JPS6243763B2 - - Google Patents

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JPS6243763B2
JPS6243763B2 JP53028729A JP2872978A JPS6243763B2 JP S6243763 B2 JPS6243763 B2 JP S6243763B2 JP 53028729 A JP53028729 A JP 53028729A JP 2872978 A JP2872978 A JP 2872978A JP S6243763 B2 JPS6243763 B2 JP S6243763B2
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JP
Japan
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stand
tension
rolling
torque arm
torque
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JP53028729A
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JPS53108057A (en
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Shinya Tanifuji
Yasuo Morooka
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS53108057A publication Critical patent/JPS53108057A/ja
Publication of JPS6243763B2 publication Critical patent/JPS6243763B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/48Tension control; Compression control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タンデム圧延機の圧延スタンド間に
咬込まれた圧延材に加わる張力の制御方法に関す
るものである。
タンデム圧延機では、圧延材を先端から尾端ま
で均一の厚さ、幅、および形状に圧延するために
様々な条件を一定に保つことが要求される。
特に、厚さ、幅、形状等に重要な影響を及ぼす
ものとしてスタンド間張力の変動があり、この張
力を一定に制御することは安定な圧延操業を行な
うためには必須のことがらである。
圧延材を高温にし、その塑性加工を容易にして
圧延する熱間圧延においては、わずかの張力変動
が圧延製品の寸法、品質に大きく影響する。ま
た、この張力変動は、板破断等の事故を起こす原
因となる。
従つて、安定な圧延操業を行なうために、圧延
設備には張力制御手段を含むことが必要とされ
る。例えば、板圧延を行なう熱間仕上げ圧延機で
は、ルーパーと呼ばれる機械的な張力制御手段が
設けられる。このルーパーを用いた張力制御は次
のように行なわれる。すなわち、圧延材先端が圧
延機の第iスタンドに到達した後、次の第i+1
スタンドに咬込むと、そのスタンド間に設けられ
たルーパーが立ち上り、その後は圧延終了までル
ープを作つて過大な張力の発生を防ぐように制御
される。しかし、このようなルーパーを用いたシ
ステムでは、ルーパーの立上り時に過大な張力が
発生し、板厚精度が低下するという問題がある。
また、このシステムは、圧延中の各種外乱、例え
ば圧延材の長手方向の温度低下(thermal
rundown)、スキツドマーク(skid mark)など
により不安定な動作を起こし、過大張力が発生し
たり圧延材に傷をつけることがある。さらにルー
パーの使用されている環境は非常に高温、多湿の
ため、その性能の維持は困難である。
また、このようなシステムは、板圧延において
しか利用できず、型鋼、棒鋼などの圧延には利用
することができない。
このような問題を解決するために、電気的に非
接触で張力を検出し、制御する方法が提案されて
いる。例えば、米国特許第3940960号では、圧延
時のトルクと圧延荷重の比を用いて張力制御を行
なつている。この米国特許の動作は次の通りであ
る。圧延材が第1スタンドに咬込まれてから後続
の隣接する第2スタンドに咬込まれる前までに、
第1スタンドの圧延荷重P10と、圧延トルクG10
検出し、その比G10/P10を記憶する。これは第1
スタンド出側が無張力状態のトルクアームを示
す。然る後、圧延材が第2スタンドに咬込まれた
直後のそれぞれ第1スタンド、第2スタンドの圧
延荷重P1B,P2B、圧延トルクG1B,G2Bを検出
し、この検出値より第2スタンドが無張力状態の
第2スタンドトルクアームG20/P20を演算する。
その後、第1スタンドにおける圧延中のトルクと
荷重の比G1/P1と第1スタンドの記憶値との差
(G10/P10)−(G1/P1)と、第2スタンドにおける
圧延中のトルクと荷重の比G2/P2と第2スタン
ドの記憶値との差(G20/P20)−(G2/P2)が等し
くなるよう第1スタンドまたは第2スタンドの速
度を制御する。これにより張力を一定に制御す
る。
このような電気的な張力制御は、型鋼や棒鋼な
どの圧延設備、および熱間粗圧延機において採用
され、安定な操業の実現に大きく寄与している。
これらの圧延では多くの場合、寸法を制御するた
めのロール開度の自動調整は行なわれていない。
一方、熱間仕上げ圧延では、板厚を高精度に制御
するためにロール開度が積極的に変更される。熱
間仕上げ圧延において、上述したような隣接する
スタンドのトルク−荷重の比の差分を一定に制御
する方法によつて張力を制御した場合に、張力の
変動が表われることが、明らかとなつた。従つ
て、この技術をロール開度変更を伴なう熱間圧延
機に適用する場合には問題となつてくる。特に、
仕上圧延では、圧延材の板厚が薄くなつているた
めこのようなわずかの張力変動がかなりの影響を
与える。
本発明の目的は、タンデム圧延機において、制
御精度の高い張力制御方法を提供することであ
る。
本発明の他の目的は、熱間仕上げタンデム圧延
機による圧延に適した張力制御方法を提供するこ
とである。
本発明の他の目的は、非接触で張力を検出し、
張力制御を高精度に実現できる張力制御方法装置
を提供することである。
本発明の他の目的は、簡単な構成で、かなり高
精度に張力制御を行なうことのできる張力制御方
法を提供することである。
本発明のこの他の目的は、以下の図面の説明お
よび発明の実施例の説明から自ずと明らかにな
る。
本発明ではロール開度変更を伴なう熱間圧延機
において、圧延荷重と圧延トルクとトルクアーム
の関係式を利用して張力を求め、目標張力との差
が零になるように制御する。つまり、この式に含
まれるトルクアームを時々刻々変化する。パラメ
ーターである入側板厚、および出側板厚、ロール
開度圧延荷重のうちの2つの検出値をもとに直接
計算し、計算されたトルクアームと圧延荷重、圧
延トルクを用いて張力を求め、目標張力との差が
なくなるように制御する。また、本発明では、ト
ルクアームを無張力時のトルクアームとその後の
トルクアーム変化量との和として求め、この求め
られたトルクアームと圧延荷重、圧延トルクから
張力を求め、目標張力との差を零にするように制
御する。なお、トルクアームの変化量は、入側板
厚の変化量および、出側板厚の変化量、ロール開
度の変化量、圧延荷重の変化量のうちの2つの検
出値から演算される。
本発明の他の特徴は以下の説明から明らかとな
ろう。
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。
まず、本発明の具体的実施例を説明する前に、
本発明の基本となる原理について説明する。この
説明には、第1図に示す2スタンドで構成される
タンデム圧延機を例にとる。ただし、本発明は、
2スタンドで構成されるタンデム圧延機に限定さ
れるものではなく、3スタンド以上で構成される
タンデム圧延機にも適用される。
さて、第1図において、1は圧延されつつある
圧延材、21と22は夫々の圧延スタンドのバツ
クアツプロール、31と32はワークロール、4
1と42は夫々ワークロール31と32を駆動す
るメインモーター、51と52は夫々のスタンド
の圧延荷重を検出する荷重検出器(例えばロード
セル)、61と62は夫々のスタンドのワークロ
ール開度を検出するロール開度検出器、7は圧延
スタンドの入側板厚を検出する板厚検出器(例え
ばメレイ)、20は後述する数式により圧延トル
クを演算する圧延トルク演算装置を示す。ここ
で、第1図の機器のうち、20を除けば通常の圧
延機が有する設備であり、本発明のために特別に
設けられるものではない。
よく知られたように圧延理論によると、第1ス
タンドと第2スタンドの圧延トルクG1,G2は次
式で表わされる。
ただし、l1,l2:トルクアーム、R1,R2:ロー
ル半径、P1,P2:圧延荷重、T:スタ
ンド間張力 サフイツクス1,2は夫々第1スタンド、第2
スタンドを表わす。
(1)、(2)式中の圧延トルクG1は、圧延トルク演
算装置20でよく知られた次式を用いて求められ
る。
G1=V・I/ω−J1dω/dτ−GLOSS(ω
)(3) ただし、I1:モータ主回路電流 V1:モータ端子電圧 ω:モータ角速度 τ :時間 J1:慣性モーメント GLOSSω:モータの回転損失トルク (これは、モータ角速度ωの関数となりあら
かじめ測定される。) (3)式中の右辺の第1項はモータトルクを、第2
項はモータの加速トルクを表わす。(1)、(2)式中の
圧延荷重P1,P2はロードセル51,52によつて
検出できる。
(1)、(2)式を用いれば、張力Tを色々の形に表わ
すことができる。
張力式の一例は、(1)、(2)式を利用して次のよう
に表わされる。
また、別の張力式は(1)式より次のように表わさ
れる。
T=2l−G/R (5) (4)式、(5)式中の圧延トルクG1、圧延荷重P1
は、演算もしくは直接の検出によつて知ることが
できるので、トルクアームl1,l2がわかれば張力
も(4)あるいは(5)式から求められる。
従来例で説明した米国特許第3940960号におい
ては、上述の(4)式の近似式を用いて張力を検出
し、制御する。すなわち、この米国特許第
3940960号では、無張力時(すなわち咬込み時)
のトルクアーム差(l10−l20)とその後のトルクア
ーム差(l1−l2)がほとんど同じものであるとして
取扱つている。つまり、 (l10−l20)−(l1−l2)≒0として、張力偏差を求め
る場合にはこのトルクアームの影響を無視してい
る。このため、実際にはロール開度変更を伴なう
熱間圧延では検出誤差を含み、制御精度の低下を
生むこととなる。
このトルクアームliは次のように表わされる
ことが知られている。
ただし、λ :トルクアーム係数(λ〓0.4) Hi:第iスタンド入口板厚 hi:第iスタンド出口板厚 c :ヒツチコツク定数(0.000214) b :平均板幅 また、ゲージメータの方程式 hi=Si+P/Kを(6)式に代入すると(7)式によつ
ても liが得られる。
ただし、Ki:ミルのバネ定数 従つて、入口板厚Hiや出口板厚hiが変化した
場合とか、自動板厚制御によつてロール開度Si
を動かしたとき、トルクアームliの値も変化す
ることが理解できる。(7)式からわかるようにH
i,hi,Siの検出値からトルクアームの値が求め
られる。Siはロール開度測定装置61によつて
検出できる。また出口板厚hiを上述のゲージメ
ータの式を用いて表わすことにより、トルクアー
ムliは次式のようにも求められる。
さらに、入口板厚Hiは第1スタンドでは板厚
検出器7によつて検出でき、第2スタンドでは第
1スタンドの出口板厚(ゲージメータ式hi=Si
+Pi/Kiで求める)を圧延材のスタンド間トラ
ツキングに同期させたものが第2スタンド入口板
厚H2を与える。
このようにしてトルクアームを直接(6)式〜(8)式
から求めることができる。従つて、このようにし
て求めたトルクアームを先きの(4)、(5)式に適用し
ても良い。ただこの方法で求めたHi,hi,Si
iにはいろいろな誤差が含まれている。例え
ば、ロールの摩耗、ヒートクラウン等により圧下
位置の零点が変化した場合には開度Sに誤差が含
まれる。開度Sに誤差が含まればゲージメータ式
で求めるHi,hiにも誤差が含まれる。また、検
出器のドリフトエラーも含まれている。
次にこのような測定誤差の少ないトルクアーム
演算法について説明する。
第iスタンドのトルクアーム、liを次式で表
わす。
i=li0+Δli (9) ここでli0は以下で説明するトルクアーム基準
値を表わし、Δliはli0演算後のトルクアーム変
化量を示している。第1スタンドのトルクアーム
基準値li0は第2スタンドでの圧延開始前に求め
る。例えば第2スタンドの圧延開始直前では、ま
だ圧延材に張力が発生していないので、(1)式でT
=0とおくことにより次式から求められる。
2l10=G10/P10 (10) ただし圧延トルクと圧延荷重の添字“0”はト
ルクアーム基準値l10演算時のデータであること
を示している。第2スタンドの場合のトルクアー
ムl2は(1)、(2)式から次のように表わされる。
2l2=G/P−R/R/P(2l1−G
/P}(11) 第2スタンド咬み込み直後のトルクアームl2
第2スタンドのトルクアーム基準値とする。すな
わち第2スタンド咬み込み直後のデータに添字B
をつけて表わすと 2l20=G2B/P2B−R/R2B/P1B
2l1B−G1B/P1B}(12) ここで、圧延材料が第2スタンドに咬み込み時
の第1スタンドにおけるトルクアームl1Bは、(10)
式で得られるl10と等しいと考えられる。つま
り、l10は第1スタンド咬み後の時点での検出値
により求められており、第2スタンド咬み直後ま
での時間は極めて小さく、その間のトルクアーム
の変化はないと考えられるためである。
ゆえに、(12)式は(13)式のように書くことがで
きる。
2l20=G2B/P2B−R/R2B/P1B
10/P10−G1B/P1B)(13) 従つて、l10、l20は(10)、(13)式を用いれば求め
ることができる。
次に、トルクアームの変化量Δliの求め方を
示す。
(6)式より、H,h,SがΔH,Δh,ΔSだけ
変化した場合のトルクアームの変化量Δlは次式
で表わされる。
Δl=∂l/∂HΔH+∂l/∂hΔh+∂l/∂S
ΔS =λR/2l{ΔH+(c/bK−1)Δh−
c/bKΔS} (14) またゲージメータ式を偏差の形でかくとΔh=
ΔS+ΔP/Kとなるから、これを(14)式に適
用すると次式が成り立つ。
Δl=λR/2l{ΔH+(c/b−1/K)Δ
P−ΔS} (14′) Δl=λR/2l{ΔH+c/bΔP−Δh}(
14″) ΔH,Δh,ΔS,ΔPは偏差の形であるか
ら、前述した測定誤差はキヤンセルされている。
従つてΔlにおける検出誤差の影響は極めて小さ
い。
従つて、(9)式で表わされるトルクアームli
その変化量Δliを求めることによつて高精度に
求めることが可能なことが明らかであろう。
以上述べたことをまとめると次のようになる。
圧延中の各時点でのトルクアームlは、スタンド
の基準トルクアームと、そのスタンドの入側板
厚、出側板厚、ロール開度、圧延荷重の検出値を
用いて求められるトルクアームの変化量とから求
められる。この発明では、この点に着目してその
求められた各時点におけるトルクアームと、その
時点での圧延荷重、圧延トルクの検出値を用い
て、スタンド間張力を演算し、その求められたス
タンド間張力と目標張力との偏差を零にすべくモ
ータ速度、圧下位置等の張力調整手段を調整す
る。
このような原理に基づいた本発明の実施例を説
明する。第2図a〜cは2スタンドタンデム圧延
機に本発明を適用した例を示している。第2図に
おいて、第1図と同じ番号のものは同一の機能を
有する装置を示している。
第2図aにおいて、81はモーター速度制御装
置であり、この出力によつてモーター41の速度
を変更する。モーター速度制御装置81は、実際
には自動速度制御系(ASR)と、ASRの出力を
基準とする自動電流制御系(ACR)と、ACRの
出力によりサイリスタ電源の点弧角を制御する自
動パルス移相器と、モーターを駆動するためのサ
イリスタ電源とを含む。20aと20bは圧延ト
ルクGを検出する圧延トルク検出器、11は板厚
検出器7と第1スタンド間を圧延材が走行する時
間だけ入力信号を遅延させる無駄時間装置、1
1′は第1スタンドと第2スタンド間を圧延材が
走行する時間だけ入力信号を遅延させる無駄時間
装置、100は第1スタンド出側板厚をゲージメ
ータ式から演算する板厚演算器である。100の
出力を11′によりスタンド間移送時間だけ遅ら
せるので、11′の出力は第2スタンドの入側板
厚となる。1000は張力制御信号ΔωP1を演算
出力する計算機である。
第2図bは、第2図aの計算機1000の内容
を回路的に説明した図面である。第2図bにおい
て、30aと30bはトルクアームを演算するト
ルクアーム演算部、9は張力を演算する張力演算
部、10は張力偏差に応じた制御信号を演算する
制御信号演算部である。
第1スタンドのトルクアーム演算部30aは、
圧延材1が第1スタンドに咬込んだ後、第2スタ
ンドに咬込まれる前に(10)式に従つてトルクアーム
基準値l10を演算する。同時に、板厚検出器7の
出力を移送時間だけ遅らせた無駄時間装置11に
よつて与えられる入口板厚H1とロール開度検出
器61の出力S1およびロードセル51の出力P1
基準値H10,S10,P10としてl10とともに記憶す
る。同様に第2スタンドの装置30bでは第2ス
タンド咬み込み直後に(13)式を用いて、トルク
アーム基準値l20を演算して記憶する。同時に1
1′の出力H2,62の出力S2,52の出力P2の検
出値を基準値H20,S20,P20として記憶する。な
お、圧延材の各スタンドへの咬み込み、尻抜け検
出は図示しないが、各スタンドのロードセル出力
の急変により認識される。トルクアーム演算部3
0a,30bでは、トルクアーム基準値l10,l20
演算後、これらの記憶値をもとに圧延スタンド1
での圧延が終了するまでトルクアームliを演算
する。すなわち、先ず板厚、ロール開度、圧延荷
重の検出値Hi,Si,Piを入力し次の偏差を計算
する。
ΔHi=Hi−Hi0 (15) ΔSi=Si−Si0 (16) ΔPi=Pi−Pi0 (17) この場合、2スタンドなのでi=1又は2 30a,30bは夫々これらの値を(14′)式
に代入しΔliを決定する。30a,30bは
夫々このΔli及び記憶されている基準値li0を(9)
式に代入し、圧延中のトルクアーム長liを演算
する。
張力演算部9は第1スタンド、第2スタンド
各々のトルク演算部20の出力G1,G2、圧延荷
重の検出値P1,P2、トルクアーム演算部30の出
力l1,l2を入力し、ワークロール半径R1,R2の設
定値とともに(4)式に代入しスタンド間張力Tを決
定する。単位面積あたりの張力〓の次式によつて
決まる。
〓=T/h・b (18) ここでbは平均板厚の設定値、hiは第1スタ
ンドの出口板厚でh1=S1+P/Kを用いて演算され た値である。もちろん、直接h1を検出した値を用
いても良い。
さらに張力演算部9の出力〓と目標張力t0の偏
差を求め、制御信号演算部10に入力する。演算
部10は張力の偏差に対し比例積分等の補償を行
い、モータ41の速度指令の修正値ΔωPを決定
する。具体的には、例えば次式にて演算される。
ΔωP=L{KH(1+1/T)L-1(t−tP)} (19) ここでLはラプラス変換記号、KHは比例ゲイ
ン、THは積分時定数、PLはラプラス変数を示
す。この補償信号ΔωPを速度制御装置81の制
御信号ωP1に加算することによりモーター41の
速度が調整され、高精度のスタンド間張力制御を
行うことができる。また、ルーパを使用しないの
で、ルーパメインテナンスの労力を低減できる。
第2図bの動作をフローチヤートで表わすと第
2図cのようになる。実質的に第2図bの動作説
明と同じであるので、このフローチヤートの説明
は省略する。
次に、張力演算式の(5)式によつて張力を演算し
た場合の実施例について説明する。第3図aは(5)
式による張力演算を行なつた場合の張力制御ブロ
ツク図である。この例では3スタンドのタンデム
ミルで説明する。第3図aで第2図と同一の番
号、記号で示されたものは同一のものを示してい
る。この図において、23は第3スタンドのバツ
クアツプロール、33は第3スタンドのワークロ
ール、43は第3スタンドのメインモーター、5
3は第3スタンドのロードセル、63は第3スタ
ンドのロール開度検出器、14a〜cは夫々のス
タンドの圧下装置、12は第1スタンド出側板厚
h1を材料の移送時間だけ遅らせて第2スタンド入
側板厚H2にするための無駄時間装置、13a〜
cは夫々のスタンドの自動板厚制御装置
(AGC)、9aと9cは張力演算装置、10aと
10bは制御補償装置、82と83はモーターの
速度制御装置を示す。1000′は計算機であ
る。
トルク検出器20aでは、圧延中、常時圧延ト
ルクG1を検出する。トルクアーム演算部30a
は、圧延材の先端が第2スタンドに咬み込まれる
前に、圧延荷重P1の検出値と、検出器20aの出
力G1を(10)式に代入してトルクアームの基準値l10
を演算する。同時に無駄時間装置11を通して得
られた入口板厚H1、ロール開度測定装置6の出
力S1、およびロードセル5の出力P1を基準値
H10,S10,P10としてl10とともに記憶する。さら
に記憶後第1スタンドで圧延が行なわれている期
間中、次のトルクアーム演算を行なう。すなわ
ち、先ず無駄時間装置11を介して得られる入口
板厚H1とロール開度検出器61の出力S1とロー
ドセル51の出力P1の入力値と、それらの記憶値
H10,S10,P10とから偏差を演算する。
ΔH1=H1−H10 (20) ΔS1=S1−S10 (21) ΔP1=P1−P10 (22) これらの値を(14′)式に代入してトルクアー
ム偏差Δl1を求める。これとトルクアーム基準値
の和としてトルクアームを決定する。
圧延材が第2スタンドに咬み込まれると、張力
演算部9aは張力演算を開始する。
すなわち、圧延荷重の検出値P1と、トルクアー
ム演算部30aの出力l1とトルク検出器20aの
出力G1等を用いて(5)式から張力T1を演算する。
さらに、これから単位張力〓を求める。
〓=T/hb (23) ここで、板幅bは設定値、h1はゲージメータ式
から求める。
張力演算部9aの出力〓と目標張力t01の偏
差に対し、この張力制御系の応答を最適にするた
めに、制御信号演算部10aは比例積分等の補償
を行う。演算部10aの出力ΔωP1はモータ速度
指令ωP1の修正値として与えられる。この修正値
ΔωP1の大きさに応じてモーター速度が変更さ
れ、第1スタンド、第2スタンド間の張力が目標
値に制御される。第2スタンド、第3スタンド間
についても全く同様の動作で張力が制御される。
第3図aに示す実施例の動作をフローチヤート
で示すと第3図bのようになる。
次に本発明をN台のタンデム圧延機に適用する
場合の方法について述べる。N台の圧延機におい
て、次のトルク式が成立する。
これを変形すると次の関係式が得られる。
ここで、 (28)式のトルクアームは、第3図の実施例と
同様に(9)、(14′)式等を用いることによつて求め
ることができる。(26)〜(28)式中の圧延トル
クGi,Gi+1、圧延荷重Pi,Pi+1も演算もしくは
検出可能であるから(25)式の左辺のマトリツク
スの要素及び右辺のベクトル要素の値は全て知る
ことができる。従つて(25)式の行列方程式を解
くことにより張力T1,T2,……,TN-1を求める
ことができる。求められた各スタンド間張力Ti
をスタンド間圧延材の断面積で除算することによ
り単位張力t1に変換し、目標単位張力t10との偏差
を求めることができる。この偏差を増幅し第iス
タンドのモータ速度あるいは第i+1スタンドの
モーター速度を修正する。以上の制御を行うこと
により、任意のスタンドからなる圧延システムに
おいて、ルーパを使用せずに高精度の張力制御を
行うことができる。
次にトルクアーム変化量Δlの別の決定方法を
説明する。ゲージメータ式h=S+P/Kの偏分
をとることにより次式が得られる。
Δh=ΔS+ΔP/K (29) 式を用いて(14)式からΔSを消去すると次式
が成り立つ。
Δl=λR/2l{ΔH+c/bΔP−Δh}(
30) ここでAGCの効果により出口板厚の変化Δh
を零とみなせる場合には次式が成立する。
Δl=λR/2l{ΔH+c/bΔP} (31) この場合には、入口板厚の変動ΔHと圧延荷重
の変動ΔPだけ用いてトルクアームΔlを計算で
きる。
また、上流側のスタンドの出口板厚がそのスタ
ンドのAGCの効果によりほとんど一定とみなせ
る場合にはその下流にあたるスタンドの入口板厚
の変動ΔHも零とみなせる。従つて(31)式でΔ
H=0とおいて次式が得られる。
Δl=λR/2lc/bΔP (32) この場合には、(14)や(14′)式にかわつて、
圧延荷重の変動量だけからトルクアームの変化量
を求めることができる。
さらに圧延条件によつては板厚変動ΔH,Δh
に比べて圧延荷重の変動ΔPが小さいとみなせる
場合があり、この時(30)式より次式が成り立
つ。
Δl=λR/2l{ΔH−Δh} (33) ≒λR/2l{ΔH−ΔS} (33′) この場合には、ΔHとΔhもしくはΔHとΔS
からトルクアームの変化量を計算できる。
以上述べた各種のトルクアーム変動量Δlの計
算方式のいずれかを用いてΔlを決定すれば、ト
ルクアームlが(9)式より求まり張力制御を行うこ
とができる。前記の実施例は、いずれも張力偏差
に応じてモータ速度指令値を修正したが、これは
修正スタンドにおける圧延材のマスフローを修正
することを意味する。このマスフローを修正する
別の方法としてはロール開度を修正する方法があ
る。従つて、先の実施例にかわり、圧下指令値を
張力偏差に応じて修正することにより張力を制御
することも可能である。
以上、本発明を実施することにより、非接触式
の張力制御を高精度に行うことが可能となる。
ことに、本発明の実施により、圧延中の板厚変
動が大きく、張力制御中にも圧下量の変更を行つ
た場合にも、張力を高精度に制御できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理を説明するために抽か
れたものであつて、2台のスタンドからなるタン
デム圧延機での圧延の様子を表わした図面、第2
図a,bは、2台のスタンドからなるタンデム圧
延機に本発明を適用した場合の一実施例を示すブ
ロツク図面、第2図cはその動作フローチヤート
図面、第3図aは本願発明を3台のスタンドから
なるタンデム圧延機に実施した一実施例を示すブ
ロツク図、第3図bは、その動作フローチヤート
図を示す。 41,42……モーター、51,52……荷重
検出器、61,62……ロール開度検出器、7…
…板厚検出器、20a,20b……圧延トルク検
出器、11,11′……無駄時間装置、100…
…板厚演算器、1000……計算機、30a,3
0b……トルクアーム演算部、9……張力演算
部、10……制御信号演算部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タンデム圧延機に噛み込まれた圧延材のスタ
    ンド間張力の制御を、演算された張力と目標張力
    との差に応じた張力制御信号によりおこなうタン
    デム圧延機の張力制御方法において、 圧延材が第iスタンドに噛み込まれてから第
    (i+1)スタンドに噛み込まれるまでの期間に
    第iスタンドの圧延トルク、圧延荷重を検出し、
    その比を基準トルクアームとして記憶し、 前記検出がおこなわれた時点における第iスタ
    ンドの入側板厚、ロール開度、出側板厚、圧延荷
    重のうちの1つ以上の物理量を第iスタンド基準
    値として記憶し、 しかる後に、圧延材が第i、第(i+1)スタ
    ンドに噛み込まれている期間中、前記第iスタン
    ド基準値からの変化量を演算し、この変化量から
    トルクアーム変化量を演算し、 前記トルクアーム変化量および前記第iスタン
    ドの基準トルクアームを用いてトルクアームを演
    算し、 前記演算されたトルクアームとその時の第iス
    タンドの圧延トルクと圧延荷重とからスタンド間
    張力を演算し、 前記演算されたスタンド間張力と目標張力との
    偏差に基づいてスタンド間張力を制御することを
    特徴とするタンデム圧延機の張力制御方法。 2 タンデム圧延機に噛み込まれた圧延材のスタ
    ンド間張力の制御を、第iスタンド(iは全スタ
    ンド数より1以上小さい整数)における圧延荷重
    と圧延トルクの検出値から張力を演算するステツ
    プと、該演算された張力と目標張力との差を演算
    し、該差に応じた張力制御信号を用いて張力を調
    整するステツプとを有するタンデム圧延機の張力
    制御方法において、 圧延材が第iスタンドに噛み込まれてから第i
    +1スタンドに噛み込まれるまでの期間に第iス
    タンドの圧延トルク、圧延荷重を検出し、その比
    を第iスタンドの基準トルクアームとして記憶
    し、 前記検出が行なわれた時点の第iスタンドの入
    側板厚、ロール開度、出側板厚、圧延荷重のうち
    の1つ以上の物理量を第iスタンド基準値として
    検出して記憶し、 圧延材が第i+1スタンドに噛み込まれた直後
    に第i+1スタンドの圧延トルクと圧延荷重を検
    出し、その比を用いて第i+1スタンドにおける
    基準トルクアームを演算して記憶し、 前記第i+1スタンドに関する検出が行なわれ
    た時点の入側板厚、ロール開度、出側板厚、圧延
    荷重のうちの1つ以上の物理量を第i+1スタン
    ド基準値として検出して記憶し、 しかるのち圧延材が第i+1スタンドに噛み込
    まれている期間中、前記第i、第i+1スタンド
    の基準値からの変化量を演算し、 該変化量および前記第i、第i+1スタンドの
    基準トルクアームとを用いてトルクアームを演算
    し、該演算されたトルクアームとその時の第i、
    第i+1スタンドの圧延トルクと圧延荷重とから
    スタンド間張力を演算し、該演算されたスタンド
    間張力を用いてスタンド間張力を制御することを
    特徴とするタンデム圧延機の張力制御方法。
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