JPS6247177B2 - - Google Patents

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JPS6247177B2
JPS6247177B2 JP56056771A JP5677181A JPS6247177B2 JP S6247177 B2 JPS6247177 B2 JP S6247177B2 JP 56056771 A JP56056771 A JP 56056771A JP 5677181 A JP5677181 A JP 5677181A JP S6247177 B2 JPS6247177 B2 JP S6247177B2
Authority
JP
Japan
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phenylcarbamate
group
carboxylic acid
reaction
methylene
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Expired
Application number
JP56056771A
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English (en)
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JPS57171953A (en
Inventor
Shinsuke Fukuoka
Masazumi Chono
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPS57171953A publication Critical patent/JPS57171953A/ja
Publication of JPS6247177B2 publication Critical patent/JPS6247177B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、N−フエニルカルバミン酸エステル
をメチレン結合を介して縮合させる方法に関する
もので、さらに詳しくいえば、本発明は、N−フ
エニルカルバミン酸エステルをメチレン化剤と反
応させて縮合させる際に、高選択率でビス体を得
るための改良方法に関するものである。 このメチレン−ビス−(4−フエニルカルバミ
ン酸エステル)は、4・4′−ジフエニルメタンジ
イソシアナート(いわゆるピユアーMDI)の前駆
体として、またこのメチレン−ビス−(4−フエ
ニルカルバミン酸エステル)と、一般式 (式中Rはアルキル基又は芳香族基又は脂環族基
を、nは1〜4の整数を示す) で表わされるポリメチレンポリフエニルカルバミ
ン酸エステルとの混合物は、いわゆるクルード
MDIの前駆体として有用な物質である。これらの
イソシアナート類はポリウレタンの原料として工
業的に極めて重要であり、特にピユア−MDIはポ
リウレタンエラストマー、スパンデツクス、人工
皮革用コーテイング材などの原料として、近年需
要が急増している。したがつてその原料となりう
るメチレン−ビス−(4−フエニルカルバミン酸
エステル)を大量に含むポリメチレンポリフエニ
ルカルバミン酸エステル類を、工業的に有利に製
造できる方法を開発することが望まれている。 従来、N−フエニルカルバミン酸エステルを出
発原料としてメチレン−ビス−(4−フエニルカ
ルバミン酸エステル)を製造する方法としては、
ホルマリンやパラホルムアルデヒドやトリオキサ
ンなどを縮合剤として用い、塩酸、硫酸、リン酸
などの鉱酸を触媒として水溶液媒体中で反応させ
る方法、あるいは有機スルホン酸を触媒として有
機溶媒中で反応させる方法などが知られている。
(例えば特開昭55−57550号公報、特開昭55−
79358号公報、特開昭55−81850号公報、特開昭55
−81851号公報、特開昭55−105658号公報、特開
昭55−115862号公報、特開昭55−129260号公報、
特開昭55−160012号公報、特開昭55−167273号公
報) しかしながら、これらの方法においては、副生
物が多量に生成するため、目的とするメチレン−
ビス−(4−フエニルカルバミン酸エステル)の
収率が低く、また目的物の単離に手間がかかるな
どの欠点があり、満足できるものではない。例え
ば水溶液媒体中での反応においては、N−フエニ
ルカルバミン酸エステル中の窒素が関与してN−
(アルコキシカルボニル)フエニルアミノメチル
フエニル化合物やこの化合物の二量体、三量体な
どのN−ベンジル化合物がかなりの量生成する
し、また、有機スルホン酸を触媒とする有機溶媒
中での反応においても、ベンゼン環を三個以上含
む多核体のポリメチレンポリフエニルカルバミン
酸エステルがかなりの量で副生し、目的物の選択
性はそれほど高くない。 また、前記の液体酸触媒を用いる場合、装置の
腐食が大きい、触媒の分離回収に多大の費用を要
する、さらに廃酸の処理をしなければならないな
どの種々の欠点を有している。 本発明者らは、これらの欠点を克服すべくN−
フエニルカルバミン酸エステルのメチレン化方法
について鋭意研究を重ねた結果、フツ素化カルボ
ン酸樹脂を触媒として用いることによつて、前記
の種々の欠点が解決され、高選択率でメチレン−
ビス−(4−フエニルカルバミン酸エステル)を
製造できることを見出し、この知見に基づいて本
発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は、N−フエニルカルバミン
酸エステルをメチレン結合を介して縮合させるに
当り、フツ素化カルボン酸樹脂の存在下でメチレ
ン化剤を反応させることを特徴とするN−フエニ
ルカルバミン酸エステルの縮合方法を提供するも
のである。 本発明で用いるフツ素化カルボン酸樹脂とは、
カルボン酸基を持つフツ素含有樹脂であつて特に
制限はないが、分子内に少なくとも1種の−
CF2COOH又は
【式】で表わされる基を 有する樹脂が特に好ましい。 このようなフツ素化カルボン酸樹脂としては、
例えば次式()〜()で表わされるカルボン
酸基を有する単量体単位を少なくとも1種含む樹
脂が挙げられる。すなわち (ここでXはF又はCF3、Rfは炭素数2〜10の二
価のパーフルオロアルキレン基、YはF又はCF3
又は−CF2−O−CF3、Zは炭素数1〜10の一価
のパーフルオロアルキル基であり、kは0〜5の
整数、lは1〜12の整数、mは0〜5の整数であ
る) で表わされる樹脂が挙げられる。 また、前記の単量体単位少なくとも1種を含
み、かつ次式() (ただし、A1、A2はF又はH、A3はF又はCl又は
H、A4はF、Cl、H、CH3、CF3、−OR2から選
ばれた元素又は基であり、R2は炭素数1〜5の
パーフルオロアルキル基である) で表わされる単量体単位を有する共重合体も、本
発明の触媒として好適である。 本発明で用いるフツ素化カルボン酸樹脂は、そ
の製造方法について特に制限はなく、公知の方法
に従つて製造することができる。例えば、相当す
るビニル化合物又はオレフイン類を重合又は共重
合させることにより、目的とするフツ素化カルボ
ン酸樹脂を製造することができる。 このような重合又は共重合法において、単量体
として用いるビニル化合物又はオレフイン類とし
ては、例えば、次式 (ただし、X、Rf、Y、Z、k、l、m、A1
A2、A3、A4は前記と同じ意味を持ち、Bはカル
ボン酸基又は−CN、−COCl、−COBr、−COF、−
COOR3、−CONR4R5などのカルボン酸基に変換
しうる基であり、R3はアルキル基又は芳香族
基、R4、R5はH、アルキル基、芳香族基であ
る) で表わされるものがある。 上記の式におけるBがカルボン酸基に変換しう
る基である場合は、重合又は共重合したのち、通
常加水分換などの処理を行つてカルボン酸基に変
換すればよい。 このようなビニル化合物又はオレフイン類の単
量体を重合や共重合させる方法として、通常フツ
素化エチレンの単独重合や共重合における方法と
同様な方法が用いられる。例えば、水又はフツ素
化有機溶媒中で、酸化−還元触媒、有機過酸化
物、アゾビス系化合物、パーフルオロラジカル発
生剤、N2F2などのラジカル開始剤を用いで、温
度−50〜200℃、圧力0〜200Kg/cm2の範囲で重合
させる方法を用いることができる。 この際、適当なフツ素化有機溶媒として、例え
ば1・1・2−トリクロル−1・2・2−トリフ
ルオロエタン又はパーフルオロヘプタン、パーフ
ルオロオクタンなどのパーフルオロアルカン類、
パーフルオロメチルシクロヘキサン、パーフルオ
ロジメチルシクロブタンなどのパーフルオロシク
ロアルカン類及びパーフルオロベンゼンなどが用
いられる。しかし、用いる単量体が液体の場合
は、溶媒を使用しないバルク重合法によつて重合
又は共重合させてもよい。 さらに、このようにして得られたフツ素化カル
ボン酸樹脂は、機械的な強度を増すなどの目的で
他の架橋剤によつて架橋されたものであつてもよ
いし、あるいは他の樹脂や担体に含浸又は担持さ
れたものであつてもよい。 また、本発明で用いるフツ素化カルボン酸樹脂
の形状については特に制限はなく、例えば粉末
状、ビーズ状、ペレツト状、球状、繊維状、織物
状、膜状、中空糸状、チユーブ状など、反応の方
法に応じて適当な形状のものを用いることができ
る。 本発明で用いるN−フエニルカルバミン酸エス
テルは、一般式 で表わされる化合物であり、ここでRはアルキル
基又は芳香族基又は脂環族基を表わし、R′は水
素又はアルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シ
アノ基、アルコキシ基、脂環族基などの置換基を
表わし、これらの置換基はウレタン基に対してオ
ルト位又はメタ位に結合しており、rは0〜4の
整数を表わす。また、rが2以上の場合はR′は
同じものであつてもよいし、異なる置換基であつ
てもよい。さらに、Rはその1個以上の水素が前
記の置換基で置換されたものであつてもよい。 このようなN−フエニルカルバミン酸エステル
としては、例えば前記の一般式()においてR
がメチル基、エチル基、2・2・2−トリクロロ
エチル基、2・2・2−トリフルオロエチル基、
プロピル基(n−、iso−)、ブチル基(n−及び
各種異性体)、ペンチル基(n−及び各種異性
体)、ヘキシル基(n−及び各種異性体)などの
アルキル基、又はシクロペンチル基、シクロヘキ
シル基などのの脂環族基、又はフエニル基、ナフ
チル基などの芳香族基であり、R′は水素又は前
記のアルキル基又は脂環族基あるいはフツ素、塩
素、臭素、ヨウ素などのハロゲン原子あるいはニ
トロ基あるいはシアノ基あるいは前記のアルキル
基を構成成分とするアルコキシ基などであるよう
なN−フエニルカルバミン酸エステル類が挙げら
れる。 好ましいのは、N−フエニルカルバミン酸メチ
ル、N−フエニルカルバミン酸エチル、N−フエ
ニルカルバミン酸n−プロピル、N−フエニルカ
ルバミン酸iso−プロピル、N−フエニルカルバ
ミン酸n−ブチル、N−フエニルカルバミン酸
sec−ブチル、N−フエニルカルバミン酸iso−ブ
チル、N−フエニルカルバミン酸tert−ブチル、
N−フエニルカルバミン酸ペンチル、N−フエニ
ルカルバミン酸ヘキシル、N−フエニルカルバミ
ン酸シクロヘキシル、N−フエニルカルバミン酸
2・2・2−トリクロロエチル、N−フエニルカ
ルバミン酸2・2・2−トリフルオロエチル、N
−o又はm−トリルカルバミン酸メチル、N−o
又はm−トリルカルバミン酸エチル、N−o又は
m−トリルカルバミン酸2・2・2−トリフルオ
ロエチル、N−o又はm−トリルカルバミン酸プ
ロピル(各異性体)、N−o又はm−トリルカル
バミン酸ブチル(各異性体)、N−o又はm−ク
ロルフエニルカルバミン酸メチル、N−o又はm
−クロルフエニルカルバミン酸エチル、N−o又
はm−クロルフエニルカルバミン酸プロピル(各
異性体)、N−o又はm−クロルフエニルカルバ
ミン酸ブチル(各異性体)、N−o又はm−クロ
ルフエニルカルバミン酸2・2・2−トリフルオ
ロエチル、N−2・6−ジメチルフエニルカルバ
ミン酸メチル、N−2・6−ジメチルフエニルカ
ルバミン酸エチル、N−2・6−ジメチルフエニ
ルカルバミン酸プロピル(各異性体)、N−2・
6−ジメチルカルバミン酸ブチル(各異性体)、
N−2・6−ジメチルカルバミン酸2・2・2−
トリフルオロエチル、N−2・6−ジブロムフエ
ニルカルバミン酸メチル、N−2・6−ジブロム
フエニルカルバミン酸エチル、N−2・6−ジブ
ロムフエニルカルバミン酸プロピル(各異性
体)、N−2・6−ジブロムフエニルカルバミン
酸ブチル(各異性体)、N−2・6−ジブロムフ
エニルカルバミン酸2・2・2−トリフルオロエ
チルなどのN−フエニルカルバミン酸エステル類
が用いられる。 本発明で用いるメチレン化剤としては、例えば
ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリ
オキサン、テトラオキサン、ジアルコキシメタ
ン、1・3−ジオキソラン、1・3−ジオキサ
ン、1・3−ジチアン、1・3−オキサチアン、
ヘキサメチレンテトラミンなどが挙げられるが、
これらのメチレン化剤の中で特に好ましいものは
ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリ
オキサン及び炭素数1〜6の低級アルキル基を有
するジアルコキシメタン、例えばジメトキシメタ
ン、ジエトキシメタン、ジプロポキシメタン、ジ
ペンタノキシメタン、ジヘキシロキシメタンなど
であり、これらは単独若しくは2種以上混合して
用いてもよい。 本発明方法は無溶媒でも実施できるが、必要に
応じて適当な溶媒中で実施することもできる。こ
のような溶媒としては、例えばペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、n−
ヘキサデカン、シクロペンタン、シクロヘキサン
などの脂肪族又は脂環族炭化水素類、クロロホル
ム、塩化メチレン、四塩化炭素、ジクロルエタ
ン、トリクロルエタン、テトラクロルエタンなど
のハロゲン化炭化水素類、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノールなどのアルコール
類、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベン
ゼン、モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン、
ブロムナフタリン、ニトロベンゼン、o−又はm
−又はp−ニトロトルエンなどの芳香族化合物
類、ジエチルエーテル、1・4−ジオキサン、テ
トラヒドロフランなどのエーテル類、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、ギ酸メチルなどのエステル類、
スルホラン、3−メチルスルホラン、2・4−ジ
メチルスルホランなどのスルホラン類、酢酸、プ
ロピオン酸、モノクロル酢酸、ジクロル酢酸、ト
リクロル酢酸、トリフルオロ酢酸などのカルボン
酸類、メタンスルホン酸、トリクロルメタンスル
ホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸などのス
ルホン酸類及び水などが挙げられる。 本発明方法を実施するに当り、メチレン化剤と
N−フエニルカルバミン酸エステルとのモル比は
特に制限はないが、通常N−フエニルカルバミン
酸エステル1モルに対してメチレン化剤を0.01〜
10モルの範囲で用いるのが好ましく、さらに好ま
しくは0.05〜5モルの範囲である。メチレン化剤
の使用量が少なすぎると未反応のN−フエニルカ
ルバミン酸エステルの残存率が多くなり、一方多
過ぎるとフエニル基を3個以上有する多核体のポ
リメチレンフエニルカルバミン酸エステルの生成
割合が多くなる。 また、触媒であるフツ素化カルボン酸樹脂の量
は、N−フエニルカルバミン酸エステル1モルに
対して通常、カルボン酸基10-5〜10モル当量の範
囲であり、好ましくは5〜10-4〜5モル当量の範
囲が望ましい。触媒量が10-5モル当量未満では実
質的に反応が遅くなる。一方、10モル当量以上使
用しても特に効果の向上が認められないので無意
味である。 本発明の反応は250℃以下、好ましくは10〜200
℃の温度で行われるが、さらに好ましい温度は80
〜180℃の範囲である。 また、本発明方法は通常、常圧下又は加圧下で
行われるが、必要に応じて減圧下で行うこともで
きる。 反応時間は反応温度、触媒の種類と量、溶媒の
有無及び量、原料組成、反応方法などの他の反応
条件によつて異なるが、通常数分〜数時間であ
る。 また、本発明の反応方式としては、特に制限は
なく、例えばフツ素化カルボン酸樹脂を反応混合
物中に懸濁させて行う方法や、固定床として行う
方法などがある。また回分式で行つてもよいし、
あるいは連続式に行つてもよい。 本発明のフツ素化カルボン酸樹脂触媒は塩酸、
硫酸などの通常の液体酸触媒に比べて固体である
ので装置の腐食がなく、反応液成分からの分離回
収や反応の連続化が容易であり、かつ廃酸水溶液
を出さないなど工業的に極めて有利な点を有して
いる。 また、本発明の触媒を、N−フエニルカルバミ
ン酸エステルとメチレン化剤との反応触媒として
用いる場合、高選択率でメチレン−ビス−(4−
フエニルカルバミン酸エステル)を得ることがで
きる。 次に実施例によつて本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこの例によつて限定されるもの
ではない。 なお、反応生成物は高速液体クロマトグラフイ
ーを用いて分析した。 実施例 1 テトラフルオロエチレンと CF2=CFOCF2CF(CF3)OCF2COOCH3との
共重合体をKOH、ジメチルスルホキシド及び水
の混合物と反応させたのち、硝酸でイオン交換す
ることによつて次の構造を有する単量体単位から
なるフツ素化カルボン酸樹脂を得た。 この樹脂(ビーズ状)2g、N−フエニルカル
バミン酸エチル16.5g(0.1モル)、ジメトキシメ
タン3.8g(0.05モル)を50mlかきまぜ式オート
クレーブに入れ、120℃で2時間反応させた。反
応終了後、反応液を分析するとN−フエニルカル
バミン酸エステルの反応率は65%で、メチレン−
ビス−(4−フエニルカルバミン酸エチル)の収
率は51%で選択率は78%であつた。3核体以上の
ポリメチレンポリフエニルカルバミン酸エステル
の選択率は15%であつた。反応液からろ過により
分離した触媒を用いて同様の反応をくり返した
が、N−フエニルカルバミン酸エステルの反応率
は64%でメチレン−ビス−(4−フエニルカルバ
ミン酸エチル)の選択率は80%、ポリメチレンポ
リフエニルカルバミン酸エチルの選択率は13%
で、ほぼ同様の結果が得られた。 実施例 2 単量体単位として なる構造を有するビーズ状のフツ素化カルボン酸
樹脂2g、N−フエニルカルバミン酸メチル15.1
g(0.1モル)、トリオキサン1.17g(0.013モル)
を50mlかきまぜ式オートクレーブに入れ、110℃
で2時間反応させた。反応液を分析した結果、N
−フエニルカルバミン酸メチルの反応率は60%で
メチレン−ビス−(4−フエニルカルバミン酸メ
チル)の選択率は73%で、ポリメチレンポリフエ
ニルカルバミン酸メチルの選択率は19%であつ
た。 実施例 3 単量体単位として なる構造を有するフツ素化カルボン酸樹脂3gを
触媒として、N−フエニルカルバミン酸n−プロ
ピル17.9g(0.1モル)、37%ホルマリン水溶液2.5
gを50mlかきまぜ式オートクレーブに入れ、130
℃で1時間反応を行つた。N−フエニルカルバミ
ン酸n−プロピルの反応率は53%でメチレン−ビ
ス−(4−フエニルカルバミン酸n−プロピル)
の選択率は68%で、ポリメチレンポリフエニルカ
ルバミン酸n−プロピルの選択率は23%であつ
た。 実施例 4 単量体単位として なる構造を有するフツ素化カルボン酸樹脂2g、
N−フエニルカルバミン酸n−ブチル10.5g、ト
リオキサン0.54g、スルホラン20mlを用いて、
120℃で1時間反応を行つた。反応液を分析した
結果、N−フエニルカルバミン酸n−ブチルの反
応率は58%で、メチレン−ビス−(4−フエニル
カルバミン酸n−ブチル)の選択率は、80%で、
ポリメチレンポリフエニルカルバミン酸n−ブチ
ルの選択率は14%であつた。 実施例 5 単量体単位として なる構造を有するフツ素化カルボン酸樹脂1.5
g、N−フエニルカルバミン酸エチル、ジエトキ
シメタン4g、m−ニトロトルエン20mlを50mlか
きまぜ式オートクレーブに入れ120℃で1時間反
応を行つた。N−フエニルカルバミン酸エチルの
反応率は67%で、メチレン−ビス−(4−フエニ
ルカルバミン酸エチル)の選択率は79%でポリメ
チレンポリフエニルカルバミン酸エチルの選択率
は12%であつた。 実施例 6 単量体単位として なる構造を有するフツ素化カルボン酸樹脂2gを
触媒として、N−フエニルカルバミン酸メチル
15.1gとパラホルムアルデヒド0.6gとの反応を
スルホラン20ml中、130℃で1時間行つた。N−
フエニルカルバミン酸メチルの反応率は36%でメ
チレン−ビス−(4−フエニルカルバミン酸メチ
ル)の選択率は82%でポリメチレンポリフエニル
カルバミン酸メチルの選択率は12%であつた。 実施例 7〜15 単量体単位として なる構造を有するフツ素化カルボン酸樹脂2.5g
を用い、N−フエニルカルバミン酸エチル0.1モ
ルとパラホルムアルデヒド又はトリオキサンとの
反応を溶媒50ml中、120℃で2時間行つた結果を
第1表に示す。
【表】
【表】 実施例 16 なる構造を有する単量体単位から成るフツ素化カ
ルボン酸樹脂を内径12mmφ、長さ20cmのステンレ
ス製カラムに充填した。N−フエニルカルバミン
酸エチルを10重量%、トリオキサン1重量%を含
むスルホラン溶液をこのカラムの下方より20ml/
hrの速度で注入した。このカラムを120℃に保
ち、定常状態になつたのち、生成液を分析した結
果、メチレン−ビス−(4−フエニルカルバミン
酸エチル)の選択率は80%でポリメチレンポリフ
エニルカルバミン酸エチルの選択率は15%でN−
フエニルカルバミン酸エチルのメチレン化が起つ
ていることがわかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N−フエニルカルバミン酸エステルをメチレ
    ン結合を介して縮合させるに当り、フツ素化カル
    ボン酸樹脂の存在下でメチレン化剤を反応させる
    ことを特徴とするN−フエニルカルバミン酸エス
    テルの縮合方法。 2 フツ素化カルボン酸樹脂がカルボキシル基結
    合炭素原子に少なくとも1個のフツ素原子を有す
    るものである特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 N−フエニルカルバミン酸エステルが、N−
    フエニルカルバミン酸の低級アルキルエステルで
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 メチレン化剤が、ジアルコキシメタン、ホル
    ムアルデヒド、パラホルムアルデヒド及びトリオ
    キサンの中から選ばれた少なくとも1種である特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
JP56056771A 1981-04-15 1981-04-15 Improved method for condensing n-phenylcarbamic acid ester Granted JPS57171953A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56056771A JPS57171953A (en) 1981-04-15 1981-04-15 Improved method for condensing n-phenylcarbamic acid ester

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JP56056771A JPS57171953A (en) 1981-04-15 1981-04-15 Improved method for condensing n-phenylcarbamic acid ester

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57171953A JPS57171953A (en) 1982-10-22
JPS6247177B2 true JPS6247177B2 (ja) 1987-10-06

Family

ID=13036735

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JP56056771A Granted JPS57171953A (en) 1981-04-15 1981-04-15 Improved method for condensing n-phenylcarbamic acid ester

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EP0520377B1 (en) * 1991-06-26 1998-02-25 Lucky Ltd. A process for the selective preparation of 4,4-methylene-bis-(N-phenylalkylcarbamate)

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JPS57171953A (en) 1982-10-22

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