JPS6245526A - ストレスによる機能障害改善剤 - Google Patents

ストレスによる機能障害改善剤

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JPS6245526A
JPS6245526A JP60183953A JP18395385A JPS6245526A JP S6245526 A JPS6245526 A JP S6245526A JP 60183953 A JP60183953 A JP 60183953A JP 18395385 A JP18395385 A JP 18395385A JP S6245526 A JPS6245526 A JP S6245526A
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Shu Sato
佐藤 ▲周▼
Hiromi Kobayashi
弘美 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はストレスによる機能障害改善剤に係り、殊にフ
ェニルプロパノイド配糖体を有効成分として含有する。
ストレスによる機能障害改善剤に係る。
(従来の技術) フェニルプロパノイド配糖体は式 (式中R1及びR2は水素原子、ハイドロキシ基又はメ
トキシル基を意味し、R1は水素原子、β−D−グルコ
ピラノシル基又はβ−D−アピオフラノシル基を意味し
、R4は水素原子又はアセチル基を意味する) にて示される基本骨格を有する化合物である。従来から
知られているフェニルプロパノイト配糖体としてはモク
セイ科植物のライラック、ネズミモチ及びキンモクセイ
から並びにハマウツボ科植物のナンバンギセル、ゴマノ
ハグサ科植物のキリ等から単離されているアクテオサイ
ド(R1,R2:ハイドロキシ基 R3,R4:水素原
子)を初めとして例えば下記の化合物がある。
エチナコサイド (R’、 R12:ハイドロキシ基、 R3:  β−D−グルコピラノシル基、R4、水素原
子)、 2′−アセチルアクテオサイド (R1,R2; ハイドロキシ基、 R1;水素原子。
R4: アセチル基)、 オスマンスサイドB (R1,R2,R3,R4:水素原子)、フォルシソサ
イドB (R”、 R2:ハイドロキシ基、 R3:  β−D−アピオフラノシル基、R4:水素原
子) これらのフェニルプロパノイド配糖体の薬理乃至生理作
用についてはエチナコサイド及びフォルシソサイドBが
共に抗菌作用を有している旨報告されており (A、 
5tal1等11Helv、 Chim。
Acta、”第238頁、1950年及び速藤等「日本
生薬学会第28年会講演要旨集」第20頁、1981年
)、又アクテオサイドが抗パーキンソニズム作用及びβ
−遮断作用を有していることが報告され〔西ドイツ特許
出願公開第2609533号公報)、且つ抗腫瘍作用を
有していることが報告されている(沼田等r第33回日
本薬学会近畿支部総会講演要旨年」第76頁、1983
年)。
一方、ハマウッポ科の寄生植物である肉従蓉は最古の本
草書である「神農本草経」に収載され、古来から強壮薬
として重用されて来ているにも拘らず、強壮作用を裏付
ける薬理乃至生理作用は証明されていないのが実情であ
り、僅かに血圧降下作用及び唾液分泌促進作用が報告さ
れているに過ぎない([中国医学科学院1956年輪文
報告会論文摘要IIJ、第76頁、1956年及び「中
朽研究文献摘要」第259頁、1975年)。このため
に、本発明者等は肉徐蓉の伝承的効能即ち「五労七傷」
がストレスによる生体臓器の機能低下や精神的疲労に基
因して生ずる諸症状の治癒を相称するものと解し、この
点に着目して肉椋蓉につき研究を重ねた結果、肉辞蓉に
は既知の各種フェニルプロパノイド配糖体以外にも下記
の新規なフェニルプロパノイト配糖体が含イiされてい
ることを見出し、これを報告すると共にその単離法につ
いて特許出願をなした(小林等rchem、 Phar
m、 Bul、1.J第32巻、第3009及び388
0頁、1984年及び特願昭60−29335号)。
シスタノサイドA (R1:ハイドロキシ基、R2: メトキシル鵡、R3
:  β−D−グルコピラノシル基、R4;水素原子) シスタノサイドB (R1,R2: メトキシル基、 R3:  β−D−グルコピラノシル基、R4:水素原
子) シスタノサイドC (R1:ハイドロキシ基、R2、メトキシル基、R3,
R’ :水素原子)及び シスタノサイドD (R1,R” : メトキシル基、 R3,R4、水素原子) これらのシスツノサイド類については予備的試験の結果
、抗ストレス作用を有しているものと推定されたが充分
な解明はなされていなかった。
尚、東洋医学において補養薬に分類されている生薬の薬
効を証明するための動物試験法については斎藷等により
確立され(「第16回和漢薬シンポジウム講演要旨集」
第66頁、1983年)、ストレスに基因して生ずる機
能障害の回復がエゾウコギ抽出物(特開昭59−534
26)、シリンギン(特開昭59−33221)、シリ
ンガレシノール・ジグルコシド(特開昭59−1162
20)及びイリドイド、その配糖体又は塩(特開昭59
−164717)に関して認められる旨の報告がなされ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 科学技術革新が急速に進みつつある現代においては社会
機構が複雑化し、これに伴って人々は多くのストレスを
受ける生活を余儀無くされており、これらストレスに基
因して心身症や神経症等が多発する傾向がある。心身症
は呼吸器系、消化器系、循環器系或は泌尿生殖器系等に
おける不調として現れ、また神経症は不眠、情緒不安定
、健忘等として現れてくる。従って、現代の生活環境下
で健全な社会生活を営んで行くためには、ストレスに基
因する身体的及び精神的な機能障害を改善する医薬品の
意義が極めて高い。
従って、本発明が解決しようとする問題点はこの種の医
薬品、殊に生薬から得られた物質を有効成分とする抗ス
トレス剤を提供し、これによってストレスによる機能障
害の改善を図ることにある。
(問題点を解決するための手段及び作用)既述のように
、フェニルプロパノイド配糖体が二、三の薬理乃至生理
的作用を有していることは報告されているが、抗ストレ
ス作用については従来知られていなかった。
本発明者等は、古来から強壮薬として五労七傷、陽萎、
健忘、腰藤冷痛、遺尿、不妊症、帯下、便秘等に有効と
される生薬であり、肉従蓉丸、還少丹、従蓉潤腸丸等の
漢方処方や、単独で或いは他の生薬と共に薬用酒に用い
られる肉梓蓉に関する研究を行なって来ており、その成
果として肉従蓉には各種のフェニルプロパノイド配糖体
が含有されていることを既述のように発表して来たが、
その後更に研究を重ね、肉従蓉の抽出に際して得られる
各段階の両分や、これらの両分を更に精製処理して得ら
れた構成成分の薬理乃至生理作用を、蒼然等による既述
の動物試験法に従って調べた処、ストレスによる性行動
障害と学習記憶能力の低下が、フェニルプロパノイド配
糖体の投与によって改善されることが判明し、本発明を
完成するに至ったのである。
従って、本発明によれば、式 (式中R”、 R”、 R’及びR1は1)q記の意味
を有する) にて示されるフェニルプロパノイド配糖体の少なくとも
一種を有効成分として含有していることを特徴とする、
ストレスによる機能障害改善剤が提供される。
本発明による剤の有効成分としては!I’−雛精製され
たアクテオサイド、エチナコサイド、シスタノサイドA
或はシスタノサイドC等が有利であるが、このように単
離精製されたものでなくとも使用することができる。
(剤型及び投与量) 本発明による剤の剤型に格別の制限はなく、従っテフェ
ニルプロパノイド配糖体の少なくとも一種の化合物をそ
の侭投与することも、或いは製剤化して投与することも
でき、製剤化に当っては粉末剤、細粒剤、顆粒剤、カプ
セル剤、液剤、シロップ剤等の経口投与剤とすることも
、或いは注射剤、腸注剤等の非経口投与剤とすることも
できる。
投与量は患者の年齢、体重、症状、剤型等に依存するが
、成人に経口投与する場合には、フェニルプロパノイド
配糖体として0.05−5 、/日を1−3回に分けて
服・用するのが適当である。
(発明の効果) 本発明はフェニルプロパノイド配糖体に関する新たな薬
理乃至生理作用即ぢ抗ストレス作用の発見と確認に基づ
くものであり、本発明による剤を投与すればストレスに
基因して生ずる諸機能の障害殊に性機能障害、健忘症を
軽減乃至治癒せしめることができ、更には心身症の予防
や治療を行なうことができる。
尚、フェニルプロパノイド配糖体の毒性が極めて低く、
従って本発明による剤は使用安全性に優れている。
(製剤例等) 次にフェニルプロパノイト配糖体の製造例、薬効薬理試
験例及び製剤例に関連して本発明を更に具体的に説明す
る。
yλ=迭バノイド酊囚遵!11領畦 フェニルプロパノイド配糖休はモクセイ科のライラック
、ネズミモチ、キンモクセイ、イボタノキ等に、イワタ
バコ科のイワタバコ等に、ハマウツボ科のナンバンギセ
ル、肉従蓉等に、シソ科のジュウニヒトエ、天人草等に
、またゴマノハグサ科のキリ等に含有されており、従っ
てこれらの植物を原料として抽出することにより得るこ
とができる。これらの諸原料の内で含有されるフェニル
プロパノイド配糖体の種類が多い点を考慮して肉゛4゜ 従蓉を原料として採択し、これを小林等rChem。
Pharm、 Bull、J第32巻、第3009及び
3880頁、 1984年並びに特願昭60−2933
5号明細書に記載の方法で処理してフェニルプロパノイ
ド配糖体を調製した。
即ち、肉従蓉を細切し、アルコール水溶液(水及び高極
性有機溶媒を併用することもできる)で抽出し、得られ
た抽出物又はそのn−ブタノール可溶部をスチレン系非
極性吸着樹脂例えば市販のダイヤイオンIIP−20(
三菱化成工業株式会社製)やアンバーライトXAD−2
(ローム・アンド・ハース社製)を用いて粗配糖体画分
(以下「両分−1」と称する)を得た。 次に、この両
分−1をポリアミド樹脂例えば市販のポリアミドC−2
00(和光純薬工業株式会社製)を充填したカラムで処
理して粗イリドイド配糖体及び粗リグナン配力((体の
混合画分(以下「画分−2」と称する)と、粗フェニル
プロパノイド配糖体画分く以下「画分−3」と称する)
とに分離した。
両分−2について下記条件で薄層クロマトグラフ分析を
行なった結果は第2図に示される通りであり、この分析
結果から明らかなように、この両分には8−エビロガニ
ン酸(1)、アジュゴール(2)、ムサエノシジン酸(
3)、ゲニポシジンM (4)、 6−ジオキシカタル
ボール(6)、グルコサイド(7)。
バルトシオサイド(8)、8−エピデオキシロガニン酸
(9)、シスタニン(12)等のイリドイド及びその配
糖体や、シリンガレシノール・ジグルコサイド(5)、
シリンガレシノール・モノグルコサイド(11)等のり
ダナン配糖体並びに8−ヒドロキシゲラニオール−1−
グルコサイド(10)等の化合物が包含されているが、
フェニルプロパノイド配糖体は含有されていない。
薄層板ニジリカゲル60F2.、 (メルク社製)展開
液: クロロホルム/メタノール/蟻酸/水= 70 
/ 30 / 2 / ] 発色法=20ν/v (1)硫酸の噴霧後に105℃で
加熱 一方、両分−3について下記条件で薄層クロマトグラフ
分析を行なった結果は第1図に示される通りであり、こ
の分析結果から明らかなように、この両分にはフェニル
プロパノイト配糖体であるシスタノサイドA−D (図
中の2.4,5及び8)。
エチナコサイド(1)、アクテオサイド(3)、2′−
アセチルアクテオサイド(6)及びオスマンスサイドB
 (7)が含有さ九ているが、イリドイド又はリグナン
関連化合物は含有さ九ていない。
薄層板ニジリカゲル60F2.、 (メルク社製)展開
液:クロロホルム/メタノール/水=6/4/1 発色法: 20 v/v (%)硫酸の噴霧後に105
℃で加熱 両分−3に含有されている各種のフェニルプロパソイ1
〜配糖体をそれぞ九lIi、雛するには、第1図に示さ
れる薄層クロマトグラムを指標として1両分−3をシリ
カゲルカラムクロマトグラム処理及び非極性吸着樹脂(
例えばファルマシア・ファインケミカルズ社製のセファ
デックスL11−20)カラムクロマ1−グラム処理す
れば良い。
1効1ぜ1夜釆−筬漿粁」 蒼然等の方法(「第16回和漢薬シンポジウム講演要旨
集」第66頁、1983年)により、ストレス負荷後に
生ずる性行動障害及び学習記憶障害に対する、フェニル
プロパノイド配糖体による改善効果を調へた。
(1)実験動物 9週令以上で性行動の正常なrv−cs H雄性マウス
(体重28−32g)を選び、1週間にわたり温度23
±1℃、湿度55±5%の条件下で多備飼育した。
この場合の「正常な性行動」とは、個室ケージで飼育し
た雄性マウスを、エストラジオール10μg/kgを連
日皮下投与することにより発情状態になされている雌性
マウス10匹と毎日105)間同居させ、1週間に5回
以上イントロミッションに成功する場合を指体する。
(2)ストレス負荷 実験動物である雄性マウスを宙吊り状態で鼻先が水面に
接触する程度の高さレベル位置に固定し。
この状態を試験初日は30分間維持させ、2日日以降は
宙吊り時間を徐々に延長し、試験最終日の15日日日は
2時間にわたり宙吊り状態に維持させてストレスを負荷
した。この方法で15日間にわたり連[jストレスを負
荷させても、対照のストレス非負荷群と比較して体重減
少は認められず、運動協調性障害、筋緊張度低下、自発
運動や探索運動の低下は認められなかったが、性行動と
学習記憶行動に低下が認められた。
(3)実験方法と被験薬物の効果判定方法ストレス負荷
は毎日規定の時刻(午後1時)から行ない、ストレス負
荷後に被験薬物を経口投与し。
翌朝の9時から性行動を且つ11時から学習(記憶)行
動を調べ、これを15日間にわたり繰返し、被験薬物の
改善効果を検3・1する。
a)性行動の判定 エストラジオールが連日投与された(10gg/kg)
各雌性マウス10匹が入れられたケージ(30x 40
 x20 cm)内に実験動物である雄性マウス1匹を
10分間同居させ、その間にリッキング、マウンティン
グ及びイントロミッションの各性行動を行なった回数、
行動回数及び行動を起す迄の時間を測定する。この場合
に一群10匹とし、群間の有意差検定は回数については
 χ2検定を、又その他は分散分析法を採用した。
b)学習(記憶)行動の判定 電流(DC36V、 O,1mA)が流れている床にゴ
ム栓(直径5 cm、高さ5 am)を載置し、実験動
物である雄性マウスに対して5分間はこのゴム栓上から
降りないように学習させておく。この学習処置を施した
雄性マウスを」二記ゴ11栓の上に乗せ、5分間以内に
誤ってゴム栓上から降りた回数及び−1’110匹中で
の誤って降りた回数をdIす定した。この場合の群間の
有意差検定は誤って降りた回数については分散分析法を
、又誤った四故については χ2検定を採用した。
(4)結果及びその解析 8)性行動に対する作用 j)結果 ストレス負荷による性行動の低下並びに各被験薬物の投
ケ、によるその回復を調べた結果は下記表に示される通
りであった。
ii)解析 雄性マウスの性行動はリンキング、マウンティング、イ
ントロミッション、射精の経過を辿る。
従って、成る処置を施した雄性マウスが発情状態の雌性
マウスと同居した時にその性行動に如何なる変化が生ず
るかを調べることにより当該処置の効果を判定すること
ができる。即ち、一定時間内に一群10匹中それぞれの
性行動をとる四散が多い程、性行動の回数が多い程、及
び性行動を起す迄の時間が短い程性行動が活発であると
判断することができる。
前記表から明らかなように、ストレスを負荷させた雄性
マウスの性行動は全般的に低下する。ストレスを負荷さ
せた被験群とストレスを負荷させなかった対照群とを比
較する場合に初期の性行動であるリッキングよりも後期
の性行動になる程顕著な差異が見られることが明らかと
なった。尚、各性行動を起す匹敵1回数及び開始迄の所
要時間について言及すると、ストレス負荷が性行動を起
す四散に与える影響は比較的少ないが、個々のマウスが
性行動をとる回数と、性行動を開始する迄に要する時間
に明らかな差異が認められた。
このように、ストレス負荷により性行動の低下した雄性
マウスに被験薬物を投与することにより性行動に明らか
な改善が認められた。被験薬物の種類とその改善効果と
の関連性については、両分−1(粗配糖体画分であって
、各種のフェニルプロパノイド配糖体並びにリグナン及
びイリドイド関連化合物をも含有)は効果の程度が最も
低く、50mg/kgの投与量で改善作用が見受けられ
るに至り、両分−2(リグナン及びイリドイド関連化合
物を構成成分とするもの)と両分−3(各種のフェニル
プロパノイド配糖体を構成成分とするもの)とを比較す
る場合には後者即ちフェニルプロパノイド配糖体の方が
有効であることが判り、又画分−3を更に精製して得た
アクチオサイト、エチナコサイド、シスタノサイドA及
びシスタノサイドCでは10 mg/kgの比較的少量
の投与で有効な改善効果の得られることが判明した。
これらのことは、フェニルプロパノイド配糖体が、スト
レスによる性機能の低下を有効に改善する効果を有して
いることを示すものである。
b)学習(記憶)行動に対する作用 i)結果 試験結果は第3図に示される通りであった。
ii)解析 ストレス非負荷の対照群においては5分間の試験時間内
に誤ってゴム栓上から降りてしまった回数が15日間の
試験期間中−日平均0.75回であったのに対して、ス
トレス負荷された被験群においては一日平均2.6回で
あり、これからストレス負荷により学習行動に低下の生
ずることが判明した。
このようにストレス負荷により学習行動の低下した雄性
マウスに被験薬物を投与することにより、誤ってゴム栓
上から降りてしまう回数は明らかに減少した。又、誤り
を冒すマウスの四散についても同様な傾向が見られた。
尚、エチナコサイドの作用は他のフェニルプロパノイド
配糖体の作用と比較して弱く、又リグナン及びイリドイ
ド関連化合物を構成成分とする両分−2の作用は各種の
フェニルプロパノイド配糖体を構成成分とする両分−3
やエチナコサイド以外の個々のフェニルプロパノイド配
糖体の作用よりも弱かった。
これらの事柄は、ストレスによる記憶能力の減退をフェ
ニルプロパノイド配糖体が改善する効果を有しているこ
とを示すものである。
天羞叉里に狡豊」 (毒性試験) ddY系マウス(体重25−30g)を温度23±1℃
湿度55±5%の室内で自由給餌、自由給水の条件下に
一週間予備飼育して健康な個体を選出し、一群5匹とし
た。次いで18時間絶食させた後に1両分−3、エチナ
コサイド、アクテオサイド及びシスタノサイドAに関し
ては各1 g/kgを、又シスタノサイドCについては
500 mg/kgを経口、腹腔内及び静脈内の3経路
でそれぞれ投与した。
何れの被験薬物に関しても、又何れの投与経路において
も投与直後から約5時間にわたり鎮静作用と体温降下が
認められたが、約6時間後には回復し、死亡例は全く見
られなかった。その後1週間にわたり体温及び一般症状
につき検討したが、対照群との間に差異は認められず、
又剖検によっても異常は何畳認められなかった。
このことはフェニルプロパノイド配糖体の毒性が極めて
低いことを示しており、医薬品の有効成分として用いる
場合に安全性が極めて高いことを示唆している。
製剤例1(顆粒剤) 肉従蓉を50%エタノール水溶液に浸漬して得た粗エキ
スを水に溶解させ、ダイヤイオン1(P−20カラムク
ロマトグラム処理して粗配糖体画分(画分−1)を得た
。この両分をポリアミドカラムクロマトグラム処理して
粗フェニルプロパノイド配糖体画分(画分−3)を得た
この両分20gに澱粉95G及び乳980gを添加して
均一に混合し、次いでヒドロキシプロピルセルロース(
5g)エタノール溶液を用いて常法により湿式製粒し、
乾燥し、整粒して顆粒剤を得た。
1厩!」(カプセル剤) エチナコサイドLogに乳糖100g及び澱粉85gを
添加して均一に混合し、次いでヒドロキシプロピルセル
ロース(5g)エタノール溶液を用いて常法により湿式
製粒し、乾燥し、整粒し、1カプセル当り200mg宛
充填して硬カプセル剤を得た。
聚嵐鼓」(錠剤) アクテオサイド10gに澱粉90g、乳糖97g、ヒド
ロキシプロピルセルロース’Ig及びステアリン酸マグ
ネシウム2gを添加して均一に混合し、常法により湿式
製粒し、乾燥し、整粒し、打錠して200 mg7錠の
錠剤を得た。
l屓五」(内服用液剤) シスタノサイドA iog と、ブドウ糖100gと、
適宜量の香料とを14%エタノール溶液に溶解させ全量
を10100Oとなして内服用液剤を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は肉従蓉から抽出された粗フェニルプロパノイド
配糖体(画分−3)の薄層クロマトグラムであり、第2
図は肉従蓉から抽出されたイリドイド及びリグナン関連
化合物(画分−2)の薄層クロマトグラムであり、第3
図はストレスがマウスの学習記憶行動に及ぼす作用並び
に両分−2及び両分−3や各フェニルプロパノイド配糖
体が学習記憶行動の低下に対して及ぼす改善作用を示す
グラフである。 第1図 *: **; ストしス4!負神辻羊 ストしス負輸 画分3ff−5#(20mg/Kg7日)[)<0.0
5 pく0.O1

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1及びR^2は水素原子、ハイドロキシ基又
    はメトキシル基を意味し、R^3は水素原子、β−D−
    グルコピラノシル基又はβ−D−アピオフラノシル基を
    意味し、R^4は水素原子又はアセチル基を意味する) にて示されるフェニルプロパノイド配糖体の少なくとも
    一種を有効成分として含有していることを特徴とする、
    ストレスによる機能障害改善剤。
  2. (2)R^1及びR^2がハイドロキシ基を意味し、R
    ^3がβ−D−グルコピラノシル基を意味し、R^4が
    水素原子を意味するエチナコサイドを有効成分としてい
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の機
    能障害改善剤。
  3. (3)R^1及びR^2がハイドロキシ基を意味し、R
    ^3及びR^4が水素原子を意味するアクテオサイドを
    有効成分としていることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項に記載の機能障害改善剤。
  4. (4)R^1がハイドロキシ基を意味し、R^2がメト
    キシル基を意味し、R^3がβ−D−グルコピラノシル
    基を意味し、R^4が水素原子を意味するシスタノサイ
    ドAを有効成分としていることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項に記載の機能障害改善剤。
  5. (5)R^1がハイドロキシ基を意味し、R^2がメト
    キシル基を意味し、R^3及びR^4が水素原子を意味
    するシスタノサイドCを有効成分としていることを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項に記載の機能障害改善剤
JP60183953A 1985-08-23 1985-08-23 ストレスによる機能障害改善剤 Expired - Lifetime JPH064537B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1736167A3 (en) * 2005-06-20 2007-02-21 I.R.B. Istituto Di Ricerche Biotecnologiche S.r.l. Extracts obtained from cell line cultures from plants belonging to the Oleaceae family (e.g. Syringa vulgaris), their preparation and use
JP2008280271A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Oriza Yuka Kk 皮膚光老化予防剤
CN103351411A (zh) * 2013-07-19 2013-10-16 中国科学院西北高原生物研究所 独一味中五种苯丙素苷类单体化合物的分离制备方法

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