JPS6241673B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241673B2 JPS6241673B2 JP56135599A JP13559981A JPS6241673B2 JP S6241673 B2 JPS6241673 B2 JP S6241673B2 JP 56135599 A JP56135599 A JP 56135599A JP 13559981 A JP13559981 A JP 13559981A JP S6241673 B2 JPS6241673 B2 JP S6241673B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rifampicin
- rifamycin
- added
- methylpiperazine
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はリフアンピシンの新規な工業的製造法
に関する。リフアンピシンは、優れた抗結核作用
を示す有用な物質であり結核治療剤として広く使
用されている。このリフアンピシンの製造法とし
ては、従来、特許公報上では、特公昭42−26800
号公報、特公昭47−23303号公報、特公昭53−
39400号公報などに記載された方法が知られてい
る。しかしながら、これら特許公報に記載されて
いる製造法は、いずれも工業的規模で行う方法と
しては、満足すべき方法ではない。すなわち、特
公昭42−26800号公報には、3−ホルミルリフア
マイシンSVに1−アミノ−4−メチルピペラジ
ンを反応させることによるリフアンピシンの製造
法が記載されているが、この原料物質である3−
ホルミルリフアマイシンSVを得るためには、煩
雑な操作工程を必要とし、設備上の問題や収率上
の問題等により工業的製法としては満足すべきも
のとは云えず、また、特公昭47−23303号公報に
は、リフアマイシンSをマンニツヒ塩基とし、次
いで酸化によりシツフ塩基を得、さらに、キノン
型のシツフ塩基を還元した後、ヒドロキシキノン
シツフ塩基のトランスイミノ化を行うという方法
が記載されているが、これも操作工程の煩雑さの
点および収率の低い点など工業的製法としては適
していない。特に前述の酸化反応に際して用いた
二酸化マンガンは痕跡量といえどもそれが、1−
アミノ−4−メチルピペラジンと接触すると爆発
を起すので、その別工程はこの方法においては
不可欠のものであり、これも到底満足すべき方法
とは言えないものである。また、特公昭53−
39440号公報には、リフアマイシンSを式、 (式中、R1は低級アルキル基、低級アルケニル
基、炭素数5ないし6のシクロアルキル基、フエ
ニル基、ベンジル基あるいはα−及びβ−フエネ
チル基であり、R2は水素あるいは低級アルキル
基である) の化合物で処理することからなる方法が記載され
ている。しかしながらこの公報に記載されている
方法では上記式で表わされる物質を確実に取得す
ることは困難であり、例えば前記のR2が低級ア
ルキル基の場合に、満足すべき収率、純度では目
的とする物質は取得することができず、また、
R2が水素である場合は、その製法自体、該公報
には全く開示されていないため、実行不可能であ
るなどこの公報に記載された方法も、到底工業的
方法と言い得る如きものではない。
に関する。リフアンピシンは、優れた抗結核作用
を示す有用な物質であり結核治療剤として広く使
用されている。このリフアンピシンの製造法とし
ては、従来、特許公報上では、特公昭42−26800
号公報、特公昭47−23303号公報、特公昭53−
39400号公報などに記載された方法が知られてい
る。しかしながら、これら特許公報に記載されて
いる製造法は、いずれも工業的規模で行う方法と
しては、満足すべき方法ではない。すなわち、特
公昭42−26800号公報には、3−ホルミルリフア
マイシンSVに1−アミノ−4−メチルピペラジ
ンを反応させることによるリフアンピシンの製造
法が記載されているが、この原料物質である3−
ホルミルリフアマイシンSVを得るためには、煩
雑な操作工程を必要とし、設備上の問題や収率上
の問題等により工業的製法としては満足すべきも
のとは云えず、また、特公昭47−23303号公報に
は、リフアマイシンSをマンニツヒ塩基とし、次
いで酸化によりシツフ塩基を得、さらに、キノン
型のシツフ塩基を還元した後、ヒドロキシキノン
シツフ塩基のトランスイミノ化を行うという方法
が記載されているが、これも操作工程の煩雑さの
点および収率の低い点など工業的製法としては適
していない。特に前述の酸化反応に際して用いた
二酸化マンガンは痕跡量といえどもそれが、1−
アミノ−4−メチルピペラジンと接触すると爆発
を起すので、その別工程はこの方法においては
不可欠のものであり、これも到底満足すべき方法
とは言えないものである。また、特公昭53−
39440号公報には、リフアマイシンSを式、 (式中、R1は低級アルキル基、低級アルケニル
基、炭素数5ないし6のシクロアルキル基、フエ
ニル基、ベンジル基あるいはα−及びβ−フエネ
チル基であり、R2は水素あるいは低級アルキル
基である) の化合物で処理することからなる方法が記載され
ている。しかしながらこの公報に記載されている
方法では上記式で表わされる物質を確実に取得す
ることは困難であり、例えば前記のR2が低級ア
ルキル基の場合に、満足すべき収率、純度では目
的とする物質は取得することができず、また、
R2が水素である場合は、その製法自体、該公報
には全く開示されていないため、実行不可能であ
るなどこの公報に記載された方法も、到底工業的
方法と言い得る如きものではない。
本発明者らは、これら従来法に比し高収率、高
純度で、リフアピシンを確実に収得し得る方法に
ついて鋭意研究を重ねたところ、リフアマイシン
Sと一般式、 (式中、Rは水素又は低級アルキル基を示す)で
表わされる1・3−オキサゾリジン類とを有機酸
の存在下に反応させ、次いでその反応生成物と1
−アミノ−4−メチルピペラジンとを反応させる
ことにより良好な収率をもつてリフアンピシンを
製造し得ることを見出した。
純度で、リフアピシンを確実に収得し得る方法に
ついて鋭意研究を重ねたところ、リフアマイシン
Sと一般式、 (式中、Rは水素又は低級アルキル基を示す)で
表わされる1・3−オキサゾリジン類とを有機酸
の存在下に反応させ、次いでその反応生成物と1
−アミノ−4−メチルピペラジンとを反応させる
ことにより良好な収率をもつてリフアンピシンを
製造し得ることを見出した。
すなわち、本発明はリフアマイシンSと前記式
()で表わされる1・3−オキサゾリジン類と
を有機酸の存在下に反応させ、その反応生成物と
1−アミノ−4−メチルピペラジンと反応させる
ことを特徴とするリフアンピシンの製造法を提供
するものである。以下に、本発明を詳細に説明す
る。
()で表わされる1・3−オキサゾリジン類と
を有機酸の存在下に反応させ、その反応生成物と
1−アミノ−4−メチルピペラジンと反応させる
ことを特徴とするリフアンピシンの製造法を提供
するものである。以下に、本発明を詳細に説明す
る。
本発明方法は、まず、リフアマイシンSと前記
式()で表わされる1・3−オキサゾリジン類
とを反応させることよりなるものであるが、この
反応を行わせるにあたつては、リフアマイシンS
1モルに対し、1・3−オキサゾリジン類1〜
3.5モル、好ましくは1.1〜3.3モルを使用するのが
適当である。この反応は有機酸の存在下で行わせ
るが、反応時のPHは5.5〜6.8の範囲に保持するの
が望ましい。使用する有機酸の例としては、酢
酸、蓚酸などの弱酸が好ましい例としてあげられ
る。
式()で表わされる1・3−オキサゾリジン類
とを反応させることよりなるものであるが、この
反応を行わせるにあたつては、リフアマイシンS
1モルに対し、1・3−オキサゾリジン類1〜
3.5モル、好ましくは1.1〜3.3モルを使用するのが
適当である。この反応は有機酸の存在下で行わせ
るが、反応時のPHは5.5〜6.8の範囲に保持するの
が望ましい。使用する有機酸の例としては、酢
酸、蓚酸などの弱酸が好ましい例としてあげられ
る。
溶媒としては非プロトン性極性溶媒、たとえ
ば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド又はジメチルスルホキシドを使用するのが適当
である。
ば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド又はジメチルスルホキシドを使用するのが適当
である。
本発明方法を行うには、通常、溶媒にリフアマ
イシンSと前記式の化合物及び前記の有機酸を
加え、これを45〜55℃に保持する。反応液か次第
に青色に変る。通常は、2〜3時間で反応液中に
おける原料のリフアマイシンSは殆んど反応し了
える。これは、薄層クロマトグラフイーによりリ
フアマイシンSの消失を確認することにより知る
ことができる。
イシンSと前記式の化合物及び前記の有機酸を
加え、これを45〜55℃に保持する。反応液か次第
に青色に変る。通常は、2〜3時間で反応液中に
おける原料のリフアマイシンSは殆んど反応し了
える。これは、薄層クロマトグラフイーによりリ
フアマイシンSの消失を確認することにより知る
ことができる。
次いで、この得られた反応液に1−アミノ−4
−メチルピペラジンを添加し、50〜90℃の温度に
保持するとリフアンピシンが生成する。この反応
は通常1〜5時間でほぼ終了する。
−メチルピペラジンを添加し、50〜90℃の温度に
保持するとリフアンピシンが生成する。この反応
は通常1〜5時間でほぼ終了する。
なお前記の反応液が青色に変つたときにその反
応液中に存在する青色物質を一旦単離し、その青
色物質を溶媒に加えその溶媒中で1−アミノ−4
−メチルピペラジンと反応を行わしめてもよい。
この青色物質としては式()中のR、すななわ
ち、アルキル基の種類により異なつたものが得ら
れるがそれらの物質の物性値は、後記の参考例中
に示す。
応液中に存在する青色物質を一旦単離し、その青
色物質を溶媒に加えその溶媒中で1−アミノ−4
−メチルピペラジンと反応を行わしめてもよい。
この青色物質としては式()中のR、すななわ
ち、アルキル基の種類により異なつたものが得ら
れるがそれらの物質の物性値は、後記の参考例中
に示す。
こうして生成したリフアンピシンは、例えば反
応液を弱酸性条件下で水と混和し、次いで水と混
和しない適当な有機溶媒を用いて抽出したのち、
その有機溶媒を留去することにより単離すること
ができる。単離したリフアンピシンの精製は、常
法、例えば再結晶によるなどの精製方法により行
う。
応液を弱酸性条件下で水と混和し、次いで水と混
和しない適当な有機溶媒を用いて抽出したのち、
その有機溶媒を留去することにより単離すること
ができる。単離したリフアンピシンの精製は、常
法、例えば再結晶によるなどの精製方法により行
う。
本発明方法の原料の一つである前記式()の
1・3−オキサゾリジン類は、たとえばブレタ
ン・ソシエテ・シミク・フランス(Bull.Soc.
Chim.Fr.)1967年、No.2、571頁に記載された方
法に準拠して、容易に製造することができる。
1・3−オキサゾリジン類は、たとえばブレタ
ン・ソシエテ・シミク・フランス(Bull.Soc.
Chim.Fr.)1967年、No.2、571頁に記載された方
法に準拠して、容易に製造することができる。
前記式()で表わされる1・3−オキサゾリ
ジン類を用いること、及び前記の反応液のPHを
5.5〜6.8の範囲に維持することは本発明方法の重
要な特徴点であつて、これらの特徴的要件により
反応速度を増大せしめ得るばかりでなく、副生成
物の生成を抑え、目的とするリフアンピシンの収
率を向上させることができる。
ジン類を用いること、及び前記の反応液のPHを
5.5〜6.8の範囲に維持することは本発明方法の重
要な特徴点であつて、これらの特徴的要件により
反応速度を増大せしめ得るばかりでなく、副生成
物の生成を抑え、目的とするリフアンピシンの収
率を向上させることができる。
以下に実施例と参考例により本発明方法を説明
するが本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
するが本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
実施例 1
リフアマイシンS15gをジメチルホルムアミド
100mlに溶解し、これに蓚酸1.94gを加え、更に
4・4−ジメチル−1・3−オキサゾリジン7.2
gを加えて、50℃で2時間撹拌した。次いでこの
反応生成物に1−アミノ−4−メチルピペラジン
8.25gを滴下し、90℃で1.5時間撹拌した。次に
この反応混合物を多量のクロロホルムで希釈し、
これを2%酢酸水で洗浄してから、くりかえし水
洗を行なう。次いで、無水硫酸ナトリウム上で乾
燥した後、減圧下に、溶媒を留去する。得られた
赤色結晶状粉末を少量のクロロホルムに溶かし、
これにn−ヘキサンを加えて沈澱させると粗リフ
アンピシンの赤色結晶が得られた。これをアセト
ンより再結晶すると14.5gのリフアンピシンが得
られた(収率81.7%)。この物質の融点、赤外線
吸収スペクトル、NMRスペクトルおよび薄層ク
ロマトグラフのRf値は、リフアンピシンの標品
のそれらと一致した。
100mlに溶解し、これに蓚酸1.94gを加え、更に
4・4−ジメチル−1・3−オキサゾリジン7.2
gを加えて、50℃で2時間撹拌した。次いでこの
反応生成物に1−アミノ−4−メチルピペラジン
8.25gを滴下し、90℃で1.5時間撹拌した。次に
この反応混合物を多量のクロロホルムで希釈し、
これを2%酢酸水で洗浄してから、くりかえし水
洗を行なう。次いで、無水硫酸ナトリウム上で乾
燥した後、減圧下に、溶媒を留去する。得られた
赤色結晶状粉末を少量のクロロホルムに溶かし、
これにn−ヘキサンを加えて沈澱させると粗リフ
アンピシンの赤色結晶が得られた。これをアセト
ンより再結晶すると14.5gのリフアンピシンが得
られた(収率81.7%)。この物質の融点、赤外線
吸収スペクトル、NMRスペクトルおよび薄層ク
ロマトグラフのRf値は、リフアンピシンの標品
のそれらと一致した。
実施例 2
リフアマイシンS9gをジメチルホルムアミド
90mlに溶解し、これに蓚酸1.16gを加え、更に
4・4−ジメチル−1・3−オキサゾリジン3.93
gを加えて、55℃で3時間撹拌した。1−アミノ
−4−メチルピペラジン4.95gを滴加した後、90
℃で1時間撹拌した。次いでこの反応混合物を多
量のクロロホルムで希釈してから、2%酢酸水で
洗浄した後、くりかえし水洗を行なう。次に、無
水硫酸ナトリウム上でこれを乾燥した後、減圧下
で溶媒を留去すると6.9gの粗リフアンピシンの
赤色結晶性粉末が得られた。これをアセトンより
再結晶すると、6.48gのリフアピシンが得られた
(収率61%)。この物質の融点、赤外線吸収スペク
トルおよび薄層クロマトグラフのRf値はリフン
ピシンの標品のそれらと一致した。
90mlに溶解し、これに蓚酸1.16gを加え、更に
4・4−ジメチル−1・3−オキサゾリジン3.93
gを加えて、55℃で3時間撹拌した。1−アミノ
−4−メチルピペラジン4.95gを滴加した後、90
℃で1時間撹拌した。次いでこの反応混合物を多
量のクロロホルムで希釈してから、2%酢酸水で
洗浄した後、くりかえし水洗を行なう。次に、無
水硫酸ナトリウム上でこれを乾燥した後、減圧下
で溶媒を留去すると6.9gの粗リフアンピシンの
赤色結晶性粉末が得られた。これをアセトンより
再結晶すると、6.48gのリフアピシンが得られた
(収率61%)。この物質の融点、赤外線吸収スペク
トルおよび薄層クロマトグラフのRf値はリフン
ピシンの標品のそれらと一致した。
実施例 3
リフアマイシンS15gをジメチルアセトアミド
100mlに溶解し、これに蓚酸1.94gを加え、更に
これに4・4−ジメチル−1・3−オキサゾリジ
ン7.2gを加えて、50℃で3時間撹拌した。次い
で、1−アミノ−4−メチルピペラジン8.25gを
滴加した後、90℃で2時間撹拌した。次にこの反
応混合物を多量のクロロホルムで希釈してから、
2%酢酸水で洗浄した後、くりかえし水洗した。
次いで、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した後、減
圧下で溶媒を留去すると、赤色粉末状物質が残留
分として得られた。これをアセトンより再結晶す
ると、13.2gのリフアンピシンが得られた(収率
74.4%)。この物質の融点、赤外線吸収スペクト
ルおよび薄層クロマトグラフのRf値は、リフア
ンピシンの標品のそれらと一致した。
100mlに溶解し、これに蓚酸1.94gを加え、更に
これに4・4−ジメチル−1・3−オキサゾリジ
ン7.2gを加えて、50℃で3時間撹拌した。次い
で、1−アミノ−4−メチルピペラジン8.25gを
滴加した後、90℃で2時間撹拌した。次にこの反
応混合物を多量のクロロホルムで希釈してから、
2%酢酸水で洗浄した後、くりかえし水洗した。
次いで、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した後、減
圧下で溶媒を留去すると、赤色粉末状物質が残留
分として得られた。これをアセトンより再結晶す
ると、13.2gのリフアンピシンが得られた(収率
74.4%)。この物質の融点、赤外線吸収スペクト
ルおよび薄層クロマトグラフのRf値は、リフア
ンピシンの標品のそれらと一致した。
実施例 4
リフアマイシンS10gをジメチルホルムアミド
60mlに溶解し、これに蓚酸1.292gを加え、更に
1・3−オキサゾリジン3.46gを加えて、50℃で
3時間撹拌した。次いで、この反応混合物を氷水
浴中で冷却しつつこれに1−アムミノ−4−メチ
ルピペラジン5.46g滴下して加えて、90℃で3時
間撹拌した。次いで、この反応混合物を多量のク
ロロホルムで希釈してから、2%酢酸水で洗浄し
た後、くりかえし水洗した。次いで、無水硫酸ナ
トリウム上で乾燥した後、減圧下に溶媒を留去す
ると、赤色物質が残留する。これをアセトンより
再結晶すると、7.08gのリフアンピシンが得られ
た(収率59.8%)。この物質の融点、赤外線吸収
スペクトルおよび薄層クロマトグラスのRf値
は、リフアンピシンの標品のそれらと一致した。
60mlに溶解し、これに蓚酸1.292gを加え、更に
1・3−オキサゾリジン3.46gを加えて、50℃で
3時間撹拌した。次いで、この反応混合物を氷水
浴中で冷却しつつこれに1−アムミノ−4−メチ
ルピペラジン5.46g滴下して加えて、90℃で3時
間撹拌した。次いで、この反応混合物を多量のク
ロロホルムで希釈してから、2%酢酸水で洗浄し
た後、くりかえし水洗した。次いで、無水硫酸ナ
トリウム上で乾燥した後、減圧下に溶媒を留去す
ると、赤色物質が残留する。これをアセトンより
再結晶すると、7.08gのリフアンピシンが得られ
た(収率59.8%)。この物質の融点、赤外線吸収
スペクトルおよび薄層クロマトグラスのRf値
は、リフアンピシンの標品のそれらと一致した。
参考例 1
リフアマイシンS15gをジメチルホルムアミド
100mlに溶解し、これに蓚酸3.25gを加えて、更
に4.4−ジメチル−1・3−オキサゾリジン12g
を加えて、50℃で2時間撹拌した。この反応混合
物を多量のクロロホルムで希釈して、2%酢酸水
で洗浄した後、くりかえし水洗した。次いで、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥した後、減圧下で溶媒
を留去し、その残留分をクロロホルム−n−ヘキ
サンを用いて処理すると、青色粉末状物質28.7g
が得られた。このものの融点は185〜186.5℃であ
り、赤外線吸収スペクトルは、そのカルボニル領
域において1735、1670、1600cm-1(KBr)に特徴
的吸収線を示した。また、その紫外部吸収スペク
トルはメタノール中224、275(inf)、312、344
(inf)、445および590nmに極大吸収を示した。ま
た、この物質の薄層クロマトグラフにおける、R
f値は0.55(15%メタノール−クロロホルム)を
示した。
100mlに溶解し、これに蓚酸3.25gを加えて、更
に4.4−ジメチル−1・3−オキサゾリジン12g
を加えて、50℃で2時間撹拌した。この反応混合
物を多量のクロロホルムで希釈して、2%酢酸水
で洗浄した後、くりかえし水洗した。次いで、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥した後、減圧下で溶媒
を留去し、その残留分をクロロホルム−n−ヘキ
サンを用いて処理すると、青色粉末状物質28.7g
が得られた。このものの融点は185〜186.5℃であ
り、赤外線吸収スペクトルは、そのカルボニル領
域において1735、1670、1600cm-1(KBr)に特徴
的吸収線を示した。また、その紫外部吸収スペク
トルはメタノール中224、275(inf)、312、344
(inf)、445および590nmに極大吸収を示した。ま
た、この物質の薄層クロマトグラフにおける、R
f値は0.55(15%メタノール−クロロホルム)を
示した。
参考例 2
リフアマイシンS9gをジメチルホルムアミド
75mlに溶解し、これに蓚酸1.16gとパラホルムア
ルデヒド0.783gとを加え、更に4.4−ジメチル−
1・3−オキサゾリジン3.93gを加えて、50℃で
3時間撹拌した。その反応混合物を、多量のクロ
ロホルムで希釈し、2%酢酸水で洗浄した後、く
りかえし水洗した。次いで、無水硫酸ナトリウム
上で乾燥し、減圧下に溶媒を留去し、その残留分
をクロロホルム−n−ヘキサンを用いて処理する
と、9.24gの青色粉末物質が得られた。この物質
の融点、赤外線収スペクトル、紫外線吸収スペク
トルおよび薄層クロマトグラフのRf値は、参考
例1で得られた青色物質のそれらと一致した。
75mlに溶解し、これに蓚酸1.16gとパラホルムア
ルデヒド0.783gとを加え、更に4.4−ジメチル−
1・3−オキサゾリジン3.93gを加えて、50℃で
3時間撹拌した。その反応混合物を、多量のクロ
ロホルムで希釈し、2%酢酸水で洗浄した後、く
りかえし水洗した。次いで、無水硫酸ナトリウム
上で乾燥し、減圧下に溶媒を留去し、その残留分
をクロロホルム−n−ヘキサンを用いて処理する
と、9.24gの青色粉末物質が得られた。この物質
の融点、赤外線収スペクトル、紫外線吸収スペク
トルおよび薄層クロマトグラフのRf値は、参考
例1で得られた青色物質のそれらと一致した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 リフアマイシンSと一般式 (式中、Rは水素又は低級アルキル基を示す) で表わされる1・3−オキサゾリジン類とを、有
機酸の存在下に反応せしめ、次いでその反応生成
物と1−アミノ−4−メチルピペラジンとを反応
させることを特徴とするリフアンピシンの製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56135599A JPS5838287A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | リフアンピシンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56135599A JPS5838287A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | リフアンピシンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5838287A JPS5838287A (ja) | 1983-03-05 |
| JPS6241673B2 true JPS6241673B2 (ja) | 1987-09-03 |
Family
ID=15155581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56135599A Granted JPS5838287A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | リフアンピシンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838287A (ja) |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP56135599A patent/JPS5838287A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5838287A (ja) | 1983-03-05 |
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