JPS6245212B2 - - Google Patents

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JPS6245212B2
JPS6245212B2 JP58089827A JP8982783A JPS6245212B2 JP S6245212 B2 JPS6245212 B2 JP S6245212B2 JP 58089827 A JP58089827 A JP 58089827A JP 8982783 A JP8982783 A JP 8982783A JP S6245212 B2 JPS6245212 B2 JP S6245212B2
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JP
Japan
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reaction
aqueous solution
formaldehyde
boric acid
acid aqueous
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JP58089827A
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JPS59216834A (ja
Inventor
Osamu Yamada
Tsumoru Tsureshita
Yoichi Ninagawa
Sunao Kyo
Takayoshi Oosaki
Koichi Kushida
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/540,870 priority patent/US4511751A/en
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Publication of JPS6245212B2 publication Critical patent/JPS6245212B2/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はイソブテンおよび/または第3級ブタ
ノール(これらをC4と呼称することがある)と
ホルムアルデヒド(これをFAと呼称することが
ある)との反応によるイソプレンの製造方法に関
する。 イソブテンもしくはその前駆体とホルムアルデ
ヒドを反応させて一段でイソプレンを合成する試
みは古くから行われており、種々の方法が提唱さ
れている。例えば特公昭46−6936号公報には燐酸
−酸化カルシウム−酸化クロム系触媒を用いた気
相での反応方法が開示されている。しかし、この
方法は触媒寿命が極めて短く、とうてい実用に耐
えるものではない。 特公昭48−28884号公報、特公昭49−10926号公
報、特公昭52−30483号公報および特開昭57−
130928号公報には、種々の酸水溶液を触媒に用い
た液相での反応方法が開示されている。しかし、
本発明者らがこれらの特許公報を追試したとこ
ろ、反応成積その他の点で工業的に満足しうる結
果は得られなかつた(後述の参考例参照)。 特開昭52−91807号公報にはスルフアニル酸誘
導体を触媒とするバツチ式またはピストンフロー
型の反応により70%を越える収率でイソプレンが
生成したことが開示されているが、本発明者らが
追試したところ主生成物は4・4−ジメチル−
1・3−ジオキサンであり、イソプレンは極く微
量しか生成しなかつた(後述の参考例5参照)。
また前述した特許公報に記載の方法においては、
反応をイソブテンの臨界温度以上の温度条件下、
密閉系で行なつているが、かかる反応方法では高
圧を必要とし設備費がかさむという欠点がある。 以上述べたように、イソブテンおよび/または
第3級ブタノールとホルムアルデヒドから一段で
イソプレンを製造する方法には解決すべき問題点
が多く含まれており、そのことがイソプレンの製
造に4・4−ジメチル−1・3−ジオキサンを経
由するいわゆる二段法が採用されてきた大きな原
因となつている。 本発明者らは液相における一段でのイソプレン
の製造法についてこれら従来公知の技術の欠点を
解消すべく鋭意検討を行なつた結果、本発明に至
つた。すなわち、本発明によれば、イソブテンお
よび/または第3級ブタノールとホルムアルデヒ
ドを酸水溶液で反応させることによりイソプレン
を製造する方法において、酸水溶液として硼酸濃
度30〜60重量%の硼酸水溶液を用いかつ該硼酸水
溶液に対して下記一般式() (式中、R1は水素原子またはメチル基を表わし、
R2およびR3は水素原子または炭素数1〜4のア
ルキル基を表わし、ここでR1、R2およびR3のう
ちいずれか1つはアルキル基を表わし、nは2〜
15の整数である。但し、式中に含まれる炭素数の
合計が少なくとも8であるものとする。) で示されるグリコールエーテルを5〜15重量%添
加すること、およびかかる硼酸水溶液とグリコー
ルエーテルとの混合液にイソブテンおよび/また
は第3級ブタノール、ホルムアルデヒド源および
水を連続的または断続的に供給するとともに生成
するイソプレン、低沸点副生物および未反応原料
を水性のガス状混合物として留出させながら反応
を行うことによりイソプレンを好収率で製造する
ことができるだけでなく装置の腐蝕を著しく低減
することができる。 本発明方法は、操業安定性にすぐれている、触
媒寿命が長い、比較的低温および低圧で反応を行
うことができるので設備費を低く抑えることがで
きる、など多くの利点を備えている。 本発明方法は、前述したとおり、30〜60重量%
の硼酸水溶液に一般式()で示されるグリコー
ルエーテルを特定量添加し、これら硼酸水溶液と
グリコールエーテルとの混合液にC4、FA源およ
び水を連続的または断続的に供給しつつイソプレ
ンを水、低沸点副生物および未反応原料とともに
留出させながら反応を行うことを骨子とする。 上記のごとく生成するイソプレンを反応域外に
留出させながら反応を行うことはイソプレンを収
率よく得るために本質的に重要である。 本発明方法に従う反応において硼酸水溶液は30
〜60重量%の濃度で用いられる。該濃度が30重量
%未満の場合には十分な反応速度が得られないば
かりでなく、イソプレンの収率が低下する。一
方、該濃度が60重量%を越えると硼酸水溶液中へ
のイソブテンの溶解性が低下し、イソプレンの収
率が低下する。本発明方法においてはこのように
硼酸水溶液を触媒として用いるが、硼酸水溶液は
その解離定数〔たとえばオルト硼酸の水溶液は25
℃における解離定数がわずか5.8×10-10である−
LANGE′S HANDBOOK OF CHEMI STRY、
1209頁、McGraw−Hill Book Co.、(1967)参
照〕から予想されるように極めて弱い酸であるの
で装置の腐蝕は著しく抑制され、本発明者らの検
討によればSUS304ステンレス鋼およびSUS316ス
テンレス鋼を170℃に保たれた45重量%の硼酸水
溶液で撹拌下に71時間浸漬したときの腐蝕速度は
いずれも0.1mm/年以下であつた。 硼酸水溶液に対して一般式()で示されるグ
リコールエーテルを5〜15重量%添加する本発明
方法においては、硼酸水溶液の濃度が30重量%以
上であるにもかかわらず硼酸水溶液中へのイソブ
テンの溶解量が高められる結果、同一C4/FA値
におけるイソプレンの収率は該グリコールエーテ
ルを添加しない場合と比べて顕著に増大する。こ
のように硼酸水溶液に対して一般式()で示さ
れるグリコールエーテルを添加することにより硼
酸水溶液に対するイソブテンの溶解性が向上する
のは、該グリコールエーテルがイソブテンおよび
硼酸水溶液の双方に対してすぐれた親和性を有す
るためであると考えられる。 一般式()において、R2およびR3で表わさ
れる炭素数1〜4のアルキル基としてはメチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基などを例示することができる。
R1、R2およびR3のうちいずれか1つはアルキル
基であることが必要である。R1、R2およびR3
同時に水素原子である場合にはイソブテンに対す
るグリコールエーテルの親和性が低下してグリコ
ールエーテルの添加効果が期待できない。一般式
()におけるnは2〜15の整数であることが必
要である。nが1である場合にはR1、R2および
R3が同時に水素原子である場合と同様にグリコ
ールエーテルの添加効果が期待できず、また反応
中にグリコールエーテルが留出するので好ましく
ない。nが15を越えると硼酸水溶液に対するグリ
コールエーテルの親和性が低下するので好ましく
ない。一般式()中に含まれる炭素数の合計は
少なくとも8であることが必要であり、R1、R2
およびR3の種類、ならびにnの値はこの要件が
満足されるように決定される。上記炭素数の合計
が8に満たない場合にはイソブテンに対するグリ
コールエーテルの親和性が低下してグリコールエ
ーテルの添加効果が小さいばかりでなく、反応中
にグリコールエーテルが留出するので好ましくな
い。 好適なグリコールエーテルの例として平均分子
量700のポリプロピレングリコール、トリプロピ
レングリコールモノメチルエーテル、テトラエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレング
リコールジエチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノブチルエーテルなどを挙げることができ
る。グリコールエーテルは硼酸水溶液に対して5
〜15重量%の割合で添加される。グリコールエー
テルの添加量が5重量%未満の場合にはグリコー
ルエーテルの添加効果が小さく、またグリコール
エーテルの添加量が15重量%を越えると硼酸水溶
液の触媒活性が低下し、イソプレンの収率が低下
する。 本発明方法に従う反応において供給するC4
モル数と供給するFA源をFAに換算した場合のモ
ル数の比(以下これをC4/FAと記す)は少なく
とも3であることが好ましい。C4/FAが3に満
たないとイソプレンの収率が低下する。反応収率
の観点からはC4/FAが大きいほど好ましく、こ
の値について厳密な意味での上限はないが、これ
を徒らに大きくしてもイソプレンの収率の向上効
果は小さく、かえつて使用熱量が増大して経済的
に不利になるので、C4/FAは通常20を越えない
のがよい。そしてC4/FAが同じ場合はC4におけ
る第3級ブタノールの組成が大きいほど良好なイ
ソプレンの収率が得られる。 本反応においてはC4をFAに対して過剰に用い
るので、反応域に供給されたC4の大部分は未反
応のまま留出するが、該留出物は反応条件下にお
けるイソブテンと第3級ブタノールの平衡組成に
近い組成を有するので、未反応のC4を反応に循
環する限り、出発物質としてイソブテンおよび第
3級ブタノールのうちいずれか一方を反応液に仕
込んだ場合でも、結局はイソブテンと第3級ブタ
ノールとの混合物を反応原料として用いることに
なる。 硼酸水溶液とグリコールエーテルとの混合液に
C4、FA源および水を供給しながらイソプレン、
低沸点副生物および未反応原料を水と共に留出さ
せる本発明の方法においては、反応圧力を調整す
ることにより反応域から蒸発する各成分と水との
比率を規定することができ、反応圧力が高いと留
出物中の水以外の成分の合計に対する水の割合が
減少し、反応圧力が低いと硼酸水溶液とグリコー
ルエーテルとの混合液の量を一定に保つために供
給する水の量が増大し、これと逆の現象が起る。
イソプレンを好収率で得るためには反応圧力が前
記グリコールエーテルを添加する前の硼酸水溶液
(以後特に断わらない限り硼酸水溶液とはグリコ
ールエーテルを含まないものを意味し、グリコー
ルエーテルを添加した硼酸水溶液を単に混合液と
記すことがある)の反応温度における蒸気圧の
1.1〜2.5倍の範囲内にあるのがよい。なお硼酸水
溶液の反応温度における蒸気圧(以下これをPw
と記す)は硼酸水溶液の濃度によつて一義的に決
まる物理定数である。反応圧力がPwの2.5倍を越
えるとイソプレンの収率が顕著に低下する。反応
圧力がPwの1.1倍に満たない場合にはイソプレン
の顕著な低下はみられないが、FAの転化率が低
下し、また留出物中のイソプレンに対する水の割
合が増加して反応に消費される熱量が増大する。 反応域に供給する水の量は、通常、反応域中の
混合液の量が一定に保たれるように調節される。
すなわちこの量は反応域から留出する水の量およ
び反応により増減した水の量によつて決められ
る。反応域から留出する水のモル数と留出する原
料および生成物のモル数の比は反応圧力によつて
規定される。留出する原料および生成物のモル数
は供給されるC4のモル数にほぼ等しいため、留
出する水と供給されるC4の比率は反応圧力によ
つて規定されることになる。したがつて、供給す
る水の量は、反応圧力、C4の供給量、反応によ
る水の増減を考慮して決定すればよい。 本発明方法において反応温度は好ましくは150
〜220℃の範囲から選ばれる。反応温度は硼酸水
溶液の濃度に対応して適宜選ばれ、たとえばより
高い濃度では低い温度が、より低い濃度では高い
温度が選ばれる。反応温度を150℃未満にする
と、反応速度を一定の水準に維持することが困難
であるばかりでなくイソプレンの収率の低下を招
く。反応温度が220℃を越えてもイソプレンの収
率が著しく低下することはないが、FAと水の気
液平衡が変化するため最適選択率を与える条件で
のFAの転化率が低下する。220℃を越える反応温
度でFAの転化率が高くなるような反応条件を選
ぶとイソプレンからの遂次反応が増大し、イソプ
レンの選択率の低下をきたす。 硼酸水溶液とグリコールエーテルとの混合液へ
のFA源の好ましい供給速度は反応温度、硼酸水
溶液の濃度および反応圧力を考慮して決定され
る。FA源の供給速度を大きくするには硼酸水溶
液の濃度を高めるか、あるいは反応温度を高める
必要がある。FA源の供給速度は、通常、該FA源
をFAに換算した場合に混合液1Kgにつき1時間
あたり3モル以下であるのがよい。FAの供給速
度について厳密な意味での下限はないが、該供給
速度を徒らに小さくすると反応域の容積効率が低
下して装置面で不利となるので、FA源の供給速
度は該FA源をFAに換算した場合に混合液1Kgに
つき1時間あたり0.2モル以上であるのがよい。 本発明の方法において使用するホルムアルデヒ
ド源としてはホルムアルデヒド水溶液、ホルムア
ルデヒドガスなどが挙げられ、このほか反応条件
下で分解してホルムアルデヒドを与えるトリオキ
サン、パラホルムアルデヒドなどを用いることも
できる。またメチラールその他のホルマール類も
使用可能である。反応器に水が供給され、ホルム
アルデヒドは反応域内において水溶液の形をとる
ので、ホルムアルデヒド源としてホルムアルデヒ
ド水溶液を用いるのが反応操作上有利である。 本発明方法において使用するイソブテンおよび
第3級ブタノールには他の炭化水素類のほか、3
−メチル−1・3−ブタンジオール、3−メチル
−2−ブテン−1−オール、3−メチル−3−ブ
テン−1−オール、3−メチル−1−ブテン−3
−オール、メチルイソプロピルケトン、2−メチ
ルブタナール、メチル第3級ブチルホルマール、
4・4−ジメチル−1・3−ジオキサン、4−メ
チル−5・6−ジヒドロ−2H−ピランなどが含
まれていてもよい。また反応条件下でイソブテン
および第3級ブタノールを与えるメチル第3級ブ
チルエーテルなどのアルキル第3級ブチルエーテ
ルをC4源化合物として使用することもできる。 反応を長時間にわたつて実施した場合は反応中
に僅かに生成する高沸点副生物、特にタール性物
質が反応域中に蓄積するが、その場合混合液の一
部を反応域から連続的または間欠的に抜き取り、
デカンターもしくは抽出塔に導くことによつて高
沸点副生物を除去することができる。 生成したイソプレンは反応により留出した有機
層から分留により得ることができる。本発明によ
り得られるイソプレンは純度が高く、ポリイソプ
レンならびにテルペン系化合物などの出発原料と
して極めて有用である。 以下に実施例によつて本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれにより何ら限定されるもので
はない。 実施例 1 原料導入管、水導入管、温度計、邪魔板を兼ね
たステンレス製(SUS316)の試験片(5cm×1
cm×0.3cm)、電磁式撹拌機、ガス抽出管を装着し
た内容積750mlの耐圧ガラス製反応器からなる反
応装置を使用した。ガス留出管には凝縮器を経由
させて留出液受器(予備反応用と定量用の2種)
を連結した。反応器にオルト硼酸120g、水150g
及びポリプロピレングリコール〔日本油脂(株)製、
平均分子量700、20℃における蒸気圧0.01mmHg以
下〕を15g仕込み、9.7Kg/cm2の圧力下に170℃に
加熱した。原料供給前は窒素ガスを導入すること
により、また反応中は窒素ガスをパージすること
により圧力を微調整し、上記圧力を一定に保つ
た。尚上記硼酸水溶液の170℃における蒸気圧は
6.2Kg/cm2である。 イソブテンを122g/hr.、11.36重量%のホル
ムアルデヒド水溶液を57.7g/hr.の速度で反応
器に供給しながら内容液を前記した温度および圧
力下、毎分1000の回転数で撹拌した。反応器から
留出する水性の反応ガスは凝縮器で凝縮させ、予
備反応用留出槽に捕集した。3時間反応を行なつ
たのち、留出液の捕集を定量用留出槽へ切り替え
2時間サンプリングを行なつた。反応圧力はガス
抜きをすることによつて制御し、サンプリング時
にはドライアイス−アセトンで冷却したトラツプ
に導入しn−ブチルエーテルに吸収させた。この
間、反応器の圧力、温度および液面は一定であつ
た。定量用留出槽内の留出液を分液し、水相と有
機相についてそれぞれ分析した。水相に含まれる
ホルムアルデヒドの量を亜硫酸ソーダ法により、
第3級ブタノールの量をガスクロマトグラフイー
(内部標準法)により定量した。また有機相に含
まれるイソブテン、第3級ブタノール、イソプレ
ンおよび副生成物をガスクロマトグラフイー(内
部標準法)により定量した。トラツプ中にたまつ
た液についてもガスクロマトグラフイー(内部標
準法)によりイソブテンおよびイソプレンを定量
した。また腐食試験用ステンレス試験片は水、ア
セトン、メチルアルコールおよびエチルエーテル
をこの順番に用いて洗浄し、乾燥して反応の前後
における重量減少を調べた。結果を表1に示す。 実施例 2 実施例1のポリプロピレングリコールに代えて
ジエチレングリコールモノブチルエーテル(20℃
における蒸気圧0.01mmHg)を用いその添加量を
30gとしたこと、ならびにイソブテンおよび
11.36重量%ホルムアルデヒド水溶液の供給速度
を各々129g/hr.、60.7g/hr.としたこと以外は
実施例1と同様に反応を行なつた。結果を表1に
併記する。 比較例 1 ポリプロピレングリコールを添加しなかつたこ
と、ならびにイソブテンおよび11.36重量%のホ
ルムアルデヒド水溶液の供給速度を各々116g/
hr.、54.7g/hr.としたこと以外は実施例1と同
様に反応を行なつた。結果を表1に併記する。 比較例 2 ポリプロピレングリコールを添加せず水の仕込
み量を180gにしたこと(プロピレングリコール
の添加量に相当する量だけ水の仕込み量を増やし
た)、ならびにイソブテンおよび11.36重量%のホ
ルムアルデヒド水溶液の供給速度を各々129g/
hr.、60.7g/hr.としたこと以外は実施例1と同
様に反応を行なつた。結果を表1に併記する。
【表】
【表】 参考例 1 特公昭49−10926号公報に記載された実施例5
の反応方法にしたがつて反応を行なつた。ただし
反応器としては、この特許と同一出願人の出願で
発明者が重複する特開昭48−502号公報にチタン
製の反応器が最も優れているとの記載があるた
め、チタン内張オートクレーブを用いた。 撹拌機を備えたチタン内張りオートクレーブに
37%ホルムアルデヒド水溶液10gと第3級ブタノ
ール68gを仕込むと共に、塩化第一鉄2.4gおよ
び水26gをガラス封管内に密封した状態でオート
クレーブ内に仕込んだ。オートクレーブを加熱
し、オートクレーブ内温度が160℃に達した後、
撹拌を開始してガラス封管を破り、160℃で18分
間反応を行なつた。反応後、あらかじめ氷冷した
希薄アルカリ水中へ反応液を圧送し、急冷して反
応を停止した(反応液の冷却には、生成物の損失
が少なくなるとされている、反応液を希薄アルカ
リ水中へ圧送する方法を用いた)。分離した油層
および水層をガスクロマトグラフイーにより分析
し、イソプレンの生成量を求めた。イソプレンの
生成量は3.52gであり、仕込んだホルムアルデヒ
ド基準の収率は42%であつた。また水層について
亜硫酸ソーダ法により未反応ホルムアルデヒドの
定量を試みたが、検出限界以下であつた。 参考例 2 特公昭52−30483号公報に記載された実施例2
の反応方法にしたがつて反応を行なつた。ただし
反応器としてはチタン内張オートクレーブを用い
た。 撹拌機付チタン内張オートクレーブに26%ホル
ムアルデヒド水溶液11.5g、水11.1g、第3級ブ
タノール59.2gを仕込み、次いでカリウム明ばん
1.13gおよび水3gを仕込んだガラス封管をオー
トクレーブ内に入れた。上蓋を取り付けた後、イ
ソブテン33.6gをオートクレーブ内に導入した。
オートクレーブを加熱し、内温が160℃になつた
後、撹拌を開始してガラス封管を破り、160℃に
おいて1時間反応させた。反応終了後、あらかじ
め氷冷した希薄アルカリ水に反応液を圧送して反
応を停止させた。 参考例1と同様にして生成したイソプレンの量
を求めたところ、2.34gであつた。これは仕込ん
だホルムアルデヒド基準で34.5%の収率に相当す
る。また未反応のホルムアルデヒドは検出されな
かつた。 参考例 3 特開昭48−502号公報に記載された実施例1の
反応方法にしたがつて反応を行なつた。 撹拌機付チタン内張オートクレーブに26%ホル
ムアルデヒド水溶液9.2g、水8.5g、第3級ブタ
ノール47.4gを仕込み、次いで塩化アルミニウム
6水和物0.86gおよび水2.0gを仕込んだガラス
封管をオートクレーブ内に入れた。上蓋を取り付
けた後、イソブテン27gをオートクレーブに導入
した。以下参考例1と同様の操作で160℃で30分
間反応を行つた後、同様の後処理をし、分析を行
つた。生成したイソプレンの量は2.55gであり、
仕込みホルムアルデヒド基準の収率は47%であつ
た。また未反応ホルムアルデヒドは検出できなか
つた。 参考例 4 特開昭57−130928号公報に記載された実施例8
の方法にしたがつて反応を行なつた。 撹拌器を備えた内容積1のステンレス製
(SUS−316)オートクレーブに第3級ブタノール
100g、12.12%のホルムアルデヒド水溶液38.0g
(ホルムアルデヒド4.6g)、ケイタングステン酸
0.09gおよび水142.3gを仕込み、撹拌下に210℃
まで昇温し、直ちに撹拌を止め急冷した。室温か
ら210℃に達するまでに要した時間は1時間であ
つた。室温まで冷却後、反応液を500mlのガラス
製耐圧ビンに取り出し有機相と水相とに分けた。
有機相および中和した水相をガスクロマトグラフ
イーにより分析し、イソプレンの生成量を求め
た。中和した水相についてさらに亜硫酸ソーダ法
により未反応ホルムアルデヒドを定量した。ホル
ムアルデヒドの転化率は98.2%、ホルムアルデヒ
ド基準のイソプレンの選択率は50.2%、仕込んだ
ホルムアルデヒド基準のイソプレンの収率は49.3
%であつた。 参考例 5 特開昭52−91807号公報に記載された実施例1
の反応方法にしたがつて反応を行なつた。 撹拌器を備えたステンレス製(SUS−316)の
内容積300mlのオートクレーブに6%のメタノー
ルを含む36%のホルムアルデヒド水溶液16.6g、
88%の第3級ブタノール水溶液50.4gおよびスル
フアニル酸0.1gを仕込んだ。次いでイソブテン
33.6gを導入し、130℃に加熱して20分間反応さ
せた。この間、昇温時間に45分を要した。次い
で、反応温度を180℃にして40分間反応を行なつ
た。この間の昇温に要した時間は32分であつた。
反応終了後、急冷し、ドライアイス−アセトンで
冷却したトラツプに常圧になるまでパージした。
オートクレーブ内容物を分液し、油層、水層およ
びトラツプ内容物をガスクロマトグラフイーで分
析した。更に水層について亜硫酸ソーダ法による
ホルムアルデヒドの分析を行つた。その結果、ホ
ルムアルデヒドの転化率は85%、ホルムアルデヒ
ド基準のイソプレンの選択率は0.8%であつた。
主生成物は4・4−ジメチル−1・3−ジオキサ
ンであつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 イソブテンおよび/または第3級ブタノール
    とホルムアルデヒドを酸水溶液中で反応させるこ
    とによりイソプレンを製造する方法において、酸
    水溶液として硼酸濃度30〜60重量%の硼酸水溶液
    を用いかつ該硼酸水溶液に対して下記一般式
    () (式中、R1は水素原子またはメチル基を表わし、
    R2およびR3は水素原子または炭素数1〜4のア
    ルキル基を表わし、ここでR1、R2およびR3のう
    ちいずれか1つはアルキル基を表わし、nは2〜
    15の整数である。但し、式中に含まれる炭素数の
    合計が少なくとも8であるものとする。)で示さ
    れるグリコールエーテルを5〜15重量%添加する
    こと、およびかかる硼酸水溶液とグリコールエー
    テルとの混合液にイソブテンおよび/または第3
    級ブタノール、ホルムアルデヒド源および水を連
    続的または断続的に供給するとともに生成するイ
    ソプレン、低沸点副生物および未反応原料を水性
    のガス状混合物として留出させながら反応を行う
    ことを特徴とするイソプレンの製法。 2 反応温度が150〜220℃である特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3 供給するイソブテンおよび/または第3級ブ
    タノールのモル数と供給するホルムアルデヒド源
    をホルムアルデヒドに換算した場合のモル数の比
    が少なくとも3である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 4 反応圧力が硼酸水溶液の反応温度における蒸
    気圧の1.1〜2.5倍である特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 5 ホルムアルデヒド源の供給速度が該ホルムア
    ルデヒド源をホルムアルデヒドに換算した場合に
    硼酸水溶液とグリコールエーテルとの混合液1Kg
    につき1時間あたり3モル以下である特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
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