JPS6242519B2 - - Google Patents

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JPS6242519B2
JPS6242519B2 JP55152167A JP15216780A JPS6242519B2 JP S6242519 B2 JPS6242519 B2 JP S6242519B2 JP 55152167 A JP55152167 A JP 55152167A JP 15216780 A JP15216780 A JP 15216780A JP S6242519 B2 JPS6242519 B2 JP S6242519B2
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JP
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circuit
keys
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JP55152167A
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Hiroshi Hirano
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6242519B2 publication Critical patent/JPS6242519B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電子楽器の自動伴奏装置に関し、特
にアルペジヨ演奏のような順次発音演奏を行なう
ものに関する。
一般にアルペジヨ演奏装置は、アツプモードあ
るいはターンモードなど、何通りかの順次発音態
様を選択的に実現し得るようになつている。従来
は、所望の順次発音態様を選択するためには電子
楽器のパネル面に設けられた選択スイツチを操作
しなければならなかつたため、鍵盤演奏中に順次
発音態様を変更するのは困難であつた。従つて、
自動アルペジヨ演奏が単調になりがちであつた。
特開昭55―57895号公報には、ワンフインガー
モードにおいて、ワンフインガー伴奏鍵の押鍵数
を検出し、この押鍵数に応じてアルペジヨの発音
パターンを切り換えることが示されている。しか
し、アルペジヨ発音パターンのために押圧した鍵
と発生されるアルペジヨ音との間には関連が無
く、ただ、ワンフインガーモードにおいて自動形
成される音がアルペジヨ発音されるだけであつ
た。そのため、発音可能な音に制限があるという
問題点がある。
順番に自動的に発生される音と押圧鍵との間に
関連があるものとしては、特開昭53―103721号公
報に示されたものがある。しかし、ここに開示さ
れたものは、ポルタメント効果を得るためのもの
であり、アルペジヨとは効果が全く異なる。ま
た、低音から高音に鍵が押し変えられたならば発
音態様は必ず低音から高音にしか順次変化せず、
高音から低音への発音変化パターンのように自由
な発音パターンを選択できるわけではない。同様
のものとして特開昭55―35376号公報に示された
ものがある。ここではグリサンド効果を実現する
ようにしている。これもポルタメント効果と同様
に、その効果故の必然性によつて、低音から高音
に鍵が押し変えられたならば、低音から高音に順
に音高が変化するようになつているにすぎない。
従つて、上述のような従来技術によつては、自
由に押圧した押鍵音を自動アルペジヨ演奏する場
合において鍵盤演奏中にアルペジヨ演奏のパター
ンを自由に変更することができるようにするとい
う課題に関して、何ら有効に示唆されるものはな
かつた。
この点に鑑みて、この発明の目的は、鍵盤演奏
中でも簡単に順次発音態様を切換制御し得るよう
にした電子楽器の自動伴奏装置を提供することに
ある。この目的は、アルペジヨのような伴奏演奏
のために押圧された鍵の押鍵順序(鍵の押し始め
の時間ずれ順序)を判別し、この順序に対応する
態様で各押圧鍵に対応する音を順次発音させるこ
とにより達成される。一実施例としては、アルペ
ジヨ演奏させるべき複数鍵を低音側から順に時間
的に幾分ずらして押圧した場合は、これらの押圧
鍵に対応する音を低音側から高音側に向けて順次
発音させることを繰返す「アツプモード」が自動
的に選択される。また、アルペジヨ演奏させるべ
き複数鍵を高音側から順に時間的に幾分ずらして
押圧した場合は、これらの押圧鍵に対応する音を
高音側から低音側に向けて順次発音させることを
繰返す「ダウンモード」が自動的に選択される。
また、アルペジヨ演奏させるべき複数鍵をほぼ同
時に押圧した場合は、これらの押圧鍵に対応する
音を低音側から高音側に向けて順次発音させた後
高音側から低音側に向けて順次発音させることを
繰返す「ターンモード」が自動的に選択される。
好適な実施例においては、すべての押圧鍵に関し
て押鍵順序が判別されるのではなく、1番目と2
番目の押圧鍵に関して押鍵順序が判別される。こ
れは、上述の3つのモード(アツプ,ダウン,タ
ーン)を区別するには、1番目と2番目の押圧鍵
の高低関係を調べるだけで十分であるからであ
る。
以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例
につき詳細に説明しよう。
第1図において、鍵盤部10は上鍵盤、下鍵盤
及びペダル鍵盤を具えており、そのうち下鍵盤が
アルペジヨ演奏のめに使用される。キーコーダ1
1は鍵盤部10で押圧されている鍵を検出し、そ
の押圧鍵を示すキーコードKCとその押圧鍵が所
属する鍵盤(上,下,またはペダル鍵盤)を示す
信号U,L,Pを出力する。チヤンネルプロセツ
サ12は、キーコーダ11から与えられたキーコ
ードKCを複数の発音チヤンネルのいずれかに割
当てる処理を行なう。トーンジエネレータ部13
は、各発音チヤンネルに割当てられたキーコード
KC*をチヤンネルプロセツサ12から受入れ、
これらのキーコードKC*に対応する音高の楽音
信号を発生する。
アルペジヨ装置14は、アルペジヨ演奏のため
に下鍵盤で押圧されている鍵に対応する音を所望
の態様で順番に繰返し発音させるためのもので、
これにより自動アルペジヨ演奏が実行される。押
鍵順序判別回路15は、アルペジヨ演奏のために
下鍵盤で押圧された鍵の押鍵順序を判別し、この
判別にもとづきアルペジヨ装置14における順次
発音の態様を自動的に制御する。一例としては、
アルペジヨ演奏させるべき複数鍵に対応する音を
低音側から高音側に向けて順次発音させることを
繰返す「アツプモード」(UP)、あるいは該複数
鍵に対応する音を高音側から低音側に向けて順次
発音させることを繰返す「ダウンモード」
(DOWN)、あるいは該複数鍵に対応する音を低
音側から高音側に向けて順次発音させた後高音側
から低音側に向けて順次発音させることを繰返す
「ターンモード」(TURN)、のいずれか1つを判
別した押鍵順序に応じてアルペジヨ装置14に対
して指示する。アルペジヨ装置14では、押鍵順
序判別回路15によつて指示されたモードに対応
する態様で順次発音制御を実行する。
アツプモード(UP)を選択するための具体的
な鍵盤演奏法としては、アルペジヨ演奏すべき所
望の複数鍵を下鍵盤において低音側から順に時間
的に幾分ずらして押し下げる。この場合、最高音
に相当する鍵が押し下げられたときは所望の複数
鍵すべてが同時に押圧されている状態となる。ダ
ウンモード(DOWN)を選択するための具体的
な鍵盤演奏法としては、所望の複数鍵を下鍵盤に
おいて高音側から順に時間的に幾分ずらして押し
下げる。この場合、最低音に相当する鍵が押し下
げられたときは所望の複数鍵すべてが同時に押圧
されている状態となる。すなわち、アツプモード
あるいはダウンモードの場合は、所望の複数鍵の
押し始めのタイミングを低音側から順にあるいは
高音側から順にずらすのである。ターンモード
(TURN)を選択するための具体的な鍵盤演奏法
としては、所望の複数鍵を下鍵盤においてほぼ同
時に押し下げる。尚、同時に押圧したつもりでも
微視的にみれば各鍵の押圧開始タイミングには若
干の時間ずれがあるのが普通である。このような
僅かな時間ずれを吸収するために押鍵順序判別回
路15内では適宜の待ち時間設定手段を設け、そ
こで設定された待ち時間内に押圧された鍵は同時
に押圧されたものとみなすようにしている。
次に第1図各部の詳細例について説明する。
キーコーダ11としては、例えば特開昭52−
23324号公報に示された技術思想に準じて構成す
ることができる。その場合、鍵盤部10の各鍵に
対応するキースイツチを、各音名に対応する複数
のノート配線NLと各鍵盤毎のオクターブに対応
する複数のブロツク配線BLとからマトリクス配
線の交点に夫々配列し、このノート配線NLとブ
ロツク配線BLとの間で各キースイツチを介在さ
せて信号を送受することにより押圧鍵を検出す
る。キーコーダ11では、第2図に示すような手
順で押圧鍵検出処理を行なう。第2図において、
押圧鍵検出処理の1サイクルは4つの状態(ステ
ートS0,S1,S2,S3)から成る。
ステートS0は、待機状態であり、このときキ
ーコーダ11内のすべての記憶内容がクリアされ
る。所定のキー走査クロツクパルスφAに従つて
ステートS0からS1に移行する。
ステートS1においては、キーコーダ11から
ノート配線NLを介して各キースイツチに信号
“1”を与える。その結果、オンしているキース
イツチを介してそのオンキースイツチが所属する
ブロツク配線BLに信号“1”が現われる。キー
コーダ11では、信号“1”が現われたブロツク
配線BLを記憶する。このステートS1の処理によ
り、押圧鍵が存在しているすべてのオクターブ音
域が検出される。ブロツク配線BLのいずれか1
つにでも“1”が現われた場合は、「AB=
“1”?」(ABはエニイブロツクの意味)という
判断がYESであり、クロツクパルスφAの発生タ
イミングに従つてステートS2に移る。「AB=
“1”?」がNOの場合は押圧鍵が存在しないこと
を意味し、クロツクパルスφAの発生タイミング
に従つてアルペジヨ処理信号ARPを形成し、そ
の後、ステートS0に戻る。
ステートS2においては、ステートS1において
記憶したブロツク配線BLの1つを選択し、その
1つのブロツク配線BLを介してそれに所属する
各キースイツチに対して信号“1”を与える。そ
の結果、その単一のブロツク配線BLに所属する
キースイツチのうちオンしているキースイツチ
(1乃至複数)を介してそのオン・キースイツチ
に対応するノート配線NL(1乃至複数)から
“1”が出力される。キーコーダ11では“1”
が現われたノート配線NLを記憶する。また、ス
テートS2においては、選択した単一のブロツク
配線BLに対応してオクターブコードOCをエンコ
ードすると共にそのブロツク配線BLが上鍵盤あ
るいは下鍵盤あいはペダル鍵盤のいずれに所属す
るものであるかに応じて鍵盤信号UまたはLまた
はPを形成する。
こうして、ステートS2においては、選択され
た単一のブロツク配線に所属するキースイツチの
うちオン・キースイツチの音名が検出される。ノ
ート配線NLのいずれか1つにでも“1”が現わ
れた場合は「AN=“1”?」(ANはエニイノート
の意味)という判断がYESであり、クロツクパ
ルスφAの発生タイミングに従つてステートS3に
移る。「AN=“1”?」がNOの場合は「AB=
“1”?」に戻る。
ステートS3においては、ステートS2において
記憶したノート配線NL(1乃至複数)の1つを
選択してその音名を示すノートコードNCをエン
コードする。そして、このノートコードNCは、
先のステートS2のときにエンコードしたオクタ
ーブコードOCと共にキーコードKCとしてキーコ
ーダ11から出力される。同時に、ステートS2
のときに形成された鍵盤信号U,L,またはPが
キーコーダ11から出力される。
1組のキーコードKC及び鍵盤信号U,Lまた
はPはクロツクパルスφAの1周期の間発生さ
れ、次のクロツクパルスφAの発生タイミングで
「AN=“1”?」の判断に戻る。YESの場合はス
テートS3の処理を再び行ない、今度は前回とは
別のノート配線NLを選択する。このステートS3
の繰返しにより、ステートS2において記憶され
たノート配線NL(1乃至複数)が順次選択さ
れ、その音名を示すノートコードNCとオクター
ブコードOCとの組合せから成るキーコード(す
なわち押圧鍵を示すキーコード)KC及びそれに
対応する鍵盤信号U,LまたはPが順次出力され
る。
ステートS2において記憶されたノート配線NL
が上述のステートS3の繰返しによりすべて選択
され尽すと、「AN=“1”?」がNOとなり、「AB
=“1”?」に戻る。先のステートS2において選
択したブロツク配線BLとは別のブロツク配線が
先のステートS1において記憶されていたなら
ば、「AB=“1”?」はまだYESであり、ステー
トS2に移る。今回のステートS2では先に選択し
たものとは別のブロツク配線BLを選択する。そ
の後、「AN=“1”?」がNOとなるまでステート
S3を繰返し、今回選択したブロツク配線BLに所
属する押圧鍵のキーコードKCとその鍵盤信号
U,LまたはPを順次出力する。こうして、「AB
=“1”?」がNOとなるまでステートS2とS3の
処理を繰返す。鍵盤部10におけるすべての押圧
鍵のキーコードKC(及びその鍵盤信号U,L,
P)を一通り順次出力し終えると、「AB=
“1”?」はNOとなり、アルペジヨ処理信号
ARPを出力した後ステートS0に戻る。
例えば、上鍵盤でC4の鍵が押圧され、下鍵盤
でG3とC4とE4の鍵が押圧され、ペダル鍵盤
でG2の鍵が押圧されているとすると、ステート
S0〜S3は第3図のように変還し、これに伴ない
キーコードKC及び鍵盤信号U,L,P及びアル
ペジヨ処理信号ARPが同図のように出力され
る。尚、上鍵盤,下鍵盤,ペダル鍵盤の順にかつ
高音順に走査するものとし、かつ、E4とC4は
同ブロツク、G3は別ブロツクであるとする。ス
テートS0から次のステートS0の直前までが押圧
鍵検出処理の1サイクルであり、そのサイクル時
間は押圧鍵の数に応じて変動する。
第1図において、トーンジエネレータ部13は
16個の楽音発生チヤンネルを具えている。その内
訳は、上鍵盤音専用として7チヤンネル、下鍵盤
音専用として7チヤンネル、ペダル鍵盤音専用と
して1チヤンネル、自動アルペジヨ音専用として
1チヤンネルである。チヤンネルプロセツサ12
は、キーコーダ11から与えられるキーコード
KCを、該キーコードKCと共に与えられる鍵盤信
号U,L,Pの内容に応じて上鍵盤音専用チヤン
ネルグループあるいは下鍵盤音専用チヤンネルグ
ループあるいはペダル鍵盤音専用チヤンネルのい
ずれか1つのチヤンネルに割当てる。また、キー
コーダ11からアルペジヨ処理信号ARPが出力
されているときは、アルペジヨ装置14から出力
されるアルペジヨ音を示すキーコードAKCを自
動アルペジヨ音専用チヤンネルに割当てる。
この例においては、アルペジヨ装置14とし
て、特開昭54−39621号公報に示されたような公
知の装置を用いるものとしている。すなわち、ア
ルペジヨ装置14は、自動アルペジヨ音の順次発
音態様を示す4ビツトのデータから成るアルペジ
ヨパターンデータAP1〜AP4を発生するパターン
ジエネレータ16と、このパターンデータAP1〜
AP4に従つて下鍵盤押圧鍵に対応する音を順次発
音させる自動アルペジヨ回路17とを具えてい
る。自動アルペジヨ回路17は、チヤンネルプロ
セツサ12から出力される各チヤンネルに割当て
済みのキーコードKC*を受入れ、そのうち下鍵
盤音専用チヤンネルに割当てられているキーコー
ドKC*を選択する。そのために、下鍵盤音専用
チヤンネルに割当てられているキーコードKC*
がチヤンネルプロセツサ12から出力されるとき
に、該キーコードKC*に対応する鍵が押圧中で
ある場合は下鍵盤キーオン信号LKO(“1”)が
チヤンネルプロセツサ12から自動アルペジヨ回
路17に与えられる。そして、自動アルペジヨ回
路17では、下鍵盤キーオン信号LKOに同期し
て与えられたキーコードKC*のみを下鍵盤押圧
鍵のキーコードとして選択する。更に、自動アル
ペジヨ回路17では、上述のようにして選択した
下鍵盤押圧鍵のキーコードKC*のうち、アルペ
ジヨパターンデータAP1〜AP4によつて指示され
た順位の1つのキーコードを選択し、そのノート
コード部分(NC)に対して該パターンデータ
AP1〜AP4にもとづいて定まるオクターブコード
(OC)を付加して1つのアルペジヨ音キーコード
AKCを作成する。アルペジヨパターンデータ
AP1〜AP4は、アルペジヨ音として発音すべき音
の順位を示す4ビツトの2進データであり、アル
ペジヨ音を発音すべきタイミングにおいて発生さ
れる。例えば、下鍵盤押圧鍵(アルペジヨ演奏す
べき複数鍵)のうち最低音を1拍目のタイミング
で発音し、2番目に低い音を3拍目のタイミング
で発音し、3番目に低い音を4拍目のタイミング
で発音する場合は、アルペジヨパターンデータ
AP1〜AP4として1拍目のタイミングで“0001”
(10進の1)が発生し、3拍目のタイミングで
“0010”(10進の2)が発生し、4拍目のタイミン
グで“0011”(10進の3)が発生される。このア
ルペジヨパターンデータAP1〜AP4の発生タイミ
ング及びその値を任意に設定することにより、任
意のアルペジヨパターン(順次発音態様)を構成
することができる。パターンジエネレータ16で
は複数のアルペジヨパターンの選択的発生が可能
であり、そのうち1つのパターンが後述のように
して選択され、そのパターンを構成するパターン
データAP1〜AP4が所定のタイミングで出力され
る。自動アルペジヨ回路17において作成された
アルペジヨ音キーコードAKCは、キーコーダ1
1からアルペジヨ処理信号ARPが与えられたと
きに該回路17から出力される。そして、チヤン
ネルプロセツサ12において、このアルペジヨ音
キーコードAKCが自動アルペジヨ音専用チヤン
ネルに割当てられる。トーンジエネレータ部13
では、自動アルペジヨ音専用チヤンネルに割当て
られたキーコードKC*(AKC)に対応する音高
の楽音信号をアルペジヨ演奏のために設定されて
いる適宜の音色で発生する。
押鍵順序判別回路15は、アルペジヨ演奏のた
めに押圧された鍵の押鍵順序を判別するために、
キーコードKC及び下鍵盤信号L及びステートS0
を示す信号ST0をキーコーダ11から受入れる。
第4図に詳細を示す押鍵順序判別回路15におい
て、キーコーダ11から与えられたキーコード
KCはゲート18に入力され、下鍵盤信号Lは該
ゲート18の制御入力(EN)に与えられる。こ
のゲート18において、下鍵盤信号Lが“1”の
ときのキーコードKCすなわち下鍵盤押圧鍵のキ
ーコードLKKCが選択される。この下鍵盤押圧鍵
のキーコードLKKCにもとづいて、順序検出回路
19では下鍵盤における押圧鍵の押鍵順序を検出
する。方向判別回路20では順序検出回路19で
検出した順序にもとづいて押鍵方向を判別し、こ
の押鍵方向に対応して順次発音態様としてアツプ
モード(UP)あるいはダウンモード(DOWN)
あるいはターンモード(TURN)を指示する。
ここでいう押鍵順序とは鍵の押し始めの順序で
ある。そこで、鍵の押し始め以前の状態、すなわ
ち下鍵盤で鍵が何も押圧されていない状態を検出
するために、下鍵盤オールキーオフ検出回路21
が設けられている。キーコーダ11(第1図)に
おけるステートS0を示す信号ST0はこの下鍵盤オ
ールキーオフ検出回路21の微分回路22に入力
される。微分回路22では、キー走査クロツクパ
ルスφAよりも高速のシステムクロツクパルスφ
に従つて信号ST0の立上りが微分され、該パルス
φの1周期と同じ時間幅(これを1ビツトタイム
という)の短パルスST0′が信号ST0の立上り時
に対応して該回路22から出力される。この微分
回路22の出力(ST0′)は遅延フリツプフロツ
プ23で1ビツトタイム遅延された後、フリツプ
フロツプ24のリセツト入力(R)に加えられ
る。フリツプフロツプ24のセツト入力(S)に
は、オア回路25から下鍵盤エニイキーオン信号
LKAKOが入力される。オア回路25にはゲート
18の出力(LKKC)が入力される。該ゲート1
8で何らかの下鍵盤押圧鍵を示すキーコード
LKKCが選択された場合、該オア回路25の出力
(LKAKO)が“1”となる。すなわち、何らか
の下鍵盤押圧鍵が検出されたとき下鍵盤エニイキ
ーオン信号LKAKOが“1”となる。この信号
LKAKOはフリツプフロツプ26のセツト入力
(S)にも加わる。フリツプフロツプ26のリセ
ツト入力(R)にはアンド回路27の出力が加え
られる。アンド回路27には微分回路22の出力
(ST0′)及びフリツプフロツプ24の反転出力
が加えられる。
下鍵盤で何らかの鍵が押圧されている場合は、
キーコーダ11(第1図)における押圧鍵検出処
理1サイクルの間(ステートS0から次のステー
トS0までの間)に少くとも1度は下鍵盤エニイ
キーオン信号LKAKOが“1”となり、これによ
りフリツプフロツプ24及び26がセツトされ
る。従つて、ステートS0を示す信号ST0の立上り
時に1ビツトタイム幅のパルスST0′が出力され
るとき、フリツプフロツプ24の反転出力は
“0”であり、アンド回路27の条件は成立しな
い。その1ビツトタイム後に遅延フリツプフロツ
プ23の出力によりフリツプフロツプ24がリセ
ツトされることによりその反転出力が“1”と
なるが、そのときは微分回路22の出力パルス
ST0′が消滅するのでアンド回路27の条件は成
立しない。従つて、フリツプフロツプ26はリセ
ツトされることなく、常にセツト状態に置かれ
る。このフリツプフロツプ26の反転出力が下
鍵盤オールキーオフ信号LKOFFとして利用され
る。セツト状態の場合、反転出力は“0”であ
り、従つて信号LKOFFは“0”である。これは
下鍵盤で何らかの鍵が押圧されていることを示し
ている。
下鍵盤で何も鍵が押圧されていない場合は、キ
ーコーダ11(第1図)における押圧鍵検出処理
1サイクルの間において下鍵盤エニイキーオン信
号LKAKOは1度も発生されない。下鍵盤ですべ
ての鍵が離された直後のパルスSTO′のタイミン
グにおいてはフリツプフロツプ24はまだセツト
状態となつており、アンド回路27の条件は成立
しない。その1ビツトタイム後にフリツプフロツ
プ24がリセツトされる。押圧鍵検出処理1サイ
クルの間に下鍵盤エニイキーオン信号LKAKOが
1度も発生されないことにより、フリツプフロツ
プ24がリセツト状態のまま次のステートS0を
むかえる。今度は、パルスST0′のタイミングに
おいてフリツプフロツプ24はリセツト状態とな
つているため、アンド回路27の条件が成立し、
該アンド回路27の出力“1”によりフリツプフ
ロツプ26がリセツトされる。これにより、下鍵
盤オールキーオフ信号LKOFFが“1”に立上
る。これは、下鍵盤で何も鍵が押圧されていない
ことを示す。
下鍵盤オールキーオフ信号LKOFFは、順序検
出回路19内のラツチ回路28及び29のリセツ
ト入力R並びに方向判別回路20内の押鍵数カウ
ンタ30及び待ち時間設定用カウンタ31及びラ
ツチ回路32のリセツト入力Rに夫々加えられ
る。ラツチ回路28及び29はゲート18を介し
て与えられる下鍵盤押圧鍵のキーコードLKKCを
押鍵順序に従つて順送りに記憶するための回路で
ある。押鍵数カウンタ30は、下鍵盤押圧鍵の数
を早く押圧されたものから順にカウントするため
のものである。待ち時間設定用カウンタ31は、
同時押鍵とみなす短かい時間(待ち時間)を計時
するためのものである。ラツチ回路32は、押鍵
順序判別の結果得られるアツプモード信号UPあ
るいはダウンモード信号DOWNあるいはターン
モード信号TURNをラツチするための回路であ
る。
下鍵盤で何も鍵が押圧されていないときは信号
LKOFFによつて上記ラツチ回路28,29,3
2、カウンタ30,31がすべてリセツトされて
いる。下鍵盤で最初の鍵が押圧されたとき、その
押圧鍵に対応するキーコードKCがキーコーダ1
1(第1図)から出力され、かつそのキーコード
KCがゲート18において下鍵盤押圧鍵キーコー
ドLKKCとして選択出力される。これによりオア
回路25から出力される下鍵盤エニイキーオン信
号LKAKOが“1”となり、フリツプフロツプ2
6がセツトされ、下鍵盤オールキーオフ信号
LKOFFが“0”に立下る。従つて、下鍵盤の押
鍵状態が、何も鍵が押圧されていない状態から何
らかの鍵が押圧されている状態に変化したときす
なわち最初の鍵が押圧されたとき、各ラツチ回路
28,29,32、及びカウンタ30,31のリ
セツトが解除され、それらが動作可能となる。
ゲート18から出力された下鍵盤押圧鍵のキー
コードLKKCはラツチ回路28に入力されると共
に比較器33及び34の一方入力Aに入力され
る。比較器33及び34の他の入力Bにはラツチ
回路28及び29の出力が夫々加えられる。比較
器33及び34は2つの入力A,Bのデータが不
一致のとき出力1,2として“1”を出力
し、一致のとき“0”を出力する。最初のキーコ
ードLKKCが現われたとき、その直前までのリセ
ツトによつて両ラツチ回路28及び29の出力は
0であり、両比較器33及び34の出力1及び
2は共に“1”となる。この出力1,2は
アンド回路35に入力される。アンド回路35の
他の入力にはオア回路25から下鍵盤エニイキー
オン信号LKAKOが入力される。従つて、ゲート
18から最初のキーコードLKKCが出力されたと
きアンド回路35の条件が成立し、該アンド回路
35から“1”が出力される。微分回路36はア
ンド回路35の出力が“1”に立上つたとき、1
ビツトタイム幅のパルスLS1を出力する。このパ
ルスLS1はラツチ回路28及び29のロード制御
入力LDに加えられると共に、アンド回路37を
介して押鍵数カウンタ30のカウント入力Tに与
えられる。ラツチ回路29はパルスLS1の立上り
のタイミングでラツチ回路28の出力データを取
り込み、ラツチ回路28はパルスLS1の立下りの
タイミングでゲート18の出力キーコードLKKC
を取り込むものとする。
押鍵数カウンタ30は2ビツトのバイナリカウ
ンタであり、1ビツト目の反転出力1と2ビツ
ト目の出力Q2とがアンド回路38に入力され
る。アンド回路38は、カウンタ30のカウント
値Q2,Q1が“10”(10進数の2)のとき“1”
を出力し、それ以外のときは“0”を出力する。
アンド回路38の出力がインバータ39で反転さ
れてアンド回路37の他の入力に加わる。最初の
キーコードLKKCに対応するパルスLS1が微分回
路36から出力されるとき、カウンタ30のカウ
ント値は0であり、アンド回路38の出力が
“0”、インバータ39の出力が“1”であること
によりアンド回路37が動作可能となつており、
該パルスLS1に応答してカウンタ30が1カウン
トアツプされる。
第5図aに示すように下鍵盤で鍵C2,E2,
G2の順で押し始め時点をずらして3鍵が押圧さ
れたとする。この場合における第4図の回路の動
作例を第5図bに示す。最初のキーコードLKKC
が現われたときの第4図の回路の動作は上述した
通りであるが、これは第5図bでは時点t1付近
に示されている。第5図bの時点t1において、
下鍵盤押圧鍵キーコードLKKCとして鍵C2を示
すキーコードが初めてゲート18から出力された
とすると、前述の通り下鍵盤オールキーオフ信号
LKOFFが直ちに“0”に立下る。そして、前述
の通り、鍵C2のキーコードLKKCの立上りに対
応してアンド回路35から“1”が出力され、こ
れに対応して微分回路36からパルスLS1が出力
される。パルスLS1の立上りに応答してラツチ回
路29にはラツチ回路28の出力(この場合は
0)が取り込まれる。その直後に、パルスLS1の
立下りに応答して下鍵盤押圧鍵C2のキーコード
LKKCがラツチ回路28に取込まれる。また、パ
ルスLS1によつて押鍵数カウンタ30が1カウン
トアツプされ、そのカウント内容は10進数の
「1」となる。以下、第5図aのように鍵が押圧
されたと仮定して第4図の回路の説明を続ける。
鍵押圧が持続されている場合は、キーコーダ1
1(第1図)から該押圧鍵のキーコードKCが押
圧鍵検出処理サイクル毎に繰返し出力される。従
つて、上述の1番目の押圧鍵C2のキーコード
KCもキーコーダ11から繰返し出力され、下鍵
盤押圧鍵キーコードLKKCとして鍵C2のキーコ
ードが繰返し現われる。しかし、第4図の順序検
出回路19及び方向判別回路20は、該押圧鍵C
2のキーコードLKKCが最初に(第5図bの時点
t1において)現われたときだけ上述のように応
答するが、2回目以降は応答しない。何故なら
ば、第5図bの時点t2に示すように2回目以降
に押圧鍵C2のキーコードLKKCが現われるとき
は、すでにラツチ回路28に該押圧鍵C2のキー
コードがラツチされている。従つて、比較器33
の両入力A,Bが一致し、その不一致出力1が
“0”となり、アンド回路35の条件が成立しな
い。従つて、ラツチ回路28及び29並びにカウ
ンタ30の状態は変化しない。
2番目に押圧された鍵E2のキーコードLKKC
が第5図bの時点t3において最初に現われたと
き、ラツチ回路28からは1番目の押圧鍵C2の
キーコードが出力されており、ラツチ回路29か
らは0が出力されている。従つて比較器33及び
34の出力EQ1及びEQ2は共に“1”となり、ア
ンド回路35の条件が成立する。アンド回路35
の出力“1”にもとづき微分回路36からパルス
LS1が出力される。このパルスLS1にもとづいて
ラツチ回路29にはラツチ回路28から出力され
ている1番目の押圧鍵C2のキーコードが取り込
まれ、ラツチ回路28にはゲート18から出力さ
れている2番目の押圧鍵E2のキーコードが取り
込まれる。また、押鍵数カウンタ30が更に1カ
ウントアツプされ、そのカウント値が10進数の
「2」となる。
方向判別回路20において、比較器40は、低
音から高音に向つて鍵が順に押圧されたか、ある
いは高音から低音に向つて鍵が順に押圧されたか
を判断するために使用される。この比較器40の
A入力にはラツチ回路28の出力が加えられ、B
入力にはラツチ回路29の出力が加えられる。比
較器40はA入力とB入力に加わるデータ(キー
コード)の大小を比較し、A>Bのときアンド回
路41に対して“1”を出力し、A<Bのときア
ンド回路42に対して“1”を出力する。1番目
の押圧鍵(第5図の例ではC2)のキーコードが
ラツチ回路29にラツチされ、2番目の押圧鍵
(第5図の例ではE2)のキーコードがラツチ回
路28にラツチされているとき、両キーコードの
大小(すなわち両押圧鍵の音高の高低)に応じ
て、A>BまたはA<Bのどちらか一方の条件が
比較器40で成立する。この実施例では、第1図
のキーコーダ11において高音側のキーコード
KCほど大きな値にエンコードされるものとす
る。従つて、2番目に押圧された鍵が1番目に押
圧された鍵よりも高い場合は比較器40において
「A>B」が成立し、低い場合は「A<B」が成
立する。
アンド回路41及び42の他の入力にはナンド
回路44の出力をインバータ43で反転したもの
が与えられる。ナンド回路44には待ち時間設定
用カウンタ31のnビツトの出力Q1〜Qnがすべ
て入力される。カウンタ31のカウント入力Tに
はアンド回路45を介してクロツクパルスφが入
力される。1番目の鍵が押圧されたときに前述の
ように下鍵盤オールキーオフ信号LKOFFが
“0”に立下ることにより該カウンタ31のリセ
ツトが解除され、そのときからクロツクパルスφ
のカウントを開始する。カウンタ31の全ビツト
Q1〜Qnが“1”となると、ナンド回路44の出
力が“0”となり、アンド回路45が動作不能と
なつて該カウンタ31のカウントが停止する。従
つて、1番目の鍵が押圧されたときからカウンタ
31の全ビツトQ1〜Qnが“1”となる直前まで
の間(クロツクパルスφの周期と2n―1の積に
相当する時間)ナンド回路44の出力は“1”で
あり、それ以後は“0”となる。1番目の鍵が押
圧されたときからナンド回路44の出力が“0”
に立下る直前までの時間を「待ち時間」といい、
この待ち時間中に2番目の鍵が押圧された場合は
1番目と2番目の鍵が同時に押圧されたと見なさ
れる。従つて、この待ち時間は、人間によつてほ
ぼ同時と知覚される程度の時間(例えば数
10ms)に設定する。
アンド回路41及び42の出力及びナンド回路
44の出力はラツチ回路32に入力される。押鍵
数カウンタ30のカウント値が10進数の「2」に
なつたときアンド回路38の条件が成立し、該ア
ンド回路38から微分回路46に“1”が加えら
れる。微分回路46は、アンド回路38の出力が
“1”に立上つたときすなわち押鍵数カウンタ3
0のカウント値が10進数の「2」に変わつた瞬間
に1ビツトタイム幅のパルスを出力する。このパ
ルスは遅延回路47で数ビツトタイム遅延された
後、ラツチ回路32のロード制御入力LDに供給
される。従つて、2番目の押圧鍵のキーコード
LKKCがゲート18から初めて出力されたときか
ら数ビツトタイム後に遅延回路47からラツチ回
路32にロードパルスLS2が与えられる。第5図
bの例では時点t3において押鍵数カウンタ30
のカウント値が「2」に立上つたときから数ビツ
トタイム後にロードパルスLS2が発生することが
示されている。ロードパルスLS2の発生タイミン
グを遅延回路47によつて数ビツトタイム遅らせ
た理由は、ラツチ回路28及び29におけるデー
タの書換え動作が確実に完了するのを待ち、比較
器40における1番目と2番目の押圧鍵の正確な
比較結果をラツチ回路32にラツチするためであ
る。
ラツチ回路32は3ビツトのラツチ位置を有
し、アンド回路41の出力をラツチしたデータは
アツプモード信号UPとして、またアンド回路4
2の出力をラツチしたデータはダウンモード信号
DOWNとして、またナンド回路44の出力をラ
ツチしたデータはターンモード信号TURNとし
て、アルペジヨ装置14に夫々送出される。
第5図bの例では、3番目の押圧鍵E2が押圧
される以前に待ち時間設定用カウンタ31による
待ち時間計数が終了し、時点t3においてナンド
回路44の出力は“0”となつている(第5図b
のナンド44の欄参照)。ラツチ回路32にロー
ドパルスLS2が与えられるとき、ラツチ回路28
には2番目の押圧鍵E2のキーコードがラツチさ
れており、ラツチ回路29には1番目の押圧鍵C
2のキーコードがラツチされているので、比較器
40ではA>Bが成立している。従つて、ロード
パルスLS2のタイミングでアンド回路41の出力
信号“1”、アンド回路42の出力信号“0”、ナ
ンド回路44の出力信号“0”がラツチ回路32
に夫々取り込まれる。これにより、ラツ回路32
から出力されるアツプモード信号UPが“1”、ダ
ウンモード信号DOWNが“0”、ターンモード信
号TURNが“0”、となり、アルペジヨ装置14
内のパターンジエネレータ16に対してアツプモ
ードUPを指示する。押鍵数カウンタ30のカウ
ント値が10進数の「2」になると、アンド回路3
8の出力が“1”、インバータ39の出力が
“0”となることによりアンド回路37が動作不
能となり、該カウンタ30はカウント値を「2」
に保持したままカウント動作を停止する。従つ
て、それ以後は微分回路36からパルスLS1が如
何に発生されようとも、あるいはラツチ回路28
及び29のラツチ内容が如何に変わろうとも、ロ
ードパルスLS2は発生されず、ラツチ回路32の
内容UP,DOWN,TURNは変化しない。こうし
て、1番目と2番目の押圧鍵にもとづいて1つの
順次発音態様(UP,DOWN,TURNのいずれ
か)が一旦定まると、以後は鍵がすべて離される
まで(下鍵盤オールキーオフ信号LKOFFによつ
てラツチ回路32等がリセツトされるまで)その
態様を保持する。
第6図aに示されるように高音から順に鍵G
2,E2,C2が押圧された場合は、ラツチ回路
28及び29にラツチされるキーコードは第6図
bのように変化する。2番目の押圧鍵E2にもと
づいてロードパルスLS2がラツチ回路32に与え
られるとき、ラツチ回路28には2番目の押圧鍵
E2のキーコードがラツチされており、ラツチ回
路29には1番目の押圧鍵G2のキーコードがラ
ツチされている。従つて、比較器40ではA<B
が成立する。このとき待ち時間が既に終了してい
るとすると、アンド回路41の出力A>Bが
“0”、アンド回路42の出力A<Bが“1”、ナ
ンド回路44の出力が“0”であり、これらがラ
ツチ回路32にラツチされる。従つて、ラツチ回
路32の出力は、アツプモード信号UPが“0”、
ダウンモード信号DOWNが“1”、ターンモード
信号TURNが“0”となり、ダウンモード
DOWNを指示する。
1番目の押圧鍵と2番目の押圧鍵がほぼ同時に
押圧された場合は、2番目の押圧鍵に対応してロ
ードパルスLS2がラツチ回路32に与えられると
き、待ち時間設定用カウンタ31ではまだ待ち時
間の計時を終了していず、ナンド回路44は
“1”を出力している。従つて、インバータ43
の出力は“0”であり、比較器40の出力A>B
及びA<Bはアンド回路41及び42で阻止され
る。これにより、アンド回路41の出力信号
“0”、アンド回路42の出力信号“0”、ナンド
回路44の出力信号“1”がラツチ回路32に
夫々ラツチされ、アツプモード信号UPが“0”、
ダウンモード信号DOWNが“0”、ターンモード
信号TURNが“1”となり、ターンモードTURN
をを指示する。
一例として、パターンジエネレータ16は第4
図に示すようにアルペジヨパターンメモリ48を
含んでいる。アルペジヨパターンメモリ48には
複数のアルペジヨパターンが予じめ記憶されてい
る。リズム選択スイツチ49は演奏しようとする
曲のリズム種類を選択するためのものであり、こ
のスイツチ49によるリズム選択に連動してアル
ペジヨパターンメモリ48において該リズムに対
応する所定のアルペジヨパターンが選択される。
リズム選択スイツチ49により選択されるアルペ
ジヨパターンは、アツプモードUP、ダウンモー
ドDOWN及びターンモードTURNの3種類のバ
リエーシヨンモードに対応する3つのパターンか
ら成り、押鍵順序判別回路15から与えられるモ
ード信号UP,DOWN,TURNに応じてそのうち
1つのパターンが更に選択される。テンポカウン
タ50は可変型のテンポクロツク発振器51から
与えられるテンポクロツクパルスをカウントし、
そのカウント内容に応じてアルペジヨパターンメ
モリ48からアルペジヨパターンデータAP1〜
AP4を読み出す。すなわち、リズム選択スイツチ
49及びモード信号UP,DOWN,TURNによつ
て選択された1つのアルペジヨパターンを構成す
る1組のアルペジヨパターンデータAP1〜AP4が
テンポカウンタ50の出力にもとづいてメモリ4
8から読み出される。1つのアルペジヨパターン
はアルペジヨ演奏の1フレーズにおける各発音タ
イミングに対応してアルペジヨパターンデータ
AP1〜AP4を夫々具備しており、テンポカウンタ
50によつて或る発音タイミングが指示されると
そのタイミングに対応する1つのデータAP1〜
AP4がメモリ48から読み出される。
比較的単純なアルペジヨ演奏を実現するアルペ
ジヨパターン(データAP1〜AP4)の一例を第7
図に示す。第7図には、アルペジヨ演奏の繰返し
1フレーズが4分の3拍子(または8分の6拍
子)のリズムの1小節に相当する例が示されてい
る。各発音タイミングTa1乃至Ta6は8分音符の
長さに対応するものとする。第7図bのUP,
DOWN,TURNの欄に示された数字1〜6は、
アツプモードUP、ダウンモードDOWN及びター
ンモードTURNのパターンを構成する1組のデー
タAP1〜AP4を夫々10進数で表わしたものであ
る。例えばアツプモードUPの場合は、最初の発
音タイミングTa1で10進数の「1」に相当するデ
ータAP1〜AP4が発生され、以後の順次発音タイ
ミングTa2,Ta3…Ta6では10進数の「2」,
「3」…「6」に相当するデータAP1〜AP4が順
次発生されることを第7図は示している。これに
準じて、ダウンモードDOWN及びターンモード
TURNにおけるデータAP1〜AP4の発生態様も第
7図から容易に理解できるであろう。
自動アルペジヨ回路17(第1図)では、デー
タAP1〜AP4が0以外の何らかの値になつたとき
(すなわちアルペジヨ発音タイミングが到来した
とき)、下鍵盤押圧鍵に対応する音名の数(1乃
至複数)を低音から順に数えていき、その数がデ
ータAP1〜AP4と同じ値になつたときの該下鍵盤
押圧鍵の音名を今回発音すべきアルペジヨ音の音
名として選択する。下鍵盤押圧鍵に対応する音名
の数がデータAP1〜AP4の値よりも少ない場合
は、押圧鍵の音名数を1通り数え終つた後再び最
低音の音名に戻つて計数を続行し、その計数値が
データAP1〜AP4の値に一致するまで繰返し数え
る。発音すべきアルペジヨ音のオクターブ音域
は、原則として所定のアルペジヨ最低オクターブ
(例えばC2〜B2)とし、押圧鍵の音名数を1
通り数え終る毎に1オクターブづつアツプするも
のとする。そのようにして定まるオクターブ音域
を示すオクターブコードと前記のようにして選択
された音名を示すノートコードとから成るキーコ
ードがアルペジヨ音キーコードAKCとして自動
アルペジヨ回路17から出力される。
第7図cには、下鍵盤押圧鍵の音名がC,E,
Gのときに同図bのパターンに従つて発音される
アルペジヨ音が各モードUP,DOWN,TURN毎
に示されている。データAP1〜AP4の値が押圧鍵
の音名数(この場合は3)以下の場合は、所定の
アルペジヨ最低オクターブで各アルペジヨ音C
2,E2,G2が発生される。データAP1〜AP4
の値が「4」,「5」あるいは「6」の場合は、そ
の1オクターブ上の音域で各アルペジヨ音C3,
E3,G3が発生される。第7図cから明らかな
ように、アツプモードUPのときは下鍵盤押圧鍵
に対応する音C2,E2,G2,C3,E3,G
3が低音から高音に向けて順次発音される。ま
た、ダウンモードDOWNのときは下鍵盤押圧鍵
に対応する音G3,E3,C3,G2,E2,C
2が高音から低音に向けて順次発音される。ま
た、ターンモードTURNのときは下鍵盤押圧鍵に
対応する音C2,E2,G2,C3,G2,E2
が低音から高音に向けて順次発音された後高音か
ら低音に向けて順次発音される。
尚、上記ではアルペジヨ装置14として特開昭
54−39621号公報に示されたような自動アルペジ
ヨ装置を用いるものとして説明しているが、その
他の如何なる方式の自動アルペジヨ装置を用いる
電子楽器においてもこの発明を適用することがで
きる。すなわち、自動アルペジヨ装置に関連して
従来設けられていた順次発音モード選択スイツチ
の代わりに押鍵順序判別回路15に相当する回路
を設けることによりこの発明を実施することがで
きる。
また、上記実施例において押鍵順序判別回路1
5は特開昭52−23324号公報に示されたようなキ
ーコーダ11の出力にもとづいて押鍵順序を判別
するようにしているが、これに限らず他の如何な
る方式の押鍵検出回路を使用する電子楽器におい
てもこの発明を適用することができる。その場
合、押鍵順序判別回路は、押鍵検出回路から出力
される押鍵情報の形式に応じて必要な設計変更が
施されることは勿論である。
また、アルペジヨ装置14に限らず、グリサン
ド等の順次発音演奏を自動的に実行するものにお
いてもこの発明を適用することができる。
また、上記実施例では低音側から高音側に向つ
て押鍵した場合は低音側から高音側に向うアツプ
モードUPを選択し、その逆に押鍵した場合はダ
ウンモードDOWNを選択し、ほぼ同時に押鍵し
た場合はターンモードTURNを選択しているが、
押鍵方向と順次発音モードとの関係はこれに限定
されずに任意に定めることができる。また、押鍵
操作によつて選択可能なモードの種類も上記3種
類に限らず、任意に定めることができる。
以上説明したようにこの発明によれば、順次発
音させるべき複数鍵の押し始めの態様を適宜変え
ることにより順次発音態様を切換えることができ
るので鍵盤演奏中でも極めて簡単に順次発音態様
を切換制御することができるようになるという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した電子楽
器の全体構成を略示するブロツク図、第2図は第
1図のキーコーダにおける押圧鍵検出処理手順の
一例を示すフローチヤート、第3図は第2図の手
順に従つてキーコーダにおいて実行される押圧鍵
検出動作の一具体例を示すタイミングチヤート、
第4図は第1図の押鍵順序判別回路及びパターン
ジエネレータの一実施例を示すブロツク図、第5
図aはアツプモードを選択する場合の押鍵法の一
例を示すタイミングチヤート、第5図bは同図a
のように押鍵された場合における第4図各回路の
動作例を示すタイミングチヤート、第6図aはダ
ウンモードを選択する場合の押鍵法の一例を示す
タイミングチヤート、第6図bは同図aのように
押鍵された場合における第4図要部回路の動作例
を示すタイミングチヤート、第7図aは自動アル
ペジヨ音の発音タイミングの一例を示す図、同図
bはその発音タイミングに対応して発生されるア
ルペジヨパターンデータの一例をアツプモード及
びダウンモード及びターンモードの各々につき示
す図、同図cはアルペジヨ演奏のために押圧され
た鍵の音名がC,E,及びGのときに同図bのパ
ターンデータにもとづいて発音されるアルペジヨ
音の一例を各モード毎に示す図、である。 10……鍵盤部、11……キーコーダ、12…
…チヤンネルプロセツサ、13……トーンジエネ
レータ部、14……アルペジヨ装置(順次発音装
置)、15……押鍵順序判別回路、16……パタ
ーンジエネレータ、17……自動アルペジヨ回
路、19……順序検出回路、20……方向判別回
路、21……下鍵盤オールキーオフ検出回路、3
0……押鍵数カウンタ、31……待ち時間設定用
カウンタ、33,34,40……比較器、48…
…アルペジヨパターンメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発音順序を指示する複数種類のパターンを発
    生することが可能なパターン発生手段を含み、複
    数の押圧鍵に対応する音をこのパターン発生手段
    から発生されたパターンに従つて順番に繰返し発
    音させるアルペジヨ装置と、 前記各押圧鍵が押圧された順序を検出する順序
    検出手段と、 この検出に基づいて、各鍵が低音順に押鍵され
    たか、高音順に押鍵されたか、又はほぼ同時に押
    圧されたかの3種類の態様のうち少なくとも2種
    類の態様のどれに該当するかを判別し、この判別
    結果に応じて前記パターン発生手段から発生すべ
    きパターンとして前記複数種類のパターンのうち
    1つを指定する判別手段と を具えた電子楽器の自動伴奏装置。 2 前記判別手段は、低音順に押鍵された場合は
    低音から高音に向かう順次発音を繰り返すアツプ
    モードのパターンを指定し、高音順に押鍵された
    場合は高音から低音に向かう順次発音を繰り返す
    ダウンモードのパターンを指定し、ほぼ同時に押
    圧された場合は低音から高音に向かいその後高音
    から低音に向かう順次発音を繰り返すターンモー
    ドのパターンを指定するものである特許請求の範
    囲第1項記載の電子楽器の自動伴奏装置。 3 前記順序検出手段は、現在押圧中の鍵のうち
    1番早く押圧された鍵と2番目に押圧された鍵と
    を夫々検出するものであり、 前記判別手段は、この1番目と2番目の押圧鍵
    の高低を比較し、その比較結果に応じてアツプモ
    ードまたはダウンモードのパターンを指定する第
    1の回路と、1番目と2番目の押圧鍵の押圧開始
    時間差が所定の僅少時間以内であるとき前記第1
    の回路によるパターン指定を禁止してターンモー
    ドのパターンを指定する第2の回路とを含むもの
    である特許請求の範囲第2項記載の電子楽器の自
    動伴奏装置。 4 前記パターン発生手段は、複数のパターンを
    予め記憶したメモリを含むものである特許請求の
    範囲第1項記載の電子楽器の自動伴奏装置。
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