur fabrication et leurs applications en particulier dans les domaines electrique, electronique et connectique |
| DE4217617A1 (de) * | 1991-05-27 | 1992-12-03 | Sumitomo Light Metal Ind | Elektrode fuer das punktschweissen |
| CN103981381B (zh) * | 2014-05-15 | 2017-05-17 | 厦门理工学院 | 一种溶胶法制备纳米氧化铝弥散强化铜基复合材料的方法 |
| CN107419131A (zh) * | 2017-08-07 | 2017-12-01 | 苏州列治埃盟新材料技术转移有限公司 | 一种用于机车导电零部件的铜基复合材料及其制备方法 |
| JP7000145B2 (ja) * | 2017-12-21 | 2022-02-04 | 株式会社Uacj | 押出複合材の製造方法 |
| JP7008391B2 (ja) * | 2017-12-26 | 2022-02-10 | 株式会社Uacj | 押出複合材の製造方法 |
| CN116770118A (zh) * | 2023-06-20 | 2023-09-19 | 洛阳船舶材料研究所(中国船舶集团有限公司第七二五研究所) | 一种制备高性能Al2O3弥散强化铜复合材料的方法 |
-
1983
- 1983-11-25 JP JP22067083A patent/JPS60114544A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60114544A (ja) | 1985-06-21 |
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| JPS6239217B2 (ja) | ||
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |